JPS62229813A - 箔巻変圧器 - Google Patents
箔巻変圧器Info
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- JPS62229813A JPS62229813A JP7083186A JP7083186A JPS62229813A JP S62229813 A JPS62229813 A JP S62229813A JP 7083186 A JP7083186 A JP 7083186A JP 7083186 A JP7083186 A JP 7083186A JP S62229813 A JPS62229813 A JP S62229813A
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- Japan
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- metal sheet
- foil
- insulating
- end part
- insulating tape
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- Pending
Links
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Landscapes
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
（産業上の利用分野）
本発明は銅あるいはアルミ箔等の金属シートと絶縁シー
トとを重ねて巻回した箔状の巻線を用いた箔巻変圧器に
関する。
トとを重ねて巻回した箔状の巻線を用いた箔巻変圧器に
関する。
（従来の技術）
箔巻変圧器は、巻線の占積率が良く、小型・軽量化がで
きる特徴があり、既に数ＫＶ、数１００ＫＶＡ程度の比
較的電圧の低い小容量の変圧器では実用化されている。
きる特徴があり、既に数ＫＶ、数１００ＫＶＡ程度の比
較的電圧の低い小容量の変圧器では実用化されている。
近年、その優れた長所に鑑み、より高電圧、大容量の例
えば２７５ＫＶ、３０ＯＮＶＡ級変圧器への適用拡大が
研究されているが、最大の技術的課題はいかに冷却能力
を向上させ、高い絶縁能力を巻線に持たせられるかとい
うことと、短絡事故時の半径方向機械力に対して耐えさ
せ得るかという点にある。
えば２７５ＫＶ、３０ＯＮＶＡ級変圧器への適用拡大が
研究されているが、最大の技術的課題はいかに冷却能力
を向上させ、高い絶縁能力を巻線に持たせられるかとい
うことと、短絡事故時の半径方向機械力に対して耐えさ
せ得るかという点にある。
この様な箔巻変圧器の一つとして、第２図に示す様な構
成を有するものが提案されている。
成を有するものが提案されている。
即ち、鉄心１の外周に、低圧巻線２及び高圧巻線３が同
軸状に巻回されており、これらの巻線全体がタンク４内
に納められ、タンク４の内部には、絶縁油やＳＦ６ ガ
スなどの絶縁媒体５が封入されている。また、高圧巻線
３の外側の上下端部には高圧シールド６が配設されてい
る。この様な箔巻変圧器において、第２図のＡ部分を拡
大して示すと第３図に示す様な構成となっている。即ち
、巻線を構成する金属シート７の間には、金属シート７
より幅の広い絶縁シート８が挿入されており、この絶縁
シート８として、一般には絶縁紙あるいは高分子フィル
ムなどが、一枚あるいは複数枚重ね合わされて用いられ
ている。
軸状に巻回されており、これらの巻線全体がタンク４内
に納められ、タンク４の内部には、絶縁油やＳＦ６ ガ
スなどの絶縁媒体５が封入されている。また、高圧巻線
３の外側の上下端部には高圧シールド６が配設されてい
る。この様な箔巻変圧器において、第２図のＡ部分を拡
大して示すと第３図に示す様な構成となっている。即ち
、巻線を構成する金属シート７の間には、金属シート７
より幅の広い絶縁シート８が挿入されており、この絶縁
シート８として、一般には絶縁紙あるいは高分子フィル
ムなどが、一枚あるいは複数枚重ね合わされて用いられ
ている。
（発明が解決しようとする問題点）
ところで、上記の様な箔巻変圧器に巻回される絶縁シー
ト８を構成している絶縁紙あるいは高分子フィルムには
、次の様な問題点があった。
ト８を構成している絶縁紙あるいは高分子フィルムには
、次の様な問題点があった。
すなわち低圧巻線２や高圧巻線３の巻線構成が共にうす
い金属シート７と絶縁シート８を重ね合せただけのもの
であるため、その巻線のヨーク鉄心側の端部においては
第３図に拡大して示す如く、金属シート７の端面２１が
絶縁シート８の間から露出している。従って金属シート
７の端面の絶縁は絶縁油やＳＦ、ガスなどの絶縁媒体５
のみで確保しなければならない。ところでこれら絶縁媒
体５の絶縁耐力は電界に依存するが、金属シート７が非
