JPH01167813A - 光ファイバとフェルールの一体化方法 - Google Patents

光ファイバとフェルールの一体化方法

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JPH01167813A
JPH01167813A JP32522187A JP32522187A JPH01167813A JP H01167813 A JPH01167813 A JP H01167813A JP 32522187 A JP32522187 A JP 32522187A JP 32522187 A JP32522187 A JP 32522187A JP H01167813 A JPH01167813 A JP H01167813A
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JP
Japan
Prior art keywords
ferrule
optical fiber
tension member
integrating
plastic tube
Prior art date
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Pending
Application number
JP32522187A
Other languages
English (en)
Inventor
Zenichi Nakamura
善一 中村
Tetsuo Shibagaki
柴垣 哲男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ube Exsymo Co Ltd
Original Assignee
Ube Nitto Kasei Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は光ファイバとフェルールの一体化方法に関し、
特に、光ファイバとフェルールとを樹脂成形体で一体化
する方法に関する。
(従来の技術) 光ファイバ同士を接続するコネクタは、接続時にフェル
ールに直接外力が負荷されないような構成のフェルール
浮動タイプのコネクタとフェルールに外力が直接伝わる
簡易形タイプに大別される。
簡易形タイプとしては、■金属製フェルールを使用し、
コネクタ部材も金属から構成するもの、■フェルール先
端部のみにセラミックスキャピラリーを嵌合した金属製
のもの、■フェルールその他のコネクタ部材の全てをプ
ラスチックから構成するもの、などが既に提案されてい
る。
しかじ前2者は、フェルールの回り止め部を形成したり
、フェルールを本体に圧入するため高い工作精度が要求
され、工数等から高価格になり、また、プラスチックか
ら全体を構成する場合は大量生産が可能である反面、精
度、強度、環境特性に劣るという問題がある。
そこで、例えば、特開昭61−7811号公報には、セ
ラミックスなどの高硬度部材と、光ファイバ及びこれに
続く光ファイバ芯線が樹脂による一体成形で固定支持さ
れた構成の光コネクタフェルールが提案されている。
ところで、光ファイバには各種の構造のものが提供され
ており、その一種として、光ファイバ心線の外周に補強
用のテンションメンバを配置したものがあるが、特に、
このような構造の光ファイバを上記公報に開示されてい
る方法で一体化する場合に以下に説明する問題があった
(発明が解決しようとする問題点) すなわち、チンジョンメンバを有する光ファイバとフェ
ルールとを一体化する際には、テンションメンバもフェ
ルールと一体化することが望ましいが、テンションメン
バを単にフェルールの外周に配置しただけでは均一にな
らないので、例えば、接着剤で仮止めする方法や、リン
グ状の締具で仮止めする方法が考えられる。
しかし、接着剤を主体として用いる方法では、接着剤が
フェルールの挿入部に付着して、接続時の伝送損失が大
きくなるので、フェルールの清掃をしなければならず、
また、接着剤を用いるとその硬化に時間がかかり、生産
効率が低下するという問題があった。
一方、締具を使用して仮止めする方法では、生産効率は
接着剤を用いる場合よりも向上するが、締具の締め付け
が過大になると接続時の伝送損失に影響を与えるという
危惧があった。
本発明は叙上の問題に鑑みてなされたものであって、そ
の目的とするところは、生産効率が良く、接続時の伝送
