JPH048518A - 熱可塑性樹脂成形品の成形方法 - Google Patents
熱可塑性樹脂成形品の成形方法Info
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
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Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は射出成形部品本体とインサート部品とが一体
化された射出成形部品を射出成形する熱可塑性樹脂成形
品の成形方法に関する。
化された射出成形部品を射出成形する熱可塑性樹脂成形
品の成形方法に関する。
[従来の技術]
一般に、例えば内視鏡や処置具等の一部の部品として熱
可塑性のプラスチック材料によって射出成形された射出
成形品が使用されている。この種のものとして従来から
射出成形部品本体とは別体のインサート部品を例えば金
属材料によって形成し、このインサート部品を射出成形
品本体に一体的に接合させた構成の一体接合部品が開発
されている。
可塑性のプラスチック材料によって射出成形された射出
成形品が使用されている。この種のものとして従来から
射出成形部品本体とは別体のインサート部品を例えば金
属材料によって形成し、このインサート部品を射出成形
品本体に一体的に接合させた構成の一体接合部品が開発
されている。
第8図はこの種の一体接合部品の一例を示すもので、1
は略箱状の射出成形部品本体、2はこの射出成形部品本
体1の一端面に形成された略円筒状の連結筒部、3はこ
の射出成形部品本体1−の連結筒部2の内周面に一体的
に接合された金属製の管体(インサート部品)である。
は略箱状の射出成形部品本体、2はこの射出成形部品本
体1の一端面に形成された略円筒状の連結筒部、3はこ
の射出成形部品本体1−の連結筒部2の内周面に一体的
に接合された金属製の管体(インサート部品)である。
そして、上記−体接合部品の成形時には射出成形品本体
1の成形型内に管体3を予め配設したのち、この成形型
のキャビティ内に加熱溶融された熱可塑性樹脂材料を充
填することにより、射出成形部品本体1とインサート部
品である管体3とを一体化させた射出成形部品を射出成
形するようになっている。
1の成形型内に管体3を予め配設したのち、この成形型
のキャビティ内に加熱溶融された熱可塑性樹脂材料を充
填することにより、射出成形部品本体1とインサート部
品である管体3とを一体化させた射出成形部品を射出成
形するようになっている。
[発明が解決しようとする課題]
上記従来の方法ではインサート部品である管体3が射出
成形品本体1とは異なる材質の場合には射出成形部品本
体1とインサート部品である管体3とを一体化させる一
体接合部品の射出成形時にインサート部品である管体3
の外周面1aと射出成形部品本体1の連結筒部2の内周
面2aとの間に空隙が形成され易いので、インサート部
品である管体3の外周面3aと射出成形部品本体1の連
結筒部2の内周面2aとの間の気密性を確保しにくい問
題があった。
成形品本体1とは異なる材質の場合には射出成形部品本
体1とインサート部品である管体3とを一体化させる一
体接合部品の射出成形時にインサート部品である管体3
の外周面1aと射出成形部品本体1の連結筒部2の内周
面2aとの間に空隙が形成され易いので、インサート部
品である管体3の外周面3aと射出成形部品本体1の連
結筒部2の内周面2aとの間の気密性を確保しにくい問
題があった。
また、インサート部品である管体3が金属材料によって
形成されている場合には成形型内で射出成形品本体1の
みを射出成形させたのち、射出成形品本体1の成形型の
外部で射出成形部品本体1の連結筒部2の内周面2aに
インサート部品である管体3を加熱しながら圧入したり
、或いは超音波等を使用して圧入する方法もある。この
場合にはインサート部品である管体3の外周面3aと射
出成形部品本体1の連結筒部2の内周面2aとの間の気
密性を確保することができる。しかしながら、この方法
では射出成形部品本体1の射出成形後にインサート部品
の圧入作業か必要になるので、一体接合部品の製作が面
倒なものとなる問題があった。さらに、インサート部品
の形状が複雑な場合には射出成形部品本体1にインサー
ト部品を圧入することができないので、インサート部品
と射出成形部品本体1との間の気密性を確保することが
できない問題があるうえ、インサート部品が非金属材料
によって形成されている場合も同様に射出成形部品本体
