JPH01178680A - ドーム屋根の構築方法 - Google Patents

ドーム屋根の構築方法

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JPH01178680A
JPH01178680A JP126288A JP126288A JPH01178680A JP H01178680 A JPH01178680 A JP H01178680A JP 126288 A JP126288 A JP 126288A JP 126288 A JP126288 A JP 126288A JP H01178680 A JPH01178680 A JP H01178680A
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JP
Japan
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lining plate
concrete
pressure
roof
concrete layer
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JP126288A
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Hachiro Kitamura
北村 八郎
Fumio Kamata
文男 鎌田
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Obayashi Corp
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Obayashi Corp
Osaka Gas Co Ltd
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Publication date
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、ドーム状屋根の構築方法に関し、特に、屋
根を構成するコンクリート層にプレストレスを導入する
構築方法に関する。
(従来の技術) 周知のように、LNG、LPGなどの低温液化ガスの貯
蔵用タンク、原子力発電用格納容器などの圧力容器では
、貯蔵物などを収納したときに内部圧力が外圧よりも大
きくなる。
この種の圧力容器は、通常、鉄筋コンクリートで構築さ
れ、円筒状の側壁と、側壁の上端に架設されたドーム状
の屋根とを備えている。
ところで、一般的にコンクリート構造物は、圧縮には強
いが、引張りに弱点かあることが知られているが、上記
圧力容器では、前述したように、内部圧力が外圧よりも
大きくなるので、その側壁。
屋根には引張り力が作用し、これらの部分にひび割れな
どの欠陥が生じ易くなり、圧力容器の耐力。
耐久性に問題が生じる。
そこで、従来は、圧力容器の側壁や屋根にプレストレス
を導入して引張り力に対する補強をしていたが、特に、
ドーム屋根にこれを導入する方法に以下に説明する問題
があった。
(発明が解決しようとする問題点) すなわち、従来の圧力容器の屋根にプレストレスを導入
する方法は、側壁の上端部分に複数のプレストレス導入
ケーブルを環状に配置し、これを緊張することでドーム
屋根に間接的にプレストレスを導入する方法と、屋根に
直接ケーブルを埋設しておき、これを緊張する方法とが
採用されていた。
しかし、これらの方法では、プレストレス導入ケーブル
の配設などに時間かかかり、構造も複雑になり、コスト
かかさむという問題があった。
この発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされた
ものであって、その目的とするところは、比較的簡単な
構成により、打設されたコンクリートか硬化する過程で
プレストレスを導入できる経済的なドーム屋根の構築方
法を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 」二記目的を達成するために、この発明は、立設された
側壁の上端にドーム状の屋根を架設した圧力容器用屋根
の構築方法において、前記屋根をドーム状に屈曲形成さ
れた薄鋼板からなるライニングプレートと、このライニ
ングプレートの上面側に一体的に打設形成されるコンク
リート層とで構成し、前記ライニングプレートを前記側
壁の上端に設置した状態で、前記コンクリート層を打設
するときに、前記ライニングプレートの内側に打設コン
クリートの重量圧以上の圧力を加えながら施工すること
を特徴とする。
この場合、上記ライニングプレートには、上記コンクリ
ート層に埋設されるジベルをその上面側に予め突設して
おくことが望ましい。
(作用) 上記構成のドーム屋根の構築方法によれば、屋根のコン
クリート層を打設する時に、その形粋の一部となるライ
ニングプレートの内側から、打設するコンクリートの重
量圧以上の圧力が加えられているので、ライニングプレ
ートはこの圧力により引張り力が作用しており、この状
態で打設コンクリートが硬化した後に、加圧状態を解除
すれば、コンクリート層にはプレストレスが導入される
また、上記ライニングプレートに予めコンクリート層に
埋設されるジベルを突設しておくと、ライニングプレー
トとコンクリート層との一体性か強化される。
(実施例) 以下、この発明の好適な実施例について添付図面を参照
にして詳細に説明する。
第1図および第2図は、この発明にががるドーム屋根の
構築方法の一実施例を示している。
同図に示す構築方法は、圧力容器、原子力発電用格納容
器を構築する場合に適用したものであって、圧力容器1
0は底版12.側壁14.屋根16とて構築され、内部
は密閉されている。
圧力容器10は、地上、半地下あるいは地中に構築され
、底版12は円盤状に形成されるとともに、側壁14は
上端が開口した円筒状に形成され、その上端には層厚な
屋根16の外周縁を固定支持するためのフランジ部18
か環状に形成されている。
また、屋根16は、中央部分が上方に膨出したドーム状
に形成され、ドーム状に屈曲形成された薄鋼板からなる
ライニングプレート20と、このライニングプレート2
0の上面側に一体的に打設形成されたコンクリート層2
2とから構成され、ライニングプレート20の上面側に
は、打設されるコンクリート層22内に埋設されるジベ
ル24が突設されている。
圧力容器10の構築では、これを例えば地上に設置する
場合には、まず、地盤中に基礎杭を打設して、杭の上端
に底版12を構築する。
次いで、底版12上に形枠を設置して環状の側壁14を
形成する。
しかるのち、屋根16を側壁14のフランジ部18に架
設することになるが、屋根16の施工は以下のようにし
て行われる。
まず、屋根16の下面側を構成するライニングプレート
20は、分割した状態で側壁14内に搬入され、そこで
連結してドーム状に屈曲した形状に形成される。
そして、ジベル24はライニングプレート20の製作時
にその上面側に溶接される。
このようにして側壁14の内部で組立て製作されたライ
ニングプレート20は、例えば、特開昭59−5207
5号公報に開示されているように、ライニングプレート
20の下方から圧気を加え、エアリフトにより側壁14
の上端まで上昇させるか、あるいは、ジヤツキアップ工
法により上昇させ、側壁14のフランジ部18上に位置
させ、その周縁を固定する。
次いで、ライニングプレート20上にコンクリートを打
設してコンクリート層22を形成することになるが、こ
のときにライニングプレート20の内側に圧力Pが導入
される。
導入される圧力Pとしては、打設されるコンクリートの
重量圧よりも大きい圧力であって、より具体的には、コ
ンクリートの重量圧に圧力容器10の設計圧を加えた大
きさである。
そして、圧力Pが導入されると、この状態を維持しつつ
コンクリートの打設が行われ、圧力Pは打設されたコン
クリートが硬化するまで加えられ、コンクリートが硬化
すると、加圧状態が解除され、これによりドーム屋根1
6の架設が終了する。
さて、以上の方法で構築されるドーム屋根16の構築方
法においては、屋根16のコンクリート層22を打設形
成する時に、その形粋の一部としても利用されるライニ
ングプレート20の内側から、打設するコンクリートの
重量圧以上の圧力Pが加えられているので、ライニング
プレート20はこの圧力Pにより引張り力が作用してお
り、この状態で打設コンクリートが硬化した後に、加圧
状態を解除すればライニングプレート20は元の状態に
戻ろうとするので、その上面側にジベル24が埋設され
、ライニングプレート20とともに一体的に形成された
コンクリート層22は、これを圧力容器10の内方に引
き込もうとする力が作用することになり、従来のように
プレストレスケーブルを緊張することなくプレストレス
が導入される。
この場合、コンクリート層22に導入されるプレストレ
スの大きさは、圧力Pの大きさに対応するので、これを
適宜設定することにより任意に変更することができる。
(発明の効果) 以上実施例で説明したように、この発明にかかるドーム
屋根の構築方法によれば、屋根をドーム状に屈曲形成さ
れた薄鋼板からなるライニングプレートと、このライニ
ングプレートの上面側に一体的に打設形成されるコンク
リート層とで構成し、前記ライニングプレートを屋根が
架設される側壁の上端に設置した状態で、前記コンクリ
ート層を打設するときに、前記ライニングプレートの内
側に打設コンクリートの重量圧以上の圧力を加えながら
施工するので、圧力を除去すると自動的にプレストレス
がコンクリート層に導入され、圧力容器の耐力と耐久性
とを経済的に補強できる。
また、上記ライニングプレートに予めコンクリート層に
埋設されるジベルを突設しておくと、ライニングプレー
トとコンクリート層との一体性が強化される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法で構築する圧力容器の一例を示す縦
断面図、第2図は第1図の要部拡大図である。 10・・・・・・・・・・・・圧力容器12・・・・・
・・・・・・・底版 14・・・・・・・・・・・側壁 16・・・・・・・・・・・・屋根 18・・・・・・・・・・・・フランジ部20・・・・
・・・・・・・・ライニングプレート22・・・・・・
・・・・・・コンクリート層特許出願人    大阪瓦
斯株式会社 同        株式会社 大 林 組代 理 人 
     弁理士 −色 健 軸間     同 松木
雅利 第21

