JPH01158065A - 硬化性組成物 - Google Patents

硬化性組成物

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JPH01158065A
JPH01158065A JP31818687A JP31818687A JPH01158065A JP H01158065 A JPH01158065 A JP H01158065A JP 31818687 A JP31818687 A JP 31818687A JP 31818687 A JP31818687 A JP 31818687A JP H01158065 A JPH01158065 A JP H01158065A
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saturated hydrocarbon
silicon
nitrogen
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Koji Noda
浩二 野田
Masayoshi Imanaka
正能 今中
Hiroshi Fujisawa
藤沢 博
Hiroshi Wakabayashi
宏 若林
Takanao Iwahara
孝尚 岩原
Katsuhiko Isayama
諌山 克彦
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Kanegafuchi Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ケイ素原子に結合した水酸基または加水分解
性基を有し、シロキサン結合を形成することにより架橋
しうるケイ素含有基(以下、反応性ケイ素基ともいう)
を少なくとも1個有する飽和炭化水素系重合体を主成分
とし、含チツ素塩基性基含有シラン化合物を含有する硬
化性組成物に関する。
[従来の技術・発明が解決しようとする問題点1反応性
ケイ素基を分子末端に有するポリアルキレンオキシド系
重合体はすでに知られ、多量に使用されており、常温で
も湿分によって硬化し、ゴム状硬化物かえられるという
興味ある性質を有する。しかし、該重合体には、耐熱性
、耐水性、耐熱接着性、耐水接着性、耐候性などが不充
分であるという問題がある。
この問題を改善する方法として、反応性ケイ素基を分子
末端に有するポリイソブチレン系重合体などの飽和炭化
水素系重合体が検討されている。しかし、この重合体は
耐熱性、耐水性、耐候性などはポリアルキレンオキシド
系重合体と比較すると大幅に改善されてはいるが、接着
性が充分でなく、硬化速度がおそいという問題があり、
用途が限定されるばあいがある。
[問題点を解決するための手段] 本発明は前記のごとき従来の硬化性組成物が有する問題
を解消し、常温で空気中の水分などによって速やかに硬
化し、種々の被着体にプライマー処理なしでも強固に接
着し、耐熱性、耐水性、耐熱接着性、耐水接着性、耐候
性などの優れたゴム状硬化物を与える硬化性組成物をう
るこ゛とを目的としてなされたものであり、(a)ケイ
素原子に結合した水酸基または加水分解性基ををし、シ
ロキサン結合を形成することにより架橋しうるケイ素含
有基を少なくとも1個有する飽和炭化水素系重合体およ
び 山)含チツ素塩基性基含有シラン化合物を含有してなる
硬化性組成物に関する。
[実施例コ 本発明においては、(a)成分としてケイ素原子に結合
した水酸基または加水分解性基を有し、シロキサン結合
を形成することにより架橋しうるケイ素含有基、すなわ
ち反応性ケイ素基を少なくとも1個有する飽和炭化水素
系重合体が使用される。
前記反応性ケイ素基の代表例としては、一般式(1): (式中、R1およびR2はいずれも炭素数1〜20のア
ルキル基、炭素数6〜20のアリール基、炭素数7〜2
0のアラルキル基または(R= )35IO−(R−は
炭素数1〜20の1価の炭化水素基であり、3個のR′
は同じであってもよく、異なっていてもよい)で示され
るトリオルガノシロキシ基であり、R1またはR2が2
個以上存在するとき、それらは同じであってもよく、異
なっていてもよい、Xは水酸基または加水分解性基であ
り、2個以上存在するとき、それらは同じであってもよ
く、異なっていてもよい、aは011、 2または3、
bは0、■または2、ただしa十mb≧ 1、また1個
の におけるbは同じである必要はない、IはOまたは1〜
19の整数)で表わされる基があげられる。
前記加水分解性基の具体例としては、たとえば水素原子
、アルコキシ基、アシルオキシ基、ケトキシメート基、
アミノ基、アミド基、アミノオキシ基、メルカプト基、
アルケニルオキシ基などの一般に使用されている基があ
げられる。
