JPH01173223A - ページプリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、上位装置から供給された印刷データを−ベー
ジごとに編集し出力するページプリンタに関する。

〔従来の技術〕

一般に、ページプリンタにおいては、シリアルプリンタ
のように一行分のデータ編集の後印字が行われず、−ペ
ージ分のデータ編集後印字が行われるようになっている
。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上述した従来のページプリンタにおいては、−ページ分
のデータを編集して後印字動作が行われることから、イ
メージデータのように比較的大量のデータを受信する場
合等に、その処理時間が長くなり、−行単位で出力する
シリアルプリンタにおける印字開始時間の数倍を要して
いる。このため外部からはプリンタが動作停止している
ように見えやすいという問題点があった。また現在の実
行状態、例えばどんな種類のデータを編集しているのか
あるいは何行目を編集しているのか等がわからないため
に用紙出力を強制的に行う場合にあっては、いつ印字指
令を行えばよいか判断出来ないという不都合があった。

更に、印刷データの処理の終了確認は用紙出力に頼る他
なく、印刷開始コードを含まないデータを送信した場合
はデータの終了確認ができないという不都合も有してい
た。

〔発明の目的〕

本発明の目的は、かかる従来例の有する不都合を改善し
、とくに、上位装置より送られて来るソフトの印字開始
までの時間を予測し得るページプリンタを提供すること
にある。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明では、上位装置からの印刷データを受信する受信
部と、受信データを判読し、編集する機能を有する制御
部と、この制御部からの印字指令により編集済みデータ
を印字出力する印字部とを備えている。そして、制御部
からの信号により当該制御部内のデータ処理実行状態を
検出する内部状態検出手段を制御部に併設するとともに
、内部状態、検出手段の検出結果に応じてデータ処理実
行状態を外部に表示する表示手段を設ける、という構成
を採り、これによって前述した目的の達成を意図してい
る。

〔発明の実施例〕

以下、本発明の一実施例を第１図に基づいて説明する。

この第１図の実施例は、図示しないホストコンピュータ
等の上位装置から印刷データを受信する受信部１と、図
示しない上位装置とのインターフェースの制御および装
置全体の動作制御機能を有する制御部２と、制御部２か
らの印字指令により印字出力する印字部９とを備えてい
る。

この内、制御部２は実際にはＣＰＵ　（中央演算素子）
であるマイクロプロセッサ（図示せず）を中心として構
成されている。この制御部２には、ページバッファ３が
併設され、受信部１を通して入力された印刷データを判
別編集した形で格納するようになっている。更に、制御
部の出力側にはデータモードレジスタ５と印字位置レジ
スタ６とタイマー７及び内部状態検出手段としての内部
状態管理回路４とが設けられている。この内、データモ
ードレジスタ５は制御部２の出力段に併設され、現在処
理中であるデータの種別を記憶する機能を有している。

このデータは、文字データ、イメージデータ９図形デー
タ等の印字データとプリンタの動作を制御する制御コー
ドから構成される。

印字位置レジスタ６はデータモードレジスタ５のち次段
に設けられ現在処理中の印字位置データが記憶される。

内部状態管理回路４はデータモードレジスタ５及び印字
位置レジスタ６の出力側に併設されている。この内部状
態管理回路４は制御部２から表示モード切り換え信号を
受信した時あるいは後述するタイマー７からのタイマー
割込が生じた時に限り後述する表示部８に表示要求信号
と表示データを送る。表示部８は、内部状態管理回路４
に併設され、データモードレジスタ５と印字位置レジス
タ６とに記憶されているデータの内容を表示するための
ものであり、オペレータはこれを見ることにより現在の
プリンタの実行状態（どんな種類のデータを編集してい
るのかあるいは何行目を編集しているのか等）を確認す
ることが出来るようになっている。また、この表示部８
は内部状態管理回路４から表示要求信号と表示データを
受は取る−　へ　− と表示データを図示しないＬＣＤ等の表示デバイスに表
示する。タイマー７は、制御部２と内部状態管理回路４
との間に設けられ、制御部２に制御され受信データが途
切れて一定時間経過後、内部状態管理回路４に前述した
タイマー割込みを行う。

印字部９は通常のオンラインプリンタと同様の機能を持
っており、ページバッファ３に格納されている編集済デ
ータを制御部２からの印字指令により出力する機能を有
している。

次に、上記実施例の全体的動作を説明する。

ここで、図示しない上位装置から画面のハードコピーの
ように印字開始制御コードが伴わないデータが送信され
た場合を考えることとする。まず初めに受信部１は図示
しない上位装置より当該データを受信する。次に制御部
２は受信したデータを判読し、文字データ、イメージデ
ータ、制御データに別けて編集し編集済データをページ
バッファ３に格納する。

今、文字コードを編集中でＬＣＤ等の表示デバイスにも
「文字コード処理」が表示されている状態であると仮定
する。所定時間経過後、現在編集中のデータが文字デー
タからイメージデータに変化した時、制御部２はデータ
モードレジスタ５の内容を文字データからイメージデー
タに更新し、又同時に内部状態管理回路４に表示モード
切り換え信号を出力する。次いで、内部状態管理回路４
は、この信号を受信すると表示部８に対し表示要求信号
とデータモードレジスタ５に記憶されている内容を送る
。この結果、表示部８は表示データをＬＣＤ等の表示デ
バイスに表示するようになっている。このように本実施
例においては、外部から編集データの変化を知る事がで
きるようになっている。

一方制御部２は受信データが途切れなおかつ未処理デー
タがない時には、タイマー７に起動をかける。この後ハ
ードコピーデータが終了し、データがない状態が一定時
間続くと、タイマー７から内部状態管理回路４にタイマ
ー割込がかかり、内部状態管理回路４は表示部８に対し
表示要求信号とデータ終了を示す表示データを送る。そ
して表示部８のＬＣＤ等の表示デバイスに「データ終了
」が表示される。

以上説明したように本実施例によると画面のハードコピ
ーのように印字開始制御コードを伴わないデータでも用
紙出力なしでデータ処理終了をごく容易に把握する事が
出来、このタイミングで用紙の強制出力を行う事が可能
となるという利点がある。

（発明の効果〕 以上説明したように、本発明によると制御部に内部状態
検出手段を併設するとともに、この内部状態検出手段の
検出結果に応じて制御部内のデータ処理実′行撞態を外
部に表示する表示手段を設けたことから、オペレータは
表示部の表示を見るだけで、プリンタ内部のデータ処理
実行状態を外部から容易に認識する事が出来る。またプ
リンタが止まっているように見える場合に、データ送信
側からプリンタにデータが送られていないのか或いは送
られてきたソフトのデータに編集終了後の印字開始コー
ドが含まれていないのか等の確認もできるという従来に
ない優れたページプリンタを提供することが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図である。 １・・・受信部、２・・・制御部、４・・・内部状態検
出手段としての内部状態管理回路、訃・・表示部、９・
・・印字部。 特許出願人　　日　本　電　気　株式会社代理人　　弁
理士　　　高　橋　　勇

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）、上位装置からの印刷データを受信する受信部と
   、前記受信データを判読し、編集する機能を有する制御
   部と、この制御部からの印字指令により前記編集済みデ
   ータを印字出力する印字部とを備えて成るページプリン
   タにおいて、 前記制御部からの信号により当該制御部内のデータ処理
   実行状態を検出する内部状態検出手段を前記制御部に併
   設するとともに、 前記内部状態検出手段の検出結果に応じて前記データ処
   理実行状態を外部に表示する表示手段を設けたことを特
   徴とするページプリンタ。