損失に影響を及ぼすことがない光ファイバとフェルール
の一体化方法を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明は、テンションメン
バを有する光ファイバと、前記光ファイバ挿通用の細孔
を有する硬質のフェルールとを樹脂成形体で一体化する
方法において、前記テンションメンバを前記フェルール
の外周に配置した後に、このテンションメンバの外周に
可撓性のプラスチックチューブを覆着して、前記テンシ
ョンメンバと前記フェルールとを仮止めすることを特徴
とする。
(実 施 例および作 用) 以下、本発明の好適な実施例について、添付図面を参照
にして詳細に説明する・。   、第1図および第2図
は、本発明に係る光ファイバとフェルールの一体化方法
の一実施例を示している。
同図に示す一体化方法は、第2図にその完成状態を示す
ように、光ファイバ10と、この光ファイバ10が挿通
される軸方向に貫設された細孔12を有する硬質のフェ
ルール14とを、射出成形される樹脂成形体16で一体
化させる。
上記光ファイバ10は、ナイロン等の1次被覆を施され
た芯線10aと、芯線10aの外周に配置されたケブラ
ー繊維などのテンションメンバ10bと、塩化ビニル樹
脂などからなる2次被覆10cとから構成され、2次被
覆10cを剥離した芯線10aが上記フェルール14の
細孔12a内に挿通され、最先端部は1次被覆を剥離し
て、キャピラリ一部12bに予め接着固定される。
ここで使用されるフェルール14は、ステンレスなどの
金属若しくはセラミックスなどの硬質部材から構成され
、円筒状のフェルール本体14aと、この本体14aの
外周に嵌着固定され、両端に径の異なる環状部14bを
突設したリング14Cとから形成されており、環状部1
4bは樹脂成形体16との結合を強化するために設けで
ある。
そして、光ファイバ10の芯線10aがフェルール14
のキャピラリ一部12bに固定されると、剥離された2
次被8110 cの部分のテンションメンバ10bは、
適宜本数毎にほぐされ、フェルール本体14aの後部側
の外周にほぼ均一に配置される。
次いで、テンションメンバ10bの外周に両端が開口し
た可撓性を有するプラスチックチューブ18が覆着され
、テンションメンバ10bとフェルール本体14aとが
仮止めされ、しかる後にこれを型内にセットして樹脂成
形体16が射出成形される。
ここで使用されるプラスチックチューブ18は、可撓性
を有する軟質ないしは硬質の熱可塑性樹脂が使用でき、
特に、熱収縮性のものを使用して、これをテンションメ
ンバ10bの外周に覆着させた状態で加熱して収縮させ
れば、より確実に仮止め出来るので好ましい。
また、プラスチックチューブ18の全周に多数の貫通孔
を予め穿設することも有効な方法であり、このようにし
ておけば射出された樹脂が貫通孔からテンションメンバ
10b側に流入し、固化後により大きな固着強度が得ら
れる。
さらに、プラスチックチューブ18の肉厚を変更したり
、あるいは、その素材の軟化溶融温度を射出樹脂よりも
低く設定することで、樹脂が射出されたときにこれが軟
化溶融ないしは同化するようにすることも、固着強度を
向上させる方法として有効になる。
さらにまた、プラスチックチューブ18の長さは、第1
図に示すように、かなり長くして光ファイバ10の2次
被覆10cに被せるようにし、且つ、さらにその長さを
樹脂成形体16の後端近傍間で延長すれば射出成形型に
対してチューブが、パツキンの効果を奏して、樹脂洩れ
が殆どなくなるので好しく、この場合には、チューブ1
8に縦方向のカット線をおいても良く、第3図に示すよ
うに、覆着部分の約2倍程度の長さでも良い。
上記樹脂成形体16として使用できる樹脂は、射出成形
が可能な熱可塑性樹脂であって、一般にエンジニアリン
グプラスチックとして分類されているものや汎用プラス
チック、例えば、ABS樹脂、ポリアミド樹脂、軟硬質
ポリ塩化ビニル樹脂。
ポリアセタール樹脂ポリブチレンテレフタレート樹脂、
ポリカーボネート樹脂などが推奨され、ポリフェニレン
サルファイド(P P S)樹脂等射出成型の金型温度
が120℃を超えるものは、光ファイバ10の2次被覆
10cに軟質塩ビを使用しているときには、この被覆1
0cが軟化溶融する倶れがあるので、これを回避するた
めに金型が複雑な冷却構造となるため適当でない。
この実施例の樹脂成形体16は、全体としてほぼ円筒状
