JP2008067053A - テレビジョンカメラ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
解像度の高いハイビジョン映像信号を再生できるビューファインダーは、高価であり、従来のテレビジョンカメラ装置で用いられるビューファインダーを使用してレンズフォーカスの調整を容易に行えるテレビジョンカメラ装置の実現が望まれている。
【解決手段】
光学レンズと、上記光学レンズを介して入射する被写体光を映像信号に変換する撮像部と、上記映像信号の内の所定の範囲から輪郭強調信号を検出する輪郭強調信号検出手段と、上記輪郭強調信号検出手段から得られる輪郭強調信号レベルと所定の閾値とを比較する比較判定手段と、上記光学レンズのフォーカスの程度を色表示するビューファインダを有し、上記比較判定手段からの出力レベルに基づいて上記ビューファインダの色表示の色を制御するように構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、テレビジョンカメラ装置に関し、特に、テレビジョンカメラのビューファインダー上にフォーカスの程度に応じて色分け表示するテレビジョンカメラ装置に関するものである。
テレビジョンカメラ装置のフォーカス合わせの従来の技術は、撮影者(または操作者ともいう。)がビューファインダに映る映像を見ながらレンズフォーカスを調整し、ピント合わせを撮影者が目で合わせるのが一般的である。これについて図11を用いて説明する。図11(A)は、例えば、従来のNTSC(National Television System Committee)方式の撮像画面を示す図であり、縦横比は、3:4で、水平走査線数は、525本のアナログ表示される画面を示している。この場合、NTSC方式で送信される映像信号の周波数帯域は、約4MHz程度である。そして、テレビジョンカメラ装置のビューファインダには、この程度の周波数帯域の映像信号を表示するのに十分な解像度を持つビューファインダ、例えば、周波数帯域10MHz〜15MHz程度の周波数帯域まで再生可能なデスプレイ装置が備えられており、撮影者がビューファインダに映る映像を見ながらレンズフォーカスを調整し、ピント合わせを撮影者が目で合わせることで、放送用としては、満足のできるピント合わせが可能である。
而して、近年、地上波デジタル放送が既に始まっており、地上波デジタル放送用のテレビジョンカメラ装置では、解像度の高いハイビジョン映像が送信される。この地上波デジタル放送用のテレビジョンカメラ装置に備えられているビューファインダとしては、従来のNTSC方式のテレビジョンカメラ装置で用いられるビューファインダ、例えば、周波数帯域10MHz〜15MHz程度の周波数帯域まで再生可能なデスプレイ装置が用いられている。しかしながら地上波デジタル放送で送信される解像度の高いハイビジョン映像信号は、例えば、図11(B)に示されるように縦横比が、例えば、9:16で、縦:1080画素、横:1920画素の映像信号であり、その映像信号の周波数帯域は、約27MHzである。
このように地上波デジタル放送では、映像信号の周波数帯域が約27MHzであるため、従来の、例えば、周波数帯域10MHz〜15MHz程度の周波数帯域まで再生可能なデスプレイ装置を用いたビューファインダでは、地上波デジタル放送で送信される映像信号の細部まで十分な解像度を持つ映像を表示できないこととなる。即ち、解像度の高いハイビジョン映像は、従来のビューファインダでは、人の目でピントを合わせることは非常に難しく、実際にテレビジョンカメラ装置で撮影している映像がぼけてしまうことがある。これは、ビューファインダの画質の問題、ビューファインダ自体に画像を調整する機能等があり、実際の撮影している映像とは異なっていることが影響している。このような場合、撮影者がこのビューファインダに映る映像を見ながらレンズフォーカスを調整し、ピント合わせを撮影者が目で合わせたとしても、おおよそのピント合わせをする程度で、十分なピント合わせができない場合があり、テレビジョンカメラ装置の熟練した操作者が経験と感で、ピント合わせを余儀なくされており、熟練していない撮影者では、ピント合わせが上手く行かないという事態となっている。
また、地上波デジタル放送の映像信号の周波数帯域、約27MHzを再生できるような、例えば、地上波デジタル放送用の解像度の高いハイビジョン映像信号を再生できるビューファインダを製作することも考えられるが、このような地上波デジタル放送用の映像信号を十分再生できるビューファインダは、高価であり、地上波デジタル放送用のテレビジョンカメラ装置の低価格化を阻害することとなる。従って、従来の、例えば、NTSC方式のテレビジョンカメラ装置で用いられるビューファインダを使用して地上波デジタル放送用のテレビジョンカメラ装置のレンズフォーカスの調整を容易に行えるテレビジョンカメラ装置の実現が望まれている。
