JPH01176219A - 複合酸化物超電導材料及びその製造方法 - Google Patents

複合酸化物超電導材料及びその製造方法

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JPH01176219A
JPH01176219A JP62333785A JP33378587A JPH01176219A JP H01176219 A JPH01176219 A JP H01176219A JP 62333785 A JP62333785 A JP 62333785A JP 33378587 A JP33378587 A JP 33378587A JP H01176219 A JPH01176219 A JP H01176219A
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ion
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矢津 修示
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/60Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、新規な複合酸化物超電導材料およびその製造
方法に関するものであり、より詳細には臨界電流密度(
Jc)が高い複合酸化物超電導材料とその製造方法に関
するものである。
従来の技術 複合酸化物の超電導材料自体は古くから知られており、
例えば米国特許第3.932.315号には、Ba−P
b−B1−0系の複合酸化物が開示されている。
しかし、この系の複合酸化物の臨界温度はIIK程度で
液体ヘリウムを冷媒として用いなければならない。昨年
(昭和61年4月)に至って、La −Ba −Cu−
0系の複合酸化物の抵抗が35に以下で低下することが
G、Be+jnorzおよびに、AoMullerによ
って示された。さらに、K2NiF、型の結晶構造のL
aBaCu Oaが高い臨界温度の超電導相を構成する
ということが田中昭二達によって示され、本年2月には
C0W、 Chu達によってY−Ba−Cu−0系の超
電導材料が発表されている。
この超電導材料は3層構造のオルソロンピック系のペロ
ブスカイト型結晶構造を有してあり、その組成はBa2
YCu3Ot−xで表される。この材料がなぜ高い臨界
温度Tcを有するのかは現在のところ不明であり、種々
の理論が提案されている段階である。
また、上記のYをそれと同数の電子を有する磁気モーメ
ントが大きく局在している他の希土類元素で置き換えて
も臨界温度Tcがそれ程低下しないということもわかっ
ている(例、北沢 達によるJpn、J、Ap1.Ph
ys、  (26)  4  L339 (1987)
)。
この他、La−3r −Cu −0系等の3元素系複合
酸化物や酸素の一部をフッ素で置換した複合酸化物等の
多数の複合酸化物が高い臨界温度で超電導体となり得る
ことが報告され、高温超電導体による超電導技術の開発
が俄かに促進されようとしている。既に報告されている
これらの複合酸化物のほとんどはペロブスカイト型に類
似した結晶構造を有している。
超電導現象下で物質は完全な反磁性を示し、内部に有限
な定常電流が流れているにも関わらず電位差が現れなく
なる。この超電導現象の応用分野は、MHD発電、電力
送電、電力貯蔵等の電力分野、或いは、磁気浮上列車、
電磁気推進船舶等の動力分野、更に、磁場、高周波、放
射線等の超高感度センサとしてNMR,π中間子治療、
高エネルギー物理実験装置などの計測の分野など極めて
広範な分野にわたっており、更に、ジョセフソン素子に
代表されるエレクトロニクスの分野でも、単に消費電力
の低減のみならず、動作の極めて高速な素子を実現し得
る技術とじて期待されている。
発明が解決しようとする問題点 超電導現象を実際に使用するためには、臨界温度Tcを
上げることの他に、臨界電流密度Jcを上げることが必
要である。一般に実用上必要とされる臨界電流密度Jc
