JPH01170658A - 硬化性組成物 - Google Patents

硬化性組成物

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JPH01170658A
JPH01170658A JP33061987A JP33061987A JPH01170658A JP H01170658 A JPH01170658 A JP H01170658A JP 33061987 A JP33061987 A JP 33061987A JP 33061987 A JP33061987 A JP 33061987A JP H01170658 A JPH01170658 A JP H01170658A
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polymer
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Koji Noda
浩二 野田
Masayoshi Imanaka
正能 今中
Hiroshi Fujisawa
藤沢 博
Hiroshi Wakabayashi
宏 若林
Takanao Iwahara
孝尚 岩原
Katsuhiko Isayama
諌山 克彦
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は新規な硬化性組成物に関する。さらに詳しくは
、分子内に少なくとも1個のケイ素原子に結合した水酸
基または加水分解性基を有し、シロキサン結合を形成す
ることにより架橋しうるケイ素含有基(以下、反応性ケ
イ素基ともいう)を有する飽和炭化水素系重合体と特定
の有機シリコン化合物とを含有する組成物であって、湿
気により硬化し、耐水性、耐熱性、耐候性、湿気遮断性
などに優れ、保存安定性が改善され、かつ残留タックの
少ない硬化物となるとともに、硬化物の伸び特性を大き
くてよく伸びるものから小さくて硬いものまで広範に調
節しうる硬化性組成物に関する。
[従来の技術・発明か解決しようとする問題点]室温に
おいても硬化してゴム状物質を形成する重合体としてR
TV(Room TemperatureVulcan
lzable)シリコンゴムがよく知られており、建築
用シーラントや成形材料などに使用されている。しかし
ながら、RTVシリコンゴムは主鎖がポリシロキサンで
あることによる物性的な欠点を有している。
そこでRTVシリコンゴムのように室温においても硬化
しうるが主鎖がポリシロキサンでなくゴム系有機重合体
である室温硬化性のオキシアルキレン系重合体を含む組
成物が提案され、使用されている。
前記室温硬化性ゴム系有機重合体はシロキサン結合を形
成することにより硬化しうる反応性ケイ素基を有してお
り、RTVシリコンゴムと同様につぎのような反応によ
って室温でも硬化してゴム状物質となり、硬化物は引張
り物性が優れ、残留タックの少ないゴム状弾性体となる
また、ポリシロキサンにない特徴も有している。
X3−81Δ(ゴム系有機重合体)〜へへ5IX3(式
中、X″は加水分解性基を表わす)しかし、該重合体に
は、硬化物の耐熱性、耐水性、耐候性などが不充分であ
るなどという問題がある。
これらの問題を改善する方法として、反応性ケイ素基を
分子末端に有するイソブチレン系重合体が検討されてい
る(たとえば特願昭61−148895号明細書など)
しかし、この重合体からの硬化物の耐熱性、耐水性、耐
候性、湿気遮断性などは、前記オキシアルキレン系重合
体からの硬化物と比較すると大幅に改善されてはいるが
、硬化物が良好なゴム弾性を有するには分子鎖を長くす
る必要があり、必然的に重合体粘度が高く、取扱いにく
いものになるという欠点があり、施工性などの点から用
途が限定されるばあいがある。また、この欠点を改善す
るために低粘度の重合体にすると硬化物の伸び特性が不
足するという問題がある。また、組成物の粘度を低下さ
せるために可塑剤を配合すると汚染性が生じたり、ブリ
ードしやすくなるという問題が生じる。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は前記のごとき従来の硬化性組成物が有する問題
を解消し、常温で空気中の水分などによって速やかに硬
化し、耐熱性、耐水性、耐候性、接着性、湿気遮断性な
どに優れ、低残留タック、高強度、高伸び(低弾性率)
のゴム状硬化物から低伸びの硬化物まで広範囲の伸び特
性を有する硬化物を与える硬化性組成物であって、組成
物の粘度が低くて作業性が良好で保存安定性の改善され
た組成物をうろことを目的としてなされたものであり、 (A)ケイ素原子に結合した水酸基または加水分解性基
を有し、シロキサン結合を形成することにより架橋しう
るケイ素含有基を少なくとも1個有する飽和炭化水素系
重合体および (B)分子内に少なくとも1個のシラノール基を有する
化合物および(または)水と反応して分子内に少なくと
も1個のシラノール基を有する化合物を生成しうる化合
物 を含有してなる硬化性組成物に関する。
〔実施例〕
本発明においては、(A)成分としてケイ素原子に結合
した水酸基または加水分解性基を有し、シロキサン結合
を形成することにより架橋しうるケイ素含有基、すなわ
ち反応性ケイ素基を少なくとも1個有する飽和炭化水素
系重合体(以下、飽和炭化水素系重合体(A)ともいう
)が使用される。
前記反応性ケイ素基の代表例としては、一般式(1): (式中、R1およびR2はいずれも炭素数1〜20のア
ルキル基、炭素数6〜20のアリール基、炭素数7〜2
0のアラルキル基または(R−)3 s+o−(R−は
炭素数1〜20の1価の炭化水素基であり、3個のR゛
は同じであってもよく、異なっていてもよい)で示され
るトリオルガノシロキシ基であり、R1またはR2が2
個以上存在するとき、それらは同じであってもよく、異
なっていてもよい、Xは水酸基または加水分解性基であ
り、2個以上存在するとき、それらは同じであってもよ
く、異なっていてもよい、aは0.1.2または3、b
