JPH0117281Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0117281Y2 JPH0117281Y2 JP1978021660U JP2166078U JPH0117281Y2 JP H0117281 Y2 JPH0117281 Y2 JP H0117281Y2 JP 1978021660 U JP1978021660 U JP 1978021660U JP 2166078 U JP2166078 U JP 2166078U JP H0117281 Y2 JPH0117281 Y2 JP H0117281Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- window
- air supply
- water
- hood
- objective lens
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 22
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims description 17
- 238000005286 illumination Methods 0.000 claims description 10
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 9
- 239000008400 supply water Substances 0.000 claims description 7
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、内視鏡特に体腔内に挿入される先端
部の改良に関し、観察用光学系の窓部や照明用光
学系の窓部を列装した先端部分全体の洗浄効果を
意図して開発されたものである。
部の改良に関し、観察用光学系の窓部や照明用光
学系の窓部を列装した先端部分全体の洗浄効果を
意図して開発されたものである。
内視鏡装置によつて体腔内被検部を観察しよう
とする場合に、内視鏡先端部を体腔内を通して被
検部迄挿入する間または観察中に、観察用光学系
の対物レンズ窓あるいは照明光射出窓などに粘
液、汚物等が付着して、観察像が不鮮明となつた
り、照明投射光量の減少を来たして暗い観察像と
なる他、光量不足による写真撮影の障害となるこ
とが多く、検者は屡々付着した粘液や汚物等を除
去しなければならない。
とする場合に、内視鏡先端部を体腔内を通して被
検部迄挿入する間または観察中に、観察用光学系
の対物レンズ窓あるいは照明光射出窓などに粘
液、汚物等が付着して、観察像が不鮮明となつた
り、照明投射光量の減少を来たして暗い観察像と
なる他、光量不足による写真撮影の障害となるこ
とが多く、検者は屡々付着した粘液や汚物等を除
去しなければならない。
そのために、従来手段では送気水の噴出ノズル
を対物レンズ面に向ける等して、直接射出する送
気水により、該面に附着した粘液等を吹き除ける
ようになしていた。ところが、このように洗浄面
に洗滌水などを吹き付ける手段では、洗浄面から
吹き飛ばされた粘液等が先端金物の端面殊に該金
物にフードを取付けた場合にはフード内側に溜
り、これが再び環流して来て観察窓部に附着した
り流れ込んだりすることがあつた。また一度送水
した送気水路内には、水の水滴が附着してしま
い、更にその送気水路を利用して送気すると、該
水路中に附着した水滴が霧状に噴射され、噴出ノ
ズルが対物レンズ面に向いている場合には常に水
滴が当たつて観察性能を低下する結果となつてい
た。
を対物レンズ面に向ける等して、直接射出する送
気水により、該面に附着した粘液等を吹き除ける
ようになしていた。ところが、このように洗浄面
に洗滌水などを吹き付ける手段では、洗浄面から
吹き飛ばされた粘液等が先端金物の端面殊に該金
物にフードを取付けた場合にはフード内側に溜
り、これが再び環流して来て観察窓部に附着した
り流れ込んだりすることがあつた。また一度送水
した送気水路内には、水の水滴が附着してしま
い、更にその送気水路を利用して送気すると、該
水路中に附着した水滴が霧状に噴射され、噴出ノ
ズルが対物レンズ面に向いている場合には常に水
滴が当たつて観察性能を低下する結果となつてい
た。
そこで、本考案は上記従来装置の欠点に鑑み、
観察用光学系の窓部は勿論のこと、先端金物端面
の広い領域全体に亘る洗浄を可能になした装置を
提供しようとするものである。
観察用光学系の窓部は勿論のこと、先端金物端面
の広い領域全体に亘る洗浄を可能になした装置を
提供しようとするものである。
以下図示の実施例を参照して本考案内視鏡の要
旨とするところを更に詳細に説明する。
旨とするところを更に詳細に説明する。
第1図は、本考案内視鏡における一実施例を示
す先端部の正面図であり、第2図は、その一部縦
断側面図で、これらの図において、先端金物1の