これらのうちでは、加水分解性がマイルドで取扱いやす
いという点から、アルコキシ基がとくに好ましい。
該加水分解性基や水酸基は1個のケイ素原子に1〜3個
の範囲で結合することができ、(a+mb)は1〜5の
範囲が好ましい。加水分解性基や水酸基が反応性ケイ素
基巾に2個以上結合するばあいには、それらは同じであ
ってもよく、異なっていてもよい。
前記反応性ケイ素基を形成するケイ素原子は1個でもよ
く、2個以上であってもよいが、シロキサン結合などに
より連結されたケイ素原子のばあいには、20個のもの
までであるのが好ましい。とくに式: (式中、R2、X 、aは前記と同じ)で表わされる反
応性ケイ素基が、入手が容易であるので好ましい。
反応性ケイ素基は飽和炭化水素系重合体1分子中に少な
くとも1個、好ましくは1.1〜5個有在する。分子中
に含まれる反応性ケイ素基の数が1個未満になると、硬
化性が不充分になり、良好なゴム弾性挙動を発現しにく
くなる。
反応性ケイ素基は飽和炭化水素系重合体分子鎖の末端に
存在してもよく、内部に存在してもよく、両方に存在し
てもよい。とくに反応性ケイ素基が分子鎖末端に存在す
るばあいには、最終的に形成される硬化物に含まれる飽
和炭化水素系重合体成分の有効網目鎖量が多くなるため
、高強度で高伸びのゴム状硬化物かえられやすくなるな
どの点から好ましい。また、これら反応性ケイ素基を有
する飽和炭化水素系重合体は単独で使用してもよく、2
種以上併用してもよい。
本発明に用いる反応性ケイ素基を有する飽和炭化水素系
重合体の骨格をなす重合体は、(1)エチレン、プロピ
レン、l−ブテン、イソブチレンなどのような炭素数1
〜6のオレフィン系化合物を生モノマーとして重合させ
る(2)ブタジェン、イソプレンなどのようなジエン系
化合物を単独重合させたり、上記オレフィン系化合物と
ジエン系化合物とを共重合させたりしたのち水素添加す
る などの方法によりうろことができるが、末端に官能基を
導入しやすい、分子量を制御しやすいなどの点からイソ
ブチレン系重合体であるのが好ましい。また、末端官能
基の数を多くすることができるという点から、水添ポリ
ブタジェン系重合体であるのが好ましい。
なお、本明細書にいう飽和炭化水素系重合体とは、芳香
族以外の不飽和二重結合を実質的に含有しない重合体を
意味する概念である。
前記イソブチレン系重合体は、単量体単位のすべてがイ
ソブチレン単位から形成されていてもよく、イソブチレ
ンと共重合性を有する単量体単位をイソブチレン系重合
体中の好ましくは50%(重量%、以下同様)以下、さ
らに好ましくは30%以下、とくに好ましくは10%以
下の範囲で含有してもよい。
このような単量体成分としては、たとえば炭素数4〜1
2のオレフィン、ビニルエーテル、芳香族ビニル化合物
、ビニルシラン類、アリルシラン類などがあげられる。
このような共重合体成分の具体例としては、たとえばl
−ブテン、2−ブテン、2−メチル−1−ブテン、3−
メチル−1−ブテン、ペンテン、4−メチル−1−ペン
テン、ヘキセン、ビニルシクロヘキサン、メチルビニル
エーテル、エチルビニルエーテル、イソブチルビニルエ
ーテル、スチレン、α−メチルスチレン、ジメチルスチ
レン、モノクロロスチレン、ジクロロスチレン、β−ピ
ネン、インデン、ビニルトリクロロシラン、ビニルメチ
ルジクロロシラン、ビニルジメチルクロロシラン、ビニ
ルジメチルメトキシシラン、ビニルトリメチルシラン、
ジビニルジクロロシラン、ジビニルジメトキシシラン、
ジビニルジメチルシラン、l、3−ジビニル−1,1,
3,3,−テトラメチルジシロキサン、トリビニルメチ
ルシラン、テトラビニルシラン、アリルトリクロロシラ
ン、アリルメチルジクロロシラン、アリルジメチルクロ
ロシラン、アリルジメチルメトキシシラン、アリルトリ
メチルシラン、ジアリルジクロロシラン、ジアリルジメ
トキシシラン1、ジアリルジメチルシラン、γ−メタク
リロイルオキシプロピルトリメトキシシラン、γ−メタ
クリロイルオキシプロピルメチルジメトキシシランなど
があげられる。
なお、前記イソブチレンと共重合性を有する単量体とし
てビニルシラン類やアリルシラン類を使用するとケイ素
含量が増加し、シランカップリング剤として作用しつる
基が多くなり、えられる組成物の接着性が向上する。
前記水添ポリブタジェン系重合体や他の飽和炭化水素系
重合体においても、上記インブチレン系重合体のばあい
と同様に、主成分となる単量体単位の他に他の単量体単
位を含有させてもよい。
また本発明に用いる飽和炭化水素系重合体には、本発明
の目的が達成される範囲でブタジェン、イソプレンのよ
うなポリエン化合物のごとき重合後2重結合の残るよう
な単量体単位を少量含有させてもよい。
前記飽和炭化水素系重合体、好ましくはイソブチレン系
