JP2863674B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2863674B2
JP2863674B2 JP4244693A JP24469392A JP2863674B2 JP 2863674 B2 JP2863674 B2 JP 2863674B2 JP 4244693 A JP4244693 A JP 4244693A JP 24469392 A JP24469392 A JP 24469392A JP 2863674 B2 JP2863674 B2 JP 2863674B2
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    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
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    • B41M5/38207Contact thermal transfer or sublimation processes characterised by aspects not provided for in groups B41M5/385 - B41M5/395
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  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
  • Projection-Type Copiers In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷原稿や写真原稿等
の反射原稿のみならず、スライド、プルーフ等の透過原
稿を原稿画像とした画像形成も可能な画像形成装置であ
って、反射原稿、透過原稿等の原稿種によらず、簡単な
操作で高画質な画像形成を行うことができる画像形成装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー複写装置や各種のカラープリンタ
等の画像形成装置においては、対象とする原稿画像とし
ては通常印刷物等の反射原稿が主であった。ところが、
近年の画像情報記録の多様化に伴い、印刷物、写真等の
反射原稿以外にスライド、プルーフ、マイクロフィルム
等の透過原稿の画像を読み取って、感光材料に記録する
ことができる画像形成装置が実用化されている。反射原
稿と透過原稿との両方が使用可能な画像形成装置におい
ては、透過原稿による画像形成のための露光光学系を形
成する光源ユニットやフィルム走査ユニットが画像形成
装置に装填され、ユーザは原稿種や透過原稿のサイズに
応じた露光光学系を選択して、感光材料への画像露光を
行う。
【0003】このような画像形成装置において、通常の
反射原稿の画像露光は、一次元方向に延在する照射光を
射出する走査子、複数のミラー、調光用の色フィルタや
絞り、結像レンズ等が組み合わされて構成される、画像
形成装置本体の露光光学系によって行われる。画像形成
装置本体の露光光学系(以下、本体露光系とする)によ
る画像露光は、走査子を前記一次元方向と略直交する方
向に移動することによって、原稿台上に載置された反射
原稿を前記照射光によって2次元的に走査する。反射原
稿からのスリット状の反射光は、複数のミラーによって
所定の光路を進行し、色フィルタや絞りによって色や光
量、結像レンズによって結像位置や倍率等が調整され、
走査子の移動に同期して移動する感光材料上の画像露光
位置に入射・結像して、感光材料を露光する。
【0004】また、4×5サイズのスライドやプルーフ
等の比較的大きな透過原稿を用いて画像形成を行う場合
には、原稿台上に載置(あるいは近傍に保持)された透
過原稿を上方より照射する透過原稿用の光源ユニットが
知られている。このような光源ユニットを用いた透過原
稿の読み取りは、前述の本体露光系を利用するものであ
って、光源ユニットより射出され、透過原稿を通過した
透過光を前述の走査子の光源を点灯しないで走査するこ
とによって、同様にして透過原稿の透過光を感光材料上
の画像露光位置に結像し、透過原稿の画像を感光材料に
露光する。
【0005】さらに、135サイズのスライド等の小型
の透過原稿を用いた画像形成を行う透過原稿用のユニッ
トとして、特開平2−242246号公報に開示される
ような投影タイプの露光光学系を有するフィルム走査ユ
ニットが知られている。この投影タイプのフィルム走査
ユニットは、画像形成装置本体の所定の部分に装填され
て使用されるものであり、投影用光源、調光用の色フィ
ルタ、光量調整用のNDフィルタ、透過原稿を保持して
移動(走査)する原稿ホルダ、透過原稿の透過光を規制
するスリット、拡大用のズームレンズ、光路調整用のミ
ラー等を有するものである。
【0006】このようなフィルム走査ユニットによる透
過原稿の画像形成は、投影光源より射出され、色フィル
タおよびNDフィルタ等によって色および光量を調整さ
れた投影光を原稿ホルダに保持された透過原稿に入射
し、透過原稿を透過した投影光をスリットによって長尺
なスリット光とする。ここで、原稿ホルダは画像形成装
置本体の走査子の移動(感光材料搬送方向)に対応する
方向に移動し、かつスリットは移動方向と略直交する方
向に長尺であるので、結果的に透過原稿はスリット走査
されたことと同様になる。スリットを通過した透過光
は、ズームレンズによって設定倍率に拡大されて、本体
露光系の光路に挿入自在のミラーによって前述の反射原
稿の反射光と光路を一致されて、反射原稿による画像形
成と同様に、透過原稿(原稿ホルダ)の移動に同期して
移動する感光材料に入射・結像して、感光材料を露光す
る。
【0007】ところで、このようなカラー複写装置やカ
ラープリンタ等の画像形成装置においては、露光光学系
や感光材料および受像材料搬送系等の機械的な狂いや、
感光材料の製造ロット毎のバラツキや経時変化・劣化、
さらには現像材料の製造ロット毎のバラツキや経時変化
・劣化等の各種の要因により、常にカラー原稿画像に忠
実な再生画像を得ることは困難である。また、同一機種
の画像形成装置を用い、同一の画像形成条件で同一の画
像を形成した場合にも、上記のような機械的要因等によ
り色バランスや濃度の異なった再生画像となってしま
う。
【0008】従って、通常の画像形成装置においては、
常に原稿画像に忠実な色および濃度を有する画像を形成
するために、画像形成装置の設置時や、感光材料または
受像材料や現像材料の交換時、さらには装置設置後定期
的に、原稿画像に忠実な再生画像を得ることができる色
バランスや濃度の条件、すなわち画像形成条件の設定を
行う必要がある。また、通常のカラー画像形成装置にお
いては、ユーザの好みや形成画像の用途、原稿画像の状
態等に応じて、形成画像の色バランスや色味、画像濃度
