JPS5822236B2 - ミシンの布押え機構 - Google Patents
ミシンの布押え機構Info
- Publication number
- JPS5822236B2 JPS5822236B2 JP10593279A JP10593279A JPS5822236B2 JP S5822236 B2 JPS5822236 B2 JP S5822236B2 JP 10593279 A JP10593279 A JP 10593279A JP 10593279 A JP10593279 A JP 10593279A JP S5822236 B2 JPS5822236 B2 JP S5822236B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- presser foot
- sewing machine
- lever
- presser
- spring
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はミシンにおける布押えの圧力を段階的に切り換
えることのできる布押え機構に関するものである。
えることのできる布押え機構に関するものである。
従来のミシンの布押え機構に於いてはミシンの機枠と押
え体の間にスプリングを介在させ、そのスプリングを直
接圧縮して押え体を押圧していた。
え体の間にスプリングを介在させ、そのスプリングを直
接圧縮して押え体を押圧していた。
そのため布押えを布地から離し押し上げるとき大きな力
が必要となるはかりでなく、押えレバーを上下させる動
作と押え圧を決める動作の二操作が必要であり煩しいも
のであった。
が必要となるはかりでなく、押えレバーを上下させる動
作と押え圧を決める動作の二操作が必要であり煩しいも
のであった。
本発明は押えレバーと連動するカム体に係合する二つの
レバーによって、押え体の上下の移動及び押え圧の大小
の選択を一操作で行おうとするもので、以下本発明の一
実施例を図面に従って詳細に説明する。
レバーによって、押え体の上下の移動及び押え圧の大小
の選択を一操作で行おうとするもので、以下本発明の一
実施例を図面に従って詳細に説明する。
第1図は本発明によるミシンの布押え機構の斜視図、第
2図は正面図である。
2図は正面図である。
第1図において、下端に布押え1を取り付けた押え体2
を上下摺動自在に枠体3で支持し、枠木3は図中一点鎖
線で示したミシン機枠4に固着されている。
を上下摺動自在に枠体3で支持し、枠木3は図中一点鎖
線で示したミシン機枠4に固着されている。
また枠体3はカム軸5を回動自在に支持していて、カム
軸5の一端はミシン機枠4の外部まで延びて、そこで押
えレバー6を固着している。
軸5の一端はミシン機枠4の外部まで延びて、そこで押
えレバー6を固着している。
カム軸5の他端には後述するカム体7が固着されている
。
。
カム体7の上部には押え体2を上下に駆動するための上
下駆動レバー8の係合部8aが係合し、下部には押え圧
を調節する押え圧調節レバー9の係合部9aが係合して
いて、上下駆動レバー8及び押え圧調節レバー9は共に
その一端をミシン機枠4に固着された支軸10に枢支さ
れている。
下駆動レバー8の係合部8aが係合し、下部には押え圧
を調節する押え圧調節レバー9の係合部9aが係合して
いて、上下駆動レバー8及び押え圧調節レバー9は共に
その一端をミシン機枠4に固着された支軸10に枢支さ
れている。
上下駆動レバー8の揺動端8bは押え体2に設けた縦長
の溝2aに嵌入している。
の溝2aに嵌入している。
すなわち、第2図A、Hに示す如く、布押え1を上に上
げる時(Aの状態)には、上下駆動レバー8の係合部8
aがカム体7の高部と係合し、上下駆動レバー8の揺動
端8bは押え体2の縦長溝2aの上端の係止部2bに当
接し押え体2を押し上げる。
げる時(Aの状態)には、上下駆動レバー8の係合部8
aがカム体7の高部と係合し、上下駆動レバー8の揺動
端8bは押え体2の縦長溝2aの上端の係止部2bに当
接し押え体2を押し上げる。
また、布押え1で布を押える場合(Bの状態)には、カ
ム体7の低部と係合部8aを係合せしめることにより、
上下駆動レバー8を支軸10を中心に反時計方向に回転
させ、上下7駆動レバー8の揺動端8bを下降させるこ