重合体または水添ポリブタジェン系重合体の数平均分子
量は500〜30.000程度であるのが好ましく、と
くに1,000〜15.000程度の液状物であるのが
取扱いやすいなどの点から好ましい。
つぎに反応性ケイ素基を有する飽和炭化水素系重合体の
製法について説明する。
前記反応性ケイ素基を有するイソブチレン系重合体のう
ち、分子鎖末端に反応性ケイ素基を有するイソブチレン
系重合体は、イエファー法と呼ばれる重合法(イニファ
ーと呼ばれる開始剤と連鎖移動剤を兼用する特定の化合
物を用いるカチオン重合法)でえられた末端官能型、好
ましくは全末端官能型イソブチレン系重合体を用いて製
造することができる。このような製造法は、たとえば特
願昭61−148895号、同61−150088号、
同82−90078号、同 132−179733号、
同02−194838号の各明細書などに記載されてい
る。
また分子鎖内部に反応性ケイ素基を有するイソブチレン
系重合体は、イソブチレンを主体とするモノマー中に反
応性ケイ素基を有するビニルシラン類やアリルシラン類
を添加し、共重合せしめることにより製造される。
さらに分子鎖末端に反応性ケイ素基を有するイソブチレ
ン系重合体を製造する際の重合に際して、主成分である
イソブチレンモノマー以外に反応性ケイ素基を有するビ
ニルシラン類やアリルシラン類などを共重合せしめたの
ち末端に反応性ケイ素基を導入することにより、末端お
よび分子鎖内部に反応性ケイ素基を有するイソブチレン
系重合体が製造される。
前記反応性ケイ素基を有するビニルシラン類やアリルシ
ラン類などの具体例としては、たとえばビニルトリクロ
ロシラン、ビニルメチルジクロロシラン、ビニルジメチ
ルクロロシラン、ビニルジメチルメトキシシラン、ジビ
ニルジクロロシラン、ジビニルジメトキシシラン、アリ
ルトリクロロシラン、アリルメチルジクロロシラン、ア
リルジメチルクロロシラン、アリルジメチルメトキシシ
ラン、ジアリルジクロロシラン、ジアリルジメトキシシ
ラン、γ−メタクリロイルオキシプロピルトリメトキシ
シラン、γ−メタクリロイルオキシプロピルメチルジメ
トキシシランなどがあげられる。
前記水添ポリブタジェン系重合体は、たとえばまず末端
ヒドロキシ水添ポリブタジェン系重合体の水酸基を一〇
Naや−OKなどのオキシメタル基にしたのち一般式(
2): %式%(2) (式中、Yは塩素原子、ヨウ素原子などのハロゲン原子
、1?3は−R4+、 2価の炭化水素基で、好ましい具体例としてはアルキレ
ン基、シクロアルキレン基、アリーレン基、アラルキレ
ン基があげられる)で示される2価の有機基で、−CH
2−、−R” −06Ha −CH2−(R″は炭素数
1〜10の炭化水素基)より選ばれる2価の基がとくに
好ましい)で示される有機ハロゲン化合物を反応させる
ことにより、末端オレフィン基を有する水添ポリブタジ
ェン系重合体(以下、末端オレフィン水添ポリブタジェ
ン系重合体ともいう)が製造される。
末端ヒドロキシ水添ポリブタジェン系重合体の末端水酸
基をオキシメタル基にする方法としては、Na、 Kの
ごときアルカリ金属; Na1lのごとき金属水素化物
; NaOCH3のごとき金属アルコキシド:苛性ソー
ダ、苛性カリのごとき苛性アルカリなどと反応させる方
法があげられる。
前記方法では、出発原料として使用した末端ヒドロキシ
水添ポリブタジェン系重合体とほぼ同じ分子量をもつ末
端オレフィン水添ポリブタジェン系重合体かえられるが
、より高分子量の重合体をえたいばあいには、一般式(
2)の有機ハロゲン化合物を反応させる前に、塩化メチ
レン、ビス(クロロメチル)ベンゼン、ビス(クロロメ
チル)エーテルなどのごとき、1分子中にハロゲンを2
個以上含む多価有機ハロゲン化合物と反応させれば分子
量を増大させることができ、そののち一般式(2)で示
される有機ハロゲン化合物と反応させれば、より高分子
量でかつ末端にオレフィン基を有する水添ポリブタジェ
ン系重合体をうることかできる。
前記一般式(2)で示される有機ハロゲン化合物の具体
例としては、たとえばアリルクロライド、アリルブロマ
イド、ビニル(クロロメチル)ベンゼン、アリル(クロ
ロメチル)ベンゼン、アリル(ブロモメチル)ベンゼン
、アリル(クロロメチル)エーテル、アリル(クロロメ
トキシ)ベンゼン、ニーブテニル(クロロメチル)エー
テル、l−へキセニル(クロロメトキシ)ベンゼン、ア
リルオキシ(クロロメチル)ベンゼンなどがあげられる
が、それらに限定されるものではない。これらのうちで
は安価で、かつ容易に反応することからアリルクロライ
ドが好ましい。
前記末端オレフィン水添ポリブタジェン系重合体への反
応性ケイ素基の導入は、分子鎖末端に反応性ケイ素基を
有するイソブチレン系重合体のばあいと同様、たとえば
一般式(1)で表わされる基に水素原子が結合したヒド
