JPH01189433A - 湯水混合装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、高温のシャワー使用時に、予め使用者の使用
意思を確認することができる湯水混合装置に関する。

（ロ）従来の技術 従来の湯水混合装置の混合湯水温度一定コントロールは
、第４図に示すように、湯側流路１ａと水側流路１ｂに
設けた湯側バルブ１ｃと水側バルブｌｄと、両パルプｌ
ｃ、　ｌｄを駆動するバルブ駆動装置１ｅとからなる温
度調節バルブ１の後に連設した混合湯水流路Ｆに温度セ
ンサ２を設け、この温度センサ２から混合湯水の温度を
一定にするため混合湯水検出温度値Ｔｎ＋を制御装置３
に取り入れ、同混合湯水検出温度値Ｔｍを、混合湯水温
度設定器８で設定した混合湯水設定温度値Ｔｓと比較し
て、温度調節バルブ１のモータ駆動をＰＩＤ制御により
実施し、温度一定コントロールを行っている。

また、混合湯水流路Ｆの下方には、流量調節・止水・切
換バルブ５を介してシャワー流路６とカラン流路７が連
通連結されており、同バルブ５を操作することによって
、混合湯水を選択的にシャワー流路６又はカラン流路７
に送出してシャワー又はカランから吐出することができ
る。

なお、図中、４は制御装置３を操作するための操作盤で
あり、混合湯水温度設定器８を具備している。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 しかし、かかる従来の湯水混合装置による湯温制御は、
未だ、以下の問題点を有していた。

即ち、高温の混合湯水をカランから使用中に出湯中に、
一端停止することなく、流量調節・止水・切換バルブ５
を操作して誤ってカラン側流路７からシャワー側流路６
に切換えた際、高温の混合湯水をシャワーから吐出する
ことになり、使用者が火傷するおそれがある。

本発明は、上記問題点を解決することができる湯水混合
装置を提供することを目的とする。

（ニ）問題点を解決するための手段 本発明は、湯側流路と水側流路とを、湯水混合比を可変
とする温度調節バルブを介して混合湯水流路と連通連結
し、かつ混合湯水流路の下流側を切換バルブを介してシ
ャワー流路とカラン流路に連通連結した湯水混合装置に
おいて、混合湯水流路と連通連結する流路を、カラン流
路からシャワー流路に切換えた際、シャワー水の温度検
出値が、制御装置に予め記憶させたシャワー高温側安全
混合湯水温度値より高い場合は、高温表示器を作動させ
、その後、出湯確認ボタンを作動した場合のみシャワー
水の出湯を開始するように構成したことを特徴とする湯
水混合装置に係るものである。

（ホ）作用及び効果 上記した構成により、本発明は、以下の効果を奏する。

即ち、使用に際して、不注意等の原因によって高温でカ
ランを使用中にシャワーに切換えた場合、シャワーが吐
出される前に、まず高温表示器にシャワー水が高温であ
ることを使用者に確認させることができる。そして確認
後、シャワー水の温度を安全な温度に変えたい場合は、
混合湯水温度設定器を操作して適正な温度にすることが
でき、その後、適温の温度のシャワー水を吐出すること
ができる。

従って、使用者は、不注意でシャワーに切換えた場合で
あっても、高温出湯確認の機会をもつことができ、混合
湯水設定温度を変えることができるので、火傷等の不慮
の事故を未然に防止することができる。

浴室の洗浄等を目的として、意識的に高温のシャワー水
を使用したい場合は、出湯確認ボタンを押すことによっ
て出湯を速やかに開始することができる。

（へ）実施例 以下、添付図に示す実施例に基づいて、本発明を具体的
に説明する。

第１図に、本発明に係る湯水混合装置Ａの概念的全体構
成を示しており、図中、１０．１１は湯側流路と水側流
路であり、両流路１０．１１には、それぞれ流量調整弁
１２．１３が設けられている。そして、両流路１０．１
１間には、モータ等の弁駆動装置１４が介設されており
、同弁駆動装置１４によって流量調整弁１２．１３を駆
動・開閉して、上流側に位置する混合湯水流路１５に混
合湯水を流すことができるとともに、弁開閉度を変える
ことによって湯と水の混合比を変え、温度調節を行うこ
とができる。

