JPS63211709A - 変圧器巻線の製造方法 - Google Patents
変圧器巻線の製造方法Info
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- JPS63211709A JPS63211709A JP62042974A JP4297487A JPS63211709A JP S63211709 A JPS63211709 A JP S63211709A JP 62042974 A JP62042974 A JP 62042974A JP 4297487 A JP4297487 A JP 4297487A JP S63211709 A JPS63211709 A JP S63211709A
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Links
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Landscapes
- Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
- Insulating Of Coils (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［発明の目的］
（産業上の利用分野）
本発明は変圧器で使用される角筒巻線、円筒巻線の様な
多重筒状巻線構造を有する変圧器巻線の製造方法に関す
る。
多重筒状巻線構造を有する変圧器巻線の製造方法に関す
る。
（従来の技術）
６号〜６０号の比較的小容量の変圧器には、その巻線構
造として多重円筒あるいは多重角筒巻線がよく使用され
る。この巻線構造は一般には雷インパルス等の異常電圧
が変圧器に侵入した場合における電位分布が良好であり
、又巻線の工作性にも優れているという特徴を有してい
る。その中でも多重角筒巻線構造は断面が矩形である一
般的な鉄心の形状に合致しており、油入変圧器の絶縁空
間内での巻線の占める割合即ち占積率を高くすることが
でき低容量の変圧器でよく採用される。
造として多重円筒あるいは多重角筒巻線がよく使用され
る。この巻線構造は一般には雷インパルス等の異常電圧
が変圧器に侵入した場合における電位分布が良好であり
、又巻線の工作性にも優れているという特徴を有してい
る。その中でも多重角筒巻線構造は断面が矩形である一
般的な鉄心の形状に合致しており、油入変圧器の絶縁空
間内での巻線の占める割合即ち占積率を高くすることが
でき低容量の変圧器でよく採用される。
以下、この様な巻線構造を図面を参照して簡単に説明す
る。第３図は内鉄形変圧器の内部構造を示したもので、
前述の占積率を高めた多重角筒巻線を用いた例である。
る。第３図は内鉄形変圧器の内部構造を示したもので、
前述の占積率を高めた多重角筒巻線を用いた例である。
同図において１は鉄心、２は低圧巻線、３は高圧巻線で
ある。巻型である絶縁筒４上に銅あるいはアルミニウム
からなるシート導体を巻回して低圧巻線２を形成する。
ある。巻型である絶縁筒４上に銅あるいはアルミニウム
からなるシート導体を巻回して低圧巻線２を形成する。
この低圧巻線２上にブレスポード５ａｓ ５ｂｓ ５ｃ
とダクトピース６ ａ ｓ ６ ｂを交互に配設して主
間隙部を形成する。この主間隙部の最外周にダイヤモン
ドパターン紙７を巻回し、その上に高圧導体３ａを巻回
して高圧巻線を形成する。高圧巻線は導体巻回層とダイ
ヤモンドパターン紙からなる層間絶縁紙８を必要層数交
互に設けるとともに端部絶縁物９を設け、又必要に応じ
半径方向中間に冷却ダクト形成用のダクトピース１ｏを
配設して最外周絶縁層１１を設け、その後ダイヤモンド
パターン紙７の端部を外周方向に折り曲げて形成する。
とダクトピース６ ａ ｓ ６ ｂを交互に配設して主
間隙部を形成する。この主間隙部の最外周にダイヤモン
ドパターン紙７を巻回し、その上に高圧導体３ａを巻回
して高圧巻線を形成する。高圧巻線は導体巻回層とダイ
ヤモンドパターン紙からなる層間絶縁紙８を必要層数交
互に設けるとともに端部絶縁物９を設け、又必要に応じ
