JP3116660B2 - 内燃機関用点火コイルの製造方法 - Google Patents

内燃機関用点火コイルの製造方法

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JP3116660B2 JP05137716A JP13771693A JP3116660B2 JP 3116660 B2 JP3116660 B2 JP 3116660B2 JP 05137716 A JP05137716 A JP 05137716A JP 13771693 A JP13771693 A JP 13771693A JP 3116660 B2 JP3116660 B2 JP 3116660B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内燃機関用点火コイル
を製造する方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に内燃機関用点火装置に用いる点火
コイルは、1次ボビンに巻回された1次コイルと、2次
ボビンに巻回された2次コイルとを備え、2次コイルは
1次コイルの外側に同心的に配置される。1次ボビンま
たは2次ボビンに中継端子金具が取り付けられていて、
該中継端子金具に1次コイルの巻終り側の端末部と2次
コイルの一端の端末部とが接続される。また高圧コード
が接続される高圧コード接続部が設けられて、該高圧コ
ード接続部に出力端子金具が取り付けられ、該出力端子
金具に2次コイルの他端の端末部が接続される。1次ボ
ビンの内側には鉄心が配置され、耐湿性を持たせるため
に1次コイル及び2次コイルを覆う外装が施される。
【0003】この種の点火コイルは、1次ボビンに1次
コイルを巻回する工程と、2次ボビンに2次コイルを巻
回する工程と、1次コイルの端末部を中継端子金具に接
続する工程と、2次コイルの一端を中継端子金具に接続
する工程と、2次コイルの他端を出力端子金具に接続す
る工程と、鉄心を取り付ける工程と、所定の外装を施す
工程とを所定の順序で行うことにより製造される。1次
コイル及び2次コイルを構成するコイル導体としては、
マグネットワイヤ(エナメル線)が用いられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の内燃機関用点火
コイルでは、2次コイルの端末部を出力端子金具に接続
する際に、絶縁被覆が除去されたコイル導体の端末部を
出力端子金具に巻き付けた後、半田付けを施していた。
【0005】そのため従来の点火コイルの製造方法で
は、2次コイルの端末部を出力端子金具に接続する工程
において、コイル導体の端末部の絶縁被覆を除去する作
業と、半田付け作業とを必要とし、工数が多くなって製
造能率が低下するという問題があった。
【0006】本発明の目的は、2次コイルの端末部を出
力端子金具に接続する工程における工数を削減して、製
造能率を向上させることができるようにした内燃機関用
点火コイルの製造方法を提案することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、1次ボビンに
1次コイルを巻回する工程と、2次ボビンに2次コイル
を巻回する工程と、1次コイルの端末部を中継端子金具
に接続する工程と、2次コイルの一端の端末部を中継端
子金具に接続する工程と、2次コイルの他端の端末部を
出力端子金具に接続する工程とを行って内燃機関用点火
コイルを製造する方法に係わるもので、本発明において
は、2次コイルを構成するコイル導体の絶縁被覆を除去
することなく該コイル導体を出力端子金具に巻き付ける
だけで、2次コイルの他端の端末部を出力端子金具に接
続する作業を完了する。
【0008】2次コイルの他端の端末部と出力端子金具
とを接続する際だけでなく、2次コイルの一端の端末部
と中継端子金具とを接続する際にも、上記と同様に、コ
イル導体の絶縁被覆を除去することなく該コイル導体を
出力端子金具に巻き付けるだけで接続作業を完了する方
法をとるのが好ましい。
【0009】なお本発明の方法による場合、端子金具に
エッジ部が存在すると、コイル導体を端子金具に巻き付
けた際にコイル導体の絶縁被覆がエッジ部により破られ
るため、コイル導体の導体部分が直接端子金具に接触し
た状態になり、コイル導体と端子金具との間の電気的な
導通がとられる。
【0010】これに対し、端子金具にエッジ部が存在し
ない場合には、コイル導体を端子金具に巻き付けた際に
絶縁被覆が破壊されないため、点火コイルが未使用の状
態では、コイル導体と端子金具との間に絶縁被覆が介在
して、両者間が電気的に遮断された状態にある。しかし
ながら、点火コイルを実際に点火装置に接続して1度点
火動作を行わせれば、2次コイルに誘起する20〜30
KVの高電圧により、そのコイル導体と端子金具との間
