JPH01146150A - 磁気記録再生装置 - Google Patents

磁気記録再生装置

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JPH01146150A
JPH01146150A JP62305032A JP30503287A JPH01146150A JP H01146150 A JPH01146150 A JP H01146150A JP 62305032 A JP62305032 A JP 62305032A JP 30503287 A JP30503287 A JP 30503287A JP H01146150 A JPH01146150 A JP H01146150A
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Junji Soga
曽我 順二
Tadashi Kunihira
宰司 國平
Yutaka Ota
豊 太田
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はオート・トラッキング機能を有する磁気記録再
生装置に関し、特にマイクロプロセッサを用いて容易に
低コストで実現する装置を提供するものである。
従来の技術 近年、マイクロプロセッサの普及は目ざましく、多くの
家庭用電気製品に使われるようになってきている。家庭
用のビデオテープレコーダ(以後、VTRと略記する)
においても例外ではなく、カセットから磁気テープを引
き出して回転ヘッドに巻き付けるローディングメカニズ
ムのコントロールや、タイマを組み合わせた番組予約な
どのシステムの中心部に積極的にマイクロプロセッサが
用いられている。しかしながら、回転ヘッドを駆動する
シリンダモータや磁気テープを定速走行させるキャプス
タンモータの精密な回転制御装置では複雑な判断動作や
検出信号の迅速な処理が必要となるためにマイクロプロ
セッサを使わずに専用のハードウェアに依存してきた。
第10図は従来のVTRの再生時におけるサーボ機構の
構成を示すブロック図であって、回転へ7ド8を駆動す
るシリンダモータ2と、そのシリンダモータ2の回転速
度を検出する第1の周波数発電機3と、前記シリンダモ
ータ2の回転位相を検出する位相検出器4と、前記第1
の周波数発電機3の出力信号の基準周期に対する誤差を
検出する第1の周波数弁別器40と、基準信号発生器4
2と、前記位相検出器4より得られる回転位相信号と前
記基準信号発生器42より得られる再生基準信号との位
相誤差を検出する第1の位相比較器41と、その第1の
位相比較器41の位相誤差出力と前記第1の周波数弁別
器40の速度誤差出力とを混合する第1の加算器43と
、第1の増幅器44と、シリンダモータ2を駆動する第
1の駆動回路12と、磁気テープを定速走行させるキャ
プスタンモータ6と、そのキャプスタンモータ6の回転
速度を検出する第2の周波数発電機7と、磁気テープ1
の下端に記録されているコントロール信号を検出するコ
ントロールヘッド5と、前記第2の周波数発電機7の出
力信号の基準周期に対する誤差を検出する第2の周波数
弁別器45と、前記基準信号発生器42の出力信号によ
りトリガされ可変抵抗器50により遅延時間が可変する
トラッキングモノマルチ回路46と、前記コントロール
ヘッド5より得られるコントロール信号と、前記トラッ
キングモノマルチ回路46の出力信号との位相誤差を検
出する第2の位相比較器47と、その第2の位相比較器
47の位相誤差出力と、前記第2の周波数弁別器45の
速度誤差出力との混合する第2の加算器48と、第2の
増幅器49と、キャプスタンモータ6を駆動する第2の
駆動回路13によって構成されている。
以上のように構成されたVTRについて、第10図の構
成図と、第11図(al〜(幻に示した主要部のタイミ
ングチャートによりその動作を簡単に説明する。
第11図(alは第10図の基準信号発生器42の出力
波形であり、この信号がVTRの再生時の基準信号とし
て、前記第1の位相比較器41と、前記トラッキングモ
ノマルチ回路46に供給される。
第11図(blの台形波信号は前記第1の位相比較器4
1の内部波形であり、第11図(alの立ち上がりエツ
ジでトリガされたシリンダモータの位相基準信号であっ
て、第10図の位相検出器4より得られる回転位相信号
つまり第11図(C1の立ち下がりエツジにより、サン
プリングされ、そのホールド信号(図示せず)と、第1
0図の第1の周波数弁別器40より得られる速度誤差信
号とを第1の加算器43で混合され、第1の増幅器44
を介して第1の駆動回路12に供給される。したがって
シリンダモータつまり回転ヘッド8は第11図(alの
基準信号に位相同期して回転する。
第11図(d+は第10図のトラッキングモノマルチ回
路46内のコンデンサ(図示せず)の充放電波形であり
、第11図(a)の立ち上がりエツジによりトリガされ
、第1O図の可変抵抗器50で時定数を変化させること
