JPH01173728A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

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JPH01173728A
JPH01173728A JP33477087A JP33477087A JPH01173728A JP H01173728 A JPH01173728 A JP H01173728A JP 33477087 A JP33477087 A JP 33477087A JP 33477087 A JP33477087 A JP 33477087A JP H01173728 A JPH01173728 A JP H01173728A
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semiconductor device
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high concentration
bmd
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Kenji Minami
健治 南
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優 片桐
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は高濃度層上に低mK層を有しかつ前記高濃度J
−にBMD (Bulk Mlcro Defect 
)が含まれる半導体装置及びその製造方法に関し、特に
MOSエピタキシャルを使用する分野で、トレンチ構造
のキヤ・母シタを有するダイナミックRAM等に使用さ
れるものである。
(従来の技術) 一般に、第8図の如< p++領域(高濃度不純物層)
1を有する牛4体装置においては、P−領域(低濃度不
純物層)2に形成されるアクティブ素子(トランジスタ
、キャパシタなど)に悪影響を与えるクエハプロセス途
上の汚染対策として。
BMD (Bulk Mlcra D@fect ) 
3を意図的に形成し、このBMD 3により汚染源を内
部に吸着する方法がとられる。このようにすることでP
−層2に結晶欠陥が生ぜず、安定した歩留での生産が可
能となる。
第8図は集積回路の一例としてのダイナミックRAMを
示し、4はソースまたはドレインとなるN+鳩、5は薄
い酸化膜、6はフィールド酸化膜、71〜73はポリシ
リコン層、8はアルミニウム配線(例えばビットライン
)、9は絶縁膜である。71はキャパシタ用ポリシリコ
ンs ’m  s ’mはワードライン等のぼりシリコ
ン配線である。ここでは図示されていなhが、ポリシリ
コン電極71に隣接する酸化膜5のまわシのP++層J
、P−層2にはN塵屑が形成され、このN型層はポリシ
リコン電極71の電圧により反転した層か、あるいは予
め設けられる不純物層である。これによりキa、 ノe
シタが形成される。
(発明が解決しようとする問題点) 上記のように従来技術では、P 層1に充分多数のBM
D jを形成することで、デバイスを形成する各工程で
問題となる汚染源(例えば重金属などンをBMD 3に
吸着し、アクティブ素子が形成される表層例えばP−層
2に結晶欠陥が生じるのを防止していた。
しかるにP++層1にアクティブ素子(この場合キャパ
シタ]が形成されると、これが、表層に結晶欠陥が生じ
るのを防止するために形成されている多数のBMDJよ
り悪影響を受けることが判明した。
即ちアクティブ素子例えばトレンテキャノクシタ等の形
成を想定すると、必然的にトレンチの囲シのP++層1
にPN接合が形成されるが、このPN接合の一部はBM
D Jの領域に形成される。この場合BMD jは接合
リークを引き起こす要因として働き、素子の性能、信頼
性に劣化をもたらす。
ところで従来のトレンチ構造は、P 層ノ上にP″″″
層2り、P 層表面付近のBMD 3は充分抜けきった
第9図のような構造にならず、第8図の形でキャノ量シ
タ下部はBMD領域と重書した形となり、上記リーク等
の問題点を引き起こしていた。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたもので、高濃度層
に、トレンチまたはこれに付随するPN接合領域または
これに付随する空乏層領域が達する場合、その囲シの前
記高濃度層にはBMDが存在しないようにすることによ
り、前記問題点を解消するものである。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段と作用)本発明は、高濃
度層上に低濃度層を有しかつ前記高濃度層にはBMD 
(Bulk Micro Defect )が含まれる
半導体装置において、前記高濃度層にまで達する半導体
素子のPN接合領域またはこれに付随して発生する空乏
層領域が形成され、前記高濃度層におけるByDは前記
半導体素子領域の周囲には存在しない構成としたことを
第1の特徴とする。また、高濃度層上に低濃度層を有し
かつ前言己高濃度層にはBMD (Bulk Micr
t+ Defect )カニ含まれる半導体装置の製造
方法において、前記高濃度層に達するトレンチを設ける
か、または少くともトレンチに付すいするPN接合また
はこれに付ずいして発生する空乏層領域が前記高濃度層
に存在するトレンチを前記半導体装置の半導体基板に設
け、前記トレンチの内壁からその囲りのBMDを熱処理
で外拡散させることを第2の特徴とする。
即ち本発明は、上記の如き半導体層に設けたトレンチ(
凹部)より、高温熱処理による外拡散(Out −Di
ffusion )で、キャノぞシタ等の半導体素子が
形成されるトレンチの囲りのBMDを消滅除去させ、B
MDが存在することによる悪影響をなくすようにしたも
のである。
(実施例) 以下図面を参照して本発明の一実施例を説明する。第1
図の如く本実施例では、P”−、P++積層構造のエピ
タキシャル基板を用いる場合であシ、符号も前記従来例
で用いたものと対応させる。即ちp++層1中にはP−
層での結晶欠陥を防止するために、低温熱処理(例えば
700℃近辺)、中温熱処理(例えば1000℃近辺)
などを用いて、BMD Jを形成する。なおP−層2に
は、エピタキシャル成長を用い過剰酸素含有率が通常の
バルクウェハに比べて極めて低いため、 BMDは基本
的には発生しない、その後例えば、第2図の如くフィー
ルド酸化膜6、薄い酸化膜5を形成後、第3図の如くレ
ジストを用いた写真蝕刻法などを用いて、p++層1に
達するトレンチ1ノを設ける。次に第4図に示す如く高
温熱処理(例えば1200℃近辺)罠より、トレンチ1
1の内壁よりその近辺の過剰酸素が外拡散していき、こ
のためBMD 3の分布は第4図の如くなり、BMDが
存在しない領域12ができる。上記高温熱処理には、ウ
ェル拡散工程での高温熱処理を利用できる。その後トレ
ンチ内壁にダート酸化膜(薄い酸化膜)5を形成し、ト
レンチ1ノ内にぼりシリコン層71を形成することによ
りトレンチキャパシタを形成する(第5図)。
その他P″″層2上にはトランジスタ等の半導体素子を
形成し、例えば図示の如くダイナミックRAM等が形成
されるものである。
上記第5図の如きものであれば、P++層1に達するト
レンチ1ノクシタの囲夛にはBMD 3が存在しないよ
うにしたため、該BMDによるリーク電流等を防止でき
るものである。
なお本発明は実施例のみに限られず種々の応用が可能で
ある。例えば実施例では、トレンチにより形成される半
導体素子としてトレンチキャパシタに適用した場合を説
明したが、これのみに限られなり、また実施例ではトレ
ンチ1ノがP++層1に完全に達している場合を説明し
たが、該高濃度層にトレンチ(凹部〕が達する手前で止
った場合でも、該トレンチに付随するPN接合またはこ
れに付ずいして発生する空乏層領域が前記高濃度層(P
+1層l)に達する場合に本発明を適用しても、同様な
効果が期待できるものである。第6図はこのことを示す
もので、本発明は第6図(a)ないしくd)のいずれを
も含むものである。第6図中においてXJはPN接合領
域を、30は空乏層を示している。
また本発明においてPN接合領域は、予め形成されたも
のでもよいし、電圧がかけられて導電型が反転して形成
されるものでもよい。また本発明は、BMD領域が基板
基準表面より2つ以上の異なる深さのところに形成され
ている半導体装置であればよい。第7図はこのことを示
すもので、例えば41が基板基準表面であシ、42がB
MD領域であった場合、例えば基板基準表面41よりの
深さがX1eX1と2つの場合は、X凰(x 2となる
ような半導体装置であればよい。
[発明の効果コ 以上説明した如く本発明によれば、低濃度層下の高濃度
層に達する半導体素子の囲シにはBMDが存在しないよ
うにしたので、これによりリーク電流等の悪影響を防止
でき、高い信頼性と生産性を有する半導体装置が得られ
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の実施例の工程、説明図、
第6図、第7図は本発明の詳細な説明図、第8図は従来
装置の断面図、第9図は好ましh構造の半導体装置を示
す断面図である。 1・・・P+“層、2・・・P−層、3・・・BMD、
4・・・ソースまたはドレイン層、5・・・絶縁膜、7
1〜73・・・ポリシリコン層、12・・・BMDが存
在しない領域。 出願人代理人  弁理士 鈴 江 武 彦第1図 第3図 第4図

