JPH01174176A - テレビカメラの焦点調整方法及び装置 - Google Patents

テレビカメラの焦点調整方法及び装置

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JPH01174176A
JPH01174176A JP62334146A JP33414687A JPH01174176A JP H01174176 A JPH01174176 A JP H01174176A JP 62334146 A JP62334146 A JP 62334146A JP 33414687 A JP33414687 A JP 33414687A JP H01174176 A JPH01174176 A JP H01174176A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、テレビカメラの焦点調整方法及び装置に係り
、具体的には放送用スタジオ等においてドラマの録画撮
りを行っている際に、ビューファインダやモニター用テ
レビジョンを見ている人の指示により、指示された被写
体に対してテレビカメラの撮影光学系の焦点合わせの微
調整を自動的に行うように構成されたテレビカメラの焦
点調整方法及び装置に関する。
〔従来の技術〕
近年、高品位テレビジョンシステムが開発され、実用化
段階に入りつつあり、必然的に高精度の焦点合わせが要
求されている。
しかし、従来のテレビカメラにあっては、ビューファイ
ンダーを覗きながらテレビカメラの撮影光学系のフォー
カスレンズを手動操作によって移動させて被写体に焦点
合わせを行っていた。この場合、上記ビューファインダ
上の映像の目視による限界解像度は、そのビューファイ
ンダのサイズにも左右されるが、400〜500TVL
程度であり、高品位テレビジョンシステムで要求される
1 000TVL程度の解像度を十分、満足するように
焦点合わせを行うのが困難である。
そこで、高品位テレビジョンシステムに対応できるよう
に、これまでは、テレビカメラの撮影光学系の焦点合わ
せを行うに際し、少なくとも1000TVL程度の解像
度の画像が得られるように、ビューファインダを覗きな
がら焦点合わせ操作をするカメラマンの他に、別に用意
された大型モニタを監視しながら手動にて焦点合わせを
行うフォーカスマンがおり、その人に微細な焦点合わせ
の調整を委ねていた。
一方、撮影を行っている際にテレビカメラのビューファ
インダやそのモニター用テレビジョンを見ている人の指
示により指定された被写体に対してテレビカメラの撮影
光学系の焦点合わせを行うことができるテレビカメラの
実現が望まれている例えば、テレビジョン放送用のドラ
マの録画撮りを放送用スタジオにおいて行うとする。こ
の場合には、当然のことながらドラマの登場人物である
俳優や女優のみならず、演出家であるディレクタや撮影
を担当しているテレビカメラマンや更には既述したフォ
ー力マン等が上記ドラマの録画撮りに携わってくる。
一般に、上記テレビカメラマンが操作するテレビカメラ
にはビニ−ファインダが取付けられており、テレビカメ
ラマンが映し出している被写体像がこの画面に映し出さ
れる。
しかし、このビューファインダは比較的小型のもの(例
えば、ツイフチ)であり、ビューファインダに写し出さ
れている被写体像のピントが適正であるかどうかの判別
がしにくい。
そのために、ビューファインダに映し出されている被写
体像と同一の被写体像を大型のモニター用テレビジョン
に映し出し、このモニター用テレビジョンを上述のフォ
ーカスマンが観察している。そして、自分で判断して焦
点合わせの微調整をしたり、或いはディレクタの指示に
より同一画面上のどこにピントを合わせるか、というよ
うな作業をしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
第12図には、絞り値と焦点深度との関係が解像度をパ
ラメータにして示されている。上述したように、例えば
400TVLの限界解像本数であるビューファインダを
覗きながら手動操作により焦点合わせを行う場合、第1
2図にて曲線Δ、Δ′で囲まれた4 00TVL程度の
解像度の領域内に焦点調整が行われるが、この領域内は
、この解像度における焦点深度内であるための、もはや
手動操作者には、その領域内のどの辺に位置するか不明
となってしまう。
従って、400TVL程度の解像度を持つ1゜5〜フイ
ンチ程度のビューファインダを覗きながらの焦点合わせ
では、高品位テレビジョンシステムにおいて要求される
曲線B、B’で囲まれた1000TVLの解像度の領域
内に調整が困難である。
また放送中においては手動操作に際し最良結像性能が得
られる位置に対して例えば、近距離側から遠距離側へ、
そして遠距離側から再び近距離側へ移動させ上記位置を
選定することが実質的に画像のボケや画像の揺れを生じ
見苦しくなってしまうために不可能である。
このような実情にも拘わらず、因みに1000TVL程
度での良好な解像度が得られるように焦点調整を行うに
は、少なくとも合焦目標値を曲線c、c′で示される1
 000TVLの解像度における焦点深度の2の焦点深
度範囲内に設定する必要がある。