により、その遅延時間を可変することができる。
第11図te>はトラッキングモノマルチ回路46の出
力波形であり、第11図(flの台形波信号は第10図
の第2の位相比較器47の内部波形であり、第11図(
elの立ち下がりエツジによりトリガされたキャプスタ
ンモータの位相基準信号であって、第10図のコントロ
ールヘッド5より得られる再生コントロール信号つまり
第11図(幻の立ち上がりエツジによりサンプリングさ
れ、そのホールド信号(図示せず)と、第10図の第2
の周波数弁別器45より得られる速度誤差信号とを第2
の加算器48で混合され第2の増幅器49を介して第2
の駆動回路13に供給される。したがってキャプスタン
モータ6は第11図(alの基準信号を位相シフトした
第11図(81のトラッキングモノマルチ回路46の出
力信号に位相同期して回転する。
以上により、VTRの再生時には、前記回転ヘッド8と
再生コントロール信号(第11図(10)を位相同期さ
せることにより、前記回転ヘッド8が磁気テープ1上に
記録されたトランクを最良にトラッキングすることにな
る。
発明が解決しようとする問題点 磁気テープ上に記録されたトランクのフォーマ7トに互
換があれば、前記可変抵抗器5oは固定抵抗器でよいの
であるが、温度変化等の環境変化により磁気テープが伸
縮したり、またメカニズム上の誤差の発生した他のVT
Rで記録したテープを再生する場合には、再生時のトラ
ッキング状態、つまり回転ヘッドと再生コントロール信
号の位相関係を変更する必要が発生する。そのために第
10図の可変抵抗器50は必要である。さらに、この可
変抵抗器はユーザーに解放するために、クリック点付き
ボリュームにする必要がある。
−iに、クリック点付きボリュームのクリック点での抵
抗値はバラツキがあり、そのバラツキを補正するために
、もう1つ可変抵抗器が必要となる。したがって、従来
のVTRでは、トラッキングをとるために調整ボリュー
ムが必要となるばかりでなく、操作性つまり使い勝手と
しても改善の必要がある。
問題点を解決するための手段 上述した問題点を解決するために本発明の磁気記録再生
装置は、被周波数変調波信号が回転ヘッドにより記録さ
れ、かつ、一定周期のコントロール信号がコントロール
ヘッドにより記録された記録済記録媒体の既記録信号の
再生時に、前記回転ヘッドの回転位相を示す、ヘッド切
り換え信号と再生された上記コントロール信号との位相
差の基準位相に対する誤差を検出し、その誤差信号に基
づいて前記記録済記録媒体の走行用モータの回転を制御
する磁気記録再生装置であって、前記基準位相を可変す
るトラッキング可変手段と、前記記録済記録媒体より再
生された前記被周波数変調波信号に基づいた信号を前記
ヘッド切り換え信号と各々一定位相でサンプリングする
サンプリング手段と、前記トラッキング可変手段により
基準位相を一定間隔で可変させた時の前記サンプリング
手段により得られる複数のサンプリングデータを連続し
て格納する第一の格納手段と、前記複数のサンプリング
データの累積平均をとる演算手段と、前記演算手段によ
り得られた値を格納する第二の格納手段と、前記第一の
格納手段により連続して格納されたデータ群と前記第二
の格納手段により格納された値とを比較する比較手段と
、前記第二の格納手段により格納された値と前記第一の
格納手段により格納されたデータ群を格納された順番に
前記比較手段により比較し初めて前記第二の格納手段に
より格納された値より大きいことを検出する検出手段と
、前記検出手段により検出したサンプリングポイントを
選択する選択手段と、前記選択手段により得られたサン
プリングデータに対する前記トラッキング可変手段の基
準位相を取り込むデータ格納手段と、前記データ格納手
段に格納された基準位相を最終の基準位相として前記ト
ラッキング可変手段に送出する手段とを具備している。
作用 本発明では上述した構成によって、温度変化等の環境変
化により磁気テープが伸縮したり、またメカニズム上の
誤差の発生した他のVTRで記録した、いわゆる互換性
の劣化したテープに対しても安定したオート・トラッキ
ング機能を実現する磁気記録再生装置を得ることができ
る。
実施例 以下、本発明の一実施例について図面を参照しながら説
明する。
第1図は本発明の一実施例におけるオート・トラッキン
グ機能を有するVTRの構成図を示したものであり、映
像信号と音声信号のそれぞれを記録再生する2対の回転
へラド8,9を駆動するシリンダモータ2と、テープ1
を定速走行させるキャプスタンモータ6とを制御すると
ともに、オート・トラッキング機能を実現するマイクロ
プロセッサ10と、そのマイクロプロセッサ10がら第
1のアナログ信号出力端子27を介して出力される信号
によりシリンダモータ2を駆動させる第1の駆動回路1
2と、前記マイクロプロセッサ1゜から第2のアナログ
信号出力端子28を介して出力される信号によりキャプ
スタンモータ6を駆動させる第2の駆動回路13と、前
記回転ヘッド8゜9より得られる再生エンベロープ信号