常にうすいため、その端部の部分が最も電界が酷しくな
る。さらに金属シート７の端部は切断時にかえりが生ず
るためかえり部分はさらに電界が集中するため絶縁上の
弱点となっていた。
い金属シート７と絶縁シート８を重ね合せただけのもの
であるため、その巻線のヨーク鉄心側の端部においては
第３図に拡大して示す如く、金属シート７の端面２１が
絶縁シート８の間から露出している。従って金属シート
７の端面の絶縁は絶縁油やＳＦ、ガスなどの絶縁媒体５
のみで確保しなければならない。ところでこれら絶縁媒
体５の絶縁耐力は電界に依存するが、金属シート７が非
常にうすいため、その端部の部分が最も電界が酷しくな
る。さらに金属シート７の端部は切断時にかえりが生ず
るためかえり部分はさらに電界が集中するため絶縁上の
弱点となっていた。
特に冷却性能を向上するため巻回された箔状巻線の数ケ
所に絶縁油あるいはその他の冷媒を通過させる冷却流路
を設けているが、この部分に接する金属シート７の端部
は隣接する金属シート７が離れることや直列の静電容量
が小さくなるための電圧分担の増加などにより電界は一
層高くなる。
所に絶縁油あるいはその他の冷媒を通過させる冷却流路
を設けているが、この部分に接する金属シート７の端部
は隣接する金属シート７が離れることや直列の静電容量
が小さくなるための電圧分担の増加などにより電界は一
層高くなる。
このため、この金属端部の電界を緩和し絶縁信頼性が高
くかつ、コンパクトな高電圧箔巻変圧器の絶縁構成の提
案が望まれていた。
くかつ、コンパクトな高電圧箔巻変圧器の絶縁構成の提
案が望まれていた。
本発明は、上記の点に鑑みなされたものであり、その目
的は、工作が容易でかつ冷却流路に隣接する金属シート
端部の絶縁耐力の高い箔巻変圧器を提供することにある
。
的は、工作が容易でかつ冷却流路に隣接する金属シート
端部の絶縁耐力の高い箔巻変圧器を提供することにある
。
（問題点を解決するための手段）
本発明の箔巻変圧器は冷却流路に隣接する金属シートの
端部を絶縁テープにより絶縁強化を行う。
端部を絶縁テープにより絶縁強化を行う。
（作用）
絶縁強化により端部のみ部分的に増加する半径方向の厚
さは冷却流路部分で吸収する様にして巻線の軸方向の寸
法変化を生じない様にして絶縁性能の向上をはかったも
のである。
さは冷却流路部分で吸収する様にして巻線の軸方向の寸
法変化を生じない様にして絶縁性能の向上をはかったも
のである。
（実施例）
以下本発明の実施例を第１図を参照して説明する。なお
第２図、第３図の従来形と同一部分は同一符号にて示し
ている。第１図において金属シート７と絶縁シート８を
巻回して箔巻変圧器を形成しているが冷却流路１０に隣
接する金属シート７の端部はコの字形に折り曲げた絶縁
テープ９により被覆されている。絶縁テープ９による半
径方向の厚みの増加分は冷却流路１０の端部の厚みをう
ずくすることにより吸収される。
第２図、第３図の従来形と同一部分は同一符号にて示し
ている。第１図において金属シート７と絶縁シート８を
巻回して箔巻変圧器を形成しているが冷却流路１０に隣
接する金属シート７の端部はコの字形に折り曲げた絶縁
テープ９により被覆されている。絶縁テープ９による半
径方向の厚みの増加分は冷却流路１０の端部の厚みをう
ずくすることにより吸収される。
この様に構成された箔巻変圧器は、冷却流路１０に隣接
する金属シート７の端部は絶縁テープ１０により絶縁被
覆されることにより直接金属シート端部は露出しないた
め絶縁耐力の強化がはかれる。
する金属シート７の端部は絶縁テープ１０により絶縁被
覆されることにより直接金属シート端部は露出しないた
め絶縁耐力の強化がはかれる。
また、冷却流路１０の端部の厚さで絶縁テープ９を入れ
た時の半径方向の厚み増加は吸収されることから従来形
より寸法増加することはない。また第１図では、冷却流
路１０の１ケ所について示しているが箔巻変圧器内には
複数個の冷却流路がある。
た時の半径方向の厚み増加は吸収されることから従来形
より寸法増加することはない。また第１図では、冷却流
路１０の１ケ所について示しているが箔巻変圧器内には
複数個の冷却流路がある。
高電位側にある冷却流路に隣接する金属シート端部はど
電界は酷しくなることから高圧に近ずく程絶縁テープ９
で被覆する巻回数を増加させるとさらに絶縁耐力は向上
する。さらに絶縁テープ９の厚さを高圧に近ずく程厚く
しても同様である。
電界は酷しくなることから高圧に近ずく程絶縁テープ９
で被覆する巻回数を増加させるとさらに絶縁耐力は向上
する。さらに絶縁テープ９の厚さを高圧に近ずく程厚く
しても同様である。
また、絶縁テープ９による絶縁被覆は箔巻変圧器の総巻
回数に比べ僅かであり製作工数の増加は微小である。
回数に比べ僅かであり製作工数の増加は微小である。
以上の通り本発明によれば特に絶縁上問題となる冷却流