に成形され、前端側に上記フェルール14の先端部を突
出させるとともに、この先端部の外周に図外のスリーブ
が嵌着されるリング溝24を画成する円筒部26が形成
されている。
そして、円筒部26の後端には、環状突起28が形成さ
れ、この環状突起28の後端面がフェルール14を軸方
向に付勢する部材の係止部となっているとともに、円筒
部26の外周には環状突起28の前端から軸方向に延び
る突部29が形成され、この突部29は、円筒部26の
外周に嵌着され、図外のカップリングナツトと螺着され
るアダプタ部材のガイド兼フェルール14の廻り止め用
の係止部となっている。
また、樹脂成形体16の後部側には、屈曲保護用のゴム
フードを被着する環状凹部32が設けられている。
さて、以上のような構成で光ファイバ10とフェルール
14とを一体化させる本発明方法では、可撓性のプラス
チックチューブ18をフェルール14の外周に配置され
たテンションメンバ10b上に被で、少量の瞬間接着剤
などを滴下して、仮止“めが行われるので、作業時間は
極短時間で済み、しかも、硬化時間はもちろん不要であ
り、作業環境を汚染することもない。
また、従来の接着剤を使用する方法では、接着剤の使用
量がバラツキ、一定射出量で射出成形すると、樹脂量の
過少や過多がかなりの頻度で生じていたが、本発明方法
では、一定寸法と形状とを有する一プラスチックチュー
ブ18を使用して仮止めするので、射出量を一定にして
もこのような問題が発生せず、安定した設計通りの樹脂
成形体16が得られる。
さらに、プラスチックチューブ18による仮止めは、締
具による機械的な仮止めと異なり、チューブ18の保有
する可撓性で全周に亘って均一に行われるので、接続時
の伝送損失に影響を及ぼすこともない。
なお、内径3.0mm、厚み0.1龍、長さ12鰭のF
EP樹脂製熱収縮チューブを使用し、上記第1図および
第2図の一体化方法で得られたものは、光ファイバ10
の耐引張力が50kg以上になることが確認されている
(発明の効果) 以上実施例で詳細に説明したように、本発明に係る光フ
ァイバとフェルールの一体化方法によれば、接着剤を使
用しないので、射出量が一定で安定した形状の樹脂成形
体が得られるとともに、硬化時間が不要でかつ、フェル
ール挿入部の清掃も不要になり、短時間に仮止めができ
、生産性が大幅に向上する。
また、締具によるカシメのように、大きな力が作用せず
、しかも仮止めが均一に行われるので、接続時の伝送損
失に及ぼす影響が極めて小さくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明方法にががる光ファイバと
フェルールの一体化の一実施例を示す断面図説明図、第
3図は同第二実施例を示す断面説明図である。 10・・・・・・光ファイバ 10b・・・テンションメンバ 12・・・・・・細 孔 14・・・・・・フェルール 16・・・・・・樹脂成形体

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)テンションメンバを有する光ファイバと、前記光
    ファイバ挿通用の細孔を有する硬質のフェルールとを樹
    脂成形体で一体化する方法において、前記テンションメ
    ンバを前記フェルールの外周に配置した後に、このテン
    ションメンバの外周に可撓性のプラスチックチューブを
    覆着して、前記テンションメンバと前記フェルールとを
    仮止めすることを特徴とする光ファイバとフェルールと
    の一体化方法。
  2. (2)上記プラスチックチューブは、その全周に多数の
    貫通孔が設けられていることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載の光ファイバとフェルールの一体化方法
  3. (3)上記プラスチックチューブは、射出成形により溶
    融軟化または同化することを特徴とする特許請求の範囲
    第1項または第2項に記載の光ファイバとフェルールの
    一体化方法。
  4. (4)上記プラスチックチューブは、熱収縮性熱可塑性
    樹脂からなることを特徴とする特許請求の範囲第1項ま
    たは第2項に記載の光ファイバとフェルールの一体化方
    法。
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