は液体窒素温度(77K)で約1万A/cm”以上であ
るが、上記の複合酸化物系超電導材料で現実に得られる
臨界電流密度Jcは数百〜数千A/cm”でしかない。
本出願人は臨界電流密度Jcを向上させる方法を検討し
た結果、上記酸素欠損ペロブスカイト型結晶構造の複合
酸化物超電導材料の場合にはCu原子を他の原子で置換
することによって臨界電流密度Jcを向上できるという
ことを発見し本発明を完成させた。
従って、本発明の目的は、臨界電流密度Jcの高い複合
酸化物超電導材料とその製造方法を提供することにある
問題点を解決するための手段 即ち、本発明の提供する複合酸化物超電導材料は一般式
: A u B vcuw−X Mx Oy(ただし、
Aは周期律表の■a族に含まれる元素であり、Bは周期
律表のlIIa族に含まれる元素であり、Mはイオンの
クーロンポテンシャルZ/r(ここでZは上記イオンの
価数であり、rは上記イオンのイオン半径である)がC
u 3 ′″のクーロンポテンシャル:5.5よりも大
きい元素であり、u、v、w、xおよびyはそれぞれ0
.5≦u≦3.0.5≦v≦2.2<W≦4.0.1≦
x≦3および6≦y≦8の範囲の数を表す)で示される
組成を主体とし且つ酸素欠損ペロブスカイト型結晶構造
を含むことを特−徴としている。
上記の「主体とし」という表現は超電導材料全体が上記
組成の複合酸化物の他に製造上不可避的に混入する他の
元素を含むということを意味しており、上記の「含む」
という表現は超電導材料全体が上記組成の複合酸化物で
構成されている場合のみならず、その一部に含んでいる
場合をも含むという意味である。すなわち、本発明によ
る超電導材料は上記一般式で表される単結晶あるいは多
結晶のようなその全体が均一なものだけではなく、他の
組成および結晶構造のものを含んでいてもよい。
上記元素AとしてはCa、 Sr、 Ba、 Raが例
示でき、特にBa53rが好ましい。上記元素Bとして
はSc。
Y1アクチニウム系、ランタン系が挙げられ、特にY、
Laおよびランタノイド系元素であるGdXDY。
Ho、 Er5Yb、 Tbが好ましい。上記元素Mは
Ge5v。
Mo、 Ta、 Nb、 B1SSbSMn、 Snお
よびWで表される金属の中から選択される少なくとも一
つの元素であることが好ましい。本発明により製造可能
な超電導材料用の元素の組合せとしては、例えば、Ba
−Y−Cu−M−0、Ba−La −Cu−M−OSS
r −La−Cu−M−0、Ba−No−Cu−M−0
,Ba−Br −Cu−M−OSBa −Gd −Cu
−M−0の組合せ(ここでMはGe、 V、 Mo、T
a、 Nb、 B15Sb、 Mn、 5njjよびW
で表される金属の中から選択される少なくとも一つの元
素)を挙げることができ、これら組成比は上記定義の範
囲内で適宜選択することができる。
上記各元素の組成比(原子比) us V% ”s X
およびyはそれぞれ0.5≦u≦3.0.5≦v≦2.
2<W≦4.0.1≦x≦3および6≦y≦8の範囲に
する。これらの組成比を外れると、複合酸化物超電導材
料となる酸素欠損ペロブスカイト型結晶構造から大幅に
外れて、臨界温度Tcの向上右よび電流密度Jcの向上
が達成できない。上記元素Aと元素Bの組合せとしてY
 −Ba、 La−Ha、 5r−Baの各県を用いた
場合には、これら各県の原子比はそれぞれY/(Y+B
a)の場合には0.06〜0.94であるのが好ましく
、さらには0.1〜0.4であるのが好ましく 、Ba
/ (La+Ba)の場合には0.04〜0.96であ
るのが好ましく、さらには0.08〜0.45であるの
が好ましく 、Sr/ (La+Sr)の場合には0.
03〜0.95の範囲であるのが好ましく、さらには0
.05〜0.1であるのが好ましい。原子比が上記の範
囲からはずれた場合にはいずれも、超電導体の超電導臨
界温度が所望の値とならない。
また、上記元素(A+B)に対する元素(Cu+M)お
よび酸素の原子比はそれぞれt:O,a〜3.0および
1:1〜5の比率にする。このような比率にすることに
よって現在酸化物系超電導体の構造として電子顕微鏡等