1にインサート部品を圧入することができないので、こ
の場合もインサート部品と射出成形部品本体1との間の
気密性を確保することができない問題がある。
形成されている場合には成形型内で射出成形品本体1の
みを射出成形させたのち、射出成形品本体1の成形型の
外部で射出成形部品本体1の連結筒部2の内周面2aに
インサート部品である管体3を加熱しながら圧入したり
、或いは超音波等を使用して圧入する方法もある。この
場合にはインサート部品である管体3の外周面3aと射
出成形部品本体1の連結筒部2の内周面2aとの間の気
密性を確保することができる。しかしながら、この方法
では射出成形部品本体1の射出成形後にインサート部品
の圧入作業か必要になるので、一体接合部品の製作が面
倒なものとなる問題があった。さらに、インサート部品
の形状が複雑な場合には射出成形部品本体1にインサー
ト部品を圧入することができないので、インサート部品
と射出成形部品本体1との間の気密性を確保することが
できない問題があるうえ、インサート部品が非金属材料
によって形成されている場合も同様に射出成形部品本体
1にインサート部品を圧入することができないので、こ
の場合もインサート部品と射出成形部品本体1との間の
気密性を確保することができない問題がある。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、インサ
ート部品と射出成形部品本体との間の気密性を確保する
ことができるとともに、製作の容易化を図ることができ
る熱可塑性樹脂成形品の成形方法を提供することを目的
とするものである。
ート部品と射出成形部品本体との間の気密性を確保する
ことができるとともに、製作の容易化を図ることができ
る熱可塑性樹脂成形品の成形方法を提供することを目的
とするものである。
[課題を解決するための手段]
この発明は熱可塑性樹脂の射出成形部品本体の成形型内
に前記射出成形部品本体とは別体のインサート部品を予
め配設したのち、この成形型のキャビティ内に加熱溶融
された熱可塑性樹脂材料を充填して前記射出成形部品本
体と前記インサート部品とが一体化された射出成形部品
を射出成形する熱可塑性樹脂成形品の成形方法において
、前記インサート部品を前記成形型内に装着する前に、
前記インサート部品における前記射出成形部品本体との
接合部位に放射線架橋型合成樹脂材料によって形成され
た被覆層を接着剤層を介して接着させる被覆層接着工程
を設けた方法である。
に前記射出成形部品本体とは別体のインサート部品を予
め配設したのち、この成形型のキャビティ内に加熱溶融
された熱可塑性樹脂材料を充填して前記射出成形部品本
体と前記インサート部品とが一体化された射出成形部品
を射出成形する熱可塑性樹脂成形品の成形方法において
、前記インサート部品を前記成形型内に装着する前に、
前記インサート部品における前記射出成形部品本体との
接合部位に放射線架橋型合成樹脂材料によって形成され
た被覆層を接着剤層を介して接着させる被覆層接着工程
を設けた方法である。
[作用コ
インサート部品を成形型内に装着する前に、インサート
部品における射出成形部品本体との接合部位に放射線架
橋型合成樹脂材料によって形成された被覆層を接着剤層
を介して接着させ、この状態で次に熱可塑性樹脂の射出
成形部品本体の成形型内にインサート部品を配設したの
ち、続いてこの成形型のキャビティ内に加熱溶融された
熱可塑性樹脂材料を充填して射出成形部品本体とインサ
ート部品とが一体化された射出成形部品を射出成形する
ことにより、インサート部品と射出成形部品本体との間
の気密性を確保するとともに、製作の容易化を図るよう
にしたものである。
部品における射出成形部品本体との接合部位に放射線架
橋型合成樹脂材料によって形成された被覆層を接着剤層
を介して接着させ、この状態で次に熱可塑性樹脂の射出
成形部品本体の成形型内にインサート部品を配設したの
ち、続いてこの成形型のキャビティ内に加熱溶融された
熱可塑性樹脂材料を充填して射出成形部品本体とインサ
ート部品とが一体化された射出成形部品を射出成形する
ことにより、インサート部品と射出成形部品本体との間
の気密性を確保するとともに、製作の容易化を図るよう
にしたものである。
[実施例]
以下、この発明の一実施例を第1図乃至第6図を参照し
て説明する。
て説明する。
第1図は例えば内視鏡や処置具等の一部の部品の要部構
成を示すもので、11は成形部品本体である。この成形
部品本体11は例えばポリエチレン等の熱可塑性のプラ
スチック材料によって略箱状に形成されたものである。