ところで、上記ビューファインダに第9図に示すような
場面が写し出されたとする。
即ち、ビューファインダ100を構成しているCRTI
OIからなる画面の手前中央には人物103が写し出さ
れており、左方にはやや離れた後方位置に…木105が
写し出され、更に右方の遠方には家104が写し出され
ている。
第9図に示した画面において、テレビカメラマンは手前
の人物103にピントを合わせていたとし、ディレクタ
は左方の樹木105にピントを合わせたいとする。
このような場−合には、ドラの製作においてはディレク
タの権限が最優先されるので、このディレクタはフォー
カスマンに指示して樹木105の方にピントを合わせる
ようにする。
つまり、従来のテレビドラマの録画撮りにおいてはカメ
ラマンとフォーカスマンとディレクタとが夫々の役目を
受は持ち、画面のどこにピントを合わせるかというディ
レクタの意図はフォーカスマンを通じて画面上に実現さ
れ、ディレクタの意図が直接、画面上に表されていなか
った。即ち、従来のテレビドラの録画撮りにおいては、
テレビカメラマン以外にフォーカスマンを必要とし、更
にディレクタの意図を直接、画面に表現し難いという不
都合があった。
尚、一般にテレビカメラの合焦位誼は第9図に示すよう
にCRT131の略中夫に形成されたウィンドウ102
(斜線で示す)に設定されている本発明はこのような事
情に鑑みてなされたものであり、テレビカメラのビュー
ファインダ又はモニターテレビジョンを見ているディレ
クタ等の指示に基づいて指定された被写体に対してテレ
ビカメラの撮影光学系のフォーカスレンズの焦点合わせ
を行うことができ、しかも目視判断では困難な高域空間
周波数成分に対するフォーカスレンズの焦点合わせの微
調整を行うことが可能なテレビカメラの焦点調整方法及
び装置を提供することを目的とするものである。
〔問題点を解決するだめの手段〕
本発明のテレビカメラの焦点調整方法では上記目的を達
成するために、撮影光学系により結像した被写体像を映
像信号に変換する撮像手段と、上記映像信号を所定フォ
ーマットの映像信号に変換処理する信号処理手段と、該
信号処理手段からの映像信号を受けて被写体をモニタ表
示するビニ−ファインダと、該ビニ−ファインダの画面
上における撮影光学系の焦点合わせをすべき領域を指定
する合焦領域指定手段と、上記撮影光学系のフォーカス
レンズを移動させて焦点合わせの調整を行う第1の合焦
手段とを有するテレビカメラの焦点調整方法において、
前記合焦領域指定手段により指定されたビューファイン
ダの画面上の領域における被写体に対して第1の合焦手
段により撮影光学系の焦点合わせの調整を行うと共に、
前記第1の合焦手段の合焦動作終了もしくは外部手動操
作に基づいて発生する起動信号にて動作し焦点合わせの
調整を行う第2の合焦手段によって前記撮影光学系のフ
ォーカスレンズを移動させて前記第1の合焦手段による
調整で目視判断が困難な高域空間周波数成分に対する微
調整を行うことを特徴とするものである。
また、本発明のテレビカメラの焦点調整装置では、上記
目的を達成するために、撮影光学系により結像した被写
体像を映像信号に変換する撮像手段と、上記映像信号を
所定のフォーマットの映像信号に変換処理する信号処理
手段と、該信号処理手段からの映像信号を受けて被写体
像をモニタ表示するビューファインダとを有するテレビ
カメラにおいて、ビューファインダの画面上における撮
影光学系の焦点合わせをすべき領域を指定する合焦領域
指定手段と、該合焦領域指定手段の出力信号を受けて前
記信号処理手段から出力される映像信号のうち指定され
たビニ−ファインダの画面上の領域の画像を示す映像信
号のみを取り出す合焦位置確定手段と、上記撮影光学系
のフォーカスレンズを移動させる駆動手段と、この駆動
手段に駆動量指示信号を出力する第1の合焦手段と、こ
の第1の合焦手段によるフォーカスレンズ駆動終了もし
くは手動操作に基づく起動信号を受けて動作し、前記合
焦位置確定手段の出力信号を取り込み上記フォーカスレ
ンズを所定の時間間隔で複数回、所定移動量だけ移動さ
せるように上記駆動手段を制御して、前記合焦位置確定
手段の出力信号に基づいて夫々の移動位置での焦点量を
演算し、上記フォーカスレンズの最良結像性能が得られ
る位Iを決定して上記フォーカスレンズをその位置へ移
動させることにより焦点合わせの調整を行う第2の合焦
手段と、を有することを特徴とするものである。
〔作用〕
本発明に係るテレビカメラの焦点調整方法では被写体像
をモニタ表示するビニ−ファインダの画面上の指定され
た領域における被写体に対して第1の合焦手段により撮
影光学系の焦点合わせの調整が行われる。
この第1の合焦手段による撮影光学系の焦点調整後に、
第1の合焦手段の合焦動作終了もしくは外部手動操作に
基づいて発生する起動信号を受けて動作する第2の合焦
手段により目視判断が困難な高域空間周波数成分に対す
る前記撮影光学系の焦点合わせの微調整が行われる。
本発明に係るテレビカメラの焦点調整装置では合焦領域
指定手段によりビューファインダの画面上における撮影
光学系の焦点合わせをすべき領域が指定されると、合焦
位置確定手段により信号処理手段から出力される映像信
号のうち合焦領域指定手段によって指定されたビューフ
