JP2006242519A - 温風暖房装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 空気中の微粒子に付着した雑菌を死滅させて空気を清浄化することができる温風暖房装置を提供すること。
【解決手段】 第1空気吸入口16及び温風吹出し口12を有する装置ハウジング2と、第1空気吸入口16から吸入された空気を温風吹出し口12に導くための空気流路18と、高温空気を発生させるための加熱手段6と、加熱手段6からの高温空気を空気流路18に合流させるための高温空気流路56と、第1空気吸入口から吸入した空気を高温空気と合流させて温風吹出し口12から吹き出すためのための送風手段8と、を備えた温風暖房装置。空気流路18の第1流路部42には、空気中の微粒子を特定極性に帯電させるための第1帯電手段48が設けられ、空気流路18と高温空気流路56との合流部44には特定極性と反対極性の電場を付与するための第1電極部62が設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、空気流路を流れる空気に加熱手段により加熱された高温空気を合流させて混合し、かく混合することによって生成される温風を温風吹出し口から吹き出すようにした温風暖房装置に関する。
近年、室内を暖める暖房装置の一つとして温風を吹き出す温風暖房装置(例えば、ガスファンヒータ、石油ファンヒータなど)が使用されている。この種の温風暖房装置を用いた場合、その吹出し口から室内に温風を吹き出して暖房するので、温風に含まれた微粒子(例えば、小さな塵、埃など)に付着したダニや細菌などが室内に拡がり、アレルギー性の喘息や目の痒みなどを引き起こすという問題が発生するおそれがある。
従来の温風暖房装置では、装置ハウジング内に加熱手段としての例えば燃焼バーナが配設され、燃料ガス(例えば、都市ガス、LPガス)、燃料油(例えば、灯油)などの燃料が燃焼され、この燃焼熱を利用して空気が加熱される。燃焼バーナにより加熱された高温空気は空気流路を流れる空気に混合されて温風となり、かく生成される温風が温風吹出し口から室内に吹き出される。このような温風暖房装置では、温風吹出し口から吹き出す温風によって、室内を暖房することができるが、温風によって室内の空気を対流するので、空気中に含まれた微粒子に付着した雑菌が室内に拡散されるという問題がある。
そこで、空気中の雑菌を加熱により死滅させるために、集塵機を内蔵した暖房装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この暖房装置は、空気を加熱する加熱手段と、空気中の微粒子を特定極性、例えばプラス極性に帯電させるための帯電手段と、帯電された微粒子を集塵するための集塵板とを備えている。帯電手段は高電圧発生手段の正極(プラス)側に接続され、集塵板は高電圧発生手段の負極(マイナス)側に接続され、帯電手段により例えばプラス極性に帯電された微粒子が負極側の集塵板に集塵され、集塵板が加熱手段により加熱されることによって、集塵板に集塵された微粒子に付着した微生物が死滅される。
特開平11−304252号公報
上述のような暖房装置では、空気中の微粒子を加熱された集塵板に付着させ、加熱手段の熱を利用して雑菌を死滅させているので、集塵板の周囲を流れる空気流の流速が遅いときには、空気中の微粒子が集塵板に集塵され、この微粒子に付着した雑菌を加熱殺菌して死滅させることができるが、空気の流速が早いときには、空気中の微粒子が集塵板に集塵され難くなり、また集塵されても集塵板からすぐに剥がれてしまい、微粒子に付着した雑菌の殺菌を充分行うことができないという問題がある。このような問題を解消するためには、集塵板の周囲を流れる空気流の流速を遅くすればよいが、除去できる空気量が減少するために、室内空気の雑菌除去に要する時間が増大するという問題がある。また、過度に流速を低下させると、吹出口全体の空気温が高温になるために、使用者が火傷するおそれがある。
本発明の目的は、空気中の雑菌を早期に死滅させることができ、且つ吹出口温度の上昇を抑えることができる温風暖房装置を提供することである。