成を示すもので、11は成形部品本体である。この成形
部品本体11は例えばポリエチレン等の熱可塑性のプラ
スチック材料によって略箱状に形成されたものである。
この成形部品本体11の一端面略中央部位には略円筒状
の連結筒部12が突設されている。
の連結筒部12が突設されている。
さらに、この連結筒部12の内周面には第2図に示すよ
うに金属製の管体(インサート部品)13が一体的に接
合されている。この場合、管体13における成形部品本
体11との接合部位には第3図に示すように例えば放射
線架橋ポリエチレンチューブによって形成される被覆層
14の内周面に例えばEVA (エチレンビニルアセテ
ート)系のホットメルト型接着剤等の接着剤層15が塗
布された2層構造の放射線架橋型合成樹脂チュブTが接
着されている。この2層構造の放射線架橋型合成樹脂チ
ューブTとしては市販品では例えば住友電工製のスミチ
ューブ02C,WBCが使用可能である。
うに金属製の管体(インサート部品)13が一体的に接
合されている。この場合、管体13における成形部品本
体11との接合部位には第3図に示すように例えば放射
線架橋ポリエチレンチューブによって形成される被覆層
14の内周面に例えばEVA (エチレンビニルアセテ
ート)系のホットメルト型接着剤等の接着剤層15が塗
布された2層構造の放射線架橋型合成樹脂チュブTが接
着されている。この2層構造の放射線架橋型合成樹脂チ
ューブTとしては市販品では例えば住友電工製のスミチ
ューブ02C,WBCが使用可能である。
また、第4図および第5図は上記成形部品本体11の射
出成形用の成形型16を示すものである。
出成形用の成形型16を示すものである。
この成形型16は固定側のキャビティ型17と移動側の
コア型18とによって形成されている。この場合、コア
型18には成形部品本体11の内面形状と略同形状のコ
ア19とこのコア19を支持する支持部材20とが設け
られている。さらに、キャビティ型17の内部には成形
部品本体11の外面形状と略同形状の空間によって形成
されるキャビティ21、コア型18の移動をガイドする
コア型ガイド部22、成形部品本体11の成形材料とな
る熱可塑性の溶融樹脂の供給路23、この供給路23か
ら送られる溶融樹脂をキャビティ21内に射出するゲー
ト24および管体13の装着穴25がそれぞれ設けられ
ている。そして、キャビティ型17のコアギガ41部2
2内にはコア型18が第4図中に実線で示す待機位置か
ら同図中に仮想線で示す成形位置までスライド可能に設
けられている。
コア型18とによって形成されている。この場合、コア
型18には成形部品本体11の内面形状と略同形状のコ
ア19とこのコア19を支持する支持部材20とが設け
られている。さらに、キャビティ型17の内部には成形
部品本体11の外面形状と略同形状の空間によって形成
されるキャビティ21、コア型18の移動をガイドする
コア型ガイド部22、成形部品本体11の成形材料とな
る熱可塑性の溶融樹脂の供給路23、この供給路23か
ら送られる溶融樹脂をキャビティ21内に射出するゲー
ト24および管体13の装着穴25がそれぞれ設けられ
ている。そして、キャビティ型17のコアギガ41部2
2内にはコア型18が第4図中に実線で示す待機位置か
ら同図中に仮想線で示す成形位置までスライド可能に設
けられている。
次に、上記熱可塑性樹脂成形品の成形方法について説明
する。
する。
まず、成形部品本体11の成形時には管体13を成形型
16の装着穴25内に装着する前に、管体13における
成形部品本体11の連結筒部12の内周面との接合部位
に2層構造の放射線架橋型合成樹脂チューブTを接着剤
層15を介して接着する(被覆層接着工程)。
16の装着穴25内に装着する前に、管体13における
成形部品本体11の連結筒部12の内周面との接合部位
に2層構造の放射線架橋型合成樹脂チューブTを接着剤
層15を介して接着する(被覆層接着工程)。
その後、この成形型16の装着穴25内に管体13をセ
ットする(インサート部品セット工程)。
ットする(インサート部品セット工程)。
この場合、管体13の外周面における放射線架橋型合成
樹脂チューブTの被覆部分はキャビティ21の連結筒部
12成形空間内に露出された状態で保持させる。この状
態で、次にキャビティ型17内のコア型18を第4図中
に実線で示す待機位置から同図中に仮想線で示す成形位
置までスライドさせる。さらに、コア型18を成形位置
にセットさせた状態で、続いて第6図に示すようにキャ