等がマニュアルで調整可能に構成される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の反射
原稿および透過原稿を原稿画像とするカラー画像形成装
置においては、用いる露光光学系やユニット等によっ
て、つまり原稿の種類によって画像形成条件の設定方法
や、マニュアルでの色および/または濃度の調整(以
下、色/濃度調整とする)の操作方法が異なっており、
ユーザにとっては画像形成条件設定や色/濃度調整の操
作性が極めて悪く、また煩雑かつ困難なものとなってし
まっている。
【0010】従来の画像形成装置においては、カラー反
射原稿を原稿画像として用いる場合の画像形成条件の設
定は、所定の基準チャートを用いてこの画像を実際に形
成して、形成された画像を目視しながら、あるいはセン
サ等で読み取って、画像形成装置本体の操作パネルによ
って、前述の本体露光系に配備されるシアン(C)、マ
ゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色フィルタの挿入量
や、絞りによる調整量を調整し、これを装置に設定・記
憶することにより行われる。
【0011】ところが、スリーブ等を用いた光源ユニッ
トによる画像形成は、本体露光系を利用するものである
が、透過原稿用の画像形成条件の設定を行うことはでき
ず、高画質な画像形成を行うためには、実際に形成した
画像をユーザが見て、装置本体の操作パネルによって逐
一色や濃度等を調整して再度画像形成を行うというルー
チンを繰り返す必要がある。
【0012】一方、スライド等の小型の透過原稿を用い
た画像形成を行うためのフィルム走査ユニットにおける
画像形成条件の設定は、フィルム走査ユニットに配備さ
れるC、M、Yの各色フィルタや、光量調整用のNDフ
ィルタによって行われるが、これらを用いた画像形成条
件の調整や設定はフィルム走査ユニットに設けられる操
作手段で行われるものであり、反射原稿や大型の透過原
稿とは全く異なる操作が要求される。
【0013】さらに、形成画像の用途や原稿の状態に応
じた色/濃度調整も、反射原稿や大型の透過原稿等では
画像形成は装置本体の操作パネルによって行われ、スラ
イド等の小型の透過原稿ではフィルム走査ユニットに設
けられる調整手段で行われる。
【0014】つまり、従来の画像形成装置では、原稿の
種類やサイズ等、さらにはこれに応じて選択される露光
光学系によって、画像形成条件の設定や色/濃度調整
等、画像形成における色や濃度の調整に関する操作方法
が全く異なっており、ユーザによる画像形成操作が極め
て煩雑かつ困難となっている。
【0015】本発明の目的は、前記従来技術の問題点を
解決することにあり、ユーザが原稿種や原稿サイズに応
じた露光光学系(ユニット)を選択して、反射原稿ある
いは透過原稿からの画像形成を行う画像形成装置におい
て、原稿の種類やサイズによらず、基本的に、同一の操
作手段によって同一の操作による色および/または濃度
に関する調整を行った画像形成が可能で、簡易な方法で
高画質画像を形成することができるカラー画像形成装置
を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、反射原稿あるいは透過原稿の原稿種に応
じて選択される複数の露光光学系を有し、前記原稿の画
像を感光材料に走査露光する画像露光部と、前記感光材
料を所定の画像露光位置に供給する感光材料供給部と、
露光済の感光材料を現像処理する現像部と、選択された
露光光学系による画像形成における色および/または濃
度に関する調整操作を、画像光学系によらず同一の操作
で行う入力手段とを有することを特徴とする画像形成装
置を提供する。
【0017】また、前記露光光学系が、反射原稿を読み
取るための反射原稿用光源、および前記反射原稿用光源
より射出され前記反射原稿に反射された反射光を前記感
光材料上に結像する結像光学系より構成される本体露光
光学系と、透過原稿を読み取るための投影光源、および
前記投影光源より射出され前記透過原稿を透過した投影
光を前記感光材料上に結像する投影光学系を有する透過
原稿露光光学系と、透過原稿読み取りための照射光源、
および前記本体露光光学系の結像光学系を用いる露光光
学系の3種の露光光学系であるのが好ましい。
【0018】また、前記入力手段による色および/また
は濃度に関する調整の範囲が、原稿の種類に応じて可変
であるのが好ましい。
【0019】
【発明の作用】本発明の画像形成装置は、反射原稿ある
いは透過原稿等の原稿種や、原稿のサイズに応じた露光
光学系を選択して画像形成を行う画像形成装置、例え
ば、反射原稿を用いた画像形成は画像形成装置本体の露
光光学系を、4×5サイズのスライドやプルーフ等の透
過原稿を用いた画像形成は、画像形成装置本体の原稿台
上に載置され原稿台に載置した透過原稿を照射する透過
光源ユニットと画像形成装置本体の露光光学系とを、さ
らに135サイズのスライド等の小型の透過原稿を用い
た画像形成を行う場合には、透過原稿を拡大投影して感
光材料を走査露光する、画像形成装置本体の所定の位置
に装填されるフィルム走査ユニットを、それぞれ選択し
て画像形成を行う画像形成装置であって、原稿種に応じ
て選択される露光光学系(ユニット)によらず、基本的
に同一の入力手段を用いた操作によって画像形成条件の
設定、色/濃度調整(マニュアルでの色および/または
濃度調整)等の色や濃度に関する画像調整を行う。
【0020】従来、このような原稿種に応じた露光光学
系を選択して画像形成を行う画像形成装置では、画像形
成条件の設定や色/濃度調整は用いる露光光学系に応じ
た互いに異なる方法で行う必要がある、あるいは条件設
定方法が特に定まっていない等、画像形成のための色お
よび/または濃度に関する画像調整の操作手段や方法が
原稿の種類やサイズ(すなわち用いる露光光学系)によ
って異なっており、操作が煩雑かつ困難で、原稿の種類
等によらず高画質な画像形成を実現するためには、多大
な手間と時間がかかってしまう。
【0021】これに対して本発明の画像形成装置では、
反射原稿、透過原稿等の原稿種やサイズを問わず、画像
形成条件の設定、色/濃度調整等の、画像形成における
色および/または濃度に関する調整を、基本的に同一の
入力手段で同一の操作方法によって行うことができるの
で、ユーザは煩雑かつ困難な操作を行う必要なく、迅速
かつ簡易に常に安定して高画質な画像形成を実現するこ
とができる。
【0022】
【実施例】図1に、本発明に係る画像形成装置として、
記録材料に、熱現像工程を必要とし、水等の画像形成溶
媒の存在下で受像層を有する受像材料に画像を転写形成
する感光材料を用いた複写装置の一例を示す。図1に示
す複写装置10は、原稿として印刷物や写真等の通常の
反射原稿のみならず、135サイズのスライドやプルー
フ等の透過原稿の原稿画像も複写可能な複写装置であ
る。
