JPH01171202A - バリスタモジュール - Google Patents

バリスタモジュール

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Publication number
JPH01171202A
JPH01171202A JP62332562A JP33256287A JPH01171202A JP H01171202 A JPH01171202 A JP H01171202A JP 62332562 A JP62332562 A JP 62332562A JP 33256287 A JP33256287 A JP 33256287A JP H01171202 A JPH01171202 A JP H01171202A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
varistor
module
varistors
terminal
terminals
Prior art date
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Pending
Application number
JP62332562A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Ieda
家田 正之
Terukichi Mizutani
照吉 水谷
Yasuo Suzuoki
保雄 鈴置
Yoichi Kitamura
洋一 北村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP62332562A priority Critical patent/JPH01171202A/ja
Publication of JPH01171202A publication Critical patent/JPH01171202A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、バリスタモジュールに関し、例えばハイブ
リッドICやT’Cカードなどに代表される大規模集積
回路を外来サージから保護するために用いられるバリス
タモジュールに関するものである。
[従来の技術] ハイブリッドICやICカートは外部回路と接続するた
めの多数の接続端子を有している。これらは通常露出状
態であるが、取り扱いによっては接VC端子に静電気を
原因とする高電圧や他の電気回路の充電露出部との接触
などによって意図しない異常電圧がかかり内部のICモ
ジュールが破壊されてしまう恐れがあった。この問題に
対処するため、従来、次のような対策が講じられていた
第10図は、例えば特開昭59−22354号公報に示
された従来のICカードにおける保護回路を示す回路図
である 図において、(5a)〜(5e)は信号端子、
(21)は接地端子、(31)は信号線、(41)は接
地線、(6)は抵抗素子、(7)はICモジュールであ
る。
次に動作について説明する。
例えば外部から信号端子(5a)及び信号端子(5b)
の間に静電的負荷が生じた場合、信号端子(5a)及び
(5b)の間には信号線(31)、接地線(41)を介
して抵抗素子(6)がつながっているので、この合成抵
抗によって流入した静電荷が分散され、ICモジュール
(7)への静電荷の局所集中を防止することができると
考えられている。
[発明が解決しようとする問題点] 従来の保護回路は以上のように構成されてICモジュー
ルを保護しているが、抵抗素子を用いた電圧分担による
保護方法では、抵抗素子の値が固定されているため、種
々の状況に対処することは困難である。例えば数千Vに
も達するといわれている静電気が端子間に印加された場
合、IKΩ〜10にΩ程度の抵抗素子による電圧分担だ
けではICモジュールを充分保護することはできず、I
Cモジュールは電圧破壊を起こしてしまうという問題点
があった。さらに抵抗素子がチップ部品である場合、I
Cモジュールの接続端子数が多いと非常に数多くの部品
を実装しなければならず、製造工程が複雑化するという
問題点があった。また抵抗素子が抵抗塗料印刷による場
合には、抵抗値を目標とするf直に合せるのが困難であ
り、レーザによるカッティング工程などが必要になり、
製造工程が複雑化するという問題点もあった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、ICカードやハイブリッドICの接点端子間
に数10V以上の異常電圧が印加された場合でも、IC
モジュールの破壊を未然に防ぐことができ、さらに複雑
な製造工程を要することのない保護回路としてパリスク
モジュールを提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] この発明に係るバリスタモジュールは、2個以上のバリ
スタのそれぞれ一端を共通端子に接続し、バリスタのそ
れぞれ他端を独立端子に接続したものである。
[作用] この発明におけるバリスタは、その端子間に印加される
電圧が上昇して一定の動作電圧に達すると、急激に抵抗
が減少する非オーム性特性を有する素子である。このた
め、接点端子間に数千Vに達する電圧が加わったとして
も、バリスタの持つ非オーム性特性により上記端子間の
抵抗が著しく低下することによって、°端子間の電圧が
バリスタの動作電圧まで低下し、ICモジュールを保護
することができる。ここで、バリスタの動作電圧を、I
Cモジュールが充分耐えつる電圧、通常は例えば数10
v〜数100VP1度以下の範囲で選んでモジュール化
することにより、この発明の目的を達成させることがで
きる。
[実施例] 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図は、この発明におけるバリスタモジュールの一実施例
を示す回路図である。図において、(+1はバリスタモ
ジュールで、例えば6個のバリスタ(la)〜(I[)
で構成されている。(3)は共通電極、(5a)〜(5
f)は独立端子、(20)は共通電極(3)に接続され
る共通端子である。第2図は第1図に示すパリスクモジ
ュール(1)をICカードの保護回路に適用した例を示
す回路図である0図において、(7)はICモジュール
、 +21)は接地端子である。第3図はバリスタモジ
ュール(+)の構成例を示す斜視図、第4図は第3図の
