JP2013211757A - 撮像装置、撮像方法、及び画像処理装置 - Google Patents

撮像装置、撮像方法、及び画像処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザが直感的に合焦度合いを認識可能な撮像装置、撮像方法及び画像処理装置を提供すること。
【解決手段】本発明にかかる撮像装置1は、デジタル信号処理部107と、エッジ導出部401と、エッジレベル特定部402と、色差信号出力部403と、色テーブル404と、を備える。デジタル信号処理部107は、撮像画像に含まれる対象画素の輝度情報を取得する。エッジ導出部401は、輝度情報に基づいて、対象画素に含まれるエッジのエッジ強度を導出する。エッジレベル特定部402は、エッジ強度と、予め設定された閾値と、に基づいて、エッジ強度を特定する。色テーブル404は、波長の長さの順に予め設定された色情報と、エッジ強度の強さの順に予め設定された複数のレベルとを対応させている。色差信号出力部403は、対象画素のエッジ強度と、色テーブル404と、に基づいて、対象画素の色情報を変換する。
【選択図】図1

Description

本発明は撮像装置、撮像方法及び画像処理装置に関する。
ユーザ自らがフォーカスを調整可能なマニュアルフォーカス機能を備えるカメラが知られている。マニュアルフォーカス機能を用いて撮影を行う場合、カメラが備えるビューファインダや液晶モニタに表示される撮像画像のみでは、ユーザが最もピントが合っている部分を判断することが難しかった。
そのため、マニュアルフォーカス時において、ユーザがピントの合い具合(合焦度合い)を視覚的に判別できるようにアシストする機能が開発されている。例えば、特許文献1には、エッジ検出レベルに応じて、当該エッジの色を予め設定された色に置換する撮像装置が開示されている。これにより、合焦度合いに応じて色が変化するため、ユーザは、視覚的に合焦度合いを認識できる。
特開2007−60328号公報
特許文献1に記載された撮像装置では、合焦度合いに応じて、モニタに表示される被写体画像のエッジの色を異なる色に置換している。しかし、ユーザがフォーカスを調整するためには、ユーザが合焦度合いとエッジの色との対応関係(どの色が最も合焦度合いの強い色であるか等)を予め知っておく必要があった。つまり、ユーザはモニタに表示される被写体画像のエッジの色を見ただけでは、直感的に合焦度合いを認識することが難しいという問題があった。
本発明はこのような問題を解決するためになされたものであり、ユーザがより一層直感的に合焦度合いを認識可能な撮像装置、撮像方法及び画像処理装置を提供することを目的としている。
本発明の一態様に係る撮像装置(1)は、 撮像画像に含まれる対象画素の輝度情報を取得する輝度情報取得手段(デジタル信号処理部107)と、前記輝度情報取得手段(デジタル信号処理部107)により取得された前記輝度情報に基づいて、前記対象画素の有するエッジ強度を導出するエッジ強度導出手段(401)と、前記エッジ強度導出手段(401)により導出された前記エッジ強度が、所定の閾値以上の場合は高レベルのエッジ強度であると特定し、その所定の閾値未満の場合は低レベルのエッジ強度であると特定する、又は前記エッジ強度導出手段により導出された前記エッジ強度が、所定の閾値を超える場合は高レベルのエッジ強度であると特定し、その所定の閾値以下の場合は低レベルのエッジ強度であると特定するエッジレベル特定手段(402)と、波長の長さの順に予め設定された色情報と、エッジ強度の強さの順に予め設定された複数のレベルとを対応させた色テーブル(404)と、前記エッジレベル特定手段(402)が前記高レベルのエッジ強度と特定した前記エッジ強度を有する前記対象画素の色情報を、前記色テーブル(404)においてそのエッジ強度が属する前記レベルに対応する前記色情報に変換する色変換部(色差信号出力部403)と、前記撮像画像に含まれる前記対象画素に、前記色変換部の前記変換を行った画像を表示する表示部(液晶モニタ304)と、を備えるものである。このような構成により、エッジレベル(合焦度合い)に応じてエッジの色が波長順に変化する。このため、何ら規則性の無い色の変化に比べて、ユーザが直感的にエッジレベルの大小関係を認識しやすい。その結果、ユーザは、直感的に合焦度合いを認識できる。
上記撮像装置(1)において、前記色テーブル(404)は、最も強い前記エッジ強度に対して設定された前記レベルに、赤色の前記色情報が対応させられていてもよい。
上記撮像装置(1)において、前記エッジレベル特定手段は、前記高レベルのエッジ強度を複数の閾値に応じて前記複数のレベルに対応づけてもよい。
上記撮像装置(1)において、前記色変換手段(色差信号出力部403)は、前記エッジレベル特定手段(402)が前記低レベルのエッジ強度とした前記エッジ強度を有する前記対象画素の色情報を、白黒の前記色情報に変換してもよい。