【0023】このような複写装置10は、基本的にハウ
ジング12の上部に配置される本体露光光学系としての
露光装置14と、ハウジング12の側部に配置される感
光材料・受像材料供給部16(以下、供給部16とす
る)と、ハウジング12の供給部16の逆側の側部に配
置される熱現像転写部18と、供給部16と熱現像転写
部18との間に配置される水塗布部20と、受像材料の
取出トレイ26と、熱現像転写部18の感光材料搬送下
流側に配置される廃棄トレイ28と、ハウジング12の
上面に配置される操作パネル22とから構成される。ま
た、図1の複写装置10においては、装置の図中右上部
に135サイズのスライドOS等の小型の透過原稿を複
写するための、複写装置10に着脱自在のフィルム走査
ユニット300が装填され、また、4×5サイズのスラ
イドやプルーフ、スリーブ等の比較的大型の透過原稿O
Tを複写する際には、上面の所定の位置に透過原稿光源
ユニット400(図4参照)が載置される。
【0024】供給部16は、感光材料Aを巻回して収納
する感光材料マガジン32と、受像材料Cを巻回して収
納する受像材料マガジン34とが配置・装填されるもの
で、感光材料マガジン32、受像材料マガジン34共に
ハウジング12の前側面(感光材料A搬送方向に対し垂
直方向図中手前側)に引出し可能に構成される。また、
感光材料マガジン32は、ハウジング12内に収納され
た状態においては、完全に遮光された状態となるように
構成されており、感光材料Aが不用意に露光されること
がないようになっている。
【0025】図示例において、感光材料Aは前述のよう
に熱現像工程を必要とし、水等の画像形成溶媒の存在下
で、受像層を有する受像材料Cに画像を転写形成するも
ので、支持体上に感光性ハロゲン化銀、バインダー、色
素供与性物質、還元剤等を有するものである。なお、図
示例の複写装置10においては、感光材料Aはその感光
面が下面になるように巻回され、感光材料マガジン32
に収納される。また、受像材料Cは、支持体上に媒染剤
を有する色素固定材料が塗布されてなるものである。受
像材料Cは、その巾が感光材料Aよりも狭いものであ
り、また、画像形成面が上側になるように巻回され、受
像材料マガジン34に収納されている。
【0026】感光材料マガジン32および受像材料マガ
ジン34の前方にはそれぞれその出口に対応して引出し
ローラ対36および38が配置され、また、その前方に
はそれぞれ感光材料Aおよび受像材料Cを所定の長さに
切断するカッタ40および42が配置される。ここで、
後の熱現像転写後の剥離を容易にするために、受像材料
Cは感光材料Aよりも多少短く切断される。
【0027】感光材料Aに対応する引出しローラ対36
は、カッタ40作動後に感光材料Aの先端部を僅かに挟
持する位置まで逆転し、感光材料Aの先端部が不要に露
光され、かつ劣化することを防止する。また、受像材料
Cに対応する引出しローラ対38は、カッタ42作動後
に受像材料Cの挟持を開放し、受像材料C先端部の損傷
を防止する。
【0028】カッタ40の後方(以下、後方とは感光材
料Aおよび受像材料Cの搬送方向の下流側とする)に
は、露光部44が、その後方には反転部46が配置され
る。引出しローラ対36に引出され、カッタ40によっ
て所定の長さに切断された感光材料Aは、一旦露光部4
4を通過して反転部46において上下反転された後、再
び露光部44に搬送されて後述の露光装置14あるいは
フィルム走査ユニット300によって露光される。
【0029】露光部44は、搬送ローラ対48および4
9と、この搬送ローラ対48および49間に配置される
感光材料Aの搬送経路および露光位置を規定する露光面
ガラス50と、この露光面ガラス50に感光材料Aを押
圧する押圧板51とから構成される。つまり、感光材料
Aは搬送ローラ対48および49によって搬送されて一
旦露光部44を通過して反転部46に搬送され、また、
反転部46で感光面が上方になるように反転されて再び
露光部44に搬送され、露光面ガラス50および押圧板
51によって挟持されて所定の露光位置に規定されつつ
搬送され、露光装置14(フィルム走査ユニット300
に)によって走査露光される。
【0030】反転部46は、感光材料Aの搬送経路を上
下に分岐する分岐ガイド52と、分岐ガイド52におけ
る感光材料Aの搬送経路を規定するフラッパー54と、
搬送ローラ対55および56と、感光材料Aの反転搬送
経路を構成する案内ガイド58とから構成される。感光
材料Aが露光部44を通過して搬送されると、最初フラ
ッパー54は分岐ガイド52の下方の経路に作用して、
感光材料Aを分岐ガイド52の上方の経路に案内する。
分岐ガイド52の上方に搬送された感光材料Aは、案内
ガイド58に案内され、搬送ローラ55および56によ
って上下反転されつつ搬送され、感光面を上方に向けて
再び露光部44に搬送される。この際にはフラッパー5
4は分岐ガイド52の上方の経路に作用し、分岐ガイド
52の下方の経路を開放している。
【0031】このような露光部44の上方、すなわちハ
ウジング12の上部には、複写装置10の本体露光光学
系を構成する露光装置14が配置される。複写装置10
のハウジング12の上面には、反射原稿OPを載置する
ための透明なガラス等の原稿台60および反射原稿OP
を原稿台60に固定するための着脱自在な原稿圧板62
が配置される。また、プルーフやスリーブ等の比較的大
型の透過原稿の画像を複写する際には、原稿圧板62が
取り外され、原稿台60に載置された透過原稿OTを照
射するための透過原稿光源ユニット400(図4参照)
が所定の位置に載置される。
【0032】原稿台60の下方には、反射原稿OPの画
像を複写する際の露光用の光源64と、リフレクタ64
aと、ミラー65と、光源64によって射出された反射
原稿OPからの反射光(あるいは透過原稿OTの透過
光)の走査方向の幅を規制するスリット63とが一体的
に構成された光源ユニットが配置される。この光源ユニ
ットは、原稿台60の下面を矢印aで示される走査方向
に移動して、光源64によって反射原稿OPを照射す
る。
【0033】光源64より照射され、反射原稿OP(原
稿圧板)によって反射された反射光は、次いで2枚のミ
ラー66aおよび66bが一体的に構成されてなるミラ
ーユニットに入射し、光路Lを所定の方向に反射され
る。このミラーユニットは前述の光源ユニットと同方向
に、1/2の速度で移動するように構成される。
【0034】光路Lのミラーユニット後方には、露光
量、光質および焦点調整用の可変絞り67およびレンズ
ユニット68が配置される。図2に可変絞り67および
レンズユニット68の一例を示す。
【0035】可変絞り67は、基本的に、開口部200
を有する板カム194と、一対の絞り板196,198
とから構成され、板カム194によって絞り板196と
198とを接離して開口部200の開口量を調整するこ