ビティ型17の溶融樹脂供給路23に熱可塑性の溶融樹
脂を供給し、この溶融樹脂をゲート24を介してキャビ
ティ21内に射出させることにより、キャビティ21内
に加熱溶融された熱可塑性樹脂材料を充填して成形部品
本体11とインサート部品である管体13とを一体化さ
せた射出成形部品を射出成形する(射出成形工程)。
樹脂チューブTの被覆部分はキャビティ21の連結筒部
12成形空間内に露出された状態で保持させる。この状
態で、次にキャビティ型17内のコア型18を第4図中
に実線で示す待機位置から同図中に仮想線で示す成形位
置までスライドさせる。さらに、コア型18を成形位置
にセットさせた状態で、続いて第6図に示すようにキャ
ビティ型17の溶融樹脂供給路23に熱可塑性の溶融樹
脂を供給し、この溶融樹脂をゲート24を介してキャビ
ティ21内に射出させることにより、キャビティ21内
に加熱溶融された熱可塑性樹脂材料を充填して成形部品
本体11とインサート部品である管体13とを一体化さ
せた射出成形部品を射出成形する(射出成形工程)。
そこで、上記方法によればインサート部品である管体1
3を成形型16内に装着する前に、この管体13におけ
る成形部品本体11との接合部位に放射線架橋型合成樹
脂材料によって形成された被覆層14を接着剤層15を
介して接着させ、この状態で次に成形型16内に管体1
3を配設したのち、続いてこの成形型16のキャビティ
21内に加熱溶融された熱可塑性樹脂材料を充填して成
形部品本体11と管体13とが一体化された射出成形部
品を射出成形するようにしたので、インサト部品である
管体13の外周面と放射線架橋型合成樹脂チューブTの
内周面との接合部分はチュブTの内層側の接着剤層15
によって気密に密着させることができるとともに、成形
部品本体11の連結筒部12の内周面とチューブTの外
層側の被覆層14との間は射出成形時の熱によって気密
に融着させることかできる。そのため、インサート部品
である管体13が射出成形品本体11とは異なる材質の
場合であっても従来のように射出成形時にインサート部
品である管体13の外周面と連結筒部12の内周面との
間に空隙が形成されることを防止することができるので
、インサート部品である管体13と成形部品本体11の
連結筒部12との間の気密性を確保することができる。
3を成形型16内に装着する前に、この管体13におけ
る成形部品本体11との接合部位に放射線架橋型合成樹
脂材料によって形成された被覆層14を接着剤層15を
介して接着させ、この状態で次に成形型16内に管体1
3を配設したのち、続いてこの成形型16のキャビティ
21内に加熱溶融された熱可塑性樹脂材料を充填して成
形部品本体11と管体13とが一体化された射出成形部
品を射出成形するようにしたので、インサト部品である
管体13の外周面と放射線架橋型合成樹脂チューブTの
内周面との接合部分はチュブTの内層側の接着剤層15
によって気密に密着させることができるとともに、成形
部品本体11の連結筒部12の内周面とチューブTの外
層側の被覆層14との間は射出成形時の熱によって気密
に融着させることかできる。そのため、インサート部品
である管体13が射出成形品本体11とは異なる材質の
場合であっても従来のように射出成形時にインサート部
品である管体13の外周面と連結筒部12の内周面との
間に空隙が形成されることを防止することができるので
、インサート部品である管体13と成形部品本体11の
連結筒部12との間の気密性を確保することができる。
さらに、成形部品本体11の連結筒部12の内周面にイ
ンサート部品である管体13を加熱しながら圧入したり
、或いは超音波等を使用して圧入する方法に比べて製作
の容易化を図ることもできる。
ンサート部品である管体13を加熱しながら圧入したり
、或いは超音波等を使用して圧入する方法に比べて製作
の容易化を図ることもできる。
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではない
。
。
例えば、第7図に示す他の実施例のようにインサート部
品である管体31の外周面に2層構造の放射線架橋型合
成樹脂チューブTを3重に積層させて気密製を一層高め
る構成にしてもよい。この場合、管体31の外周面には
第1の2層構造放射線架橋型合成樹脂チューブ32、こ
のチューブ32の外周面には第2の2層構造放射線架橋
型合成樹脂チューブ33、このチューブ33の外周面に
は第3の2層構造放射線架橋型合成樹脂チューブ34が
それぞれ接着されている。また、これらの第1、第2、
