JPH01167158A - 径演算における予測制御方法 - Google Patents

径演算における予測制御方法

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JPH01167158A
JPH01167158A JP32862687A JP32862687A JPH01167158A JP H01167158 A JPH01167158 A JP H01167158A JP 32862687 A JP32862687 A JP 32862687A JP 32862687 A JP32862687 A JP 32862687A JP H01167158 A JPH01167158 A JP H01167158A
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JP
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reel
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calculation
winding
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JP32862687A
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Hitoshi Yamamoto
均 山本
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Yaskawa Electric Corp
Original Assignee
Yaskawa Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、鉄板1紙、フィルム等の長尺材料をコイル状
に巻き取ったり、コイル状に巻かれた長尺材料を加工す
るた約に使用する巻取制御機器における径演算の予測制
御方法に関する。
〔従来の技術〕
この種の巻取制御機器においては、巻取の際に長尺材料
が切断したり歪みが生じないように、張カ一定制御が行
われる。この制御を行うためには、巻取リール又は巻出
リールの巻取径に応じたトルクを、リール駆動モーフに
より発生する必要がある。リールの径を直接測定する場
合もあるが、直接測定しない場合には、演算によってリ
ール径を求める。
従来の径演算方法を第5図に示す。同図において、■は
基準ロール、2はリール、3は基準ロール1の回転数を
検出する基準ロールパルスシェ不レーク、4はリール2
の回転数を検出するリールパルスジェネレータである。
ある一定のサンプリング時間内に、基準ロールパルスジ
エネレーク3より得た基準ロール1の回転数ヲN1、リ
ールパルスジェネレーク4より得たリール2の回転数を
N2 とし、このサンプリンタ時間に材料が進んだ長さ
Lは、基準ロールlの直径をDI、’)−ル2の現在径
をD2 とすると、次のようになる。
まず基準ロール1において、 L−π×D1×N1 また、リール2において、 L−πx D2 x N2 したがって、両式を等しいとおくと、このときのリール
2の直径は、次式で求められる。
D2−(πX NI X DI)/(π×N2)   
・・・(1)〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、基準ロール1と材料との間にスリップを
生じた場合には、(1)式中のπxN+xDlは、材料
の進んだ長さLとは一致しないことになり、(1)式で
求めたD2 はリール本来の直径とは異なったものとな
る。したがって、このD2を連続的に使用して巻取制御
等を行った場合に、安定した制御を実現することが困難
となるという問題があった。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであ
り、基準ロール1と材料との間にスリップが生じた場合
においても、リール径D2 の近値を予測し、その予測
値を用いて巻取制御を行うことにより、制御の安定化を
図ることを目的とする。
〔問題点を解決するだめの手段〕
この目的を達成するため、本発明の径演算における予測
制御方法は、長尺材料の移動速度を検出する直径り、 
の基準ロールの回転数N1  と、前記長尺材料を巻き
取り又は巻き出す巻取又は巻出リールの回転数N2 と
に基づいて、該リールの巻径D2を演算し、この巻径D
2に応じて巻取制御機器の制御を行う制御系において、 所定時間毎に前記リールの巻径D2 を演算によって求
め、今回の演算値D2 と前回の演算値D2−との径変
化量△D2 が、前記長尺材料の板厚と基準ロールの回
転量とにより推定される径の変化量に対して近値である
かどうかを判定し、近値である場合にはその径変化量△
D2 を現在の径変化量△D、として記憶、更新し、前
記径変化量△D2が異常値であった場合には、前記径変
化量△Ds を前回の径演算値D2−に加算又は減算し
た値D2Sを今回のリールの巻径D2 として前記巻取
制御機器の制御を行うことを特徴とする。