をそれぞれ増幅する増幅回路14.16と、増幅された
再生エンベロープ信号をピーク検波する検波回路15゜
17と、その検波回路15.17の検波出力が入力され
、検波回路17により音声信号の記録のを無を検出する
信号により制御される、すなわち音声信号が記録されて
いない、あるいは音声信号のレベルがある一定値以下の
場合には上記検波回路15の出力を、音声信号が記録さ
れている場合には上記検波回路17の出力を選択するス
イッチ回路18と、そのスイッチ回路18の出力を前記
マイクロプロセッサ10から第3のアナログ信号出力端
子26を介して出力される信号とが入力されるコンパレ
ータ19とにより全体が構成され、前記マイクロプロセ
ッサ10の入力端子21〜25には、第1の周波数発電
m3と第1の位相検出器4とコントロールへラド5と第
2の周波数発電機7と前記コンパレータ19の出力が接
続されている。
前記マイクロプロセッサ10の内部は、データを格納す
るためのレジスタ100およびランダムアクセスメモリ
(図中ではRAMなる略記号で示されている、以下、R
AMと略記する)200と、デジタルデータの算術およ
び論理演算を実行する16ビツトの演算器(図中ではA
LUなる略記号で示されている、以下、ALUと略記す
る)300と、逐次実行すべき命令を格納し、その命令
に基づいてコントロールバス450を介して前記レジス
タ100およびRAM200と前記A t、 U300
の動作をコントロールする命令実行回路(図中において
はPLAなる略記号で示されている)400と、クロッ
ク端子20に印加される基準クロック信号をダウンカウ
ントする17ビツトのタイムベースカウンタ(図中では
TBCなる略記号で示されている)500と、カウンタ
バス550を介して前記タイムベースカウンタ500の
カウントデータが供給され、その出力データが前記レジ
スタ100、前記RAM200.前記ALU300に接
続されるデータバス600に送出されるキャプチャレジ
スタプロツク(図中ではCAPREGなる略記号で示さ
れている)700と、第1〜第5の入力端子21,22
,23,24.25に印加され、それぞれ異なった発生
源を持つ6種類のキャプチャ記号のエツジが到来したと
きに前記タイムベースカウンタ500のカウントデータ
を前記キャプチャレジスタブロック700に転送するキ
ャプチャコントローラ(図中ではCAPTRCTRLな
る略記号で示されている)800を備えている。
また、前記クロック端子20に印加される基準クロック
信号はタイミングジェネレータ(図中ではTGなる略記
号で示されている)900を介して前記命令実行回路4
00に供給され、前記データバス600には読み出し専
用のメモリ (図中ではROMなる略記号で示されてい
る、以下ROMと略記する)1000.I10ポート1
100゜第1のDA変換器1200.第2のDA変換器
1300、第3のDA変換器1400が接続され、さら
に、前記RAM200および前記ROMlooOはそれ
ぞれアドレスデコーダ250.1050を有している。
なお、前記キャプチャコントローラ800と前1己キヤ
ブチヤレジスタフ゛ロフク700は、キャプチャ信号の
エツジが到来したときに前記タイムベ−スカウンタ50
0から最小分解精度が命令の実行サイクルよりも高いカ
ウントデータを取り込み、前記命令実行回路400から
の特定の命令によってその結果を前記ALU300もし
くは前記レジスタ100あるいは前記RAM200に送
出するキャプチャ回路を構成している。
以上のように構成されたVTRについて、第1図に示し
た構成図と、第2図に示したキャプチャコントローラ8
00の具体的な構成図ならびに第3図に示した主要部の
タイミングチャートによりその動作を説明する。
まず、第2図は第1図のキャプチャコントローラ800
の具体的な構成例を示した論理回路図であり、第1〜第
5の入力端子21.22,23゜24.25には同一構
成のコントロールユニット810〜850が接続されて
おり、そのコントロールユニット810〜850はそれ
ぞれ共通の基準クロック入力端子801とキャプチャレ
ジスタブロック700へのデータ転送りロック入力端子
802を有し、さらに、個別のリセット信号811〜8
51と、個別のフラグ出力端子812〜852と、個別
のデータ転送端子813〜853を有している。
次に、第3図は第1図の第3のDA変換器1400とコ
ンパレータ11ならびに第2図に示したキャプチャコン
トローラ800を構成するコントロールユニット850
とキャプチャレジスタブロック700によって構成され
たAD変換機構の動作を説明するためのタイミングチャ
ートを示したもので、第3図(A)は第1図のクロック
端子20に印加されるクロック信号波形、第3図(B)
は第3図(A)の信号波形を分周した信号波形であり、
この信号が基準クロック信号として第2図の基準クロッ
ク入力端子801に供給される。
また、第3図(C)はマスタースレイブ形式のフリップ
フロップを単位ステージとする同期カウンタによって構
