JPH07146001A - 給湯制御装置 - Google Patents

給湯制御装置

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JPH07146001A
JPH07146001A JP6180079A JP18007994A JPH07146001A JP H07146001 A JPH07146001 A JP H07146001A JP 6180079 A JP6180079 A JP 6180079A JP 18007994 A JP18007994 A JP 18007994A JP H07146001 A JPH07146001 A JP H07146001A
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hot water
water
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heating
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JP6180079A
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Yukio Nagaoka
行夫 長岡
Hiroaki Yonekubo
寛明 米久保
Yoshio Yamamoto
芳雄 山本
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 給湯装置の湯温制御性を向上させる。 【構成】 給湯制御器25は出湯温度検出器17と出湯
温度設定部26の偏差信号によって加熱装置24の加熱
量を調節すると共に、偏差信号の時間微分値を演算する
湯温変化速度演算部28aの信号が所定範囲外のとき水
量調節弁11の開度を変化させ混合比を調節し、偏差信
号が所定範囲内に制御された後、水量調節弁11を調節
前の開度に復帰させ、再給湯時などの過渡的な湯温変化
を小さくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は瞬間式給湯装置の給湯温
度制御に関するもので、加熱量と水量を自動的に制御し
て温度制御を行なうものである。
【0002】
【従来の技術】瞬間式給湯装置で加熱入力を調節すると
共に水量も自動的に調節することは既に知られている。
第1図は従来例を示したもので、センサAによって出湯
温度を検出し、制御回路Bでガス比例弁Cと水量調節弁
Dをそれぞれ制御し、バーナEによって加熱される熱交
換器Fの出湯温度を制御するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図3に示
す従来例では以下のような問題点がある。すなわち水量
の変化によって生じる湯温の急激な変化に対し、バーナ
Eの燃焼量を調節あるいは熱交換器Fの水量を調節して
も熱交換器Fの熱容量による時間遅れを生じるため、急
激な温度変化には効果が小さい。特に給湯後の再給湯時
における後沸きによる高温出湯や加熱遅れによる低温出
湯には効果がなく、使用者にとっては不快であるばかり
でなく、火傷の危険さえ生じる。
【0004】本発明はかかる欠点を除去したもので、給
湯装置の湯温制御性を向上させ、特に水量急変や後沸き
による急激な湯温変化に対しても出湯温度を設定温度と
等しく制御することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、熱交換器水路をバイパスするバイパス路に
水量調節弁を設け、熱交換器出口の湯とバイパス路の水
との混合した温度を出湯温度検出器で検出し、この出湯
温度検出器と出湯温度設定との信号を比較し、加熱装置
の加熱量を調節すると共に水量調節弁によって偏差信号
の変化速度が所定範囲外のときバイパス水量を変化させ
混合比を調整し、偏差信号が所定範囲内に制御された
後、水量調節弁を調節前の開度に復帰させるものであ
る。
【0006】
【作用】本発明は上記手段によって混合比の調整で出湯
温度で制御するものである。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例について図面に基づき
説明する。
【0008】図1において、1は水量制御器で水は流入
路2から弁室3に入り、制御弁4と制御孔5との隙間を
通って一次室6に流入する。7は制御弁4と共動するダ
イヤフラムでその他面側は二次室8を形成し、二次室8
には制御スプリング9があって一次室6側へ付勢してい
る。一次室6に流入した水はベンチュリ管10と水量調
節弁11に分流し、ベンチュリ管10の低圧部の圧力は
連通孔12へ導かれて二次室8と連通する。ベンチュリ