ァインダの画面上の領域の画像を示す映像信号のみが取
り出される。これと同時に被写体に対して第1の合焦手
段によりテレビカメラの撮影光学系の焦点合わせが行わ
れる。
次いでこの第1の合焦手段によるフォーカスレンズ駆動
終了もしくは手動操作に基づいて発生する起動信号を受
けて動作する第2の合焦手段により上記フォーカスレン
ズが所定の時間間隔で複数回、所定移動量だけ移動させ
られるように上記駆動手段が制御され且つ夫々の移動位
置での焦点量が前記合焦位置確定手段の出力信号に基づ
いて演算されると共に、上記フォーカスレンズの最良結
像性能が得られる位置が決定され上記フォーカスレンズ
はその位置に移動させられる。この結果、テレビカメラ
のビニ−ファインダ又はモニタテレビジョンを見ている
ディレクタ等の指示に基づいて指定された被写体に対し
てテレビカメラの撮影光学系の焦点合わせを行うことが
でき、しかも目視判断が困難な高域空間周波数成分に対
するフォーカスレンズの焦点合わせの微調整が行われる
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。第1
図には本発明が適用されたテレビジョンカメラの外観が
示されており、同図に示すように、テレビカメラ本体1
の前面側にはCRT等からなるビニ−ファインダ2が取
付けられている。
このビューファインダ2の画面は略等しい間隔で縦方向
が4つに分けられ、更に横方向が5つに分けられており
、夫々の区割の右上隅には各区割の識別名称である番号
1.2・・・・・・・・・・・・20が付されている。
また第2図には本発明に係るテレビカメラの要点調整装
置の構成が示されている。同図において、撮影光学系3
はフォーカスレンズ10、ズームレンズ12、マスター
レンズ13、絞り14等から構成されている。フォーカ
スレンズ10は撮影光学系の焦点合わせを行うレンズで
ある。
フォーカスレンズ10はモータあるいは圧電素子等のア
クチュエータ16により図示してない駆動機構を介して
撮影光学系1の光軸90方向に駆動されるようになって
いる。
アクチユエータ16は、駆動回路18により駆動信号が
与えられ、駆動回路18には制御回路50よりD/Δ変
換器20を介してアクチユエータ16を駆動するための
制御信号が出力される。
ズームレンズ12は撮影光学系1の倍率を変更するレン
ズ系であり、種々のレンズにより構成されている。ズー
ムレンズ12のズーム位置(倍率)は図示してないズー
ムリングに連動するポテンショメータ29により検出さ
れ、該検出値はA/D変換器31を介して制御回路50
に人力されるようになっている。
設定される絞り値は絞り14の開口面積を可変する図示
してない絞りリングに連動するポテンショメータ28に
より検出され、該検出慣はA/D変換器30を介して制
御回路50に人力されるようになっている。
15は色分解光学系であり、この色分解光学系15は校
り14を介して入射される光をRSG。
Bの三原色に分解する光学部品であり、例えばダイクロ
イックプリズム、フィルタ等で構成されている。
37.38.39はそれぞれ色分解光学系15によりR
SG、Bの三原色に分解された光による被写体の光学像
を映像信号に変換する撮像管あるいは固体撮像素子で構
成された撮像デバイスであり、これらの撮像デバイス3
7.38.39により1尋られた微弱な映像信号はそれ
ぞれプリアンプ40.41.42により増幅された後、
プロセス回路43.44.45に人力される。
プロセス回路43.44.45はそれぞれ、プリアンプ
40.41,42から出力された映像信号に周波数特性
補償、ガンマ補正、輪郭強調等の各種の信号処理を行い
、三原色R,C,Bの映像信号とする回路である。
カラーエンコーダ46はプロセス回143.44.45
から出力されたR、G、Bの映像信号を所定のフォーマ
ット、例えばNTSC方式の複合映像信号とする回路で
ある。
同期分離回路48はカラーエンコーダ46かろ出力され
る複合映像信号をハイパスフィルタ51を介して合焦位
置選択アナログゲート52に出力すると共に、複合映像
信号から複合同期信号5YNC,水平同期信号Hsyn
c、垂直同期信号Vsyncを分離し、これらの各同期
信号を各回路部に供給する回路である。
ハイパスフィルタ51は映像信号の信号帯域の高域周波
数近傍の信号成分のみを通過させるような周波数特性と
なっている。すなわち、ハイパスフィルタ51の遮断周
波数は映像信号の信号帯域の高域周波数近傍に選択され
る。
ところでテレビカメラの撮影光学系は空間周波数に対す
る応答特性を考えた場合に被写体像を示す映像信号に関
してローパスフィルタとして機能するものとして把渥す
ることができる。このように撮影光学系をローパスフィ
ルタとして考えた場合にこのローパスフィルタの周波数
特性はディフォーカス量によって、遮断周波数が大きく
変化する。
一方、映像信号に含まれる高周波成分は被写体像の精細
度を示すので、前記ローパスフィルタの遮断周波数付近
にふける映像信号の高周波成分の振幅情報をテレビカメ
ラの撮影光学系の焦点調整のだめの情報として使用する
ことができる。このため、ハイパスフィルタ51の遮断
周波数は映像信号の信号帯域の高域周波数近傍に選択さ
れる。