とにより、光路Lを進行してきた反射光の通過光量を調
整する。
【0036】板カム194にはラック206が形成さ
れ、このラック206にはギヤ208,210を介して
ステッピングモータ212が噛合される。そのため、板
カム194はステッピングモータ212が時計方向に回
転することにより図中右方向に移動し、ステッピングモ
ータ212が反時計方向に回転することにより図中左方
向に移動するように構成される。また、板カム194に
は、傾斜溝202a,202bおよび204a,204
bが形成され、この各傾斜溝には、それぞれ、絞り板1
96のピン196a,196bおよび絞り板198のピ
ン198aおよび198bが挿入される。
【0037】絞り板196および198は、図示しない
手段で左右方向には固定され、ステッピングモータ21
2の回転により、板カム194が図中左右方向に移動す
ることにより、絞り板196および198は傾斜溝20
2a,202b,204aおよび204bに沿って上下
方向に移動し、光路Lへの挿入量が変化して絞り量が決
まる。
【0038】可変絞り67によって通過光量が調整さ
れ、光路Lを進行する反射光は、次いでレンズユニット
68に入射する。レンズユニット68は、反射原稿OP
の反射光を感光材料A上に結像するための結像レンズ
と、調光用の色フィルタとを組合せたもので、光路L前
方より結像レンズとしてのレンズ前群220、第1色フ
ィルタ板222、固定絞り224、第2色フィルタ22
6、レンズ後群228が配置されて構成される。
【0039】第1および第2色フィルタ板222,22
6は、例えば透明なガラス板からなり、中央部は透明で
両側にそれぞれ異なる色の色フィルタ膜を蒸着させたも
のであり、図2に示される例においては第1色フィルタ
板222はC(シアン)とY(イエロー)、第2色フィ
ルタ板226はC(シアン)とM(マゼンタ)の色フィ
ルタをそれぞれ有している。このような第1および第2
色フィルタ板222および226は、光路Lへの各色フ
ィルタ挿入量Y,M,Cを調整することにより光路Lを
進行してきた反射光を調光するものである。
【0040】第1および第2色フィルタ板222および
226における各色フィルタの光路Lへの挿入量Y,
M,Cの調整は、それぞれ、駆動源となるステッピング
モータ222aおよび226aの軸端に設けられた歯車
222bおよび226bと、この歯車222bおよび2
26bに夫々に噛合する減速歯車222cおよび226
cと、この減速歯車222cおよび226cとに噛合す
る、第1および第2色フィルタ板222および226に
設けられたラック222dおよび226dにより行なわ
れる。
【0041】このような可変絞り67およびレンズユニ
ット68には、画像形成条件設定時や色/濃度調整(マ
ニュアルでの色および/または濃度調整)、後述するイ
メージセンサ72の測定結果に基づいて、可変絞り67
による通過光量の調整および各色フィルタ板Y,M,C
による光質(各色フィルタの通過光量)の調整を行うた
め絞りD、色フィルタY,M,Cの挿入量(Y,M,
C)の調整を行うと共に、設定された画像形成条件(反
射原稿OPおよび透過原稿OT複写の初期設定条件)を
記憶し、主電源onの際や操作パネル22によって原稿
として反射原稿OPあるいは透過原稿OTが選択された
場合等に、この画像形成条件に応じて各フィルタを光路
Lに所定量挿入しまた可変絞り67による絞り量を調整
する調整装置76が接続される。また、この調整装置7
6は操作パネル22に接続され、可変絞り67やレンズ
ユニット68を用いた画像形成条件設定や色/濃度調整
は、この操作パネル22によって行われる。
【0042】光路Lのレンズユニット68の後方には、
反射光を所定の方向に反射するミラー70a,70bお
よび70cが配置される。光路Lを進行してきた反射光
は、これらの各ミラーに所定の方向に反射されて光路L
を進行し、露光部44の所定位置において走査搬送され
る感光材料A上に結像し、感光材料Aを露光する。ここ
で、ミラー70bは選択された露光光学系(原稿の種
類)に応じて移動可能に構成されるものであり、露光装
置14を使用した画像形成(反射原稿OPおよび透過原
稿OTの複写)では図1実線で示される位置に配置さ
れ、フィルム走査ユニット300を使用する画像形成
(スライドOSの複写)では、図1中点線で示される位
置に移動する。
【0043】ミラー70cの後方には、反射光の光路
を、露光部44側とイメージセンサ72側とに切り替え
る移動ミラー74が配置される。移動ミラー74は、通
常の露光時には公知の手段にて移動され、光路Lから退
避した状態となっているが、ホワイトバランスの調整
や、プレスキャンの際には、図示位置に移動して光路L
に挿入され、反射光をイメージセンサ72に反射する。
【0044】イメージセンサ72は、ホワイトバランス
の調整、プレスキャン時に反射光の光量および光質を測
定するもので、赤色(R)センサ、緑色(G)センサ、
青色(B)センサを内蔵している。ここで、センサは各
色1個でもよいが、各色につきそれぞれ2種の波長の光
強度を測定する計6個の光センサを用いてもよい。
【0045】露光部44において露光装置14による露
光を終了した感光材料Aは、反転部80で感光面を下方
に向けるように反転され、搬送ローラ対82および案内
ローラ84にて水塗布部20に搬送される。水塗布部2
0は、露光を終了した感光材料Aに画像形成溶媒として
の水を塗布するものである。
【0046】図3に水塗布部20の一例を示す。図3に
示す水塗布部20は塗布タンク86と、塗布タンク86
の前に配置される搬送ローラ対88と、後に配置される
スクイズローラ対90と、水の補充タンク92とを有す
るものである。
【0047】また、図示例においては塗布タンク86に
対向して感光材料Aの搬送ガイド94が配置される。反
転部80から搬送された感光材料Aは、搬送ローラ対8
8にて塗布タンク86に搬入され、塗布タンク86と搬
送ガイド94との間を搬送されつつ画像形成溶媒である
水を塗布され、スクイズローラ対90によって余分な水
を除去されつつ次工程に搬送される。
【0048】塗布タンク86には、ポンプ96およびフ
ィルタ98を有する供給ライン100が接続され、補充
タンク92から水が供給される。また、塗布タンク86
の底部には電磁弁102を有する排出ライン104が接
続され、通常は閉じている電磁弁102を開放すること
により、塗布タンク86に充填された水を補充タンク9
2に排出する。さらに塗布タンク86にはオーバーフロ
ーライン106が接続され、塗布タンク86内の余分な
水を補充タンク92に排出する。なお、排出ライン10
4、オーバーフローライン106共に、補充タンク92
側の端部は水槽部108に連通され、フィルタ110を
介して補充タンク92に水を排出するように構成され
る。
【0049】なお、本発明における画像形成溶媒は水に
限定されるものではなく、水と、メタノール、DMF、