本発明の一態様に係る撮像方法は、撮像画像に含まれる対象画素の輝度情報を取得し、 取得した前記輝度情報に基づいて、前記対象画素の有するエッジのエッジ強度を導出し、導出された前記エッジ強度が、所定の閾値以上の場合は高レベルのエッジ強度であると特定し、その所定の閾値未満の場合は低レベルのエッジ強度であると特定し、又は前記エッジ強度導出手段により導出された前記エッジ強度が、所定の閾値を超える場合は高レベルのエッジ強度であると特定し、その所定の閾値以下の場合は低レベルのエッジ強度であると特定し、波長の長さの順に予め設定された色情報と、エッジ強度の強さの順に予め設定された複数のレベルとを対応させた色テーブル(404)を参照し、前記高レベルのエッジ強度と特定された前記エッジ強度を有する前記対象画素の色情報を、前記色テーブル(404)においてそのエッジ強度が属する前記レベルに対応する前記色情報に変換し、前記撮像画像に含まれる前記対象画素に、前記色変換部の前記変換を行った画像を表示する撮像方法。
本発明の一態様に係る画像処理装置は、取得した撮像画像に含まれる対象画素の輝度情報を取得する輝度情報取得手段(デジタル信号処理部107)と、前記輝度情報取得手段(デジタル信号処理部107)により取得された前記輝度情報に基づいて、前記対象画素の有するエッジ強度を導出するエッジ強度導出手段(401)と、前記エッジ強度導出手段(401)により導出された前記エッジ強度が、所定の閾値以上の場合は高レベルのエッジ強度であると特定し、その所定の閾値未満の場合は低レベルのエッジ強度であると特定する、又は前記エッジ強度導出手段により導出された前記エッジ強度が、所定の閾値を超える場合は高レベルのエッジ強度であると特定し、その所定の閾値以下の場合は低レベルのエッジ強度であると特定するエッジレベル特定手段(402)と、波長の長さの順に予め設定された色情報と、エッジ強度の強さの順に予め設定された複数のレベルとを対応させた色テーブル(404)と、前記エッジレベル特定手段(402)が前記高レベルのエッジ強度と特定した前記エッジ強度を有する前記対象画素の色情報を、前記色テーブルにおいてそのエッジ強度が属する前記レベルに対応する前記色情報に変換する色変換部(色差信号出力部403)と、を備えるものである。
本発明によれば、ユーザがより一層直感的に合焦度合いを認識可能な撮像装置、撮像方法及び画像処理装置を提供することができる。
実施の形態にかかる撮像装置のブロック図である。 実施の形態にかかる中央制御部のブロック図である。 実施の形態にかかる色テーブルの構成を示す図である。 実施の形態にかかるデジタル信号処理部の動作を示すフローチャートである。 従来の撮像装置の表示画像を示す図である。 本実施の形態にかかる撮像装置の表示画像を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。本実施の形態にかかる撮像装置1は、動画像及び静止画像を撮像することができる撮像部100を有している。また、撮像装置1は、ユーザが手動でフォーカスを調整可能なマニュアルフォーカスに関する機能を備えている。さらに、撮像装置1は、ユーザがマニュアルフォーカスで撮像を実施する場合、ユーザがピントの合い具合(合焦度合い)を視覚的に判別できるようにアシストする機能(フォーカスアシスト機能)を備えている。フォーカスアシスト機能とは、被写体の合焦度合いに応じて、被写体のエッジ部分の色を変換して液晶モニタに表示させる機能である。
撮像装置1の構成について説明する。図1は、本実施の形態にかかる撮像装置1の構成例を示すブロック図である。撮像装置1は、ズームレンズ101、フォーカスレンズ102、絞り103、及び撮像素子104で構成される撮像部100を有する。ズームレンズ101は図示しないズームアクチュエータによって光軸LAに沿って移動する。同様に、フォーカスレンズ102は、図示しないフォーカスアクチュエータによって光軸LAに沿って移動する。フォーカスアクチュエータは、ユーザにより手動で制御可能である。ユーザは、フォーカスアクチュエータを制御することにより、フォーカス調整を行う。絞り103は、図示しない絞りアクチュエータに駆動されて動作する。撮像素子104は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等で構成される。
撮像装置1を用いた撮像は以下の手順で行われる。撮像素子104は、ズームレンズ101、フォーカスレンズ102、及び絞り103を通過した光を光電変換して、被写体のアナログ画像信号を生成する。アナログ画像信号処理部105が、このアナログ画像信号を増幅した後、画像A/D変換部106が、その増幅された信号をデジタル画像データに変換する。
デジタル信号処理部107(輝度情報取得手段)は、中央制御部400からの指令に基づき、画像A/D変換部106から出力されたデジタル画像データに所定の信号処理を施して輝度信号(輝度情報)と色差信号とからなるデータを生成する。なお、輝度信号と色差信号の生成については、公知の技術であるため、詳細な説明を省略する。デジタル信号処理部107はまた、オフセット処理、ホワイトバランス調整処理、ガンマ補正処理、RGB補完処理、ノイズ低減処理、輪郭補正処理、色調補正処理、光源種別判定処理等の各種デジタル補正を行う。
