JPH01172942A - スライドプリント用光学ユニットの組込み可能な複写装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はスライドプリシト用光学ユニットを組込み可能
となした複写装置に閤する。

（従来技術） 感光性物質の持つ光硬化性もしくは光軟化性を利用し、
かつ転写性物質の転写性を制御して画像を形成するよう
にした例えば米国特許第３２１９４４６号明細書あるい
は特開昭５８−８８７３９号公報、特開昭５９−３０５
３７号公報等に開示された画像形成方式は、銀塩写真法
に比べて露光後の工程か簡単で、かつ電子写真法に比べ
て階調表現力に優れている。

このため、この種の方式を用いれば、単なる原稿画像か
らのコピーに止どまらずスライドフィルムからのプリン
トも可能となるが、このような両機能を備えた装置を実
現するには、原稿からの反射光を像露光部に結像するた
めのセルフォーカシングレンズアレイに、拡散板を介し
てスライドフィルムからの光を導くように構成する必要
があり、この結果、スライドフィルムからの光量が１／
１００程度に低下してマイクロカプセルを硬化させるに
足る光エネルギが得られなくなるほか、拡散板を通すこ
とによって解像力か大巾に低下してしまうといった問題
が生じる。

（目的） 本発明はかかる問題に鑑みでなされたもので、その目的
とするところは、原稿及びスライドフィルムのいずれか
らも良好な画像形成を可能とする新たな複写装置を提供
することにある。

（目的を達成するための手段） すなわち、本発明はかかる目的を達成するためのスライ
ドプリント用光学ユニットの組込みを可能となした複写
装置として、原稿移動光学系固定式複写装Ｗｆこおける
原複写像露光用光学手段の少なくとも一部を像露光経路
外に移動可能に配設するとともに、スライドフィルムラ
露光走査対象とする光学系ユニットの光路が上記した像
露光経路と一致するようこのユニットを複写装置に着脱
自在に装着し得るようにしたものである。

（実施例） そこで以下に図示した実施例について説明する。

第１図はスライドプリ−ント用光学ユニットを組込み可
能となした本発明の一寅′施例をなす複写装Ｗ！を示し
たもので、はじめにこの複写装置、つまり感光転写型画
像形成装置の概要について説明する。

図中符号２は装置本体１内に装填されたフィルムカセッ
トで、ここに収容された転写フィルムｆには、シアン、
マセンタ、イエローの各色素前駆体（液体）を包含し、
かつレッド、グリーン、ブルーの波長光エネルギに対し
て硬化するマイクロカプセルが分散塗布されでいる。３
は印刷原稿ｄを担持してこれを主走査方向、つまり図の
一端から他端へと移送する原稿台で、この原稿台３は、
担持した原稿ｄを移送しつつその面ヲ露光ランプ４によ
り露光走査させ、セルフオーカシングレシズアレイ９１
７８介して反射光を露光台７上に導いて、ここに原稿ｄ
と同一速度で搬送される感光フィルムｆ上に潜１を形成
するように構成されている。１１は、露光台７のフィル
ム抛送方向下手側に配設した圧力現像ユニットで、ここ
には、露光工程を経た感光フィルムｆと撤退０−５１４
により搬送されてきたカセット１５内の転写シートｓｔ
圧檀する一対の圧力現像Ｏ−ラ１２．１３が配設され、
これらによって感光フィルムｆζ転写シートＳを強く押
圧し、露光工程により硬化しなかった感光フィルムｆ上
のマイクロカプセルを破壊して内部の色素前駆体（液体
）を転写シートＳに転移させると同時に、この色素前駆
体（液体）を転写シートＳに塗布した顕色剤と反応させ
て発色させるように構成されてφる。

またこの圧力現像器１１の排出側には、ガイドローラ１
６とガイドプレート１７が配設され、現像工程を経た感
光フィルムｆはガイドローラ１３に案内されて上記した
フイルムカセ・シト２内に収容される一方、現像工程＠
Ｉ！た転写シートＳはガイドプレート１４を経て加熱定
着器１８内に入り、ここで発色反応の促進及び転写シー
トＳに塗布した光沢剤による画像の光沢処理がなされる
ように構成されている。

