JPH01173604A - 超電導コイル - Google Patents
超電導コイルInfo
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- JPH01173604A JPH01173604A JP62330533A JP33053387A JPH01173604A JP H01173604 A JPH01173604 A JP H01173604A JP 62330533 A JP62330533 A JP 62330533A JP 33053387 A JP33053387 A JP 33053387A JP H01173604 A JPH01173604 A JP H01173604A
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F6/00—Superconducting magnets; Superconducting coils
- H01F6/06—Coils, e.g. winding, insulating, terminating or casing arrangements therefor
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
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- H01F41/04—Apparatus or processes specially adapted for manufacturing or assembling magnets, inductances or transformers; Apparatus or processes specially adapted for manufacturing materials characterised by their magnetic properties for manufacturing cores, coils, or magnets for manufacturing coils
- H01F41/048—Superconductive coils
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
この発明は内部冷却型の強制冷却超電導コイルに関する
。
。
(従来の技術)
磁気閉込め核融合装置に用いられるトロイダルコイルや
ボロイダルコイルのように大電流が供給されるコイルと
して内部冷却型の強制冷却超電導コイルが使用されてい
る。
ボロイダルコイルのように大電流が供給されるコイルと
して内部冷却型の強制冷却超電導コイルが使用されてい
る。
しかして、従来、この種の超電導コイルとして、第5図
に示すように中空部に超電導素線2を挿通するとともに
、同超電導素線2に沿って超臨界圧ヘリウムが流れる流
路3を形成した断面矩形状のシース管1を複数本用意し
、これらシース管1の周囲に層間絶縁層4を形成すると
ともに、これらを束ねて対地絶縁層5で囲むように構成
したものがある。このようにすると、シース管1が超臨
界圧ヘリウムの圧力バウンダリとして機能するとともに
、何らかの原因で超電導状態がくずれて(すなわち、コ
イルがクエンチして、)、大きな内圧上昇が生じた場合
にも、この圧力を受止め、さらに磁場と超電導導体を流
れる電流とが電磁気学的に干渉して生じる電磁力に対し
ても超電導素線2からなる導体部を支持するようなり、
超電導コイルとして安定した状況が得られる。
に示すように中空部に超電導素線2を挿通するとともに
、同超電導素線2に沿って超臨界圧ヘリウムが流れる流
路3を形成した断面矩形状のシース管1を複数本用意し
、これらシース管1の周囲に層間絶縁層4を形成すると
ともに、これらを束ねて対地絶縁層5で囲むように構成
したものがある。このようにすると、シース管1が超臨
界圧ヘリウムの圧力バウンダリとして機能するとともに
、何らかの原因で超電導状態がくずれて(すなわち、コ
イルがクエンチして、)、大きな内圧上昇が生じた場合
にも、この圧力を受止め、さらに磁場と超電導導体を流
れる電流とが電磁気学的に干渉して生じる電磁力に対し
ても超電導素線2からなる導体部を支持するようなり、
超電導コイルとして安定した状況が得られる。
ところが、このような構成のものでは、上述したトロイ
ダルコイルやボロイダルコイルのように大電流のものに
なると、導体部での断面積が大きく、クエンチの際の内
圧も可なり大きなものになるため、この内圧に十分耐え
るためにもシース管1の肉厚を厚(せざるを得ない。し
かし、シース管1の肉厚を厚くすると、コイルを作る工
程での、シース管を矩形管にする工程と、コイル状に巻
回する工程の2つの成形工程が極めて難しくなり、この
ような成形工程で、無理な力が超電導素線2に加わり、
これら超電導素線2を切断してしまうことがある。また
、コイル状に巻回する工程では、シース管1が第6図に
示すように断面が台形状に変形してしまうこともある。
ダルコイルやボロイダルコイルのように大電流のものに
なると、導体部での断面積が大きく、クエンチの際の内
圧も可なり大きなものになるため、この内圧に十分耐え
るためにもシース管1の肉厚を厚(せざるを得ない。し
かし、シース管1の肉厚を厚くすると、コイルを作る工
程での、シース管を矩形管にする工程と、コイル状に巻
回する工程の2つの成形工程が極めて難しくなり、この
ような成形工程で、無理な力が超電導素線2に加わり、
これら超電導素線2を切断してしまうことがある。また
、コイル状に巻回する工程では、シース管1が第6図に