特開2001−8065号公報
解像度の高いハイビジョン映像信号を再生できるビューファインダは、高価であり、従来のテレビジョンカメラ装置で用いられるビューファインダを使用してレンズフォーカスの調整を容易に行えるテレビジョンカメラ装置の実現が望まれている。
本発明の目的は、レンズフォーカスの調整を容易に行えるテレビジョンカメラ装置を提供することである。
本発明の他の目的は、解像度の高いハイビジョン映像のレンズフォーカスの調整を容易に行えるテレビジョンカメラ装置を提供することである。
本発明の他の目的は、テレビジョンカメラ装置のビューファインダ上にフォーカスの程度に応じて色分け表示するテレビジョンカメラ装置を提供することである。
本発明の更に他の目的は、輪郭強調の検出範囲を適宜設定できるテレビジョンカメラ装置を提供することである。
本発明のテレビジョンカメラ装置は、光学レンズと、上記光学レンズを介して入射する被写体光を映像信号に変換する撮像部と、上記映像信号の内の所定の範囲から輪郭強調信号を検出する輪郭強調信号検出手段と、上記輪郭強調信号検出手段から得られる輪郭強調信号レベルと所定の閾値とを比較する比較判定手段と、上記光学レンズのフォーカスの程度を色表示するビューファインダを有し、上記比較判定手段からの出力レベルに基づいて上記ビューファインダの色表示の色を制御するように構成される。
また、本発明のテレビジョンカメラ装置において、上記映像信号の内の所定の範囲から輪郭強調信号を検出する輪郭強調信号検出手段は、所定の輪郭強調量検出範囲設定手段と輪郭強調量検出手段を有し、上記所定の輪郭強調量検出範囲設定手段は、複数の所定の輪郭強調量検出範囲の異なるパターンを記憶し、操作部の操作により上記複数の所定の輪郭強調量検出範囲の異なるパターンから適宜選択するように構成される。
また、本発明のテレビジョンカメラ装置において、上記輪郭強調信号検出手段から得られる輪郭強調信号レベルと所定の閾値とを比較する比較判定手段は、第1と第2の閾値を有し、上記輪郭強調信号レベルと、上記第1と第2の閾値と比較し、上記比較結果に基づいて上記ビューファインダの色表示の色を可変するように構成される。
以上説明したように、本発明によれば、光学レンズのレンズフォーカスの調整を容易に行えるテレビジョンカメラ装置を実現できる。特に、解像度の高いハイビジョン映像のレンズフォーカスの調整を容易に行えるテレビジョンカメラ装置を実現できる。また、テレビジョンカメラのビューファインダ上にフォーカスの程度に応じて色分け表示することでフォーカスの調整が容易となり、熟練者でなくても容易にフォーカスの調整ができる特徴がある。更に、輪郭強調の検出範囲を適宜設定できる特徴がある。
本発明に係る実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例の概略構成を示すブロック図である。図1において、101は、カメラヘッド、102は、光学レンズ、103は、ビューファインダ、104は、カメラヘッドの操作部、105は、映像信号の出力端子である。111は、CCD(Charge Coupled Device)等の撮像素子からなる撮像部、112は、映像信号処理部、113は、輪郭強調量検出範囲の信号検出部、114は、輪郭強調量検出部、115は、カメラヘッド101を制御するコンピュータ(以下CPUと略称する。)、116は、光学レンズ102のフォーカスを調節するフォーカス調節部、117は、輪郭強調量と閾値の比較判定部、118は、輪郭強調量検出範囲設定部、119は、記憶部である。
光学レンズ102から入射した被写体(図示せず。)の光は、撮像部111で映像信号に変換される。撮像部111からの映像信号は、映像信号処理部112で適宜伝送に必要な信号形態に変換され、映像信号の出力端子105から、例えば、放送用として送出される。また、撮像部111からの映像信号は、輪郭強調量検出範囲の信号検出部113に入力される。この輪郭強調量検出範囲の信号検出部113は、撮像部111で撮像された画像の内、後述する指定された輪郭強調量検出範囲の映像信号を取込み、輪郭強調量検出部114に供給する。図2は、それを説明するための画面図を示す。図2において、201は、撮像部111で撮像された画面を示し、202は、輪郭強調量検出範囲を示している。