混合回路47はカラーエンコーダ46から出力される映
像信号と、制御回路50により制御されるCRTコント
ローラ49によって送出されるビューファインダ2の画
面の区割とその識別名称である番号(1,2,3、・・
・・・・等)とで構成される信号とを混合する回路であ
る。
そして、この混合回路47で混合された映像信号はビュ
ーファインダ2を構成する映像ドライブ回路3に入力さ
れ、更にこのビニ−ファインダ2を構成するCRT2a
の画面上、に被写体像を映し出すようになっている。
また32はフォーカスレンズ10を手動操作により駆動
するための操作部材であり、該操作部材32を回すこと
によりこれに連動するポテンショメータ34により操作
部材32の回動量に応じた電圧が検出され、この検出さ
れた電圧値がA/D変換器36を介して制御回路50に
人力されるようになっている。
33は制御回路50にフォーカスレンズ10の自動焦点
調整を指示するための外部起動信号を発生する外部起動
釦である。
一方、カメラマン9は自らの頭にマイクロフォン27を
ヘッドフォン形式で取付けていて、このマイクロフォン
27は音声識別部60に接続されている。
即ち、上記マイクロフォン27は音声認識部60を構成
する、帯域幅の広い音声信号を圧縮してデジタル信号に
変換するアナログインターフェース61に接続され、こ
のアナログインターフェース61の出力端は予め登録済
の音声とアナログインターフェース61から人力された
音声とを比較する演算プロセッサ62に接続されている
この演算プロセッサ62は、音声を予め登録しである登
録メモリ63と音声認識部の制御を司っているンステム
制御部64に接続されている。
上記登録メモリ63には、予めカメラマン9の音声でビ
ューファインダ2のCR,T2aの夫々の区割が、例え
ばNJ、「2」、・・・・・・・・「20」というよう
に音声(称呼)として登録されていて、カメラマン9が
後に発した音声の識別番号(例えば、「5」)によって
5番に対応した所定の信号を発生するようになっている
なお、この音声認識部60は、カメラマン9の専用とし
て対応するものであり、ディレクタ(図示されず)に対
しても予め音声を登録しておく場合には、ディレクタ専
用の別の音声認識部を用意し、これに対し別途登録する
ようにすればよい。
そして、上記音声認識部60を構成しているシステム制
御部64の出力端は前記制御回路50に接続されている
合焦位置選択アナログゲート52は、ビューファインダ
2におけるCRT2aの画面上の指定された区割のみの
映像信号を取り出す回路であり、合焦位置選択アナログ
ゲート52には同期分離回路48から水平同期信号)1
5ync 、垂直同期信号■5yncが、また制御回路
50からVStart信号、■end 信号、Hsta
rt信号、Hend信号が供給されるようになっている
したがってカラーエンコーダ46から得られた映像信号
は同期分離回路48を介してハイパスフィルタ51に入
力され、このハイパスフィルタ51により前記映像信号
のうち高周波成分のみが抽出される。この映像信号の高
周波成分は合焦位置選択アナログゲート52に人力され
、該アナログゲート52により更にビューファインダ2
のCRT2aの画面上で指定された区割のみの映像信号
が取り出され、A/D変換器53に出力される。
また合焦位置選択アナログゲート52からはA/D変換
器53、RAM54、アドレスジェネレータ55及び制
御回路50にタイミング信号が出力されるようになって
おり、このタイミング信号により、A/D変換器53の
A/D変換処理、RAM54へのデータの書き込み/読
み出し、更にはアドレスジェネレータ55よりアドレス
データをRAM54に出力する各タイミングが定められ
る。
前記アナログゲート52で確定した区割の映像信号はA
’/D変換器53でA/D変換され、このA/D変換さ
れた映像信号の高周波成分の振幅情報はRAM54に書
き込まれ、必要に応じて制御回路50に人力されるよう
になっている。
制御回路50はA/D変換器30.31.36、RAM
54、音声認識部60等からの信号を取り込み、各種の
演算処理を行い、テレビカメラの撮影光学系をビューフ
ァインダ2のCRT2aにおける画面上の指定された区
割に属する被写体に対して合焦させるようにフォーカス
レンズ10の焦点調整を行うべくアクチュエータ16の
駆動制御を行う。
上記構成からなるテレビカメラの焦点調整装置の動作を
以下に説明する。
先ず、第2図に示すようにテレビカメラマン9がテレビ
カメラを人物103に向けて操作部材32を操作すると
、この人物103の被写体像は撮影光学系3、色分解光
学系15、撮像デバイス37.38.39等を介してビ
ューファインダ2を構成するCRT2aの画面上に映し
出される。
この状態を第4図に示す。
この時、テレビカメラマンは人物103にピントを合わ
せたいとすると、18番目の区割である識別名称を「1
8」と唱える。
すると、この音声はマイクロフォン27を介してアナロ
グインターフェース61に供給され、ここでデジタル信
号に変換されて演算プロセッサ62を介して登録メモリ
63との登録内容の比較が行われる。
ここで、上述の「18」の音声信号が、予め登録メモリ
63に登録されているなら、所定の信号をシステム制御