は0、■または2、たたしa+mb≧ 1、またm個の におけるbは同じである必要はない、■は0または1〜
19の整数)で表わされる基があげられる。
前記加水分解性基の具体例としては、たとえば水素原子
、ハロゲン原子、アルコキシ基、アシルオキシ基、ケト
キシメート基、アミノ基、アミド基、酸アミド基、アミ
ノオキシ基、メルカプト基、アルケニルオキシ基などの
一般に使用されている基があげられる。これらのうちで
は、水素原子、アルコキシ基、アシルオキシ基、ケトキ
シメート基、アミノ基、アミド基、アミノオキシ基、メ
ルカプト基、アルケニルオキシ基′などが好ましく、加
水分解性がマイルドで取扱いやすいという点からアルコ
キシ基がさらに好ましい。
該加水分解性基や水酸基は1個のケイ素原子に1〜3個
の範囲で結合することができ、(a十mb)は1〜5の
範囲が好ましい。加水分解性基や水酸基が反応性ケイ素
基中に2個以上結合するばあいには、それらは同じであ
ってもよく、異なっていてもよい。
前記反応性ケイ素基を形成するケイ素原子は1個でもよ
く、2個以上であってもよいが、シロキサン結合などに
より連結されたケイ素原子のばあいには、20個のもの
までであるのが好ましい。とくに式: (式中、R2、X Saは前記と同じ)で表わされる反
応性ケイ素基が、入手が容易であるので好ましい。
また、一般式(1)におけるR1およびR2の具体例と
しては、たとえばメチル基、エチル基などのアルキル基
、シクロヘキシル基などのシクロアルキル基、フェニル
基などのアリール;、ベンジル基などのアラルキル基や
、R゛がメチル基、フェニル基などである(R’)ss
io−で示されるトリオルガノシロキシ基などがあげら
れる。
これらのう゛ちではメチル基がとくに好ましい。
反応性ケイ素基は飽和炭化水素系重合体1分子中に少な
くとも1個、好ましくは1.1〜5個存在する。分子中
に含まれる反応性ケイ素基の数が1個未満になると、硬
化性が不充分になり、良好なゴム弾性挙動を発現しにく
くなる。
反応性ケイ素基は飽和炭化水素系重合体分子鎖の末端に
存在してもよく、内部に存在してもよく、両方に存在し
てもよい。とくに反応性ケイ素基が分子鎖末端に存在す
るばあいには、最終的に形成される硬化物に含まれる飽
和炭化水素系重合体成分のa効網目鎖量が多くなるため
、高強度で高伸びのゴム状硬化物かえられやすくなるな
どの点から好ましい。また、これら反応性ケイ素基を有
する飽和炭化水素系重合体は単独で使用してもよく、2
種以上併用してもよい。
本発明に用いる反応性ケイ素基を有する飽和炭化水素系
重合体の骨格をなす重合体は、fl)エチレン、プロピ
レン、■−ブテン、イソブチレンなどのような炭素数1
〜6のオレフィン系化合物を生モノマーとして重合させ
る(21ブタジエン、イソプレンなどのようなジエン系
化合物を単独重合させたり、上記オレフィン系化合物と
ジエン系化合物とを共重合させたりしたのち水素添加す
る などの方法によりうろことができるが、末端に官能基を
導入しやすい、分子量を制御しやすい、末端官能基の数
を多くすることができるなどの点から、イソブチレン系
重合体や水添ポリブタジェン系重合体であるのが好まし
い。
なお、本明細書にいう飽和炭化水素系重合体とは、芳香
環以外の炭素−炭素不飽和結合を実質的に含有しない重
合体を意味する概念である。
前記イソブチレン系重合体は、単量体単位のすべてがイ
ンブチレン単位から形成されていてもよ(、イソブチレ
ンと共重合性を有する単量体単位をイソブチレン系重合
体中の好ましくは50%(重量%、以下同様)以下、さ
らに好ましくは30%以下、とくに好ましくは10%以
下の範囲で含有してもよい。
前記イソブチレンと共重合性を有する単量体としては、
たとえば炭素数4〜12のオレフィン、ビニルエーテル
、芳香族ビニル化合物、ビニルシラン類、アリルシラン
類などがあげられる。
このような単量体の具体例としては、たとえば1−ブテ
ン、2−ブテン、2−メチル−1−ブテン、3−メチル
−1−ブテン、ペンテン、4−メチル−1−ペンテン、
ヘキセン、ビニルシクロヘキサン、メチルビニルエーテ
ル、エチルビニルエーテル、イソブチルビニルエーテル
、スチレン、α−メチルスチレン、ジメチルスチレン、
モノクロロスチレン、ジクロロスチレン、β−ピネン、
インデン、ビニルトリクロロシラン、ビニルメチルジク
ロロシラン、ビニルジメチルクロロシラン、ビニルジメ
チルメトキシシラン、ビニルトリメチルシラン、ジビニ
ルジクロロシラン、ジビニルジメトキシシラン、ジビニ
ルジメチルシラン、1.3−ジビニル−1,1,3,3
,−テトラメチルジシロキサン、トリビニルメチルシラ
ン、テトラビニルシラン、アリルトリクロロシラン、ア
リルメチルジクロロシラン、アリルジメチルクロロシラ
ン、アリルジメチルメトキシシラン、アリルトリメチル
シラン、ジアリルジクロロシラン、ジアリルジメトキシ
シラン、ジアリルジメチルシラン、γ−メタクリロイル
オキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メタクリロイ
ルオキシプロピルメチルジメトキシシランなどがあげら
れる。なお、前記インブチレンと共重合性を有する単量
体としてビニルシラン類やアリルシラン類を使用すると
ケイ素含量が増加し、シランカップリング剤として作用
しうる基が多くなり、えられる組成物の接着性が向上す
る。
前記水添ポリブタジェン系重合体や他の飽和炭化水素系
重合体においても、上記イソブチレン系重合体のばあい
と同様に、主成分となる単量体単位の他に他の単量体単
位を含有させてもよい。
また本発明に用いる飽和炭化水素系重合体には、本発明
の目的が達成される範囲でブタジェン、イソプレンのよ
うなポリエン化合物のごとき重合後2重結合の残るよう
な単量体単位を少量、好ましくは10%以下、さらには
5%以下、とくには1%以下の範囲で含有させてもよい
前記飽和炭化水素系重合体、好ましくはイソブチレン系
重合体または水添ポリブタジェン系重合体の数平均分子
量は500〜ao、ooo程度であるのが好ましく、と
くに1.000〜15,000程度の液状物〜流動性を
有するものが取扱いやすいなどの点から好ましい。
