JPS5826647B2 - 変圧器巻線の冷却装置 - Google Patents
変圧器巻線の冷却装置Info
- Publication number
- JPS5826647B2 JPS5826647B2 JP51113395A JP11339576A JPS5826647B2 JP S5826647 B2 JPS5826647 B2 JP S5826647B2 JP 51113395 A JP51113395 A JP 51113395A JP 11339576 A JP11339576 A JP 11339576A JP S5826647 B2 JPS5826647 B2 JP S5826647B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- cooling medium
- coils
- cooling
- transformer winding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、複数の平板コイルを軸方向に積み重ねて巻
線を構成した油入変圧器の巻線の冷却装置に関するもの
で、と（に平板コイルのコイル面を均一に冷却させて局
部過熱が生じないようにした冷却装置に関するものであ
る。
線を構成した油入変圧器の巻線の冷却装置に関するもの
で、と（に平板コイルのコイル面を均一に冷却させて局
部過熱が生じないようにした冷却装置に関するものであ
る。
第１図ないし第３図は従来の変圧器巻線の冷却装置）一
例を示す。
例を示す。
この例はコイル面を横切って立上がるリードを有するコ
イルを備えたものである。
イルを備えたものである。
第１図ないし第３図において、１は変圧器外箱、２は鉄
心、３はコイル、４はコイル両立上がりリード、５はコ
イル間を分割するバリヤ、６は冷却流路およびコイル間
絶縁距離を確保するための間隔片であり、８は絶縁油の
ような冷却媒体の流線である。
心、３はコイル、４はコイル両立上がりリード、５はコ
イル間を分割するバリヤ、６は冷却流路およびコイル間
絶縁距離を確保するための間隔片であり、８は絶縁油の
ような冷却媒体の流線である。
また、第４図および第５図は従来の変圧器巻線の冷却装
置の他側を示し、この例はコイル面を横切って立上がる
リードを有しない標準的コイルを備えたものである。
置の他側を示し、この例はコイル面を横切って立上がる
リードを有しない標準的コイルを備えたものである。
第４図および第５図において第１図ないし第３図と同一
符号は同一または相当部分を示し、第５図中７はコイル
間絶縁距離を確保するための間隔片である。
符号は同一または相当部分を示し、第５図中７はコイル
間絶縁距離を確保するための間隔片である。
これら従来の装置では、一般に平板コイルは、第１図な
いし第５図に示すように、コイル３を絶縁バリヤ５で区
分し、コイル面に間隔片６を配置することにより、コイ
ル面の冷却流路Ａ 、 Ｂ 、 Ｃ。
いし第５図に示すように、コイル３を絶縁バリヤ５で区
分し、コイル面に間隔片６を配置することにより、コイ
ル面の冷却流路Ａ 、 Ｂ 、 Ｃ。
Ｄを形成し、冷却媒体を流線８のように各々のコイル下
端から上端へ流通させて、コイルの冷却が行なわれてい
る。
端から上端へ流通させて、コイルの冷却が行なわれてい
る。
なお、第５図の間隔片７はコイル間の絶縁距離を確保す
るためのもので、この個所には冷却媒体の流れがない。
るためのもので、この個所には冷却媒体の流れがない。
前記従来の冷却装置で、第１図のようにコイルにコイル
面を立上がるリードを有する場合には、冷却媒体の流れ
の方向からみてリードの後側のＨの部分が、第４図のよ
うにコイル面を立上がるリードを有しない標準コイルの
場合にはコイル中心付近の３部分が、冷却媒体の流速が
遅くなり、その流量の少ない個所が生じてコイルに局部
過熱が生じる欠点があった。
面を立上がるリードを有する場合には、冷却媒体の流れ
の方向からみてリードの後側のＨの部分が、第４図のよ
うにコイル面を立上がるリードを有しない標準コイルの
場合にはコイル中心付近の３部分が、冷却媒体の流速が
遅くなり、その流量の少ない個所が生じてコイルに局部
過熱が生じる欠点があった。
この発明は、前記のようなコイル面の不均一な流速、流
量分布をなくして均一な冷却ができる変圧器巻線の冷却
装置を提供することを目的とするものである。
量分布をなくして均一な冷却ができる変圧器巻線の冷却
装置を提供することを目的とするものである。
以下この発明の実施例につき図に基いて説明する。
第６図ないし第９図はコイルにコイル面を立上がるリー
ドを有する場合の一実施例を示し、これらの図において
、鉄心２、コイル３およびコイル両立上がりリード４は
第１図に示した従来のものと同構成である。
ドを有する場合の一実施例を示し、これらの図において
、鉄心２、コイル３およびコイル両立上がりリード４は
