JPS58219720A - 箔巻誘導電器 - Google Patents

箔巻誘導電器

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JPS58219720A
JPS58219720A JP10211082A JP10211082A JPS58219720A JP S58219720 A JPS58219720 A JP S58219720A JP 10211082 A JP10211082 A JP 10211082A JP 10211082 A JP10211082 A JP 10211082A JP S58219720 A JPS58219720 A JP S58219720A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
foil
winding
voltage side
induction electric
side winding
Prior art date
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Pending
Application number
JP10211082A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Okubo
仁 大久保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
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Publication of JPS58219720A publication Critical patent/JPS58219720A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F27/00Details of transformers or inductances, in general
    • H01F27/28Coils; Windings; Conductive connections
    • H01F27/32Insulating of coils, windings, or parts thereof
    • H01F27/323Insulation between winding turns, between winding layers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Coils Of Transformers For General Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は、箔状素線を用いた箔巻誘導電器に関\ するもので、特に、その高圧側巻線の巻回構造に係るも
のである。
[発明の技術的背景] 鉄心脚の周囲に金属箔から成る箔状素線を巻回して巻線
を構成させた箔巻誘導電器は、通常の巻線を用いた誘導
電器に比較すると占積率が良い為、小形・軽量化を実現
できる特徴があり、既に、数KV、数100KV△程度
の比較的低電圧・小容量の変圧器等では実用化されてい
る。
従来の箔巻誘導電器は、基本的には第1図に示す様に、
鉄心1の上にシート状の低圧側巻線2が巻回され、その
上に筒状の絶縁筒3を介して高圧側巻m4が巻回されて
いる。両部状の巻線2.4の軸方向の端部には、それぞ
れ端部絶縁物5が配設される。そして、この端部絶縁物
5から更に軸方向に所定の絶縁距離をおいてヨーク側接
地部゛材6が設けられている。また、高圧側巻線4の最
外周の高圧端部からは、高圧リード線7が引き出されて
いる。この場合、低圧側及び高圧側の箔状の巻線2.4
は、一般には、各層の箔巻線内部の電流密度を一定とす
る為に、箔巻線の軸方向の長さ即ちスタック長さが、半
径方向即ち巻線のビルド方向に対して一定に保たれてい
る。
この様にして構成された誘導電器本体は、図示しないタ
ンク内部に絶縁油或いはS Fsガスの様な絶縁媒体8
と共に収納されている。
[背景技術の問題点] この様な従来の構成においては、第2図に示す様な等電
位分布的19が予想され、また、高圧側巻線4の最内周
及び最外周巻線端部からヨーク側接地部材6までの距w
111do及びdnが一定であることから、高圧側巻線
4の最外周の角部Aにおいて過度の電界が集中し、充分
な耐電圧を有することができない。逆に、角部Aに電界
が集中しないように充分な耐電圧を有する様な距離dn
を決定すると、距離dOを有する最内周の角部Bの電界
は非常に低いものとなり、高圧側巻14とヨーク側接地
部材7との間に形成される絶縁空間の利用率が低下して
しまう。