なお、上記構成において、流量調整弁１２．１３及び弁
駆動装置１４とによって、温度調節バルブＢが形成され
ることになる。

また、混合湯水流路１５の下流側は、それぞれカラン流
路１６とシャワー流路１７とに分岐しており、分岐部に
は、切換弁１８．１９が設けられており、両切換弁１８
．１９は、モータ等の弁駆動装置２０によって駆動され
、混合湯水のシャワーもしくはカランへの選択・流量調
整・止水を行うことができる。

なお、切換弁１８．１９及び弁駆動装置２０によって、
流量調整・止水・切換バルブＣが形成されることになる
。

さらに、第１図において、２１は混合湯水流路１５に設
けた混合湯水温度センサであり、混合湯水流路１５内を
流れる混合湯水の混合湯水検出温度値Ｔｎ＋を検出し、
その混合湯水検出温度値Ｔｍと混合湯水設定温度値Ｔｓ
の温度偏差値に基づいて制御装置２３はＰｒＤ制御を行
い、適当な駆動出力を発生して温度調節バルブＢを駆動
し、同駆動によって、混合湯水の温度調節を図ることが
できる。

また、第１図において、２４は制御装置２３と連絡する
操作盤であり、同操作盤２４上には、開始・停止ボタン
ａ、混合湯水温度設定器ｂ、流Ｎ調整・止水・切換ボタ
ンＣ等が設けられており、これらを操作することによっ
て、制御装置２３や温度調節バルブＢや流量調整・止水
・切換パルプＣを作動可能な状態とするとともに、弁駆
動装置２０を駆動して、シャワー流路１７とカラン流路
１６の流路選択等を行うことができる。

また、第２図に制御装置２３の構成を示しており、図示
するように、制御装置２３は、マイクロプロセッサ２５
と、入出力インターフェース２６．２７　と、温度調節
パルプＢ等をＰＩＤ制御させるに必要なプログラム及び
シャワー高温側安全温度値Ｔｈを記憶させたメモリ２８
とから構成される。

また、第１図及び第２図において、２９は混合湯水検出
温度値Ｔｍがシャワー高温側安全温度値Ｔｈより高い場
合に作動する高温表示器、３０は操作盤２４上に設けた
出湯確認ボタンであり、同出湯確認ボタン３０を押した
場合のみ、出湯が開始されることになる。

なお、高温表示器２９は、可視可聴の警報装置とするこ
とができ、具体的には、点滅する警報ランプや、ブザー
或いは「コウォンノユガデマス」等の合成音をだす音声
装置等が考えられる。

以下、上記構成を有する湯水混合装置Ａにょる湯温制御
を、第３図に示すフローチャートを参照して説明する。

電源を入れて、制御装置２３．各種センサ、各種駆動装
置を初期状態にする（１００）。

混合湯水温度設定器すを押して、混合湯水設定温度値Ｔ
ｓを予め設定する（１０１）。

操作盤２４上の出湯開始・停止ボタンａを押して、出？
＆指示を、制御装置２３に送り（１０２）　、出湯を開
始する（１０３）。

そして、混合湯水温度センサ２１が、混合湯水検出温度
値Ｔｍを検出した（１０４）後、混合湯水検出温度値Ｔ
ｍと混合湯水検出温度値Ｔｓとの温度偏差値（Ｔｍ−Ｔ
ｓ）に基づいてＰＩＤ制御を行い、混合湯水検出温度値
Ｔｍを可及的に混合湯水設定温度値Ｔｓに近づけ、適温
の混合湯水を出湯することができる（１０５）。

その後、流量調整・止水・切換ボタンＣを押してカラン
からの吐出を停止するとともに、動作モードを切り換え
る（１０６）。

そして、動作モードがカラン吐水からシャワー吐水に切
り換わった場合は（１０６い、混合湯水検出温度値Ｔｎ
＋を予め制御装置２３のメモリ２８に記憶させていたシ
ャワー高温側安全温度値Ｔｈと比較し、Ｔｈ＞　Ｔｍの
場合は（１０６ｎ）、そのまま出湯を開始しく１０９）
　、温度差（Ｔｍ−Ｔｓ）に基づいてＰＩＤ制御を行い
、混合湯水検出温度値Ｔｍを可及的に混合湯水設定温度
値Ｔｓに近づけ、適温の混合湯水を出湯することができ
る（１１０）。