アセトン、イソブチルケトン等の低沸点溶媒との混合物
であってもよい。また、補充タンク92には、画像形成
溶媒のみならず、消泡剤が配されるのが好ましい。
【0050】水塗布部20の後方には、熱現像転写部1
8が配置される。一方、供給部の受像材料マガジン34
から引出され、カッタ42にて所定長に切断された受像
材料Cは、搬送ローラ対112にて搬送されて、熱現像
転写部18に搬送される。
【0051】熱現像転写部18の入口には、貼り合せロ
ーラ114が配置され、水塗布された感光材料Aと搬送
されてきた受像材料Cとを貼り合せる。ここで、感光材
料Aと受像材料Cとは感光材料Aが5mm程度前方にな
るように貼り合せられる。なお、受像材料Cの搬送経路
の貼り合せローラ114の前方にはレジストローラ対1
16が配置され、図示しないセンサにて受像材料Cの位
置を検出し、感光材料Aと受像材料Cとを所定の位置に
貼り合せるように構成される。
【0052】熱現像転写部18は、加熱源であるハロゲ
ンランプ118aおよび118bを内包する加熱ドラム
118と、この加熱ドラム118の外周面に巻き付けら
れ、4つのベルト支持ローラ120a,120b,12
0cおよび120dに張架される無端ベルト122とで
構成され、感光材料Aと受像材料Cとを貼り合せた状態
で加熱する。この加熱により、前述の露光部44で露光
されて形成された感光材料Aの潜像が現像されると共
に、受像材料Cに転写され、発色する。
【0053】なお、加熱用のハロゲンランプ118aお
よび118bは、一方は400W程度の出力、もう一方
は800W程度の出力とされ、加熱ドラム118を所定
の温度(78℃前後)に昇温する際には両方のランプに
よって加熱ドラム118を加熱し、通常の運転時には8
00Wのハロゲンランプ1個よって加熱ドラム118を
加熱するように構成される。
【0054】このような熱現像転写部18には、感光材
料Aを受像材料Cより剥離して、廃棄トレイ28に搬送
する第1剥離爪124および案内ローラ126と、加熱
ドラム118から受像材料Cを剥離し、取出トレイ26
に搬送する第2剥離爪128および案内ローラ130が
配置される。
【0055】加熱ドラム118および無端ベルト122
によって加熱転写された感光材料Aと受像材料Cは、最
初に第1剥離爪124によって感光材料Aが剥離され、
この感光材料Aは案内ローラ126によって廃棄トレイ
28方向に搬送され、搬送ローラ対132によって廃棄
トレイ28に搬送される。一方、加熱ドラム118に残
った受像材料Cは、加熱ドラム118がさらに回転する
ことにより第2剥離爪128によって加熱ドラム118
から剥離され、案内ローラ130によって取出トレイ2
6方面に搬送され、搬送ガイド151および152とに
よって案内されつつ、搬送ローラ対134、135およ
び136によって取出トレイ26に搬送される。
【0056】図示例の複写装置10においては、ハウジ
ング12図中右上方には、135サイズのスライドOS
等の小型の透過原稿の画像を複写するための露光光学系
を構成するフィルム走査ユニット300が着脱自在に装
填される。
【0057】フィルム走査ユニット300は、スライド
OSを走査して感光材料Aに拡大投影することにより、
スライドOSの画像を200〜850%に拡大して感光
材料Aに複写するものであって、基本的に、ハウジング
302内に、投影光の光路Lsに添って、光源304、
リフレクタ306、防熱フィルタ308とが一体的に構
成されてなる光源部と、フィルタ部310と、拡散ガラ
ス312と、スライドOSを所定位置に保持して走査す
る走査手段316と、ズームレンズ318とが配備され
て構成される。
【0058】光源304は、ハロゲンランプ、フラッシ
ュランプなどのカラー用光源であれば何でもよい。リフ
レクタ306は光源304からの光をスライドOS側に
反射するもので、凹面反射鏡などから構成される。ま
た、防熱フィルタ308は、光源304から放射される
光の中に含まれる熱線等を吸収し、露光に必要な可視光
だけを透過するものである。
【0059】フィルタ部310は、Y(イエロー)フィ
ルタ310Y、M(マゼンタ)フィルタ310M、C
(シアン)フィルタ310Cの3枚の色フィルタ板およ
び光量調整用のNDフィルタ310Dと、各フィルタを
投影光の光路Lsに所定量挿入する調整装置320とか
ら構成される。図示例のフィルタ部310は、各色フィ
ルタおよびNDフィルタ310Dの挿入量によって光源
304からの投影光の色味および光量を調整し、画像形
成にかかる色および濃度調整を行う。
【0060】調整装置320は、フィルム走査ユニット
300を用いた画像形成(複写)における画像形成条件
の設定時、スライドOSの画像複写時におけるユーザに
よる色/濃度調整、イメージセンサ72からの露光修正
条件等に応じて、各フィルタをパルスモータを駆動源と
するラックアンドピニオン等の公知の移動手段によって
移動して、各フィルタの光路への挿入量を調整すると共
に、設定された画像形成条件(つまりスライドOS複写
の初期設定条件)を記憶し、操作パネル22によってス
ライドOSが選択された際に設定された画像形成条件に
応じて各フィルタを光路Lsに所定量挿入する。ここ
で、調整装置320は複写装置10の本体に配備される
操作パネル22に接続され、各フィルタの挿入量の調
整、つまりスライドOSの複写の際の色/濃度調整や画
像形成条件設定は、前述のレンズユニット68や可変絞
り67による調整と同様、操作パネル22によって行わ
れる。
【0061】拡散ガラス312は、フィルタ部310で
色補正および光量調整された光束を拡散・混合し、色ム
ラや照明ムラのない一様な光とする。
【0062】走査手段316は、スライドOSを所定の
位置に保持して、露光部44における感光材料Aの搬送
に同期して移動することにより、スライドOSを走査す
るものであり、スライドOSを位置決めして装着するた
めのスキャンテーブル314と、スキャンテーブル31
4の下部に取り付けられた送りナット324と、送りナ
ット324と螺合する送りねじ326と、送りねじ32
6を回転駆動するモータ(駆動源)328とから構成さ
れる。
【0063】ここで、モータ328により送りねじ32
6が回転されると送りナット324とともにスキャンテ
ーブル314が移動し、スキャンテーブル314に装着
されたスライドOSが移動する。その移動速度は、感光
材料Aの搬送速度を1とし、フィルム走査ユニット30
0による複写倍率をnとすると1/nとなる。スキャン
テーブル314にはスライドOSの位置決め装着手段
(図示せず)が設けられるが、少なくともスライドOS
の画像部分は透明部材で構成されているか、あるいは開
口されている。
【0064】スライドOSの近傍には、スライドOSの
移動方向とほぼ90°で交差するスリット330が設け
られる。このため、前述の露光装置14における原稿O