端面には、送気水導管2及び吸引口3を開口させ
てあり、特に送気水導管2には、その開口端にノ
ズル状又はキヤツプ状の噴出口部材4を取付けて
ある。同じ先端金物1の端面には、送気水導管2
及び吸引口3の各開口端と隣接して位置する観察
光学系の対物レンズ窓5及び照明用光学系の照明
光照射窓6を設けてある。7は、これら各部を具
えた先端金具1の端面を周回して囲む環状のフー
ドである。
す先端部の正面図であり、第2図は、その一部縦
断側面図で、これらの図において、先端金物1の
端面には、送気水導管2及び吸引口3を開口させ
てあり、特に送気水導管2には、その開口端にノ
ズル状又はキヤツプ状の噴出口部材4を取付けて
ある。同じ先端金物1の端面には、送気水導管2
及び吸引口3の各開口端と隣接して位置する観察
光学系の対物レンズ窓5及び照明用光学系の照明
光照射窓6を設けてある。7は、これら各部を具
えた先端金具1の端面を周回して囲む環状のフー
ドである。
上記配置関係をもつ内視鏡先端部において、本
考案が特色とするのは、前述の噴出口部材4の開
口が、前記環状のフード7の曲壁内面に対し斜め
に指向させてあつて、噴出口部材7より射出され
る洗滌水を環状のフード7の曲壁内面によつて一
旦反射させ、この内壁面に沿つて流し、フード7
内を隅なく環流するようになされていることであ
る。
考案が特色とするのは、前述の噴出口部材4の開
口が、前記環状のフード7の曲壁内面に対し斜め
に指向させてあつて、噴出口部材7より射出され
る洗滌水を環状のフード7の曲壁内面によつて一
旦反射させ、この内壁面に沿つて流し、フード7
内を隅なく環流するようになされていることであ
る。
第3図に示す本考案内視鏡の他の実施例では、
送気水導管2の出口に、互に反対方向に向けた2
つの噴出口を具える噴出口部材4′を設けてあり、
同様に噴出される洗滌水をフード7の曲壁内面に
対して斜めに指向させ、該部材4′で規制される
射出洗滌水が一旦フード7の曲壁によつて反射さ
れ、以後前記吸引口3に向けて夫々環流されるよ
うにしてある。これらの流路の内、一方の流路に
は前記実施例と同様に、対物レンズ窓5を配置
し、他方の流路には観察用光学系としての照明光
照射窓6を配置してある。
送気水導管2の出口に、互に反対方向に向けた2
つの噴出口を具える噴出口部材4′を設けてあり、
同様に噴出される洗滌水をフード7の曲壁内面に
対して斜めに指向させ、該部材4′で規制される
射出洗滌水が一旦フード7の曲壁によつて反射さ
れ、以後前記吸引口3に向けて夫々環流されるよ
うにしてある。これらの流路の内、一方の流路に
は前記実施例と同様に、対物レンズ窓5を配置
し、他方の流路には観察用光学系としての照明光
照射窓6を配置してある。
このような構成よりなる本考案内視鏡によれ
ば、その先端部を体腔内に挿入した状態で、送気
水導管2に例えば洗滌水を送り込むと、該管2の
出口から射出する洗滌水は、噴出口部材4によつ
て斜方向からフード7の曲壁内面に衝突し、これ
によつて反射された水流は曲壁内面に沿つて流れ
る。そして、この環流洗滌水は、最終的には吸引
口3より吸い出されるものゝ、この環流過程で、
環流々路域に配置される対物レンズ窓5及び照明
光照射窓6はもとより、環状のフード7によつて
包囲されている先端金物1の端面全部にわたつて
隅々まで洗浄することとなる。しかも、先端金物
1の端面におけるこの洗滌水の流れは、該金物1
を囲んで設けたフード7により、該端面から流れ
出ることなく且つ安定した環流々路を構成しなが
ら流れるので、該端面に附着した粘液、汚物等の
除去排出を効果的に行ない得ると共に洗滌水の回
収を効率良く行なうことが出来る。
ば、その先端部を体腔内に挿入した状態で、送気
水導管2に例えば洗滌水を送り込むと、該管2の
出口から射出する洗滌水は、噴出口部材4によつ
て斜方向からフード7の曲壁内面に衝突し、これ
によつて反射された水流は曲壁内面に沿つて流れ
る。そして、この環流洗滌水は、最終的には吸引
口3より吸い出されるものゝ、この環流過程で、
環流々路域に配置される対物レンズ窓5及び照明
光照射窓6はもとより、環状のフード7によつて
包囲されている先端金物1の端面全部にわたつて
隅々まで洗浄することとなる。しかも、先端金物
1の端面におけるこの洗滌水の流れは、該金物1
を囲んで設けたフード7により、該端面から流れ
出ることなく且つ安定した環流々路を構成しなが
ら流れるので、該端面に附着した粘液、汚物等の
除去排出を効果的に行ない得ると共に洗滌水の回
収を効率良く行なうことが出来る。
このように、本考案の洗滌装置によれば、先端
金物1の端面において、噴出口部材4または4′
によつて洗滌水の射出方向付けをすると共に、こ
の洗滌水が吸引口3に吸い込まれる環流々路中に
観察用光学系の対物レンズ窓5及び照明光照射窓
6が配置されているので、これら窓部の洗浄はも
とより、窓部周辺を含む前記金物端面の全体域に
亘つて洗浄作業が営まれ、附着粘液、汚物等の端