この輪郭強調量検出範囲の指定は、例えば、操作者がテレビジョンカメラ装置の操作部104を操作してCPU115の輪郭強調量検出範囲設定部118で指定することによって設定することができる。具体的には、例えば、図11(B)に示すハイビジョン映像では、画像が1920画素×1080画素で構成されているので、輪郭強調量検出範囲設定部118で、例えば、輪郭強調量検出範囲の画素位置P1、P2、P3、P4を指定することによって設定することができる。なお、この輪郭強調量検出範囲202は、ビューファインダ103の表示部に表示することによって操作者に容易に輪郭強調量検出範囲が視認できる特徴がある。特に、図2では、画面201の人物に輪郭強調量検出範囲202を設定している。
輪郭強調量検出範囲の信号検出部113で輪郭強調量検出範囲202の映像信号が取込まれ、輪郭強調量検出部114で輪郭強調量が検出される。輪郭強調量検出部114の概略構成のブロック図を図3に示す。図3において、輪郭強調量検出部114は、例えば、周知のDSP(Digital Signal Processor)で構成されている。入力端子301には、輪郭強調量検出範囲の信号検出部113から取り込まれた映像信号が入力される。この映像信号は、バンドパスフイルタ(BPF)302で、所定の輪郭強調信号が検出され、増幅器303を介して加算器304に供給される。一方、入力端子301からの映像信号は、遅延部305で所定時間遅延され、加算器304に供給される。加算器304で加算された信号は、検波部306で検波され、積分回路307で積分され、輪郭強調量、所謂、輪郭強調信号が出力端子308から出力され、CPU115の輪郭強調量と閾値の比較判定部117に供給される。なお、輪郭強調量は、例えば、輪郭強調量検出範囲202の内の最大値を、その輪郭強調量検出範囲202の輪郭強調量とすることができるが、これについては、前もって適宜実験的に定めることができる。
図4は、輪郭強調量と閾値の比較判定部117の概略構成を示すブロック図を示している。図4において、入力端子401には、輪郭強調量検出部114からの輪郭強調信号が入力され、それぞれ比較器402、404、406に供給され、それぞれの比較器の出力が出力端子403、405、407から出力される。ここで、輪郭強調量と閾値の比較判定部117の動作を図5を用いて説明する。図5は、光学レンズ102のフォーカス量fと輪郭強調量検出部114からの輪郭強調量(信号)Lsの関係を示す図であり、fは、フォーカスが合っている状態を示している。図5において、輪郭強調量Lsが、例えば、E1より大きい領域S1(Ls≧E1)は、光学レンズ102のフォーカスが良く合っている状態(映像がくっきり表示されている状態)を示している。輪郭強調量Lsが、領域S2(E1>Ls≧E2)では、光学レンズ102のフォーカスが少しボケている状態(映像が少しぼやけている状態)を示している。また、輪郭強調量Lsが、領域S3(E2>Ls)では、光学レンズ102のフォーカスが合っていない状態(映像がぼやけている状態)を示している。なお、図5に示されるフォーカス量fと輪郭強調量Lsの関係曲線は、前もってテレビジョンカメラ装置を動作させ、操作部104を操作して光学レンズ102のフォーカス調節部116を駆動し、実験的に閾値E1、E2を設定することで実現できる。
さて、輪郭強調量と閾値の比較判定部117を構成する各比較器402、404、406は、図5に示される特性を有している。そして、入力端子401に供給される輪郭強調量Lsのレベルに応じて出力端子403、405および407から判定出力がビューファインダ103に供給される。即ち、輪郭強調量LsのレベルがLs≧E1の場合には、比較器402の出力が出力端子403から出力される。また、輪郭強調量LsのレベルがE1>Ls≧E2の場合には、比較器404の出力が出力端子405から出力される。更に、輪郭強調量LsのレベルがLs<E2の場合には、比較器406の出力が出力端子407から出力される。
図6は、上述した各比較器402、404、406から出力された信号に基づいてビューファインダ103の表示部に表示した状態を示す図である。図6において、601は、ビューファインダ103の表示部に表示された画面を示す。このビューファインダ103の表示部に表示された画面は、前述した従来のNTSC方式のテレビジョンカメラ装置で用いられるビューファインダ、例えば、周波数帯域10MHz〜15MHz程度の周波数帯域まで再生可能なデスプレイ装置の表示部に表示された画面である。従って、カメラヘッド101で撮像されている、例えば、地上波デジタル放送の映像信号の周波数帯域である約27MHzの再生映像とはなっていない。602は、映像の表示画面、603および604は、映像の表示されない領域を示す。即ち、画面601は、例えば、3:4のサイズの画面であるが、映像の表示画面602は、例えば、9:16のサイズの画面である。従って、3:4のサイズの画面の上下に映像の表示されない領域603および604が、例えば、黒く表示されている。