つぎに反応性ケイ素基を有する飽和炭化水素系重合体の
製法について説明する。
前記反応性ケイ素基を有するイソブチレン系重合体のう
ち、分子鎖末端に反応性ケイ素基を有するイソブチレン
系重合体は、ビニファー法と呼ばれる重合法(イニファ
ーと呼ばれる開始剤と連鎖移動剤を兼用する特定の化合
物を用いるカチオン重合法)でえられた末端官能型、好
ましくは全末端官能型イソブチレン系重合体を用いて製
造することができる。このような製造法は、たとえば特
願昭61−148895号、同61−150088号、
同62−90078号、同 82−179733号、同
H−194838号の各明細書などに記載されている。
また分子鎖内部に反応性ケイ素基を有するイソブチレン
系重合体は、イソブチレンを主体とするモノマー中に反
応性ケイ素基を有するビニルシラン類やアリルシラン類
を添加し、共重合せしめることにより製造される。
さらに分子鎖末端に反応性ケイ素基を有するイソブチレ
ン系重合体を製造する際の重合に際して、主成分である
イソブチレンモノマー以外に反応性ケイ素基を有するビ
ニルシラン類やアリルシラン類などを共重合せしめたの
ち末端に反応性ケイ素基を導入することにより、末端お
よび分子鎖内部に反応性ケイ素基を有するインブチレン
系重合体が製造される。
前記反応性ケイ素基を有するビニルシラン類やアリルシ
ラン類などの具体例としては、たとえばビニルトリクロ
ロシラン、ビニルメチルジクロロシラン、ビニルジメチ
ルクロロシラン、ビニルジメチルメトキシシラン、ジビ
ニルジクロロシラン、ジビニルジメトキシシラン、アリ
ルトリクロロシラン、アリルメチルジクロロシラン、ア
リルジメチルクロロシラン、アリルジメチルメトキシシ
ラン、ジアリルジクロロシラン、ジアリルジメトキシシ
ラン、γ−メタクリロイルオキシプロピルトリメトキシ
シラン、γ−メタクリロイルオキシプロピルメチルジメ
トキシシランなどがあげられる。
前記水添ポリブタジェン系重合体は、たとえばまず末端
ヒドロキシ水添ポリブタジェン系重合体の水酸基を一〇
Naや−OKなどのオキシメタル基にしたのち一般式(
3): %式%(3) (式中、Yは塩素原子、ヨウ素原子などのハロゲン原子
、R5は−R6+、 2価の炭化水素基で、好ましい具体例としてはアルキレ
ン基、シクロアルキレン基、アリーレン基、アラルキレ
ン基があげられる)で示される2価の有機基で、−C)
12−、−R”−〇6)14−CH2−(R”は炭素数
1〜lOの炭化水素基)より選ばれた2価の基がとくに
好ましい)で示される有機ハロゲン化合物を反応させる
ことにより、末端オレフィン基を有する水添ポリブタジ
ェン系正合体(以下、末端オレフィン水添ポリブタジェ
ン系重合体ともいう)が製造される。
末端ヒドロキシ水添ポリブタジェン系重合体の末端水酸
基をオキシメタル基にする方法としては、Na、 Kの
ごときアルカリ金属; NaHのごとき金属水素化物;
 Na0C)I3のごとき金属アルコキシド;苛性ソー
ダ、苛性カリのごとき苛性アルカリなどと反応させる方
法があげられる。
前記方法では、出発原料として使用した末端ヒドロキシ
水添ポリブタジェン系重合体とほぼ同じ分子量をもつ末
端オレフィン水添ポリブタジェン系重合体かえられるが
、より高分子量の重合体をえたいばあいには、一般式(
3)の有機ハロゲン化合物を反応させる前に、塩化メチ
レン、ビス(クロロメチル)ベンゼン、ビス(クロロメ
チル)エーテルなどのごとき、1分子中にハロゲン原子
を2個以上含む多価有機ハロゲン化合物と反応させれば
分子量を増大させることができ、そののち一般式(3)
で示される有機ハロゲン化合物と反応させれば、より高
分子量でかつ末端にオレフィン基を有する水添ポリブタ
ジェン系重合体をうろことができる。
前記一般式(3)で示される・有機ハロゲン化合物の具
体例としては、たとえばアリルクロライド、アリルブロ
マイド、ビニル(クロロメチル)ベンゼン、アリル(ク
ロロメチル)ベンゼン、アリル(ブロモメチル)ベンゼ
ン、アリル(クロロメチル)エーテル、アリル(クロロ
メトキシ)ベンゼン、l−ブテニル(クロロメチル)エ
ーテル、l−へキセニル(クロロメトキシ)ベンゼン、
アリルオキシ(クロロメチル)ベンゼンなどがあげられ
るが、それらに限定されるものではない。これらのうち
では安価で、かつ容易に反応することからアリルクロラ
イドか好ましい。
前記末端オレフィン水添ポリブタジェン系重合体への反
応性ケイ素基の導入(よ、分子鎖末端に反応性ケイ素基
を有するイソブチレン系重合体のばあいと同様、たとえ
ば一般式(1)で表わされる基に水素原子が結合したヒ
ドロシラン化合物、好ましくは一般式: (式中、R2、XSaは前記に同じ)で示される化合物
を白金系触媒を用いて付加反応をさせることにより製造
される。
前記一般式(1)で表わされる基に水素原子が結合した
ヒドロシラン化合物の具体例としては、たとえばトリク
ロロシラン、メチルジクロロシラン、ジメチルクロロシ
ラン、フエニルジクロロシランのごときハロゲン化シラ
ン類;トリメトキシシラン、トリエトキシシラン、メチ
ルジェトキシシラン、メチルジメトキシシラン、フェニ
ルジメトキシシランのごときアルコキシシラン類;メチ
ルジアセトキシシラン、フエニルジアセトキシシランの
ごときアシロキシシラン類;ビス(ジメチルケトキシメ
ート)メチルシラン、ビス(シクロへキシルケトキシメ
ート)メチルシランのごときケトキシメートシラン類な
どがあげられるがこれらに限定されるものではない。こ
れらのうちではとくにハロゲン化シラン類、アルコキシ
シラン類が好ましい。
前記のように反応性ケイ素基を有するイソブチレン系重
合体や水添ポリブタジェン系重合体が、芳香環でない不
飽和結合を分子中に実質的に含有しないものであるため
、不飽和結合を有する有機系重合体やオキシアルキレン
系重合体のような従来のゴム系重合体よりなる組成物な
どとくらべて、著しく硬化物の耐候性がよくなる。また
、該重合体は炭化水素系重合体であるので湿気遮断性や
耐水性がよく、ガラス、アルミなどの各種無機質基材に
対して優れた接着性能を有するとともに、湿気透過性の
