JP2690625B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2690625B2
JP2690625B2 JP3043435A JP4343591A JP2690625B2 JP 2690625 B2 JP2690625 B2 JP 2690625B2 JP 3043435 A JP3043435 A JP 3043435A JP 4343591 A JP4343591 A JP 4343591A JP 2690625 B2 JP2690625 B2 JP 2690625B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、反射原稿の画像形成を
行う画像形成装置本体の原稿台に載置して、スライド、
ネガ等の透過原稿の画像形成をも行う透過原稿光源装置
を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の画像情報記録の多様化に伴ない、
印刷物、写真などの反射原稿の複写を行う複写装置など
の画像形成装置において、反射原稿を行うだけでなく、
スライド、ポジフィルム、ネガフィルムなどの透過原稿
の複写を行うために前記画像形成装置の原稿台上に載置
する透過原稿光源装置が種々提案されている。この透過
原稿光源装置は、完全に別体で独立した装置として、種
々の画像形成装置に適用可能なものの他、画像形成装置
と電気的に一体化した装置としても提案されている。
【0003】このような透過原稿光源装置(以下、プル
ーフという)は、通常、筐体内に透過原稿を照射する光
源と、この光源が射出する照射光を透過原稿に反射する
リフレクタ等から構成される。反射原稿複写用の画像形
成装置本体の原稿台上に直接または間接的に載置され、
前記原稿台上に直接あるいはその近傍に間接的に載置さ
れた透過原稿の画像形成を行うものである。すなわち、
前記光源により透過原稿を照射し、この透過原稿を透過
した透過光を画像形成装置本体の露光面に結像させて感
光材料等を露光し、現像後、最終的に可視再生画像を得
るものである。
【0004】ところで、画像形成装置本体(以下、単に
装置本体という)と全く独立したプルーフは、汎用性が
あり、多数の異なる画像形成装置に適用できるが、通常
装置本体と制御信号線が接続されていないため、ユーザ
が装置本体の露光開始を目視で確認し、透過原稿露光用
光源のマニュアルスイッチを投入して点灯しなければな
らず、透過原稿の複写が面倒である。
【0005】このため、別体のプルーフにおいても、装
置本体の露光開始時に点灯される本体側の反射原稿露光
用光源からの照射光を読み取って前記プルーフの光源
(透過原稿露光用)を自動的に点灯するように構成され
たものがある。しかし、このプルーフも上述のマニュア
ルの場合と同様に露光時に、装置本体の光源とプルーフ
との光源の両方が点灯しているのでフレアなどが発生
し、形成画像の画質が劣化するという問題がある。
【0006】また、プルーフと装置本体とを電源コード
および信号コードで接続し電気的に一体化した画像形成
装置を本出願人は、特開平2−91626号、同2−9
1629号および同2−91633号公報に開示してい
る。ここに開示されたプルーフは装置本体と信号コード
で接続されているため、透過原稿の露光時には装置本体
の光源は自動的に消灯されているので、フレア等のない
高画質再生画像を得ることができる。しかし、複写装置
などの画像形成装置においては、透過原稿に比べて反射
原稿を複写する場合が多いので、プルーフを移動する必
要があるが、電源コードおよび信号コードが接続されて
いるため、移動時または移動後の反射原稿複写時にこれ
らのコードが邪魔になったり、取り外して収納する際に
着脱が面倒であるという問題があった。さらに、プルー
フが装置本体と一体化されている場合、一般の電源コン
セント、例えば100V、15Aのコンセントでは電気
容量に余裕がなく、オーバーしてしまうという恐れもあ
る。
【0007】また、従来の画像形成装置において、走査
露光方式の装置本体とプルーフとが同程度のサイズ、例
えばB5〜B4またはA4〜A3の画像形成が可能であ
る場合には、感光材料への露光方式は走査型が用いられ
ている。これに対し、小サイズのプルーフにおいては走
査露光型のほかに面露光型も用いられているが、サイズ
が限定されてしまい、使いにくいという問題がある。
【0008】本出願人は、特開平2−91630号にお
いて、透過原稿露光用光源をcos4乗法則に従って周
辺光量が補正された照度分布を持つ光源とし、装置本体
の感光材料露光面での光量を全面に亘って均一としたプ
ルーフを開示している。ここに開示されたプルーフは、
装置本体と同サイズであり、cos4乗補正した照度分
布を持つ走査露光光源を用いる装置本体に適用されるの
で、反射原稿および透過原稿共に均一かつ高画質画像が
得られる。しかしながら、このプルーフは原稿台への載
置位置が(例えば、中央部分に)限定されてしまうし、
大きさも大きくなってしまう。このため、小サイズプル
ーフに適用した場合に、通常形状が四角形であるため、
縦横を入れ換えて90°ずらして原稿台上に置くことが
考えられるが、この場合には光量補正がなされないこと
になり、均一で良質の画像が得られない。このため、プ
ルーフの光源を面光源とし周辺光量を上げて補正するこ
とも考えられるが、このような面光源は構成的にも難し
く、原稿台へ載置する位置も中央基準に決ってしまい、
自由な位置に自由に置けないという問題もある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第1の目的
は、上記従来技術の問題点を解消し、透過原稿光源装置
を備え、反射原稿も透過原稿も画像形成可能な画像形成
装置であって、前記光源装置が装置本体と独立なもので
あるにもかかわらず、装置本体の原稿台上に載せるだけ
で自動的に画像形成が可能かどうかを判断して画像形成
動作を行うことができる操作性の良い、電気容量等も効
率的に改善した画像形成装置を提供するにある。
【0010】本発明の第2の目的は、さらに、小サイズ
の透過原稿光源装置を備え、反射原稿も透過原稿も画像
形成可能な画像形成装置であって、前記光源装置を前記
画像形成装置本体の原稿台上に載置して透過原稿の画像
形成を行う際に、たとえ、縦横比が違うプルーフであっ
ても、どのような位置および方向においても装置本体の
露光系を用いる反射原稿の場合と同様に常に均一かつ良
好な高画質画像を得ることができる画像形成装置を提供
するにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1の態様は、反射原稿の画像形成を行う