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)立設された側壁の上端にドーム状の屋根を架設し
    た圧力容器用屋根の構築方法において、前記屋根をドー
    ム状に屈曲形成された薄鋼板からなるライニングプレー
    トと、このライニングプレートの上面側に一体的に打設
    形成されるコンクリート層とで構成し、前記ライニング
    プレートを前記側壁の上端に設置した状態で、前記コン
    クリート層を打設するときに、前記ライニングプレート
    の内側に打設コンクリートの重量圧以上の圧力を加えな
    がら施工することを特徴とするドーム状屋根の構築方法
  2. (2)上記ライニングプレートには、上記コンクリート
    層に埋設されるジベルが予めその上面側に突設されてい
    ることを特徴とする請求項1記載のドーム状屋根の構築
    方法。
JP63001262A 1988-01-08 1988-01-08 ドーム屋根の構築方法 Expired - Lifetime JPH0672502B2 (ja)

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JPH01178680A true JPH01178680A (ja) 1989-07-14
JPH0672502B2 JPH0672502B2 (ja) 1994-09-14

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WO2019213269A1 (en) 2018-05-01 2019-11-07 Sharkninja Operating Llc Docking station for robotic cleaner
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JPS5898573A (ja) * 1981-12-02 1983-06-11 石川島播磨重工業株式会社 コンクリ−ト製屋根の構築方法
JPS58110758A (ja) * 1981-12-24 1983-07-01 三井建設株式会社 コンクリ−ト製タンクにおけるド−ム屋根の構築工法

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