とにより押え体2を下降させ布を押える。
ム体7の低部と係合部8aを係合せしめることにより、
上下駆動レバー8を支軸10を中心に反時計方向に回転
させ、上下7駆動レバー8の揺動端8bを下降させるこ
とにより押え体2を下降させ布を押える。
また押え圧調節レバー9の揺動端には孔9bを設け、押
え体2の上方に設けたピン2cとの間にスプリング11
を張架し、押え圧を生じさせている。
え体2の上方に設けたピン2cとの間にスプリング11
を張架し、押え圧を生じさせている。
すなわち、布押え1が布を押えている時、スプリング1
1により押え木2は下方に向うばね力を受け、布を押え
る。
1により押え木2は下方に向うばね力を受け、布を押え
る。
この時カム体7を回転させると押え圧調節レバー9の係
合部9aが係合するカム体7の位置が変化し、カム体7
の形状に応じて押え圧調節レバー9は支軸10を中心に
揺動し、スプリング11の取付孔9bが移動しスプリン
グ11が伸縮することにより押え圧が変化する。
合部9aが係合するカム体7の位置が変化し、カム体7
の形状に応じて押え圧調節レバー9は支軸10を中心に
揺動し、スプリング11の取付孔9bが移動しスプリン
グ11が伸縮することにより押え圧が変化する。
カム体7は本実施例では第3図に示すように、上下7駆
動レバー8と係合する部分A及び押え圧調節レバー9と
係合する部分Bとから成っている。
動レバー8と係合する部分A及び押え圧調節レバー9と
係合する部分Bとから成っている。
また部分A1部分Bはそれぞれ5つの係合部A1〜A5
.B1〜B5を有していて、それらは 1)布押えを最
も上げた状態、2)布押えを上げた状態、3)布押えを
下げた状態で押え圧が小さい場合、4)布押えを丁げた
状態で押え圧が普通の場合、5)布押えを下げた状態で
押え圧が大きい場合にそれぞれ対応している。
.B1〜B5を有していて、それらは 1)布押えを最
も上げた状態、2)布押えを上げた状態、3)布押えを
下げた状態で押え圧が小さい場合、4)布押えを丁げた
状態で押え圧が普通の場合、5)布押えを下げた状態で
押え圧が大きい場合にそれぞれ対応している。
すなわち、作業者が押えレバー6を回動操作することに
より、押えレバー6とカム軸5によって連結されている
カム体7が回動し、上下駆動レバー8及び押え圧調節レ
バー9の係合部8a、9aの係合する位置が変化し、カ
ム体7の形状に応じて押え体2の上下の位置及び押え圧
を決定する。
より、押えレバー6とカム軸5によって連結されている
カム体7が回動し、上下駆動レバー8及び押え圧調節レ
バー9の係合部8a、9aの係合する位置が変化し、カ
ム体7の形状に応じて押え体2の上下の位置及び押え圧
を決定する。
例えば、2)布押えを上げた状態を選択した場合には、
上下駆動レバー8の係合部8aはカム体7の高部である
係合部A2と係合し、上下駆動レバー8の揺動端8bが
押え体2を押し上げる。
上下駆動レバー8の係合部8aはカム体7の高部である
係合部A2と係合し、上下駆動レバー8の揺動端8bが
押え体2を押し上げる。
また1)布押えを最も上げた状態を選択した場合は係合
部8aはカム体7の最高部であるA1と係合し、上下駆
動レバー8はさらに押え体2を押し上げる。
部8aはカム体7の最高部であるA1と係合し、上下駆
動レバー8はさらに押え体2を押し上げる。
また逆に3) 4) 5)布押えを下げた状態を選択し
たときには、係合部8aはカム体7の低部A3〜A5と
係合し、上下駆動レバー8が支軸10を中心に反時計方
向に回動することによって揺動端8bが下降し押え体2
は下がり、布押え1が布を押える。
たときには、係合部8aはカム体7の低部A3〜A5と
係合し、上下駆動レバー8が支軸10を中心に反時計方
向に回動することによって揺動端8bが下降し押え体2
は下がり、布押え1が布を押える。
この時同時に押え圧調節レバー9もカム体7の部分Bと
係合していてその時の押え圧を決める。
係合していてその時の押え圧を決める。
すなわち、3)押え圧が小さい場合には係合部9aはカ
ム体7の低部と係合し、押え体2のピン2cと押え圧調
節レバー9のスプリング取付孔9bとの距離が挟まり、
スプリング11による押え圧を弱める。
ム体7の低部と係合し、押え体2のピン2cと押え圧調
節レバー9のスプリング取付孔9bとの距離が挟まり、
スプリング11による押え圧を弱める。