ところで、この装置本体１には、露光ランプ４や冷却フ
ァン５等を備えた光源ユニット６が本体１内部に敷設し
たガイドレール２０に沿って水平方向に摺動し得るよう
配設され、この光原子ニット６を図中右方へ移動するこ
とによって、感光フィルムｆの搬送経路とこの光源ユニ
ット６との間に後述するスライドプリントユニット３０
からの光を導く空間を形成し得るようにする一方、露光
台７から圧力現像ユニット１１に至る輝光フィルムｆの
搬送経路に、プリントユニ・ン１３０からの光を感光フ
ィルムｆに導く可動ミラー２１を軸２２を支点として揺
動自在に枢支し、スライドフィルムからのプリント成形
時には、図示しない連動機構を介して光源ユニット６の
引出しと連動させてこの反射板２１を光路内に上向きに
傾動させ、スライドプリントユニット３０からの光を感
光ライルムｆ１こ導くようにするとともに（第１図（ａ
））、通常の印刷原稿ｄからの複写像形成時には、光源
ユニット６の押込みととも（←この可動ミラー２１を感
光フィルムｆに沿わせるように閉止して（第１図（ｂ）
）、光源ユニット６の定位冒復帰を可能とするように構
成されている。

一方、スライドプリントユニット３０は、光軸方向に配
設した露光用光源としてのハロゲンランプ３１と、リフ
レクク３２を介して入光した露光光をスライドフィルム
３３上に集束するコンデンサレンズ群３４と、光軸に対
して直角方向にスライドフィルム３３を移動する駆動モ
ータ３５と、折返しミラー３７に露光光を投影する投写
レンズ３６とによって構成され、またこのスライドプリ
ントユニット３０は、装置本体１がら原稿覆い８を取去
って原稿台３の上に位置決め固定されるように構成され
ている。このため、このユニットケーシング３８には、
装置本体１に設けた突部等に係合しで折返しミラー３７
直下の光路開口３９か装置本体１内の上記した可動ミラ
ー２１の真上に位置するように装着するための掛金が設
けられ、また、光源ユニット６が引出し位置にあるヒき
のみこのケーシング３８を装置本体１上に装着すること
かできるようこのケーシング３８の底板には必要に応じ
て光源ユニットの一部と係合する保合部が設けられる。

したがって、この実施例においては、原稿画像からコと
一画像を形成する第１図（ｂ）に示した通常の複写装置
の状態、つまり光源ユニット６を定位置にセットして感
光フィルムｆと同じ速度で走行する原稿ｄに光を照射す
る通常の複写装置の状態から、光源ユニット６を図中右
方へ移動し、同時に原稿台３の定位置にスライドプリン
トユニット３０を取付けると（第１図（ａ））、ハロゲ
ンランプ３１からコンデンサレンズ群３４を介してスラ
イドフィルム３３上に集束された光は、投写レンズ３６
を経て折返しミラー３７により屈折され、さらに感光フ
ィルムｆの搬送経路と光源ユニット３０との間に形成さ
れた光路空間を通って、光源ユニット３０の引出しとと
もに光路内に傾動した可動ミラー２１により露光台７と
圧力現像ユニット１１の間を移動する感光フィルムｆ上
にスライドフィルム３３の像を露光して潜像を形成する
。

第２図に示した実施例は、装置本体１内に設けた結像光
学系ユニットの移動をより小規模に止どめてスライドプ
リントの成形を可能となしたもので、装置本体１内に設
けたガイドレール２３に沿わせてセルフォーカシングレ
シズアレイ９を担持した結合光学ユニット１０を露光台
７に対向する位置と退避位置に移動できるようにすると
ともに、スライドプリントユニット３０の底部光路開口
３９が露光台７の真上に位置するようユニット３０を原
稿台３上に位置決め係止し得るようにしたものである。