半径方向中間に冷却ダクト形成用のダクトピース１ｏを
配設して最外周絶縁層１１を設け、その後ダイヤモンド
パターン紙７の端部を外周方向に折り曲げて形成する。
この様に形成した変圧器巻線を鉄心１のレグ部に挿入し
て対ヨークダクト１２、支え木１３を介して鉄心１に固
定し、変圧器中身を構成する。
て対ヨークダクト１２、支え木１３を介して鉄心１に固
定し、変圧器中身を構成する。
ところが、この様に構成される変圧器中身は巻線と鉄心
とを組立てる前行程で絶縁紙の水分除去とダイヤモンド
パターン紙のセミキュアーエポキシを硬化させる目的で
高温において巻線の乾燥を行なう。この場合高圧巻線３
の層数が多い場合は、乾燥工程における紙の収縮と巻線
の張力バランスのくずれにより高圧巻線３の内側の層に
おいてたわみ現象が生じる場合がある。高圧巻線３にた
わみが生じるとターン間及び層間の絶縁耐力、が低下し
、雷サージなどの侵入によりターン間及び層間の絶縁破
壊を起す可能性がある。高圧巻線３がたわむ原因は内周
側にある低圧巻線セの剛性が不足していることにある。
とを組立てる前行程で絶縁紙の水分除去とダイヤモンド
パターン紙のセミキュアーエポキシを硬化させる目的で
高温において巻線の乾燥を行なう。この場合高圧巻線３
の層数が多い場合は、乾燥工程における紙の収縮と巻線
の張力バランスのくずれにより高圧巻線３の内側の層に
おいてたわみ現象が生じる場合がある。高圧巻線３にた
わみが生じるとターン間及び層間の絶縁耐力、が低下し
、雷サージなどの侵入によりターン間及び層間の絶縁破
壊を起す可能性がある。高圧巻線３がたわむ原因は内周
側にある低圧巻線セの剛性が不足していることにある。
従来これを防ぐ方法として第４図に示す様に低圧巻線２
又は高圧巻線３の外周に熱収縮テープ１４を巻回して設
けることが考えられている。
又は高圧巻線３の外周に熱収縮テープ１４を巻回して設
けることが考えられている。
（発明が解決しようとする問題点）
低圧巻線２の外周に熱収縮テープ１４を巻回する方法は
低圧巻線２の剛性は向上するが、絶縁紙の多い主間隙部
のブレスポード５ａｓ ５ｂｓ ５Ｃの収縮が吸収でき
ず、高圧巻線３にたわみを生じる。又、高圧巻線３の外
周に熱収縮テープを設ける方法においても高圧巻線の内
周部まで収縮力が及ばず、絶縁紙の多い主間隙部のブレ
スポード５ ａ ％ ５ ｂ ｓ ５ ｃの収縮により
高圧巻線３にたわみが生じる。
低圧巻線２の剛性は向上するが、絶縁紙の多い主間隙部
のブレスポード５ａｓ ５ｂｓ ５Ｃの収縮が吸収でき
ず、高圧巻線３にたわみを生じる。又、高圧巻線３の外
周に熱収縮テープを設ける方法においても高圧巻線の内
周部まで収縮力が及ばず、絶縁紙の多い主間隙部のブレ
スポード５ ａ ％ ５ ｂ ｓ ５ ｃの収縮により
高圧巻線３にたわみが生じる。
本発明は、かかる問題点を除去するためになされたもの
で、高圧巻線にたわみの生じない絶縁耐力のす°ぐれた
変圧器巻線の製造方法を提供することを目的とする。
で、高圧巻線にたわみの生じない絶縁耐力のす°ぐれた
変圧器巻線の製造方法を提供することを目的とする。
［発明の構成］
（問題点を解決するための手段）
かかる目的を達成するため本発明による変圧器巻線の製
造方法は高圧巻線の内側に熱膨脹性材料からなる層を設
けることを特徴とする。即ち、低圧巻線を巻回形成した
後、その外周に例えば熱膨脹性テープをラップさせなが
ら巻回し、その上に高圧巻線を巻回形成して巻線を構成
する。そしてその後の乾燥工程において熱膨脹性材料を
膨脹させる。
造方法は高圧巻線の内側に熱膨脹性材料からなる層を設
けることを特徴とする。即ち、低圧巻線を巻回形成した
後、その外周に例えば熱膨脹性テープをラップさせなが
ら巻回し、その上に高圧巻線を巻回形成して巻線を構成
する。そしてその後の乾燥工程において熱膨脹性材料を
膨脹させる。
（作 用）
上記の如く構成された変圧器巻線は乾燥工程で加熱され
ると、絶縁紙が１〜３％程度収縮するが、同時に熱膨脹
性材料が膨脹して上記絶縁紙の収縮を補い、高圧巻線の
たわみを防止する。高圧巻線のたわみが防止できれば、
絶縁耐力の低下も防止でき絶縁信頼性の高い変圧器巻線