管10を通過した水は熱交換器13で加熱されて出湯管
14へ供給され、調節弁11からのバイパス路15と混
合部16で合流し、混合された湯温は出湯温度検出器1
7で検出される、水量調節弁11は弁孔18を有し、ギ
ヤ19とモータ20からなる駆動装置21によって駆動
され、バイパス路15の水量を調節する。一方ガスは、
ガス供給路22より加熱制御器23を通って加熱装置2
4で燃焼し熱交換器13を加熱する。25は給湯制御器
で出湯温度検出器17の信号を受けて演算し、駆動装置
21と加熱制御器23に出力する。
【0009】図2に示す制御ブロック線図において、給
湯制御器25は出湯温度設定部26と加熱制御部27と
水量制御部28から構成され、水量制御部28には、湯
温偏差を時間微分して、変化速度を求める湯温変化速度
演算部28aと、駆動制御部28bとがある。出湯温度
制御は可変抵抗器などで構成される出湯温度設定部26
と出湯温度検出器17のそれぞれの信号が加熱制御部2
7で演算され、その偏差信号は公知のPID制御によっ
て加熱制御器23を駆動し、加熱装置24の発熱量を加
減することによって出湯温度を一定にする。水量制御は
出湯温度設定部26と出湯温度演出器17の偏差信号の
変化速度を湯温変化速度演算部28aで演算し、偏差信
号の大きさや偏差信号の変化速度の大きさに応じて駆動
制御部28bへ信号を送出し、駆動装置21を駆動す
る。
【0010】次に動作について説明する。図1は通水が
開始されると、水量制御器1へ流入した水はベンチュリ
管10を通過して熱交換器13へ流入するものと、水量
調節弁11からバイパス路15へ流入するものとに分流
し、混合部16で再び合流する。水量調節弁11は外部
から設定された適当な開度を保っている。水が流れたこ
とによってフロースイッチ(図示せず)が作動し、加熱
装置24の燃焼が開始し湯温が上昇する。加熱装置24
で加熱された湯とバイパス路15の加熱されない水とが
混合部16で混合し、その混合湯温は出湯温度検出器1
7で検出される。出湯温度設定に対する出湯温度の偏差
は図2の出湯温度設定部26と出湯温度検出器17のそ
れぞれの信号によって演算される。立上り時には加熱が
まだ十分ではなく、出湯温度が低い方に偏差が大きく、
加熱制御器23を駆動して加熱装置24の加熱量を増加
させると共に、偏差信号を水量制御器28で演算し、駆
動装置21を介して水量調節弁11の開度を小さくして
バイパス路15の水量を減少させて、湯温上昇の速度を
高める。そして、湯温が上昇して設定湯温に近づいたり
あるいは越えた時点で水量調節弁11は徐々に開かれ
る。このようにして出湯温度は設定温度と等しくなる。
この状態から使用者による蛇口の操作あるいは水圧の急
変によって、水量が急変した場合を考える。例えば水量
が急激に減少した場合、熱交換器13とバイパス15へ
の通水量が同じ比率で減少するのでその混合湯温は直に
は変化しないが、その後加熱量は変化していないので熱
交換器13の通水量が減少した分だけ熱交換器13の出
口湯温は急激に上昇し、その結果混合湯温も上昇を始め
る。
【0011】この湯温上昇を出湯温度検出器17で検出
し、加熱制御部27でRID演算を行ない、加熱制御器
23を調節して、加熱装置24の加熱量を急激に減少さ
せる。それと同時に出湯温度の偏差信号を水量制御部2
8で演算し、駆動装置21を作動させ、水量調節弁11
の開度を大きくしてバイパス路15の水量を増加させ、
混合部16での湯温の急上昇を防止する。逆に水量が急
激に増加した場合には水量調節弁11を閉じて、湯温が
低下するのを防ぐ。また設定温度が急に変更された場
合、例えば高温に設定されると偏差が大きくなり、加熱
装置24の加熱量を急激に増加されると同時に水量調節
弁11の開度を小さくしてバイパス路15の水量を減少
させ湯温を素早く上昇させる。逆に急に低温を設定させ
ると、水量調節弁11の開度を大きくして湯温を低下さ
せる。出湯温度の偏差信号に対する水量調節弁11の開
度の調節として次のような方式が考えられる。 湯温の偏差信号の変化速度すなわち時間微分値を湯温
変化速度演算部28aで演算し、偏差の変化速度の大き
さに応じて水量調節弁11を調節する。例えば偏差信号
が高い方へ急激に変化している場合には、偏差の時間微
分値が大きく、その微分値にある比例定数を乗じた演算
結果によって駆動装置21を駆動して水量調節弁11を
大きく開き湯温を低下させる。 湯温の偏差信号の変化速度すなわち時間微分値を変
化、速度演算部28aで演算し、その変化速度の大きさ
に応じて水量調節弁11の開度を調節すると共にモータ
20の回転速度も同時に変化させる。例えば偏差信号が
高い方へ急激に変化している場合には、上記12の制御
に加え偏差の時間微分値に応じてモータ20を回転速度