示すように断面が台形状に変形してしまうこともある。
そして、このようにシース管1が変形すると、コイルと
しての寸法精度を出すのが極めて難しくなるだけでなく
、シース管1の外周に巻回する層間絶縁層4も変形のた
め破損してしまうおそれがあり、仮に、破損されなくと
も電磁力が作用した場合に、隣接するものと片当りとな
るため、絶縁破壊を起し易くなる。
しての寸法精度を出すのが極めて難しくなるだけでなく
、シース管1の外周に巻回する層間絶縁層4も変形のた
め破損してしまうおそれがあり、仮に、破損されなくと
も電磁力が作用した場合に、隣接するものと片当りとな
るため、絶縁破壊を起し易くなる。
さらに、シース管1の気密溶接にしてもシース管1の肉
厚が厚いと、その分だけ溶接時の熱量が大きくなるため
に、超電導素線2を破損してしまうこともあった。
厚が厚いと、その分だけ溶接時の熱量が大きくなるため
に、超電導素線2を破損してしまうこともあった。
(発明が解決しようとする問題点)
このように従来の超電導コイルでは、シース管の肉厚が
厚くなることに原因して、シース管をコイル状に巻回す
るための成形工程が難しく、変形が生じ易くなって、超
電導素線の切断事故を生じるだけでなく、寸法精度が劣
化し、さらに、層間絶縁層の破損による絶縁破壊を招き
易くなるとともに、シース管溶接時の熱量の増大により
超電導素線を破損する恐れがあった。
厚くなることに原因して、シース管をコイル状に巻回す
るための成形工程が難しく、変形が生じ易くなって、超
電導素線の切断事故を生じるだけでなく、寸法精度が劣
化し、さらに、層間絶縁層の破損による絶縁破壊を招き
易くなるとともに、シース管溶接時の熱量の増大により
超電導素線を破損する恐れがあった。
そこで、この発明の目的とするところは、シース管の肉
厚を薄くすることで、シース管の成形加工を容易にして
変形を防止でき、コイルとしての寸法精度を高めること
ができるとともに、超電導素線および絶縁層の破損を防
止できる安定して信頼性の高い超電導コイルを提供する
にある。
厚を薄くすることで、シース管の成形加工を容易にして
変形を防止でき、コイルとしての寸法精度を高めること
ができるとともに、超電導素線および絶縁層の破損を防
止できる安定して信頼性の高い超電導コイルを提供する
にある。
(問題点を解決するための手段)
この発明は、超電導素線を中空部に収容したシース管と
、コイル状に加工されるとともに軸方向に沿って分割可
能に構成され且つ内部に沿って上記シース管が収容され
る補強容器と、上記補強容器を囲むように設けられる絶
縁層とを有し、補強容器によりシース管の肉厚を薄くで
きるようになっている。
、コイル状に加工されるとともに軸方向に沿って分割可
能に構成され且つ内部に沿って上記シース管が収容され
る補強容器と、上記補強容器を囲むように設けられる絶
縁層とを有し、補強容器によりシース管の肉厚を薄くで
きるようになっている。
(作用)
この結果、シース管は補強容器の強度によりクエンチ時
の内厚や電磁力に耐え得るように構成されるので、シー
ス管自身として肉薄のものを使用することができるよう
になる。そして、肉薄のシース管を用いることで成形加
工を変形を生じることなく簡単に行なうことができるの
で、超電導素線に無理な力が加わることがなくなり切断
事故を皆無にできる。また、コイル状に予め機械加工さ
れる補強容器が使用されるので、コイルとしての寸法精
度を精度よく確保できるとともに、絶縁層の破損を防止
できるようにもなる。
の内厚や電磁力に耐え得るように構成されるので、シー
ス管自身として肉薄のものを使用することができるよう
になる。そして、肉薄のシース管を用いることで成形加
工を変形を生じることなく簡単に行なうことができるの
で、超電導素線に無理な力が加わることがなくなり切断
事故を皆無にできる。また、コイル状に予め機械加工さ
れる補強容器が使用されるので、コイルとしての寸法精
度を精度よく確保できるとともに、絶縁層の破損を防止
できるようにもなる。
(実施例)
以下、この発明の一実施例を図面にしたがい説明する。
第1図は同実施例の断面図を示すものである。
図において、11は比較的肉薄の材料で作成された断面
矩形状のシース管で、このシース管11は中空部に超電
導素線12を挿通するとともに、同超電導素線12に沿
って超臨界圧ヘリウムが流れる流路13を形成している
。このようなシース管11は補強容器14に収容される
。
矩形状のシース管で、このシース管11は中空部に超電
導素線12を挿通するとともに、同超電導素線12に沿
って超臨界圧ヘリウムが流れる流路13を形成している
。このようなシース管11は補強容器14に収容される
。
ここで、補強容器14は軸方向に沿って2分割された分
割容器141.142からなるもので、第2図および第
3図に示すように断面をコ字状に形成するとともに、予
め機械加工によりコイル状に形成される。そして、この
ような分割容器141.142からなる補強容器14内
部にシース管11を収容し、この状態から、これら分割
容器141.142の間を溶接して一体に構成する。
割容器141.142からなるもので、第2図および第
3図に示すように断面をコ字状に形成するとともに、予
め機械加工によりコイル状に形成される。そして、この
ような分割容器141.142からなる補強容器14内
部にシース管11を収容し、この状態から、これら分割
容器141.142の間を溶接して一体に構成する。
その後、補強容器14の周囲に層間絶縁層15を形成す
るとともに、全体の周囲に対地絶縁層16を形成し、樹
脂を含浸して固化することにより超電導コイルを形成す
るようになる。
るとともに、全体の周囲に対地絶縁層16を形成し、樹