低い硬化物になる。
本発明においては、分子内に少なくとも1個、たとえば
、1〜3個のシラノール基を有する化合物および(また
は)水と反応して分子内に少なくとも1個、たとえば1
〜3個のシラノール基を有する化合物を生成しうる化合
物(以下、シラノール化合物(B)ともいう)が使用さ
れる。
シラノール化合物(B)は硬化物の弾性の調整、組成物
の保存安定性の改善、接着性の改善などのために使用さ
れる成分であり、飽和炭化水素系重合体(A)と反応性
を有するため通常の可塑剤のように汚染性やブリードす
ることのほとんどない成分である。
前記シラノール化合物(B)の分子内にシラノール基ま
たは水と反応してシラノール基を生成する基が存在しな
いばあいには、前記効果か生じないばあいかあり好まし
くない。
前記シラノール化合物(B)の分子量、特性などにはと
くに限定はないが、分子内に少なくとも1個のシラノー
ル基を有する化合物や水と反応してシラノール基を生成
する基を分子内に少なくとも1個有する化合物の分子量
は、組成物の粘度が低くなり作業性が向上するなどの点
から1000以下、さらには500以下、とくには30
0以下が好ましい。
シラノール化合物(B)の分子内に存在するシラノール
基の数または水と反応して生成する分子内に存在するシ
ラノール基の数が1個になる化合物を用いたばあいが、
とくにえられる硬化物の弾性率を低下させ、伸びを向上
させるのに有効である。。
このようなシラノール化合物(B)の具体例としては、
たとえば(CH3)35IOI+。
(C2)15)35tall、 (C3H7)35ta
ll、 (CaH2)35IOII。
(CsHs) 25l(CH3)011 、 C5Hs
Si(CHj )2011゜[以下余白] などの−価のシラノール化合物や、     −一般式
(2): %式%(2) (式中、R3はアルコール残基または弱酸残基、R4は
メチル基またはビニル基、nは正の整数)で表わされる
化合物、さらには (CH3)35INH81(CH3)3、(CH3)3
5IN(CHx) 2、Cs Hs N−GO−NHC
sHs 81 (CH3)3 (CH3)35t−NH−CO−NH−31(CH3)
s、などがあげられる。
前記一般式(2)中の、R3は好ましくは1〜3価のア
ルコール残基または弱酸残基であるが、アルコール残基
とは一価または多価のアルコールから一部あるいは全部
の水酸基を除いた残りの基をいい、また弱酸残基とは1
価または多価の弱酸から一部あるいは全部の水酸基を除
いた残りの基をいう。また水酸基とカルボキシル基のよ
うな弱酸基の双方を有する化合物から一部または全部の
水酸基を除いた残りの基であってもよい。
R3になりうるようなアルコールや弱酸の具体例として
は、たとえばメタノール、エタノール、ノルマルブタノ
ール、イソブタール、ノルマルペンタノール、イソペン
タノール、エチレンクロルヒドリン、ベンジルアルコー
ル、シクロヘキサノール、3−クロロプロパツール、エ
チレングリコール、プロパンジオール、プロピレングリ
コール、ブタンジオール、グリセリン、アセチルアセト
ン(互変異性体)などの炭素数30以下の置換または非
置換の脂肪族アルコール;フェノール、クレゾール、ク
ロルフェノール、ビスフェノールA1ナフトール、ヒド
ロキノン、ヒドロナフトキノンなどの炭素数6〜3oの
置換または非置換の芳香族ヒドロキシ化合物;ギ酸、酢
酸、プロピオン酸、酪酸、吉草酸、カプリン酸、カプロ
ン酸、ラウリン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレ
イン酸、ペブタコサン酸、ベヘン酸、メリシン酸、アク
リル酸、ウンデシレン酸、ソルビン酸、リノール酸、リ
ルン酸、アラキドン酸、プロピオール酸、ステアロール
酸、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、グルタル酸、アジ
ピン酸、マレイン酸、フマル酸、イタコン酸、安息香酸
、フタル酸、テレフタル酸、トリメリット酸、クロル安
息香酸、トルイル酸、オキシプロピオン酸、オキシ安息
香酸、オキシトルイル酸などの炭素数30以下の置換ま
たは非置換の脂肪族あるいは芳香族のカルボン酸;ジエ
チレングリコール、トリエチレングリコール、ポリエチ
レングリコール、ポリプロピレングリコール、水酸基や
カルボキシル基を有するポリブタジェン、水酸基やカル
ボキシル基を有する水添ポリブタジェン、水酸基および
(または)カルボキシル基を有するポリエチレンテレフ
タレートやポリブチレンテレフタレート;ホウ酸、炭酸
などの無機酸が具体例としてあげられる。
これらのアルコールや弱酸は、有機化合物のばあい、酸
素やハロゲン原子以外のへテロ原子を含まないことが好
ましい。
これらのなかでもR3として置換あるいは非置換のフェ
ニル基を有する化合物は入手が容易であり、好ましい効
果を存するのでとくに好ましい。
なお、本明細書にいう弱酸とは、水溶液にしたばあ−い
のpKaが1以上、好ましくは2以上、さらに好ましく
は3以上の酸のことである。
また一般式(2中のR4はメチル基またはビニル基(C
112−CH−基)であり、これら以外の基を用いたも
のでは本発明の目的を充分達成することができず好まし
くない。これらのうちでは入手が容易な点からメチル基
が好ましい。
前記のごとき1個のシラノール基を有する化合物を生成
しうる化合物の具体例としては、たとえばCH305t
(CHI )3、 CH3CR20Si(C113) 3、CRCt12C
R2081(CII3) 3、Cl13 CI (CH3)3SiOCH2CH−O9i(Cllj )
3、OH3 (CH3)35iOCH2CH20CH2CH20Si
 (CH3) s  、(CH3)3810(CH2C
H(CH3) O)2 5l(C)Is )3、(CH
3)3810(CH2CH20)3 5t(C)Is 
)3、(CH3)s 5iO(CH2CH(C113)
 O)3  Si (C)+3 )3、((CH3)s
  5iO)3cCH2CH3、(CH3)35IOC
H2CH2OCH2CH20H。
(CH3)35IO(C112) 4081 (CHs
