JP2001008065A - 輪郭強調回路 - Google Patents
輪郭強調回路Info
- Publication number
- JP2001008065A JP2001008065A JP11176395A JP17639599A JP2001008065A JP 2001008065 A JP2001008065 A JP 2001008065A JP 11176395 A JP11176395 A JP 11176395A JP 17639599 A JP17639599 A JP 17639599A JP 2001008065 A JP2001008065 A JP 2001008065A
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- Japan
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- contour
- signal
- level
- contour emphasis
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- Pending
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- Studio Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 フォーカスの程度に応じて輪郭部に所定の色
を着色表示することでフォーカス調整をより容易に行え
るようにする。 【解決手段】 入力された映像信号の輪郭部の明瞭度に
応じて前記輪郭部に所定の色が着色するように輪郭部を
強調した映像信号を出力する。
を着色表示することでフォーカス調整をより容易に行え
るようにする。 【解決手段】 入力された映像信号の輪郭部の明瞭度に
応じて前記輪郭部に所定の色が着色するように輪郭部を
強調した映像信号を出力する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、輪郭強調回路に関
し、特に、テレビジョンカメラのビューファインダに表
示されるための映像信号の輪郭を強調する回路に関す
る。
し、特に、テレビジョンカメラのビューファインダに表
示されるための映像信号の輪郭を強調する回路に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、テレビジョンカメラでフォーカス
調整を行うときに、その操作者はビューファインダでも
って、テレビジョンカメラが撮像している映像信号によ
る映像表示を確認しながら、その表示された被写体映像
の輪郭部が最も白く光る位置となるように、フォーカス
調整を行う。そのときの従来のビューファインダの構成
例を図２に示す。この図においてビューファインダは、
映像信号を入力し、その映像信号を基に輪郭を明確にす
るための輪郭強調信号を生成しその映像信号に重畳する
輪郭強調回路２’、輪郭強調回路２’からの映像信号を
後段の表示デバイスで表示するためのＲ、Ｇ、Ｂ映像信
号に変換するためのデコーダ４’、デコーダ４’からの
Ｒ、Ｇ、Ｂ映像信号を入力し、その映像信号に応じて画
像を表示する表示デバイス６からなる。
調整を行うときに、その操作者はビューファインダでも
って、テレビジョンカメラが撮像している映像信号によ
る映像表示を確認しながら、その表示された被写体映像
の輪郭部が最も白く光る位置となるように、フォーカス
調整を行う。そのときの従来のビューファインダの構成
例を図２に示す。この図においてビューファインダは、
映像信号を入力し、その映像信号を基に輪郭を明確にす
るための輪郭強調信号を生成しその映像信号に重畳する
輪郭強調回路２’、輪郭強調回路２’からの映像信号を
後段の表示デバイスで表示するためのＲ、Ｇ、Ｂ映像信
号に変換するためのデコーダ４’、デコーダ４’からの
Ｒ、Ｇ、Ｂ映像信号を入力し、その映像信号に応じて画
像を表示する表示デバイス６からなる。
【０００３】ここで、輪郭強調回路２’により映像信号
の輪郭が強調されるため、被写体のフォーカスが合うに
従い、その輪郭部が暗い状態からより明るい状態に変化
するため、カメラマン（操作者）がフォーカス調整を行
い易くなる。また、近年、ビューファインダとしては、
液晶表示デバイスを使用したフラットディスプレイ化が
進んでいるが、この場合、液晶表示であっては、映像表
示するためのダイナミックレンジがブラウン管（ＣＲ
Ｔ）と比較して狭いという欠点があり、上述の輪郭強調
を施したとしても、画面上で確認しづらいという問題が
ある。
の輪郭が強調されるため、被写体のフォーカスが合うに
従い、その輪郭部が暗い状態からより明るい状態に変化
するため、カメラマン（操作者）がフォーカス調整を行
い易くなる。また、近年、ビューファインダとしては、
液晶表示デバイスを使用したフラットディスプレイ化が
進んでいるが、この場合、液晶表示であっては、映像表
示するためのダイナミックレンジがブラウン管（ＣＲ
Ｔ）と比較して狭いという欠点があり、上述の輪郭強調
を施したとしても、画面上で確認しづらいという問題が
ある。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】高コントラスト被写体
の撮影時や液晶ビューファィンダを使用した場合などに
おいて、上述の従来の輪郭強調を施しただけでは、強調
出力によるより白くなったピーク信号が確認しづらいと
いう欠点がある。
の撮影時や液晶ビューファィンダを使用した場合などに
おいて、上述の従来の輪郭強調を施しただけでは、強調
出力によるより白くなったピーク信号が確認しづらいと
いう欠点がある。
【０００５】本発明は、フォーカス具合に応じて輪郭強
調信号に任意の色を付加、または輪郭強調部分が点滅表
示するようにしたことにより、カメラマンがフォーカス
調整を容易に行えるようにすることを目的とする。
調信号に任意の色を付加、または輪郭強調部分が点滅表
示するようにしたことにより、カメラマンがフォーカス
調整を容易に行えるようにすることを目的とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するため、入力された映像信号の輪郭部の明瞭度に