部64から制御回路50に対し送出する。なお、若しカ
メラマン以外の別の人間が、上述の「18」を唱えたと
しても、この音声信号は登録メモリ63に登録されてい
ないので、上述の所定の信号は出力されない。つまり、
カメラマン9の音声のみに応じて音声認識部60が所定
の信号を発生することとなる。
そして、この制御回路50においてテレビカメラマンが
唱えたCRT2a上の座標が演算されて確定する。
次いでビューファインダ(図示せず)をのぞきながら被
写体にテレビカメラの撮影光学系の焦点を合わせるべく
操作部材32を操作する。操作部材32の操作量(回動
量)に応じた電圧値がポテンショメータ34により検出
され、A/D変換器36を介して制御回路50に入力さ
れる。制御回路50はA/D変換器36のディジタル信
号に基づいてD/A変換器20を介して駆動回路18に
アクチユエータ16を操作部材32の操作に応じて所定
方向に所定量だけ駆動するhめの制御信号を出力する。
この結果、アクチユエータ16は駆動回路18から駆動
信号を受けてフォーカスレンズ10を図示してない駆動
機構を介して光軸90上を移動させる。このように操作
部材32の手動操作によりテレビカメラの撮影光学系の
焦点合わせの調整が行われる。
さて、上記した操作部材32の手動操作が終了(停止)
すると、その合焦動作終了に基づく起動信号によって自
動的に焦点合わせの@調整が行われる。この微調整は既
述したように撮影光学系をローパスフィルタとして考え
た場合に焦点調整により一定距離の被写体に対して等偏
寄域幅が変化し、このローパスフィルタの遮断周波数付
近の映像信号の高周波成分の振幅が大きく変化するので
この振幅変化を検出し、合焦位置において高周波成分の
振幅が最大となることから、この振幅が最大となるよう
にフォーカスレンズ10を移動スることにより行われる
フォーカスレンズ10の焦点ずれ量(以下、ディフォー
カス量と記す)に対するハイパスフィルタ51を介して
得られる映像信号の高周波成分の振幅との関係(焦点量
曲線)を第1O図に示す。
同図において絞り値AVにより焦点量曲線の傾斜、極大
値(ピーク)が異なることが理解できる。
制御回路50内に設けられたROMには絞り値とフォー
カスレンズ10の移動量との関係がテーブルとして記憶
されている。
さて絞りリングに連動するポテンショメータ28からA
/D変換器30を介して絞り値が制御回路50に取り込
まれ、制御回路50は絞り値に基づいてフォーカスレン
ズlOの移動量及び移動方向を決定し、D/A変換器2
0を介して駆動回路18にアクチユエータ16を微小移
動させるための制御信号を出力する。この制御信号は1
フイールド毎に行われ、2フレームでディフォーカス量
の異なる4点(その内の1点は方向判別に利用)の映像
信号の高周波成分の積分値が制御回路50によりRAM
54に書き込まれた前記高周波成分の振幅情報から演算
され、この積分値とディフォーカス量との関係から焦点
量曲線の極大値(ピーク)が得られるディフォーカス量
の座標値が求められる。この演算処理の内容を第11図
を参照して説明する。
第11図においてフォーカスレンズ10を微小移動し、
a、b、cの3点の映像信号の高周波成分の焦点電圧値
を得る。同図においてXをディフォーカス量、yをハイ
パスフィルタ51を介して得られる映像信号の高周波成
分の焦点電圧値とする。a、b、cの間隔をSとしa点
のX座標を「0」とすると各点の座標は、 a(0,yA )   ・・・(1) b(S、yi)   ・・・(2) c (2S、 yc  )  ・・・(3)である。
この3点を通る曲線の山頂p、(xp  、 3/p 
 )のX座標X、をラグランジェの補間多項式を用いて
求める。
a(xo、yo)、b(XI 、y+  )、c(xユ
、y2)の3点を通る焦点量曲線の弐P (x)は次の
ように表される。
P(x ) −r:f (xh)  Lm(x )  
 −(4)(Xm  X+)−(Xm −Xh−+)(
Xh −Xh+、)”’(Xi+−X、、)・・・(5
) ここで式(11、(2)、(3)を(5)式に代入する
と、(0−s)(0−2s> (x−x、>  (x−x、) (x−0)  (x−2s) (s−0)  (s−2s) (x−0)  (x−s) (2s−0)  (2s−s)  S2 式(6)、(7)、(8)を式(4)に代入して−y、
・ □ (X” −2SX) +yc  l     (x” −5x)P(x)の微
分式がOのとき極大値をとるので二〇 ・・・(9) よってa点より合焦位=p点までの距離X、は式%式% 制御回路50はこの座標値X、を示すデータからフォー
カスレンズ10の移動量を求め、D/A変換器20を介
して駆動回路18にフォーカスレンズ10を合焦位置ま
で移動させるための制御信号を出力する。この結果、駆
動回路18よりアクチュエータ16に駆動信号が出力さ
れ、フォーカスレンズ10は、被写体に対して合焦位置
に移動させられ、次の手動操作等による起動信号が入力
されるまでその位置に留まる。
しかしながら、これら一連の前述した合焦動作に於いて
、焦点量曲線の極大値が決定されない場合があり得る。
その場合は、被写体に合焦させるための制御信号が制御