 )s、り−(CH3)ssiOcs)140si(C
Hs )3、(CH3)35iOCOCH3、 (CH3)35iOCOC)12C1hCH2Cll2
C0O81(CH3)3、(CH3)35iO−COC
s Hs (CH3)3SiOC(C)+3)=  CH2CH2
、((CH3)3 5lO)3  B  、   ((
CH3)3 5lO)2CO。
CI CH2CH20Sl(C+3) 2C2H3、C
I Cl13  CH2H2081(CH3)2 C2)1
3、     。
CB Hs −081(C)+3 )2 C2Hz、C
I C2H3(CH3)25iO(CH2) 2081 (
CH3)2 C2Hs、C2H3(CH3)2510−
COCs )Isなどが好適に利用できる。
前記シラノール化合物(B)のうち分子量が140以上
のもの、さらには150以上のものがモジュラスや伸び
の改善の点から好ましく、入手の容易さなどからCs 
Hs O3I (CH3) sがとくに好ましい。この
ようなシラノール化合物は表面タックを良好に保ったま
ま伸び特性などを改善できる利点がある。
前記シラノール化合物(B)の分子内に存在するシラノ
ール基の数または水と反応して生成する分子内に存在す
るシラノール基の数が2個になる化合物を用いたばあい
には、えられる硬化物の弾性率がシラノール化合物(B
)の特性により調整することができ、組成物の保存安定
性や接着性が改善される。
このようなシラノール化合物(B)の具体例としては、 (06H5)25i(011)2、C5HsSi(CH
s)(OH)2.110→81(C113) 20 +
「−ゴF R。
R(x’+y’ −1〜19)、 lo−481(CsH5) 20チ了:薯j−R1HO
+S i (C6HS) 20→−−H8i (C)+
3 ) 20 トーーRq (p+q  −2〜20)、 HO±Si (CH3) 20かτ丁H1HO−f−3
1 (CH3) (CsHs) CH7−薯汀H1HO
−G−5i(Cs Hs )20q−4丁H1HO−8
i (Cs Hs )2−+O81(CH3) 2ト「
テコO8l (Cs )+5 )20H。
HO−8i(Cs Hs )2→081 (CIり z
ト「で]O81(Cs Hs )20H。
HO−8l(CsH5)2−G−O9i(CH3)2)
−−■O8i (CsHS) 2←y −O9i(CsHs)20H(x  +Y  −0〜1
g)  、HO−C8i (CsHs) (C)+3 
)OH「;ゴー(−81(CH3) 20力璽−20”
CH30→81(CH3)(C・Hs)0←2−2丁C
H3、CH30→St (CB)15) 20→2−2
0 CH3、CI+30 Sl (C6Hs) zHO
31(CHx) 2汁0 τ18− 08i(C6)1
5)20CH3、Cth  OSt (CsHs) T
t O8i (C113) 2F−米O3i (CsH
5) 2←y −03i(CsHs)20cH3(x  +y  −0
〜18)  、(CH3)281(OCH13) 2 
 、(C)13 C112) 2  Si (OCH3
) 2  、(CH3)2 St (OCI12CH3
)2、(C)(3C112) 2  St (OC11
2CH3)2、(CsHS) 2  Si (OCH3
) 2  、(CsHS) 2 81 (OCH2CH
3)2、(083℃)231 (OCHi) 2、(C
H3)2 Si (OCH2CH20CH3)2、(C
H3CH2)281 (OCH2C)120CH3)2
、(C)13 ) (CH3CH2)St(OCHs 
)2、Cs Hs S i (CHs ) (OCHs
 )2、Cs Hs Si (C)12 C)13) 
(OCH3) 2などがあげられる。なお、式中のRは
水素原子または炭素数1〜20の炭化水素基である。
また、前記シラノール化合物(B)の分子内に存在する
シラノール基の数または水と反応して生成する分子内に
存在するシラノール基の数が3個以上になる化合物を用
いたばあいには、えられる硬化物の弾性率が高くなり、
かたくなるが、残留タックがなくなり、組成物の安定性
や接着性が改善される。
このようなシラノール化合物(B)の具体例としては、 CH3Sl (OCH3) 3、S’l (QC2H5
)4、Cs Hs 81 (OCH3) s 、CH2
−CH9i (OCOCH3) 3、CHs 51(O
N = C(CHs) (C2Hs) )3、CH38
1(N (CH3)2 )s、 CH381(ON(C
113) (C2Hs) )3、CH3S i (N 
(CH3) (OCCI+3) )3、CH331(Q
C(C113) −C112) 3 .82 NC)+
2 Cl12C)+281 (OCHり s  、H2
NCH2CH2NHCH2CH2CH281(QC)1
3) s  、CH2−C(CH3)C00CH2CH
2CH2S1(OCH3)s  、H8C1t2C82
CH2St (OCH3) 3などがあげられる。
また、シラノール化合物(B)としてケイ素化合物の部
分加水分解縮合物でシラノール基を少なくとも1個有す
る化合物を用いてもよい。
シラノール化合物(B)は単独で用いてもよく2種以上
併用してもよい。
シラノール化合物CB)の使用量は硬化物や組成物の期
待物性にあわせて適宜選べばよいが、通常は飽和炭化水
素系重合体(A) 100部(重量部、以下同様)に対
し0.01〜50部が好ましく、1〜10部がさらに好
ましい。該化合物の使用量が多いばあいには、組成物の
粘度を低下させうる。とくに分子内にシラノール基を1
個有する化合物または水と反応して生成する分子内にシ
ラノール基を1個有する化合物を用いると、飽和炭化水
素系化合物(A)の反応性シリル基の官能数を少なくし
、硬化物の伸び特性をよくするため、飽和炭化水素系重
合体(A)の分子を長くして、すなわち分子量を大きく
して伸び特性をよくする必要が少なくなるため、低粘度
で作業性がよく、かつ伸び特性をよくすることができる
飽和炭化水素系重合体(A)とシラノール化合物(B)
とを混合する方法にはとくに限定はなく、シラノール化
合物(B)の性状に応じて、加熱撹拌条件などを調整し