ロシラン化合物、好ましくは一般式: %式% (式中、R2、xSaは前記に同じ)で示される化合物
を白金系触媒を用いて付加反応をさせることにより製造
される。
前記一般式(1)で表わされる基に水素原子が結合した
ヒドロシラン化合物の具体例としては、たとえばトリク
ロロシラン、メチルジクロロシラン、ジメチルクロロシ
ラン、フエニルジクロロシランのごときハロゲン化シラ
ン類;トリメトキシシラン、トリエトキシシラン、メチ
ルジェトキシシラン、メチルジメトキシシラン、フエニ
ルジメトキシシランのごときアルコキシシラン類;メチ
ルジアセトキシシラン、フエニルジアセトキシシランの
ごときアシロキシシラン類;ビス(ジメチルケトキシメ
ート)メチルシラン、ビス(シクロへキシルケトキシメ
ート)メチルシランのごときケトキシメートシラン類な
どがあげられるがこれらに限定されるものではない。こ
れらのうちではとくにハロゲン化シラン類、アルコキシ
シラン類が好ましい。
本発明においては山)成分である含チツ素塩基性基含有
シラン化合物が用いられる。この成分は組成物の各種被
着体に対する自着性、耐水接着性、耐熱接着性、硬化性
などを改善するための成分である。
前記含チツ素塩基性基含有シラン化合物にはとくに限定
はなく、アミノ基、イミノ基などの含チツ素塩基性基を
有するシラン化合物であるかぎり使用しうる。このシラ
ン化合物はその中のケイ素原子に加水分解性基を有する
ものであるが、加水分解性基としては取扱いやすさの点
からアルコキシ基が好ましく、とくにメトキシ基が好ま
しい。また含チツ素塩基性基は該シラン化合物が加水分
解したのちも加水分解後のシラン化合物に残っているこ
とが好ましい。このような化合物の具体例としては、た
とえば)12 NCH2CH2C8251(OC113
) s、82 NC)+2 CI2 NHCH2CI2
 CH281(OCRl) s、82 NC82C11
2NlICll2CI2 CH25l(C)(s ) 
(OCH3)2、(C2Hso )s S 1cH2c
 I2 CH2NHCH2CI2 NlICll2CI
2 CH2−−Sl (0C2Hs) sなどのアミノ
基および(または)イミノ基含有アルコキシシラン、前
記アミノ基および(または)イミノ基含有アルコキシシ
ランと 、ン化合物との反応生成物、前記アミノ基および(また
は)イミノ基含有アルコキシシランとCH2−C(CH
3) COOCH2CH2C8281(OCH3) 3
、CH2−C(CH3) COOCH2CH2CI2 
Sl (OCH2CI20CH3)sのようなメタクリ
ルオキシシラン化合物との反応生成物などがあげられる
。該反応生成物は、アミノ基および(または)イミノ基
含有アルコキシシラン1モルに対し、エポキシシラン化
合物やメタクリルオキシシラン化合物を0.2〜5モル
混合して室温〜180℃で1〜8時間撹拌することによ
って容易にうろことができる。
前記含チツ素塩基性基含有シラン化合物の使用量は、(
ω成分100部に対して0.01〜20部が好ましく、
0.1〜5部がさらに好ましい。前記使用量が0.01
部未満のばあいには、えられる組成物の接着性を向上さ
せる効果が不充分になりがちであり、20部をこえると
硬化後のゴム物性に悪影響を与えやすい。
本発明の硬化性組成物を硬化させるために、硬化触媒が
必要に応じて用いられる。このような硬化触媒の具体例
としては、たとえばテトラブチルチタネート、テトラプ
ロピルチタネートなどのチタン酸エステル類;ジブチル
スズジラウレート、ジブチルスズマレエート、ジブチル
スズジアセテート、オクチル酸スズ、ナフテン酸スズな
どのスズカルボン酸塩類;ジブチルスズオキサイドとフ
タル酸エステルとの反応物;ジブチルスズジアセチルア
セトナート;アルミニウムトリスアセチルアセトナート
、アルミニウムトリスエチルアセトアセテート、ジイソ
プロポキシアルミニウムエチルアセトアセテートなどの
有機アルミニウム化合物類;ジルコニウムテトラアセチ
ルアセトナート、チタンテトラアセチルアセトナートな
どのキレート化合物類;オクチル酸鉛;ブチルアミン、
オクチルアミン、ジブチルアミン、モノエタノールアミ
ン、ジェタノールアミン、トリエタノールアミン、ジエ
チレントリアミン、トリエチレンテトラミン、オレイル
アミン、シクロヘキシルアミン、ベンジルアミン、ジエ
チルアミノプロピルアミン、キシリレンジアミン、トリ
エチレンジアミン、グアニジン、ジフェニルグアニジン
、2.4.6−トリス(ジメチルアミノメチル)フェノ
ール、モルホリン、N−メチルモルホリン、2−エチル
−4−メチルイミダゾール、l、8−ジアザビシクロ(
5,4,0)ウンデセン−7(DBU)などのアミン系
化合物あるいはそれらのカルボン酸などとの塩;過剰の