脂を含浸して固化することにより超電導コイルを形成す
るようになる。
このように構成すると、シース管11は補強容器14内
部に収容されることで、クエンチ時の内圧や電磁力に対
する負担が掛かることがなくなり、ヘリウムなどの冷媒
の気密保持を負担するのみになるので、シース管11自
身として肉薄のものを使用することができるようになる
。これにより、ヒース管11の成形加工を変形を生じる
ことなく簡単に行なうことができ、しかも、この加工の
際に超電導素線に無理な力が加わることがなくなるので
、素線の切断事故を皆無にできる。また、補強容器14
は予め機械加工によりコイル状に形成されたものが使用
されるので、コイルとしての寸法精度を確保できる。ま
た、このような補強容器14は機械加工の際に表面を滑
らかに加工するようにすることで、補強容器14の外周
に形成される絶縁層の破損を防止することもできる。し
たがって、このようにして得られた超電導コイルとして
は、安定した信頼の高いものとして実用化できることに
なる。
部に収容されることで、クエンチ時の内圧や電磁力に対
する負担が掛かることがなくなり、ヘリウムなどの冷媒
の気密保持を負担するのみになるので、シース管11自
身として肉薄のものを使用することができるようになる
。これにより、ヒース管11の成形加工を変形を生じる
ことなく簡単に行なうことができ、しかも、この加工の
際に超電導素線に無理な力が加わることがなくなるので
、素線の切断事故を皆無にできる。また、補強容器14
は予め機械加工によりコイル状に形成されたものが使用
されるので、コイルとしての寸法精度を確保できる。ま
た、このような補強容器14は機械加工の際に表面を滑
らかに加工するようにすることで、補強容器14の外周
に形成される絶縁層の破損を防止することもできる。し
たがって、このようにして得られた超電導コイルとして
は、安定した信頼の高いものとして実用化できることに
なる。
なお、この発明は上記実施例にのみ限定されず、要旨を
変更しない範囲で適宜変形して実施できる。
変更しない範囲で適宜変形して実施できる。
上述の実施例では補強容器として断面コ字状の2個の分
割容器からなるものを用いたが、例えば、断面コ字状の
容器に板状の蓋体を組合わせた補強容器など、他の形状
のものの組合わせによる補強容器を使用することもでき
る。また、補強容器は、例えばステンレスを用いた鋳物
より構成してもよい。こうすれば、補強容器の寸法精度
を、さらに高めることができるので、超電導コイル全体
の寸法精度を良好にでき、しかも表面状態を平滑化でき
るので、絶縁層の破損などを皆無にできる。さらに、補
強容器は、機械加工により同心円状に形成した複数のリ
ング状容器本体を放射方向に分割して2個以上のセクタ
を得るとともに、これらセクタうち半径の異なるものを
接続して第4図に示すようなコイル状の補強容器17を
構成するようにしてもよい。
割容器からなるものを用いたが、例えば、断面コ字状の
容器に板状の蓋体を組合わせた補強容器など、他の形状
のものの組合わせによる補強容器を使用することもでき
る。また、補強容器は、例えばステンレスを用いた鋳物
より構成してもよい。こうすれば、補強容器の寸法精度
を、さらに高めることができるので、超電導コイル全体
の寸法精度を良好にでき、しかも表面状態を平滑化でき
るので、絶縁層の破損などを皆無にできる。さらに、補
強容器は、機械加工により同心円状に形成した複数のリ
ング状容器本体を放射方向に分割して2個以上のセクタ
を得るとともに、これらセクタうち半径の異なるものを
接続して第4図に示すようなコイル状の補強容器17を
構成するようにしてもよい。
[発明の効果]
この発明によれば、超電導素線を中空部に収容したシー
ス管と、コイル状に加工されるとともに軸方向に沿って
分割可能に構成され且つ内部に沿って上記シース管が収
容される補強容器と、上記補強容器を囲むように設けら
れる絶縁層とを有している。これにより、シース管は補
強容器を介してクエンチ時の内圧や電磁力に耐えるよう
に構成されるので、シース管自身として肉薄のものを使
用することができる。そして、肉薄のシース管を用いる
ことで成形加工を変形を生じることなく簡単に行なうこ
とができるので、超電導素線に無理な力が加わることが
なくなり切断事故を皆無にできる。また、コイル状に機
械加工される補強容器が使用されるので、コイルとして
の寸法精度を確保できるとともに、絶縁層の破損を防止
することもできる。このように安定した信頼の高い超電
導コイルが得られることは、かようなコイルを使用した
装置も十分の機能を発揮できるようになり、その波及的
効果は極めて大きい。
ス管と、コイル状に加工されるとともに軸方向に沿って
分割可能に構成され且つ内部に沿って上記シース管が収
容される補強容器と、上記補強容器を囲むように設けら
れる絶縁層とを有している。これにより、シース管は補
強容器を介してクエンチ時の内圧や電磁力に耐えるよう
に構成されるので、シース管自身として肉薄のものを使
用することができる。そして、肉薄のシース管を用いる
ことで成形加工を変形を生じることなく簡単に行なうこ
とができるので、超電導素線に無理な力が加わることが
なくなり切断事故を皆無にできる。また、コイル状に機
械加工される補強容器が使用されるので、コイルとして
の寸法精度を確保できるとともに、絶縁層の破損を防止
することもできる。このように安定した信頼の高い超電
導コイルが得られることは、かようなコイルを使用した
装置も十分の機能を発揮できるようになり、その波及的
効果は極めて大きい。
第1図はこの発明の一実施例を示す断面図、第2図は同
実施例に使用される補強容器を示す正面図、第3図は第