成されるタイムベースカウンタ500のカウントクロッ
ク信号波形を示したものであり、その矢印を付したリー
ディングエツジ(前縁)において各単位ステージのフリ
ップフロップのマスク一部の出力が変化し、トレイリン
グエツジ(後縁)においてスレイブ部の出力が変化する
第3図(D)は第3図(A)および(B)の信号波形か
ら作り出されるデータ転送用のクロック信号波形を示し
たもので、第2図のデータ転送りロック入力端子802
に供給される。
さらに第3図(E)は第1図のコンパレータ11の非反
転入力端子に印加される第3のDA変換器1400のア
ナログ出力信号であり、第3図(F)は第1図の検波回
路10より出力される再生エンベロニブ信号のピーク検
波信号と第3図(E)の信号を前記コンパレータ11に
よって比較した出力信号である。
さて、第2図の第5の入力端子25に第3図(F)に示
した信号波形が印加されると、そのリーディングエツジ
が到来した後、基準クロック入力端子801のレベルが
「1」に移行した時点においてNANDゲート854の
出力レベルが第3図(G)に示すごとく「1」に移行し
、さらに、前記基準クロック入力端子801のレベルが
rOJに移行した時点においてNANDゲート855の
出力レベルが第3図(H)に示すごとく「1」に移行し
、続いて前記基準クロック入力端子801のレベルが再
び「1」に移行すると、NANDゲート856の出力レ
ベルが第3図(1)に示すごとく、「1」に移行する。
前記NANDゲート854,855゜856はいずれも
対になる別のNANDゲートと双安定回路を構成してい
るので、出力レベルが「1」に移行すると別のNAND
ゲート側にリセット信号が印加されるまではその状態を
保持するが、前記NANDゲート856の出力レベルが
rlJに移行した時点で、対になるNANDゲート85
7の出力レベルがrOJに移行し、ANDゲート858
の出力レベルもrOJに移行するので、前記NANDゲ
ー)854.855の出力レベルは「0」に戻る。
このようにして、第5の入力端子25に外部信号のリー
ディングエツジが到来すると、第2のデータ転送端子8
53にはNANDゲート859を介して第3図(J)に
示すような信号波形が送出され、この信号によって第1
図のタイムベースカウンタ500からキャプチャレジス
タブロック700へのカウントデータの転送が行われる
すなわち、第3図(P)の信号波形において、そのレベ
ルが「0」から「1」に移行するタイミングは第1図の
検波回路10の出力信号の電位に依存するので、キャプ
チャレジスタブロック700に転送されるタイムベース
カウンタ500のカウントデータもまた前記検波回路1
0の出力信号の電位に依存することになる。
なお、前記NANDゲート856の出力信号はフラグ出
力端子852に送出されて、前記タイムベースカウンタ
500のカウントデータの転送が行われたことを示すキ
ャプチャフラグ信号として利用され、リセット端子85
1にはこのキャプチャフラグがセットされていることを
ソフトウェア(プログラム)によって確認された後にリ
セット信号が印加される。
次に、第4図はキャプチャレジスタブロック700の具
体例を示した構成図であり、各々のデータ入力端子がそ
れぞれDo端子〜D7端子に接続され、データ出力端子
がQ1端子〜Q8端子に接続された8個のメモリセルに
よって構成された単位レジスタ750と、データ入力端
子がそれぞれDo端子〜D15端子に接続され、データ
出力端子がQ1端子〜Q16端子に接続された16個の
メモリセルによって構成された単位レジスタ740.7
30と、データ入力端子がそれぞれD1端子〜D16端
子に接続され、データ出力端子がQ1端子〜Q16端子
に接続された16個のメモリセルによって構成された単
位レジスタ720゜710によって全体を構成している
なお、各単位レジスタ710〜750はそれぞれ2個の
コントロール信号入力端子を存し、読み込み端子711
〜751にはそれぞれ第2図に示したキャプチャコント
ローラ800からのデータ転送信号が印加され、セレク
ト端子712〜752には命令実行回路400のプログ
ラム格納エリアに格納された特定の読みだし命令によっ
て各単位レジスタの出力側をアクティブ状態にして、デ
ータ出力用のQ1端子〜Q16端子を介して第1図のデ
ータバス600に読み出すためのセレクト信号が印加さ
れる。
さて、第4図の読み込み端子751には第2図のデータ
転送端子853からの転送制御信号が供給されて、単位
レジスタ750にタイムベースカウンタ500の8ビツ
ト分のカウントデータが転送されるわけであるが、第1
図に示した本発明の実施例では、変換するためのスキャ
ンカウンタと変換結果を格納するレジスタにはキャプチ
ャ回路として用意されている機構を利用しているために
ハードウェアの負担がかなり軽くなる。
ところで、第4図において単位レジスタ730〜750
のデータ入力端子とデータ出力端子の接続位置が1ビツ
ト分だけシフトしているが、これは次のような理由によ
る。
