JPH01163556A - 燃焼装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は主にファンヒーター等の様に、燃焼排気を室内
に排出する燃焼装置に関むる。

（ロ）従来の技術 上記ファンヒーター等に用いる燃焼装置では、例えは特
開昭６１−１９０２４４号公報、特開昭６１−５５５４
６号公報にて示されている如く、送風機によって強制的
にバーナーの燃焼用−次空気及び二次空気を供給し、て
いるが、ファンに一ターの温風出力を広範囲に変化許せ
た場合　上記燃焼用二１次空気必要量の供給を安定して
行うことが難しく、二次空気過多によるリフト燃焼、成
るいはバーナー炎孔部の過熱による逆火等を生しるとい
う問題がある。

（ハ）発明が解決しようとする課題 本発明はファンの送風量変化に対応して、必要二次空気
量を供給することにより、安定した燃焼を行なうことを
目的とする。

（ニ）課題を解決するための手段 本発明は一端部に排気孔他端部に吸気孔を設（づた燃焼
室、該燃焼室の内部に炎孔を排気孔側に向（Ｊて収納し
た／＜−す上記排気孔と温風吹出口との間の吸引路に装
着したファンとからなり、」二記＝２− 燃焼室の他端部に吸引路と連通ずる流出孔を設けて成る
ものである。又燃焼室をその一端部側を上に位置して立
設すると共に、ファンを燃焼室の上方に配置し、かつ流
出孔を燃焼室内側にてガイド板にて被覆し、このガイド
板と燃焼室壁との間に、吸気孔より燃焼室内にｄｔ大し
た空気の一部を流出孔に導く補助流路を形成して成るも
のである。

くホ）　作　　　用 バーナの燃焼時には、ファンの回転により吸気孔より燃
焼室内に吸気され、その一部は必要二次空気としてバー
ナの炎孔部に供給され、外の一部は余剰二次空気として
流出孔より直接ファンに吸引される。

（へ）実施例 本発明の実施例を先ず第１図に基つき説明すると、〈１
）は温風暖房機の外装ケースで　前面下部に温風吹出口
（２）を設けていると共に、背面り部に吸引口（３）を
開口し、かっこの吸引口にはフィルター（４）を着脱自
在に装着している。

（５）は上記外装ケース（１）内のＨ方寄りに配設した
燃焼室で、第２図にても示す様に前面部（６）と底面部
く７）を−帯に構成した前板（８）と、左右の側板（９
）（９）と、上面板（１０）と後面部（１１）とを一体
に構成した後板（１２）とから主に構成していると共に
、上記前板（８）の前面部（６）と後板（１２）の上面
部（１０）間にυト気孔（１３）を開口し、か一つ正ｊ
板（８）の底面部〈７〉と後板（１２）間には、吸気孔
（１４〉を開口している。

（１５）は上記燃焼室（５）内の底部に立設したブンゼ
ン式のガス／＼−ナーで、長手方向一端部にガス供給孔
り１６）を有し、かつ上面に炎孔（１７〉を設げた混合
管（１８）と、Ｆ−記炎孔（１７）の上方を包囲し、　
’Ｃ−次燃焼室（１９〉を形成するケース板（２０）と
から主に構成している。

（２１）は上記外装ケース（１）内の燃焼室く５〉下方
に配設したクロスフローファンで、図示しないモータに
−〔回転駆動きれ、室内空気を一］−記吸引口（３）よ
り外装ケース（１）内に吸引した後、その−部を吸気孔
（１４）を通して燃焼室（５）内に吸引する一４＝ と共に、一部を燃焼室（５）の上面部（１ｏ〉の上方を
経由した後、燃焼室（５〉前板（８〉の前方を通して温
風吹出口（２）より吐出する。

（２２）はと２燃焼室（５）のと面部（１ｏ）並びに前
板（８）の前面部（６）と外装ケース（１−との間に装
着した仕切板で、これと外装ケース（１〉との間に上記
吸引口（３）から吸引した空気の一部を導＼冷却用通路
（２３）を形成していると共に、前板（８）の前面部（
６）との間に上記クロスフロ−ファン（２１）の吸引路
（２４〉を区画形成し、かっこの吸引路は上面部（１０
）の上方を介して吸引口（３）に連通している。