2図のA−A線に沿った断面図、第4図はこの発明の他
実施例に使用される補強容器を示す正面図、第5図は従
来の超電導コイルを示す斜視図、第6図は同超電導コイ
ルに使用されるシース管の変形状態を示す断面図である
。 11・・・シース管、12・・・超電導素子、13・・
・流路、14・・・補強容器、141.142・・・分
割容器、15.16・・・絶縁層。 第2図 第4因 第5図 第6図
実施例に使用される補強容器を示す正面図、第3図は第
2図のA−A線に沿った断面図、第4図はこの発明の他
実施例に使用される補強容器を示す正面図、第5図は従
来の超電導コイルを示す斜視図、第6図は同超電導コイ
ルに使用されるシース管の変形状態を示す断面図である
。 11・・・シース管、12・・・超電導素子、13・・
・流路、14・・・補強容器、141.142・・・分
割容器、15.16・・・絶縁層。 第2図 第4因 第5図 第6図
Claims (5)
- (1)超電導素線を中空部に収容した肉薄のシース管と
、コイル状に加工されるとともに軸方向に沿って分割可
能に構成され且つ内部に沿って上記シース管が収容され
る補強容器と、上記補強容器を囲むように設けられる絶
縁層とを具備したことを特徴とする超電導コイル。 - (2)補強容器は断面コ字状の2個の分割容器より構成
されることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の超
電導コイル。 - (3)絶縁層は層間絶縁層および対地絶縁層よりなるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記載
の超電導コイル。 - (4)補強容器は鋳物により形成されることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項乃至第3項のいずれかに記載の
超電導コイル。 - (5)補強容器は同心円状に形成した複数のリング状容
器本体を放射方向に分割して2個以上のセクタを得ると
ともに、半径の異なるセクタを接続してコイル状に形成
したことを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第4項
のいずれかに記載の超電導コイル。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62330533A JPH0719689B2 (ja) | 1987-12-26 | 1987-12-26 | 超電導コイル |
DE3843728A DE3843728A1 (de) | 1987-12-26 | 1988-12-23 | Supraleitende spulenanordnung und verfahren zu ihrer herstellung |
US07/684,502 US5122772A (en) | 1987-12-26 | 1991-04-15 | Superconductive coil assembly |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62330533A JPH0719689B2 (ja) | 1987-12-26 | 1987-12-26 | 超電導コイル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01173604A true JPH01173604A (ja) | 1989-07-10 |
JPH0719689B2 JPH0719689B2 (ja) | 1995-03-06 |
Family
ID=18233697
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62330533A Expired - Fee Related JPH0719689B2 (ja) | 1987-12-26 | 1987-12-26 | 超電導コイル |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5122772A (ja) |
JP (1) | JPH0719689B2 (ja) |
DE (1) | DE3843728A1 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9324486B2 (en) * | 2013-06-17 | 2016-04-26 | Massachusetts Institute Of Technology | Partial insulation superconducting magnet |
GB201515978D0 (en) | 2015-09-09 | 2015-10-21 | Tokamak Energy Ltd | HTS magnet sections |
US20200279681A1 (en) | 2018-12-27 | 2020-09-03 | Massachusetts Institute Of Technology | Variable-width, spiral-grooved, stacked-plate superconducting magnets and electrically conductive terminal blocks and related construction techniques |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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