が製造できる。
ると、絶縁紙が１〜３％程度収縮するが、同時に熱膨脹
性材料が膨脹して上記絶縁紙の収縮を補い、高圧巻線の
たわみを防止する。高圧巻線のたわみが防止できれば、
絶縁耐力の低下も防止でき絶縁信頼性の高い変圧器巻線
が製造できる。
（実施例）
以下本発明の一実施例を図面を参照して説明する。第１
図において、絶縁筒４上に低圧巻線２を巻回形成する。
図において、絶縁筒４上に低圧巻線２を巻回形成する。
この低圧巻線２の外周に絶縁層１６を介して熱膨脹性テ
ープ１５をラップさせながら巻回する。第２図は、熱膨
脹性テープ１５を巻き上げた状態を示しており、ラップ
幅は１／２ラツプの場合である。尚、この時用いる熱膨
脹性テープ１５は例えば熱発砲性エポキシ樹脂等がらな
っている。その後、熱膨脹テープ１５上にブレスポード
５ａ、５ｂ％ ５ｃとダクトピース６ ａ。
ープ１５をラップさせながら巻回する。第２図は、熱膨
脹性テープ１５を巻き上げた状態を示しており、ラップ
幅は１／２ラツプの場合である。尚、この時用いる熱膨
脹性テープ１５は例えば熱発砲性エポキシ樹脂等がらな
っている。その後、熱膨脹テープ１５上にブレスポード
５ａ、５ｂ％ ５ｃとダクトピース６ ａ。
６ｂとにより主間隙部を形成する。この主間隙部の外周
にダイヤモンドパターン紙７を巻回し、その上に、高圧
導体３ａの巻回層及び層間絶縁紙８を交互に配設し、又
半径方向中間にダクトピース１０を介在させ最外周に外
周絶縁物１１を設けて高圧巻線３を形成する。この様に
して得られた変圧器巻線を、乾燥させて熱膨脹性テープ
１５を膨脹させる。これにより絶縁紙の収縮により生じ
たたわみを熱膨脹性テープ１５により補うことができる
。その後、この変圧器巻線を鉄心に固定し、変圧器中身
を構成する。
にダイヤモンドパターン紙７を巻回し、その上に、高圧
導体３ａの巻回層及び層間絶縁紙８を交互に配設し、又
半径方向中間にダクトピース１０を介在させ最外周に外
周絶縁物１１を設けて高圧巻線３を形成する。この様に
して得られた変圧器巻線を、乾燥させて熱膨脹性テープ
１５を膨脹させる。これにより絶縁紙の収縮により生じ
たたわみを熱膨脹性テープ１５により補うことができる
。その後、この変圧器巻線を鉄心に固定し、変圧器中身
を構成する。
上記実施例では、熱膨脹性テープ１５からなる層を低圧
巻線２の外周に設けたが、主間隙部の外周に熱膨脹性テ
ープの層を設けても高圧巻線３のたわみを防止すること
できる。
巻線２の外周に設けたが、主間隙部の外周に熱膨脹性テ
ープの層を設けても高圧巻線３のたわみを防止すること
できる。
［発明の効果］
以上のように、本発明の製造方法によれば、低圧巻線を
巻回形成した後、熱膨脹性材料からなる層を介して高圧
巻線を巻回形成し、その後の乾燥工程で熱膨脹性材料を
膨脹させるので、高圧巻線のたわみを防止でき、高圧巻
線の絶縁耐力向上が可能となる。
巻回形成した後、熱膨脹性材料からなる層を介して高圧
巻線を巻回形成し、その後の乾燥工程で熱膨脹性材料を
膨脹させるので、高圧巻線のたわみを防止でき、高圧巻
線の絶縁耐力向上が可能となる。
第１図は、本発明方法により製造された変圧器巻線と鉄
心とを組み合せた状態を示す断面図、第２図は製造時の
状態を示す斜視図、第３図及び第４図は従来の第１図相
当図及び第２図相当図である。 ２・・・低圧巻線、 ３・・・高圧巻線、 ４・・・絶
縁筒、５ ａ １５ ｂ ｓ ５ ｃ・・・ブレスポー
ド、６ ａ、 ６ ｂｓ １０・・・ダクトピース、
７・・・ダイヤモンドパターン紙、 ８・・・層間絶縁紙。 代理人 代理士 則 近 憲 佑 同 三 俣 弘 文第１図 第２図 第Ｊｒ：Ｘ：ｉ 第４囚
心とを組み合せた状態を示す断面図、第２図は製造時の
状態を示す斜視図、第３図及び第４図は従来の第１図相
当図及び第２図相当図である。 ２・・・低圧巻線、 ３・・・高圧巻線、 ４・・・絶
縁筒、５ ａ １５ ｂ ｓ ５ ｃ・・・ブレスポー
ド、６ ａ、 ６ ｂｓ １０・・・ダクトピース、
７・・・ダイヤモンドパターン紙、 ８・・・層間絶縁紙。 代理人 代理士 則 近 憲 佑 同 三 俣 弘 文第１図 第２図 第Ｊｒ：Ｘ：ｉ 第４囚