Pの走査と同様に、フィルム走査ユニット300でも露
光部44で感光材料Aにスリット走査露光を行うことが
できる。
【0065】ズームレンズ318は、スリット330を
通過したスライドOSの透過光を200%〜850%に
拡大して露光部44の露光位置に結像する。
【0066】ズームレンズ318を通過したスライドO
Sの透過光は、フィルム走査ユニット300に形成され
る開口332を通過して、ミラー70dによって光路を
約90°偏向されて、原稿OPからの反射光の光路Lと
光路とを一致されてミラー70cに入射する。なお、フ
ィルム走査ユニット300を用いてスライドOSの画像
を複写する際には、ミラー70bは図中点線で示される
位置に移動しているのは前述のとおりである。
【0067】ミラー70cに入射して下方に反射された
スライドOSの透過光は、原稿OPからの反射光と同様
に、搬送ローラ対48,49によって走査搬送される感
光材料A上の所定の露光位置に結像し、これをスリット
走査露光する。ここで、スライドOSは走査手段316
により、感光材料Aの走査搬送速度と同期して、すなわ
ち、投影光学系の拡大倍率をnとすると、感材搬送速度
の1/nの速度で移動するので、スライドOSが全画像
領域に亘って移動することにより、スライドOSの全画
像が感光材料Aに走査露光される。
【0068】図示例の複写装置10は、通常の(反射)
原稿OPおよびスライドOSの画像のみならず、透過原
稿光源ユニットを用いることにより、4×5サイズのス
ライド、プルーフやスリーブ等の比較的大きな透過原稿
も複写することができる。図4に、透過原稿光源ユニッ
ト(以下、透過光源ユニットとする)400を用いた透
過原稿OTの複写の一例を示す。
【0069】透過光源ユニット400は、原稿圧板62
を外した状態で原稿台60を覆うようにして複写装置1
0の上面の所定の位置に載置されて使用されるものであ
り、図示例の複写装置10においては、原稿台60上に
載置された透過原稿OTを透過光源ユニット400によ
って照射して、その透過光を本体の露光光学系である露
光装置14によって読取走査することにより、透過原稿
OTの画像を感光材料Aに形成する。
【0070】図示例の透過光源ユニット400は、ハウ
ジング402内部に、3つの光源404と、光源404
より射出された光を下方(透過原稿OT)に反射するリ
フレクタ406と、光源404から放射される光の中に
含まれる熱線等を吸収し、露光に必要な可視光だけを透
過する防熱フィルタ408と、光源404から光を拡散
して透過原稿OTに入射する光を均一化する拡散ガラス
410と、ハウジング402内部を冷却するための2つ
冷却ファン412とを有する。
【0071】図示例の透過光源ユニット400におい
て、光源404より射出された光、および光源404よ
り射出されリフレクタ406によって反射された光は、
防熱フィルタ408を通過して拡散ガラズ408によっ
て均一化され、複写装置10の原稿台60上の所定の位
置に載置される透過原稿OTを照射する。
【0072】この状態で、反射原稿OPの複写と同様に
して透過原稿OTの複写を行う。つまり、前述の光源6
4、リフレクタ64a、ミラー65およびスリット63
より構成される露光装置14の光源ユニットを矢印aに
示される方向に移動することにより、この光源ユニット
で透過原稿OTの透過光を走査する。ここで、透過原稿
OTの複写の際には、光源64は点灯しない。透過原稿
OTの透過光は、スリット63を通過して、ミラー66
a,66bによって所定の方向に反射され、可変絞り6
7およびレンズユニット68によって光量、色および結
像位置を調整され、ミラー70a、70bおよび70c
によって所定の方向に反射されて、露光部44において
走査搬送される感光材料A上に結像し、感光材料Aを走
査露光する。
【0073】このような複写装置10、さらにはフィル
ム走査ユニット300あるいは光源ユニット400を用
いた反射原稿OP、スライドOS、および透過原稿OT
の複写の操作は、基本的に操作パネル22によって行わ
れる。特に、本発明の画像形成装置にかかる複写装置1
0においては、形成(複写)画像の色および濃度の調整
の操作、具体的には画像形成条件の設定および(マニュ
アル)色/濃度調整、より具体的には露光装置14の可
変絞り67およびレンズユニット68、およびフィルム
走査ユニット300のフィルタ部310による、色およ
び/または濃度にかかる調整および設定は、原稿の種類
によらず操作パネル22によって基本的に同一の操作に
よって行われる。
【0074】本発明の画像形成装置においては、このよ
うな構成とすることにより原稿の種類(用いる露光光学
系、つまり露光装置やユニット)によらず、均一かつ簡
易な操作による画像形成(図示例においては画像複写)
を可能とし、原稿の種類によらず簡単な操作で容易に高
画質な画像形成を行うことを可能とする。
【0075】図5に、操作パネル22の一例の一部が概
念的に示される。図5に示されるように、操作パネル2
2はディスプレイ500、テンキー502、色濃度モー
ドボタン504、色濃度選択ボタン506、色濃度調整
ボタン508、原稿(ユニット)選択ボタン510、管
理モードボタン512、設定ボタン514等を有するも
のであり、前述の用に複写装置10本体の露光装置14
に配備される可変絞り67、レンズユニット68(その
フィルタ)の調整装置76、およびフィルム走査ユニッ
ト300のフィルタ部310に配備される調整装置32
0に接続される。
【0076】このような操作パネル22において、複写
画像の色/濃度調整は以下のようにして行われる。ま
ず、ユーザは複写する原稿を原稿種に応じた位置、例え
ば原稿が反射原稿OPあるいは透過原稿OTであれば原
稿台60上の所定の位置に原稿を載置し、スライドOS
であればスキャンテーブル314の所定の位置にスライ
ドOSを装填する。
【0077】次いで、原稿選択ボタン510によって原
稿種を設定する。図示例においては、電源をonした時
点では原稿種は反射原稿OPに設定されており、原稿選
択ボタン510を押圧することにより、反射原稿OP→
透過原稿OT→スライドOS→反射原稿OP……と設定
原稿種が順次変更される。原稿種が設定されると、原稿
に応じて予め設定されている画像形成条件(初期設定)
に従って、用いるユニット(露光光学系)の色フィルタ
や絞り(NDフィルタ)が調整される。つまり、原稿が
反射原稿OPあるいは透過原稿OTであれば、複写装置
10本体の調整装置76が作動して可変絞り67、およ
びレンズユニット68のC、MおよびYの各色フィルタ
を所定量光路Lに挿入し、スライドOSであればフィル
ム操作装置300の調整装置320が駆動してYフィル
タ310Y、Mフィルタ310M、Cフィルタ310
C、およびNDフィルタ310Dの光路Lsへの挿入量
を調整する。
【0078】各フィルタの光路への挿入や絞りの調整