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)高濃度層上に低濃度層を有しかつ前記高濃度層に
    はBMD(Bulk Micro Defect)が含
    まれる半導体装置において、前記高濃度層にまで達する
    半導体素子のPN接合領域あるいはこれに付随して発生
    する空乏層領域が形成され、前記高濃度層におけるBM
    Dは前記半導体素子領域の周囲には存在しない構成とし
    たことを特徴とする半導体装置。
  2. (2)前記低濃度層はエピタキシャル成長層であること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の半導体装置
  3. (3)前記半導体素子がトレンチ構造であることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項に記載の半導体装置。
  4. (4)前記PN接合領域は、予め形成されたものまたは
    電圧がかけられて導電型が反転して形成されるものであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の半導
    体装置。
  5. (5)前記BMD領域が前記低濃度層表面より2つ以上
    の異なる深さのところに形成されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載の半導体装置。
  6. (6)高濃度層上に低濃度層を有しかつ前記高濃度層に
    はBMD(Bulk Miero Defect)が含
    まれる半導体装置の製造方法において、前記高濃度層に
    達するトレンチ構造を設けるか、または少くともトレン
    チ構造に付ずいするPN接合領域あるいは、該領域に付
    ずいして発生する空乏層領域が前記高濃度層に達するト
    レンチ構造を前記半導体装置の半導体基板に設け、前記
    トレンチ構造の内壁からその近傍のBMDを熱処理で外
    拡散させることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. (7)前記低濃度層はエピタキシャル成長層であること
    を特徴とする特許請求の範囲第6項に記載の半導体装置
    の製造方法。
  8. (8)前記半導体素子がトレンチ・キャパシタであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第6項に記載の半導体装
    置の製造方法。
  9. (9)前記PN接合領域は、予め形成されたものまたは
    電圧がかけられて導電型が反転して形成されるものであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第6項に記載の半導
    体装置の製造方法。
  10. (10)前記BMD形成に、低温(例えば700℃近辺
    )、中温(例えば1000℃近辺)の熱工程を用いるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第6項に記載の半導体装
    置の製造方法。
  11. (11)前記トレンチを形成後、ウェル層形成を含む高
    温(例えば1200℃近辺)熱処理を行なうことを特徴
    とする特許請求の範囲第6項に記載の半導体装置の製造
    方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0964444A2 (en) * 1998-06-09 1999-12-15 Siemens Aktiengesellschaft Semiconductors having denuded zones
JP2006156973A (ja) * 2004-10-25 2006-06-15 Toyota Motor Corp 絶縁ゲート型半導体装置の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60140830A (ja) * 1983-12-28 1985-07-25 Fujitsu Ltd 半導体装置の製造方法

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