IV−IV線断面図である0図において、(Ill、 
(+31は結晶性の酸化亜鉛(ZnO)を主成分とする
薄膜、(12)は結晶性又はアモルファス状態の金属酸
化物を主成分とする薄膜で、例えばBLOs 、 Sb
!Os 、 Crabs 、 unixなどを主成分と
する薄膜、(2)は独立電極、(4)は独立1!ffi
[2+に接続する配線用ワイヤ、(lO)は共通端子、
(14)は共通端子(10)の配線用ワイヤ、(15)
は絶縁基板である。
次に動作を第2図を用いて説明する。
今、外部から異常電圧が加わり、独立端子(5a)及び
独立端子(5b)間で過大な電位差が生じたとする。
独立端子(5a)及び独立端子(5b)は接地端子(2
りに接続された共通電橋(3)を介して、直列に2個接
続されたバリスタ(la) 、 (Ib)が存在するた
め、この時の端子(5a)、 (5b)間の電位差が単
体バリスタの動作電圧の2倍以上であれば、独立端子(
5a)及び独立端子(5b)の間でクリップ回路が形成
され、異常電圧からICモジュール(7)を保護するこ
とができる。以下、この動作をさらに詳しく説明する。
バリスタは、その端子間に印加される電圧が上昇して一
定の動作電圧に達すると5急激に抵抗が減少する非オー
ム性特性を有する素子である。
このため、接点端子間に数千Vに達する電圧が加わった
としても、バリスタの持つ非オーム性特性により上記端
子間の抵抗が著しく低下することによって、端子間の電
圧がバリスタの動作電圧まで低下し、ICモジュールを
保護することができる。
ここで、バリスタの動作電圧を、ICモジュールが充分
耐えつる電圧、通常は例えば数lOV〜数100V程度
以下の範囲で選んでモジュール化すればよい、同様な動
作は他の端子間においても成立し、電位差が独立端子(
5a)〜(5[)と接地端子(2I)との間で生じた場
合は接続されるバリスタは1つであるため、上記の1/
2の電圧でクリップされる。
次に第3図、第4図を用いてバリスタモジュールの構成
の一例について説明する。共通重陽(3)の上に酸化亜
鉛を主成分とする薄膜の第1層fl+1、金属酸化物を
主成分とする薄膜の第2層(I2)、酸化亜鉛を主成分
とする薄膜の第3層(13)を高周波スパッタリング法
などの乾式薄膜形成手段により、各々数1000人程度
0厚さに積層する。第3層(13)の上に独立1礪(2
)を同様に積層し、さらに配線用ワイヤ(4)を同様に
高周波スパッタリング法や真空蒸着により形成する。こ
の後レーザ加工やエツチング加工により第1層(II)
から上を切断し、複数のバリスタ(Ial〜(1f)を
形成する。このように、上記一実施例では金属酸化物を
主成分とする薄膜(ib)と酸化亜鉛を主成分とする薄
11i(la)、  (IC)はサンドイッチ構造を成
しており、対称形バリスタが形成されている。このバリ
スタモジュールは一枚の絶縁基1(15)上に形成され
ているため、保護回路としての実装が容易で、製造工程
がそれほど複雑化しない。
第5図はこの発明の他の実施例によるバリスタモジュー
ルを示す断面図である。このように基板(I5)にたい
して横方向に積層した構成にしても、上記実施例と同様
な効果を奏する。又、第6図に示すように、金属酸化物
を主成分とする第2層(I2)をバリスタで共通の層と
して構成することもできる。
また、上記実施例では対称型バリスタを用いたものを示
したが、例えば接地しないで使用するときは、必ずしも
対称型のバリスタでなくとも、第7図〜第9図に示すよ
うなバリスタモジュールを構成することもできる。第7
図は基板(15)に共通重陽(3)を形成し、金属酸化
物を主成分とする薄膜(12)と酸化亜鉛を主成分とす
る薄膜(+3)を積層し、さらに独立電橋(2)を形成
したものである。
また第8図に示すものは、基板(15)の上に横方向に
薄膜を形成した実施例、第9図は酸化亜鉛を主成分とす
る薄膜(13)を、金属酸化物を主成分とする薄1fi
 (12+のなかに形成したものである。このように、
構成は色々考えられるが、バリスタをモジュール化して
保護回路とすれば、異常電圧の値に関係なく、信顛性の
高い保護回路を構成できる。
[発明の効果] 以上のように、この発明によれば、2個以上のバリスタ
のそれぞれ一端を共通端子に接続し、上記バリスタのそ
れぞれ他端を独立端子に接続したことにより、ICカー
ドやハイブリッドICなどの大規模集積回路の接点端子
間に印加される異常電圧の値に関係なく、安定して動作
する保護回路が得られ、さらに複雑な製造工程を要する
ことのない保護回路としてバリスタモジュールを提供で
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるバリスタモジュール
を示す回路図、第2図はこの発明の一実施例に係るIC
カードを示す回路図、第3図はこの発明の一実施例によ
るバリスタモジュールを示す斜視図、第4図は第3図の
rv −rv線断面図、第5図〜第9図は各々この発明
の他の実施例に係る断面図、第10図は従来のICカー
ドを示す回路図である。 (Ia)〜(If) −−−バリスタ、(5a1〜(5
f) ・−−独立端子、(20)・・・共通端子。 なお、図中、同一符号は同一、又は、相当部分を示す。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2個以上のバリスタのそれぞれ一端を共通端子に
    接続し、上記バリスタのそれぞれ他端を独立端子に接続
    したバリスタモジュール。
  2. (2)バリスタは、金属酸化物による薄膜と、酸化亜鉛
    を主成分とする薄膜を積層したものであることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項記載のバリスタモジュール。
  3. (3)バリスタは、酸化亜鉛を主成分とする薄膜である
    第1層、第1層に積層した金属酸化物による第2層、第
    2層に積層した酸化亜鉛を主成分とする第3層で構成さ
    れていることを特徴とする特許請求の範囲第2項記載の
    バリスタモジュール。
JP62332562A 1987-12-25 1987-12-25 バリスタモジュール Pending JPH01171202A (ja)

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