は、例えば、原稿種が反射原稿OPであれば可変絞り6
7の挿入量が50cc、レンズユニット68のCフィル
タが5cc、Mフィルタが5cc、透過原稿OTであれ
ば可変絞り67の挿入量が40cc、レンズユニット6
8のCフィルタが3cc、Mフィルタが8cc、スライ
ドOSであればフィルタ部310のMフィルタ310M
が10cc、Cフィルタ310Cが5cc、NDフィル
タ310Dが70cc等、あらかじめ設定された画像形
成条件に従って行われる。なお、絞りはレンズ開放を0
ccとし、また、logE=0.01の変化で1ccと
規定する。画像形成条件の設定については後に詳述す
る。
【0079】色/濃度調整を行う場合には、ユーザは色
濃度モードボタン504を押圧して、装置を色濃度調整
モードとする。色濃度モードボタン504が押圧される
と、ディスプレイ500には図5に示されるようなC、
M、Yの各色、および濃度Dの調整パラメータが表示さ
れる。図示例においては、基本的に±8段回の調整が可
能であり、色フィルタの調整は一段で3cc、濃度調整
は一段で4ccの変動量で調整を行うことができる。次
いで、ユーザは色濃度選択ボタン506のいずれかを選
択して、Y、M、Cのいずれかの色、あるいはD(濃
度)のいずれを調整するかを決定し、色濃度調整ボタン
508のプラス(+)あるいはマイナス(−)ボタンを
押圧して、選択した色あるいは濃度を調整する。
【0080】濃度調整ボタン508が押圧されると、先
に原稿選択ボタン510によって選択された原稿種に応
じた色および濃度の調整手段、つまり、原稿種が反射原
稿OPあるいは透過原稿OTであれば調整装置76が作
動して、可変絞り67あるいはレンズユニット68の選
択された色フィルタの挿入量が調整され、原稿がスライ
ドOSであれば調整装置320が作動してY、M、Cの
色フィルタあるいはNDフィルタの挿入量が調整され
る。
【0081】ところで、原稿が透過原稿OTやスライド
OS等の透過原稿である場合には、反射原稿OPに比べ
て原稿の露光状態のオーバーあるいはアンダーの範囲が
広い。そのため、反射原稿と同じ調整パラメータでは、
濃度が良好に調整しきれない場合もある。濃度の調整パ
ラメータを透過原稿が十分賄える範囲とすればこの不都
合は解消されるが、現状ではやはり原稿は印刷物や写真
等の反射原稿が多いため、調整パラメータを透過原稿に
合わせて設定すると、通常では使用しない範囲まで装置
の性能管理および保証をする必要があり、結果的に装置
のコストアップにつながってしまう。また、後述する画
像形成条件の設定を変更してアンダーあるいはオーバ原
稿の複写に対応することもできるが、この方法では操作
に非常に手間がかかってしまう。
【0082】そのため、図示例の複写装置10において
は、好ましい対応として原稿選択ボタン510によって
選択された原稿種が透過原稿OTやスライドOS等の透
過原稿である場合には、濃度の調整パラメータが反射原
稿OPの場合よりも広くなるように構成される。例え
ば、図示例においては、反射原稿(通常)では調整範囲
は±8段、つまり±32ccの濃度調整が可能である
が、原稿種が透過原稿である場合には、調整パラメータ
を倍として±16段すなわち±64ccの濃度調整が可
能なように構成される。このような構成とすることによ
り、装置の不要なコストアップ等がなく、簡易な操作で
透過原稿の画像形成を行うことができる。
【0083】図示例の複写装置10(操作パネル22)
においては、濃度調整のパラメータ拡大は、例えば図6
に示されるように、8段以上の調整では表示を1段目に
戻して8+1で9段(図6a)、8+2で10段……
(図6b)とすればよい。また、濃度調整のパラメータ
がいわゆるデジタル表示である場合には、表示量をパラ
メータの拡大範囲に合わせて可変とすればよい。
【0084】図示例の複写装置10等の画像形成装置に
おいては、常に原稿画像に忠実な色および濃度を有する
カラー画像を形成するために、画像形成装置の設置時
や、感光材料または受像材料や現像材料の交換時、さら
には装置設置後定期的に、カラー原稿画像に忠実な再生
画像を得ることができる色バランスや濃度の条件、すな
わち画像形成条件の設定が行われる。本発明にかかる複
写装置10においては、この画像形成条件の設定も原稿
の種類(使用するユニットつまり露光光学系)によら
ず、操作パネル22によって行う。
【0085】画像形成条件設定の際には、ユーザは原稿
種毎に設定された基準チャートや、例えば人物画や風景
等、複写頻度の高い原稿を複写して、あらかじめ指標と
なる複写画像を形成しておく。指標となる複写画像形成
した後、ユーザは管理モードボタン512を押圧して、
次いでテンキーによって例えば70等、キーとなる数字
を入力して複写装置10を画像形成条件設定モード(以
下、条件設定モードとする)とする。条件設定モードに
なると、前述の色濃度調整モードと同様にディスプレイ
500の表示が図5に示される様にC、M、Yの各色、
および濃度Dの調整パラメータが表示される。
【0086】ついで、原稿選択ボタン510を押圧し
て、先と同様にして対象となる原稿種を選択、すなわち
画像形成条件を設定する露光光学系の選択を行う。つま
り、原稿種が反射原稿OPあるいは透過原稿OTであれ
ば、複写装置10本体の露光装置14の可変絞り67お
よびレンズユニット68であり、スライドOSであれば
フィルム操作装置300のフィルタ部310である。
【0087】原稿種の選択の後、画像形成条件設定の準
備が終了したら、ユーザは先に作製した指標となる複写
画像を見ながら、色/濃度調整と同様にして色濃度選択
ボタン506のいずれかを選択して、Y、M、Cのいず
れかの色フィルタ、あるいは絞りのいずれを調整するか
を決定し、色濃度調整ボタン508のプラスあるいはマ
イナスボタンを押圧して、選択したフィルタの挿入量や
絞りによる光量調整量を調整する。ここで、調整される
のは原稿選択ボタン510によって選択された原稿種に
対応するものであり、原稿種が反射原稿OPあるいは透
過原稿OTであれば調整装置76が作動して、可変絞り
67あるいはレンズユニット68の選択された色フィル
タの挿入量が調整され、原稿がスライドOSであればフ
ィルタ部310の調整装置320が作動してY、M、C
の色フィルタあるいはNDフィルタの挿入量が調整され
る。
【0088】このようにして、Y、M、Cの色フィルタ
および可変絞り67あるいはNDフィルタ310Dの調
整が終了したら、ユーザは設定ボタン514を押圧して
画像形成条件の設定を終了する。この設定により、次回
以降の画像形成(画像複写)における、原稿種の選択や
装置の立ち上げによる画像形成条件は、ここで設定した
条件となる。
【0089】なお、本発明の画像形成装置においては、
画像形成条件の設定はこのようなマニュアル操作による
ものには限定はされず、原稿の種類毎に定められた基準
チャートを用いてその画像を複写し、得られた複写画像