第3の各チューブ32.33.34は被覆層32a、3
3a、34aの内周面に接着剤層32b、33b、34
bが塗布されており、最外層の第3の2層構造放射線架
橋型合成樹鮨チューブ34の被覆層34aが連結筒部1
2の内周面に熱溶融されるようになっている。
品である管体31の外周面に2層構造の放射線架橋型合
成樹脂チューブTを3重に積層させて気密製を一層高め
る構成にしてもよい。この場合、管体31の外周面には
第1の2層構造放射線架橋型合成樹脂チューブ32、こ
のチューブ32の外周面には第2の2層構造放射線架橋
型合成樹脂チューブ33、このチューブ33の外周面に
は第3の2層構造放射線架橋型合成樹脂チューブ34が
それぞれ接着されている。また、これらの第1、第2、
第3の各チューブ32.33.34は被覆層32a、3
3a、34aの内周面に接着剤層32b、33b、34
bが塗布されており、最外層の第3の2層構造放射線架
橋型合成樹鮨チューブ34の被覆層34aが連結筒部1
2の内周面に熱溶融されるようになっている。
さらに、2層構造の放射線架橋型合成樹脂チューブTは
放射線架橋ポリエチレンチューブによって形成される被
覆層14の内周面にポリアミド系のホットメルト型接着
剤等の接着剤層15が塗布されたもの、市販品では例え
ば(株)レイケム製のサーモフィツトチューブHTAT
が使用可能である。または、放射線架橋ポリアミドチュ
ーブによって形成される被覆層14の内周面にポリアミ
ド系のホットメルト型接着剤等の接着剤層15か塗布さ
れたもの、市販品では例えば(株)レイケム製のデュラ
シールが使用可能である。
放射線架橋ポリエチレンチューブによって形成される被
覆層14の内周面にポリアミド系のホットメルト型接着
剤等の接着剤層15が塗布されたもの、市販品では例え
ば(株)レイケム製のサーモフィツトチューブHTAT
が使用可能である。または、放射線架橋ポリアミドチュ
ーブによって形成される被覆層14の内周面にポリアミ
ド系のホットメルト型接着剤等の接着剤層15か塗布さ
れたもの、市販品では例えば(株)レイケム製のデュラ
シールが使用可能である。
また、成形部品本体11は2層構造の放射線架橋型合成
樹脂チューブTと相溶性がよい材料であればよく、例え
ばEVA(エチレンビニルアセテート)、ポリアミド系
樹脂等が使用可能である。
樹脂チューブTと相溶性がよい材料であればよく、例え
ばEVA(エチレンビニルアセテート)、ポリアミド系
樹脂等が使用可能である。
さらに、2層構造の放射線架橋型合成樹脂チューブTの
内層の接着剤層15は例えばエポキシ系、シリコン系、
アクリル系の一般的な接着剤や、シール材、粘着剤であ
ってもよい。
内層の接着剤層15は例えばエポキシ系、シリコン系、
アクリル系の一般的な接着剤や、シール材、粘着剤であ
ってもよい。
また、インサート部品は金属以外の材料であってもよい
。
。
さらに、その他この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々
変形実施できることは勿論である。
変形実施できることは勿論である。
[発明の効果]
この発明によればインサート部品を成形型内に装着する
前に、インサート部品における射出成形部品本体との接
合部位に放射線架橋型合成樹脂材料によって形成された
被覆層を接着剤層を介して接着させる被覆層接着工程を
設けたので、インサート部品と射出成形部品本体との間
の気密性を確保することができるとともに、製作の容易
化を図ることができる。
前に、インサート部品における射出成形部品本体との接
合部位に放射線架橋型合成樹脂材料によって形成された
被覆層を接着剤層を介して接着させる被覆層接着工程を
設けたので、インサート部品と射出成形部品本体との間
の気密性を確保することができるとともに、製作の容易
化を図ることができる。
第1図乃至第6図はこの発明の一実施例を示すもので、
第1図はインサート部品と射出成形部品本体との一体接
合部品を示す斜視図、第2図は第1図の■−■線断面図
、第3図は2層構造熱収縮チューブを示す斜視図、第4
図は成形型内にインサート部品を配設した状態を示す縦
断面図、第5図は成形型の溶融樹脂供給路を示す正面図
、第6図は射出成形状態を示す縦断面図、第7図は他の
実施例を示す要部の横断面図、第8図はインサト部品と
射出成形部品本体との一体接合部品を示す縦断面図であ
る。 11・・・成形部品本体、13・・・管体(インサート
部品) 14・・・被覆層、15・・・接着剤層、1
6・・・成形型、21・・・キャビティ。 出願人代理人 弁理士 坪井 淳 第 図 第6図 第7図 tJ4図 り1 第 図 第8図