また、デジタル信号処理部107は、エッジ導出部401、エッジレベル特定部402、色差信号出力部403、及び色テーブルを備え、後述する「フォーカスアシスト処理」を行う。
マイク108は撮像時の周囲の音声を収音し、アナログ音声信号を生成する。アナログ音声信号処理部109がそのアナログ音声信号を増幅した後、音声A/D変換部110が、その増幅された信号をデジタル音声データに変換する。音声入力コントローラ111は、音声A/D変換部110から出力されたデジタル音声データを撮像データと併せてメインメモリ206に格納する。
多重化部112は、メインメモリ206に格納された撮像データ及びデジタル音声データを多重化しストリームデータを生成する。
圧縮・伸長処理部201は、バス200を介して中央制御部400からの指示に従い、メインメモリ206に格納されたストリームデータに所定の圧縮処理を施し、圧縮データを生成する。また、中央制御部400からの指令に従い、カード型記録媒体302等に格納された圧縮データに所定形式の伸張処理を施し、非圧縮データを生成する。なお、本実施の形態の撮像装置1では、静止画像に対してはJPEG規格に準拠した圧縮方式が、動画像に対してはMPEG2規格やAVC/H.264規格に準拠した圧縮方式が採用される。
音声・画像処理部202は、バス200を介して中央制御部400の指示に従い、メインメモリ206から読み出したデジタルデータに所定の画像処理を施す。例えばメニュー画像やOSD画像等、各種処理のための画像データを生成し、その画像データをメインメモリ206から読み出されたオリジナルの撮像データに重畳させて液晶モニタ304に出力する。この出力によって、液晶モニタ304に表示される画像は各種画像データが合成されたものとなる。なお、液晶モニタ304の代わりに有機EL(Electro-Luminescence)モニタ等の他のモニタを用いることも可能である。
ROM203はバス200を介して中央制御部400に接続されており、中央制御部400が実行する制御プログラム及び制御に必要な各種データ等を格納している。フラッシュROM204は、ユーザの設定情報等、撮像装置1の動作に関する各種設定情報を格納している。撮像装置1は、様々な撮像のシチュエーションに応じて、いくつかの撮像モードと、各モードにあわせた撮像条件の設定を予めフラッシュROM204に記憶している。そして、ユーザは撮像を開始する前に、各モードの中から最適なモードを選択することにより、最適な撮像条件で撮像を実施することができる。例えば、特定の人物の撮像に適した「ポートレートモード」、運動会等の撮像に適した「スポーツモード」、又は夜景等の暗い場所の撮像に適した「夜景モード」等である。VRAM205は、表示用の撮像データの一時記憶領域として使用される。
メインメモリ206は、撮像データ(動画像及び静止画像)の一時記憶領域として使用される。メインメモリ206は、中央制御部400の指令に応じて、保持している撮像データをカード型記録媒体302に格納する。
メディア制御部207は、中央制御部400の指令に従い、カードI/F301を通じてカード型記録媒体302へのデータの書き込みやデータの読み出しを制御する。カード型記録媒体302はSDカードやコンパクトフラッシュ(登録商標)等の外部メモリであり、撮像装置1に対して脱着可能に設けられている。
ジャイロセンサ208は、3軸の加速度及び角速度の変化を検出し、撮像装置1の手ぶれ量の導出等を行う。時計209は、撮像データの生成日時の情報等を生成するのに使用される。
液晶モニタ304、スピーカ305、操作部306及び入出力端子307は入出力I/F303に接続されている。液晶モニタ304は、例えばVRAM205やメインメモリ206に一時記録された撮像データや各種メニュー画像データ等、各種画像データから生成された画像を表示する。スピーカ305は、例えばメインメモリ206に一時記録された音声を出力する。操作部306は、上記のように、レリーズ・スイッチや電源スイッチを含む操作キー、十字キー、ジョイスティック、又は液晶モニタ304上に重畳されたタッチパネル等から構成されており、ユーザの撮像装置1への操作入力を受け付ける。入出力端子307は、テレビモニタやPC(Personal Computer)等に接続される。
無線モジュール309は、バス200及び無線I/F308を介して、撮像装置1とは別の外部機器との間で画像データや制御に関する情報等の各種情報を無線ネットワーク通信により送受信する。この無線通信は例えば、IEEE802.11規格に準拠した方式で行われる。
中央制御部400はCPU(Central Processing Unit)、各種プログラムが格納されたROM(Read Only Memory)、及びワークエリアとしてのRAM(Random Access Memory)等を含む半導体集積回路により構成され、撮像、液晶モニタ304等への各種画像の表示、及び後述するマニュアルフォーカス機能に係る制御等の撮像装置1全体の処理を統括的に制御する。
