JPS609649B2 - 電気巻線 - Google Patents
電気巻線Info
- Publication number
- JPS609649B2 JPS609649B2 JP1782680A JP1782680A JPS609649B2 JP S609649 B2 JPS609649 B2 JP S609649B2 JP 1782680 A JP1782680 A JP 1782680A JP 1782680 A JP1782680 A JP 1782680A JP S609649 B2 JPS609649 B2 JP S609649B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- winding
- electric winding
- conductor
- solid
- surface pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/28—Coils; Windings; Conductive connections
- H01F27/2823—Wires
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は電気巻線に係り、特に直接冷却するために冷却
媒体が流れる中空導体部と中実導体部を並設して一体化
したコイル導体を複数巻回して形成される電気巻線に関
するものである。
媒体が流れる中空導体部と中実導体部を並設して一体化
したコイル導体を複数巻回して形成される電気巻線に関
するものである。
従来、この種の電気巻線としては第1図a、及びbに示
したものが用いられていた。
したものが用いられていた。
該図はいずれもブ。ツク1とコイル2との接触部近傍の
断面図を示すものであるが、平角の中空導体部7と中実
導体部8を一体に形成し、これを複数回巻き回して構成
しており、中空導体部7と中実導体部8は半田、ロー付
または溶接等により一体化され、各巻回間には絶縁物9
が施されている。更に中空導体部7には冷却媒体が流さ
れ強制冷却される。ところで、このような中空導体部7
と中実導体部8の配置は次の通りにして決められる。・
即ち、中空導体部7は作業の容易さ、点検の利点等から
中実導体部8の巻線端面に取付けるか、もしくは巻線外
径側に埋込むことが通常の方式である。しかし、この方
式では巻線の最外層に着目した場合、中空導体部7が最
外郭部に現れてくる。巻線の最外郭部は巻線の固定、巻
線に作用する電磁力mの支持等に供される部位であり、
この部分に中空導体部7が存在することは、巻線を構造
物としてみた場合の機械的な弱点となる。特に、巻線に
作用する電磁力等の力mをブロック1で支持するような
場合には、力mの方向と中空導体部7と中実導体部8の
接合面の方向が同一であり、接合面の機械的強度はあま
り期待できないので、力mは中実導体部8の部分に作用
する面圧の形態で支持しなければならない。従って、ブ
ロックーと最外層導体7,7、8,7にはさまれた絶縁
物9は第3図に示す如く、中実導体部8,7と中空導体
部7,7に接する面で不均一な面圧分布を受けることに
なり、大きなピーク面圧を受ける部分が出来る。従って
、従釆の電気巻線では絶縁物90の絶縁特性が低下する
欠点があった。本発明はこの点に鑑みなされたもので、
最外層部の巻線を、中空導体部を巻線の内蓬側に埋め込
んで中空導体部が最外周部に表われない構造とし、ブロ
ックには中実導体部のみを対向させ絶縁物の絶縁物性劣
化を防止するようにした電気巻線を提供するものである
。
断面図を示すものであるが、平角の中空導体部7と中実
導体部8を一体に形成し、これを複数回巻き回して構成
しており、中空導体部7と中実導体部8は半田、ロー付
または溶接等により一体化され、各巻回間には絶縁物9
が施されている。更に中空導体部7には冷却媒体が流さ
れ強制冷却される。ところで、このような中空導体部7
と中実導体部8の配置は次の通りにして決められる。・
即ち、中空導体部7は作業の容易さ、点検の利点等から
中実導体部8の巻線端面に取付けるか、もしくは巻線外
径側に埋込むことが通常の方式である。しかし、この方
式では巻線の最外層に着目した場合、中空導体部7が最
外郭部に現れてくる。巻線の最外郭部は巻線の固定、巻
線に作用する電磁力mの支持等に供される部位であり、
この部分に中空導体部7が存在することは、巻線を構造
物としてみた場合の機械的な弱点となる。特に、巻線に
作用する電磁力等の力mをブロック1で支持するような
場合には、力mの方向と中空導体部7と中実導体部8の
接合面の方向が同一であり、接合面の機械的強度はあま
り期待できないので、力mは中実導体部8の部分に作用
する面圧の形態で支持しなければならない。従って、ブ
ロックーと最外層導体7,7、8,7にはさまれた絶縁
物9は第3図に示す如く、中実導体部8,7と中空導体
部7,7に接する面で不均一な面圧分布を受けることに