また押え圧が大きい状態を選択するに従い係合部9aは
カム体7のより高部と係合し、押え圧調節レバー9は支
軸10を中心に反時計方向に回動することによって、ピ
ン2cと取付孔9bとの距離が開きスプリング11が伸
びてばね力が増大し、押え圧が大きくなる。
カム体7のより高部と係合し、押え圧調節レバー9は支
軸10を中心に反時計方向に回動することによって、ピ
ン2cと取付孔9bとの距離が開きスプリング11が伸
びてばね力が増大し、押え圧が大きくなる。
以上説明したように、本発明によれば押えレバーを回動
操作することによって、布押えの上下移動及び布押え圧
を一操作で同時に選択することができるので、常に最良
の状態で縫製をすることができる。
操作することによって、布押えの上下移動及び布押え圧
を一操作で同時に選択することができるので、常に最良
の状態で縫製をすることができる。
第1図は本発明によるミシンの布押え機構の斜視図、第
2図は正面図、第3図はカム体の正面図である。 1・・・・・・布押え、2・・・・・・押え体、4・・
・・・・ミシン機枠、6・・・・・・押えレバー、7・
・・・・・カム体、8・・・・・・上下駆動レバー、9
・・・・・・押え圧調節レバー、10・・・・・・支軸
、11・・・・・・スプリング。
2図は正面図、第3図はカム体の正面図である。 1・・・・・・布押え、2・・・・・・押え体、4・・
・・・・ミシン機枠、6・・・・・・押えレバー、7・
・・・・・カム体、8・・・・・・上下駆動レバー、9
・・・・・・押え圧調節レバー、10・・・・・・支軸
、11・・・・・・スプリング。
Claims (1)
- 1 押えレバーの操作に運動するカム体をミシン機枠に
対して回動自在に取り付け、ミシン機枠に固定した支軸
に回動自在に支持された上下駆動レバー及び押え圧調節
レバーを該カム体の異なる部分に各々係合せしめると共
に、下端に布押えを固定しミシン機枠に対して上下摺動
可能に支持された押え体に前記駆動レバーの揺動端と係
合する係止部を設け、該揺動端の上昇によって該押え体
を上昇させるようにし、且つ前記押え圧調節レバーの揺
動端と前記押え体との間にスプリングを張架し、該押え
体を該スプリングによって下方へ付勢したこきを特徴き
するミシンの布押え機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10593279A JPS5822236B2 (ja) | 1979-08-22 | 1979-08-22 | ミシンの布押え機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10593279A JPS5822236B2 (ja) | 1979-08-22 | 1979-08-22 | ミシンの布押え機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5631787A JPS5631787A (en) | 1981-03-31 |
JPS5822236B2 true JPS5822236B2 (ja) | 1983-05-07 |
Family
ID=14420617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10593279A Expired JPS5822236B2 (ja) | 1979-08-22 | 1979-08-22 | ミシンの布押え機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5822236B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102018206088A1 (de) * | 2018-04-20 | 2019-10-24 | Dürkopp Adler AG | Nähmaschine |
-
1979
- 1979-08-22 JP JP10593279A patent/JPS5822236B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5631787A (en) | 1981-03-31 |
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