撮像装置1について、ユーザは操作部306を使用して、撮像をオートフォーカスで実施するか、マニュアルフォーカスで実施するかを選択することができる。そして、ユーザがマニュアルフォーカスで撮像を実施する旨を選択した場合、中央制御部400は、マニュアルフォーカスに関する機能の一部として、エッジ導出部401と、エッジレベル特定部402と、色差信号出力部403と、色テーブル404としても機能する。
ここで、デジタル信号処理部107における「フォーカスアシスト処理」の詳細について説明する。デジタル信号処理部107の詳細なブロック図を図2に示す。エッジ導出部401(エッジ強度導出手段)は、デジタル信号処理部107から撮像画像に含まれる任意の画素(色変換の対象となる領域に含まれる画素。以下、対象画素と称す。)の輝度信号を取得する。そして、エッジ導出部401は、取得した輝度信号に基づいて、エッジ強度の導出を行う。エッジ導出部401におけるエッジ強度の導出方法としては、撮像画像の高周波成分を抽出するハイパスフィルタを用いた既知のエッジの導出方法を用いることができる。具体的には、エッジ導出部401は、対象画素の有するエッジ強度を求める動作を行う。このとき、エッジ強度とは、隣接する画素に関する輝度の変化量であり、ここでは、所定の検出方向に関する輝度分布を、ハイパスフィルタを用いて解析することによって求めることができる。勿論、フィルタとして、例えば、ソーベルフィルタ、ラプラシアンフィルタ、キャニーフィルタ等の他の既知のフィルタを用いてもよい。エッジ強度の導出方法は既知の手法を用いることができるため、詳細な説明は省略する。
なお、本実施の形態においては、エッジ導出部401は、水平エッジのみを導出する。これにより、水平エッジ及び垂直エッジの双方を導出する構成に比べてメモリコストを削減できる。エッジ導出部401は、導出したエッジ強度をエッジレベル特定部402に出力する。
エッジレベル特定部402(エッジレベル特定手段)は、エッジ導出部401から入力されたエッジ強度と、予め設定された複数の閾値とに基づいて、導出されたエッジ強度のレベルを特定する。具体的には、エッジレベル特定部402は、比較部402−1〜402−n(nは自然数)を備える。比較部402−1〜402−nのそれぞれには、エッジ導出部401からエッジ強度が入力される。比較部402−1〜402−nは、それぞれ異なる閾値1〜nを有している。比較部402−1の閾値1が一番大きい値であり、閾値nにかけて徐々に値が減少し、比較部402−nの閾値nが一番小さい値である。比較部402−1〜402−nは、入力されたエッジ強度と閾値との大小関係を比較する。
エッジレベル特定部402は、比較部402−1〜402−nの比較結果を、色差信号出力部403に出力する。具体的には、比較部402−1〜402−nは、比較結果に応じて、エッジ検出フラグ1〜nのレベル(エッジ強度のレベル)を変化させ、色差信号出力部403に出力する。このとき、エッジ検出フラグ1〜nとは、比較部402−1〜402−nの比較結果を、色差信号出力部403に示すための信号である。比較部402−1〜402−nは、比較結果に応じてエッジ検出フラグ1〜nの信号レベル(エッジ強度のレベル)をH(ハイ)レベルまたはL(ロー)レベルとすることにより、入力されたエッジ強度と閾値との大小関係を色差信号出力部403に通知する。
つまり、エッジレベル特定部402は、エッジ導出部401により導出されたエッジ強度が、所定の閾値(各比較部が有する閾値1〜閾値n)以上場合はHレベルのエッジ強度であると特定し、その所定の閾値未満の場合はLレベルのエッジ強度であると特定する。勿論、エッジレベル特定部402は、エッジ導出部401により導出されたエッジ強度が、所定の閾値を超える場合はHレベルのエッジ強度であると特定し、その所定の閾値以下の場合はLレベルのエッジ強度であると特定してもよい。これにより、エッジレベル特定部402から出力される1つのHレベルのエッジ検出フラグと(n−1)個のLレベルのエッジ検出フラグとが、エッジ強度のレベルを示す信号として色差信号出力部403に出力される。例えば、比較部402−1は、入力されたエッジ強度が比較部402−1の閾値1よりも大きい値である場合、比較部402−1に対応するエッジ検出フラグ1のレベルをHレベルとして、色差信号出力部403に出力する。これにより、エッジレベル特定部402は、エッジ導出部401により導出されたエッジ強度が最も強いエッジ強であることを色差信号出力部403に通知する。比較部402−2〜402−nについても同様に、入力されたエッジ強度がそれぞれの閾値2〜nよりも大きい値である場合、比較部402−2〜402−nは、エッジ検出フラグ2〜nのレベルをHレベルにする。なお、比較部402−1〜402−nの個数や各閾値については、要求されるエッジ強度の段階数に応じて適宜設定可能である。
