JPH01179836A

JPH01179836A - 湯水混合装置

Info

Publication number: JPH01179836A
Application number: JP33318087A
Authority: JP
Inventors: Osamu Tsutsui; 修筒井; Hisato Haraga; 久人原賀; Hidehiko Kuwabara; 桑原　英彦; Hirobumi Takeuchi; 博文竹内; Shingo Tanaka; 田中　真吾; Shinji Shibata; 信次柴田
Original assignee: Toto Ltd
Current assignee: Toto Ltd
Priority date: 1987-12-29
Filing date: 1987-12-29
Publication date: 1989-07-17

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は、混合湯水の温度を、湯側流路・水側流路・混
合湯水流路内の温度・流量・圧力を検出して制御するこ
とを特徴とする湯水混合装置に関する。

（ロ）従来の技術従来の湯水混合装置の混合温度一定コントロールは、第
５図に示すように、湯側流路１ａと水側流路１ｂに設け
た湯側バルブ１ｃと水側バルブ１ｄと、両バルブｌｃ、
　ｌｄを駆動するバルブ駆動装置１ｅとからなる温度調
節バルブ１の後に連設した混合湯水流路Ｆに流量センサ
２や温度センサ３等を設け、この流量センサ２や温度セ
ンサ３等から混合湯水の温度を一定にするためフィード
バック信号を制御器４に取り入れ、温度調節バルブ１の
モータ駆動をＰＩＤ制御により実施し、温度一定コント
ロールを行っている。

なお、図中、５は制御器４を操作するための操作盤、６
は温度調節バルブ１の上流側に配設し、吐出金具流路７
とシャワー流路８に選択的に混合湯水を供給する流量調
節・止水・切換バルブである。

（ハ）発明が解決しようとする問題点しかし、かかる従来の湯水混合装置にょる湯温制御は、
未だ、以下の問題点を有していた。

即ち、使用中において、何らかの原因で上記湯側流路１
ａ、水側流路１ｂ及び混合湯水流路Ｆ内の温度、流量が
急変する場合が考えられる。

しかるに、上記従来の湯温混合装置における湯温制御は
、専ら混合湯水の出湯温度Ｔｍを測定し、同出湯温度Ｔ
ｍと設定温度Ｔｓとの温度偏差のみに基づいてＰＩＤ制
御を行うものであるため、かかる温度や流量の急変に対
しては十分に対処することができず、そのため、使用者
は適温の混合湯水をｆｌることができず、使用者に不快
感を抱かせるだりでなく、シャワー時等には火傷事故を
起こすことにもなっていた。

本発明は、上記問題点を解決することができる湯水混合
装置を提供することを目的とする。

（ニ）問題点を解決するための手段本発明は、湯側流路と水側流路とを湯水混合比を可変と
する温度調節ハルツを介して混合湯水流路と連通連結し
た湯水混合装置において、上記いずれかの流路内の温度
、流量、圧力の少なくともいずれかが急変した場合に、
異常信号を発生ずる信号発生装置を具備することを特徴
とする湯水混合装置に係るものである。

（ホ）作用及び効果上記した構成により、本発明は、以下の効果を奏する。

即ち、湯側流路、水側流路又は混合湯水流路において、
温度、流量、圧力の少なくともいずれかが急変した場合
、信号発生装置に異常信号を発生させるように構成した
ので、可視可聴の警報により異常状態を迅速に発見する
ことができる。

また、その後、自動的に、或いは、操作ボタン等を押し
て、湯側流量調整弁を単独で閉じる、又は湯側流量調整
弁と水側流量調整弁ともに閉じる、あるいは切換バルブ
を駆動して混合湯水の流れを、シャワーから吐出口金具
や浴槽に迅速に切り換えることによって、使用者の不快
感を解消でき、かつ火傷事故等も確実に防止することが
できる。

（へ）実施例以下、添付図に示す実施例に基づいて、本発明を具体的
に説明する。

第１図に、本発明に係る湯水混合装置Ａの概念的全体構
成を示しており、図中、１０．１１は湯側流路と水側流
路であり、両流路１０．１１にば、それぞれ流量調整弁
１２．１３が設けられている。そして、両流路１０．１
１間には、モータ等の弁駆動装置１４が介設されており
、同弁駆動装置１４によって流Ｎ調整弁１２．１３を駆
動・開閉して、上流側に位置する混合湯水流路１５に混
合湯水を流すことができるとともに、弁開閉度を変える
ことによって湯と水の混合比を変え、温度調節を行うこ
とができる。