又−Ｆ記前板（８）の底面部（７）には、触部の外装ケ
ース（１）内を上下に区画する底体切板（２５）を連結
しでいると共に、この底体切板には上記吸引口（３）と
吸引路り２４）とを連通する通気孔（２６〉を穿設して
いる。尚この底面部（７〉には、燃焼室（５）内と上記
クロスフローファン（２１）の吸引路り２４）とを連通
し、かつ上記吸気孔（１４）よりも開口率の少ない流出
孔（２７）を穿設している。

而してクロスフローファン（２１）を回転すると共ニカ
スバーナ（１５）を点火燃焼すると、吸引口（３）より
外装ケース（１）内に室内空気を吸引し、その一部は冷
却通路（２３〉を通って温風吹田口（２）より噴出し、
又一部は燃焼室（５）の後方より吸気孔（１４）を通っ
て燃焼室（５）内の底部に流入（、た後、−部は混合管
（１８）の周囲を燃焼室（５）の内面に沿って上昇し、
燃焼炎（２８）部分に二次空気として供給される。

更に上記燃焼室（５）内底部に流入した空気の一部は、
流出孔（２７）を通って直接クロスフローファンに吸引
される。尚ガスバーナ（１５）の燃焼によって生した燃
焼熱気は、排気孔（１３）より吸引路（２４）内に流出
し、触部にで上記吸引口く３）から吸引きれた室内空気
と混合しながら温風吹出口（２）より噴出きれる。

又吸引口（３）から吸引された室内空気の一部は、」−
２通気孔〈２６）を通って直接クロスフローファン（２
１）に至り、温風吹出口く２）から噴出する温度の分布
むらを防止する。

ここで上記流出孔＜２７〉を通過リーる空気量＝は、ク
ロスフローノアン（２１）の回転数の増減に応して増減
する為１、−れにより吸引路〈２４）側の吸引力が緩和
きれ、その結果ガス／＜−す（１５）の混合管（１８）
周囲を経て供給される二次空気の流れが緩和されて、こ
の二次空気の変動が低減し安定供給が行える。

尚本発明の燃焼装置の実験結果を第５図にて示す。使用
燃料ガスは、メタン（ＣＨ４）：　８５％、プロパン（
Ｃ３Ｈ３）：　１５％を用い−〔いる。表中の横軸は混
合管（１８）内の予混合気の空気過剰不入を示し、継軸
は吸引路（２４）内のサンプリングポイント（２９）か
ら採集した排気ガス中のＣ○／　ＣＯ２及びＮＯ２の値
を示す。（表中のＮＯ２の値は空気過剰不入−１，０の
排ガス濃度に換算した値である。） そしてガスバーナ（１５）ｓ、大燃焼時の燃焼特性で、
実線は本発明のもの、破線は流出孔（２７）を設けない
場合を示し、流出孔（２７）を設けない場合には、燃焼
量の可変幅を広くｒると燃焼量を変化させる際の火炎の
状態を維持するのに、二次空気流による火炎の揺動を規
制できない為炎の著し、い伸長、ＣＯの発生、燃焼室（
５）の過熱を避けるため、二次空気過多とする必要があ
り、火炎温度が）−昇する傾向が生しる。一方体発明で
は、燃焼量の可変幅を広く設けても可変させられる燃焼
量に応した必要ニー次空気流れが比較的安定しており、
火炎温度が十昇することなく窒素酸化物の生成を抑制す
ることができる。

更に第６図は本発明の他の実施例を示すもので、共通部
分については、同一符号を用いて以下に詳述する。

（１）は温風暖房機の外槽ノ１゛−スで、上部に吹出部
（３０）を上下方向に回転自在に装着し７ていると共に
、背面に吸引孔〈３）を開口し、かつこの吸引孔にはフ
ィルター（４）を着脱自在に装着している。

又上記外装ケース（１）内は、内部を仕切板〈３１）に
て前後に区画し、その後方空室（３２）内に内部にガス
バーナ（１５）を収納した燃焼室（５）を構成している
と共に、前方空室〈３３）内に電磁弁（３４）（３４）
、ガバナ（３５〉等を収納している。尚上記燃焼室（５
）は、第７図及び第８図にても示す様にその前面上部に
排気孔（１３）を開口していると共に、後面小部に吸気
孔（１４）を開口し、かつ前面下部に上記吸気孔（１４
）よりも開口率の少ない流出孔（２７〉を穿設している
。