〔作用〕
本発明の径演算における予測制御方法は、次の手順に従
って行う。
■ 径演算値D2の判定 前記の(1)式に基づく径演算を行うたびに、今回の演
算値D2と前回の演算値D2−との変化量△D2を求め
る。この△D2 について、前回の変化量に対して増加
しているか又は減少しているかの確認をする。同時に、
△D2 が材料の板厚とその期間でのリールの回転量に
よる径の変化量と近値であるかどうかの確認を行い、正
常値か異常値(スリップを生じた場合等)かを判別する
■ 径変化量△D、の予測 前回の、正常値であると判別した径演算値D2が得られ
たときの径変化量△D2 と、リールのパルス変化量△
P2 と、現在カウント中のリールのパルス変化量△P
、とに基づいて、現在の径変化量ΔDs を算出する。
△D3−(△D2/△P2)X△P、・・・・・・(2
)■ 径変化量△Ds の適用 ■で述べた判別により、径の変化量△D2 が異常値時
である場合には、■での予測径変化量△D5を用いて、 D2S−D2+△D5 (巻取リール)]:]hs−D
2−△D、巻出リール)を求め、この予測径D2Sを今
回の径D2 として採用する。
以上の■〜■の手順によって巻取制御系の制御を行う。
〔実施例〕
第1図は、本発明の予測制御方法の手順を例示したフロ
ーチャート、第2図はその方法を実施するだめの制御系
の構成を示すブロック図である。
第2図において、5は基準ロールパルスジェネレータ3
の出力パルスを計数する第1のカウンタ、6はリールパ
ルスジェネレータ4の出力パルスを計数する第2のカウ
ンタを示している。
以下、第1図及び第2図に示す実施例に基づいて、本発
明の予測制御方法を具体的に説明する。
1、 径演算値D2 の判定 まず、径演算のサンプリングタイムを、第2図に示した
リール2の一定回転数n毎とする。すなわち、第2のカ
ウンタ6が一定パルス数を計数したときの第1のカウン
タ5の出力値を径演算器7に取り込む。径演算器7では
、前記(1)式の演算を行って、リール2の径D2 を
算出する。その値は、例えばFIFOメモリのような、
新しい値が格納される度に古い値が出力される構成の前
回径メモリ8に格納される。経度化量算出部9では、前
回径メモリ8から出力された前回の径演算値D2−に対
する今回の径演算値D2の径変化量ΔD2を求め、リー
ル2が巻取側であれば、増加方向、巻出側では減少方向
であることを確認する。この径変化量ΔD2 は、径変
化量メモ1月Oに格納される。
次に、正常異常判別部11ては、リール2の一定回転数
nの間に変化する材料の巻数(−n)と、材料の最大板
厚t、さらに板厚のばらつきを考慮した係数k(例えば
1.5倍)の3つの積ntkを求緬、径変化量△D2 
の絶対値が上記3つの積より小さいかどうかを確認する
。この確認のとれたものを正常値、とれなかったものを
異常値とする。
2、 系の予測制御 第2図に示す径変化予測制御部12では、上記1゜にお
いて正常値としたサンプリングが2回連続した場合に、
そのD2の変化量△D2と、サンプリング期間に変化し
たリールパルス数△P2を求める。
リールパルス変化と径変化の関係を一定のものと仮定し
、サンプリング中のリールパルス変化が△PSであった
とすると、径の変化予測値ΔDSは次のように求められ
る。
ΔD5−(ΔD2/△P2)×ΔP。
したがって、次回の径D2Sは、前回の径D2 とΔD
sを用いて巻取側でD2.−D2+△DS(巻出側では
D2S=D2−△D、)となることが予測できる。
3、 径演算値D2 と予測値D2Sの使用方法(i)
正常値から異常値に変化した場合このときには、正常異
常判別部11の異常信号出力により第2図のスイッチ部
S観、、 SW2 及びSW3 を切り換え、その回の
径演算値D2 の代わりに、径変化予測制御部12で算
出した予測値D2Sを径として採用する。
(11)異常値から正常値に変化した場合前回の径演算
値D2S−と今回の径演算値D2に基づいて1の判定を
行い、正常値と判定したときには今回の径演算値D2 
を採用する。
(iii )異常値が連続した場合 前回のD2S−と今回のD25との差を△D2とみなし
、予測制御を継続する。
第3図及び第4図は、以上の制御方法を示す説明図であ
る。第3図では、径演算正常時の径演算値と予測制御値
を示し、第4図は径演算異常時の径演算値と予測制御値
を示している。
第3図において、八Pは前回のサンプリング期間におけ
る径演算時のカウントパルス量、ΔDはそのときの径変
化量である。現在のサンプリング期間におけるカウント
パルス量ΔP1 は、ポイント1において正常か異常か
の判定がなされ、正常である場合には、その径演算値が
今回の径変化量ΔD′ として採用される。同様に、次
回のポイント2において演算結果の判定が行われ、正常
であるときはその演算結果が採用される。
なお、第3図においては、径演算正常時にも径予測値を
使用して、サンプリンタ時間内における補間を行う例を
示している。すなわち、第3図のaで示す実線は、(1
)式に基づく径演算値を示しており、bで示す破線は、
径予測値を示している。