本発明の請求項1に記載の温風暖房装置は、空気を吸入する第1空気吸入口及び温風を吹き出す温風吹出し口を有する装置ハウジングと、前記第1空気吸入口から吸入された空気を前記温風吹出し口に導くための空気流路と、前記装置ハウジング内に配設され、高温空気を発生させるための加熱手段と、前記加熱手段によって加熱された高温空気を前記空気流路に合流させるための高温空気流路と、前記第1空気吸入口から吸入した空気と前記加熱手段からの前記高温空気を合流させて前記温風吹出し口から吹き出すためのための送風手段と、を備え、前記空気流路は、前記高温空気流路との合流部よりも上流側に位置する第1流路部と、前記高温空気流路との前記合流部よりも下流側に位置する第2流路部とから構成された温風暖房装置であって、
前記空気流路の前記第1流路部には、第1空気吸入口から吸入された空気に含まれた微粒子を特定極性に帯電させるための第1帯電手段が設けられており、また、前記空気流路と前記高温空気流路との前記合流部又はその近傍には、前記特定極性と反対極性の電場を付与するための第1電極部又は接地された第1導電部が設けられており、前記第1流路部を流れる空気中の微粒子は、前記第1帯電手段によって前記特定極性に帯電され、前記特定極性に帯電された微粒子が、前記第1電極部又は前記第1導電部により静電的に吸引されて前記空気流路と前記高温空気流路との前記合流部に流れることを特徴とする。
また、本発明の請求項2に記載の温風暖房装置では、前記第1空気吸入口は前記装置ハウジングの背面上部に設けられ、前記温風吹出し口が前記装置ハウジングの前面下部に設けられ、前記空気流路の前記第1流路部は前記装置ハウジングの上端部にて前記装置ハウジングの前記背面側から前記前面側に延びた後前記温風吹出し口に向けて下方に延びており、前記高温空気流路は前記第1流路部の下側に配設されて前記第1流路部に接続されており、前記第1流路部の外側内面に前記第1帯電手段が配置され、前記第1流路部の内側内面に第2電極部又は第2導電部が配置されていることを特徴とする。
また、本発明の請求項3に記載の温風暖房装置では、前記装置ハウジングの前面には、空気を吸入するための第2空気吸入口が設けられ、前記第2空気吸入口から前記空気流路の前記第2流路部に延びる第2空気流路が設けられており、前記第2空気流路に、前記第2空気吸入口から前記第2空気流路を流れる空気に含まれた微粒子を特定極性に帯電させるための第2帯電手段が設けられ、前記第2帯電手段の特定極性と反対極性の電場を付与するための第3電極部又は接地された第3導電部が、前記空気流路の前記第2流路部の高温領域に設けられ、前記第2空気流路を流れる空気に含まれた微粒子が前記第3電極部又は前記第3導電部により静電的に吸引されて前記第2流路部の高温領域に流れることを特徴とする。
また、本発明の請求項4に記載の温風暖房装置では、前記第2空気流路には、更に、前記第2帯電手段の特定極性と反対極性の電場を付与するための第4電極部又は接地された第4導電部が設けられ、前記第2帯電手段が前記第2空気流路の下側内面に配置され、前記第4電極部又は前記第4導電部が、前記第2空気流路の上側内面に配置されていることを特徴とする。
また、本発明の請求項5に記載の温風暖房装置では、前記装置ハウジングの背面には、空気を吸引するための第3空気吸入口が設けられ、前記第3空気吸入口から前記空気流路の前記第2流路部に延びる第3空気流路が設けられ、前記第3空気流路の下側内面に、空気に含まれた微粒子を特定極性に帯電させるための第3帯電手段が設けられ、前記第3空気流路の上側内面に、前記第3帯電手段の特定極性と反対極性の電場を付与するための第5電極部又は接地された第5導電部が設けられていることを特徴とする。
本発明の請求項1に記載された温風暖房装置によれば、装置ハウジングに第1空気吸入口及び温風吹出し口が設けられており、第1空気吸入口から吸入された空気は空気流路を流れ、この空気流路を流れる間に加熱手段により加熱された高温空気と混合されて温風となり、このように生成される温風が温風吹出し口から室内に吹き出し、この温風によって室内が暖房される。空気流路の第1流路部には第1帯電手段が配設され、また空気流路と高温空気流路との合流部又はその近傍には第1電極部が設けられているので、第1空気吸入口から吸入された空気に対して第1帯電手段によってコロナ放電が施され、このコロナ放電によって、ダニや細菌などの雑菌、或いはこれら雑菌が付着した微粒子(以下、雑菌及びこれが付着した微粒子を総称して「微粒子」と表現する)が特定極性、例えばマイナス極性(又はプラス極性)に帯電される。