面域からの排出を洗滌水の回収に伴ない効果的に
行なうことが出来、窓部面から一旦除去した粘液
等が再びこれ等窓部に流れ込むようなことがなく
て、極めて効果的な先端部の洗浄を遂行すること
を得、その効果は、実用に供し極めて顕著なもの
である。
金物1の端面において、噴出口部材4または4′
によつて洗滌水の射出方向付けをすると共に、こ
の洗滌水が吸引口3に吸い込まれる環流々路中に
観察用光学系の対物レンズ窓5及び照明光照射窓
6が配置されているので、これら窓部の洗浄はも
とより、窓部周辺を含む前記金物端面の全体域に
亘つて洗浄作業が営まれ、附着粘液、汚物等の端
面域からの排出を洗滌水の回収に伴ない効果的に
行なうことが出来、窓部面から一旦除去した粘液
等が再びこれ等窓部に流れ込むようなことがなく
て、極めて効果的な先端部の洗浄を遂行すること
を得、その効果は、実用に供し極めて顕著なもの
である。
第1図は、本考案内視鏡の一実施例を示す先端
部の正面図、第2図は、第1図上A−A線部分で
縦断して示した同部分の側面図、第3図は、本考
案内視鏡の他の実施例を示す先端部の正面図であ
る。 1……先端金物、2……送気水導管、3……吸
引口、4,4′……噴出口部材、5……対物レン
ズ窓、6……照明光照射窓。
部の正面図、第2図は、第1図上A−A線部分で
縦断して示した同部分の側面図、第3図は、本考
案内視鏡の他の実施例を示す先端部の正面図であ
る。 1……先端金物、2……送気水導管、3……吸
引口、4,4′……噴出口部材、5……対物レン
ズ窓、6……照明光照射窓。
Claims (1)
- 先端金物に対し、その端面に列装される対物レ
ンズ窓、照明光照射窓、送気水導管の開口、吸引
口等を囲む環状のフードを設け、前記送気水導管
の開口部には、これから射出される送気水が、前
記環状のフードの曲壁内面に対し斜めに指向され
る出口を具えた噴出口部材を設け、同部材より射
出されて前記環状のフードにより反射された後吸
引口に達するまでの送気水の環流々路中に前記対
物レンズ窓及び照明光照射窓を配置させたことを
特徴とする内視鏡用洗滌装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978021660U JPH0117281Y2 (ja) | 1978-02-22 | 1978-02-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978021660U JPH0117281Y2 (ja) | 1978-02-22 | 1978-02-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54135086U JPS54135086U (ja) | 1979-09-19 |
JPH0117281Y2 true JPH0117281Y2 (ja) | 1989-05-19 |
Family
ID=28854968
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978021660U Expired JPH0117281Y2 (ja) | 1978-02-22 | 1978-02-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0117281Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5172469B2 (ja) * | 2008-05-26 | 2013-03-27 | 富士フイルム株式会社 | 内視鏡 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5117391B2 (ja) * | 1972-02-29 | 1976-06-02 | ||
JPS527997U (ja) * | 1975-07-05 | 1977-01-20 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5444473Y2 (ja) * | 1974-07-23 | 1979-12-20 |
-
1978
- 1978-02-22 JP JP1978021660U patent/JPH0117281Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5117391B2 (ja) * | 1972-02-29 | 1976-06-02 | ||
JPS527997U (ja) * | 1975-07-05 | 1977-01-20 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54135086U (ja) | 1979-09-19 |
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