JPS6242514Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6242514Y2 JPS6242514Y2 JP8011381U JP8011381U JPS6242514Y2 JP S6242514 Y2 JPS6242514 Y2 JP S6242514Y2 JP 8011381 U JP8011381 U JP 8011381U JP 8011381 U JP8011381 U JP 8011381U JP S6242514 Y2 JPS6242514 Y2 JP S6242514Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- coil
- conductors
- insulation
- rectangular
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 30
- 238000009413 insulation Methods 0.000 claims description 14
- 230000006698 induction Effects 0.000 claims description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はたとえば変圧器及びリアクトル等の
静止誘導機器に於いて巻線に薄平角導体を絶縁す
るときに、導体がくずれないように細分化した導
体を交互に配置して共通絶縁を行う構造で、平角
導体の短辺側に巻心がある、いわゆる平打巻され
たコイルの改良に関するものである。
静止誘導機器に於いて巻線に薄平角導体を絶縁す
るときに、導体がくずれないように細分化した導
体を交互に配置して共通絶縁を行う構造で、平角
導体の短辺側に巻心がある、いわゆる平打巻され
たコイルの改良に関するものである。
一般に電気機器のコイル等が強磁界中に存在す
る場合うず電流損を発生する。この損失を低減す
るために一般には導体を細分化し導体間を絶縁す
る構造が採用されている。そして、強磁界になれ
ばなるほどより導体を細分化する必要がある。
る場合うず電流損を発生する。この損失を低減す
るために一般には導体を細分化し導体間を絶縁す
る構造が採用されている。そして、強磁界になれ
ばなるほどより導体を細分化する必要がある。
従来、４本導体の場合第２図に示すように２本
単位で共通絶縁したものを２層重ねて構成しこれ
を巻回して第１図に示すようなコイル１を構成し
ていたが、導体のスペースフアクターを良くする
ために第３図に示すように４本まとめて共通絶縁
する場合がある。
単位で共通絶縁したものを２層重ねて構成しこれ
を巻回して第１図に示すようなコイル１を構成し
ていたが、導体のスペースフアクターを良くする
ために第３図に示すように４本まとめて共通絶縁
する場合がある。
図において、２はコイルの平角導体、３は素線
絶縁、４は共通絶縁である。このように平角導体
２が細分化され薄くなると平角導体２同志の重な
りが少なくなり、共通絶縁４の巻き時あるいはコ
イル巻き時に第４図および第５図のように導体の
くずれが発生しやすくなりそのことにより絶縁を
損傷し絶縁不良が起りやすくなるといつた欠点が
あつた。
絶縁、４は共通絶縁である。このように平角導体
２が細分化され薄くなると平角導体２同志の重な
りが少なくなり、共通絶縁４の巻き時あるいはコ
イル巻き時に第４図および第５図のように導体の
くずれが発生しやすくなりそのことにより絶縁を
損傷し絶縁不良が起りやすくなるといつた欠点が
あつた。
この考案は従来のものの欠点としてコイル導体
のくずれ及びくずれに起因する絶縁損傷を防止す
ることを目的としてなされたものである。
のくずれ及びくずれに起因する絶縁損傷を防止す
ることを目的としてなされたものである。
以下、この考案の一実施例を第６図に基づいて
説明する。図に示すように、並列平角導体２の巾
を変えると共通絶縁４により平角導体２が相互に
拘束するので、第４図、第５図のような導体くず
れが起らず、くずれに起因する絶縁損傷も起らな
くなり高品質のコイル１が出来る。
説明する。図に示すように、並列平角導体２の巾
を変えると共通絶縁４により平角導体２が相互に
拘束するので、第４図、第５図のような導体くず
れが起らず、くずれに起因する絶縁損傷も起らな
くなり高品質のコイル１が出来る。
上記実施例は平角導体２を４本並列で説明した
が、第７図、第８図のように６本並列にしてもよ
く、図示していないが、８本並列の場合も同様の
効果を奏する。
が、第７図、第８図のように６本並列にしてもよ
く、図示していないが、８本並列の場合も同様の
効果を奏する。
以上のように、この考案によれば巾寸法の異な
る少なくとも２種類以上の平角導体を交互に配置
して共通絶縁を施した複合導体で構成したことに
より平角導体のくずれおよびこのくずれに起因す
る絶縁損傷を防止して高品質のコイルを提供する
ことが可能になる。
る少なくとも２種類以上の平角導体を交互に配置
して共通絶縁を施した複合導体で構成したことに
より平角導体のくずれおよびこのくずれに起因す
る絶縁損傷を防止して高品質のコイルを提供する
ことが可能になる。
第１図は変圧器コイルの平面図、第２図ないし