画像形成装置本体と、この画像形成装置本体の原稿台に
載置して透過原稿の画像形成に用いられる透過原稿光源
装置とを備えた画像形成装置であって、前記画像形成装
置本体は、少なくとも前記反射原稿の画像形成を行う反
射原稿モードおよび前記透過原稿光源装置による前記透
過原稿の画像形成を行う透過原稿モードを切り換える手
段と、前記透過原稿光源装置からの射出光もしくは反射
光によって前記原稿台上に載置された前記透過原稿光源
装置を検出する手段とを有し、前記透過原稿光源装置
は、前記画像形成装置本体からの射出光もしくは反射光
によって当該透過原稿光源装置自身が前記画像形成装置
本体の原稿台上に載置されていることを検出する手段
と、この検出手段の検出信号によって透過原稿露光用光
源を点灯する手段とを有することを特徴とする画像形成
装置を提供するものである。
【0012】本発明は、上記画像形成装置であって、前
記反射原稿露光用光源は、前記切換手段による透過原稿
モードへの切り換え時には消灯され前記画像形成装置本
体の透過原稿光源装置検出手段は、前記原稿台上の透過
原稿光源装置に向けて光ビームを放射する発光素子と、
前記透過原稿光源装置によって反射された前記光ビーム
を検出する光検出器から構成され、前記透過原稿光源装
置自身の検出手段は前記光ビームを検出する光検出器で
あることを特徴とする画像形成装置を提供するものであ
る。
【0013】また、本発明は、上記画像形成装置であっ
て、前記画像形成装置本体の透過原稿光源装置検出手段
および前記透過原稿光源装置自身の検出手段は、共にフ
ォトインタラプタであることを特徴とする画像形成装置
を提供するものである。
【0014】また、本発明は、上記画像形成装置であっ
て、前記透過原稿光源装置自身の検出手段は、前記反射
原稿露光用光源から放射された光を検出する光検出器で
あり、前記画像形成装置本体の透過原稿光源装置検出手
段は、前記放射光の前記透過原稿光源装置による反射光
を検出する光検出器であることを特徴とする画像形成装
置を提供するものである。
【0015】また、本発明は、上記画像形成装置であっ
て、前記反射原稿露光用光源は、前記切換手段による透
過原稿モードへの切り換え時には消灯されているよう構
成されてなることを特徴とする画像形成装置を提供する
ものである。
【0016】また、本発明は、上記画像形成装置であっ
て、前記反射原稿露光用光源は、前記透過原稿光源装置
検出手段の検知信号に基づいて、前記透過原稿露光用光
源の点灯とほぼ同時に消灯されるよう構成されてなるこ
とを特徴とする画像形成装置を提供するものである。
【0017】また、本発明は、上記画像形成装置であっ
て、前記反射原稿露光用光源と反射ミラーからなる光源
ユニットは、プレスキャンするよう構成されてなること
を特徴とする画像形成装置を提供するものである。
【0018】また、本発明の第2の態様は、反射原稿の
画像形成を行う画像形成装置本体と、この画像形成装置
本体の原稿台に載置して透過原稿の画像形成に用いられ
る透過原稿光源装置とを備えた画像形成装置であって、
前記画像形成装置本体の反射原稿露光用光源および透過
原稿光源装置の透過原稿露光用光源は、いずれもその光
量分布が前記原稿面位置において全面に亘って均一とな
るよう構成され、前記画像形成装置本体の露光装置内に
周辺光量補正手段を有することを特徴とする画像形成装
置を提供するものである。
【0019】
【発明の作用】本発明の画像形成装置は、透過原稿の画
像形成を行うための透過原稿光源装置(プルーフ)を備
えており、画像形成装置本体にも前記プルーフにも前記
装置本体の原稿台上にプルーフが載置されていることを
検出する手段、例えば、発光素子および受光素子からな
るフォトインタラプタや光検出器が設けられている。そ
して、前記原稿台上にスライド、ポジフィルムまたはネ
ガフィルムなどの透過原稿およびプルーフを載置した
後、ユーザが透過原稿モードを選択する。
【0020】選択後、本体光源消灯モード(光源オフモ
ード)では、反射原稿露光用光源(本体光源)が点灯し
ていれば消され、装置本体およびプルーフの検出手段が
互いに原稿台上のプルーフを検出した後、プルーフでは
透過原稿露光用光源が点灯し、装置本体の走査系は照明
された透過原稿を走査して感光材料への走査露光が行わ
れる。
【0021】一方、本体光源点灯モード(光源オンモー
ド)では、必要に応じて装置本体の走査系のプレスキャ
ンによって、プルーフが本体光源からの照射光を検出
かつ装置本体がプルーフからの反射光または発光素
子等による放射光を検出した後、装置本体側では本体光
源が消灯され、装置本体の走査系がプレスキャンを行っ
た場合にはホームポジションに戻り、他方プルーフの側
ではタイミングを取って透過原稿露光用光源が点灯した
後、装置本体の走査系が照明された透過原稿を走査して
感光材料への走査露光が行われる。
【0022】この後、露光済感光材料は現像処理され、
最終時に可視再生画像が得られる。こうして、ユーザは
透過原稿の複写を極めて簡単な操作により極めて容易に
行うことができる。なお、本体光源点灯および消灯モー
ドのいずれにおいても、装置本体がプルーフを検出でき
なかった場合には、その旨の表示をしてユーザに警告す
るようにすれば、さらに便利である。
【0023】また、反射原稿露光用光源および透過原稿
露光用光源の両方の光源の光量分布すなわち照度分布
が、原稿面位置において全面に亘って均一である画像形
成装置においては、プルーフをどのような向きに置いた
としても透過原稿を反射原稿と同様な均一で高画質画像
に仕上げることができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明に係る画像形成装置を添付の図
面に示す好適実施例に基づいて詳細に説明する。
【0025】第1図に、本発明に係る画像形成装置とし
て、画像形成装置本体では記録材料に、熱現像工程を必
要とし、水等の画像形成溶媒の存在下で受像層を有する
受像材料に画像を転写形成する感光材料を用い、透過原
稿光源装置を原稿台に載置した複写装置の一例を示す。
【0026】第1図に示す本発明の第1の態様に係る複
写装置10は、透過原稿光源装置(以下、プルーフとい
う)12と複写装置本体14とから構成され、複写装置
本体14は、基本的にハウジング16の上部に配置され
る露光装置18と、ハウジング16の側部に配置される
感光材料・受像材料供給部(以下、供給部という)20
と、ハウジング16の供給部20の逆側の側部に配置さ
れる熱現像転写部22と、供給部20と熱現像転写部2
2との間に配置される水塗布部24と、透過原稿モード
