JPS62250614A - 箔巻変圧器 - Google Patents

箔巻変圧器

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Publication number
JPS62250614A
JPS62250614A JP9336286A JP9336286A JPS62250614A JP S62250614 A JPS62250614 A JP S62250614A JP 9336286 A JP9336286 A JP 9336286A JP 9336286 A JP9336286 A JP 9336286A JP S62250614 A JPS62250614 A JP S62250614A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooling
foil
winding
wound
metal sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9336286A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiko Taniguchi
安彦 谷口
Shigeru Mogi
茂木 茂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP9336286A priority Critical patent/JPS62250614A/ja
Publication of JPS62250614A publication Critical patent/JPS62250614A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、金属シートと絶縁シートとを重ねて巻回して
成る薄状巻線内に冷却ダクトを形成させた箔巻変圧器に
関するもので、特に、冷却ダクトを構成するダクトピー
スの構造に改良を施した箔巻変圧器に係る。
(従来の技術) 箔巻変圧器は、巻線の占積率が良く、小型軽量化できる
特徴があることから、比較的電圧の低い小容量の変圧器
では既に実用化されている。最近、その優れた特徴に鑑
み、より高電圧大容量(例えば275KV、300MV
A級)の変圧器への適用拡大が研究されている。
この様な箔巻変圧器として従来から提案されているもの
の一例を第3図、第4図に示す、即ち、鉄心の主脚1の
外周にガラス繊維強化プラスチックの様な機械的強度の
高い合成樹脂から成る絶縁筒2が嵌合され、この絶縁筒
2の外周に金属シート3と絶縁シート4とを重ねて巻回
して成る低圧巻線5が巻装されている。低圧巻線5には
、適当な間隔毎に、スタック方向に延びる空隙として冷
却ダクト6が形成されている。この冷却ダクト6には1
巻線の巻回力瘤、即ち半径方向に複数個のダクトピース
6aが配置され、このダクトピースにより冷媒の通路が
形成されている。
更に低圧巻線の外周には、リアクタンスギャップ7を介
して絶縁筒8が前記絶縁筒2と同心的に配置され、この
絶縁筒8上に金属シート3と絶縁シート4とから成る高
圧巻線9が巻装されている。
この高圧巻線9内にも前記低圧巻線5と同様にダクトピ
ース6aにより冷却ダクト6が形成されている。また、
高圧巻RIA9の最外周の上下両端には、高圧シールド
1Gが配置されている。
これらの巻線全体は、タンク11内に収納され、同じく
タンク内に封入されたSF、ガス、絶縁油等の絶縁媒体
12によって各部の絶縁を確保されている。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、この様な従来の箔巻変圧器においては、各巻
線を構成する金属シート3及び絶縁シート4は、数10
1m〜数1007a+と非常に薄いものが使用されてい
る。一方、この金属シート3や絶縁シート4間に挿入さ
れるダクトピース6aは、これらのシートに比較すると
剛性が高く、特にその上下端部のコーナ一部分が金属シ
ート3や絶縁シート4表面に接触すると、これを破損し
、絶縁破壊等の事故を引き起こす恐九がある。
即ち、ダクトピース6aの断面は、一般に薄い長方形を
なし、冷却ダクト6の間隙を確保する様になっているが
、今日、巻線の小型化が望まれ、巻線の直径の縮小化が
計られると共に、冷却ダクト6内の熱抵抗を小さくする
為にも、冷却ダクト6内におけるダクトピース6aの専
有面積を大きくとることはできなくなっている。従って
、ダクトピース6aは、比較的断面積の小さなものを使
用し、しかじも巻線の全周囲に配置するのではなく、所
定の間隔を保って配置することになる。ところが、この
様なダクトピースの外側に金属シート3及び絶縁シート
4を巻回すると、これらのシートは、ダクトピースの両
端で折り曲げられた多角形状を呈することになる。この
場合、従来の平角銅線を使用した変圧器においては巻線
が多角形状であ°っても問題は生じないが、前記の様に
薄い金属シートを使用する箔巻変圧器においては、金属
シート3を巻回する際の締付力や短絡時の機械力により
、巻線の半径方向に大きく力が加わると、金属シート3
のダクトピースとの接触部分が破損する恐れがある。特
に、ダクトピースの上下端部は角になっているため、こ
の様な不都合が生じる可能性が高く、また絶縁シート4
を破損させた場合には、ターン間の金属シート3を短絡
させることにもなり、絶縁信頼性を低下させる可能性も
あった。
なお、この場合、金属シート3等の破損を防止するには
、ダクトピースとして断面積の大きなものを使用すれば
良いのであるが、前記の様にダクトピースの断面積が大
