JPH04150681A - 電子カメラ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野コ 本発明は、電子スチル・カメラ、ビデオ・カメラ、ＴＶ
カメラなどの電子撮像手段を具備する電子カメラに関す
る。

［従来の技術］ 上述のような電子カメラでは、電子撮像手段の出力信号
により撮影光学系の焦点調節を行なっている。その場合
、撮影画面の一定部分、例えば中央部分を測距枠とし、
当該測距枠内の信号により焦点を検出する。

第２図は、自動焦点調節機能を有する電子カメラの構成
ブロック図を示す。第２図において、１０は撮影レンズ
、１２は撮像素子、１４は撮像素子１２の出力から輝度
信号及び色信号を形成する信号処理回路、１６は信号処
理回路１４からの輝度信号Ｙ及び色信号Ｃからコンポジ
ット信号を形成するビデオ・エンコーダ、１８は信号処
理回路１４の輝度信号出力から測光エリア内の信号を抜
き出すゲート回路、２０はゲート回路１８の出力から所
定の高周波成分を抽出するバンドパスフィルタ（ＢＰＦ
）　、２２は検波回路、２４は山登り法のような焦点検
出演算及び制御を行なう演算回路、２６は撮影レンズ１
０のフォーカシ゛ング・レンズを光軸方向に移動するモ
ータ２８を駆動する駆動回路、２９はゲート回路１８に
おける測距エリアを規定するゲート・パルスを発生する
パルス発生回路である。

撮影レンズ１０による被写体像は撮像素子１２により電
気信号に変換され、信号処理回路１４は撮像素子１２の
出力に周知の映像信号処理を施して、輝度信号及び色信
号を出力する。ビデオ・工ンコーダ１６は信号処理回路
１４から出力される輝度信号及び色信号をコンポジット
信号に変換する。信号処理回路１４で形成される輝度信
号（又はこれに相当する信号）がゲート回路１８にも印
加される。

ゲート回路２０はパルス発生回路２９からのゲート・パ
ルスに従い、所定の測距枠内の信号処理回路１４の出力
を通過させる。ＢＰＦ２０により抽出された高周波成分
は検波回路２２により検波され、演算回路２４は例えば
山登り法により、検波回路２２の検波出力が大きくなる
方向に、駆動回路２６及びモータ２８により撮影レンズ
１０のフォーカシング・レンズを移動させる。

以上により、撮影レンズは合焦状態に自動制御される。

［発明が解決しようとする課題］ 上記従来例では、測距枠は固定されており、構図との関
係で主たる被写体が撮影画面の端に位置する場合には、
当該主たる被写体が測距枠内に入るようにカメラの向き
を変え、その位置で焦点調節を行なってフォーカシング
・レンズを口・ツクし、再度、主たる被写体を目的の構
図位置になるようにカメラの向きを変更し、撮影を行な
うことになる。このような操作は非常に面倒である。こ
れに対して、測距枠の位置や大きさを予め用意された位
置及び／又は大きさから選択できるようにしたものも提
案されているが、それでも、測距枠の位置及び大きさを
自由に指定できないので、面倒さは残っている。

そこで、本発明は測距枠の大きさ及び位置を自由に指定
できる電子カメラを提示することを目的とする。

［課題を解決するための手段］ 本発明に係る電子カメラは、測距領域を指定する測距領
域指定手段と、当該測距領域指定手段により指定された
測距領域に基づいて焦点を調節する焦点調節手段とを具
備することを特徴とする。

［作用］ 上記手段により、測距領域の位置及び大きさを撮影者が
任意にしかも簡単に選択調整できるようになる。

［実施例］ 以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の一実施例の構成ブロック図を示す。第
２図と同じ回路要素には同じ符号を付しである。３０は
指などによる加圧位置を示す電圧信号を出力するタッチ
・パネル、３２はタッチ・パネル３０の電源、３４はタ
ッチ・パネル３０の位置読み取り方向、即ちＸ、Ｙ座標
を切り換えるスイッチ、３６はスイッチ３４により選択
されたタッチ・パネル３０の出力信号をディジタル化す
るＡ／Ｄ変換器、３８はスイッチ３４を制御すると共に
、タッチ・パネル３０による指定座標で規定される測距
枠を形成する測距枠ゲート・ノくルスをゲート回路１８
に印加するマイクロコンピュータ（ＭＰＵ）である。