の解析で明らかになりつつあるペロブスカイト型、酸素
欠損ペロブスカイト型等の例えばオルソロンピック構造
を有するいわば擬似ペロブスカイト型の結晶構造の複合
酸化物にすることができる。
本発明の第2の対象は上記複合酸化物超電導材料の製造
方法を提供することにある。この方法は周期律表のHa
族に含まれる元素Aと、周期律表のLa族に含まれる元
素Bと、Cuと、イオンのクーロンポテンシャルZ/r
 (ここでZは上記イオンの価数であり、rは上記イオ
ンのイオン半径である)が(u 3 *のクーロンポテ
ンシャル:5.5よりも大きい元素Mとを含む原料粉末
を焼結することを特徴としている。
上記元素Mは、イオン化した状態でのイオンのクーロン
ポテンシャルZ/rが5.5よりも大きい金属元素であ
るGe、 V、 Mo、Ta、 Nb、 Bi、 Sb
、 Mn。
SnおよびWから選択される。これらの元素はイオン化
した状態で、Ge 4 +、VS′″、M06+、7 
a S +、Nb”、Mn←、3 n 4 +、w”″
、B IS +、sb’+等のイオン価数を有する。
上記原料粉末は元素Aと、上記元素Bと、上記Mと、C
uの酸化物、水酸化物、炭酸塩、硫酸塩または硝酸塩に
することができる。この原料粉末は共沈法によって作ら
れた上記元素A、B、MおよびCuを含む沈澱物の乾燥
物であるのが好ましい。
この沈澱物は上記元素A、BおよびCuの金属塩例えば
、硝酸塩等の溶液から沈澱剤、例えばシニウ酸を用いて
共沈させることができる。
さらに、焼結する前に、この沈澱物の乾燥粉末を850
〜950℃の温度で酸素含有雰囲気下で12時間以上熱
処理するのが好ましい。
実際には、焼結は一般に約400℃から約1100℃の
間の温度、好ましくは800〜950℃の温度で6時間
以上の時間行うのが好ましく、この焼結の前に仮焼結を
行い、得られた仮焼結体を粉砕後に本焼結を行うように
してもよい。焼結温度の最高値は前記各元素の酸化物の
融点より約100℃低い温度にするのが好ましい。−例
として、Y−Ba−Cu−0系の場合には約り00℃〜
約990℃で、約3〜5時間焼結するのが好ましい。さ
らに、上記焼結は酸素雰囲気下で行うのが好ましい。
作用 本発明による超電導材料が従来の複合酸化物系超電導材
料に比べて高い臨界電流密度Jcを有する理由としては
以下のことが考えられる。
すなわち、従来公知の複合酸化物超電導体の超電導特性
に直接関与するCu3+のイオンのクーロンポテンシャ
ル:5.5よりも大きいイオンのクーロンポテンシャル
Z/r(ここでZは上記イオンの価数であり、rは上記
イオンのイオン半径である)を有する元素MでCuサイ
トの一部を置換することによって、Cuサイトの平均的
なり−ロンポテンシャルが低下し、金属イオンと酸素イ
オンとの電子相関が弱くなり、臨界電流密度を向上させ
ることができる。
また、クーロンポテンシャルがCu’+のイオンのクー
ロンポテンシャル:5.5よりも大きい領域では金属イ
オンと酸素イオンとの電子相関が強いため、Tcへの影
響が少なくなり、従来公知の複合酸化物超電導体から組
成がずれても、Tcが低下するということがなく、従来
と同じ臨界温度を維持した状態で臨界電流密度を向上さ
せることができる。
以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、以下
の開示は本発明の技術的範囲を回答制限するものではな
い。
実施例1 純度99.9%のY2O3と、BaCO3とCuOと第
1表に示す各金属元素Mの酸化物とをY:Ba:Cu:
Mが原子比で1 : 2 : 3(1−x) : 3x
となる比で十分に混合した。Xは0.033.0.10
0.0.167の3つの場合について各サンプルを用意
した。
この混合物を100℃で2時間以上焼成した後、950
℃で24時間大気中で焼結し、徐冷した。この焼結体を
乳鉢で十分粉砕後、1.6トン/ cnfの圧力で直径
10φ×厚さ2mmの円板に成形し、これを960℃で
6時間酸素含有雰囲気中で焼結し、徐冷した。
得られた焼結体からI X 2 X10mmのサンプル