、均一に溶解、分散させればよい。このばあい、完全に
均一な状態にする必要はなく、不透明な状態であっても
、はぼ均一に分散していれば充分目的は達せられる。ま
た必要に応じて、分散性改良剤、たとえば界面活性剤な
どを併用してもよい。
このようにしてえられる本発明の組成物は複層ガラス用
シーリング剤などのシーリング剤、塗膜防水剤などの防
水剤、接着剤、塗料、吹付剤、型取り用材料、注型ゴム
材料などとして好適に使用されうる。
本発明の組成物は、必要に応じて各種成分と併用しても
よい。このような成分の例としては、たとえばシラノー
ル縮合反応を促進する硬化触媒、本発明の組成物が保存
中に硬化することを防ぐ保存性改良剤、可塑剤、充填剤
、接着性向上剤、老化防止剤、金属不活性化剤、オゾン
劣化防止剤、光安定剤、リン系過酸化物分解剤、滑剤、
顔料、発泡剤などがあげられる。
前記硬化触媒の具体例としては、たとえばテトラブチル
チタネート、テトラプロピルチタネートなどのチタン酸
エステル類;ジブチルスズジラウレート、ジブチルスズ
マレエート、ジブチルスズジアセテート、オクチル酸ス
ズ、ナフテン酸スズなどのスズカルボン酸塩類:ジブチ
ルスズオキサイドとフタル酸エステルとの反応物;ジブ
チルスズジアセチルアセトナート;アルミニウムトリス
アセチルアセトナート、アルミニウムトリスエチルアセ
トアセテート、ジイソプロポキシアルミニウムエチルア
セトアセテートなどの有機アルミニウム化合物類;ジル
コニウムテトラアセチルアセトナート、チタンテトラア
セチルアセトナートなどのキレート化合物類;オクチル
酸鉛;ブチルアミン、オクチルアミン、ジブチルアミン
、モノエタノールアミン、ジェタノールアミン、トリエ
タノールアミン、ジエチレントリアミン、トリエチレン
テトラミン、オレイルアミン、シクロヘキシルアミン、
ベンジルアミン、ジエチルアミノプロピルアミン、キシ
リレンジアミン、トリエチレンジアミン、グアニジン、
ジフェニルグアニジン、2.4.6−トリス(ジメチル
アミノメチル)フェノール、モルホリン、N−メチルモ
ルホリン、2−エチル−4−メチルイミダゾール、1.
8−ジアザビシクロ(5,4,0)ウンデセン−7(D
BU)などのアミン系化合物あるいはそれらのカルボン
酸などとの塩;過剰のポリアミンと多塩基酸とからえら
れる低分子量ポリアミド樹脂:過剰のポリアミンとエポ
キシ化合物との反応生成物;アミノ基を有するシランカ
ップリング剤、たとえばγ−アミノプロピルトリメトキ
シシラン、N−(β −アミノエチル)アミノプロピル
メチルジメトキシシランなどのシラノール縮合触媒、さ
らには他の酸性触媒、塩基性触媒などの公知のシラノー
ル縮合触媒などがあげられる。これらの触媒は単独で使
用してもよく、2種以上併用してもよい。硬化触媒を用
いるばあいの使用量は、飽和炭化水素系重合体(A)お
よびシラノール化合物(B)  100部に対して0.
1〜20部が好ましく、1〜IO部がさらに好ましい。
前記保存安定性改良剤としては、たとえばオルトギ酸メ
チルなどのオルト有機酸エステルがあげられる。保存安
定性改良剤を用いるばあいの使用量は、飽和炭化水素系
重合体(A)およびシラノール化合物(B)100部に
対して0.5〜20部が好ましく、1〜lO部がさらに
好ましい。
前記可塑剤にもとくに限定はなく、一般に用いられてい
る可塑剤が使用できるが、本発明の組成物と相溶性のよ
いものが好ましい。このような可塑剤の具体例としては
、たとえばポリブテン、水添ポリブテン、エチレン−α
−オレフィンオリゴマー、α−メチルスチレンオリゴマ
ー、ビフェニル、トリフェニル、トリアリールジメタン
、アルキレントリフェニル、液状ポリブタジェン、水添
液状ポリブタジェン、アルキルジフェニル、部分水素添
加ターフェニル、パラフィン油、ナフテン油、アククチ
ツクポリプロピレンなど、好ましくは不飽和結合を含ま
ない水添ポリブテン、水添液状ポリブタジェン、パラフ
ィン油、ナフテン油、アタクチックポリプロピレンなど
の炭化水素系化合物類;塩化パラフィン類;ジブチルフ
タレート、ジブチルフタレート、ジ(2−エチルヘキシ
ル)フタレート、ブチルベンジルフタレート、ブチルフ
タリルブチルグリコレートなどのフタル酸エステル類ニ
ジオクチルアジペート、ジオクチルセバケートなどの非
芳香族2塩基酸エステル類;ジエチレングリコールベン
ゾエート、トリエチレングリコールジベンゾエートなど
のポリアルキレングリコールのエステル類;トリクレジ
ルホスフェート、トリブチルホスフェートなどのリン酸
エステル類などがあげられる。これらは単独で用いても
よく、2種以上併用してもよい。これらのうちでは炭素
−炭素不飽和結合を有さない炭化水素系化合物類が、飽
和炭化水素系重合体(A)との相溶性および耐候性が良
好で、組成物の硬化速度への影響が小さく、かつ安価な
ため好ましい。これらの可塑剤は反応性ケイ基を導入す
る飽和炭化水素系重合体に反応性ケイ素基を導入する際
に、反応温度の調節、反応系の粘度の調節などの目的で
溶剤のかわりに用いてもよい。可塑剤を用いるばあいの
使用量は、飽和炭化水素系重合体(A)およびシラノー
ル化合物(B)100部に対して1〜500部が好まし
く、10〜100部がさらに好ましい。
前記充填剤の具体例としては、たとえば木粉、バルブ、
木綿チップ、アスベスト、ガラス繊維、炭素繊維、マイ
カ、クルミ穀粉、もみ穀粉、グラファイト、ケイソウ土
、白土、ヒユームシリカ、沈降性シリカ、無水ケイ酸、
カーボンブラック、炭酸カルシウム、クレー、タルク、
酸化チタン、炭酸マグネシウム、石英、アルミニウム微
粉末、フリント粉末、亜鉛末などがあげられる。これら
充填剤のうちでは沈降性シリカ、ヒユームシリカ、カー
ボンブラックなどのチキソトロピック性を有する充填剤
や、炭酸カルシウム、酸化チタン、タルクなどが好まし
い。充填剤を用いるばあいの使用量は、飽和炭化水素系
重合体(A)およびシラノール化合物(B)  100
部に対して10〜500部が好ましく、20〜300部
がさらに好ましい。
前記接着性改良剤としては、一般に用いられている接着