ポリアミンと多塩基酸とからえられる低分子量ポリアミ
ド樹脂;過剰のポリアミンとエポキシ化合物との反応生
成物;さらには他の酸性触媒、塩基性触媒などの公知の
シラノール縮合触媒などがあげられる。これらの触媒は
単独で使用してもよく、2種以上併用してもよい。
硬化触媒を用いるばあいの使用量としては、(ω成分1
00部に対して0.01〜50部が好ましく、0.1〜
5部がさらに好ましい。
本発明の組成物には、さらに接着性改良剤、物性調整剤
、保存安定性改良剤、可塑剤、充填剤、硫黄系老化防止
剤、水上化防止剤、リン酸などの一般に使用される老化
防止剤、2,2°−メチレン−ビス(4−メチル−8−
t−ブチルフェノール)、テトラキス〔メチレン−3(
3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニル)プ
ロピオネートコメタンなどのフェノール系ラジカル禁止
剤、2(2°−ヒドロキシ−3°、5゛−ジ−t−ブチ
ルフェニル)ベンゾトリアゾール、ビス(2,2,8,
6−テトラメチル−4−ピペリジン)セバケートなどの
紫外線吸収剤、金属不活性化剤、オゾン劣化防止剤、光
安定剤、アミン系ラジカル連鎖禁止剤、リン系過酸化物
分解剤、クエン酸、滑剤、顔料、発泡剤などの各種添加
剤が必要に応じて用いられる。
前記接着性改良剤としては、一般に用いられている接着
剤やエポキシシラン化合物などのシランカップリング剤
、その他の化合物を用いることができる。このような接
着性改良剤の具体例としては、フェノール樹脂、エポキ
シ樹脂、クマロン−インデン樹脂、ロジンエステル樹脂
、テルペン−フェノール樹脂、α−メチルスチレン−ビ
ニルトルエン共重合体、ポリエチルメチルスチレン、ア
ルキルチタネート類、芳香族ポリイソシアネートなどを
あげることができる。
接着性改良剤の使用量としては、(a)成分 100部
に対して0.01〜50部が好ましく、0.1〜5部が
さらに好ましい。
硬化物の強度、伸びなどの物性を幅広くコントロールす
るために用いられる前記物性調整剤の具体例としては、
たとえば(C)Is )35iOH1(C2H5)35
iOH,(C3H7)35iOHs (C6H5)35
iOH。
(C6H5)2 ’5l(OH)2 、(C6H5)2
91(C)lx)OH。
Cs Hs Sl (CH3) (OH)2、Cs H
s 81 (C)12 CH3) (OH) 2、Cs
 Hs 91(CHり20H,(CH3−10t)28
1 (OH)2、HO−÷81 (CH3) 20→2
−20”HO+S l (Csl(S) 20←2−2
0”HO+81(CaHS) 20→−→5i(CHs
 )20←−−Rq (9+Q −2〜20)、 [以下余白] lo−(−81(CIり 20 +r;汀H。
HO+ 81 (CH3) (C6)1 s) O−1
77丁−H−Ho−(−8l(CsHs)2すr;wH
lo−81(Cs )Is )2−+O8i (CH3
) 2ト「テ]O31(Cs Hs)20H。
HO−8l (CsHs) z÷081(CH3)2)
−−→08i(C+、Hs) 2トーx       
        y −081(Os)Is)20H(x  +y  ”” 
 O〜18)  、IO−+S 1 (Cs)l s)
 (CH3) OトTI]丁士St (C)13) 2
04H。
CH30+S1 (C)b ) (Cs Hs )0ヒ
2−20 CH3、CH304S i (CsHS) 
20す「−「CH3、CH30Si (CsHs) 2
−+081 (CHa) 2h:]r−081(CsH
S) 20 CH3、CHsO81(CsH5) 2→
031(CH3)2←−咲081 (CsHS) 2÷
−y −081(CaH5) 200H3 (X  +y  −0〜18) CH35i(OCH3)3 、(C)13)281(O
CH3)2  、(C)Is CH2) 2 81(O
CHs) 2  、(C)13 )281(OCH2C
Hs )2、(C)Ia CH2) 2 81(00M
2CH3)2、Cs Hs 81 (OCRs) s 
 、(C6H5)2 81(OCH3)z  、(C6
)15)2 5i(OCOCH3)2、(CH3つ)2
81(OCHx) 2、(CHs )281 (OCH
2CH20CH3)2、(CHs CH2)281(O
CH2CH20CH3)2、(CH3)(CH3CH2
)Si (QC)13 )2、Cs )Is Sl (
CH3) (QC)Is )2、Cs Hs 31 (
+’82 CH3) (OCH3) 2  、CH2=
 CH3I(OCOCH3)3  、CH3Sl (O
N  −C(CH3) (C2)1 s) )3、C)
1381 (N (C)13 )2 )3、 CHs 
81 (ON(CH3) (C2Hs) )s、CHs