を切り出し、常法に従って金蒸着で電極を付けた後タラ
ビオスタット中で4点プローブ法で抵抗を測定した。温
度はキャリブレーション済みのAu (Fe)−クロメ
ル熱電対を用いて測定した。温度を少しずつ上げながら
抵抗の変化を観察したところ、上言己Xが0.167の
各サンプルの場合に第1表に示すTcの所で抵抗が急激
に低下するのが見られた。
比較のために、本発明の範囲外の元素Mの酸化物を添加
したサンプルを上記と同じ処理した場合の結果を比較例
として第1表に示しである。
なお、表2には上記各元素Mのイオン半径とクーロンポ
テンシャルZ/rも参考として示しである。
第1表 (注)イオン半径二A クーロンポテンシャル :  (Z/r)Tc :  
(K) 、J c :  (A/cm”)実施例二番骨
1〜10、比較例:番号11〜17実施例2 硝酸ホルミウムと硝酸バリウムと硝酸鋼とをH。
:Ba:Cuが原子比で1:2:2.5となるモル比で
蒸留水に溶かした(濃度=10%)。この場合、硝酸イ
ツトリウム(Y(NO3)3)と、硝酸バリウム(:B
a (No3) 2)と、硝酸銅(Cu (NO3) 
a ]はそれらの穴氷水塩無水塩および三水塩の形の市
販の特級試薬を用いた。
一方、シニウ酸をエタノールに溶かして5重量%のシュ
ウ酸エタノール溶液を調製した。
このシュウ酸エタノール溶液をマグネティックスティア
ラ−で撹拌しながら、それに上記の塩の水溶液を滴下す
ると、イツトリウムとバリウムと銅のシニウ酸塩が沈澱
してくる。
その後、上記で得られた沈澱物を濾過した後、石英の容
器に入れ、室温で5時間風乾後、炉に入れて100℃で
5時間乾燥した。次いで、得られた沈殿物粉末に、以下
の第2表に示す各元素Mの酸化物をYに対する原子比が
1:0.3となるような比率で加えた。
この混合粉末を900℃で12時間大気中で熱処理(仮
焼)した後、再度粉砕した粉末を1トン/cm’の圧力
でプレス成形し、酸素雰囲気中で970℃で12時間焼
結した後、5℃/分の冷却速度で徐冷した。
この円板から切り出したサンプルに対して常法に従って
4端子法により電気抵抗を測定して臨界温度(K)を求
めた。また、臨界電流(Jc )は77にで測定した。
これらの測定の結果は表2にまとめて示しである。
表2 実施例3 実施例2と同じ操作を繰り返したが、この実施例3では
、元素Mの硝酸塩として用いる硝酸バナジウムを上記の
硝酸ホルミウムと硝酸バリウムと硝酸銅の溶解時にこれ
らと同時に蒸留水に添加し、全てを同時に共沈させた。
)to :Ba :Cu : Vの原子比は1 : 2
 :2.7 :0.3とした。濃度は10%のものを用
いた。
この場合にのTcおよびJcはそれぞれ94℃および1
1.000 A/cm”であった。
第1図は以上の結果をまとめてグラフにしたものであり
、この図の横軸はクーロンポテンシャル(Z/r)を表
し、縦軸はゼロ抵抗開始温度(Tci)を表している。
発明の効果 以上の説明から明らかなように、本発明の複合酸化物超
電導材料は高いTcとJc値を示す。
本発明による上記複合酸化物超電導材料は、バルクのま
ま、あるいは線材、テープまたはデバイス部材として使
用可能であり、さらには、スパッタリング等により基板
上に薄膜化した薄膜基板とすることによって、ジョセフ
ソン素子、5QUID1超電導磁石、各種センサ等広範
な分野に適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はイオンのクーロンポテンシャルに対する臨界温
度Tci (K)の関係を表すグラフである。 特許出願人  住友電気工業株式会社

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式:A_UB_VCu_W_−_XM_XO
    _Y(ただし、Aは周期律表のIIa族に含まれる元素で
    あり、Bは周期律表のIIIa族に含まれる元素であり、
    MはイオンのクーロンポテンシャルZ/r(ここでZは
    上記イオンの価数であり、rは上記イオンのイオン半径
    である)がCu^3^+のクーロンポテンシャル:5.
