JPH01180859A - 4−アミノ−1−ハロ−2−ブタノールおよびその製造法 - Google Patents

4−アミノ−1−ハロ−2−ブタノールおよびその製造法

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JPH01180859A
JPH01180859A JP477888A JP477888A JPH01180859A JP H01180859 A JPH01180859 A JP H01180859A JP 477888 A JP477888 A JP 477888A JP 477888 A JP477888 A JP 477888A JP H01180859 A JPH01180859 A JP H01180859A
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JP
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amino
butanol
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halo
acid
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JP477888A
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English (en)
Inventor
Shinobu Iriuchijima
入内島 忍
Takahito Masuda
隆仁 増田
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Denka Co Ltd
Original Assignee
Denki Kagaku Kogyo KK
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  • Low-Molecular Organic Synthesis Reactions Using Catalysts (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は医薬などの原料として有用な6−ピロリジノー
ル(特開昭62−246551号公報〕に変換可能な新
規化合物4−アミノ−1−ノ・ロー2−ブタノールおよ
びその製造法に関する。
〔従来の技術〕
従来、3−ピロリジノールは、(1)リンゴ酸を還元し
て得られる1、2.4−ブタントリオールに塩化メタン
スルホニルを反応させて2−ヒドロキシ−1,4−ビス
(メタンスルホニルオキシ)ブタンとした後、アンモニ
アを反応させて閉環する方法(%開昭60−10406
1号公報)、(2)リンゴ酸にベンジルアミンを反応さ
せた後、水素化リチウムアルミニウムで還元してN−ベ
ンジル−6−ピロリジノールとし、次いで脱ベンジルす
る方法〔5ynthetic Commun、、 15
 、587 (1985)]、によって合成されていた
〔発明が解決しようとする課題〕
これらの従来法は、いずれも工程か長くしかも完全無水
条件を必要とする強い還元反応を使わなければならず、
製造法としては適当でない。本発明はこれらの欠点を克
服するためになされたものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の第一は、式〔■〕    OH (式中、XはCIまたはBrである) で表わされる4−アミノ−1−ノ・ロー2−ブタノール
である。
また、本発明の第二は、式CID    OH (式中、XはCJまたばBrTある9 で表わされる4−)・ロー3−ピドロキシプタンニトリ
ルを還元することを特徴とする式CD   OH (式中、XはCIまたはBrである) で表わされる4−アミノ−1−ノ・ロー2−ブタノール
の製造法である。
本発明の4−アミノ−1−ノ・ロー2−ブタノールには
、(R8)体、(R)体訃よび(S)体の三種があるカ
、Zff”lの4−ノ・ロー6−ヒトロキシブタンニト
リルとしてそれぞれ(R8)体、(R)体または(S)
体を用いることによって、いずれの種類でも製造するこ
とができる。(R8)−および(R) −4−・・ロー
6−ヒトロキシブタンニトリルの合成法は知られている
C J、Amer、 Chem、 Soc、、 52 
、 3167(1930)、特開昭57−165352
号公報および特開昭62−212356号公報〕。また
、(S) −4−クロロ−6−ヒトロキシブタンニトリ
ルti、例えば、(1)特開昭57−165352号公
報の実施例正報(g)の方法を、特開昭60−2090
49号公報の(S) −3−クロロ−2−ヒドロキシプ
ロピルp−トルエンスルホナートKJ用する方法または
(2](S)−エビクロロヒドリンと胃酸の反応によっ
て合成できる。
本発明の方法を英施するに邑っては還元条件の確立が必
須であ勺、水素化アルミニウムリチウム、水素化ホウ素
ナトリウム・塩化コバルト、ボラン類などの様な金属ヒ
ドリドによる還元反応訃よびパラジウム、白金の様な貴
金属触媒ならびにう不−ニッケル、ラネーコバルトの様
なラネー系触媒を用いる接触水素化反応か適用できる。