と反射原稿モードとのモード切換を行うモード切換キー
(又はボタン)や複写を開始する複写キーなどの種々の
複写装置に必要な選択・設定・切換等を行うための操作
キーを有する操作部26と、操作部26からの入力およ
び複写装置本体14に設けられた各種のセンサ類からの
出力に従って複写装置本体14の各部の動作を制御する
制御部28とから構成される。
【0027】プルーフ12は、図1、図2および図3に
示すように複写装置本体14の原稿台30に載置して、
原稿台30上もしくはその上部に近接して載置された透
過原稿32を照射し、装置本体14の露光装置18によ
る透過原稿32の画像の感光材料Aへの露光に供するた
めのものであって、基本的に、筐体34と、この筐体3
4内に透過原稿32を照射する透過原稿露光用光源3
6,36と、光源36,36の上方に配置され、光源3
6,36からの放射光を透過原稿32側へ反射するため
のリフレクタ38,38と、プルーフ12の内部を冷却
する冷却ファン40と、光源36,36の下側に熱吸収
フィルタ42と、その下側に拡散板44と、装置本体1
4から放射される光を検出する光検出器46と、光検出
器46の検出信号を受けて光源36の点灯および消灯を
制御するコントローラ48とから構成される。
【0028】透過原稿露光用光源36は、原稿台30上
に載置された透過原稿32を照射するためのもので、筐
体34に取り付けられている支持板50によりその両端
部を支持されている。光源36としては、特に制限はな
いが、ハロゲンランプ、キセノンランプ、蛍光灯、短か
いフィラメントを長手方向に多数配列した棒状光源、単
一フィラメントの点光源を全面に亘って多数配列したも
のなどの従来公知の透過原稿露光用光源を用いることが
できる。
【0029】リフレクタ38は光源36の背後、すなわ
ち透過原稿32と反対側に向って放射される射出光を透
過原稿32側に反射させるための部材であり、光源36
の上方に配置される。プルーフ12の遮光性筐体34の
内部では光源36により高温になるため、熱に弱い材質
からなる透過原稿32が変質、変形する等の問題があ
る。このため、遮光性筐体34内の冷却を行う冷却ファ
ン40および光源36から放射された熱が透過原稿32
に直射されるのを防止する熱吸収フィルタ42を設けて
おくのがよいが、プルーフ12のサイズによっては設け
なくともよい。
【0030】拡散板44は、光源36から放射された照
明光のムラをなくし、均一化するもので、すりガラス、
オパールガラス、乳白色プラスチックなどの公知なもの
を用いることができる。
【0031】光検出器46は、本発明の最も特徴的な部
材であって、プルーフ12自身が装置本体14の原稿台
30上に載置されていることを検出するためのもので、
装置本体14からの放射光(後述する反射原稿露光用光
源からの光または露光装置18に設けられた発光素子、
発光装置からの光)または装置本体14からの反射光
(プルーフ12側に発光素子、発光装置が設けられてい
る場合)を受光し、光電変換して、その信号をコントロ
ーラ48に伝送する。ここで、プルーフ12側に発光装
置が設けられていない場合には、光検出器46またはプ
ルーフ12自体に装置本体14からの前記放射光を反射
する手段、例えば反射板が設けられているのが好まし
い。前記放射光および反射光は、可視光であってもよい
し、赤外光または紫外光であってもよい。
【0032】コントローラ48は、光検出器46の検出
信号に基づいて、少なくとも装置本体14の露光装置1
8の露光走査中は光源36を点灯するように制御するも
のであれば、どのようなものでもよい。コントローラ4
8は、例えば、前記検出信号を受けて直ちにあるいは所
定時間後に光源36を点灯し、所定時間経過後光源36
を消灯するように設定されたタイマーで構成されていて
もよい。
【0033】図3に示すように、プルーフ12の背側面
から電源コード52が延長される。電源コード52は筐
体34内において光源36、冷却ファン40、コントロ
ーラ48に接続される。また、コントローラ48は光源
36および光検出器46に接続され、光検出器46の検
出信号により光源36を点灯(ON)、消灯(OFF)
する。ここで、冷却ファン40のオン(ON)−オフ
(OFF)もコントローラ48で制御してもよい。
【0034】このようなプルーフ12を載置する原稿台
30の下方、すなわち装置本体14のハウジング16の
上部には、本発明の特徴的な部分の1つである露光装置
18が配置される。複写装置本体14のハウジング16
の上面に配設される原稿台30は、透過原稿32や反射
原稿54を載置するための透明なガラス等から構成され
る。反射原稿54を複写する場合には、図4に示すよう
に、プルーフ12を原稿台30上から取り去って、反射
原稿54を原稿台30に固定するための原稿圧板56が
プルーフ12の代りに配置される。
【0035】図2に示すように原稿台30の下方には、
反射原稿露光用光源58と、スリット60aが形成され
たリフレクタ60とリフレクタ60上のスリット60a
の両側に設けられる発光素子62aおよび受光素子62
b、ミラー64とが一体的に構成された光源ユニットが
配置される。この光源ユニットは、反射原稿54の場合
には図4に示すように光源58にて反射原稿54を照射
しつつ、原稿台30の下面を矢印aで示される走査方向
に移動して、反射原稿54を走査し、透過原稿32の場
合には、図2に示すように光源58は消灯され、プルー
フ12内の光源36,36によって照射される透過原稿
32を走査する。光源58にて照射され反射原稿54で
反射された反射光、および光源36,36によって照射
され、透過原稿32を透過した透過光は、いずれも第1
ミラー64に入射し、ミラー64で反射されてミラーユ
ニットを指向する。ここで、反射原稿露光用光源58と
しては、ハロゲンランプ等、通常の複写装置の反射原稿
露光用光源として適用可能なものはいずれも適用可能で
ある。また、発光素子62aおよび受光素子62bから
なるフォトインタラプタ62は、プルーフ12が原稿台
30上に載置されていることを検出する手段であって、
発光素子62aから射出された光がプルーフ12によっ
て反射された時にのみ受光素子62bに受光するように
構成される。従って、発光素子62a、受光素子62b
の配置位置および角度等さらにプルーフ12の反射方向
等は必要に応じて適宜選択することが必要である。
【0036】第1ミラー64で反射された反射光(反射
原稿54からの反射光または透過原稿32からの透過
光)は次いでミラーユニットに入射し、光路Lを所定の
方向に反射される。ミラーユニットは2枚のミラー66
aおよび66bが一体的に構成されてなるもので、前述