で放電が生じて絶縁被覆が破壊され、以後は端子金具と
コイル導体との間での通電が確保されるため、実用上は
何等問題がない。
【0011】
【作用】上記のように、2次コイルを構成するコイル導
体の端末部を端子金具に巻き付けるだけで、コイルの端
末部と端子金具との接続作業を完了するようにすると、
2次コイルの端末部を端子金具に接続する工程におい
て、絶縁被覆を除去する作業と半田付け作業とを省略す
ることができるため、工数の削減を図って、点火コイル
の製造能率を向上させることができる。
【0012】
【実施例】図1及び図2は本発明の方法により製造され
る点火コイルの一例を示したもので、実施例の点火コイ
ルの全体的な構成を示したものである。これらの図にお
いて1は樹脂の成形品からなる1次ボビン、2は1次ボ
ビンに巻回された1次コイル、3は樹脂の成形品からな
る2次ボビン、4は2次ボビンに巻回された2次コイ
ル、5は樹脂製のケース、6は1次ボビンの内側に挿入
された鉄心である。
【0013】1次ボビン1は、胴部101と、該胴部の
一端側に設けられたつば板部102と、胴部101の他
端側に設けられたつば部103とを有し、つば板部10
2の外周寄りの部分には筒状の高圧コード接続部104
が設けられている。高圧コード接続部104はその軸線
をコイルの軸線と平行な方向に向けた状態で設けられて
いて、その底部を貫通させて木ネジ状の高圧コード接続
用端子7が取り付けられている。
【0014】つば板部102の端面の対称位置には1対
の半割り筒状の突出部105,106が設けられ、これ
らの突出部の内側にそれぞれ1次端子が取り付けられて
いる。突出部105及び106内にそれぞれ取り付けら
れた1次端子にはコイルの軸線方向と直角な方向に延び
るリード状の端子金具107及び108が一体に設けら
れていて、これらの端子金具107及び108はそれぞ
れ突出部105及び106から同方向に突出させられて
いる。突出部105及び106の内側にそれぞれスリー
ブ8及び9が圧入され、スリーブ8及び9内にそれぞれ
リード線10及び11の一端が挿入されて、両リード線
10及び11の芯線が突出部105及び106内の1次
端子に接続されている。
【0015】1次ボビンの胴部101にマグネットワイ
ヤからなるコイル導体を円筒状に巻回することにより、
1次コイル2がレヤー巻きされている。1次コイル2の
巻き始め側の端末部2aは突出部105内の1次端子か
ら導出された端子金具107に巻き付けられて半田付け
されている。
【0016】2次ボビン3は、胴部301の外周に軸線
方向に並ぶ多数のコイル巻回溝302,302,…を形
成したもので、コイル巻回溝302,302,…にそれ
ぞれマグネットワイヤからなるコイル導体を巻回するこ
とにより形成した単位コイル4A,4A,…が直列に接
続されて2次コイル4が構成されている。
【0017】本実施例では、2次ボビン3の一端側のつ
ば部303に中継端子金具12が取り付けられている。
本実施例で用いる中継端子金具12は、断面が矩形状を
呈する導体を図3に示すようにJ字形に折り曲げ成形し
たもので、この中継端子金具は、2次ボビン3の一端側
のつば部303に設けられた溝部304内に圧入されて
取り付けられている。中継端子金具12の短辺部12a
及び長辺部12bが2次ボビンのつば部303の外周部
から外部に突出させられ、短辺部12aに1次コイルの
巻終り側の端末部2bが巻き付けられて半田付けされて
いる。1次コイルの巻終り側の端末部2bにはまた接地
線2cの一端が接続され、接地線2c(図2参照)の他
端は端子金具108に巻き付けられて半田付けされてい
る。
【0018】2次コイル4の一端側の端末部(巻始め側
の端末部)4aは中継端子金具12の長辺部12bに接
続され、2次コイルの他端側の端末部(巻終り側の端末
部)4bは、高圧コード接続用端子7の端部に接続され
たリード状の出力端子金具13に接続される。
【0019】本実施例の点火コイルの製造方法において
は、1次ボビン1に1次コイル2を巻回する1次コイル
巻回工程と、2次ボビン3に2次コイル4を巻回する2
次コイル巻回工程と、1次コイル2の一端を端子金具1
07に接続する工程と、1次コイルが巻回された1次ボ
ビン1を2次ボビン3の内側に挿入して、1次コイル及
び2次コイルを同心的に配置した後に、1次コイルの巻
終り側の端末部2bを中継端子金具12の短辺部12a
に巻き付けて半田付けする工程と、2次コイル4の一端
の端末部(通常は巻始め側の端末部)を中継端子金具1
2の長辺部12baに接続する工程と、2次コイル4の
他端の端末部(通常は巻終り側の端末部)を出力端子金
具13に接続する工程とを行って点火コイルの本体を構
成した後、該点火コイル本体をケース5内に挿入し、ケ
ース5内に樹脂14を注型して点火コイル本体をモール
ドする。本実施例により製造される点火コイルの1次コ