また、第1電極部により空気流路と高温空気流路との合流部又はその近傍に特定極性と反対極性、例えばプラス極性(又はマイナス極性)の電場が生成されるので、特定極性に帯電した微粒子は、第1電極部に静電的に吸引されてこの合流部に流れるようになる。この合流部には、加熱手段からの高温空気が高温空気流路を通して流れるので、微粒子に付着した雑菌などは、高温空気に接触して高温に晒され、かくして、加熱手段からの高温空気の熱を利用して雑菌を効率的に死滅させ、室内の空気をきれいにすることができる。また、第1帯電手段の帯電極性と反対極性の電場を生成する第1電極部に代えて、接地された第1導電部を用いるようにしてもよく、第1導電部を用いても特定極性に帯電された微粒子が静電的に吸引されて上記合流部に流れるようにすることができる。尚、加熱手段とは、燃料を燃焼させる燃焼バーナ、電気の発熱により加熱する加熱ヒータなどである。
また、本発明の請求項2に記載された温風暖房装置によれば、空気流路の第1流路部は、装置ハウジングの背面上部に設けられた第1空気吸入口からハウジングの前面下部に設けられた温風吹出し口に向けて、装置ハウジングの背面側から前面側に延びた後に下方に延びており、この第1流路部の下側に高温空気流路が配設されてこの第1流路部に接続されている。そして、第1流路部の外側内面に第1帯電手段が配置され、第1流路部の内側内面に第2電極部が配置されている。このように構成されているので、第1空気吸入口から第1流路部を通して温風吹出し口に流れる空気は、装置ハウジングの背面側から前面側に流れた後に下方に流れ、かく流れる際に空気中の微粒子には遠心力が働き、微粒子は第1流路部内の外周側を流れるようになるが、この第1流路部の外側内面に第1帯電手段が配設されているので、第1帯電手段からのコロナ放電が空気中の微粒子(雑菌及びこれが付着した微粒子)に施され、この微粒子を効率良く帯電させることができる。また、第1流路部の内側内面に第2電極部が配置されているので、帯電した微粒子はこの第2電極部の電場に静電的に吸引されて第1流路部内の内側に流れ、帯電した微粒子を空気流路と高温空気流路との合流部に流すことができ、これによって、高温空気流路からの高温空気の熱により、雑菌を効率よく死滅させることができる。第2電極部に代えて、接地された第2導電部を用いるようにしてもよく、第2導電部を用いても特定極性に帯電された微粒子が静電的に吸引されて第1流路部内の内側に流れ、高温空気流路との合流部に流れるようにすることができる。
また、本発明の請求項3に記載された温風暖房装置によれば、装置ハウジングの前面に第2空気吸入口が設けられ、第2空気吸入口から吸入された空気は第2空気流路を通して空気流路の第2流路部に合流されるように構成されている。第2空気流路には第2帯電手段が設けられ、また空気流路の第2流路部の高温領域に第3電極部が設けられているので、第2空気流路を流れる空気中の微粒子(雑菌及びこれが付着した微粒子)が第2帯電手段によって帯電され、かく帯電された微粒子が第3電極部に静電的に吸引されて第2流路部の高温領域に流れ、これによって、第2空気吸入口から吸入された空気中の雑菌も効果的に死滅させることができる。第3電極部に代えて、接地された第3導電部を用いるようにしてもよく、第3導電部を用いても特定極性に帯電された微粒子が静電的に吸引されて第2流路部内の高温領域に流れるようにすることができる。
また、本発明の請求項4に記載された温風暖房装置によれば、第2帯電手段が第2空気流路の下側内面に配置され、第4電極部又は第4導電部が第2空気流路の上側内面に配置されているので、第2帯電手段により特定極性に帯電された空気中の微粒子(雑菌及びこれが付着した微粒子)は、静電的に吸引されて第4電極部に向けて流れ、空気流路のより上流側から第2流路部の高温領域に流れ、これによって、空気中の雑菌をより効果的に死滅させることができる。