色差信号出力部403(色変換手段)は、エッジレベル特定部402から入力されたエッジ検出フラグのレベルと、色テーブル404と、に基づいて、エッジ検出された対象画素の色信号(色情報)を変換する。具体的には、色差信号出力部403には、対象画素の色差信号が入力される。そして、色差信号出力部403は、入力された対象画素の色差信号を、エッジ検出フラグ1〜nのレベル(エッジ強度のレベル)に基づいて、色テーブル404に格納された色信号に変換して入出力I/F303を介して出力する。つまり、色差信号出力部403は、エッジレベル特定部402がHレベルのエッジ強度と特定したエッジ強度を有する対象画素の色情報を、色テーブル404においてそのエッジ強度が属するエッジレベルに対応する色情報に変換する。一方、図2に示すように、エッジ導出部401に入力される輝度信号は、変換されることなく、入出力I/F303を介して出力される。そのため、撮像装置1の液晶モニタ304には、撮像画像に含まれる対象画素に、色差信号出力部403の変換を行った画像が表示される。具体的には、液晶モニタ304には、元の撮像画像と比較して、輝度は変化しておらず、色相のみ変化した画像が表示される。また、色テーブル404とは、異なる波長を有する複数の色信号と複数のエッジレベルとを、それぞれ対応付けて格納するテーブルを意味する。言い換えると、色テーブル404は、波長の長さの順に予め設定された色信号と、エッジ強度の強さの順に予め設定された複数のエッジレベルとを対応させたテーブルである。
ここで、色テーブル404について詳細に説明する。図3は、色テーブルの構成の一例を示す図である。色テーブル404は、比較部402−1〜402−nの個数、つまりn種類の色信号が格納されている。色テーブル404においては、エッジ検出フラグ1〜nに対して予め設定された複数のエッジレベル1〜nと、複数の色信号1〜nとが対応付けられている。色差信号出力部403は、Hレベルとなったエッジ検出フラグに対して予め設定されたエッジレベルに対応する色信号を選択し、対象画素の色差信号を、選択した色信号に変換する。n種類の色信号は、当該色信号が示す色の波長順に並んでおり、対応するエッジ強度が強いエッジレベル程、長い波長の色が割り当てられている。図3に示す例においては、最も強いエッジ強度(エッジ検出フラグ1)に対して設定されたエッジレベル1に、赤色の色信号が対応している。そして、エッジ強度が低下するにつれて、短い波長の色の色信号が割り当てられている。最も弱いエッジ強度(エッジ検出フラグn)に対して設定されたエッジレベルnには、紫色の色信号が割り当てられている。つまり、色テーブル404においては、エッジ強度の強さ順と色信号の波長順とが対応している。言い換えると、色テーブル404において、エッジ強度の強さの昇順が、色信号の波長の昇順となるように、エッジレベルと色信号とが対応付けられている。
例えば、比較部の個数が5個の場合(エッジレベルが5段階に分かれている場合)、エッジ強度の強い方から、赤色、黄色、緑色、青色、紫色の5色の色信号が、それぞれのエッジレベルに対応付けられて色テーブル404に格納される。なお、エッジレベルの段階数を細かくしすぎると、多くの異なる色を使用しなければならない。そのため、隣り合うエッジレベルに対応する色の差が少なくなってしまう。その結果、ユーザが色の違いを判別することが難しくなってしまう。したがって、エッジ強度に対して設定されたエッジレベル数、つまり、色テーブル404に格納される色信号の種類は、5〜7個がより好ましい。
続いて、本実施の形態にかかる撮像装置1の動作例について、図4に示すフローチャートを用いて説明する。図4に示すフローチャートにおいては、デジタル信号処理部107に輝度信号が入力されてから、色差信号出力部403が撮像画像の色差信号を変換するまでの処理について示している。
まず、エッジ導出部401が、対象画素の輝度信号に基づいて、エッジ強度を導出する(ステップS101)。具体的には、エッジ導出部401は、入力された輝度信号に対して、ローパスフィルタを用いてノイズを除去する。その後、エッジ導出部401は、ハイパスフィルタを用いて、エッジ強度を導出し、導出したエッジ強度をエッジレベル特定部402の比較部402−1〜402−nに出力する。なお、上記した通り、エッジ導出に使用するハイパスフィルタとしては、既知の様々なフィルタを用いることができる。また、フィルタ構成についても上記構成に限られるものではなく、エッジ導出部401がハイパスフィルタ及びローパスフィルタの双方を必ずしも備えている必要はない。例えば、ノイズの影響を無視できる状況であれば、ローパスフィルタは不要である。
次に、比較部402−1は、エッジ強度と比較部402−1の閾値1との大小関係を比較する(ステップS102)。エッジ導出部401から入力されたエッジ強度が、閾値1よりも大きい場合(ステップS102:Yes)、エッジレベル特定部402は、エッジ検出フラグ1のレベル(エッジ強度のレベル)をHレベルにする(ステップS103)。
色差信号出力部403は、エッジ検出フラグ1に対して予め設定されたエッジレベル1に対応する色信号1を色テーブル404から選択し、入力された対象画素の色差信号を、選択した色信号1に変換する(ステップS104)。これにより、対象画素の色が、色信号1に対応する色に変換される。