605は、青色の表示領域、606は、緑色の表示領域、607は、赤色の表示領域を示している。そして、輪郭強調量と閾値の比較判定部117の比較器402からの出力がビューファインダ103に供給されると、青色の表示領域605が表示される。この場合は、光学レンズ102のフォーカスが良く合っている状態を示しているので、操作者は、光学レンズ102のフォーカスの調整をする必要がない。比較器404からの出力がビューファインダ103に供給されると、緑色の表示領域606が表示される。この場合は、光学レンズ102のフォーカスが少しボケている状態を示しているので、操作者は、操作部104を操作してフォーカス調節部116を駆動して、光学レンズ102のフォーカスを少し調節し、青色の表示領域605が表示されるように調節する。更に、比較器407からの出力がビューファインダ103に供給されると、赤色の表示領域607が表示される。この場合は、光学レンズ102のフォーカスが合っていない状態を示しているので、操作者は、操作部104を操作してフォーカス調節部116を駆動して、光学レンズ102のフォーカスを大幅に調節し、青色の表示領域605が表示されるように調節する。
以上、説明したように本発明では、従来の、例えば、NTSC方式のテレビジョンカメラ装置で用いられるビューファインダを使用し、テレビジョンカメラ装置のビューファインダー上にフォーカスの程度に応じて色分け表示することで、地上波デジタル放送用の解像度の高いハイビジョン映像信号を送出するテレビジョンカメラ装置の光学レンズのフォーカス合わせを容易に行うことができる。
次に、本発明の他の一実施例を図7および図8を用いて説明する。上記実施例では、輪郭強調量検出範囲202の設定を図2に示すように、例えば、操作者が撮像画面を見ながら操作部104を操作し、例えば、人物の写っている個所に輪郭強調量検出範囲202を設定する方法について説明したが、図7では、前もって輪郭強調量検出範囲のパターンを定めておき、操作者が適宜、画面に応じてパターンを選択することで、輪郭強調量検出範囲を設定することができる。
図7において、図7(A)は、画面全体を輪郭強調範囲に設定した場合を示している。図7(B)は、画面の中央部分に輪郭強調範囲に設定した場合を示している。図7(C)は、画面の左半分、図7(D)は、画面の右半分に輪郭強調範囲に設定した場合を示している。また、図7(E)は、画面の上半分、図7(F)は、画面の下半分を輪郭強調範囲に設定した場合を示している。図7(G)は、操作者が任意に設定できる輪郭強調範囲の場合(CUSTOM)を示している。そして、これらの輪郭強調量検出範囲のパターンは、CPU115の輪郭強調量検出範囲設定部118の記憶部119に前もって記憶しておく。
さて、操作者がテレビジョンカメラでドラマ撮影などをする場合、例えば、フォーカスを画面左側に合わせて撮影したい場合には、操作者は、操作部104を操作して記憶部119に記憶されている図7(C)のパターンを選択し、強調量検出範囲設定部118に図7(C)のパターンを設定する。これによって輪郭強調量検出範囲の信号検出部113では、図7(C)で示されるパターンの画像信号を取込み輪郭強調量検出部114に供給する。このようにすると、操作者が撮影する場面に応じて簡単に、しかも素早く輪郭強調範囲の設定が可能となる。なお、上記のようなパターンを選択した場合、どのパターンが設定されているかを操作者に視認できるように、例えば、ビューファインダ103の表示部に各パターンの形状を表す枠を表示すると操作者は、設定した輪郭強調範囲が分かるので便利である。あるいは、図8に示すように、図7(A)のパターンは、ビューファインダ103の表示部801に“ALL”を表示したり、他のパターンについても、それぞれCENTER(中央)、LEFT(左側)、RIGHT(右側)、UP(上側)、DOWN(下側)あるいはCUSTOM(カスタム)と表示するようにすることもできる。上記の各バターンあるいはビューファインダ103の表示部801への表示は、これらに限られるものではなく、撮影の内容、利用目的に応じて種々変更することができることはいうまでもない。
次に、本発明の更に他の一実施例について、図9および図10を用いて説明する。図9は、操作者が操作部104を操作して、フォーカスレベルLsや輪郭強調範囲の設定を行った場合に、ビューファインダ103の表示部901にそれらを表示した状態を示している。図9において、VF FOCUS INDICATOR は、フォーカス表示のタイトルを示す。FOCUS LEVEL は、指定された輪郭強調範囲の強調信号のレベルを示し、図9では、HIGH LEVEL :H≧80%、MIDDLE LEVEL : 80%>M≧50%、LOW LEVEL : 50%>Lに設定した場合を示している。また、AREA は、指定された輪郭強調範囲を示し、この場合は、CENTER(中央)であり、範囲は、WIDTH(幅)20%、HIDHT(高さ)20%である。なお、図5に示すE1およびE2は、図9では、フォーカスのピーク値fを100%として、それぞれ80%および50%が対応する。