また、本発明の請求項5に記載された温風暖房装置によれば、装置ハウジングの背面に第3空気吸入口が設けられ、第3空気吸入口から吸入された空気は第3空気流路を通して空気流路の第2流路部に合流されるように構成されている。第3空気流路の下側内面には第3帯電手段が設けられ、また第3空気流路の上側内面には第5電極部が設けられているので、第3空気流路を流れる空気中の微粒子(雑菌及びこれが付着した微粒子)が第3帯電手段によって帯電され、かく帯電された微粒子が第5電極部に静電的に吸引されて第2流路部の高温領域に流れ、これによって、第3空気吸入口から吸入された空気中の雑菌も効果的に死滅させることができる。第5電極部に代えて、接地された第5導電部を用いるようにしてもよく、第5導電部を用いても特定極性に帯電された微粒子が静電的に吸引されて第2流路部内の高温領域に流れるようにすることができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に従う温風暖房装置の最良の実施形態について説明する。
第1の実施形態
まず、図1を参照して、第1の実施形態の温風暖房装置について説明する。図1は、第1の実施形態の温風暖房装置を側面から見た簡略断面図である。
図1において、図示の温風暖房装置2は、ガスファンヒータ、石油ファンヒータの如き装置であり、温風を吹き出して室内を暖めるものであり、装置ハウジング4と、加熱手段6と、送風手段8と、を備えている。装置ハウジング4の前面10の下部に温風吹出し口12が設けられ、装置ハウジング4の背面14の上部に第1空気吸入口16が設けられ、第1空気吸入口16から温風吹出し口12まで延びる空気流路18が設けられ、第1空気吸入口16から吸入された空気が空気流路18を通って温風吹出し口12から吹き出される。装置ハウジング4の温風吹出し口12には上下方向に間隔をおいて複数のガード部材24が設けられ、また装置ハウジング4の第1空気吸入口16にはフィルタ26が設けられており、第1空気吸入口16から吸入される空気中に含まれた比較的大きな塵、埃などは、このフィルタ26によって除去される。
装置ハウジング4の略中央部には、加熱手段6としての燃焼バーナ54が配設され、この燃焼バーナ54の上方に燃焼室55が設けられ、燃焼バーナ54に供給される燃料(例えば、都市ガス、LPガス、灯油など)が燃焼室55で燃焼される。装置ハウジング4の背面略中央部には燃焼用空気吸入口28が設けられ、この燃焼用空気吸入口28を通して吸入された燃焼用空気が燃焼室55に送給される。尚、この燃焼用空気吸入口28にも、埃などを除去するためのフィルタ30が設けられている。
第1空気吸入口16から温風吹出し口12まで延びる空気流路18は、その片側が上外側プレート32及びこの上外側プレート32と一体的に形成された前外側プレート34とにより規定され、その他側が上内側プレート36、前内側プレート38及びこの前内側プレート38から前側に延びる下プレート39によって規定され、上外側プレート32及び上内側プレート36が上下方向に対向して装置ハウジング4の背面側から前面側に向けて延び、前外側プレート34及び前内側プレート38とが前後方向に対向して装置ハウジング4の上面側から底面側に向けて延び、空気流路18全体として、第1空気吸入口16から前方に向けて延びた後に下方に延び、更に前方に向けて延びて温風吹出し口12に至っている。
この実施形態では、上内側プレート36の下側に燃焼室55が設けられている。上内側プレート36の下流側端部と前内側プレート38の上流側端部との間には合流開口57が設けられ、この燃焼室55と合流開口57とが高温空気流路56を介して接続され、燃焼室55にて燃焼された高温の燃焼ガスが高温空気流路56を通して合流開口57から空気流路18に送給され、空気流路18を流れる空気と高温空気流路56からの高温空気とがそれら流路18,56の合流部44にて合流して混合される。この合流部44より上流側の部位は空気流路18の第1流路部42を構成し、第1空気吸入口16から吸入された空気が流れる。また、この合流部44より下流側の部位は空気流路18の第2流路部46を構成し、第1流路部42からの空気と高温空気流路56からの高温空気とが混合した温風が流れる。