第１図に示した従来のものと同構成である。
絶縁バリヤ５で１対のコイル間を３つ以上に区分けして
冷却媒体の流路Ｅ、Ｆ、Ｇを３つ以上形成すると共に、
絶縁バリヤ５の流路のコイルに面するよどみ個所に当接
する位置には穴９をあげ、３区分以上の中間のコイルに
面しない個所１０には第９図に示すようにコイル面と同
様な間隔片６を設け、上部外周には冷却媒体の流れを堰
止めるために一体の長尺間隔片１１を設けたものである
。
冷却媒体の流路Ｅ、Ｆ、Ｇを３つ以上形成すると共に、
絶縁バリヤ５の流路のコイルに面するよどみ個所に当接
する位置には穴９をあげ、３区分以上の中間のコイルに
面しない個所１０には第９図に示すようにコイル面と同
様な間隔片６を設け、上部外周には冷却媒体の流れを堰
止めるために一体の長尺間隔片１１を設けたものである
。
また第１０図は、コイル面を立上がるリードを有しない
コイルを備えた場合の実施例を示し、この例では間隔片
に設ける穴９の位置が、第６図ないし第９図に示した実
施例と異なるだけで、これとその他は同様である。
コイルを備えた場合の実施例を示し、この例では間隔片
に設ける穴９の位置が、第６図ないし第９図に示した実
施例と異なるだけで、これとその他は同様である。
前記のように構成された冷却装置では、コイル面におけ
る絶縁油のような冷却媒体の流れは、従来のものと同様
であるが、その欠点個所すなわち冷却媒体のよどみ個所
に対して中間の流路Ｆを流れる冷却媒体がコイルに面し
ない個所に設げた絶縁バリヤ５の穴９からコイル面に沸
き出すことによって、冷却媒体の流量不足を補なうこと
により、コイル面を均一に冷却してその局部過熱を解消
することができる。
る絶縁油のような冷却媒体の流れは、従来のものと同様
であるが、その欠点個所すなわち冷却媒体のよどみ個所
に対して中間の流路Ｆを流れる冷却媒体がコイルに面し
ない個所に設げた絶縁バリヤ５の穴９からコイル面に沸
き出すことによって、冷却媒体の流量不足を補なうこと
により、コイル面を均一に冷却してその局部過熱を解消
することができる。
なお、前線説明は、１対のコイル間について行なったが
、この発明は、コイルと鉄心間あるいは他の巻線との間
すなわち１次巻線と２次巻線との間などについても、前
記実施例と同様に、これらの間を３つ以上の冷却媒体流
路に区分けして、これらの流路のうちコイルに而してい
ない中間部の冷却媒体をコイル面の冷却媒体のよどみ個
所に導（ように構成して適用することができる。
、この発明は、コイルと鉄心間あるいは他の巻線との間
すなわち１次巻線と２次巻線との間などについても、前
記実施例と同様に、これらの間を３つ以上の冷却媒体流
路に区分けして、これらの流路のうちコイルに而してい
ない中間部の冷却媒体をコイル面の冷却媒体のよどみ個
所に導（ように構成して適用することができる。
以上説明したようにこの発明によれば、油入変圧器の平
板コイルのコイル面を均一に冷却させ、局部過熱が生じ
ないようにすることができる。
板コイルのコイル面を均一に冷却させ、局部過熱が生じ
ないようにすることができる。
第１図は従来の巻線冷却装置を備えた変圧器の一例を示
すコイルの水平断面図、第２図、第３図は第１図の■−
■線、■−■線に沿う断面図、第４図は従来の他側を示
す要部の水平断面図、第５図は第４図のＶ−ｖ線に沿う
断面図、第６図はこの発明の一実施例を示すコイルの水
平断面図、第７図、第８図は第６図の■−■線、■−■
線に沿う断面図、第９図は第７図のＩＸ−ＩＸ線に沿う
断面図、第１０図はこの発明の他の実施例を示すコイル
の要部の水平断面図である。 ２・・・鉄心、３・・・コイル、４・・・コイル両立上
がりリード、５・・・絶縁バリヤ、６・・・間隔片、８
・・・冷却媒体の流路、９・・・穴、１０・・・中間の
個所、１１・・・長尺間隔片、Ｅ、Ｆ、Ｇ・・・冷却媒
体の流路。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
すコイルの水平断面図、第２図、第３図は第１図の■−
■線、■−■線に沿う断面図、第４図は従来の他側を示
す要部の水平断面図、第５図は第４図のＶ−ｖ線に沿う
断面図、第６図はこの発明の一実施例を示すコイルの水
平断面図、第７図、第８図は第６図の■−■線、■−■
線に沿う断面図、第９図は第７図のＩＸ−ＩＸ線に沿う
断面図、第１０図はこの発明の他の実施例を示すコイル
の要部の水平断面図である。 ２・・・鉄心、３・・・コイル、４・・・コイル両立上
がりリード、５・・・絶縁バリヤ、６・・・間隔片、８
・・・冷却媒体の流路、９・・・穴、１０・・・中間の
個所、１１・・・長尺間隔片、Ｅ、Ｆ、Ｇ・・・冷却媒
体の流路。 なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- １ 複数の平板コイルを軸方向に積み重ねて巻線を構成
した油入変圧器において、１対のコイル間またはコイル