剤やアミノシラン化合物、エポキシシラン化合物などの
シランカップリング剤、その他の化合物を用いることが
できる。このような接着性改良剤の具体例としては、フ
ェノール樹脂、エポキシ樹脂、γ−アミノプロピルトリ
メトキシシラン、N−(β−アミノエチル)アミノプロ
ピルメチルジメトキシシラン、クマロン−インデン樹脂
、ロジンエステル樹脂、テルペン−フェノール樹脂、α
−メチルスチレン−ビニルトルエン共重合体、ポリエチ
ルメチルスチレン、アルキルチタネート類、芳香族ポリ
イソシアネートなどをあげることができる。接着性改良
剤の使用量は、飽和炭化水素系重合体(A)およびシラ
ノール化合物(B)100部に対して0.1〜50部が
好ましく、1〜20部がさらに好ましい。
前記老化防止剤としては、一般に用いられている老化防
止剤、たとえば硫黄系老化防止剤やラジカル禁止剤、紫
外線吸収剤などが用いられうる。
前記硫黄系老化防止剤としては、メルカプタン類、メル
カプタンの塩類、スルフィドカルボン酸エステル類やヒ
ンダードフェノール系スルフィド類を含むスルフィド類
、ポリスルフィド類、ジチオカルボン酸塩類、チオウレ
ア類、チオホスフェイト類、スルホニウム化合物、チオ
アルデヒド類、チオケトン類、メルカプタール類、メル
カプドール類、モノチオ酸類、ポリチオ酸類、チオアミ
ド類、スルホキシド類などがあげられる。
このような硫黄系老化防止剤の具体例としては、メルカ
プタン類である2−メルカプトベンゾチアゾール、メル
カプタンの塩類である2−メルカプトベンゾチアゾール
の亜鉛塩、スルフィド類である4、4−チオ−ビス(3
−メチル−8−t−ブチルフェノール) 、4.4°−
チオ−ビス(2−メチル−6−1−ブチルフェノール)
 、2.2’−チオ−ビス(4−メチル−6−t−ブチ
ルフェノール)、ビス(3−メチル−4−ヒドロキシ−
5−t−ブチルベンジル)スルフィド、テレフタロイル
ジ(2,8−ジ−メチル−4−t−ブチル−3−ヒドロ
キシベンジルスルフィド、フェノチアジン、2.2−チ
オ−ビス(4−オクチルフェノール)ニッケル、ジラウ
リルチオジブロピオネイト、ジステアリルチオジブロピ
オネイト、ジミリスチルチオジプロピオネイト、ジトリ
デシルチオジプロビオネイト、ジステアリルβ、β°−
チオジブチレイト、ラウリルーステアリルチオジプロピ
オネイト、2.2−チオ〔ジエチル−ビス−3(3、5
−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェノール)プロピ
オネイト〕、ポリスルフィド類である2−ベンゾチアゾ
ールジスルフィド、ジチオカルボン酸塩類であるチンク
ジブチルジチオカルバメイト、チンクジエチルジチオカ
ルバメイト、ニッケルジブチルジチオカルバメイト、チ
ンクジ−n−ブチルジチオカルバメイト、ジブチルアン
モニウムジブチルジチオカルバメイト、チンクエチルー
フェニルージチオ力ルバメイト、チンクジメチルカルバ
メイト、チオウレア類であるl−ブチル−3−オキシ−
ジエチレン−2−チオウレア、ジー0−トリル−チオウ
レア、エチレンチオウレア、チオホスフェイト類である
トリラウリルトリチオホスフェイトなどをあげることが
できる。前記のごとき硫黄系老化防止剤は、他の老化防
止剤に比べて本発明の組成物に用いたばあい、飽和炭化
水素系重合体(A)主鎖の熱による分解劣化を大幅に防
止することができ、表面タック(ベトッキ)の発生など
を防止することができる。
前記ラジカル禁止剤としては、たとえば2,2゜−メチ
レン−ビス(4−メチル−[1−t−ブチ元フェノール
)、テトラキス〔メチレン−3(3,5−ジ−t−ブチ
ル−4−ヒドロキシフェニル)プロピオネート〕 メタ
ンなどのフェノール系ラジカル禁止剤や、フェニル−β
−ナフチルアミン、α −ナフチルアミン、N、N−ジ
ー第ニブチル−p−フェニレンジアミン、フェノチアジ
ン、N、N−ジフェニル−p−フェニレンジアミンなど
のアミン系ラジカル禁止剤などがあげられる。
前記紫外線吸収剤としては、たとえば2(2′−ヒドロ
キシ−3“、5°−ジ−t−ブチルフェニル)ベンゾト
リアゾール、ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4
−ピペリジン)セバケートなどがあげられる。
前記老化防止剤、たとえば硫黄系老化防止剤を用いるば
あいの使用量は、飽和炭化水素系重合体(A)  10
0部に対して0.1〜20部が好ましく、1〜IO部が
さらに好ましい。
つぎに本発明の組成物を実施例にもとづき説明する。
製造例1 p−ジクミルクロリドに三塩化ホウ素を触媒としてイソ
ブチレンを重合させたのち脱塩化水素して製造した両末
端に約92%の割合で、インプロペニル基を有する分子
量が約5.000のイソブチレン系重合体200gおよ
びトルエンlogを500 mlの4つロフラスコに秤
取し、90℃で2時間減圧脱気した。つぎにチッ素雰囲
気下、室温で乾燥へブタン120m1.メチルジクロロ
シラン11.5gおよび塩化白金酸触媒溶液0 、1 
ml(82PtCl5  ・[1H20tgを1.2−
ジメトキシエタン9g1エタノール1gに溶解させた溶
液)を加えたのち、90℃で12時間反応させた。
反応溶液中の前記イソブチレン系重合体の残存イソプロ
ペニル基の量をIRスペクトル分析法により定量したと
ころ、はとんど残存していなかった。
つぎにオルトギ酸メチル21.2g、メタノール6.4
gを加え、70℃で3時間6及応させた。この時点で反
応系のpHは約7になり、中性となった。
揮発成分を減圧留去したのち、残留成分にヘキサン50
m1を加えてよくかきまぜ、不溶成分をン濾過により取
り除いた。炉液からヘキサンを留去させ、両末端に−S
l (CH3) (OC113) 2基を有するイソブ
チレン系重合体をえた。
えられた重合体についてのNMR分析の結果、分子末端
の約80%に一3t(CH3) (OC113) 2基
が導入されていることがわかった。
製造例2 末端ヒドロキシ水添ポリブタジェン(ポリテールIIA
、三菱化成工業■製)  800gに対し、NaOCH
3のMeOH溶液(濃度28%) 176 gを添加し