第1図はインサート部品と射出成形部品本体との一体接
合部品を示す斜視図、第2図は第1図の■−■線断面図
、第3図は2層構造熱収縮チューブを示す斜視図、第4
図は成形型内にインサート部品を配設した状態を示す縦
断面図、第5図は成形型の溶融樹脂供給路を示す正面図
、第6図は射出成形状態を示す縦断面図、第7図は他の
実施例を示す要部の横断面図、第8図はインサト部品と
射出成形部品本体との一体接合部品を示す縦断面図であ
る。 11・・・成形部品本体、13・・・管体(インサート
部品) 14・・・被覆層、15・・・接着剤層、1
6・・・成形型、21・・・キャビティ。 出願人代理人 弁理士 坪井 淳 第 図 第6図 第7図 tJ4図 り1 第 図 第8図
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 熱可塑性樹脂の射出成形部品本体の成形型内に前記射出
成形部品本体とは別体のインサート部品を予め配設した
のち、この成形型のキャビティ内に加熱溶融された熱可
塑性樹脂材料を充填して前記射出成形部品本体と前記イ
ンサート部品とが一体化された射出成形部品を射出成形
する熱可塑性樹脂成形品の成形方法において、 前記インサート部品を前記成形型内に装着する前に、前
記インサート部品における前記射出成形部品本体との接
合部位に放射線架橋型合成樹脂材料によって形成された
被覆層を接着剤層を介して接着させる被覆層接着工程を
設けたことを特徴とする熱可塑性樹脂成形品の成形方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11091690A JPH048518A (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | 熱可塑性樹脂成形品の成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11091690A JPH048518A (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | 熱可塑性樹脂成形品の成形方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH048518A true JPH048518A (ja) | 1992-01-13 |
Family
ID=14547886
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11091690A Pending JPH048518A (ja) | 1990-04-26 | 1990-04-26 | 熱可塑性樹脂成形品の成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH048518A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006145096A (ja) * | 2004-11-18 | 2006-06-08 | Taisei Plas Co Ltd | 熱交換器とその製造方法 |
JP2010264719A (ja) * | 2009-05-18 | 2010-11-25 | Nissei Plastics Ind Co | チューブ状容器の成形金型 |
JP2016120648A (ja) * | 2014-12-25 | 2016-07-07 | ダイセルポリマー株式会社 | 複合成形体とその製造方法 |
-
1990
- 1990-04-26 JP JP11091690A patent/JPH048518A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006145096A (ja) * | 2004-11-18 | 2006-06-08 | Taisei Plas Co Ltd | 熱交換器とその製造方法 |
JP2010264719A (ja) * | 2009-05-18 | 2010-11-25 | Nissei Plastics Ind Co | チューブ状容器の成形金型 |
JP2016120648A (ja) * | 2014-12-25 | 2016-07-07 | ダイセルポリマー株式会社 | 複合成形体とその製造方法 |
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