きくなると、巻線の小型化が困建になり、同時に冷却ダ
クトの有効面積が減少して冷却特性が低下するので、好
ましい手段とは言えない。
さらに巻線は絶縁処理過程において、乾燥処理が行われ
ることから乾燥時の熱により金属シート3と絶縁シート
4の熱膨張係数が異なるため、金属シート3の変形が生
じさらに絶縁信頼性を低下させるおそれがあった。
本発明は上記の点に鑑みなされたものであり、その目的
は金属シート端部の絶縁信頼性の高い箔巻変圧器を提供
するひとにある。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明の箔巻変圧器は、金属シートと絶縁シートを重ね
て巻回し、巻回途中に冷却のための冷却流路を有する箔
巻巻線において、冷却流路を形成する冷却材が金属シー
トの端部を円周方向に圧接する構造としたものである。
(作 用) これにより金属シートの端部の熱的な変形を防止し、冷
却流路の確保を行いつつ、かつ絶縁性能の向上をはかる
様にしたものである。
(実施例) 以下本発明の一実施例を第1図及び第2図を参照して説
明する。なお、第3図の従来形と同一部分は、同一符号
にと示している。第1図において金属シート3と金属シ
ート3より幅広の絶縁シート4巻回して箔巻々線を構成
している。箔巻々線内部には冷却部材21が内蔵され、
この冷却部材21により冷却ダクト6が形成されている
。この冷却部材21は少なくとも金属シート3の端部を
円周方向に圧接する構造とし、中央部は従来のダクトピ
ースを円周上に均等に軸方向配置するか、冷却部材21
と同様に円周方向に冷却部材を配置している。
この様な構成を有する本実施例の箔巻変圧器においては
、巻線間に配設されている冷却部材21は導体となる金
属シート3の端部を圧接するようにしているため、絶縁
処理上乾燥を行った場合にも少なくとも絶縁上最も弱点
となる金属シート3の端部は、圧接されているため乾燥
による熱変形が防止される。その結果金属シート3と絶
縁シート4間のすき間があくことも防止出来ることから
絶縁上安定した性能の箔巻変圧器が得られる。
なお1本発明にかかる冷却部材は、特に材料を限定する
ものではなく、可能性のあるものでもよく、従来油入変
圧器の絶縁材料として用いられるプレスポードを加工し
たものでも良く或いは1ターンを形成しない場合は金属
で行うことも可能である。さらに第3図に構造の一例で
示す様に円周方向に冷却部材が複数個であっても内側の
金属シートを圧接する構成であれば本発明の効果は損ね
れない。
〔発明の効果〕
以上説明した様に、本発明によれば冷却部材により金属
シートの端部を円周方向に圧接することにより、金属シ
ート端部の熱による変形を防止することが出来るため信
頼性の高い箔巻変圧器を提供出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の箔巻変圧器の冷却ダクト部分の一例を
示す断面図、第2図は本発明の冷却部材の一実施例を示
す構成図、第3図は従来の箔巻変圧の構造を示す断面図
、第4図は第1図の箔巻変圧器の冷却ダクト部分の一例
を示す断面図である。 1・・・鉄心の主脚    2・・・絶縁筒3・・・金
属シート    4・・・絶縁シート5・・・低圧巻線
     6・・・冷却ダクト6a・・・ダクトピース 7・・・リアクタンスギャップ 8・・・絶縁筒      9・・・高圧巻線10・・
・高圧シールド   11・・・タンク12・・・絶縁
媒体     21・・・冷却ダクト代理人 弁理士 
則 近 憲 佑 同  三俣弘文 第1図 第2図 、5″ 7 第3図 乙  l

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  鉄心の脚部に金属シートと絶縁シートを重ねて巻回し
    て箔状巻線を構成し、この箔状巻線内部に冷却材を挿入
    して、この冷却部材により構成される隙間を冷媒の循環
    する冷却ダクトとした箔巻変圧器において冷却部材によ
    り金属シートの上下端部を円周方向に圧接する様にした
    ことを特徴とする箔巻変圧器。
JP9336286A 1986-04-24 1986-04-24 箔巻変圧器 Pending JPS62250614A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9336286A JPS62250614A (ja) 1986-04-24 1986-04-24 箔巻変圧器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9336286A JPS62250614A (ja) 1986-04-24 1986-04-24 箔巻変圧器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62250614A true JPS62250614A (ja) 1987-10-31

Family

ID=14080174

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9336286A Pending JPS62250614A (ja) 1986-04-24 1986-04-24 箔巻変圧器

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JP (1) JPS62250614A (ja)

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