エッジ導出部401から入力されたエッジ強度が、閾値1以下である場合(ステップS102:No)、比較部402−2は、入力されたエッジ強度と比較部402−2の閾値2との大小関係を比較する(ステップS105)。エッジ導出部401から入力されたエッジ強度が、閾値2よりも大きい場合(ステップS105:Yes)、エッジレベル特定部402は、エッジ検出フラグ2のレベルをHレベルにする(ステップS106)。そして、色差信号出力部403は、エッジ検出フラグ2に対して予め設定されたエッジレベル2に対応する色信号2を色テーブル404から選択し、入力された対象画素の色差信号を、選択した色信号2に変換する(ステップS107)。これにより、対象画素の色が、色信号2に対応する色に変換される。
エッジ導出部401から入力されたエッジ強度が、閾値2以下である場合(ステップS105:No)、比較部402−3は、入力されたエッジ強度と比較部402−3の閾値3との大小関係を比較する(ステップS108)。エッジ導出部401から入力されたエッジ強度が、閾値3よりも大きい場合(ステップS108:Yes)、エッジレベル特定部402は、エッジ検出フラグ3のレベルをHレベルにする(ステップS109)。そして、色差信号出力部403は、エッジ検出フラグ3に対して予め設定されたエッジレベル3に対応する色信号3を色テーブル404から選択し、入力された対象画素の色差信号を、選択した色信号3に変換する(ステップS110)。これにより、対象画素の色が、色信号3に対応する色に変換される。
エッジ導出部401から入力されたエッジ強度が、閾値3以下である場合(ステップS108:No)、比較部402−4〜402−nは、上記と同様の処理を行う。最終的に、エッジ導出部401から入力されたエッジ強度が、比較部402−(n−1)の閾値n−1以下である場合、比較部402−nは、入力されたエッジ強度と比較部402−nの閾値nとの大小関係を比較する(ステップS111)。エッジ導出部401から入力されたエッジ強度が、閾値nよりも大きい場合(ステップS111:Yes)、エッジレベル特定部402は、エッジ検出フラグnのレベルをHレベルにする(ステップS112)。そして、色差信号出力部403は、エッジ検出フラグnに対して予め設定されたエッジレベルnに対応する色信号nを色テーブル404から選択し、入力された対象画素の色差信号を、選択した色信号nに変換する(ステップS113)。これにより、対象画素の色が、色信号nに対応する色に変換される。このように、エッジレベル特定部402においては、エッジ導出部401により導出されるエッジ強度と予め設定された複数の閾値との単純な比較のみによって、エッジ強度のレベルの特定を行っている。つまり、単純な比較回路のみを別途追加すれば、エッジ強度のレベルの特定を実現できる。そのため、回路規模が増大することを抑えることができる。
一方、エッジ導出部401から入力されたエッジ強度が、閾値n以下であるとエッジレベル特定部402によって判定された場合(ステップS111:No)、色差信号出力部403は、入力された対象画素の色差信号を0に変換する(ステップS114)。これにより、エッジレベル特定部402において、エッジ部分であると認識されない画素の色信号は白黒(モノクロ)に変換される。つまり、撮像画像中、エッジ部分の画素は、色信号1〜nのいずれかに対応する色に変換されて表示され、エッジ部分でない画素は、白黒で表示される。これにより、様々な色彩を含む実際の撮像画像上ではなく、無彩色に変換された撮像画像上に、エッジ部分のみが所定の色(色テーブル404に格納されている色)で表示される。その結果、被写体の合焦度合いを、被写体のエッジ部分の色の変化によって示すアシストマーカーの色の視認性が向上する。ここで、アシストマーカーとは、フォーカスアシスト機能の実行中に、被写体の合焦度合いを当該被写体のエッジ部分の色の変化によって示すマーカーである。液晶モニタ304には、アシストマーカーによってエッジ部分が色付けされた被写体が表示される。
なお、色差信号出力部403によるエッジ部分の色の変換は、フォーカスアシストの機能を実行している間は常に行われる。つまり、フォーカスアシスト機能の実行中においては、常に撮像画像に含まれるエッジ部分の色は、色差信号出力部403によって変換されて出力される。これにより、フォーカスアシスト機能を用いて動画撮影を行う場合であっても、常時アシストマーカーが表示されるため、動く被写体に対しても容易にピントを合わせることができる。
ここで、本実施の形態にかかる撮像装置1の動作の一例について、図5及び図6に示す表示画像を参照して説明する。図5は、従来の撮像装置のフォーカスアシストを用いた場合の表示画像である。図6は、本実施の形態にかかる撮像装置1のフォーカスアシストを用いた場合の表示画像である。図5及び図6は同じ被写体を撮像している。なお、画像中、左手前から右奥に延在する紙には、予め格子模様の線が描かれている。また、図5及び図6においては、破線で囲まれた領域が、最もピントが合っている(合焦度合いが強い)領域である。
従来の撮像装置においては、エッジ検出が行われ、エッジ部分の画素の全てを予め設定された同一の色に変換している(図5参照)。このとき、エッジ部分か否かの判定は、1つの閾値を用いて判定される。つまり、当該閾値を超えた部分は全てエッジとして判断され、エッジが検出された物体は、ピントが合っているものとして扱われる。そのため、ユーザは、エッジ部分に色が付されている物体にはピントが合っていると判断する。そして、ユーザは、被写体中の所望の物体にピントが合うように、つまり、所望の物体のエッジ部分に色が付されるように、撮像装置のフォーカスを調整する。