路近傍の金属シート端部における絶縁強化がはかれるこ
とから端部でのターン間破壊が防止されることから製造
容易で絶縁信頼性の高い箔巻変圧器を提供出来る。
路近傍の金属シート端部における絶縁強化がはかれるこ
とから端部でのターン間破壊が防止されることから製造
容易で絶縁信頼性の高い箔巻変圧器を提供出来る。
第１図は本発明の箔巻変圧器の一実施例を示す要部拡大
図、第２図は従来の箔巻変圧器の構造を示す断面図、第
３図は従来の要部拡大図である。 １：鉄心脚部 ２：低圧巻線 ３：高圧巻線４：タンク
５：絶縁媒体 ６：高圧シールド７：金属シート
８：絶縁シート ９：絶縁テープ １０：冷却流路 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 三俣弘文 第１図 第２図 第３図
図、第２図は従来の箔巻変圧器の構造を示す断面図、第
３図は従来の要部拡大図である。 １：鉄心脚部 ２：低圧巻線 ３：高圧巻線４：タンク
５：絶縁媒体 ６：高圧シールド７：金属シート
８：絶縁シート ９：絶縁テープ １０：冷却流路 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 三俣弘文 第１図 第２図 第３図
Claims (3)
- （１）金属シートと絶縁シートとを重ねて巻いた箔状の
巻線を用いた箔巻変圧器において、巻線内部の冷却流路
に隣接する上記金属シートの端部をコの字状に曲げた絶
縁テープにより絶縁補強したことを特徴とする箔巻変圧
器。 - （２）高圧端に近い冷却流路に隣接する金属シートの端
部の絶縁テープの巻回数を多くしたことを特徴とする特
許請求の範囲第１項記載の箔巻変圧器。 - （３）高圧端に近ずくに伴い絶縁テープの厚さを除々に
厚くしたことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
箔巻変圧器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7083186A JPS62229813A (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 | 箔巻変圧器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7083186A JPS62229813A (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 | 箔巻変圧器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62229813A true JPS62229813A (ja) | 1987-10-08 |
Family
ID=13442914
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7083186A Pending JPS62229813A (ja) | 1986-03-31 | 1986-03-31 | 箔巻変圧器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62229813A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1298682A2 (de) * | 2001-09-28 | 2003-04-02 | Siemens Aktiengesellschaft | Elektrische Bandwicklung |
| DE102017221593A1 (de) * | 2017-11-30 | 2019-06-06 | Siemens Aktiengesellschaft | Wicklungsanordnung |
-
1986
- 1986-03-31 JP JP7083186A patent/JPS62229813A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1298682A2 (de) * | 2001-09-28 | 2003-04-02 | Siemens Aktiengesellschaft | Elektrische Bandwicklung |
| EP1298682B1 (de) * | 2001-09-28 | 2012-10-17 | Siemens Aktiengesellschaft | Elektrische Bandwicklung |
| DE102017221593A1 (de) * | 2017-11-30 | 2019-06-06 | Siemens Aktiengesellschaft | Wicklungsanordnung |
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