の光源ユニットと同方向に、1/2の速度にて移動する
ように構成される。
【0037】光路Lのミラーユニット後方には、露光量
調整用の可変絞り68およびレンズユニット70が配置
される。可変絞り68は、基本的に開口部67aを有す
る板カム67と、一対の絞り板68a,68bとからな
るもので、板カム67にて絞り板68aと68bとを接
離することにより、光路Lを進行してきた反射光の通過
光量を調整する。可変絞り68にて通過光量が調整さ
れ、光路Lを進行する反射光は、次いでレンズユニット
70に入射する。
【0038】レンズユニット70は、反射原稿54の反
射光および透過原稿32の透過光を搬送される感光材料
A上に結像するための結像レンズと、光質調整用の色フ
ィルタとを組合せたもので、光路L前方より結像レンズ
としてのレンズ前群70a、第1色フィルタ板70b、
固定絞り70c、第2色フィルタ70d、レンズ後群7
0eが配置されたもので構成される。第1および第2色
フィルタ板70b,70dは、例えば透明なガラス板か
らなり、中央部は透明で両側にそれぞれ異なる色の色フ
ィルタ膜を蒸着させたものであり、例えば、第1色フィ
ルタ板70bはC(シアン)とY(イエロー)、第2色
フィルタ板70dはC(シアン)とM(マゼンタ)の色
フィルタをそれぞれ有している。このような第1および
第2色フィルタ板70bおよび70dは、光路Lへの各
色フィルタ挿入量Y,M,Cを調整することにより光路
Lを進行してきた反射光の光質を調整するものである。
【0039】光路Lのレンズユニット70の後方には、
反射光を所定の方向に反射するミラー72a,72bお
よび72cが配置される。光路Lを進行してきた反射光
は、これらの各ミラーにて所定の方向に反射されて光路
Lを進行し、露光部80の所定位置において走査搬送さ
れる感光材料A上に結像し、感光材料Aを露光する。
【0040】ミラー72cの後方には、反射光の光路
を、露光部80側とイメージセンサ74側とに切り替え
る移動ミラー76が配置される。移動ミラー76は、通
常の露光時には公知の手段にて移動され、光路Lから退
避した状態となっているが、ホワイトバランスの調整
や、プレスキャンの際には、図示位置に移動して光路L
に挿入され、反射光をイメージセンサ74に反射する。
【0041】イメージセンサ74は、ホワイトバランス
の調整、プレスキャン時に反射光の光量および光質を測
定するもので、赤色(R)センサ、緑色(G)センサ、
青色(B)センサを内蔵している。ここで、センサは各
色1個でもよいが、各色につきそれぞれ2種の波長の光
強度を測定する計6個の光センサを用いてもよい。
【0042】また、上述の可変絞り68およびレンズユ
ニット70には、イメージセンサ72の測定結果に基づ
いて、それぞれ、予め設定された複写条件に応じて、可
変絞り67による通過光量の調整および各色フィルタ板
Y,M,Cによる光質(各色フィルタの通過光量)の調
整を行うため絞りD、色フィルタY,M,Cの挿入量
(Y,M,C)の調整を行う調整装置78が接続され
る。
【0043】供給部20は、感光材料Aを巻回して収納
する感光材料マガジン82と、受像材料Cを巻回して収
納する受像材料マガジン84とが装填されるもので、感
光材料マガジン82、受像材料マガジン84共にハウジ
ング16の図中右側面に引出し可能に構成される。
【0044】また、感光材料マガジン82は、ハウジン
グ16内に収納された状態においては、完全に遮光され
た状態となるように構成されており、感光材料Aが不用
意に露光されることがないようになっている。
【0045】図示例において、感光材料Aは前述のよう
に熱現像工程を必要とし、水等の画像形成溶媒の存在下
で、受像層を有する受像材料Cに画像を転写形成するも
ので、支持体上に感光性ハロゲン化銀、バインダー、色
素供与性物質、還元剤等を有するものである。なお、図
示例の複写装置10においては、感光材料Aはその感光
面が下面になるように巻回され、感光材料マガジン82
に収納される。
【0046】また、受像材料Cは、支持体上に媒染剤を
有する色素固定材料が塗布されてなるものである。受像
材料Cは、その巾が感光材料Aよりも狭いものであり、
また、画像形成面が上側になるように巻回され、受像材
料マガジン84に収納されている。
【0047】感光材料マガジン82および受像材料マガ
ジン84の前方にはそれぞれその出口に対応して引出し
ローラ対86および88が配置され、また、その前方に
はそれぞれ感光材料Aおよび受像材料Cを所定の長さに
切断するカッタ90および92が配置される。ここで、
後の熱現像転写後の剥離を容易にするために、受像材料
Cは感光材料Aよりも多少短く切断される。
【0048】感光材料Aに対応する引出しローラ対86
は、カッタ90作動後に感光材料Aの先端部を僅かに挟
持する位置まで逆転し、感光材料Aの先端部が不要に露
光され、かつ劣化することを防止する。また、受像材料
Cに対応する引出しローラ対88は、カッタ92作動後
に受像材料Cの挟持を開放し、受像材料C先端部の損傷
を防止する。
【0049】カッタ90の後方、(以下、後方とは感光
材料Aおよび受像材料Cの搬送方向の下流側とする)に
は、露光部80が、その後方にはガイド、ローラ対およ
びフラッパーからなりループ状の搬送経路を構成する反
転部94が配置される。引出しローラ対86にて引出さ
れ、カッタ90にて所定の長さに切断された感光材料A
は、一旦露光部80を通過して反転部94にて上下反転
された後、再び露光部80に搬送されて後述の露光装置
18にて露光される。
【0050】露光部80は、搬送ローラ対96および9
8と、この搬送ローラ対96および98間に配置される
感光材料Aの搬送経路および露光位置を規定する露光面
ガラス100と、この露光面ガラス100に感光材料A
を押圧する押圧板102とから構成される。つまり、感
光材料Aは露光面ガラス100および押圧板102にて
挟持されつつ搬送ローラ対96および98にて搬送され
て反転部94に搬送され、また、反転部94にて感光面
が上方になるように反転されて再び露光部80に搬送さ
れ、同様にして搬送されつつ、露光装置18にて走査露
光される。
【0051】露光部80にて露光装置18による露光を
終了した感光材料Aは、ループ状の搬送ガイドからなる
第2反転部104にて感光面を下方に向けるように反転
され、搬送ガイド、搬送ローラ対および案内ローラから
なる搬送経路106を通って水塗布部24に搬送され
る。水塗布部24は、露光を終了した感光材料Aに画像
形成溶媒としての水を塗布するものであり、塗布タンク
108と、塗布タンク108の前に配置される搬送ロー