応じて前記輪郭部に所定の色が着色するように輪郭部を
強調した映像信号を出力するものである。
解決するため、入力された映像信号の輪郭部の明瞭度に
応じて前記輪郭部に所定の色が着色するように輪郭部を
強調した映像信号を出力するものである。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施例を、図
１を用いて説明する。図１は、本発明の一実施例の輪郭
強調回路を用いたビューファインダのブロック構成を示
す図である。この図に示すビューファインダにおいて、
入力された映像信号は、輪郭強調ディジタル処理回路２
とデコーダ４とへ入力される。デコーダ回路４では入力
された映像信号を後段の表示デバイス６で表示するため
のＲ、Ｇ、Ｂ映像信号に変換し出力する。一方、輪郭強
調ディジタル処理回路２では、まず、入力された映像信
号を基に、その映像信号の輪郭部の明瞭度に応じた信号
レベルを有する輪郭強調信号が生成される。ここで、こ
の映像信号の輪郭部の明瞭度は、例えば、映像信号撮像
時の、その輪郭部に対して成されたフォーカス調整の程
度に応じてその明瞭度が変化する。さらに輪郭強調ディ
ジタル処理回路２では、生成された輪郭強調信号の信号
レベルに応じて、例えば、輪郭強調信号の各ピーク信号
レベルに応じ、信号レベルが０から所定レベルの１／３
までの範囲のレベルであれば黒色、該所定レベルの１／
３から２／３までの範囲のレベルであれば青色、該所定
レベルの２／３から該所定レベルまでの範囲のレベルで
あれば緑色、該所定レベルより大きければ赤色に、それ
ぞれ対応する輪郭部が色付けされるようにするための輪
郭部着色信号を生成する。その輪郭部着色信号は、合成
回路５へ入力され、そこで、デコーダ回路４からの出力
ＲＧＢ信号と輪郭部着色信号とを合成回路５で合成する
ことで、所定の輪郭部に輪郭部着色信号が置き換わるよ
うに合成され、合成された信号が表示デバイス６へ出力
されることで、輪郭部に色付けされた映像信号が表示デ
バイス６でもって表示される。
１を用いて説明する。図１は、本発明の一実施例の輪郭
強調回路を用いたビューファインダのブロック構成を示
す図である。この図に示すビューファインダにおいて、
入力された映像信号は、輪郭強調ディジタル処理回路２
とデコーダ４とへ入力される。デコーダ回路４では入力
された映像信号を後段の表示デバイス６で表示するため
のＲ、Ｇ、Ｂ映像信号に変換し出力する。一方、輪郭強
調ディジタル処理回路２では、まず、入力された映像信
号を基に、その映像信号の輪郭部の明瞭度に応じた信号
レベルを有する輪郭強調信号が生成される。ここで、こ
の映像信号の輪郭部の明瞭度は、例えば、映像信号撮像
時の、その輪郭部に対して成されたフォーカス調整の程
度に応じてその明瞭度が変化する。さらに輪郭強調ディ
ジタル処理回路２では、生成された輪郭強調信号の信号
レベルに応じて、例えば、輪郭強調信号の各ピーク信号
レベルに応じ、信号レベルが０から所定レベルの１／３
までの範囲のレベルであれば黒色、該所定レベルの１／
３から２／３までの範囲のレベルであれば青色、該所定
レベルの２／３から該所定レベルまでの範囲のレベルで
あれば緑色、該所定レベルより大きければ赤色に、それ
ぞれ対応する輪郭部が色付けされるようにするための輪
郭部着色信号を生成する。その輪郭部着色信号は、合成
回路５へ入力され、そこで、デコーダ回路４からの出力
ＲＧＢ信号と輪郭部着色信号とを合成回路５で合成する
ことで、所定の輪郭部に輪郭部着色信号が置き換わるよ
うに合成され、合成された信号が表示デバイス６へ出力
されることで、輪郭部に色付けされた映像信号が表示デ
バイス６でもって表示される。
【０００８】なお、前記の輪郭強調信号のピーク信号レ
ベルの色毎の範囲の選択方法あるいは範囲の数について
は、このテレビジョンカメラによる撮影の状況に応じ設
定できるようにしてもよい。そうすることで、範囲数を
多し、色数を多くした場合は、フォーカスの調整の程度
がより詳細に判定できる。また、被写体の映像の表示状
況によっては、合成された着色された輪郭部が見づらい
こともあり、その場合は、輪郭強調ディジタル処理回路
２からの輪郭部着色信号の付加色を変更し、あるいは、
輪郭部着色信号が一定信号でなく断続信号となるように
して、輪郭部の着色有り無しが繰り返されるようにする
ことで、判定をより容易にできる。
ベルの色毎の範囲の選択方法あるいは範囲の数について
は、このテレビジョンカメラによる撮影の状況に応じ設
定できるようにしてもよい。そうすることで、範囲数を
多し、色数を多くした場合は、フォーカスの調整の程度
がより詳細に判定できる。また、被写体の映像の表示状
況によっては、合成された着色された輪郭部が見づらい
こともあり、その場合は、輪郭強調ディジタル処理回路
２からの輪郭部着色信号の付加色を変更し、あるいは、
輪郭部着色信号が一定信号でなく断続信号となるように
して、輪郭部の着色有り無しが繰り返されるようにする
ことで、判定をより容易にできる。
【０００９】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ビューファインダで表示する映像の輪郭部に、所定の輪
郭強調レベルを任意の段階に量子化し、その各段階毎
に、すなわち、フォーカスの程度に応じて、別々の色を
表示するようにして、液晶表示デバイスのようなダイナ
ミックレンジの小さいディスプレイを用いる場合や、高
コントラストな被写体を撮影する際においても、ジャス
トフォーカス点が容易に判定でき、カメラマンがフォー
カス調整を容易に行うことが可能となる。
ビューファインダで表示する映像の輪郭部に、所定の輪
郭強調レベルを任意の段階に量子化し、その各段階毎
に、すなわち、フォーカスの程度に応じて、別々の色を
表示するようにして、液晶表示デバイスのようなダイナ
ミックレンジの小さいディスプレイを用いる場合や、高
コントラストな被写体を撮影する際においても、ジャス
トフォーカス点が容易に判定でき、カメラマンがフォー
カス調整を容易に行うことが可能となる。
【図１】本発明に係わるビューファインダのブロック構
成例を示す図。
成例を示す図。
【図２】従来技術のビューファインダの一例のブロック