第８図は第１図における線Ａ−Ａに沿う断面図で
第２図および第３図は従来のコイルの導体配置の
例を示す。第４図および第５図は第３図に示す従
来のコイルの導体配置の場合に起るくずれ現象を
示す。第６図ないし第８図はこの考案の各実施例
におけるコイルの導体配置を示すものである。 図中、１は変圧器、リアクトル等のコイル、２
は平角導体、３は素線絶縁、４は共通絶縁であ
る。尚、各図中同一符号は同一又は相当部を示
す。
第８図は第１図における線Ａ−Ａに沿う断面図で
第２図および第３図は従来のコイルの導体配置の
例を示す。第４図および第５図は第３図に示す従
来のコイルの導体配置の場合に起るくずれ現象を
示す。第６図ないし第８図はこの考案の各実施例
におけるコイルの導体配置を示すものである。 図中、１は変圧器、リアクトル等のコイル、２
は平角導体、３は素線絶縁、４は共通絶縁であ
る。尚、各図中同一符号は同一又は相当部を示
す。
Claims (1)
- 巾寸法の異る少なくとも２本の平角導体を巾方
向に１列に並べ、これを厚み方向に少なく共２列
重ね、その周囲に共通絶縁を施し平打巻されたコ
イルにおいて、隣接列間では巾寸法の異る上記平
角導体を互に対面させるようにしたことを特徴と
する静止誘導機器のコイル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8011381U JPS6242514Y2 (ja) | 1981-05-29 | 1981-05-29 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8011381U JPS6242514Y2 (ja) | 1981-05-29 | 1981-05-29 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS57191024U JPS57191024U (ja) | 1982-12-03 |
| JPS6242514Y2 true JPS6242514Y2 (ja) | 1987-10-31 |
Family
ID=29875679
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8011381U Expired JPS6242514Y2 (ja) | 1981-05-29 | 1981-05-29 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6242514Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7474027B2 (ja) * | 2019-02-14 | 2024-04-24 | 三星電子株式会社 | ミニファンモータ |
-
1981
- 1981-05-29 JP JP8011381U patent/JPS6242514Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS57191024U (ja) | 1982-12-03 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0514506B2 (ja) | ||
| JPS6242514Y2 (ja) | ||
| JP3152266B2 (ja) | 電源トランス用巻枠 | |
| US6121867A (en) | Electrical coil assembly having a plurality of coils arranged in pairs | |
| US4460885A (en) | Power transformer | |
| US3702451A (en) | Electrical inductive apparatus | |
| EP0450448A1 (en) | Flat-type transformer | |
| JP2539669Y2 (ja) | ヘリカルコイル | |
| US2829355A (en) | Winding transposition for electrical apparatus | |
| JPS5919375Y2 (ja) | コイルボビン | |
| JPH0534090Y2 (ja) | ||
| JPS62180Y2 (ja) | ||
| JPH054265Y2 (ja) | ||
| JPS6144403Y2 (ja) | ||
| JPH09306741A (ja) | ラインフィルタ | |
| JPH0332900B2 (ja) | ||
| JPH02142107A (ja) | 電磁誘導機器のコイル | |
| JPH0349371Y2 (ja) | ||
| JPH0132731Y2 (ja) | ||
| US20210296953A1 (en) | Stator core and processing method therefor | |
| JPH0220809Y2 (ja) | ||
| JPS58157348A (ja) | 電機子コイル | |
| JPH062653U (ja) | 変圧器 | |
| JPH0325385Y2 (ja) | ||
| JPS6042409Y2 (ja) | 平角絶縁電線 |