しかし、出湯温度Ｔｍがシャワー高温側安全温度値Ｔｈ
より高い場合は（１０８ｙ）、高温表示器２９がオンし
く１１１）　、使用者に出湯されようとしでいる混合湯
水が高温であることを知らせる。

そして、確認後、使用者が出湯確認ボタン３０を押した
場合（Ｉ１２ｙ）は、使用者が高温出湯でもよいことを
確認したことになるので、出湯を開始しく１０９）　、
温度センサ２１が、温度差（Ｔｍ−Ｔｓ）に基づいてＰ
ＩＤ制御を行い、混合湯水検出温度値Ｔｍを可及的に混
合湯水設定温度値Ｔｓに近づけ、適温の混合湯水を出湯
することができる（１１０）。

一方、使用者は出湯確認ボタン３０を押さない場合は、
さらに混合湯水温度設定器すを操作して混合湯水設定温
度値Ｔｓをシャワー高温側安全温度値Ｔｈより低い温度
に設定する（１１３）。

その後、ステップ（１０８）−（１０９）　−（１１０
）を通して！温制御を行い、シャワー水を吐出する。

以上述べてきた如く、本実施例は、以下の効果を奏する
。

即ち、カラン流路１６からシャワー流路１７に使用モー
ドを切り換える場合、混合湯水設定温度値Ｔｓを、不注
言等の原因によって低温側にするのを忘れ、その結果、
混合湯水出ｌ＆を度値Ｔｍがシャワー高温側安全温度値
Ｔｈよりおおきい場合は、まず高温表示器２９によって
シャワー出湯しようとしているシャワー水の出？Ｊｊｉ
　？Ａ速度値高温であることを使用者に確認させること
ができる。そして確認後、シャワー出湯温度をを適正温
度に変えたい場合は、使用者は再度混合湯水温度設定器
すを操作して適正な温度にすることができ、その後、適
温の出湯を開始することができる。

従って、使用者は、不注意で、混合湯水設定温度値Ｔｓ
を変えることなく使用モードをカラン使用からシャワー
使用に切換えた場合であっても、高温出湯確認の機会を
もつことができ、その後、混合湯水設定温度Ｔｓを変え
ることができるので、火傷等の不慮の事故を未然に防止
することができる。

また、シャワー水の出湯温度を、例えば、浴室の洗浄等
のように、意識的に高温設定した場合は、出湯確認ボタ
ン３０を押すことによって出湯を速やかに開始し、洗浄
等を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る湯水混合装置の概念的構成説明図
、第２図は制御装置の構成説明図、第３図は湯水混合装
置の作動を説明するフローチャート、第４図は従来の湯
水混合装置の概念的構成説明図である。 図中、 Ａ：湯水混合装置 Ｂ：温度調節バルブ Ｃ：／Ｍ量調整・止水・切換バルブ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、湯側流路（１０）と水側流路（１１）とを、湯水混
   合比を可変とする温度調節バルブ（Ｂ）を介して混合湯
   水流路（１５）と連通連結し、かつ混合湯水流路（１５
   ）の下流側を切換バルブ（Ｃ）を介してシャワー流路（
   １７）とカラン流路（１６）に連通連結した湯水混合装
   置において、 混合湯水流路（１５）と連通連結する流路を、カラン流
   路（１６）からシャワー流路（１７）に切換えた際、シ
   ャワー水の検出温度値（Ｔｍ）が、制御装置（２３）に
   予め記憶させたシャワー高温側安全温度値（Ｔｈ）より
   高い場合は、高温表示器（２９）を作動させ、その後、
   出湯確認ボタン（３０）を作動した場合のみシャワー水
   の出湯を開始するように構成したことを特徴とする湯水
   混合装置。