ラ対110と、後に配置されるスクイズローラ対112
と、図示しない水の補充タンクとを有するものである。
【0052】また、図示例においては塗布タンク108
に対向して感光材料Aの搬送ガイド114が配置され
る。反転部104から搬送された感光材料Aは、搬送ロ
ーラ対110にて塗布タンク108に搬入され、塗布タ
ンク108と搬送ガイド114との間を搬送されつつ画
像形成溶媒である水を塗布され、スクイズローラ対11
2にて余分な水を除去されつつ次工程に搬送される。
【0053】塗布タンク108と前記補充タンクとの間
には、ポンプおよびフィルタを有する供給ライン(図示
せず)と、水槽部およびフィルタからなるオーバーフロ
ーライン(図示せず)とが接続され、塗布タンク108
には前記補充タンクから水が供給される一方塗布タンク
108内の余分な水が前記補充タンクに排出される。な
お、本発明における画像形成溶媒は水に限定されるもの
ではなく、水と、メタノール、DMF、アセトン、イソ
ブチルケトン等の低沸点溶媒との混合物であってもよ
い。また、前記補充タンクには、画像形成溶媒のみなら
ず、消泡剤が配されるのが好ましい。
【0054】水塗布部24の後方には、熱現像転写部2
2が配置される。一方、供給部の受像材料マガジン84
から引出され、カッタ92にて所定長に切断された受像
材料Cは、搬送ローラ対および搬送ガイドからなる搬送
経路116を搬送されて、熱現像転写部22に搬送され
る。
【0055】熱現像転写部22の入口には、貼り合せロ
ーラ118が配置され、水塗布された感光材料Aと搬送
されてきた受像材料Cとを貼り合せる。ここで、感光材
料Aと受像材料Cとは感光材料Aが5mm程度前方にな
るように貼り合せられる。
【0056】なお、受像材料Cの搬送経路の貼り合せロ
ーラ118の前方にはレジストローラ対120が配置さ
れ、図示しないセンサにて受像材料Cの位置を検出し、
感光材料Aと受像材料Cとを所定の位置に貼り合せるよ
うに構成される。
【0057】熱現像転写部22は、加熱源としてのハロ
ゲンランプ122を内包する加熱ドラム124と、この
加熱ドラム124の外周面に約270°の角度で巻き付
けられ、4つのベルト支持ローラ126,126,12
6および126にて張架される無端ベルト128とで構
成され、感光材料Aと受像材料Cとを貼り合せた状態に
て加熱する。この加熱により、前述の露光部80にて露
光されて形成された感光材料Aの潜像が現像されると共
に、受像材料Cに転写され、発色する。
【0058】このような熱現像転写部22には、感光材
料Aを受像材料Cより剥離して、廃棄トレイ130に搬
送する第1剥離爪132および案内ローラ134と、加
熱ドラム124から受像材料Cを剥離し、取出トレイ1
36に搬送する第2剥離爪138および案内ローラ14
0が配置される。
【0059】加熱ドラム124および無端ベルト128
にて加熱転写された感光材料Aと受像材料Cは、最初に
第1剥離爪132にて感光材料Aが剥離され、この感光
材料Aは案内ローラ134にて廃棄トレイ130方向に
搬送され、搬送ローラ対142にて搬送され、カッタ1
44で寸断された後、廃棄トレイ130に廃棄される。
一方、加熱ドラム124に残った受像材料Cは、加熱ド
ラム124がさらに回転することにより第2剥離爪13
8にて加熱ドラム124から剥離され、案内ローラ14
0にて取出トレイ136方面に搬送され、搬送ローラ対
146にて取出トレイ136に排出される。
【0060】操作部26は、第5図に示すように主電源
のオン−オフを行うメインスイッチ148と、少なくと
も透過原稿32を複写する透過原稿モードと反射原稿5
4を複写する反射原稿モードとを切り換えるモード切換
キー150と、ユーザが各モードにおいて複写を行うた
めの複写キー152と、各種の公知の操作キー154と
を有する。また、操作部26は、各スイッチのオン−オ
フ状態、モード、複写状態および操作状態の表示ならび
に露光装置18の発光素子62aと受光素子62bから
なるフォトインタラプタ62によるプルーフ12の有無
の表示等の複写装置本体14に必要な各種の表示を行う
表示部156をも有する。
【0061】制御部28は、CPU158,ROM16
0およびRAM162からなり、透過原稿モードにおい
て、上記フォトインタラプタ62によるプルーフ12の
検知信号を受けて、露光装置18の走査系、すなわち第
1ミラー64を有する光源ユニットおよび第2、第3ミ
ラー66a,66bを有するミラーユニットならびに感
光材料Aの搬送を行う搬送ローラ対96,98等ドライ
バを制御してこれらの作動を制御するのに加え、光源5
8のオン−オフを制御し、各種スイッチのオン−オフに
基づいて、複写装置本体14に必要な制御を行い、表示
部156に表示し、プレスキャンによるイメージセンサ
74からのY、MおよびCの色濃度信号を受けて、最適
な複写条件(画像形成条件)を演算し、この演算結果に
基づいて、Y,MおよびCフィルタの調整量(第1およ
び第2色フィルタ板72b,72dの挿入量)および絞
りDの調整量(可変絞り68(絞り板68aと68b)
の開度)を制御するとともに、この他、複写装置本体1
4に必要な各部、例えば露光系、搬送系、感材供給部、
熱現像転写部などの作動を制御するものである。従っ
て、制御部28は、図示されてはいないが、必要に応じ
て各部分に電気的に接続されているのはもちろん、各部
分に配置される各種のセンサ類と電気的に接続されてい
る。
【0062】本発明の画像形成装置の第1の態様に係る
複写装置10の特徴の一つは、プルーフ12と複写装置
本体14との間に様々な制御信号を伝送する信号線がな
く、これらが電気的にも全く独立していることである。
このため、透過原稿32を複写する場合には、装置本体
14では、モード切換キー150により透過原稿モード
を選択し、反射原稿用の原稿圧板56を開きあるいは取
り外し、原稿台30上に透過原稿32を載置した後、こ
の上に電源コード52を適当なコンセントに差し込んだ
プルーフ12を載置し、装置本体14の複写キー152
を押すだけで、互いに原稿台30上にプルーフが載置さ
れていることを検出し、自動的に透過原稿の画像形成を
行うことができる。
【0063】本発明の画像形成装置においては、装置本
体の原稿台上のプルーフ検出手段およびプルーフ自身が
原稿台上に載置されていることを検出する手段(プルー
フの本体検出手段)は、図1および図2に示すプルーフ
12の光検出器46および装置本体14のフォトインタ
ラプタ62(62a,62b)のみに限定されるわけで
はなく、プルーフと装置本体との間で互いに検知し合う
ものであれば、どのようなものでもよい。すなわちプル