しかしながら、図5に示すような従来のアシストマーカーにおいては、単一の閾値を用いてエッジが検出され、検出されたエッジ部分は、単一の色を用いて色付けされる。このため、色付けされたエッジ部分の中でも、合焦度合いにバラツキが生じてしまう。したがって、ユーザは、エッジ部分のぼやけ度合いをモニタ上で目視にて確認し、ぼやけ度合いに基づいて、合焦度合いを判断しなければならない。そのため、細かな合焦度合いを判断することが困難となる。特に、近年普及しているHD(High Definition)映像や4K解像度の映像等では、正確にピントが合っている(ジャストピント)か否かが重要である。しかし、撮像装置に設けられている液晶モニタ304の液晶サイズが小さい(例えば、ユーザが手で把持可能な液晶サイズ)場合、ユーザの目視だけでは微妙な合焦度合いの違いを判別できない。また、液晶モニタ304に表示される画像データについて、HD等からSD(Standard Definition)にダウンコンバートされている場合等に、記録されているHDの撮像データとの間に合焦度合いや領域にギャップが生まれてしまう。
これに対して、本実施の形態にかかる撮像装置1においては、検出したエッジ部分の色が、エッジ強度(エッジ部分の合焦度合い)に対応する色に変換されている(図6参照)。つまり、エッジ部分のエッジ強度に応じて、エッジ部分の色が色テーブル404に予め格納された複数の色に変換されている。言い換えると、エッジ部分の合焦度合いに基づいて、エッジ部分が異なる色で表示されている。
図6に示した例においては、色の参照情報900に示すように、色テーブル404には、エッジ強度に応じて、6つの色(赤色、橙色、黄色、緑色、青色、紫色)が格納されている。言い換えると、色テーブル404には、エッジ強度に対して予め設定されたエッジレベルに応じて、色相の異なる色信号が格納されている。また、合焦度合いが強い程(エッジ強度が強い程)、波長の長い色が対応付けられている。そのため、最もピントが合っている破線領域のエッジ部分は、赤色で表示されている。赤色は人間にとって注意を惹く色であるため、ユーザは直感的に赤色部分が最も合焦度合いが強いと認識できる。
また、赤色の領域から画面の奥に向かうにつれて、エッジ部分が波長の短い色で表示されている。つまり、合焦度合いが弱くなるにつれて、エッジ部分の色の波長が短くなるように表示されている。なお、参照情報900を表示画面内に表示可能としてもよい。これにより、ユーザは、エッジ部分の色と合焦度合いとの対応関係を容易に確認できる。
以上のように、本実施の形態にかかる撮像装置1の構成によれば、エッジレベル特定部402が、エッジ強度と、予め設定された閾値と、に基づいて、エッジ導出部401により導出されたエッジ強度のレベルを特定する。そして、色差信号出力部403が、エッジ強度に対して予め設定されたエッジレベルに対して波長順に割り当てられた複数の色信号を格納する色テーブル404と、エッジレベル特定部402により特定されたエッジ強度のレベルと、に基づいて対象画素の色信号を変換する。これにより、撮像装置1の表示画像において、エッジ部分は、エッジ強度に対応する色に変換されて表示される。さらに、変換後のエッジ部分の色は、エッジ強度に応じて波長順に変化する。このため、何ら規則性の無い色の変化に比べて、ユーザが直感的にレベルの大小関係を認識しやすい。その結果、ユーザは、直感的に合焦度合いを認識できる。
加えて、本実施の形態にかかる撮像装置1の構成によれば、エッジ強度に応じて色の色相を変化させている。そのため、エッジ強度に応じて輝度(明度)のみを変化させる場合に比べて、ユーザは色の違いを認識しやすくなり、視認性が向上する。
なお、本発明は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。例えば、上記の実施の形態においては、最もピントの合焦度合いが強いエッジ部分を赤色で示していたが、これに限られるものではない。最もピントの合焦度合いの強い(エッジ強度が強い)エッジ部分を橙色で示してもよい。同様に、最もピントの合焦度合いの弱い(エッジ強度が弱い)エッジ部分を青色で示してもよい。また、上記の実施の形態においては、色テーブル404が中央制御部400に設けられていたが、これに限られるものではなく、中央制御部400外部のROM203等に格納されていてもよい。さらに、色テーブル404において、エッジ強度の昇順が色信号の波長の降順になるように、エッジ強度と色信号とが対応付けられていてもよい。
また、上記の実施の形態では、撮像装置1内部のデジタル信号処理部107において、撮像された画像データの色信号変換処理が行われていたが、これに限られるものではない。つまり、デジタル信号処理部107の構成を画像処理装置として単独で使用してもよい。例えば、監視カメラ等の撮像装置が生成する画像データを入力とし、入力された画像データの色信号を変換する画像処理装置であってもよい。
1 撮像装置
100 撮像部