口v&50よりD/A変換器20、駆動回路18を介し
てアクチュエータ16に出力される。その後、再び焦点
量曲線の極大値の座標を求めるための演算処理が行われ
、同様のフォーカスレンズ10の駆動制御の結果、被写
体に対しテレビカメラの撮影光学系は手動操作では得る
ことが困難な高精度での合焦状態となる。
このようにしてビューファインダ2のCRT 2aにお
ける画面上のフォーカスエリア(区割)の指定及び手動
によるフォーカスレンズ10の焦点調整が行われる。
次に制御回路50により実行される処理ルーチンの内容
を第3A図及び第3B図に示す。これらの図において、
この処理ルーチンが起動されると、まずフォーカスエリ
アの指定が既述したようにマイクロフォン28に対する
音声人力により行われ、制御回路50はCRT2a上の
座標を算出する(ステップ200)。
次いでステップ201ではフォーカスエリアの指定が完
了したか否かの判定が行われ、フォーカスエリアの指定
が完了していない場合には同じ判定を繰り返す。
フォーカスエリアの指定が完了し、すなわちフォーカス
エリアが制御回路50による演算により確定した場合に
はカラーエンコーダ46から出力される映像信号はハイ
パスフィルタ51によりその高周波成分のみが抽出され
る。更に、合焦位置選択アナログゲート52によりハイ
パスフィルタ51から出力される映像信号のうち指定さ
れたCRT2aの画面上のフォーカスエリアを示す信号
成分のみが取り出され、この信号はA/D変換器53に
よりA/D変換され、そのA/D変換された映像信号の
高周波成分の振幅情報はRAM54に書き込まれる。
次に手動操作によるフォーカスレンズ10の焦点合わせ
を行うための操作部材32の現在位置がポテンショメー
タ34により検出され、A/D変換器36を介して読み
込まれ、制御回路50内の記憶部(RAM)に書き込ま
れる(ステップ202)。次いで図示してない絞りリン
グにより設定される絞り14の絞り値がポテンショメー
タ28、A/D変換器30を介して、またズームレンズ
12のズーム位置(倍率)がポテンショメータ29、A
/D変換器31を介してそれぞれ、読み込まれ制御回路
50内の記憶部に書き込まれる(ステップ203)。
更に操作部材32の現在位置がステップ202で読み込
まれた位置から変化し且つ操作部材32の操作が停止し
たか否か、換言すれば手動操作によるフォーカスレンズ
lOの焦点合わせが行われ且つ終了したか否かが判定さ
れる(ステップ204)。手動操作によるフォーカスレ
ンズ10の焦点合わせが行われ且つ終了した場合にはス
テップ205に移行する。また手動操作によるフォーカ
スレンズ10の焦点合わせが行われなかった場合にはス
テップ210に移行し、外部起動釦33が操作されたか
否かが判定される。
ステップ210で外部起動釦33が操作されていないと
判定された場合にはステップ202に戻る。また外部起
動釦33が操作された場合にはステップ205に移行す
る。このようにステップ202〜204及びステップ2
10の処理によって手動操作によるフォーカスレンズ1
0の焦点合わせが終了したか又は外部起動釦33が操作
された場合にステップ205〜209、ステップ211
〜221によるフォーカスレンズ10の焦点合わせの@
調整が行われる。
ステップ205では現時点における絞り14の絞す値、
ズームレンズ12のズーム位置に基づいてフォーカスレ
ンズ100単位移動量が算出される。次いでハイパスフ
ィルタ51により抽出された映像信号の高周波成分量(
焦点電圧)が合焦位置選択アナログゲート52を介して
A/D変換器53によりA/D変換され、その変換値■
8がRAM54のメモリエリアXに書き込まれる(ステ
ップ206)。
更にステップ207ではフォーカスレンズ10がアクチ
ユエータ16によりステップ205で算出された単位移
動量だけ光軸90上をカメラ本体側(手前側であり、至
近側)に移動させられる。
この時にハイパスフィルタ51を介して得られた映像信
号の高周波成分量がA/D変換器53によりA/D変換
され、その変換値■、はRAM54のメモリエリアyに
書き込まれる(ステップ208)。
次いでステップ209ではRAM54のメモリエリアx
、yに書き込まれた焦点電圧値V、 、Vアの大小比較
が行われる。V、<V、であると判定された場合にはス
テップ220に進み、フォーカスレンズ10の移動方向
をカメラ本体側(手前側)に指定し、ステップ214に
進む。
又■8 ≧■、であると判定された場合にはフォーカス
レンズ10の移動方向を被写体側で無限遠側に指定し、
フォーカスレンズ10は2単位移動量だけ無限遠側に移
動させられる(ステップ211.212>。この時点で
ハイパスフィルタ51を介して得られた映像信号の高周
波成分量がA/D変換器53によりA/D変換され、そ
の変換値■、′がRAM54のメモリエリアyに書き込
まれ、更新される(ステップ213)。
更にフォーカスレンズ10が単位移動量だけステップ2
11又はステップ220で指定された移動方向に移動さ
せられ、その時点においてノ1イバスフィルタ51を介
して得られた映像信号の高周波成分量がA/D変換器5
3によりA/D変換され、その変換値■2 がRAM5
4のメモリエリアZに書き込まれる(ステップ214.