（３６）は上記流出孔（２７）をその燃焼室（５）内側
より被覆するガイ［板で、先端を上記ガスバーナ（１５
）の混合！（１８）真下追伸ばしていると共に、上記燃
焼室（５）の底壁（３７）との間に、上記吸気孔（１４
）より燃焼室（５）内に流入した空気の一部を流出孔〈
２７〉に導く補助流路（３８）を形成している。

一方上記吹出部（３０）内には、上記後方空室（３２）
の上部に連なるファンケース（３９〉を収納していると
共に、このファンケース内にはシロラフファン＜４０）
を収納（７、かつ上記ファンケース（３９）には温風吹
出口（２〉を連設している。

而して、−殻内な室内の暖房を行う場合には、吹出ＩＰ
（３０）をその吹田口（２）が水平成るいは水平より少
し下方を向くように回転操作した後、運転＝９− スイッチ等を操作して運転を開始する事で、シロラフフ
ァン（１９）（１９）が回転すると共に、カスバーナ（
１５）にガス供給し、又これと同時に図示しない点火プ
ラグにて放電してガスバーナ（１５）を点火燃焼する。

そして上記シロラフファン（４０）の回転、並ひにガス
パーサ（１５）の燃焼によっ−Ｃ、ガスバーナの燃焼熱
気は、燃焼室（５）の排出口り１３）よりファンケース
（３９〉−温風吹出（ｒ（２）と流れる。又これによ−
）て吸引口（３〉よりフィルター（４）を通して室内空
気が吸引され、その一部は吸気孔（１４ンより燃焼用空
気としてガスバーナ（１５）に供給され、一部は燃焼室
（５）の周囲を通りファンケース＜３９）に吸引された
後、温風吹出口（２）より噴出する。

又−上記吸気孔（１４）より燃焼室（５）内に流入した
空気の一部は、補助流路（３８）を経て流出孔（２？）
より燃焼室（５）外へ流出する。

（ト）発明の効果 本発明の構成により、流出孔を設けたことでファンの回
転数変化によるバーナの炎孔部に供給する二次空気量の
変動を緩和し、これによりニー次空気を安定供給するこ
とで、火炎形状の均整化と火炎温度の均一化を計り、燃
焼排気ガス中の窒素酸化物を低減することが′Ｃ′きる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の側面縦断面図、第２図は同しく燃・焼
室の分解斜視図、第３図は同しく燃焼室の一部破断によ
る斜視図、第４図は同しく要部の平面図、第５図は特性
図、第６図は本発明の池の実施例を示す側面縦断面図、
第７図は同し、：要部の分解斜視図、第８図は同しく要
部の一部破断による斜視図である。 （５）・・・燃焼室、（１３）・・・排気孔、（１４）
・・・吸気孔、（１５）・・・ガスノスーナ、（２１）
・・・イノロスフローファン、（２４）・・・吸引路、
（２７）・・・流出孔、（３６）・・・ガイド板、り３
７）・・・底壁、（３８）・・・補助流路、（４０）・
・・シロッコファン。 出願人　三洋電機株式会社　外１名 代理人　弁理士　西野車嗣（外１名）

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）一端部に排気孔他端部に吸気孔を設けた燃焼室、
   該燃焼室の内部に炎孔を上記排気孔側に向けて収納した
   バーナ、上記排気孔と温風吹出口との間の吸引路に装着
   したファンとからなり、上記燃焼室の他端部に上記吸引
   路と連通する流出孔を設けた事を特徴とする燃焼装置。
2. （２）上記燃焼室をその一端部側を上に位置して立設す
   ると共に、上記ファンを燃焼室の上方に配置し、かつ上
   記流出孔を燃焼室内側にてガイド板にて被覆し、このガ
   イド板と燃焼室壁との間に、上記吸気孔より燃焼室内に
   流入した空気の一部を流出孔に導く補助流路を形成して
   成る燃焼装置。