なお、上記構成において、流量調整弁１２．１３及び弁
駆動装置１４とによって、温度調節バルブＢが形成され
ることになる。

また、混合湯水流路１５の下流側は、それぞれ吐出金具
流路１６とシャワー流路１７とに分岐しており、分岐部
には、切換弁１８．１９が設げられており、両切換弁１
．８，１．９は、モータ等の弁駆動装置２０によって駆
動され、混合湯水のシャワーもしくは吐出金具への選択
・流Ｎ調整・止水を行うことができる。

なお、切換弁１８．１９及び弁駆動装置２ｏによって、
流量調整・止水・切換バルブＣが形成されることになる
。

さらに、第１図において、２１と２２は、それぞれ、混
合湯水流路１５に設けた温度センサと流量センサであり
、混合湯水流路１５内を流れる混合湯水の出湯温度Ｔｍ
及び／又は出湯流量Ｏｍを検出し、その検出出力に基づ
いて制御器２３は適当な駆動出力を発生して温度調節バ
ルブＢを駆動し、同駆動によって、混合湯水の温度調節
を図ることができる。

また、上記構成において、温度調節バルブＢは、同バル
ブＢの一次側（上流側）をなす湯側流路１０及び水側流
路１１と、同バルブの二次側（下流側）をなす混合湯水
流路１５との間の水圧の圧力変化ΔＮ、△Ｐ２を検出す
る湯側・水側圧力センサ２５．２６（以下、圧カセンザ
２５，２６とする）の検出出力によっても駆動可能とし
ている。

即ち、かかる圧カセンザ２５，２６は、それぞれ、流量
調節弁１２．１３を上下流域間に設けたバイパス回路２
７．２８に取付けられており、それぞれ、上下流域間の
差圧ΔＰＩ（＝　ＰＩ−Ｐ３）及びΔＰ２（＝　Ｐ２−
Ｐ３）を検出することができる。

なお、ここで、Ｐｌ：湯側流路１０の一次側圧力、Ｐ２
：水側流路１１の一次側圧力、Ｐ３：混合湯水流路の二
次側圧力である。

そして、かかる圧力センサ２５，２６によって検出され
た検出出力に基づいても、制御器２３を作動することか
でき、同制御器２３の作動によって、温度調節バルブＢ
を駆動して、給湯と給水の混合比を変え、混合湯水の温
度を設定温度に調節することができる。

また、第１図において、２４は制御器２３と連絡する操
作盤であり、同操作盤２４上には、開始・停止ボタンａ
、温度設定ボタンｂ、切換ボタンＣ等が設けられており
、これらを操作することによって、制御器２３や温度調
節バルブＢを作動可能な状態とするとともに、弁駆動装
置２０を駆動して、シャワー流路１７と吐出金具流路１
６の流路選択等を行うことができる。

また、第２図及び第３図に、上記した湯水混合装置Ａの
具体的構成を示す。

しかして、本実施例は、上記構成において、湯側流路１
０、水側流路１１、混合湯水流路１５のいずれかの流路
内において、給水、給湯又は混合湯水の温度、流量、圧
力の少なくともいずれかが何らかの原因によって急変し
た場合に異常信号を発生する信号発生装置３０を具備す
ることを特徴とする。

即ち、第１図に示すように、制御器２３には信号発生装
置３０が接続されており、同信号発生装置３０には、信
号発生装置３０によって発生した異常信号によって駆動
される可視可聴の警報装置３１が接続されている。

なお、かかる可視可聴の警報装置３１としては、点滅す
る警報ランプや、ブザー或いは「アツイデスヨ」等の合
成音をだす音声装置等が考えられる。

また、その後、信号発生装置３０からの異常信号によっ
て、自動的に、或いは、開始・停止ボタンａを押して、
温度調節バルブＢを駆動し、湯側流路１１を絞る或いは
閉塞することができ、或いは、流量調整・止水・切換バ
ルブＣを迅速に駆動して混合湯水の流れを、シャワーか
ら吐出口金具や浴槽に迅速に切り換えることによって、
使用者の不快感や解消でき、かつ火傷事故等も確実に防
止することかできる。