、130°Cで脱揮しながら約5時間オキシメタル化反
応を行なった。そののち3−クロロ−2−メチル−1−
プロペン99.1gを添加し、90°Cで3時間反応さ
せたのち精製した。
えられた液状ポリマーをNMR法およびGPC法で分析
したところ、全末端の76%にイソプロペニル基を導入
した平均分子ff13500の重合体であった。
前記平均分子ffi 3500の重合体40gおよび塩
化白金酸触媒溶液 13.5μfl  CH2PtCl
5  ・6H20の0.2mol /Dのイソプロピル
アルコール溶液)ならびにメチルジクロロシラン4.6
gを用い、製造例1と同様にして85℃で8時間反応さ
せたのち、オルトギ酸メチル8.7ml、メタノール3
.2mlを加えて70℃で3時間反応させた。
反応溶液中の残存イソプロペニル基の量をIRスペクト
ル分析法により定量したところ、はとんど残存していな
かった。またNMR法により反  ′応性ケイ素基の定
量をしたところ、分子末端のイソプロペニル基のほぼ1
00%が (C)130)2 St (CH3)CH2Cl1(C
H3)CH20−基になっていることかわかった。
実施例1〜4および比較例1〜2 第1表に示す各成分を第1表に示す割合で配合して充分
攪拌し、均質な組成物を調製し、粘度を測定した。
つぎにえられた組成物を厚さ3龍のシートになるように
流延して室温で4日間硬化させたのち、50℃で4日間
熟成した。
えられたシートの硬化状況を観察したのち、硬化物の引
張特性を測定した。結果を第1表に示す。
[以下余白] 第  1  表 第1表の結果から飽和炭化水素系重合体(A)にモノシ
ラノール化合物を添加して組成物を調製することにより
、組成物の粘度が低下して作業性が良好になる。また該
組成物から作製した硬化物にはブリードは発生しておら
ず、引張特性を調整することができることがわかる。
〔発明の効果〕
本発明の硬化性組成物は作業性、保存安定性が良好で、
ブリードも少なく、目的とする硬化物の弾性率や伸びを
特性を容易に制御でき、優れた耐熱性、耐水性、耐候性
、接着性、湿気遮断性を有する硬化物を与える。
特許出願人    鐘淵化学工業株式会社An

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (A)ケイ素原子に結合した水酸基または加水分解
    性基を有し、シロキサン結合を形成することにより架橋
    しうるケイ素含有基を少なくとも1個有する飽和炭化水
    素系重合体および (B)分子内に少なくとも1個のシラノール基を有する
    化合物および(または)水と反応して分子内に少なくと
    も1個のシラノール基を有する化合物を生成しうる化合
    物 を含有してなる硬化性組成物。 2 前記ケイ素含有基が一般式(1): ▲数式、化学式、表等があります▼(1) (式中、R^1およびR^2はいずれも炭素数1〜20
    のアルキル基、炭素数6〜20のアリール基、炭素数7
    〜20のアラルキル基または (R′)_3SiO−(R′は炭素数1〜20の1価の
    炭化水素基であり、3個のR′は同じであってもよく、
    異なっていてもよい)で示されるトリオルガノシロキシ
    基であり、R^1またはR^2が2個以上存在するとき
    、それらは同じであってもよく、異なっていてもよい、
    Xは水酸基または加水分解性基であり、2個以上存在す
    るとき、それらは同じであってもよく、異なっていても
    よい、aは0、1、2または3、bは0、1または2、
    ただしa+mb≧1、またm個の ▲数式、化学式、表等があります▼ におけるbは同じである必要はない、mは0または1〜
    19の整数)で表わされる基である特許請求の範囲第1
    項記載の組成物。 3 一般式(1)中のXが水素原子、水酸基、アルコキ
    シ基、アシルオキシ基、ケトキシメート基、アミノ基、
    アミド基、アミノオキシ基、メルカプト基またはアルケ
    ニルオキシ基であり、Xが2個以上存在するとき、それ
    らは同じであってもよく、異なっていてもよい特許請求
    の範囲第2項記載の組成物。 4 一般式(1)中のXがアルコキシ基である特許請求
    の範囲第2項記載の組成物。 5 前記飽和炭化水素系重合体がイソブチレン系重合体
    または水添ポリブタジエン系重合体である特許請求の範
    囲第1項記載の組成物。 6 前記イソブチレン系重合体または水添ポリブタジエ
    ン系重合体の数平均分子量が500〜30000である
    特許請求の範囲第5項記載の組成物。 7 前記分子内に少なくとも1個のシラノール基を有す
    る化合物および(または)水と反応して分子内に少なく
    とも1個のシラノール基を有する化合物を生成しうる化
    合物が、分子内に1個のシラノール基を有する化合物お
    よび(または)水と反応して分子内に1個のシラノール
    基を有する化合物を生成しうる化合物である特許請求の
    範囲第1項記載の組成物。 8 前記水と反応して分子内に1個のシラノール基を有
    する化合物を生成しうる化合物が、一般式(2): (R^4(CH_3)_2SiO)_nR^3(2)(
    式中、R^3はアルコール残基または弱酸残基、R^4
    はメチル基またはビニル基、nは正の整数)で表わされ
    る化合物である特許請求の範囲第7項記載の組成物。 9 一般式(2)で表わされる化合物が C_6H_5OSi(CH_3)_3である特許請求の
    範囲第8項記載の組成物。 10 (A)成分である飽和炭化水素系重合体100重
    量部に対する(B)成分である分子内に少なくとも1個
    のシラノール基を有する化合物および(または)水と反
    応して分子内に少なくとも1個のシラノール基を有する
    化合物を生成しうる化合物の使用量が0.01〜50重
    量部である特許請求の範囲第1項記載の組成物。
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