なり、大きなピーク面圧を受ける部分が出来る。従って
、従釆の電気巻線では絶縁物90の絶縁特性が低下する
欠点があった。本発明はこの点に鑑みなされたもので、
最外層部の巻線を、中空導体部を巻線の内蓬側に埋め込
んで中空導体部が最外周部に表われない構造とし、ブロ
ックには中実導体部のみを対向させ絶縁物の絶縁物性劣
化を防止するようにした電気巻線を提供するものである
。
以下図示した実施例につき本発明を詳細に説明する。
尚、符号は従来と同一のものは同符号を使用する。第2
図に示す本実施例では、最外層部導体は中空導体部7を
ブロック1の反対側、即ち巻線内蚤側の中実導体部8面
に埋め込んだ構造としている。
図に示す本実施例では、最外層部導体は中空導体部7を
ブロック1の反対側、即ち巻線内蚤側の中実導体部8面
に埋め込んだ構造としている。
従って、電磁力等の力mによる面圧は中実導体部8の全
体の面で絶縁物9に作用することになり、絶縁物9に作
用する面圧分布は第4図に示す如く均一化すると同時に
ピーク面圧は減少するのである。本発明は以上説明した
ように、中実導体の面が絶縁物を介して有効にブロック
に接するので電気巻線に作用する力による面圧分布が均
一化し、ピーク面圧が減少して電気巻線絶縁劣化を防ぐ
効果がある。
体の面で絶縁物9に作用することになり、絶縁物9に作
用する面圧分布は第4図に示す如く均一化すると同時に
ピーク面圧は減少するのである。本発明は以上説明した
ように、中実導体の面が絶縁物を介して有効にブロック
に接するので電気巻線に作用する力による面圧分布が均
一化し、ピーク面圧が減少して電気巻線絶縁劣化を防ぐ
効果がある。
第1図はa、及びb従来の電気巻線を示す部分断面図、
第2図は本発明の一実施例を示す電気巻線の部分断面図
、第3図は従来の電気巻線構成の面圧分布を示す特性図
、第4図は本発明の電気巻線構成の面圧分布を示す特性
図である。 1……サポート、2・・・・・・コイル、7・・・・・
・中空導体、8・・・・・・中実導体、9…・・・絶縁
物。 第1図繁2図 多3図 努4図
第2図は本発明の一実施例を示す電気巻線の部分断面図
、第3図は従来の電気巻線構成の面圧分布を示す特性図
、第4図は本発明の電気巻線構成の面圧分布を示す特性
図である。 1……サポート、2・・・・・・コイル、7・・・・・
・中空導体、8・・・・・・中実導体、9…・・・絶縁
物。 第1図繁2図 多3図 努4図
Claims (1)
- 1 中空導体部と中実導体部を一体化して形成するコイ
ル導体を複数巻回して成り、その一部外周面を支持体で
支持して成る電気巻線において、少なくとも最外周に巻
き回される前記コイル導体の外周面に中実導体部を配置
したことを特徴とする電気巻線。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1782680A JPS609649B2 (ja) | 1980-02-18 | 1980-02-18 | 電気巻線 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1782680A JPS609649B2 (ja) | 1980-02-18 | 1980-02-18 | 電気巻線 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56115509A JPS56115509A (en) | 1981-09-10 |
JPS609649B2 true JPS609649B2 (ja) | 1985-03-12 |
Family
ID=11954519
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1782680A Expired JPS609649B2 (ja) | 1980-02-18 | 1980-02-18 | 電気巻線 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS609649B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5975905A (ja) * | 1982-10-22 | 1984-04-28 | Chisso Corp | α−オレフイン重合用触媒成分 |
JPS6199887A (ja) * | 1984-10-22 | 1986-05-17 | 株式会社日立製作所 | 核融合装置の電磁線輪 |
-
1980
- 1980-02-18 JP JP1782680A patent/JPS609649B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56115509A (en) | 1981-09-10 |
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