Claims (1)
- 低圧巻線の外周に主間隙部を介して高圧巻線を設けて
なる多重筒状巻線構造の変圧器巻線の製造方法に於いて
、低圧巻線を巻回形成した後、その外周に熱膨脹性材料
からなる層を介して高圧巻線を巻回形成し、しかる後乾
燥工程において、前記熱膨脹性材料を膨脹させることを
特徴とする変圧器巻線の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62042974A JPS63211709A (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 | 変圧器巻線の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62042974A JPS63211709A (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 | 変圧器巻線の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63211709A true JPS63211709A (ja) | 1988-09-02 |
Family
ID=12651012
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62042974A Pending JPS63211709A (ja) | 1987-02-27 | 1987-02-27 | 変圧器巻線の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63211709A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103887060A (zh) * | 2014-04-14 | 2014-06-25 | 南通龙翔电器设备有限公司 | 干式变压器低压线圈下端封制作方法 |
| JP2017527127A (ja) * | 2014-06-23 | 2017-09-14 | 上海聯影医療科技有限公司Ｓｈａｎｇｈａｉ Ｕｎｉｔｅｄ Ｉｍａｇｉｎｇ Ｈｅａｌｔｈｃａｒｅ Ｃｏ．，Ｌｔｄ． | 高電圧発生器の燃料タンクの絶縁方法及び装置 |
| US20210082616A1 (en) * | 2018-03-20 | 2021-03-18 | Abb Power Grids Switzerland Ag | Electromagnetic induction device having a low losses winding |
-
1987
- 1987-02-27 JP JP62042974A patent/JPS63211709A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103887060A (zh) * | 2014-04-14 | 2014-06-25 | 南通龙翔电器设备有限公司 | 干式变压器低压线圈下端封制作方法 |
| JP2017527127A (ja) * | 2014-06-23 | 2017-09-14 | 上海聯影医療科技有限公司Ｓｈａｎｇｈａｉ Ｕｎｉｔｅｄ Ｉｍａｇｉｎｇ Ｈｅａｌｔｈｃａｒｅ Ｃｏ．，Ｌｔｄ． | 高電圧発生器の燃料タンクの絶縁方法及び装置 |
| US20210082616A1 (en) * | 2018-03-20 | 2021-03-18 | Abb Power Grids Switzerland Ag | Electromagnetic induction device having a low losses winding |
| US11915856B2 (en) * | 2018-03-20 | 2024-02-27 | Hitachi Energy Ltd | Electromagnetic induction device having a low losses winding |
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