と鉄心、他の巻線との間を絶縁バリヤにより積層方向に
３つ以上に区分して絶縁油のような冷却媒体の独立した
流路を３つ以上形成し、前記流路のうちコイルに面して
いない中間部の流路からコイル面に接する側の流路の冷
却媒体よどみ個所に冷却媒体を導く穴を前記バリヤに設
けたことを特徴とする変圧器巻線の冷却装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51113395A JPS5826647B2 (ja) | 1976-09-20 | 1976-09-20 | 変圧器巻線の冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51113395A JPS5826647B2 (ja) | 1976-09-20 | 1976-09-20 | 変圧器巻線の冷却装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5337815A JPS5337815A (en) | 1978-04-07 |
| JPS5826647B2 true JPS5826647B2 (ja) | 1983-06-04 |
Family
ID=14611209
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51113395A Expired JPS5826647B2 (ja) | 1976-09-20 | 1976-09-20 | 変圧器巻線の冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5826647B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS638627U (ja) * | 1986-07-05 | 1988-01-20 |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55112821U (ja) * | 1979-01-30 | 1980-08-08 | ||
| CN102576598B (zh) * | 2009-10-21 | 2015-04-29 | 三菱电机株式会社 | 静止感应器 |
| EP3806116A1 (en) * | 2019-10-07 | 2021-04-14 | ABB Power Grids Switzerland AG | An insulation member |
-
1976
- 1976-09-20 JP JP51113395A patent/JPS5826647B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS638627U (ja) * | 1986-07-05 | 1988-01-20 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5337815A (en) | 1978-04-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS5826647B2 (ja) | 変圧器巻線の冷却装置 | |
| JPS605554Y2 (ja) | 外鉄形変圧器コイル冷却装置 | |
| US3173113A (en) | Magnetic core structure | |
| JPS5826500Y2 (ja) | 液冷却巻鉄心 | |
| JPS6240413Y2 (ja) | ||
| JPS6245818Y2 (ja) | ||
| JPH0353461Y2 (ja) | ||
| JPH023614Y2 (ja) | ||
| JPH0528910Y2 (ja) | ||
| JPH0512995Y2 (ja) | ||
| JPH05190345A (ja) | ギャップ付鉄心形リアクトル | |
| JPS645848Y2 (ja) | ||
| JP2552734B2 (ja) | 蒸発冷却式静止誘導機器 | |
| JP2000260638A (ja) | 変圧器巻線の冷却構造 | |
| JPH06349632A (ja) | 常電導高磁場用コイル装置 | |
| KR102344418B1 (ko) | 유입 변압기 | |
| JPH0419769Y2 (ja) | ||
| JPS62180Y2 (ja) | ||
| JPH01259514A (ja) | ギヤツプ付鉄心形リアクトル | |
| JPS5828342Y2 (ja) | 電気機器用鉄心締付装置 | |
| JPS61100906A (ja) | 直流誘導電器 | |
| JPH0416408Y2 (ja) | ||
| JPS6119096B2 (ja) | ||
| JPS624115U (ja) | ||
| JPH07297041A (ja) | 静止誘導電器 |