この径予測制御における径演算は、ΔP、ΔP1という
サンプリング期間で行われるが、そのサンプリング期間
中の△P1 のカウント時間においては、△D1 だけ
径が変化していることが予測される。そこで、ΔD1−
(△D/△PBXΔP1という演算を行い、その値を現
在の径として制御を行う。
ポイント1以降については、今回の径演算時のパルスカ
ウント値△P1及び径演算値△D′を使用し、△P、を
カウントした時点において、△D、’−(△D’/△P
′)×△P1′  という径予測値を用いる。
これにより、きめこまかな巻取装置制御を行うことが可
能となる。
第4図は、前回の径演算値が異常であった場合の処置に
ついての例を示している。すなわち、ポイント1におけ
る判別の結果が異常と出た場合には、線aのように前回
の径演算結果をそのまま保持させておく。そして、線す
に沿った予測制御を行うために、サンプリング期間ΔP
1  における径の変化予測値△D、を次のようにして
求める。
△D1−(△D/△P)x△P1 そして、この予測値△D、を現在の径として巻取装置制
御を行う。次のポイント2においても判別結果が異常と
出た場合には、同じく次のサンプリング期間△P2にお
ける径の変化予測値△D2を次のようにして求める。
△D2=(△D/△P)X△P2 次のサンプリング結果が現れるポイント3において、異
常が解消されて判別結果が正常であると出た場合には、
その径演算値を採用して制御を続行する。
このようにして、径の演算結果が異常であった場合にお
いても、巻取装置の制御を続行することができる。
〔発明の効果〕
以上に説明したように、本発明においては、径演算によ
って算出されたサンプリング時間毎のリール径の変化が
異常であった場合には、前回算出した経度化分より現在
のリール径を予測し、その予測値に基づいて巻取制御装
置の制御を行う。このように、径演算値を管理すること
により、基準ロールと材料との間にスリップ等が生じて
径演算値が異常値となった場合にも、この予測制御によ
って、定張力制御5周速制御を安定して行うことができ
る。このような演算は、一般の制御用のロジックコント
ローラ内で処理できるた袷、新たな機器の導入を必要と
せず、コスト的に有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の処理手順を示すフローチャー
ト、第2図は本発明を適用した制御系の構成例を示すブ
ロック図、第3図は径演算正常時の径演算値と予測制御
値を示すクラブ、第4図は径演算異常時の径演算値と予
測制御値を示す説明図、第5図は従来の径演算方法の説
明図である。 に基準ロール   21巻取又は巻出リール3:基準ロ
ールパルスジェネレータ 4゛リールパルスジエネレータ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、長尺材料の移動速度を検出する直径D_1の基準ロ
    ールの回転数N_1と、前記長尺材料を巻き取り又は巻
    き出す巻取又は巻出リールの回転数N_2とに基づいて
    、該リールの巻径D_2を演算し、この巻径D_2に応
    じて巻取制御機器の制御を行う制御系において、 所定時間毎に前記リールの巻径D_2を演算によって求
    め、今回の演算値D_2と前回の演算値D_2_−との
    径変化量ΔD_2が、前記長尺材料の板厚と基準ロール
    の回転量とにより推定される径の変化量に対して近値で
    あるかどうかを判定し、近値である場合にはその径変化
    量ΔD_2を現在の径変化量ΔD_Sとして記憶、更新
    し、前記径変化量ΔD_2が異常値であった場合には、
    前記径変化量ΔD_Sを前回の径演算値D_2_−に加
    算又は減算した値D_2_Sを今回のリールの巻径D_
    2として前記巻取制御機器の制御を行うことを特徴とす
    る径演算における予測制御方法。
JP32862687A 1987-12-24 1987-12-24 径演算における予測制御方法 Pending JPH01167158A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999029604A1 (de) * 1997-12-10 1999-06-17 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren und anordnung zur vorhersage und regelung einer papierwickelkenngrösse bei einer papierwickelvorrichtung

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52117263A (en) * 1976-03-30 1977-10-01 Tokyo Shibaura Electric Co Device for detecting diameter of coil

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