空気流路18の下流部、即ち温風吹出し口12の内側には、送風手段8が配設されている。送風手段8は、筒状の送風ファン64と、送風ファン64を回転駆動させるための駆動モータ(図示せず)とから構成され、駆動モータの作用によって、送風ファン64が矢印66で示す方向に回転される。送風ファン64が回転すると、その吸引送風作用によって、第1空気吸入口16から空気が吸入されるとともに、燃焼用空気供給口28から燃料用空気が吸入される。第1空気吸入口16から吸入された空気は空気流路18の第1流路部42を通して下流側に流れ、また燃料用供給口28から吸入された燃焼用空気は燃焼室55で燃料の燃焼に用いられ、燃焼室55から燃焼ガスの高温空気として高温空気流路56を通して下流側に流れる。空気流路18と高温空気流路56との合流部44においては、第1流路部42を流れる空気と高温空気流路56を流れる高温空気とが合流して混合されて温風となり、この温風が空気流路18の第2流路部46を通して下流側に流れて温風吹出し口12から室内に吹き出される。
この温風暖房装置2においては、更に、空気流路18の第1流路部42の外側内面、即ち上外側プレート32の内面に、第1帯電手段48が設けられており、第1帯電手段48は第1空気吸入口6から吸入される空気に含まれた微粒子(雑菌及びこれが付着した微粒子の双方を含む)を特定極性、例えばマイナス極性に帯電させる。この実施形態では、第1帯電手段48は、上外側プレート32の上流側部(第1空気吸入口16付近)及びその下流側部(装置ハウジング4の前面側)のそれぞれ2カ所に配設されている。この第1帯電手段48はコロナ放電を発生する電極50から構成され、この電極50は、例えば−8〜−10kVの高電圧を発生させる高電圧発生装置(図示せず)に電気的に接続され、高電圧発生装置から印加される高電圧によってコロナ放電を発生する。第1帯電手段48によりコロナ放電が施されると、空気中の雑菌を含む微粒子がマイナス側に帯電される。尚、第1帯電手段48は、上外側プレート32の内面の中央部の1箇所に設けるようにしてもよい。
空気流路18と高温空気流路56との合流部44には、第1帯電手段48の特定極性、例えばマイナス極性と反対のプラス極性の電場を付与するための第1電極部62が設けられている。第1電極部62は、電源装置(図示せず)のプラス極側に電気的に接続され、電源装置からのプラス電圧が印加され、プラス極性の電場を合流部44に付与する。この第1電極部62は、この合流部44の近傍に設けるようにしてもよく、実施形態では、前内側プレート38の上流端部(空気流路18を規定する面)に設けられている。このように構成することによって、例えばマイナス極性に帯電された微粒子は、プラス極性の電場を生成する第1電極部62に静電的に吸引され、高温空気が流れる合流部44に流れるようになる。空気中の雑菌は非常に小さく、相対的に表面積が大きいので、微粒子の高温空気中の相対速度(高温空気中を相対的に移動する速度)が1m/s程度で殺傷効果が得られ、空気中の雑菌を死滅させることができる。
尚、第1電極部62の代わりに、第1導電部を設けるようにしてもよい。第1導電部は導電性を有する金属材料などから形成され、この第1導電部が電気的に接地(アース)され、このように接地することによっても、帯電した微粒子と第1導電部との相対的電位差によって微粒子(雑菌及びこれが付着したゴミなどを含む)が第1導電部に静電的に吸引され、第1電極部62を用いた場合と同様に、微粒子を高温空気が流れる合流部44に誘導して流すことができる。
空気流路18の第1流路部42の内側内面、即ち上内側プレート36の内面には、第1帯電手段48と対向して第2電極部52が設けられ、この第2電極部52は特定極性、例えばマイナス極性と反対のプラス極性の電場を付与する。この実施形態では、第2電極部52は、上内側プレート36の中央部から他端部にかけて設けられ、第1電極部62と同様に、電源装置(図示せず)のプラス極側に電気的に接続され、電源装置からのプラス電圧が印加され、プラス極性の電場を第1流路部42の中央部から下流部にわたって付与する。このように構成することによって、例えばマイナス極性に帯電された微粒子は、プラス極性の電場を生成する第2電極部52に静電的に吸引され、この第2電極部52の表面側に沿って下流側に合流部44に向けて流れるようになる。
尚、上述したと同様に、第2電極部52の代わりに、第2導電部を設けるようにしてもよい。第2導電部は導電性を有する金属材料などから形成され、この第2導電部が電気的に接地され、このように構成しても、帯電した微粒子と第2導電部との相対的電位差によって微粒子が第2導電部に静電的に吸引され、第2電極部52を用いた場合と同様に、微粒子を第2導電部の表面側に誘導して流すことができる。