を大きくし、急激に湯温を低下させる。
【0012】いずれの方式にせよ水量の急変による湯温
の急激な変化を防ぐことができる。このようにして水量
調節弁11によって過渡的な湯温変化を防ぐと同時に、
加熱装置の加熱量が急激に変化する。しかし熱交換器1
3の出口温度は熱容量による遅れによってゆっくりと変
化するので、水量調節弁11はバイパス比をゆっくり変
化させながら湯温の安定を維持しつつ復帰する。そして
湯温の偏差信号があらかじめ設定された範囲内に安定し
たとき調節前の開度に復帰するようになる。
【0013】また水量調節弁11の復帰する場合のモー
タ20の回転速度は過度的湯温変化を起さないような低
速で駆動すれば、復帰時に生じる水量変化加熱装置24
の加熱量制御による遅い制御で水量吸収することができ
る。
【0014】加熱制御部27のPID制御や制御部28
の水量調節弁11の演算制御はマイクロコンピュータの
プログラムによって容易に行なうことが可能である。
【0015】
【発明の効果】以上述べたように本発明は熱交換器水路
をバイパスするバイパス路に水量調節弁を設け、熱交換
器出口の湯とバイパス路の水との混合した温度を出場温
度検出器で検出し、この出場温度検出器と出湯温度設定
との信号を比較し、加熱装置の加熱量を調節すると共
に、偏差信号の変化速度が所定範囲外のとき前記水量調
節弁の開度を変化させて混合比を調節し、偏差信号が所
定範囲に制御された後、水量調節弁の開度を復帰させる
ので、定常時の湯温制御は高精度な加熱量制御で行なわ
せ、給油使用時の水量急変や再給湯時の後沸きや加熱遅
れによる過渡的な湯温変化を水量調節弁で速やかに安定
させるばかりでなく、使用開始時の立上りや湯温設定変
更時にも素速く湯温を安定させることができる。さらに
湯温安定後は水量調節弁の開度が復帰するので給湯量も
安定させることができる。また熱交換器をバイパスする
通路に水量調節弁を設けたので熱交換器での圧力損失を
増加させることなく大水量の湯を得ることができるなど
の効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における給湯制御装置を示す構
成図
【図2】同装置の制御構成を示すブロック線図
【図3】従来の給湯制御装置の構成図
【符号の説明】
11 水量調節弁 13 熱交換器 15 バイパス路 16 混合部 17 出湯温度検出器 21 駆動装置 24 加熱装置 25 給湯制御器 26 出湯温度設定部 27 加熱制御部 28 水量制御部 28a 湯温変化速度演算部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱装置と、熱交換器と、前記熱交換器へ
    の通水路をバイパスするバイパス路と、前記熱交換器出
    口と前記パイパス路との混合部下流に設けられた出湯温
    度検出器と、前記バイパス路に設けられた水量調節弁
    と、前記水量調節弁の駆動装置と、出湯温度設定部と加
    熱制御部と水量制御部からなる給湯制御器とを備え、給
    湯制御器は前記出湯温度検出器と前記出湯温度設定部の
    偏差信号によって加熱装置の加熱量を調節すると共に、
    偏差信号の時間微分値を演算する湯温変化速度演算部の
    信号が所定範囲外のとき前記水量調節弁の開度を変化さ
    せ混合比を調節し、前記偏差信号が所定範囲内に制御さ
    れた後、前記水量調節弁を調節前の開度に復帰させる給
    湯制御装置。
  2. 【請求項2】湯温変化速度演算部の変化速度信号によっ
    て水量調節弁の調節速度を変化させる請求項1記載の給
    湯制御装置。
JP6180079A 1994-08-01 1994-08-01 給湯制御装置 Expired - Lifetime JP2584196B2 (ja)

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JP2584196B2 JP2584196B2 (ja) 1997-02-19

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017031982A (ja) * 2015-07-28 2017-02-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 湯水混合装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017031982A (ja) * 2015-07-28 2017-02-09 パナソニックIpマネジメント株式会社 湯水混合装置

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