したがって、この実施例においては、単に結合光学ユニ
ット１０を正規の位置から退避させるだけで、露光台７
上の感光フィルムｆにスライドフィルム３３の像を露光
することができる。

なおこの実施例においては、スライドプリントユニット
３０のケーシング３８下部に結像光学ユニット１０を退
避位置に移動させる案内部材を設けるように構成するこ
ともでき、これによって原稿台３を取去った装置本体１
上に直接ユニットケーシング３８を装着するだけで、ス
ライドフィルムからのプリント成形を可能にすることが
できる。

ところで、上述した実施例はいずれもスライドプリント
ユニット３０を原稿台３上に装着するようにしたのであ
って、その装着に当っては、光源ユニット６あるいは結
合光学ユニット１ｏを移動させるとともに原稿覆い８を
取除く必要を有するものであるか、第３図及び第４図に
示した実施例は、スライドプリント成形への変更操作を
さらに簡素化するようにしたものである。

すなわち、第３図に示した実施例は、装置本体１内に敷
設したガイドレール２０に沿って光源ユニット６を挿脱
可能に構成する一方、ハロゲンランプ３１、コンデンサ
レンズ群３４、スライドフィルム移動用モータ３５及び
投写レンズ３６等を備えたスライドプリントユニット３
０を、ガイドレール２ｏに沿わせて装置本体１内に装着
し得るように構成したものである。このスライドプリン
トユニット３０には、ざらにその前端の折返しミラー３
７の下方に、ユニットケーシング３８を定位置に装着し
た際、ガイドレール２０の先端部２０ａから外れて下方
に傾動するようにした第２の折返しミラー４０が設けら
れていで、このミラー４０によって、スライドフィルム
３３を経た露光光が露光台７と圧力現像ユニット１１と
の問を移動する感光フィルムｆ上に照射されるように構
成されている。

したがってこの実施例では、単に光源ユニット６とスラ
イドプリシトユニット３０を交換することにより、コピ
ーとプリントの切換えを簡単に行うことができる。

他方、第４図に示した実施例は、ガイトレール２３に沿
わせてセルフォーカシングレンズアレイ９を担持した結
合光学ユニット１０を装置本体１の他側に設けた開口端
から抜取れるように構成する一方、この間口端から装置
本体１内の定位置にスライドプリントユニット３０を装
着できるようにしたものである。

（効果） 以上述べたように本発明によれば、原稿移動光学系固定
式複写装置の像露光光学系手段を像露光経路外に移動可
能になして、そこに光路を一致させるようにしてスライ
ドプリントユニットを取付は得るようにｂたので、光量
及び解像力の低下をきたすことなく簡単な組替えによっ
て、単一の複写装置に通常の複写機能とスライドフィル
ムからのプリント成形機能を併せ持たせるようにするこ
とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａＸｂ）はプリント用とコピー用に変更した状
態をもって示した本発明の一実施例をなす複写装置の構
成図、第２図乃至第４図はいずれも本発明の他の実施例
を示す複写装置の構成図である。 １・・・・装置本体　　　　３・・・・原稿台６・・・
・光源ユニット　　７・・・・露光台１０・・・・結像
光学ユニット １１・・・・圧力現像ユニット １８・・・・加熱定着器 ２０．２３・・・・ガイドレール ３０・・・・スライドプリントユニット３３・・・・ス
ライドフィルム ｆ・・・・感光フィルム　　Ｓ・・・・転写シート第４
図 ９ｎ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 原稿移動光学系固定式複写装置における原稿画像露光用
   光学手段の少なくとも一部を像露光経路外に移動可能に
   配設するとともに、スライドフィルムを露光走査対象と
   する光学系ユニットの光路が上記像露光経路と一致する
   よう該ユニットを上記複写装置に着脱自在に装着し得る
   ようにしたことを特徴とするスライドプリント用光学ユ
   ニットの組込み可能な複写装置。