81(N(CHj)(OCCHa)”)s、CH391
(QC(CH3) −CH2) s  、C)+2− 
C(CH3) C00C82CH2C)1281 (O
CHり s  、H8CH2CH2CH25t(OCH
x)s  、(CH3)3SINH8i(CH3)3、
(CH3)35IN(CH3) 2  、C6H5N−
C0−NHC6Hs 81 (CHs )!    、 (CH3)381−NH−Co−NH−81(CHs 
)3、などの加水分解性基やシラノール基を1個以上含
有するケイ素化合物やこれらケイ素化合物の部分加水分
解縮合物があげられるが、これらに限定されるものでは
ない。なお式中のRは水素原子または炭素数1〜20の
炭化水素基である。
物性調製剤を用いるばあいの使用量は、(ω成分100
部に対して0.01〜50部が好ましく、0.1〜IO
部がさらに好ましい。
前記保存安定性改良剤としては、たとえばケイ素原子に
加水分解性基が結合した化合物やオルト有機酸エステル
をあげることができる。このような保存安定性改良剤の
具体例としては、上記物性調製剤の具体例のうち、ケイ
素原子に加水分解性基が結合した化合物やオルトギ酸メ
チルなどをあげることができる。保存安定性改良剤を用
いるばあいの使用量としては、(ω成分100部に対し
て0.01〜50部が好ましく、0.1〜5部がさらに
好ましい。
前記可塑剤にもとくに限定はなく、一般に用いられてい
る可塑剤が使用できるが、本発明の組成物と相溶性のよ
いものが好ましい。このような可塑剤の具体例としては
、たとえばポリブテン、水添ポリブテン、エチレン−α
−オレフィンオリゴマー、α−メチルスチレンオリゴマ
ー、ビフェニル、トリフェニル、トリアリールジメタン
、アルキレントリフェニル、液状ポリブタジェン、水添
液状ポリブタジェン、アルキルジフェニル、部分水素添
加ターフェニル、パラフィン油、ナフテン油、アタクチ
ックポリプロピレンなど、好ましくは不飽和結合を含ま
ない水添ポリブテン、水添液状ポリブタジェン、パラフ
ィン油、ナフテン油、アククチツクポリプロピレンなど
の炭化水素系化合物類;塩化パラフィン類ニジブチルフ
タレート、ジヘプチルフタレート、ジ(2−エチルヘキ
シル)フタレート、ブチルベンジルフタレート、ブチル
フタリルブチルグリコレートなどのフタル酸エステル類
;ジオクチルアジペート、ジオクチルセバケートなどの
非芳香族2塩基酸エステル類;ジエチレングリコールベ
ンゾエート、トリエチレングリコールジベンゾエートな
どのポリアルキレングリコールのエステル類;トリクレ
ジルホスフェート、トリブチルホスフェートなどのリン
酸エステル類などがあげられる。これらは単独で用いて
もよく、2種以上併用してもよい。これらのうちでは不
飽和基を有さない炭化水素系化合物類が、本発明の組成
物との相溶性が良好で、組成物の硬化速度への影響が小
さく、耐候性が良好で、かつ安価なため好ましい。これ
らの可塑剤は飽和炭化水素系重合体に反応性ケイ素基を
導入する際に、反応温度の調節、反応系の粘度の調節な
どの目的で溶剤のかわりに用いてもよい。可塑剤を用い
るばあいの使用量としては、(ω成分100部に対して
0.1〜500部が好ましく、10〜100部がさらに
好ましい。
前記充填剤の具体例としては、たとえば木粉、パルプ、
木綿チップ、アスベスト、ガラス繊維、炭素繊維、マイ
カ、クルミ穀粉、もみ穀粉、グラファイト、ケイソウ土
、白土、ヒユームシリカ、沈降性シリカ、無水ケイ酸、
カーボンブラック、炭酸カルシウム、クレー、タルク、
酸化チタン、炭酸マグネシウム、石英、アルミニウム微
粉末、フリント粉末、亜鉛末などがあげられる。これら
充填剤のうちでは沈降性シリカ、ヒユームシリカ、カー
ボンブラックなどのチキソトロピック性を有する充填剤
や、炭酸カルシウム、酸化チタン、タルクなどが好まし
い。充填剤を用いるばあいの使用量としては、(ω成分
100部に対して1〜100部が好ましく、50〜20
0部がさらに好ましい。
前記硫黄系老化防止剤としては、メルカプタン類、メル
カプタンの塩類、スルフィドカルボン酸エステル類やヒ
ンダードフェノール系スルフィド類を含むスルフィド類
、ポリスルフィド類、ジチオカルボン酸塩類、チオウレ
ア類、チオホスフェイト類、スルホニウム化合物、チオ
アルデヒド類、チオケトン類、メルカプクール類、メル
カプドール類、モノチオ酸類、ポリチオ酸類、チオアミ
ド類、スルホキシド類などがあげられる。このような硫
黄系老化防止剤の具体例としては、メルカプタン類であ
る2−メルカプトベンゾチアゾール、メルカプタンの塩
類である2−メルカプトベンゾチアゾールの゛亜鉛塩、
スルフィド類である4、4°−チオ−ビス(3−メチル
−e−t−ブチルフェノール) 、4.4°−チオ−ビ
ス(2−メチル−8−t−ブチルフェノール) 、2.