イル及び2次コイルの結線を図7に示した。
【0020】本発明においては、2次コイル4の一端の
端末部(巻始め側の端末部)4aを中継端子金具12に
接続する工程において、2次コイルを構成するコイル導
体の絶縁被覆を除去することなく、該コイル導体を端子
金具12に巻き付けるだけで接続作業を完了する。同様
に、2次コイル4の他端の端末部(巻終り側の端末部)
4bを出力端子金具13に接続する工程において、2次
コイル4を構成するコイル導体の絶縁被覆を除去するこ
となく該コイル導体を出力端子金具13に巻き付けるだ
けで接続作業を完了する。
【0021】上記一連の工程は種々の順序で行うことが
できる。例えば、1次コイル巻回工程と2次コイル巻回
工程とをそれぞれ個別に行って1次コイル及び2次コイ
ルを巻回した後に、両者を組み合わせるようにしてもよ
く、1次コイルを巻回した後、該1次コイルの外周側に
嵌装した2次ボビンに2次コイルを巻回するようにして
もよい。1次コイルの巻き始め側の端末部は1次コイル
を巻回する前に端子金具107に接続してもよく、1次
コイルを巻回してから端子金具107に接続してもよ
い。
【0022】また1次コイル2の巻終り側の端末部2b
は、2次コイルを巻回する前に中継端子金具12に接続
してもよく、2次コイルを巻回した後に中継端子金具1
2に接続してもよい。
【0023】上記のように、2次コイルの一端及び他端
をそれぞれ中継端子金具12及び出力端子金具13に接
続する工程において、コイル導体の絶縁被覆を除去する
ことなく、コイル導体をそれぞれの端子金具に巻き付け
るだけで接続作業を完了するようにすると、2次コイル
の端末部を端子金具に接続する工程において、絶縁被覆
の除去作業及び半田付け作業を行う必要がないため、工
数を削減して製造能率を高めることができ、製造コスト
の低減を図ることができる。
【0024】上記のように、2次コイル4の一端4a及
び他端4bをそれぞれ中継端子金具12及び出力端子金
具13に接続する工程において、コイル導体をその絶縁
被覆を除去することなくそれぞれの端子金具に巻き付け
るようにした場合、図4に示したように、最初は2次コ
イルを構成するコイル導体401がそれぞれ中継端子金
具12及び出力端子金具13に対して絶縁された状態に
あるが、点火コイルを点火装置に接続してその2次コイ
ル4に点火プラグを接続し、2次コイル4に高電圧を誘
起させると、コイル導体の絶縁被覆を破壊することがで
きる。即ち、点火コイルの2次コイルに誘起する電圧は
一般に20〜30KVであるのに対し、コイル導体(マ
グネッワイヤ)1本当りの絶縁被覆の絶縁耐力は2〜4
KV程度であるから、2次コイル4に一度高電圧を誘起
させて通電を行わせると、中継端子金具12及び出力端
子金具13とそれぞれの端子金具に巻き付けられている
コイル導体401との間で放電が生じ、コイル導体の絶
縁被覆が破壊される。コイル導体の絶縁被覆が破壊され
た後は、コイル導体の芯線402と端子金具12または
13とがコイル導体の絶縁被覆の厚み(5μm程度)に
相当する微小ギャップを介して対向する状態になり、以
後は該微小ギャップを通して通電が行われることにな
る。微小ギャップを通して通電が行われる際には放電が
生じるが、微小ギャップを通しての放電では、消費され
るエネルギーが少ないため発熱は僅かであり、該放電に
よりコイル導体や端子金具が溶融してコイル導体と端子
金具との間のギャップが広がる等の問題が生じることは
ない。
【0025】コイル導体と中継端子金具及び出力端子金
具との間の微小ギャップを通して行われる放電によりコ
イル導体や端子金具が溶融するのを防ぐためには、それ
ぞれの端子金具の熱容量を十分に大きくしておくととも
に、各端子金具への熱伝達を良好にするのが好ましい。
そのためには、端子金具12及び13の断面積を十分に
大きくしておくととともに、図6に示したように、コイ
ル導体401と端子金具12及び13との接続部にシリ
コン等の熱伝導性が良好な材料15を付着させておくの
が好ましい。
【0026】上記の実施例のように、点火コイルの本体
をケース5内に挿入して樹脂14によりモールドする場
合には、中継端子金具12及び出力端子金具13とそれ
ぞれに巻き付けられたコイル導体との間で生じた放電に
より温度が上昇したときに、それぞれの端子金具とコイ
ル導体との接続部の近傍の樹脂が炭化して導電性を持つ
ようになるため、端子金具12,13とそれぞれに巻き
付けられたコイル導体との間の接続部で消費されるエネ
ルギーを小さくすることができ、それぞれの接続部での
温度上昇を抑制することができる。
【0027】なお従来の点火コイルにおいても、高圧コ
ードと高圧コード接続用端子7との接続部や、高圧コー
ドの端末部に取り付けられたプラグキャップと点火プラ
グの頭部との接続部は機械的な接触のみにより接続され