なお、ＭＰＵ３８には、垂直同期信号ＶＤ及び水平同期
信号ＨＤが印加され、初期位置の測距枠ゲート・パルス
を発生する自動モードと、撮影者の指定する座標位置の
測距枠ゲート・パルスを発生する指定モードとの切り換
えを指定するモード切換え信号が印加されている。

第３図はＭＰＵ３８の動作フローチャートを示す。先ず
、モード切換え信号に応じて自動モードが指定モードか
を調べ（ＳＬ）、自動モードの場合には、既成データを
図示しないＲＯＭから読み出して（Ｓ２）、測距枠ゲー
ト・パルスを発生する（Ｓ３）。指定モードの場合には
、スイッチ３４をＸ座標の読み取り方向にして（Ｓ４）
、Ｘ座標を読み込み（Ｓ５）、次に、スイッチ３４をＹ
座標の読み取り方向にして（Ｓ６）、Ｙ座標を読み込み
（Ｓ７）、読み込んだＸ、Ｙ座標により規定される測距
枠を形成する測距枠ゲート・パルスを発生する（Ｓ８）
。

第４図はタッチ・パネル３０の平面図を示し、第５図は
、タッチ・パネル３０の断面図を示す。

タッチ・パネル３０は薄い抵抗板３０ａと薄い導体板３
０ｂを互いに微小距離離して配置してあり、抵抗板３０
ａには、スイッチ３４により座標読み取り方向で電源３
２の電圧が印加される。パネル表面を加圧する事により
、導体板３０ｂが変形して抵抗板３０ａに電気的に接触
する。この電気接触により、導体板３０ｂから、接触位
置に相当する出力電圧が得られる。

このようなタッチ・パネル３０を例えば、モニタ画面上
に取り付け、撮影画像を観察しながら、焦点を合わせた
い被写体を指定する。例えば、第６図に示すような撮影
画面に対して、主たる被写体を囲むように、タッチ・パ
ネルβＯにより測距枠を指定する。この場合、指定され
た測距枠を確認できるように、ファインダ画面には、第
７図に符号４０で示すように、指定測距枠を表示するの
が好ましい。

［発明の効果］ 以上の説明から容易に理解できるように、本発明によれ
ば、測距枠の大きさ及び位置を自在に且つ簡単に設定で
きるようになる。即ち、スチル・カメラなどで、焦点調
節のために一々カメラの向きを変更しなくてよくなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成ブロック図、第２図は
従来例の構成ブロック図、第３図は第１図のＭＰＵ３８
の動作フローチャート、第４図はタッチ・パネル３０の
平面図、第５図はタッチ・パネル３０の断面図、第６図
はモニタ画面の一例、第７図はファインダ画面の一例で
ある。 １０：撮影レンズ　１２：撮像素子　１４：信号処理回
路　１６：ビデオ・エンコーダ　１８ニゲ）’　回ｔｉ
　　２０　：　／（ンドパスフィルタ　２２：検波回路
　２４：演算回路　２６：モータ駆動回路２８：モータ
　２９：パルス発生回路　３０：タッチ・パネル　３０
ａ　：抵抗板　３０ｂ　：導体板　３２：電源　３４：
スイッチ　３６　：　Ａ／Ｄ変換器　３８：マイクロコ
ンピュータ　４０：測距枠 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 測距領域を指定する測距領域指定手段と、当該測距領域
   指定手段により指定された測距領域に基づいて焦点を調
   節する焦点調節手段とを具備することを特徴とする電子
   カメラ。