を色濃度センサによって読み取ることにより、自動的に
設定されるように構成してもよい。
【0090】この構成の場合は、例えば、熱現像転写部
18の下流側のガイド151の場所に色濃度センサを配
備する。画像形成条件の設定の際には、ユーザは前述の
方法と同様にして複写装置を画像条件設定モードとし
て、次いで原稿種を選択し、基準チャートの複写画像を
形成する。前述のように、基準チャートの画像を露光さ
れた感光材料Aは水塗布部20によって水塗布され、受
像材料Cと重ね合されて熱現像転写部18に搬入されて
熱現像転写され、転写後感光材料Aは剥離されて廃棄ト
レイ28に搬送され、一方画像を複写された受像材料C
は案内ローラによって取出トレイ26へと搬送される。
ここで、受像材料Cの画像はガイド151の位置に配置
された色濃度センサによって読み取られる。
【0091】色濃度センサによって読み取られた画像情
報は、処理装置に転送されて、これに応じて各色フィル
タや絞り(NDフィルタ)の調整量が算出され、可変絞
り67およびレンズユニット68、あるいはフィルタ部
310での各色フィルタや絞りが設定されて、新たなる
画像形成条件が設定される。
【0092】以上、本発明に係る画像形成装置につい
て、添付の図面に示される好適実施例を基に詳細に説明
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、銀塩
写真式感光材料を用いた湿式現像による画像形成装置、
感熱感圧式感光材料を用いた画像形成装置や、電子写真
式画像形成装置等、各種の画像形成装置に適用可能であ
り、銀塩写真感光材料、感圧性樹脂感光材料、熱現像感
光材料、感熱性感光材料などの感光材料あるいは受像材
料に応じて、露光装置、現像、定着、水洗槽などからな
る処理槽、加圧転写装置、熱現像装置、感熱現像装置、
電子写真式感光材料または感光体に応じて帯電装置、露
光装置および現像装置など画像形成に必要ないかなる処
理装置を備えたものであってもよい。電子写真式画像形
成装置の場合は帯電条件、露光条件および現像条件を画
像形成条件として設定することができる。
【0093】本発明の画像形成装置は、カラープリンタ
であってもよい。また、露光方式も、図示例の光源移動
型走査露光に限定されるものではなく、原稿台移動型走
査露光や、面露光にも適用可能である。
【0094】また、本発明の画像形成装置は以上の例に
限定されるものではなく、本発明の要旨を変更しない範
囲において、各種の変更および改良を行なってもよいの
は勿論のことである。
【0095】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明の画
像形成装置によれば、反射原稿、透過原稿等の原稿種や
原稿サイズを問わず、画像形成条件の設定、色/濃度調
整等の、画像形成における色および/または濃度に関す
る調整を、基本的に同一の操作手段で同一の操作方法に
よって行うことができるので、ユーザは煩雑かつ困難な
操作を行う必要なく、迅速かつ簡易に常に安定して高画
質な画像形成を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像形成装置にかかる複写装置の一実
施例を示す模式断面図である。
【図2】図1に示される複写装置の可変絞りおよびレン
ズユニットの一実施例の斜視図である。
【図3】図1に示される複写装置の水塗布部の一例の概
略図である。
【図4】図1に示される複写装置の別の使用態様の一例
を示す模式断面図である。
【図5】図1に示される複写装置の操作パネルの一部を
概念的に示す図である。
【図6】図5に示される操作パネルにおいて、透過原稿
を使用する際の濃度調整パラメータの一例を概念的に示
す図である。
【符号の説明】
10 複写装置 12,302,402 ハウジング 14 露光装置 16 感光材料・受像材料供給部 18 熱現像転写部 20 水塗布部 22 操作パネル 24 搬送経路切換部 26 取出トレイ 28 廃棄トレイ 32 感光材料マガジン 34 受像材料マガジン 44 露光部 63 スリット 64,304,404 光源 67 可変絞り 68 レンズユニット 76,320 調整装置 118 加熱ドラム 122 無端ベルト 124 第1剥離爪 128 第2剥離爪 152 分岐ガイド 154 フラッパ 156,158 搬送ローラ対 300 フィルタ走査ユニット 304 光源 310 フィルタ部 316 走査装置 318 ズームレンズ 400 透過原稿光源ユニット 500 ディスプレイ 502 テンキー 504 色濃度モードボタン 506 色濃度選択ボタン 508 色濃度調整ボタン 510 原稿選択ボタン 512 管理モードボタン 514 設定ボタン OP 反射原稿 OS スライド OT 透過原稿
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // G03G 15/04 111 G03G 15/04 111 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 27/32 G03B 27/50 G03B 27/73

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】反射原稿あるいは透過原稿の原稿種に応じ
    て選択される複数の露光光学系を有し、前記原稿の画像
    を感光材料に走査露光する画像露光部と、前記感光材料
    を所定の画像露光位置に供給する感光材料供給部と、露
    光済の感光材料を現像処理する現像部と、選択された
    光光学系による画像形成における色および/または濃度
    に関する調整操作を、露光光学系によらず同一の操作で
    行う入力手段とを有することを特徴とする画像形成装
    置。
  2. 【請求項2】前記露光光学系が、反射原稿を読み取るた
    めの反射原稿用光源、および前記反射原稿用光源より射
    出され前記反射原稿に反射された反射光を前記感光材料
    上に結像する結像光学系より構成される本体露光光学系
    と、 透過原稿を読み取るための投影光源、および前記投影光
    源より射出され前記透過原稿を透過した投影光を前記感
    光材料上に結像する投影光学系を有する透過原稿露光光
    学系と、 透過原稿読み取りための照射光源、および前記本体露光
    光学系の結像光学系を用いる露光光学系の3種の露光光
    学系である請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記入力手段による色および/または濃度
    に関する調整の範囲が、原稿の種類に応じて可変である
    請求項1または2に記載の画像形成装置。
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