215)。
次にステップ216ではRAM54のメモリエリアX−
Zに書き込まれた焦点電圧1v、 、v。
、V、(又は■や、■、′、V、)を用いてラグランジ
ェの補間多項式により焦点曲線を示す関数の極大値及び
その極大値が得られる合焦位置を示す座標が求められる
更にステップ217ではステップ216において演算さ
れた結果、極大値が存在するか否かが判定され、極大値
が存在する場合には極大値が存在する光軸90上の座標
位置にフォーカスレンズ10がアクチユエータ16によ
り移動させられる(ステップ221)。又ステップ21
7で極大値が存在しないと判定された場合にはRAM5
4のメモリエリアZに書き込まれている焦点電圧値■2
がメモリエリアXに書き換えられ、フォーカスレンズ1
0が単位移動量だけ既にステップ211又はステップ2
20で指定されている方向に移動させられ、更にステッ
プ213に戻る(ステップ218.219)。以後、ス
テップ213〜219の一連の処理は焦点量曲線を示す
関数の極大値が求まるまで続行される。
以上の処理によりフォーカスレンズ10の焦点合わせの
微調整が行われる。
次に合焦位置選択アナログゲート52の具体的構成の一
例を第5図に示す。同図において合焦位置選択アナログ
ゲート52は、第1と第2のカウンタ520と521及
び第3と第4のカウンタ525と526及び第3と第4
のカウンタ525と526及びタロツク発生器522を
有しており、さらに第1と第2のフリップフロップ(以
下、F/Fと記す)回路523と527を有し、さらに
アンドゲート524とアナログスイッチ528を有して
いる。
次に、このように構成された合焦位置選択アナログゲー
ト52の動作を第6〜8図によって説明する。
いま、第6図に示すようにビューファインダを構成する
ブラウン管2aの画面上における音声により指定された
映像信号を取り出したいものとする。なお、クロック発
生器522から発生されているクロック信号のLH(例
えば525本の走査線では63.5μs)当たりのパル
ス数をビューファインダ上H方向のマス目と同じとする
次に制御回路50によりカメラマンの音声により指定さ
れた座標をH,V方向にそれぞれにスタート及びエンド
に分け、合焦位置選択アナログゲート52を構成するカ
ウンタ520.521にデータとして出力する(第6図
参照)。
上記カウンタ520.521は)(5ync信号がアク
ティブになった後のクロック信号の数をカウントし、C
RT2Hの画面上の指定された領域のスタート、エンド
の位置に達したならばパルスを出力する。このパルスを
F/F回路523によりH方向におけるアナログスイッ
チ528の制御信号とする。
カウンタ525.526はV 5ync信号がアクティ
ブになった後にHsync信号をカウントし、H方向の
場合と同様に■方向におけるアナログスイッチ528の
制御信号を発生する。
このH,V方向におけるのアナログスイッチ528の制
御信号をアンドゲート524に人力してアナログスイッ
チ528を制御する。
このようにすれば音声によって指定された部分のみの映
像信号を取り出すことができる。
尚、上記実施例においては、ビューファインダ2を構成
するのCRT2aの画面上におけるフォーカスエリアを
指定した後に手動操作部材32によって予め合焦操作を
行う例を述べたが、この第1の段階での合焦動作(第1
の合焦手段による合焦動作)は、次の合焦手段によるも
のであっても良い。つまり、ドラマ撮りのときなどに利
用される所謂ショットボックス(SHOT  BOX)
によって定められた合焦位置の記憶値に基づく合焦動作
、更にはゾーンフォーカス型の自動焦点調整装置等の自
動焦点調整装置の出力信号による合焦動作であっても良
く、これらと本発明による目視判断が困難な高域空間周
波数成分に対する微調整を行う第2の合焦手段との組み
合わせによっても同様の作用効果が奏せられるものであ
る。
また、第2の合焦手段の起動は、第1の合焦手段の動作
終了後のみならず、外部手動操作をトリが−として行う
ようにしたものでも良い。
更にハイパスフィルタ510代わりにバンドパスフィル
タを用いてもよい。
また、上記実施例ではビューファインダを構成するCR
Tの画面上におけるフォーカスエリアの指定を音声人力
により行うように構成しているが、これに限定されるこ
となく、例えば、キー操作によりCRTの画面上にカー
ソルを移動させることによりフォーカスエリアを指定す
るようにしてもよいし、CRT画面上の各区割にタッチ
センサを設け、指で指定すべき区割を触れることにより
フォーカスエリアの指定を行うようにしてもよいまた、
ビューファインダを覗く操作者の眼球移動を追跡する方
法によって指定を行ってもよい。
更に上記実施例ではカメラマン専用の音声認識部を設け
ているが、例えばカメラマンとディレクタのそれぞれ専
用の音声認識部を2つ用意しておき、それぞれ制御回路
50に接続しておく。
そして、予めカメラマン専用の音声認識部とディレクタ
専用の音声認識部との間には優先順位を付けておき、デ
ィレクタ専用の音声認識部が最優先であるようにしてお
く。
このような場合において、前記第4図に示した画面で、
ディレクタが樹木105にピントを合わせたいと意図し
、カメラマンは人物103にピントを合わせたいと意図
しているとする。
この時、カメラマンは人物103の区割座標である「1
8」を唱え、一方ディレクタは樹木105の区割座標で
ある「7」と唱えたとする。
すると、前述のようにディレクタ専用の音声認識部の方
が優先されるようになっているので、この場合には樹木
105にピントを合わせることが可能な状態になる。
したがって本実施例によれば、例えばフォーカスマンは
不必要となり、しかもディレクタの意図が直接、画面に
表現されるようになる。
従って、フォーカスマンを一人減らすことができるので
省力化に役立ち、かつディレクタの意図が直接、画面に
反映される。
また本実施例によれば目視判断が困難な空間周波数成分
の焦点深度領域内においても被写体に対してテレビカメ
ラの撮影光学系を合焦させることができる。
〔発明の効果〕
以上に説明したように本発明では合焦領域指定手段によ
り指定されたビューファインダの画面上の領域における
被写体に対して第1の合焦手段により撮影光学系の焦点
合わせの調整を行うと共に、前記第1の合焦手段の合焦
動作終了もしくは外部手動操作に基づいて発生する起動