以下、上記構成を有する湯水混合装置Ａによる湯温制御
を、第４図に示すフローチャートを参照して説明する。

操作盤２４上の開始・停止ボタンを押して、制御器２３
．各種センサ、各種駆動装置を初期状態にする（１００
）。

なお、温度設定ホタンａを押して、設定温度Ｔｓを予め
設定する（Ｌｏｔ）。

その後、温度センサ２１、流量センサ２２及び圧力セン
サ２５，２６が、それぞれ出湯温度Ｔｍ、出湯流量Ｑｍ
、湯側流路１０と水側流路１１の水圧ＰＬ、Ｐ２を検出
する（１０２）　（１０３）　（１０４）。

そして、この検出値に基づいてＰＩＤ制御を行い、湯温
を可及的に設定温度Ｔｓに近づける制御を行う（１０５
）　　。

なお、第４図のステップ（１０５）において、Ｋは比例
ゲインを示す。

かかる通常制御において、何らかの原因によって、出湯
温度が急変した場合、即ち、温度センサ２１によって測
定した出湯温度Ｔｍとその直前に測定して記憶させてい
た測定温度Ｔｏとの温度偏差の微分値（Ｔｍ−Ｔｏ／Δ
ｔ）を演算し、同演算値が設定値Ｘより大である場合は
、混合湯水の温度が急変したと判断して（１０６）　、
制御器２３に接続した信号発生装置３０に異常信号を発
生させることができる（１０７）。

さらに、この異常信号によって警報装置３１が作動して
、上述したように、使用者に適切な対応措置を取らせる
ことができる（１０８）。

同様に、流量センサ２２によって連続的に測定した流量
Ｑｍと、微小時間Δを前に測定した流量００との流量偏
差の微分値（Ｑｍ−Ｇｏ／Δｔ）を演算し、同演算値が
設定値ｙより大である場合は、混合湯水の流量が急変し
たと判断して（１０６）　、信号発生装置２５に異常信
号を発生させて（１０７）　、この異常信号によって警
報装置３１を作動させることができる（１０８）。

さらに、同様に、圧力センサ２５．２６によって連続的
に測定した圧力偏差ΔＰ１．八Ｐ２の微分値（ΔＰ１．
／Δｔ、ΔＰｉ／Δｔ）を演算し、同演算値が設定値２
より大である場合は、給湯または給水の圧力が急変した
と判断して（１０６）　、信号発生装置２５を異常信号
を発生させ（１，０７）　、この異常信号によって警報
装置３１を作動させることができる（１０８）。

以上述べてきた如く、本実施例は、以下の効果を奏する
。

即ち、湯側流路１０、水側流路１１、混合湯水流路１５
のいずれかの流路内において、給水、給湯又は混合湯水
の温度、流量、圧力の少な（ともいずれかが何らかの原
因によって急変した場合であっても、信号発生装置３０
に異常信号を迅速に発生させて可視可聴の警報装置３１
を作動することができ、使用者の不快感を除去でき、危
険を未然に防止することができる。

なお、図示しないが、例えば、温度偏差のみに着目して
、設定温度Ｔｓから一定以上または一定以下に上限温度
Ｔｕ、下限温度Ｔｃｌを設定しておき、出湯温度Ｔｍが
この上限温度Ｔｕ、下限温度Ｔｄより突出する場合にの
み、上記信号発生装置３ｏに異常信号を出力させるよう
にすることもできる。

さらに、温度偏差のみならず、流量偏差、圧力偏差につ
いても同様である。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る湯水混合装置の概念的構成説明図
、第２図は同湯水混合装置の具体的実施例の一部断面正
面図、第３図は第２図Ｉ−１線による横断面図、第４図
は湯水混合装置の作動を説明するフローチャート、第５
図は従来の湯水混合装置の概念的構成説明図である。図中、Ａ：湯水混合装置Ｂｏｉ１度調節バルブ

Claims

【特許請求の範囲】１、湯側流路（１０）と水側流路（１１）とを、湯水混
合比を可変とする温度調節バルブ（Ｂ）を介して混合湯
水流路（１５）と連通連結した湯水混合装置において、上記いずれかの流路（１０）（１１）（１５）内の温度
、流量、圧力の少なくともいずれかが急変した場合に、
異常信号を発生する信号発生装置（３０）を具備するこ
とを特徴とする湯水混合装置。