まず、8ビツトの単位レジスタ750の入力部には第1
図のDA変換器1400に供給されるものと同じ8ビツ
トのカウントデータが供給されるが、サンプリングレー
トを高めるために前記DA変換器1400ならびに単位
レジスタ750にはよりLSB (最下位ビット)に近
いタイムベースカウンタ500のカウントデータを供給
する方が望ましい。
また単位レジスタ730〜740については外部信号の
エツジの取り込みタイミングの分解能を高めるためにタ
イムベースカウンタ500のLSBと単位レジスタのL
SBを一致させているが、単位レジスタ710〜720
については前記単位レジスタ730〜740と同じビッ
ト数で2倍のインターバルまで一度に処理できるように
データの入力端子を1ビツト分だけ左シフトさせている
このような単位レジスタ730〜740のビットシフト
構成により、たとえば、基準クロック信号の周波数を2
MHzに選定したとき単位レジスタ730〜740から
は500nsの分解能を有するカウントデータが得られ
、一方、単位レジスタ710〜720からは1usec
の分解能を有するカウントデータが得られるので30H
z程度の周波数を有する外部信号の到来周期を一度の処
理で計測することができる。
以上のように構成されたオート・トラッキング機能を有
するVTRについて第1図に示した構成図と第5図から
第8図までに示した動作フローチャートと動作波形図に
よりその動作を説明する。
第5図は磁気テープに記録されたコントロール信号のリ
ーディングエツジが到来したときに得られるカウントデ
ータを磁気テープの走行位相検出データとして処理して
キャプスタンモータ6を動作させる制御手段つまりキャ
プスタンモータ6の再生時の位相制御を第1図のマイク
ロプロセッサ10に内蔵されたプログラムによって実現
した一例を示すフローチャートである。
第5図のフローチャートについて第11図の従来のVT
Rの動作波形図を参照しながら説明する。
第5図の処理ブロック451,453とブランチ452
によりVTRの再生時の基準信号つまり第11図Nに相
当する信号を作成しており、処理ブロック453内のR
EFとTRMは定数であって、それぞれ基準信号の操り
返し周期と、トラッキングシフタ量の中心値であり、メ
モリ1には次の基準信号のリーディングエツジに相当す
るカウント値つまり第11図Nの立ち上がりエツジに相
当する時刻が、メモリ2にはトラッキングシフタ量つま
り第11図Rの立ち下がりエツジに相当する時刻が書き
込まれる。
メモリ3は、後で詳しく説明するが、オート・トラッキ
ング機能のためにトラッキングシック量の中心値からの
変化量が書き込まれている。
次に処理ブロック454.456とブランチ455によ
りキャプスタンモータの位相基準信号つまり第11図S
に相当する台形波信号を作成しており、処理ブロック4
54とブランチ455では、第1図のタイムベースカウ
ンタ500のカウント値が、メモリ2に書き込まれたト
ラッキングシック量を越えていないかどうかを判別し、
もし越えていれば処理ブロック456において再生コン
トロール信号の到来の有無をチエツクするNLフラグを
リセット(未到来を示す)し、さらにメモリ4に第11
Tj!Jsの台形波信号の高レベル(以下、Hレベルと
略記する)期間と傾斜区間の境界点に相当するカウント
値が書き込まれる。したがって処理ブロック456内の
TPZはHレベル期間に相当する定数である。
次にブランチ457において再生コントロール信号が到
来したか否かをチエツクする。これは第1図のマイクロ
プロセッサIOの第3の入力端子23に印加される再生
コントロール信号のリーディングエツジにおいて、キャ
プチャコントローラ800がキャプチャレジスタブロッ
ク700にタイムベースカウンタ500のカウント値を
転送したことを示すCTLフラグがセントされているか
否かを調べることにより実行できる。もしCTLフラグ
がセットされていれば、次に処理ブロック45Bに進み
、第1図のレジスタ100のアキュムレータ(以後、A
ccと略記する)を介してレジスフファイルつまり第1
図のキャプチャレジスタブロック700にラッチされた
カウント値をメモリ5に転送している。
そしてブランチ459で前記NLフラグをチエツクした
後、処理ブロック460.ブランチ461により、コン
トロール信号が到来した時刻がメモリ4に書かれている
時刻つまり第11図SのHレベル区間と傾斜区間の境界
点より早いのかどうかを判別している。もし、是であれ
ば処理ブロック463に進み、Aceに第11図SのH
レベルに相当する値をセントし、否であれば処理ブロフ
ク462に進む。
処理ブロック462とブランチ464により今度はコン
トロール信号の到来時刻が、第11図Sの傾斜区間を過
ぎているか否かをチエ、りしている、処理ブロック46
2内のKEI SHAは第11図Sの傾斜区間に相当す
るカウント値(定数)である、そしてもし傾斜区間を過
ぎていれば、処理ブロック465に進み、Accに第1
1図Sの台形波信号の低レベル(以下、Lレベルと略記