    5よりも大きい元素であり、u、v、w、xおよびyは
    それぞれ0.5≦u≦3、0.5≦v≦2、2<w≦4
    、0.1≦x≦3および6≦y≦8の範囲の数を表す)
    で示される組成を主体とし且つ酸素欠損ペロブスカイト
    型結晶構造を含むことを特徴とする複合酸化物超電導材
    料。
  2. (2)上記元素MがGe、V、Mo、Ta、Nb、Bi
    、Sb、Mn、SnおよびWで表される金属の中から選
    択される少なくとも一つの元素であることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載の複合酸化物超電導材料。
  3. (3)上記元素AがSrおよびBaの中から選択される
    少なくとも一つの元素であり、上記元素BがY、La、
    Eu、Gd、Tb、Dy、Ho、Br、Ybの中から選
    択される少なくとも一つの元素であり、上記元素MがG
    e、V、Mo、Ta、Nb、Bi、Sb、Mn、Snお
    よびWで表される金属の中から選択される少なくとも一
    つの元素であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    または第2項に記載の複合酸化物超電導材料。
  4. (4)上記複合酸化物が主として Ba_2YCu_3M_XO_7_−_p (ただし、pは0.1<p≦1の範囲の数を表し、Mは
    Ge、V、Mo、Ta、Nb、Bi、Sb、Mn、Sn
    およびWの中から選択される少なくとも一つの元素を表
    す)で表される複合酸化物を含むことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項から第3項のいずれか一項に記載の複
    合酸化物超電導材料。
  5. (5)上記複合酸化物が主として Ba_2HoCu_3M_XO_7_−_p(ただし、
    pは0.1<p≦1の範囲の数を表し、MはGe、V、
    Mo、Ta、Nb、Bi、Sb、Mn、SnおよびWの
    中から選択される少なくとも一つの元素を表す)で表さ
    れる複合酸化物を含むことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項から第3項のいずれか一項に記載の複合酸化物超
    電導材料。
  6. (6)上記複合酸化物が主として Ba_2DyCu_3M_XO_7_−_p(ただし、
    pは0.1<p≦1の範囲の数を表し、MはGe、V、
    Mo、Ta、Nb、Bi、Sb、Mn、SnおよびWの
    中から選択される少なくとも一つの元素を表す)で表さ
    れる複合酸化物を含むことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項から第3項のいずれか一項に記載の複合酸化物超
    電導材料。
  7. (7)上記複合酸化物が主として Ba_2ErCu_3M_XO_7_−_p(ただし、
    pは0.1<p≦1の範囲の数を表し、MはGe、V、
    Mo、Ta、Nb、Bi、Sb、Mn、SnおよびWの
    中から選択される少なくとも一つの元素を表す)で表さ
    れる複合酸化物を含むことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項から第3項のいずれか一項に記載の複合酸化物超
    電導材料。
  8. (8)周期律表のIIa族に含まれる元素Aと、周期律表
    のIIIa族に含まれる元素Bと、Cuと、イオンのクー
    ロンポテンシャルZ/r(ここでZは上記イオンの価数
    であり、rは上記イオンのイオン半径である)がCu^
    3^+のクーロンポテンシャル:5.5よりも大きい元
    素Mとを含む原料粉末を焼結することによって一般式: A_UB_VCu_W_−_XM_XO_Y(ただし、
    u、v、wおよびxはそれぞれ0.5≦u≦3、0.5
    ≦v≦2、2<w≦4および6≦x≦7の範囲の数を表
    す)で示される組成を主体とし且つ酸素欠損ペロブスカ
    イト型結晶構造を含む複合酸化物超電導材料を製造する
    方法。
  9. (9)上記元素MがGe、V、Mo、Ta、Nb、Bi
    、Sb、Mn、SnおよびWの中から選択される少なく
    とも一つの元素であることを特徴とする特許請求の範囲
    第8項に記載の方法。
  10. (10)上記原料粉末が元素Aと、上記元素Bと、上記
    Mと、Cuの酸化物、水酸化物、炭酸塩、硫酸塩または
    硝酸塩であることを特徴とする特許請求の範囲第8項ま
    たは第9項に記載の方法。
  11. (11)上記原料粉末が共沈法によって作られた上記元
    素A、B、MおよびCuを含む沈澱物の乾燥物であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第8項から第10項のい
    ずれか一項に記載の方法。
  12. (12)上記焼結の前に仮焼結を行い、得られた仮焼結
    体を粉砕後に上記焼結を行うことを特徴とする特許請求
    の範囲第8項から第11項のいずれか一項に記載の方法
  13. (13)上記の焼結が950℃の温度で6時間以上の時
    間行われることを特徴とする特許請求の範囲第8項から
    第12項のいずれか一項に記載の方法。
  14. (14)上記沈澱物を焼結する前に、この沈澱物の乾燥
    粉末を850〜950℃の温度で酸素含有雰囲気下で1
    2時間以上熱処理することを特徴とする特許請求の範囲
    第8項から第13項のいずれか一項に記載の方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5583093A (en) * 1991-03-22 1996-12-10 Canon Kabushiki Kaisha Metal oxide material with Ln, Sr, Cu, O, optionally Ca, and at least one of Fe, Co, Ti, V, Ge, Mo, and W

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5583093A (en) * 1991-03-22 1996-12-10 Canon Kabushiki Kaisha Metal oxide material with Ln, Sr, Cu, O, optionally Ca, and at least one of Fe, Co, Ti, V, Ge, Mo, and W

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Dulcic et al. Superconducting Mixed-Metal Oxide Compounds of the Type Sr2Lnl. sCeo. sMCu2Ol0o_, Ln= Sm, Eu, M= Nb, Ta