金属ヒドリドによる還元の様に塩基性ないし中性の条件
下でr/′i還元に続いて更に反応が進行して6−ピロ
リジノールが生成する可能性があシ、純度良く本発明化
合物を得るためには、酸性条件下でパラジウム、白金の
様な貴金属触媒を用いる方法が好ましい。また、溶媒の
使用が望ましく、金属ヒドリドの場合は、テトラヒドロ
フラン、ジオキサン、エーテルの様なエーテル系溶媒、
メタノール、エタノールの様なアルコール系溶媒を適宜
使いわける。責金城触媒の場合には、メタノール、エタ
ノールの様なアルコール系溶媒または含水アルコール系
溶媒、必要に応じ塩酸、硫酸、酢寂の様な酸を加えて何
なう。う不一系触媒の場合はメタノール、エタノールの
様なアルコール系溶媒を用い得る。
以下、実施例および参考例によp本発明を更に説明する
〔実施例〕
実施例 5%パラジウム炭素粉末(0,5g)をとシ、メタノー
ル(20ml)、4−クロロ−6−ヒトロキシブタンニ
トリル(1,2g、10mモル)および濁塩酸(1,2
m1)を加え、やや陽圧の水素雰囲気下で攪拌した。水
素吸収が停止する壕で約4時間攪拌した。濾紙で濾過し
メタノールで洗いこんだ。
濾液を濃縮した。氷絢物をメタノールに溶かし再び濃縮
し真空乾燥して油状物質(1,6g)を得た。
この油状物質(0,4g)をアセトン/エタノール(9
9:1)に浴かしシリカケゞルクロマトグラ7 イー 
ヲ行なった。アセトン/エタノール(98:2)で解出
、分散、磯縮し、4−アミノ−1−クロロ−2−ブタノ
ール塩酸塩(0,5g)を得た。
核磁気共鳴スペクトル(D20)δ(内部標準:6−(
トリメチルシリル)プロパンスルホン酸ナトリウム)’
 1.90 (2H,m)、3.15 (2H,t。
JニアH2)、6.60(2H,A E part o
f ABXsystem、J=1)+  6x  4H
z)、 4.05(1H+m)。シリカグゞル博層クロ
マトグラフィー、Rf値約0.5(展開溶媒:エタノー
ル/酢e9:1)。
上記反応で得られた油状物質(0,4,9)をピリジン
(3ml)に溶かし、塩化ベンゾイル(1,24F、8
’8mモルつを加えて30分攪拌した後、50℃で2時
間攪拌した。反応後、水を加えて1時間攪拌した。析出
した結晶を分は取し、酢酸エチルに浴かし布億酸、次い
で希炭酸水素ナトリウム水溶液で洗浄した。有機膚を脱
水、濃縮した。
濃縮物をトルエンに溶かし、シリカケゞルクロマトグラ
フイーを行ない、トルエン/酢酸エチル(99゜1)で
浴出、分散、濃縮してN−ベンゾイル−4−アミノ−1
−クロロ−2−ブチルヘンシアー) (0,35El 
)を白色結晶として得た。酢酸エチル/トルエン/石油
エーテルから再結晶した。
mp1)5〜1)6°C h 外稼吸e スヘクト/L、 vN1)Joユz−1
:3330゜1715.1630,1538,1450
゜1270.12500 核磁気共鳴スペクトル(CDC)3)δ: 2.1 (
2H。
m)、3.25 (I H,m )、3.73 (2H
,d。
J=5H2)、3.87 (I H,m )、5.38
(IH。
m)、6.9(IH,brs)、7.4(6H,m)、
7.75(2H,m)、8.0(2H,m)。
元累分析値:実測値: c、65.0; H,5,3;
 N、4.2%。
C]8Hコ9CJNO3として 計算値: C,65,2; H,5,5; N、4.2
%。
以上よシ、不発明の′FiI71質は新規物質である4
−アミノ−1−ノ・ロー2−ブタノールであることを確
認した。
嘗考例 実施例の反応によって得られた油状物質(1,6P、q
Omモル)にメタノール(50罰)および炭酸ナトリウ
ム(1,1g、10nnモル)全加工、至温で1時間攪
拌した。
6−ピロリジノール(アルドリッチ社試薬)を用い、ガ
スクロマトグラフィー(TenaXGC/8o、φ3+
utxO,5m0力ラム温度:120°C,2m1n。
16°C/minで昇温)で反応液の定量を行なったと
ころ、6−ピロリジノールが0.534 g(4−クロ
ロ−6−ビトロキシブタンニトリルカラ61チ収率)生
成していた。
〔発明の効果〕
本発明の4−アミノ−1−ノ・ロー2−ブタノールを用
い九は医薬などの原料として重要な6−ピロリジノール
が容易に製造できる。
特許出願人 電気化学工業株式会社

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 (式中、XはClまたはBrである) で表わされる4−アミノ−1−ハロ−2−ブタノール。
  2. (2)式〔II〕 ▲数式、化学式、表等があります▼〔II〕 (式中、XはClまたはBrである) で表わされる4−ハロ−3−ヒドロキシブタンニトリル
    を還元することを特徴とする式〔 I 〕▲数式、化学式
    、表等があります▼〔 I 〕 (式中、XはClまたはBrである) で表わされる4−アミノ−1−ハロ−2−ブタノールの
    製造法。
JP477888A 1988-01-14 1988-01-14 4−アミノ−1−ハロ−2−ブタノールおよびその製造法 Pending JPH01180859A (ja)

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