次に、上述した温風暖房装置2による暖房について説明する。室内を暖房するには、操作パネル22の運転開始スイッチ(図示せず)を押すればよく、かく操作することによって、燃焼バーナ54が点火して燃焼し、また駆動モータ(図示せず)が作動して送風ファン64が回転され、更に第1帯電手段48並びに第1及び第2電極部50,52が付勢される。かくすると、送風ファン64の吸引送給作用によって、第1空気吸入口16から空気流路18の第1流路部42に空気が吸入されるとともに、燃焼用空気吸入口28から燃焼室55に燃焼用空気が吸入される。第1流路部42は第1空気吸入口16から前方に向けて幾分上方に傾斜して延び、前方に向けて略水平に延び、更に略90度曲がって下方に延びているので、第1空気吸入口16から吸入された空気中の微粒子(雑菌及びこれが付着した微粒子)は、上外側プレート32の内面側に沿って流れ、その後遠心力の作用によって前外側プレート34の内面側に沿って下流側に流れる。このとき、第1帯電手段48は空気中の微粒子に対してマイナスのコロナ放電を施し、第1帯電手段48近傍を流れる微粒子に例えばマイナス電荷を付与し、空気中の微粒子(これに付着した雑菌)がマイナスに帯電されて矢印68で示すように下流側に流れる。また、第2電極部52は例えばプラス極性の電場を付与するので、マイナス極性に帯電された微粒子は、矢印70で示すように第2電極部52に静電的に吸引されながら下流側に流れる。更に、第1電極部62は例えばプラス極性の電場を付与するので、マイナス極性に帯電された微粒子は、矢印72で示すように第1電極部62に静電的に吸引されながら流れ、空気流路18と高温空気流路56との合流部44に誘導されながら下流側に流れる。
一方、燃焼用空気吸入口28から吸入された空気は、燃焼バーナ54の燃焼用空気として利用され、高温空気としての燃焼ガスが高温空気流路56を通して矢印74で示すように流れ、合流部44にて空気流路18を流れる空気に合流される。このとき、帯電された微粒子は、矢印72で示す方向に流れて合流開口57から合流部44に流れる高温空気に接触するので、雑菌(微粒子に付着したものを含む)が高温空気に晒され、雑菌が高温空気の熱によって死滅し、空気流路18を流れる空気の殺菌が行われる。
合流部44においては、第1流路部42からの空気と高温空気流路56からの高温空気が混合して温風が生成され、かく生成された温風が空気流路18の第2流路部46を通して下流側に流れ、矢印76で示すように温風吹出し口12から室内に吹き出される。この温風は殺菌されているので、温風中に含まれる雑菌が少なく、このような温風を吹き出すことによって、室内を暖房することができるとともに、室内の空気をきれいな状態にすることできる。
尚、上述した実施形態では、第1帯電手段48によってマイナス極性のコロナ放電を施して空気中の微粒子をマイナス極性に帯電しているが、これとは反対に、第1帯電手段48によってプラス極性のコロナ放電を施して空気中の微粒子をプラス極性に帯電するようにしてもよい。この場合、第1及び第2電極部50,52にマイナス極性の電圧を印加してマイナス極性の電場を付与するようになる。
第2の実施形態
次に、図2を参照して、第2の実施形態の温風暖房装置について説明する。図2は、第2の実施形態の温風暖房装置を側面から見た簡略断面図である。尚、第2の実施形態において、第1の実施形態と実質上同一の部材には同一の参照番号を付し、その説明を省略する。
図2において、図示の温風暖房装置2Aでは、装置ハウジング4Aの前面10Aの上下方向略中央部に第2空気吸入口78が設けられ、この第2空気吸入口78が第2空気流路79を介して空気流路18Aの第2流路部46Aに連通され、第2空気吸入口78に埃などを除去するためのフィルタ82が設けられている。第2空気流路79は、その片側が上プレート81により規定され、その他側が下プレート83により規定され、第2空気吸入口78から背面側に略直線状に延びている。