そして、図10は、図9に示される条件でビューファインダ103の表示部に表示された輪郭強調信号レベルを示し、ビューファインダ103の表示画面601に輪郭強調範囲1001および輪郭強調信号レベルに応じた色をそれぞれ表示している。図10(A)は、輪郭強調信号レベルHがH≧80%で、光学レンズ102のフォーカスが良く合っている状態、即ち、映像がくっきり表示されている状態であるため、領域1002は、青色表示となっている。1003は、この場合の輪郭強調範囲1001の輪郭強調信号を模式的に表示したものである。
図10(B)は、輪郭強調信号レベルMが80%>M≧50%で、光学レンズ102のフォーカスが少しボケている状態、即ち、映像が少しぼやけている状態であるため、領域1004は、緑色表示となっている。1005は、この場合の輪郭強調範囲1001の輪郭強調信号を模式的に表示したものである。この場合、操作者は、操作部104を操作し光学レンズ102のフォーカス調節部116を駆動し、領域1004が青色になるように調節する。
図10(C)は、輪郭強調信号レベルLが50%>Lで、光学レンズ102のフォーカスが合っていない状態、即ち、映像がぼやけている状態であるため、領域1006は、赤色表示となっている。1007は、この場合の輪郭強調範囲1001の輪郭強調信号を模式的に表示したものである。この場合、操作者は、操作部104を操作し光学レンズ102のフォーカス調節部116を駆動し、領域1006が青色になるように調節する。
このように、輪郭強調信号レベルと閾値を比較して、ビューファインダに光学レンズのフォーカスの状態を色分け表示させることにより操作者は、容易に色分け表示を見てフォーカスを合わせればよいので、容易にフォーカスを合わせることが可能となる。また、輪郭強調範囲や位置を迅速に選択できるので、ドラマ等の様々なシーンの撮影でもフォーカスを容易に合わせることが可能となる。また、フォーカス合わせが熟練者でなくてもできる特徴がある。なお、上記実施例では、閾値を2つ設け、また、色分けも赤、緑、青の3色としたが、撮影のシーンや状況に応じて閾値を増やしたり減らすこともできる。
以上、本発明について詳細に説明したが、本発明は、ここに記載されたテレビジョンカメラ装置の実施例に限定されるものではなく、上記以外のテレビジョンカメラ装置に広く適応することが出来ることは、言うまでも無い。
本発明の一実施例の概略構成のブロック図を示す。 本発明の輪郭強調量検出範囲を説明するための図である。 本発明の輪郭強調量検出部の概略構成のブロック図を示す。 本発明の輪郭強調量と閾値の比較判定部の概略構成のブロック図を示す。 本発明の動作を説明するための図である。 本発明のビューファインダの表示部の表示画面を示す図である。 本発明の他の一実施例の輪郭強調量検出範囲のパターンを示す図である。 図7に示す輪郭強調量検出範囲のパターンのビューファインダの表示画面上での表示例を示す図である。 本発明の他の一実施例のビューファインダの表示画面を示す図である。 図9に示す一実施例に基づくビューファインダの表示画面を示す図である。 従来のテレビジョンカメラ装置の表示画面を示す図である。
符号の説明
101:カメラヘッド、102:光学レンズ、103:ビューファインダ、104:操作部、105:映像出力端子、111:撮像部、112:映像信号処理部、113:輪郭強調量検出範囲の信号検出部、114:輪郭強調量検出部、115:CPU、116:フォーカス調節部、117:輪郭強調量と閾値の比較判定部、118:輪郭強調量検出範囲設定部、119:記憶部、201:撮像画面、301、401:入力端子、302:BPF、303:増幅部、304:加算部、305:遅延部、306:検波部、307:積分回路、308、403、405、407:出力端子、402、404、406:比較器。

Claims (1)

  1. 光学レンズと、上記光学レンズを介して入射する被写体光を映像信号に変換する撮像部と、上記映像信号の内の所定の範囲から輪郭強調信号を検出する輪郭強調信号検出手段と、上記輪郭強調信号検出手段から得られる輪郭強調信号レベルと所定の閾値とを比較する比較判定手段と、上記光学レンズのフォーカスの程度を色表示するビューファインダを有し、上記比較判定手段からの出力レベルに基づいて上記ビューファインダの色表示の色を制御することを特徴とするテレビジョンカメラ装置。
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