JPH01167476A - エンジン圧縮機の制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はエンジン駆動型圧縮機において複数台の圧縮機
を運転制御する制御装置に関する。

（従来技術とその問題点） 従来、複数台の圧縮機を運転制御する方法として、モー
タ駆動型圧縮機における台数制御方式がある。

この制御方式は、特開昭４８−９２９０５号公報に示す
ように複数台の圧縮機をロークリ方式で順次起動する場
合、集合配管内の圧力検知用圧力スイッチからの圧力低
下信号に基づき、第５図に図示する一定の始動効果待ち
時間Ｔｒを経た後、次号機に始動信号が発せられ始動が
なされると共に、以降同様の順序で始動制御を行うよう
になっている。

しかしながら、このような運転制御方式は、モータ駆動
型の圧縮機のように始動信号入力後、比較的短時間で始
動動作が完了する場合にはよいが、エンジン駆動型の圧
縮機のように、その始動に際して、クランキング−予熱
−スタータモータ起動−エンジン始動−アイドリング等
、その始動が完了するまでに複雑な操作を要するものに
は不向きである。

即ち、始動信号が発令されてから負荷運転に移行するま
での時間がモータ駆動型に比べ長い為、始動効果待ち時
間Ｔ「を経ても該圧縮機の始動効果があられれない（集
合配管内圧力の上昇に至らない）間に始動待機中の次号
機に始動指令が発せられる虞れがある。

この、エンジンの始動開始から始動完了までの時間は、
外気温又はエンジンの出力、さらには水温の状況等によ
り変動する為、状況によっては必要以上の圧縮機が始動
停止を繰り返すこととなる。

（発明の目的） 本発明は、以上の問題点に鑑み複数台のエンジン駆動型
圧縮機を運転制御する場合、始動過程にある圧縮機が始
動を完了し、全負荷運転へ移行可能な状態となった後に
次号機の始動準備時間をカウントするように構成するこ
とによって、始動過程にある圧縮機の始動効果が表われ
ないうちに次号機に始動信号が発せられたり、また、こ
れにより必要以上の圧縮機が始動停止を繰り返すことを
防止したエンジン圧縮機の制御装置を提供することを目
的とする。

（構　成） 以上の目的を達成する為に、本発明は複数のエンジン駆
動型圧縮機を運転制御する制御装置であって、該制御装
置には前記各エンジン圧縮機を一定の順序で運転制御す
る集中制御盤と、個々のエンジン圧縮機を始動及び停止
制御するコントローラとを有し、前記各装置の制御によ
り前始動エンジン圧縮機が負荷運転状態に移行後次号機
の始動準備時間をカウントするようにしたことを特徴と
する。

（実施例） 以下、本発明の実施例を第１図ないし第３図により説明
する。

Ｐは直流電源のプラスで、Ｎはマイナスを示し、該電源
間にはエンジン圧縮機ｌの始動及び停止制御用のコント
ローラ２が接続し、別置の集中制御盤３内に配置された
連動信号入力接点４及び始動指令信号入力接点５のＯＮ
、ＯＦＦにより駆動されるようになっている。そして、
前記集中制御盤２は複数台あるエンジン圧縮機を消費側
（図示せず）における圧縮空気使用状況に応して、各々
を第３図に示すロータリ方式若しくは設定順序順に従い
始動停止する機能を有し、その信号は前記連動信号スイ
ッチ４及び始動指令信号スイッチ５に入力される。

また、ＲＵＸは単一のエンジン圧縮機が始動を開始した
ときにＯＮ、一方所定の始動手順を完了し負荷運転状態
に入った際にＯＦＦとなって集中制御盤３に信号を送信
する為のリレーで、該集中制御盤は前記信号を受けて次
号機始動の要否を判断し、以下に述べる所定の次号機の
始動準備時間のカウントを行い、しかる後次号機を始動
させる。

以下第３図及び第４図に基づきその作用について説明す
る。

まず、集中制御盤の連動信号入力接点４のＯＮにより、
ｎないしｎ＋４号機までのエンジン圧縮機が連動状態と
なり、次いで始動信号入力接点５のＯＮによりコントロ
ーラ２が駆動し、図示せざる制御回路により第４図中Ａ
点にてエンジンのクランキングが開始される。そして以
降Ｂ点に至る太１時間の間に予熱−スタータモータ起動
−エンジン始動環一連の始動動作が成され、次に０点に
至る±２時間の間該エンジンのアイドリングが成され名
。

そして、所定時間のアイドリングが完了すると前記Ｃ点
以降圧縮機はいつでも全負荷運転に移行できる体制に入
る。この一連の動作中、予熱時間は通常エンジンの冷却
水温度及び外気温の高低に応じ自動的に調節されると共
に、前記冷却水温度が短時間のうちに一定温度に上昇し
た場合には前記アイドリング時間も短縮される等、常時
最短時間で全負荷運転へ移行できるように設定されてい
る。

そして、このアイドリングが完了した時点でリレーＲＵ
ＸがＯＦＦとなり、この時点より次号機の始動準備時間
Ｔ１時間がカウントされる。それと共に、その以降にお
いて消費側で圧縮空気の使用量が増大し、前記ｎ号機か
らの空気量に不足が生じた場合集中制御盤側から始動信
号が発せられ、次号機であるｎ＋１号機の始動が開始さ
れ、以降同様の順序でその次号機が始動されてゆく。

なお、本実施例で説明したエンジン圧縮機の設定台数は
２台以上であれば何台でもよく、また、その始動も次号
機の始動準備時間を経た後次号機を始動する制御方式で
あればその始動順序は本実施例に限定されるものでない
。

（発明の効果） 以上詳述したように本発明によれば、複数台のエンジン
圧縮機をロータリ方式にて運転制御する際において、前
始動エンジン圧縮機が負荷運転状態に移行した後、次号
機の始動準備時間をカウントするようにしたので、外気
温等の季節的状況変化又は該エンジンの水温さらには個
々のエンジン特性の相違等に応じて、前記次号機の始動
準備時間を設定変更する必要がなくなると共に、必要以
上の圧縮機が始動停止を繰り返すこともな（なる

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明制御装置の概要図、第２図は集中制御盤
に対する負荷運転移行信号の入力端子、第３図は本発明
装置に基づくエンジン圧縮機の運転順序説明図、第４回
はエンジン圧縮機の始動過程を示す説明図、第５図はモ
ータ駆動型圧縮機における従来の始動過程を示す説明図
である。 １、、、、、圧縮機　　　２．、、、、　　コントロー
ラ３、、、、、集中制御盤

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 複数のエンジン駆動型圧縮機を運転制御する制御装置で
   あって、該制御装置には前記各エンジン圧縮機を一定の
   順序で運転制御する集中制御盤と、個々のエンジン圧縮
   機を始動及び停止制御するコントローラとを有し、前記
   各装置の制御により前始動エンジン圧縮機が負荷運転状
   態に移行後次号機の始動準備時間をカウントするように
   したことを特徴とするエンジン圧縮機の制御装置。