する)に相当する値をセットする。
そして次に処理ブロック469,470により、Ace
に残された位相誤差に相当する値はメモリ6に書き込ま
れ、前記NLフラグはセットされる。
前記ブランチ457においてコントロール信号が未到来
であれば、すなわちCTLフラグがセットされていなけ
れば、処理ブロック466とブランチ467により、タ
イムベースカウンタ500のカウント値が、第11図S
の傾斜区間とLレベル区間の境界点に相当する時刻を過
ぎていないかをチエツクし、もし是であれば処理ブロッ
ク46日においてAceに第11図SのLレベルに相当
する値をセットし、前記処理ブロック469に進む。
以上により、キャプスタンモータ6の位相制御が施され
ている。
次にオート・トラッキング動作について第6図と第8図
のフローチャートと第7図の動作波形図を用いて説明す
る。
第6図は第1図の回転ヘッド8または9より得られる再
生エンベロープ信号を増幅回路14または16で増幅し
、検波回路15または17でピーク検波した信号を上述
したキャプチャ回路とDA変換器とコンパレータにより
AD変換したデジタルデータをメモリに取り込む手段を
第1図のマイクロプロセッサ10に内蔵されたプログラ
ムによって実現した一例を示すフローチャートである。
第7図+8)はシリンダモータに取り付けられた1対の
上記回転ヘッド8または9のヘッド切り換え信号であり
第7図山)はその回転ヘッド8または9より得られる再
生エンベロープ信号であり第7図(C1はその信号を上
記検波回路15または17によりピーク検波された信号
を示したものである。つまり第7図(C1の信号が第1
図のコンパレータ19の反転入力端子に印加される信号
であり、上記説明したようにキャプチャコントローラ8
00.キャプチャレジスタブロック700等によりその
信号はAD変換される。
第6図のブランチ401,405,410は、RAMつ
まりメモリ上に設定した状態変数Aの値に応じてフロー
(流れ)を分岐させる処理である。
まずA−0の時はブランチ401により処理ブロック4
02に進み、第1図の!10ポート1100に入力され
るヘッド切り換え信号(H3W、第7図(al、以下、
H3W信号と略記する)の信号レベルをAceに取り込
んだ後、前記H3W信号がLOWレベルであることを検
出して処理ブロック404により状態変数Aを1にする
A−1のときはブランチ405により処理ブロック40
6に進み、前記H3W信号の信号レベルをACCに取り
込み、ブランチ407においてH3W信号の立ち上がり
エツジを検出して処理ブロック408に進み、約8mS
後を検出するために、タイマをセットする。これは第7
図(blに示したエンベロープ信号を見てもわかるよう
に、回転ヘッドより得られるエンベロープ信号出力はヘ
ッドのバラツキや記録トラックの非直線性等により一定
でないために、エンベロープ出力の比較するポイントを
常に同じ位置、つまりH3W信号の立ち上がりエツジよ
り約8mS後とするためのものである。
またタイマセットについては、第1図のタイムベースカ
ウンタ500を使うか、あるいはプログラム上のある特
定の命令を何回通過したかにより行なうソフトカウンタ
を使って実現する。
次に処理ブロック409に進み、状態変数Aを2にイン
クリメントする。
A−2のときはブランチ410により処理ブロック41
1にジャンプし、A−1のときにセントしたタイマがカ
ウント完了したか否かを判別する。
もし是であれば処理ブロック412に進み、第3図、第
4図で説明したように再生エンベロープ信号のピーク検
波した信号(第7図(C))をAD変換したデジタル値
が取り込まれたレジスタファイルつまり第1図のキャプ
チャレジスタブロック700にラッチされたカウント値
をメモリ7に転送している。
つまりメモリ7にはH3W信号の立ち上がりエツジから
約8mS後(第7図のR1,R2)のレジスタファイル
のデータが取り込まれる0次に処理ブロック413にお
いて状態変数AはOにリセットされる。
以上のフローを繰り返すことにより、常にH3W信号の
立ち上がりエツジより一定時間後のエンベロープ信号の
振幅レベルをメモリに取り込むことができる。
次にオート・トラッキングのメインフローについて第8
図のフローチャートを用いて説明する。
まずブランチ414はオート・トラッキング実行中か否
かを判別し、もし是であれば、ブランチ418に進み、
否であればブランチ415に進む。
ブランチ415ではVTRが記録モードか再生モードか
を判別し、再生モードでブランチ416へ進み、ここで
は第1図の第1のスイッチ回路31がユーザーによって
押されたか否かを判別し、もし是であれば(スイッチO
Nであれば)、処理ブロック417に進み、メモリ上に
設定した変数Bとメモリ6、メモリ3をクリアし、変数
Cにシフト回数をセントし、ブランチ418に進む、ま
たブランチ415とブランチ416において否であれば
、次のプログラムに移る。
次に状態変数Bの値に応じてブランチ418゜421.
