JPH0117267Y2 - - Google Patents

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JPH0117267Y2
JPH0117267Y2 JP1984164602U JP16460284U JPH0117267Y2 JP H0117267 Y2 JPH0117267 Y2 JP H0117267Y2 JP 1984164602 U JP1984164602 U JP 1984164602U JP 16460284 U JP16460284 U JP 16460284U JP H0117267 Y2 JPH0117267 Y2 JP H0117267Y2
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JP
Japan
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presser foot
presser
spring
lifting lever
cloth
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JP1984164602U
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JPS6177972U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案はミシンの布押え装置に関し、ことに
押え金を昇降させる押え上げレバーが下位置と中
間位置と上位置の三段階に切換操作できるように
し、下位置ではバネ圧が作用して通常の押え圧で
押え金が布を押え、中間位置ではバネ圧が布に作
用しないようにし、また上位置では押え金がバネ
圧に抗して針板上に上昇するようにしたミシンの
布押え装置に関する。
従来技術 押え圧の調整が可能な第7図に示される如き布
押え装置が知られる。この装置では、押え上げレ
バーaは上下二段階に切換えられ、押え上げレバ
ーaを下ろしたときにはバネbの作用による通常
の押え圧で押え金cが布を押え、また上げたとき
には押え金cがバネbの作用に抗して上昇するよ
うになつており、バネbの強さを調節するダイヤ
ルeを図の反時計方向に回してバネ押さえを上昇
させ、バネbを自然長まで伸ばしせば、バネ圧が
布に作用しないようにすることもでき、したがつ
て押え金を下ろしたときと上げたとき及び下ろし
たときでもバネ圧が布に作用しない三段階に押え
金を切換えることが可能である。
実公昭27−9942号に示されるように、押え金を
三段階に切換えられるようにしたものも知られて
いる。しかしながら既知のこの装置では、押え上
げレバーと押え棒抱きの双方にカム状部分を有し
ているため両方に加工を要し、しかも所定のリフ
トを得るには設計が面倒であるなどの難点があ
る。
考案が解決しようとする課題 本考案は、上記の問題を解消し、押え金の切換
えが従来の装置の構造を僅かに変更するのみで行
えるようにすることを目的とする。
課題の解決手段 本考案は、そのため押え上げレバーに一体形成
され、押え棒に設けた水平な係合部に係合するカ
ム部に低リフト部と中リフト部と高リフト部を設
け、押え棒の上下動操作のみで押え金の三段階の
切換えが行えるようにしたものである。
実施例 第1,2図に示すものは、ミシンのヘツド1内
に固定される取付枠2と、側方に突設する各ピン
3を縦孔4にそれぞれ嵌合させることによつて取
付枠2に上下動可能に支持される支持板5と、取
付枠2に上下動可能に支持され、側方に突設する
ピン6を縦孔7に嵌合させることによつて支持板
5に対し上下方向に一定量上下動可能にされ、下
端に押え金8を取着した押え棒9と、上部ピン3
と取付枠下側部との間に掛けられ、支持板5を下
方に付勢するバネ11と、支持板5をバネ11の
作用に抗して上昇させる押え上げレバー12とよ
りなる布押え装置において、押え上げレバー12
に一体形成され、ヘツド内に軸着されるカム部1
3に低リフト部13aと中リフト部13bと高リ
フト部13cを設けたもので、押え上げレバー1
2を下ろしたときには、支持板5がバネ11の作
用により下向きに付勢されているため縦孔7の上
端面がピン6を押し下げ、押え金8を針板上の布
Wに所定圧で押付ける(第3図)。押え上げレバ
ー12を上げ、中リフト部13bで支持板5を上
昇させると(第4図)、上記縦孔7の上端面がピ
ン6により離れ、したがつてバネ圧が布Wに作用
しなくなり、押え棒9並びに押え金8の自重のみ
が布に作用するようになる。これにより布Wのス
ムースな動きが可能となり、仮縫いを行うのに適
する。なお、第4図に示す状態においては、ピン
6の上方に該ピンが縦孔上端面につき当たるまで
動きうる余裕があり、この間布厚が変化してもバ
ネ圧が布に作用することはない。押え上げレバー
12を更に押し上げ、高リフト部13cで支持板
5をより上昇させると、縦孔7の下端面でピン6
が押し上げられ、押え金8を布上に上昇させる
(第5図)。この状態で押え金8はなお、ピン6が
縦孔上端に達するまでの距離lだけ上方にバネ圧
に抗することなく持ち上げることが可能である。
第6図に示すものは、第7図に示す従来の装置
において、押え上げレバー21に一体形成され、
ヘツド内に軸着されるカム部22に前記カム部1
3と同様、低リフト部22aと中リフト部22b
と高リフト部22cとを設けたもので、押え上げ
レバー21を下ろしたときには押え金23も降下
して布を押え、上げたときには高リフト部22c
がカラー24に係合して押え金23を上昇させる
ようになつている点は従来のものと同様である
が、押え上げレバー21の引き上げを中間位置に
留め、中リフト部22bをカラー24に係合させ
たときは押え金は針板上に布厚み分程度の僅かな
間隙を存して持ち上られる。
考案の効果 本案によれば以上のように、押え上げレバーを
従前のように上下に操作するのみで、押え金を昇
降させ、かつ下ろしたときでもバネ圧が布に作用
しない状態の三段階に押え金を切換えることがで
き、またその切換えは従前の押え上げレバーの形
状を僅かに変更するのみで可能であり、三段階の
切換えが可能な既知のものと比べても加工及び設
計が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る布押え装置の側面図、第
2図は同正面図、第3〜5図は押え上げレバーを
下方、中間位置及び上方に切換えたときの状態を
それぞれ示す図であり、第6図は別の装置に適用
した例の側面図、第7図は従来例の側面図であ
る。 2……取付枠、5……支持板、6……ピン、7
……縦孔、8……押え金、9……押え棒、11…
…コイルバネ、12……押え上げレバー、13…
…カム部、21……押え上げレバー、22……カ
ム部、23……押え金、24……カラー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 上下動可能に支持され、下端に押え金を取着
    した押え棒と、押え棒を下向きに付勢するバネ
    と、一固定軸線の周りに回動可能に軸着され、
    押え棒に設けた水平な係合部に係合するカム部
    を備えた押え棒昇降用の押え上げレバーとを有
    するミシンの布押え装置において、押え上げレ
    バーのカム部に低リフト部と中リフト部と高リ
    フト部を設け、押え上げレバーの操作により押
    え金が上げ若しくは下げられ、下げられた状態
    でもバネ圧が布に作用する状態と作用しない状
    態の三段階に切換られるようにした布押え装
    置。 (2) 押え棒は上下動可能で、かつ上記バネの作用
    により下向きに付勢され、上記係合部を備えた
    支持部材に対し、上下方向の動きが一定範囲に
    規制されて連結される実用新案登録請求の範囲
    第1項記載の布押え装置。 (3) 押え棒にはカラーが固着され、該カラーには
    上方よりバネが、下方よりカム部が係合する実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の布押え装
    置。
JP1984164602U 1984-10-29 1984-10-29 Expired JPH0117267Y2 (ja)

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JPS6177972U JPS6177972U (ja) 1986-05-24
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JP7332358B2 (ja) * 2019-06-27 2023-08-23 株式会社ジャノメ 刺しゅう枠

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JPS6177972U (ja) 1986-05-24

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