101 ズームレンズ
102 フォーカスレンズ
103 絞り
104 撮像素子
105 アナログ画像信号処理部
106 画像A/D変換部
107 デジタル信号処理部
108 マイク
109 アナログ音声信号処理部
110 音声A/D変換部
111 音声入力コントローラ
112 多重化部
201 圧縮・伸張処理部
202 音声・画像処理部
203 ROM
204 フラッシュROM
205 VRAM
206 メインメモリ
207 メディア制御部
301 カードI/F
302 カード型記録媒体
303 入出力I/F
304 液晶モニタ
305 スピーカ
306 操作部
307 入出力端子
308 無線I/F
309 無線モジュール
400 中央制御部
401 エッジ導出部
402 エッジレベル特定部
403 色差信号出力部
404 色テーブル
900 参照情報

Claims (6)

  1. 撮像画像に含まれる対象画素の輝度情報を取得する輝度情報取得手段と、
    前記輝度情報取得手段により取得された前記輝度情報に基づいて、前記対象画素の有するエッジ強度を導出するエッジ強度導出手段と、
    前記エッジ強度導出手段により導出された前記エッジ強度が、所定の閾値以上の場合は高レベルのエッジ強度であると特定し、その所定の閾値未満の場合は低レベルのエッジ強度であると特定する、又は前記エッジ強度導出手段により導出された前記エッジ強度が、所定の閾値を超える場合は高レベルのエッジ強度であると特定し、その所定の閾値以下の場合は低レベルのエッジ強度であると特定するエッジレベル特定手段と、
    波長の長さの順に予め設定された色情報と、エッジ強度の強さの順に予め設定された複数のレベルとを対応させた色テーブルと、
    前記エッジレベル特定手段が前記高レベルのエッジ強度と特定した前記エッジ強度を有する前記対象画素の色情報を、前記色テーブルにおいてそのエッジ強度が属する前記レベルに対応する前記色情報に変換する色変換部と、
    前記撮像画像に含まれる前記対象画素に、前記色変換部の前記変換を行った画像を表示する表示部と、
    を備える撮像装置。
  2. 前記色テーブルは、最も強い前記エッジ強度に対して設定された前記レベルに、赤色の前記色情報が対応させられていることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記エッジレベル特定手段は、前記高レベルのエッジ強度を複数の閾値に応じて前記複数のレベルに対応づけることを特徴とする請求項1又は2に記載の撮像装置。
  4. 前記色変換手段は、前記エッジレベル特定手段が前記低レベルのエッジ強度とした前記エッジ強度を有する前記対象画素の色情報を、白黒の前記色情報に変換することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の撮像装置。
  5. 撮像画像に含まれる対象画素の輝度情報を取得し、
    取得した前記輝度情報に基づいて、前記対象画素の有するエッジのエッジ強度を導出し、
    導出された前記エッジ強度が、所定の閾値以上の場合は高レベルのエッジ強度であると特定し、その所定の閾値未満の場合は低レベルのエッジ強度であると特定し、又は前記エッジ強度導出手段により導出された前記エッジ強度が、所定の閾値を超える場合は高レベルのエッジ強度であると特定し、その所定の閾値以下の場合は低レベルのエッジ強度であると特定し、
    波長の長さの順に予め設定された色情報と、エッジ強度の強さの順に予め設定された複数のレベルとを対応させた色テーブルを参照し、前記高レベルのエッジ強度と特定された前記エッジ強度を有する前記対象画素の色情報を、前記色テーブルにおいてそのエッジ強度が属する前記レベルに対応する前記色情報に変換し、
    前記撮像画像に含まれる前記対象画素に、前記色変換部の前記変換を行った画像を表示する撮像方法。
  6. 取得した撮像画像に含まれる対象画素の輝度情報を取得する輝度情報取得手段と、
    前記輝度情報取得手段により取得された前記輝度情報に基づいて、前記対象画素の有するエッジ強度を導出するエッジ強度導出手段と、
    前記エッジ強度導出手段により導出された前記エッジ強度が、所定の閾値以上の場合は高レベルのエッジ強度であると特定し、その所定の閾値未満の場合は低レベルのエッジ強度であると特定する、又は前記エッジ強度導出手段により導出された前記エッジ強度が、所定の閾値を超える場合は高レベルのエッジ強度であると特定し、その所定の閾値以下の場合は低レベルのエッジ強度であると特定するエッジレベル特定手段と、
    波長の長さの順に予め設定された色情報と、エッジ強度の強さの順に予め設定された複数のレベルとを対応させた色テーブルと、
    前記エッジレベル特定手段が前記高レベルのエッジ強度と特定した前記エッジ強度を有する前記対象画素の色情報を、前記色テーブルにおいてそのエッジ強度が属する前記レベルに対応する前記色情報に変換する色変換部と、
    を備える画像処理装置。
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