ーフ側および装置本体側には光検知手段を設ける必要が
あるが、これらの光検知手段に向けて特定の方向または
波長(性質)の光を発射する発光素子または光源などの
発光源は、それぞれの光検知手段が設置された側と反対
側に設けられていてもよいし、同じ側に設けられていて
もよい。ここで、一方の側の発光源は他方の側の発光源
からの射出光を光検知手段により検知したのちに発光す
るものであってもよい。また、どちらか一方の側のみに
発光源を設け、その反対側の光検知手段には直接その射
出光を入射させ、同じ側の光検知手段にはその反対側に
よって反射された反射光を入射させるようにしてもよ
い。装置本体側の前記発光源は、反射原稿露光用光源で
あってもよい。
【0064】これらの光検知手段と発光源との組み合わ
せの具体例としては、前記装置本体に設けられ、原稿台
上に載置されたプルーフに向けて光ビームを放射する発
光素子およびこのプルーフによって反射された光ビーム
を検出する光検出器からなる装置本体のプルーフ検出手
段と、前記発光素子から放射された前記光ビームを検出
する光検出器からなるプルーフ自身の検出手段、すなわ
ちプルーフの本体検出手段とを組み合わせてもよい。も
ちろん、装置本体のプルーフ検出手段をその発光素子お
よび光検出器とを一体化したフォトインタラプタで構成
してもよい。また、両検出手段を共にフォトインタラプ
タで構成してもよい。また、装置本体側の発光源として
反射原稿露光用光源を用い、発光光を検出する光検出器
をプルーフの本体検出手段とし、前記発光光のプルーフ
からの反射光を検出する光検出器を装置本体のプルーフ
検出手段としてもよい。
【0065】透過原稿を複写する際には、反射原稿露光
用光源は消灯されている必要があるが、この消灯時期
は、反射原稿(複写)モードから透過原稿(複写)モー
ドへのモード切換の時(光源オフモード)でもよいし、
透過原稿の複写動作開始(透過原稿露光用光源の点灯)
時(光源オンモード)であってもよい。特に、検出用発
光源として反射原稿露光用光源を用いる場合には、透過
原稿の複写動作開始に消灯するのが好ましい。ところ
で、装置本体の露光装置の走査系(反射原稿スキャン
系)は、特に光源ユニットにプルーフ検出手段を取り付
ける場合またはその光源を用いる光源オンモードではプ
レスキャンするように構成するのがよい。
【0066】本発明の第1の態様に係る画像形成装置
は、基本的には以上のように構成されるものであり、以
下に、その作用を図1および図2に示す複写装置10を
参照し図6に従って詳細に説明する。ここで、図6は図
1および図2に示す複写装置10の装置本体14の制御
部28による透過原稿32の露光動作制御を示すフロー
チャートであり、図7は、装置本体14の露光動作と連
動した、複写装置10のプルーフ12のコントローラ4
8による露光動作制御を示すフローチャートである。
【0067】図1および図2に示すように、複写装置1
0において、ユーザはメインスイッチ148を投入し、
まず透過原稿32を装置本体14の原稿台30上の所定
の位置に載置し、次にプルーフ12の電源コード52を
コンセントに差し込み、透過原稿32上を覆うようにプ
ルーフ12を原稿台30上に載置する。この時、両光源
36および58は消灯されている。次に、ユーザは図6
に示すようにモード切換キー150によって装置本体1
4の複写モードを反射原稿(複写)モードから透過原稿
(複写)モードに切換える。ここで、透過原稿モードに
なっておらず、プルーフ12が選択されていない場合に
は通常の反射原稿系の複写動作を行う。なお、モード切
換キー150による複写モードの切換は透過原稿32お
よびプルーフ12を原稿台30上に載置する前に行って
もよい。
【0068】以上の準備が終了した後、ユーザが複写キ
ー152を押すと、図示例の光源オフモードでは、装置
本体14の露光装置18に取り付けられたフォトインタ
ラプタ62の発光素子62aが発光する。ここで図7に
示すようにプルーフ12側では、光検出器46によっ
て、この発光光を検出し、プルーフ12が装置本体14
の原稿台30上に正しく載置されていることを検知する
とともに、前記発光光を装置本体14のフォトインタラ
プタ62の光検出器(受光素子)62bに向けて反射す
る。ここで、装置本体14側では光検出器62bがこの
反射光を検出し、原稿台30上にプルーフ12が正しく
載置されていることを検知する。検知後フォトインタラ
プタ62の発光素子62aはその発光を停止する。も
し、プルーフ12が原稿台30上に載置されていない場
合には、装置本体14側では、制御部28によって表示
部150にその旨のエラー表示を行い、プルーフ12側
では、コントローラ48の制御を終了する。
【0069】ところで、反射原稿露光用光源58をプル
ーフ検知用の発光源として使用する光源オンモードの場
合には、ユーザによる複写キー152の押圧とともに光
源58が点灯され、この光源58を含む光源ユニットに
よるプレスキャンを開始する。プレスキャン中にプルー
フ12では光源58からの放射光を光検出器46で検出
し、装置本体14では、前記放射光のプルーフ12によ
る反射光を光検出器によって検出し、互いにプルーフ1
2が原稿台30上に載置されていることを検知する。こ
の後プレスキャンが終了すると、光源58が消灯される
とともに前記光源ユニットを含む露光装置18の走査系
はホームポジションに復帰する。
【0070】図7に示すように、プルーフ12側では、
光検出器46による検知とともにコントローラ48はタ
イマーを起動させ、所定時間後にプルーフ12の光源3
6,36を点灯し、装置本体14側では、露光装置18
はプルーフ12の光源36,36によって照明された透
過原稿32の走査を開始し、感光材料Aへの露光を開始
する。この時露光装置18の移動ミラー76は光路Lか
ら退避しているし、感光材料Aはマガジン82から引き
出され、カッタ90により所定長に切断され、露光部8
0に搬送されている。
【0071】ここで、光源36,36によって放射され
透過原稿32を透過した画像を担持する透過光は、走査
速度で移動する光源ユニットの第1ミラー64、走査速
度の1/2の速度で移動するミラーユニットの第2、第
3ミラー66a,66bによって反射され、可変絞り6
8によって光量調整され、レンズユニット70により色
調整された後、光路Lを進行して、ミラー72a,72
b,72cによって反射され、前記光源ユニットの移動
走査速度に同期して搬送ローラ96,98によって挟持
される感光材料Aを露光する。こうして露光装置18に
よる複写動作が行われる。
【0072】露光装置18の露光走査が終了すると、装
置本体14側では、露光装置18の光源ユニットおよび