構成を示す図。
構成を示す図。
２：輪郭強調ディジタル処理回路、 ４：デコーダ回
路、 ６：表示デバイス。
路、 ６：表示デバイス。
Claims (1)
- 【請求項１】 入力された映像信号の輪郭部の明瞭度に
応じて前記輪郭部に所定の色が着色するように輪郭部を
強調した映像信号を出力する輪郭強調回路。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11176395A JP2001008065A (ja) | 1999-06-23 | 1999-06-23 | 輪郭強調回路 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11176395A JP2001008065A (ja) | 1999-06-23 | 1999-06-23 | 輪郭強調回路 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001008065A true JP2001008065A (ja) | 2001-01-12 |
Family
ID=16012925
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11176395A Pending JP2001008065A (ja) | 1999-06-23 | 1999-06-23 | 輪郭強調回路 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001008065A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005260479A (ja) * | 2004-03-10 | 2005-09-22 | Sony Corp | 映像処理装置、映像処理方法およびプログラム並びに撮像システム |
| JP2007028380A (ja) * | 2005-07-20 | 2007-02-01 | Sony Corp | 撮像装置 |
| JP2008067053A (ja) * | 2006-09-07 | 2008-03-21 | Hitachi Kokusai Electric Inc | テレビジョンカメラ装置 |
| JP2008182664A (ja) * | 2006-12-28 | 2008-08-07 | Victor Co Of Japan Ltd | フォーカス調整用信号生成装置及び撮像装置 |
| JP2013211757A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-10 | Jvc Kenwood Corp | 撮像装置、撮像方法、及び画像処理装置 |
| US10096090B2 (en) | 2015-06-04 | 2018-10-09 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus, image processing method, and storage medium, relating to emphasizing a contour region |
| US10282828B2 (en) | 2016-03-31 | 2019-05-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus to convert gradation values of an input image, control method thereof, and program |
| WO2020195246A1 (ja) * | 2019-03-28 | 2020-10-01 | ソニー株式会社 | 撮像装置、撮像方法、及びプログラム |
-
1999
- 1999-06-23 JP JP11176395A patent/JP2001008065A/ja active Pending
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005260479A (ja) * | 2004-03-10 | 2005-09-22 | Sony Corp | 映像処理装置、映像処理方法およびプログラム並びに撮像システム |
| JP4686989B2 (ja) * | 2004-03-10 | 2011-05-25 | ソニー株式会社 | 映像処理装置および撮像システム |
| JP2007028380A (ja) * | 2005-07-20 | 2007-02-01 | Sony Corp | 撮像装置 |
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| US10096090B2 (en) | 2015-06-04 | 2018-10-09 | Canon Kabushiki Kaisha | Image processing apparatus, image processing method, and storage medium, relating to emphasizing a contour region |
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| WO2020195246A1 (ja) * | 2019-03-28 | 2020-10-01 | ソニー株式会社 | 撮像装置、撮像方法、及びプログラム |
| JPWO2020195246A1 (ja) * | 2019-03-28 | 2020-10-01 | ||
| US11729493B2 (en) | 2019-03-28 | 2023-08-15 | Sony Group Corporation | Image capture apparatus and image capture method |
| JP7444163B2 (ja) | 2019-03-28 | 2024-03-06 | ソニーグループ株式会社 | 撮像装置、撮像方法、及びプログラム |
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