428.436によってフローが分岐される。
まずBが0のときはブランチ418により処理ブロック
419に進み、第6図のフローの処理ブロック412に
おいて、再生エンベロープ信号の振幅レベルが取り込ま
れたメモリ7のデータをAccに転送し、再びメモリ6
に格納する。そして次に処理ブロック420において状
態変数Bが1にインクリメントされる。
Bが1のときはブランチ421により処理ブロック42
2に進み、トラッキングシック量を1msシフトするた
めに第5図の説明で述べたメモリ3のデータにトラッキ
ング量1msに相当する値をマイナスする。
そして処理ブロック423に進み、変数りを2にセット
し、処理ブロック424で変数Cの値を1だけデクリメ
ントし、ブランチ425において変数Cの値が1になっ
たかどうかを判別し、是であれば処理ブロック427に
おいて状態変数Bを3にセントし、否であれば処理ブロ
ック426において状態変数Bを2にセットする。
Bが2のときはブランチ428により処理ブロック42
9に進み、変数りを1だけデクリメントし、次にブラン
チ430において変数りがOであるかを判別している。
つまり、変数りを用いて、前記処理ブロック423,4
29とブランチ430によりソフトタイマを実現してお
り、プログラムが処理ブロック429を2回通過するの
に要する時間遅延させていることになる。これは、処理
ブロック422においてトラッキングシフタ量をIms
シフトした後に第1図のキャプスタンモータ6が位相引
き込みを完了するまでに時間を要するためである。
そして所定時間を過ぎた後に処理ブロック431に進み
、トラッキングシフタ量変更後のH3W信号の立ち上が
りエツジより約8mS後、つまり第7図のRにおける再
生エンベロープの振幅レベルが第6図のフローにより取
り込まれたメモリ7のデータとその時のトラッキングシ
ック量メモリ3のデータをメモリ30から順番にすべて
のサンプリングデータを格納する。次に処理ブロック4
32では、メモリ7のデータと処理ブロック419にお
いてトラッキングシフタ量変更前のH3W信号の立ち上
がりエツジより約8mS後の再生エンベロープ信号の振
幅レベルが取り込んであるメモリ6のデータとの差をと
っている。
そしてブランチ433においてAccに残った値が正か
負を判別している。もし正であれば、つまりトラッキン
グシフタ量変更後のエンベロープ信号レベルの方が大で
あれば、処理ブロック434により、トラッキングシフ
タ量変更前後の再生エンベロープ信号の振幅レベルの平
均をメモリ6に転送する。
次に処理ブロック435において状態変数Bは1にセッ
トされる。
第9図は、3倍録画テープの再生時にトラッキング量を
可変させた時のトラッキングシフタ量とエンベロープ信
号の振幅レベルとの関係を示したグラフである。3倍録
画テープの場合、標準録画テープよりトラック幅は狭く
なっているが共に同じ幅のヘッドを使用しているため再
生エンベロープ信号レベルが第9図に示すような平坦部
を持った波形になる。また画質やSN比から検討すると
第9図のクリック点付近すなわち平坦になり始めたポイ
ントが最良点となる。したがって、3倍録画テープにお
いて処理ブロック436,437゜438.439,4
40により最良のトラッキング位置が得られる。
Bが3のときはブランチ436により処理ブロック43
7に進み、処理ブロック°437とブランチ438で、
計算された値が格納されているメモ+76とトラッキン
グシフタ量を変化させていった時のサンプリングデータ
が格納されているメモリのデータとの差を格納された順
番に求め、データがメモリ6の値より大きくなった時に
処理ブロック439へ移る。
次に処理ブロック439において、処理ブロック437
とブランチ438で選択されたデータを与えたトラッキ
ングシフタ量が格納されているメモリからメモリ3に転
送する。そして処理ブロック449において変数B、 
C,オートトラッキング実行中フラグはクリアされる。
以上のフローにより、トラッキングシフタ量を1msず
つシフトしてゆき、その都度再生エンベロープ信号レベ
ルを格納し同時に全データの累積平均を求め格納する0
次に格納された平均値と各々のデータとの比較を格納し
た順番に行い、データが平均値より大きくなったときの
トラッキングシック量を最終のトラッキングシック量と
することができる。
発明の効果 本発明のオート・トラッキング機能を有する磁気記録再
生装置は以上の説明からも明らかなように、被周波数変
調波信号が回転ヘッドにより記録され、かつ、一定周期
のコントロール信号がコントロールヘッドにより記録さ
れた記録済記録媒体(実施例では磁気テープ1で表現さ
れている)の既記録信号の再生時に、前記回転ヘッドの
回転位相を示すヘッド切り換え信号(H3W信号)と再
生された上記コントロール信号との位相差の基準位相に
対する誤差を検出(実施例においては第5図のフローチ
ャートによって位相制御手段が構成されている)し、そ
の誤差信号に基づいて前記記録済記録媒体の走行用モー
タ(実施例ではキャプスタンモータ6で表現されている
)の回転を制御する磁気記録再生装置であって、前記基
準位相を可変するトラッキング可変手段(実施例におい
ては第8図の処理ブロック424によってトラッキング
可変手段が構成されている)と、前記記録済記録媒体よ
り再生された前記被周波数変調波信号(実施例では再生
エンベロープ信号で表現されている)に基づいた信号(
実施例では検波信号で表現されている)を前記ヘッド切
り換え信号と各々一定位相でサンプリングするサンプリ
ング手段(実施例では第6図のフローチャートによって
サンプリング手段が構成されている)と、前記トラッキ
ング可変手段により基準位相を一定間隔で可変させた時
の前記サンプリング手段により得られた複数のサンプリ
ングデータを連続して格納する第一の格納手段(実施例
では第8図の処理ブロック431で構成されている)と