信号を受けて動作する第2の合焦手段によって前記フォ
ーカスレンズの焦点合わせの微調整を行うように構成し
たので、本発明によればテレビカメラのビューファイン
ダ又はモニターテレビジョンを見ているディレクタ等の
指示に基づいてテレビカメラの撮影光学系のフォーカス
レンズの焦点合わせを行うことができ、しかも目視判断
では困難な高域空間周波数成分に対するフォーカスレン
ズの焦点合わせの微調整を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明が適用されたテレビカメラの外観を示す
斜視図、第2図は本発明に係るテレビカメラの焦点調整
装置の一実施例の構成を示すブロック図、第3A図及び
第3B図は第1図に示す制御回路により実行される処理
ルーチンの内容を示すフローチャート、第4図はテレビ
カメラのビューファインダの画面の一例を示す説明図、
第5図は第1図に示す合焦位置選択アナログゲートの具
体的構成の一例を示すブロック図、第6図乃至第8図は
第5図に示す合焦位置選択アナログゲートの動作状態を
示すタイミングチャート、第9図はビューファインダの
CRTに映し出される画面の一例を示す説明図、第10
図は絞り値をパラメータにした場合における焦点量曲線
を示す特性図、第11図は焦点量曲線の一例を示し、焦
点量曲線の極大値を求める際の演算内容を説明するため
の特性図、第12図は絞り値に対する焦点深度の特性を
解像度をパラメータとして示した特性図である。 2・・・ビューファインダ、  2a・・・CRT、 
  10・・・フォーカスレンズ、  14・・・絞り
、  16・・・駆動用アクチュエータ、  20・・
・D/A変換器、30.31.36.53・・・A/D
変換器、 32・・・操作部材、 33・・・外部起動
釦、 50・・・制御回路、  51・・・ハイパスフ
ィルタ、  53・・・合焦位置選択アナログゲート、
 54・・・RAM、60・・・音声認識部、  61
・・・アナログインターフェース、 62・・・演算プ
ロセッサ、 63・・−登録メモリ、  64・・・シ
ステム制御部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)撮影光学系により結像した被写体像を映像信号に
    変換する撮像手段と、上記映像信号を所定フォーマット
    の映像信号に変換処理する信号処理手段と、該信号処理
    手段からの映像信号を受けて被写体をモニタ表示するビ
    ューファインダと、該ビューファインダの画面上におけ
    る撮影光学系の焦点合わせをすべき領域を指定する合焦
    領域指定手段と、上記撮影光学系のフォーカスレンズを
    移動させて焦点合わせの調整を行う第1の合焦手段とを
    有するテレビカメラの焦点調整方法において、前記合焦
    領域指定手段により指定されたビューファインダの画面
    上の領域における被写体に対して第1の合焦手段により
    撮影光学系の焦点合わせの調整を行うと共に、前記第1
    の合焦手段の合焦動作終了もしくは外部手動操作に基づ
    いて発生する起動信号にて動作し焦点合わせの調整を行
    う第2の合焦手段によって前記撮影光学系のフォーカス
    レンズを移動させて前記第1の合焦手段による調整で目
    視判断が困難な高域空間周波数成分に対する微調整を行
    うことを特徴とするテレビカメラの焦点調整方法。
  2. (2)撮影光学系により結像した被写体像を映像信号に
    変換する撮像手段と、上記映像信号を所定のフォーマッ
    トの映像信号に変換処理する信号処理手段と、該信号処
    理手段からの映像信号を受けて被写体像をモニタ表示す
    るビューファインダとを有するテレビカメラにおいて、 ビューファインダの画面上における撮影光学系の焦点合
    わせをすべき領域を指定する合焦領域指定手段と、 該合焦領域指定手段の出力信号を受けて前記信号処理手
    段から出力される映像信号のうち指定されたビューファ
    インダの画面上の領域の画像を示す映像信号のみを取り
    出す合焦位置確定手段と、上記撮影光学系のフォーカス
    レンズを移動させる駆動手段と、 この駆動手段に駆動量指示信号を出力する第1の合焦手
    段と、 この第1の合焦手段によるフォーカスレンズ駆動終了も
    しくは手動操作に基づく起動信号を受けて動作し、前記
    合焦位置確定手段の出力信号を取り込み上記フォーカス
    レンズを所定の時間間隔で複数回、所定移動量だけ移動
    させるように上記駆動手段を制御して、前記合焦位置確
    定手段の出力信号に基づいて夫々の移動位置での焦点量
    を演算し、上記フォーカスレンズの最良結像性能が得ら
    れる位置を決定して上記フォーカスレンズをその位置へ
    移動させることにより焦点合わせの調整を行う第2の合
    焦手段と、 を有することを特徴とするテレビカメラの焦点調整装置
  3. (3)前記テレビカメラは、絞り値情報入力手段を含み
    、 前記合焦位置確定手段は、信号処理手段から出力される
    映像信号からその信号帯域の高域周波数近傍の信号成分
    を抽出するハイパスフィルタを有し、 前記第2の合焦手段は、このハイパスフィルタを介した
    信号成分の振幅情報を記憶する記憶手段を有し、前記第
    1の合焦手段の出力信号及び絞り値情報入力手段からの
    出力信号を取り込み、これらの信号に基づいて上記フォ
    ーカスレンズを所定の時間間隔で複数回、絞り値に応じ
    て決定される所定移動量だけ移動させるように前記駆動
    手段を制御すると共に、この所定移動量だけ移動させる
    ごとに、上記ハイパスフィルタから得られた信号成分の
    振幅情報を上記記憶手段に書き込み、これらの振幅情報
    とディフォーカス量とから補間演算を行い焦点量のディ
    フォーカス量に対する関数を求め、上記フォーカスレン
    ズの最良結像性能が得られる位置を決定し、この位置に
    フォーカスレンズを移動させるように上記駆動手段を制
    御することを特徴とする特許請求の範囲第(2)項記載
    のテレビカメラの焦点調整装置。
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