2゜−チオ−ビス(4−メチル−B−t−ブチルフェノ
ール)、ビス(3−メチル−4−ヒドロキシ−5−t−
ブチルベンジル)スルフィド、テレフタロイルジ(2,
6−ジ−メチル−4−t−ブチル−3−ヒドロキシベン
ジルスルフィド、フェノチアジン、2,2°−チオ−ビ
ス(4−オクチルフェノール)ニッケル、ジラウリルチ
オジブロピオネイト、ジステアリルチオジブロピオネイ
ト、ジミリスチルチオジブロピオネイト、ジトリデシル
チオジブロピオネイト、ジステアリルβ、β′−チオジ
ブチレイト、ラウリルーステアリルチオジブロピオネイ
ト、2.2−チオ〔ジエチル−ビス−3(3,5−ジ−
t−ブチル−4−ヒドロキシフェノール)プロピオネイ
ト〕、ポリスルフィド類である2−ベンゾチアゾールジ
スルフィド、ジチオカルボン酸塩類であるチンクジブチ
ルジチオカルバメイト、チンクジエチルジチオカルバメ
イト、ニッケルジブチルジチオカルバメイト、チンクジ
−n−ブチルジチオカルバメイト、ジブチルアンモニウ
ムジブチルジチオカルバメイト、チンクエチルーフェニ
ルージチオ力ルバメイト、チンクジメチルカルバメイト
、チオウレア類であるI−ブチル−3−オキシ−ジエチ
レン−2−チオウレア、ジ−ロートリル−チオウレア、
エチレンチオウレア、チオホスフェイト類であるトリラ
ウリルトリチオホスフェイトなどをあげることができる
。前記のごとき硫黄系老化防止剤は、他の老化防止剤に
比べて本発明の組成物に用いたばあい、主鎖の熱による
分解劣化を大幅に防止することができ、表面タック(ベ
トッキ)の発生などを防止することができる。前記硫黄
系老化防止剤の使用量としては、(a)成分100部に
対して0.01〜50部が好ましく、0.1〜5部がさ
らに好ましい。
上記のごとき本発明の硬化性組成物では、反応性ケイ素
基を有する飽和炭化水素系重合体を用いるため゛、耐候
性が必要とされる用途に用いたばあい、オキシアルキレ
ン系重合体のような従来のゴム系重合体よりなる組成物
などとくらべて、著しく耐候性、耐熱性がよく、湿気遮
断性や耐水性がよい硬化物かえられる。また前記重合体
には反応性ケイ素基が含有されており、さらに含チツ素
塩基性基含有シラン化合物が使用されているため、各種
被着体、たとえばガラス、アルミニウム、天然ゴム、ブ
チルゴム、エポキシ、アクリル、塩ビ、ナイロン、トタ
ンなどの各種基材にもブライマー処理なしで強固に接着
し、耐水接着性、耐熱接着性などが良好で、かつ硬化時
間も短くなる。それゆえ、接着剤や粘着剤、塗料、複層
ガラス用シーリング剤などの密封材組成物、防水剤、吹
付材、型取り用材料、注型ゴム材料などとして好適に使
用されうる。
つぎに本発明の硬化性組成物を実施例にもとづき、さら
に詳細に説明する。
製造例1 両末端の約92%に、イソプロペニル基を有する分子量
が約5.000のイソブチレン系重合体40gおよびト
ルエン2gを100 mlの4つロフラスコに秤取し、
90℃で2時間減圧脱気した。つぎにチッ素雰囲気下に
て室温で塩化白金酸触媒溶液21.7μg (+(2P
tCl s  ・81120のイソプロピルアルコール
/テトラヒドロフランが容量比で1/2の0.006I
Ilol#!溶液)を加えたのち、−度加熱撹拌して室
温にもどしてからメチルジクロロシラン2.47 gを
加え、90℃で16時間反応させた。
反応溶液中の前記インブチレン系重合体の残存イソプロ
ペニル基の量をIRスペクトル分析法により定量したと
ころ、はとんど残存していなかった。
つぎにオルトギ酸メチル4.7ml、メタノール17m
1を加え、70℃で3時間反応させた。この時点で反応
系のpHは約7になり、中性となった。
揮発分を減圧留去したのち、残留物にヘキサン120 
mlを加えてよくかきまぜ、不溶物を濾過により取り除
いた。濾液からヘキサンを留去し、両末端に−81(C
Hs ) (OCH3)2基を有するイソブチレン系重
合体をえた。
NMR法により分子末端の約86%に前記反応性ケイ素
基が導入されていることがわかった。
製造例2 末端ヒドロキシ水添ポリブタジェン(ポリエーテル11
A1三菱化成工業■製)  800gに対し、NaOC
H3のMeOH溶液(濃度28%) 178 gを添加
し、130℃で脱揮しなからオキシメタル化反応を行な
った(約5時間)。そののち3−クロロ−2−メチル−
1−プロペン99.1gを添加し、90℃で3時間反応
させたのち精製した。
えられた液状ポリマーをNMR法およびGPC法で分析
したところ、全末端の76%にイソプロペニル基を導入
した平均分子ffi 3500の重合体であった。
前記平均分子En 3500の重合体40gおよび塩化