また、装置ハウジング4Aの背面14Aの燃焼用空気吸入口28の下側には第3空気吸入口80が設けられ、この第3空気吸入口80が第3空気流路86を介して空気流路18Aの第2流路部46A(詳細には、第2空気流路79が合流する部位より下流側部位)に連通され、第3空気吸入口80にも埃などを除去するためのフィルタ84が設けられている。第3空気流路86は、その片側が上プレート87により規定され、その他側が下プレート89により規定され、このことに関連して、前内側プレート38Aの下流側端部が第3空気流路86の下流端まで延び、下プレート39Aの上流側端部が弧状に湾曲して第3空気流路86の下流端まで延び、第3空気流路86の下流側が前内側プレート38Aと下プレート89との間を通して空気流路18Aの第2流路部46Aに合流している。この温風暖房装置2Aの帯電手段及び電極部を除くその他の構成は、図1に示す第1の実施形態と実質上同一である。
この温風暖房装置2Aにおいては、第1の実施形態と同様に、空気流路18Aの第1流路部42の外側内面に第1帯電手段48が設けられ、空気流路18Aと高温空気流路56との合流部44に第1電極部62が設けられ、また第1流路部42の内側内面に第2電極部52が設けられている。
この第2の実施形態では、第1帯電手段48並びに第1及び第2電極部62,52に加えて、更に、第2空気流路に第2帯電手段92が設けられているとともに、空気流路18Aの第2流路部46Aの高温領域(比較的高温の温風が流れる領域)に第3電極部96が設けられている。第2帯電手段92は、上述した第1帯電手段48と同様に、空気中の微粒子(雑菌及びこれが付着した微粒子を含む)を特定極性、例えばマイナス極性に帯電させるものであり、その電極部94が例えば−8〜−10kVの高電圧を発生させる高電圧発生装置(図示せず)に電気的に接続され、この電極部94に高電圧発生装置のマイナス極側が接続され、高電圧発生装置からの高電圧が印加されることによって、電極部94はコロナ放電を発生する。
この第2帯電手段92に関連して、第2流路部46Aの高温空気が流れる高温領域、この実施形態では前内側プレート38Aの下端部には、第2帯電手段92の特定極性(例えばマイナス極性)と反対極性(例えば、プラス極性)の電場を付与するための第3電極部96が設けられている。第3電極部96は、例えば、電源装置(図示せず)のプラス極側に電気的に接続されてプラス極性の電場を生成する。この第3電極部96の代わりに、導電性を有する第3導電部を設け、この第3導電部を電気的に接地するようにしてもよい。
この実施形態では、第2帯電手段92に対向して第4電極部100が設けられている。第2帯電手段92は第2空気流路79の下側内面、即ち下プレート83の内面に第2帯電手段92の電極部94が設けられ、第4電極部100が第2空気流路79の上側内面、即ち上プレート81に設けられている。第4電極部100は、第2帯電手段92の帯電特性と反対極性、例えばプラス極性の電場を付与する。
この実施形態では、更に、第3空気流路86に第3帯電手段102及び第5電極部106が設けられている。第3帯電手段102は電極部104を備え、この電極部104が第3空気流路86の下側内面、即ち下プレート89の内面に設けられている。第3帯電手段102は空気中の微粒子を特定極性、例えばマイナス極性に帯電させるためのものであり、その電極部104が例えば、−8〜−10kVの高電圧を発生させる高電圧発生装置(図示せず)に電気的に接続され、高電圧発生装置からのマイナス極側の高電圧が印加されてコロナ放電を発生する。また、第5電極部106は電源装置(図示せず)に電気的に接続され、第3帯電手段102の帯電極性と反対極性、例えばプラス極性の電場を発生する。この第5電極部106に代えて、導電性を有する第5導電部を設け、この第5導電部を電気的に接地するようにしてもよい。
この温風暖房装置2Aにおいては、空気流路18Aの第1流路部42及び温風空気流路56並びにこれらに関連する構成(第1帯電手段48、第1電極部62及び第2電極部52)については、上述した第1の実施形態と実質上同一であるので、上述したと同様の作用効果が達成される。更に、送風手段8の吸引作用によって、第2空気吸入口78から空気が吸入され、かく吸入された空気が第2空気流路79を通して空気流路18Aの第2流路部46Aを流れる温風に合流されるとともに、第3空気吸入口80から空気が吸入され、かく吸入された空気が第3空気流路86を通して空気流路18Aの第2流路部46Aを流れる温風に合流され、かく合流して混合された温風が温風吹出し口12から矢印116で示すように室内に吹き出される。