そこで、従来から、第3図に示す多重円筒形巻線の様な
構成とすることが提案されている。即も。
この多重円筒形巻線は、高圧側巻線4内の電位が上昇し
て行く外周方向に従って、高圧側巻線4のコイル端面に
傾斜を形成し、高圧側巻線4の角部Aの電界集中をなく
し、電界密度をほぼ一定に抑える様に構成されている。
しかし、この様な構成は、箔状素線を用いた高圧側巻線
においては採用することが難しい。その理由は、第3図
に示す様な構成とするには、電流密度を一定とする為外
周の高電圧側に巻回されるに従って、箔状素線自体の厚
さを徐々に増して行く必要がでてくるからである。この
様に徐々、に箔状素線自体の厚さを増して行くことは製
作上困難な問題があり、また箔状素線の厚さが厚くなれ
ば、厚くなった箔状素線断面内で渦電流が増加する虞れ
がある。
し発明の目的] 本発明は、上記の従来技術の問題点を考慮してなされた
ち・のであり、高圧側巻線とヨーク側接地部材との間に
形成される絶縁空間の利用率を低下させることなく該絶
縁空間への電界の集中を防止し、しかも製作が容易であ
り、電流密度が一定で、また、渦電流による渦電流損失
のない箔巻誘導電器を提供することを目的とするもので
ある。
[発明の概要]  ′ 本発明の箔巻誘導電器は、箔状素線の端部に折曲げ部を
形成し、この折曲げ部の幅を外周の巻層になるに従って
広く1−ることにより、箔状素線の肉厚を変化させるこ
となく、高圧側巻線の端部に傾斜をMする様にしたもの
である。
[°発明の実施例] 本発明の第1実施例を第4図及び第5図において説明づ
゛る。第5図は第4図の斜線部の拡大図である。
高圧側巻線4を構成ツる箔状素線21は、各層において
端部が折曲げられた状態で巻回されている。この折曲げ
部の幅吏は、外周側の層になるに従って徐々に広くなっ
ている。即ち、内周層の折曲げ部の幅す1に比較し、箔
状素線21のnターン後の外周層の折曲げ部の幅inが
広くなる様に設定されている。この箔状素線21の各層
間には、スタック長さが一定の層間絶縁物22が設けら
れ、また、各層の箔状素線21の折曲げ部に挾まれた部
分には、補助絶縁物23が設けられて隙間を埋めている
。更に、箔状素線21の折曲げ部の上方には、層間絶縁
物22の隙間を埋める様に、シート状の端部絶縁物24
が設けられている。この端部絶縁物24の幅は、箔状素
線21の折曲げ部の幅更が長くなるにつれて広くなって
いる。
この様な構成を有する本実施例の箔巻線誘導電器は、以
下の様に製作される。
まず、従来と同様に、鉄心1の上に低圧側巻線2を巻回
した後、絶縁筒3を設ける。そして、高圧側巻線4を構
成する箔状素線21の端部をテーパー状に折曲げつつ、
絶縁筒3の上に巻回する。
この時箔状素線21と同時に、テーパー状の端部絶縁物
24、及びテーパー状の補助絶縁物23をも巻回し、更
にこれらの上に一定のスタック長さを有する層間絶縁物
22を重ね合わせて巻回して、巻線の製作を行なう。
前記の第1実施例においては、層間絶縁物22は一定の
スタック長さのものとなっており、その為、端部絶縁物
24はテーパー状となって、層間絶縁物22間の隙間を
埋めている。しかし、第6図に示づ第2実施例の様に、
゛層間絶縁物33をテーパー状として巻回しすれば、端
部絶縁物24は一定幅の・ものを使用して巻回すること
ができる。
また、第1実施例においては、箔状素線21の端部の折
曲げはテーパー状になされているが、第7図に示す第3
実施例の様に、数ターンごとに階段状に折曲げてもよい
。この場合の製作は、シート状の箔状素線21の階段状
部において一度切込みを入れ、必要な長さnoだり折曲
げた後に切込み部を半田付しつつ、箔状素線21を巻付
けて行く。この時、端部絶縁物24は、一定のスタック
長さを有する層間絶縁物22の間隙を埋める為に、やは
り階段状とするが、第8図に示す様に、層間絶縁物22
を階段状に巻回ずれば、端部絶縁物24は一定幅のもの
を使用できる。
なお、以上の様な構成において、巻線の冷却手段として
は、箔状素線21の間に図示しない冷13ダクトを設け
、誘導電器本体の収納されるタンク内に満された絶縁油
等の絶縁媒体をこの冷却ダクト内に循環させて巻線の冷
却を行なう。しかし、冷却ダクトの代りに絶縁媒体とは
別の物質により巻線を冷却する為のいわゆる分離形ダク
トを設けて、冷却手段としてもよい。その場合、金属製
分離形ダクトのスタック長さも、箔状素線のスタック長
さが短くなるにつれて短くする様に構成する。
或いは、電界計算等によって、金属製分離形ダクトを巻
線の端部方向に有効に延ばして、巻線端部の電界コント
ロール用シールドを兼ねる構成にプることもできる。
また、第6図、第8図に示す実施例の様に端部が傾斜し
た巻線については、層間絶縁物22としてフランジ部を
有するものを使用することが可能である。即ら、第9図