白金酸触媒溶液 13.5μ、1?  ()!2Ptc
#s ・8 II 2oの0.2IDo1 /IIのイ
ソプロピルアルコール溶液)ならびにメチルジクロロシ
ラン4.6gを用い、製造例1と同様にして85℃で8
時間反応させたのち、オルトギ酸メチル8.7ml、メ
タノール3.2mlを加えて70℃で3時間反応させた
反応溶液中の残存インプロペニル基の量をIRスペクト
ル分析法により定量したところ、はとんど残存していな
かった。またNMR法により反応性ケイ素基の定量をし
たところ、分子末端のインプロペニル基のほぼ100%
が (CH30) 2 Sl (CHs )CH2C1l 
(C)(3)C)120−基になっていることかわかっ
た。
実施例1〜5および比較例1〜2 第1表に示すように製造例1〜2でえられた重合体およ
びその他の成分を配合し、均質な組成物を調製した。え
られた組成物を用いてアルミニウムを基材とし、JIS
 K 8854によるT字剥離強度およびJIS K 
8850による引張剪断強度を測定した。結果を第1表
に示す。
[以下余白] 第1表の結果から、含チツ素塩基性基含有シラン化合物
を添加することにより、T字剥離強度および引張剪断強
度が大きく改善されることがわかる。
[発明の効果コ 本発明の硬化性組成物を用いると、優れた接着性、耐候
性、耐熱性、耐水性などを有する硬化物かえられる。ま
た本発明の硬化性組成物は各種被着体に対してブライマ
ー処理なしでも強固に接着し、耐水接着性および耐熱接
着性が良、好である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1(a)ケイ素原子に結合した水酸基または加水分解性
    基を有し、シロキサン結合を形成することにより架橋し
    うるケイ素含有基を少なくとも1個有する飽和炭化水素
    系重合体および(b)含チッ素塩基性基含有シラン化合
    物 を含有してなる硬化性組成物。 2 前記ケイ素含有基が一般式(1): ▲数式、化学式、表等があります▼(1) (式中、R^1およびR^2はいずれも炭素数1〜20
    のアルキル基、炭素数6〜20のアリール基、炭素数7
    〜20のアラルキル基または (R′)_3SiO−(R′は炭素数1〜20の1価の
    炭化水素基であり、3個のR′は同じであってもよく、
    異なっていてもよい)で示されるトリオルガノシロキシ
    基であり、R^1またはR^2が2個以上存在するとき
    、それらは同じであってもよく、異なっていてもよい、
    Xは水酸基または加水分解性基であり、2個以上存在す
    るとき、それらは同じであってもよく、異なっていても
    よい、aは0、1、2または3、bは0、1または2、
    ただしa+mb≧1、またm個の ▲数式、化学式、表等があります▼ におけるbは同じである必要はない、mは0または1〜
    19の整数)で表わされる基である特許請求の範囲第1
    項記載の組成物。 3 一般式(1)中のXが水素原子、水酸基、アルコキ
    シ基、アシルオキシ基、ケトキシメート基、アミノ基、
    アミド基、アミノオキシ基、メルカプト基またはアルケ
    ニルオキシ基であり、Xが2個以上存在するとき、それ
    らは同じであってもよく、異なっていてもよい特許請求
    の範囲第2項記載の組成物。 4 一般式(1)中のXがアルコキシ基である特許請求
    の範囲第2項記載の組成物。 5 前記飽和炭化水素系重合体がイソブチレン系重合体
    または水添ポリブタジエン系重合体である特許請求の範
    囲第1項記載の組成物。 6 前記イソブチレン系重合体または水添ポリブタジエ
    ン系重合体の数平均分子量が500〜30000である
    特許請求の範囲第5項記載の組成物。 7 含チッ素塩基性基含有シラン化合物が、アミノ基お
    よび(または)イミノ基含有アルコキシシランまたはそ
    れから誘導された化合物である特許請求の範囲第1項記
    載の組成物。 8 含チッ素塩基性基含有シラン化合物の添加量が、前
    記飽和炭化水素系重合体100重量部に対して0.01
    〜20重量部である特許請求の範囲第1項記載の組成物
    。 9 (a)ケイ素原子に結合した水酸基または加水分解
    性基を有し、シロキサン結合を形成することにより架橋
    しうるケイ素含有基を少なくとも1個有する飽和炭化水
    素系重合体および(b)含チッ素塩基性基含有シラン化
    合物 を含有してなる接着剤。
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