、前記複数のサンプリングデータの累積平均をとる演算
手段(実施例では第8図の処理ブロック434で構成さ
れている)と、前記演算手段により得られた値を格納す
る第二の格納手段(実施例では第8図の処理ブロック4
34で構成されている)と、前記第一の格納手段により
連続して格納されたデータ群と前記第二の格納手段によ
り格納された値とを比較する比較手段(実施例では第8
図の処理ブロック437とブランチ438で構成されて
いる)と、前記第二の格納手段により格納された値と前
記第一の格納手段により格納されたデータ群を格納され
た順番に前記比較手段により比較し初めて前記第二の格
納手段により格納された値より大きいことを検出する検
出手段(実施例では第8図の処理ブロック437,43
9、ブランチ438で構成されている)と、前記検出手
段により検出したサンプリングポイントを選択する選択
手段(実施例では第8図の処理ブロック439で構成さ
れている)と、前記選択手段により得られたサンプリン
グポイントに対する前記トラッキング可変手段の基準位
相を取り込むデータ格納手段(実施例では第8図の処理
ブロック431で構成されている)と、前記データ格納
手段に格納された基準位相を最終の基準位相として前記
トラッキング可変手段に送出する手段(実施例では第8
図の処理ブロック439で構成されている)とを具備し
たことを特徴とするものであり、温度変化等の環境変化
により磁気テープが伸縮したり、またメカニズム上の誤
差の発生した他のVTRで記録した、いわゆる互換性の
劣化したテープに対しても安定したオート・トラッキン
グ機能を実現する磁気記録再生装置を得ることができる
。もちろん、従来のVTRのような調整ボリュームを必
要としないので操作性の向上も実現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるオート・トラッキン
グ機能を有する磁気記録再生装置の構成図、第2図は第
1図のキャプチャコントローラ800の具体的な論理回
路図、第3図は第2図の回路動作を説明するタイミング
チャート、第4図はキャプチャレジスタブロックTOO
の構成図、第5図、第6図、第8図は第1図の主要部の
動作を示すフローチャート、第7図は第6図のフローチ
ャートを説明するためのタイミングチャート、第9図は
トラッキングシフタ量と再生エンベロープ信号レベルの
関係を示すグラフ、第10図は従来のVTRの再生時に
おけるサーボ機構の構成を示すブロック図、第11図は
第10図の主要部の動作を説明するためのタイミングチ
ャートである。 1・・・・・・磁気テープ、2・・・・・・シリンダモ
ータ、6・・・・・・キャプスタンモータ、19・・・
・・・コンパレータ、100・・・・・・レジスタ、2
00・・・・・・RAM、300・・・・・・ALU、
400・・・・・・命令実行手段、500・・・・・・
タイムベースカウンタ、700・・・・・・キャプチャ
レジスタコントローラ、800・・・・・・キャプチャ
コントローラ、1000・・・・・・ROM、1400
・・・・・・DA変換器。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 はか1基筒 2 図 第9図 にラック丁”L ((msec1 40−  察14周J飲A方巻 4l−7ln4を猪+rJl!Ji− 45−−−%a 41JB11*IL 4ト味ラヅキシプそノフルチ 47”−1さ−き4イに邦tr4す≧1149・・−)
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Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 被周波数変調波信号が回転ヘッドにより記録され、かつ
    、一定周期のコントロール信号がコントロールヘッドに
    より記録された記録済記録媒体の既記録信号の再生時に
    、前記回転ヘッドの回転位相を示すヘッド切り換え信号
    と再生された上記コントロール信号との位相差の基準位
    相に対する誤差を検出し、その誤差信号に基づいて前記
    記録済記録媒体の走行用モータの回転を制御する磁気記
    録再生装置において、前記基準位相を可変するトラッキ
    ング可変手段と、前記記録済記録媒体より再生された前
    記被周波数変調波信号に基づいた信号を前記ヘッド切り
    換え信号と一定位相でサンプリングするサンプリング手
    段と、前記トラッキング可変手段により基準位相を一定
    間隔で可変させた時の前記サンプリング手段により得ら
    れる複数のサンプリングデータを連続して格納する第一
    の格納手段と、前記複数のサンプリングデータの累積平
    均をとる演算手段と、前記演算手段により得られた値を
    格納する第二の格納手段と、前記第一の格納手段により
    連続して格納されたデータ群と前記第二の格納手段によ
    り格納された値とを比較する比較手段と、前記第二の格
    納手段により格納された値と前記第一の格納手段により
    格納されたデータ群を格納された順番に前記比較手段に
    より比較し初めて前記第二の格納手段により格納された
    値より大きいことを検出する検出手段と、前記検出手段
    により検出したサンプリングポイントを選択する選択手
    段と、前記選択手段により得られたサンプリングポイン
    トに対する前記トラッキング可変手段の基準位相を取り
    込むデータ格納手段と、前記データ格納手段に格納され
    た基準位相を最終の基準位相として前記トラッキング可
    変手段に送出する手段とを具備してなる磁気記録再生装
    置。
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