ミラーユニットなどの走査系はホームポジションに復帰
し、制御部28による露光動作制御が終了するととも
に、プルーフ12側では光源36,36を消灯して、コ
ントローラ48による露光動作制御が終了する。
【0073】露光が終了すると、感光材料Aは反転部1
04にて反転搬送され、感光面を下方にして水塗布部2
4に搬送され、搬送ローラ対110およびスクイズロー
ラ対112にて搬送されつつ、塗布タンク108を通過
して画像形成溶媒である水を塗布される。なお、塗布タ
ンク108にて塗布された余分な水は、スクイズローラ
対112にて除去される。
【0074】一方、受像材料Cは受像材料マガジン84
から引出しローラ対88にて引き出され、カッタ92に
て所定長に切断され、複数の搬送ローラ対に搬送されて
レジストローラ対118にて所定の位置に待機させられ
る。
【0075】感光材料Aが所定位置まで搬送されると、
レジストローラ対118が受像材料Cの搬送を開始し、
貼り合せローラ120にて感光材料Aと受像材料Cとが
貼り合せられる。
【0076】貼り合せローラ120にて貼り合せられた
感光材料Aと受像材料Cは、熱現像転写部22にて加熱
ドラム124と無端ベルト128にて挟持搬送されて、
感光材料Aが担持する潜像が熱現像されると共に、受像
材料Cに転写されて発色する。
【0077】次いで、第1剥離爪132にて感光材料A
が受像材料Cから剥離されて案内ローラ134にて案内
され、搬送ローラ対142にて搬送され、カッタ144
にて寸断され、廃棄トレイ130に廃棄される。一方、
透過原稿画像が形成された受像材料Cは第2剥離爪13
8にて加熱ドラム124から剥離され、案内ローラ14
0にて案内されて搬送ローラ対146によって搬送さ
れ、取出トレイ136に排出される。
【0078】次に、本発明の第2の態様に係る画像形成
装置を図1〜図3に示す複写装置10を参照して詳細に
説明する。本態様においては、プルーフ12のサイズが
小さい場合、プルーフ12の透過原稿露光用光源36,
36および装置本体14の反射原稿露光用光源58の原
稿面照度分布をフラットにしている。すなわち、光源3
6の原稿台30上での配光特性をプルーフ12の全面に
亘ってフラットにするとともに、光源58の原稿台30
上での配光特性をスリット60aの全面に亘って(すな
わち、特に光源58の長手方向に対して)フラットにし
ている。
【0079】従って、この結果生じる周辺光量の低下の
補正、すなわちCOS4乗則による補正をするために、
装置本体14に、図8に示すような補正マスク164を
設ける。この補正マスクを設ける位置は特に制限的では
ないが、固定絞り70c、可変絞り68あるいはレンズ
ユニット70内もしくはその前後に設けるのが好まし
い。固定絞り70cや可変絞り68などを組み合わせて
補正マスクを構成してもよい。
【0080】このようにプルーフ12の光源36および
装置本体14の光源58の原稿面照度分布をフラットに
したので、本発明の複写装置においては、プルーフ12
を原稿台30上にどのように置いても、例えばプルーフ
12を縦置きにしても横置きにしても反射原稿54と同
様に透過原稿32も均一で良好な画像を形成することが
できる。また、原稿台30を複数に分割し、プルーフ1
2が載置されている部分はプルーフ12を用いて透過原
稿32の複写を行い、プルーフ12がない部分には反射
原稿54または立体物などを載置し、これらを複写す
る、プルーフ12および装置本体14の同時露光を行う
こともでき、始めにプルーフ12による透過原稿32の
複写を行い、終了した後再び装置本体14による反射原
稿54の複写を行う多重露光を行うこともできる。上記
同時露光および多重露光の複写の順序は逆に行ってもよ
い。また、複数のプルーフ12を原稿台30上において
同時または多重露光を行うこともできる。
【0081】以上、本発明に係る画像形成装置につい
て、添付の図面に示される好適実施例を基に詳細に説明
したが、本発明はこれに限定されるものではなく、銀塩
写真式感光材料を用いた湿式現像による画像形成装置、
感熱感圧式感光材料を用いた画像形成装置や、電子写真
式画像形成装置等、各種の画像形成装置に適用可能であ
り、銀塩写真感光材料、感圧性樹脂感光材料、熱現像感
光材料、感熱性感光材料などの感光材料あるいは受像材
料に応じて、露光装置、現像、定着、水洗槽などからな
る処理槽、加圧転写装置、熱現像装置、感熱現像装置、
電子写真式感光材料または感光体に応じて帯電装置、露
光装置および現像装置など画像形成に必要ないかなる処
理装置を備えたものであってもよい。電子写真式画像形
成装置の場合は帯電条件、露光条件および現像条件を画
像形成条件として設定することができる。
【0082】以上の実施例においては、感光材料と受像
材料とを用いる画像形成装置を代表例として説明した
が、本発明はこれに限定されるわけではなく、原稿画像
を感光材料に露光後、この感光材料を現像、定着して、
この感光材料自身に可視再生画像を担持させる、いわゆ
るモノシート系の画像形成装置にも適用可能であること
はもちろんである。また、本発明の画像形成装置は、複
写装置であっても、カラープリンタであってもよい。ま
た、露光方式も、図示例の光源移動型走査露光に限定さ
れるものではなく、原稿台移動型走査露光や、面露光に
も適用可能である。
【0083】また、本発明は以上の例に限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を変更しない範囲において、各
種の変更および改良を行なってもよいのは勿論のことで
ある。
【0084】
【発明の効果】本発明の画像形成装置の第1の態様によ
れば、装置本体の原稿台上に透過原稿光源装置を透過原
稿とともに載置し、その電源コードをコンセントに差し
込むだけで、反射原稿と同様に容易に透過原稿の画像形
成ができる。すなわち、前記装置本体と前記光源装置は
電気的には全く独立したものとすることができるので、
透過原稿の画像形成の際に、面倒な信号コードの着脱が
不要で、収納時にもコードが邪魔にならないので、操作
性が良く、装置本体の電気容量も大きくしなくてすみ、
装置構成を効率的に改善できる。
【0085】また、反射原稿露光用光源を検知用発光源
とするものでは、発光源を別途設ける必要がない。ま
た、装置本体の走査系によりプレスキャンを行って検知
するものでは、時々刻々計測することにより前記光源装
置の載置位置や状態をも検出することができ、これに連
動させることにより感光材料、受像材料等を有効に使う
ことができる。
【0086】また、本発明の第2の態様によれば、透過
原稿および反射原稿露光用光源の原稿面位置における照