ており、半田付けは行われていないため、これらの接続
部で微小ギャップを通して通電が行われる状態になるこ
とがあるが実用上問題は生じていない。
【0028】上記の実施例において、中継端子金具12
及び出力端子金具13として、コイル導体が巻き付けら
れる部分に鋭いエッジ部を有するものを用いると、コイ
ル導体をそれぞれの端子金具に巻き付けた際にコイル導
体の絶縁被覆が破られてコイル導体の芯線が直接中継端
子金具に接触するため、最初から好ましい接触状態を得
ることができる。そのためには、例えば中継端子金具1
2及び出力端子金具13として打ち抜きにより形成され
たものを用いるとよい。金属板を打ち抜くことにより形
成された端子金具は角部に鋭いエッジ部が形成されてい
るので、単にコイル導体を端子金具に巻き付けるだけで
も、両者間の電気的な接続を良好にすることができる。
【0029】上記の実施例では、中継端子金具12及び
出力端子金具13としてリード状の端子金具を用いた
が、これらの端子金具はコイル導体を巻き付けることが
できるものであればよく、その形状は任意である。例え
ば、図5に示したように、導電板を断面コの字形の形状
に成形した端子金具を用いることもできる。
【0030】上記の実施例では、中継端子金具12を2
次ボビンに取り付けているが、この中継端子金具は1次
ボビンに取り付けるようにしてもよい。
【0031】上記の実施例では、2次コイルの一端及び
他端の双方を、絶縁被覆を除去することなく端子金具に
巻き付けるだけで接続するようにしたが、2次コイルの
一端4aと中継端子金具12との接続は、半田付けによ
ってもよい。
【0032】上記の実施例においては、高圧コード接続
用端子7として木ネジ状のものを用いたが、この高圧コ
ード接続用端子は高圧コード接続部104内に挿入され
た高圧コードの芯線内に食い込んで抜けなくなるもので
あれば良く、必ずしも木ネジ状のものでなくても良い。
【0033】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、2次コ
イルを構成するコイル導体の端末部を端子金具に巻き付
けるだけで、コイルの端末部と端子金具との接続作業を
完了するようにしたため、絶縁被覆を除去する作業と半
田付け作業とを省略して2次コイルの端末部を端子金具
に接続する工程での工数の削減を図ることができ、点火
コイルの製造能率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の全体的な構成を示した正面縦
断面図である。
【図2】図1の右側面図である。
【図3】図1の左端側から点火コイルの本体を見た側面
図である。
【図4】本発明の方法による場合のコイル導体と端子金
具との接続部を拡大して示した断面図である。
【図5】本発明の実施例で用いる端子金具の変形例を示
した断面図である。
【図6】本発明の実施例において端子金具とコイル導体
との接続部に熱伝導性が良好な材料を付着させた状態を
示した説明図である。
【図7】本発明の実施例の点火コイルの等価回路を示し
た回路図である。
【符号の説明】
1 1次ボビン 101 胴部 102 つば板部 103 つば部 104 高圧コード接続部 107 1次端子金具 108 1次端子金具 2 1次コイル 3 2次ボビン 4 2次コイル 4a 2次コイルの一端 4b 2次コイルの他端 5 ケース 7 高圧コード接続用端子 12 中継端子金具 13 出力端子金具

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1次ボビンに1次コイルを巻回する工程
    と、2次ボビンに2次コイルを巻回する工程と、1次コ
    イルの端末部を中継端子金具に接続する工程と、2次コ
    イルの一端の端末部を中継端子金具に接続する工程と、
    2次コイルの他端の端末部を出力端子金具に接続する工
    程とを行って内燃機関用点火コイルを製造する方法にお
    いて、 前記2次コイルの他端の端末部を出力端子金具に接続す
    る工程では、前記2次コイルを構成するコイル導体の絶
    縁被覆を除去することなく該コイル導体を前記出力端子
    金具に巻き付けるだけで接続作業を完了することを特徴
    とする内燃機関用点火コイルの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記2次コイルの一端の端末部を中継端
    子金具に接続する工程においても、前記2次コイルを構
    成するコイル導体の絶縁被覆を除去することなく該コイ
    ル導体を前記中継端子金具に巻き付けるだけで接続作業
    を完了することを特徴とする請求項1に記載の内燃機関
    用点火コイルの製造方法。
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