示す様に、層間絶縁物21の端部に箔状素線と直角方向
にフランジ、部25を形成し、高圧側の絶縁強度をフラ
ンジ部25のバリVで向上さゼれば、絶縁上より信頼性
の高い箔巻誘導電器を得ることができる。
[発明の効果] 本発明の箔巻誘導電器によれば、箔状素線の端部を折曲
げてこの折曲□げ部の幅を外周の巻層になるに従って広
くする様にしてスタック長さを変化させ、高圧側巻線の
端面に傾斜を形成することにより、高圧側巻線とヨーク
側接地部材との間に形成される絶縁空間の電界が1箇□
所に集中することを防止できると同時に、該空間の利用
率を高めることができる。また、箔状素線の端部を折曲
°げつつ°巻回を行なって巻線を得ることができるもの
であり、製作が容易である。更に、一定の幅及び厚さの
箔状素線をそのまま使用でき、各層の箔状素線の断面積
は同一なので、外周へ巻回するに従って厚さを増加させ
る必要はない。よって、各層の箔状素線の断面内の電流
密度は一定であり、厚さが増加して箔状素線の断面内で
渦電流の発生する様な虞れもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の箔巻誘導電器本体の片側を示す断面図、
第2図は第1図における分電位分布図、第3図は多重円
筒形巻線を具えた誘導電器本体の片側を示す断面図、第
4図は本発明の第1実施例に係る箔巻誘導電器本体の片
側を示す断面図、第5図は第4図の斜線部の拡大図、第
6図、第7図、第8図は夫々本発明の他の実施例の拡大
断面図、第9図はフランジ部を設けた本発明の箔巻誘導
電器本体の片側を示す断面図である。 1・・・鉄心、2・・・低圧側巻線、3・・・絶縁筒、
4・・・高圧側巻線、5・・・端部絶縁部、6・・・ヨ
ーク側接地部材、7・・・高圧リード線、8・・・絶縁
媒体、9・・・等電位分布曲線、21・・・箔状素線、
22・・・層間絶縁物、23・・・補助絶縁物、24・
・・端部絶縁物、25・・・フランジ部。 7317代理人弁理士則近憲佑(ほか1名)第1図 第2図 第3図 鍋 4 図 第5図 第 6 図 第 7 図 第 8 図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1) 鉄心上に箔状素線を層間絶縁物を介して巻回し
    て低圧側巻線を形成し、この低圧側巻線の外周に絶縁筒
    を設け、この絶縁筒上に箔状素線を層間絶縁物を介して
    巻回して高圧側巻線を形成して成る箔巻誘導電器におい
    て、上記高圧側巻線を構成する箔状素線の端部に折曲げ
    部を形成し、この折曲げ部の幅を外周の巻層に′なるに
    従って広くすることを特徴とする箔巻誘導電器。
  2. (2) 箔状素線の端部に形成されIC折曲げ部が、テ
    ーパー状に連続して幅が広くなっている特許請求の範囲
    第1項記載の箔巻誘導電器。
  3. (3) 箔状素線の端部に形成された折曲げ部が、数タ
    ーンごとに階段状に幅が広くなっている特許請求の範囲
    第1項記載の箔巻誘導電器。
  4. (4) 高圧側巻線を構成する層間絶縁物のスタック長
    さが、箔状素線のスタック長さに合わせて°外周層はど
    短くなっている特許請求の範囲第1項記載の箔巻誘導電
    器。
  5. (5) 層間絶縁物が、高圧側巻線端面において箔状素
    線と直角に延びるフランジ部を有する特許請求の範囲第
    4項記載の箔巻誘導電器。
JP10211082A 1982-06-16 1982-06-16 箔巻誘導電器 Pending JPS58219720A (ja)

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JPS58219720A true JPS58219720A (ja) 1983-12-21

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ID=14318658

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JP (1) JPS58219720A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01293507A (ja) * 1988-05-21 1989-11-27 Hitachi Ltd 静止誘導電器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01293507A (ja) * 1988-05-21 1989-11-27 Hitachi Ltd 静止誘導電器

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