度分布をフラットにしたので、前記光源装置の原稿台へ
の載置を任意のものとすることができ、縦置き、横置き
はもちろん、前記装置本体および前記光源装置による同
時露光および多重露光をも行うことができ、いずれの場
合も同様に均一な画像とすることができる。従って本発
明によれば、前記光源装置のサイズおよび形状ならびに
載置位置によらず、均一な画像を形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る画像形成装置の一実施例である複
写装置の模式的断面図である。
【図2】図1に示す複写装置の透過原稿光源装置および
複写装置本体の露光装置の部分拡大模式的断面図であ
る。
【図3】図1に示す複写装置の透過原稿光源装置の部分
切断上面図である。
【図4】図1に示す複写装置の反射原稿の露光装置の部
分断面図である。
【図5】図1に示す複写装置の装置本体の制御系の一実
施例のブロック図である。
【図6】本発明の画像形成装置の透過原稿露光動作制御
の一実施例を具体的に示す装置本体側のフローチャート
である。
【図7】本発明の画像形成装置の透過原稿露光動作制御
の一実施例を具体的に示す透過原稿光源装置側のフロー
チャートである。
【図8】本発明の画像形成装置の露光装置に取り付けら
れる補正マスクの一実施例の模式図である。
【符号の説明】
10 複写装置 16 ハウジング 18 露光装置 20 感光材料・受像材
料供給部 22 熱現像転写部 24 水塗布部 26 操作部 28 制御部 30 原稿台 32 透過原稿 34 筐体 36 透過原稿露光用光
源 38 リフレクタ 40 冷却ファン 42 熱吸収フィルタ 44 拡散板 46 光検出器 48 コントローラ 50 支持板 52 電源コード 54 反射原稿 56 原稿圧板 58 反射原稿露光用光源 60 リフレクタ 62 フォトインタラプタ 62a 発光素子 62b 受光素子 64,66a,66b
ミラー 68 可変絞り 70 レンズユニット 80 露光部 148 メインスイッチ 150 モード切換キー 152 複写キー 154 操作キー 156 表示部 158 CPU 160 ROM 162 RAM 164 補正マスク

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】反射原稿の画像形成を行う画像形成装置本
    体と、この画像形成装置本体の原稿台に載置して透過原
    稿の画像形成に用いられる透過原稿光源装置とを備えた
    画像形成装置であって、 前記画像形成装置本体は、少なくとも前記反射原稿の画
    像形成を行う反射原稿モードおよび前記透過原稿光源装
    置による前記透過原稿の画像形成を行う透過原稿モード
    を切り換える手段と、前記透過原稿光源装置からの射出
    光もしくは反射光によって前記原稿台上に載置された前
    記透過原稿光源装置を検出する手段とを有し、 前記透過原稿光源装置は、前記画像形成装置本体からの
    射出光もしくは反射光によって当該透過原稿光源装置自
    身が前記画像形成装置本体の原稿台上に載置されている
    ことを検出する手段と、この検出手段の検出信号によっ
    て透過原稿露光用光源を点灯する手段とを有することを
    特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の画像形成装置であって、
    反射原稿露光用光源は、前記切換手段による透過原稿モ
    ードへの切り換え時には消灯され前記画像形成装置本
    体の透過原稿光源装置検出手段は、前記原稿台上の透過
    原稿光源装置に向けて光ビームを放射する発光素子と、
    前記透過原稿光源装置によって反射された前記光ビーム
    を検出する光検出器から構成され、前記透過原稿光源
    装置自身の検出手段は前記光ビームを検出する光検出
    器であることを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の画像形成装置であっ
    て、前記画像形成装置本体の透過原稿光源装置検出手段
    および前記透過原稿光源装置自身の検出手段は、共にフ
    ォトインタラプタであることを特徴とする画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の画像形成装置であっ
    て、前記透過原稿光源装置自身の検出手段は、前記反射
    原稿露光用光源から放射された光を検出する光検出器で
    あり、前記画像形成装置本体の透過原稿光源装置検出手
    段は、前記放射光の前記透過原稿光源装置による反射光
    を検出する光検出器であることを特徴とする画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】請求項1または3に記載の画像形成装置で
    あって、反射原稿露光用光源は、前記切換手段による透
    過原稿モードへの切り換え時には消灯されているよう構
    成されてなることを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】請求項1、3および4のいずれかに記載の
    画像形成装置であって、反射原稿露光用光源は、前記透
    過原稿光源装置検出手段の検知信号に基づいて、前記透
    過原稿露光用光源の点灯とほぼ同時に消灯されるよう構
    成されてなることを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】請求項1、3、4、5および6のいずれか
    記載の画像形成装置であって、前記反射原稿露光用光
    は反射ミラーと共に光源ユニットを構成し、この光源
    ユニットによりプレスキャンするよう構成されてなるこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  8. 【請求項8】反射原稿の画像形成を行う画像形成装置本
    体と、この画像形成装置本体の原稿台に載置して透過原
    稿の画像形成に用いられる透過原稿光源装置とを備えた
    画像形成装置であって、 前記画像形成装置本体の反射原稿露光用光源および透過
    原稿光源装置の透過原稿露光用光源は、いずれもその光
    量分布が前記原稿面位置において全面に亘って均一とな
    るよう構成され、前記画像形成装置本体の露光装置内に
    周辺光量補正手段を有することを特徴とする画像形成装
    置。
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