空気が第2空気流路79を流れる際には、第2帯電手段92は空気中の微粒子に対して例えばマイナス極性のコロナ放電を施し、この微粒子がマイナス極性に帯電され、帯電された微粒子は、矢印110で示すように第4電極部100に静電的に吸引されながら上方に向けて下流側に第2流路部46Aに流れ、第2流路部46Aに流れた微粒子は、第3電極部96に静電的に吸引されながら下流側に流れ、帯電された微粒子は第4電極部100の表面に沿って下流側に流れる。第2流路部46Aにおいては、第1流路部42を流れる空気流の背面側から高温空気が合流して温風が生成され、かかる温風流に前面側から第2空気流路79を流れる空気が合流するので、比較的高温の温風は前内側プレート38Aの表面、換言すると第3電極部96の表面に沿って流れるようになる(従って、前内側プレート38Aの表面近傍が比較的高温の温風が流れる第2流路部46Aの高温領域となる)。空気中の微粒子及び温風が上述したように流れるので、帯電された空気中の微粒子(雑菌及びこれが付着した微粒子)は、第2流路部46Aの上記高温領域を流れるようになり、これによって、比較的高温の温風の熱を利用して、第2空気吸入口78を通して吸入された空気中の雑菌を死滅させることができる。
また、空気が第3空気流路86を流れる際には、第3帯電手段102は空気中の微粒子に対して例えばマイナス極性のコロナ放電を施し、この微粒子がマイナス極性に帯電され、帯電された微粒子は、矢印114で示すように第5電極部106に静電的に吸引されながら下流側に第2流路部46Aに流れる。第2流路部46Aにおいては、上述したように、比較的高温の温風は前内側プレート38Aの表面に沿って、即ちその高温領域を下流側に流れる。このように流れるので、帯電された空気中の微粒子は、第2流路部46Aの上記高温領域に合流するように流れ、これによって、比較的高温の温風の熱を利用して、第3空気吸入口80を通して吸入された空気中の雑菌をも死滅させることができる。
以上、本発明に従う温風暖房装置の実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を逸脱することなく種々の変形乃至修正が可能である。
例えば、上述した温風暖房装置2(2A)では、空気流路18(18A)の第1流路部42に第2電極部52を設けているが、このような第2電極部52を省略することもできる。
また、例えば第2の実施形態の温風暖房装置2Aでは、第2空気流路79に関連して第2帯電手段92並びに第3及び第4電極部96,100を設けているが、第3及び第4電極部96,100のいずれか一方を省略することもでき、或いは第2帯電手段92並びに第3及び第4電極部96,100の全てを省略することもできる。
また、例えば第2の実施形態の温風暖房装置2Aでは、第3空気流路86に関連して第3帯電手段102及び第5電極部106を設けているが、これらを省略することもできる。
第1の実施形態の温風暖房装置を側面から見た簡略断面図である。 第2の実施形態の温風暖房装置を側面から見た簡略断面図である。
符号の説明
2,2A 温風暖房装置
6 加熱手段
16 第1空気吸入口
18,18A 空気流路
42 第1流路部
44 合流部
46,46A 第2流路部
48 第1帯電手段
52 第2電極部
54 燃焼バーナ
56 高温空気流路
62 第1電極部
78 第2空気吸入口
79 第2空気流路
80 第3空気吸入口
86 第3空気流路
92 第2帯電手段
96 第3電極部
100 第4電極部
102 第3帯電手段
106 第5電極部

Claims (5)

  1. 空気を吸入する第1空気吸入口及び温風を吹き出す温風吹出し口を有する装置ハウジングと、前記第1空気吸入口から吸入された空気を前記温風吹出し口に導くための空気流路と、前記装置ハウジング内に配設され、高温空気を発生させるための加熱手段と、前記加熱手段によって加熱された高温空気を前記空気流路に合流させるための高温空気流路と、前記第1空気吸入口から吸入した空気と前記加熱手段からの前記高温空気を合流させて前記温風吹出し口から吹き出すためのための送風手段と、を備え、前記空気流路は、前記高温空気流路との合流部よりも上流側に位置する第1流路部と、前記高温空気流路との前記合流部よりも下流側に位置する第2流路部とから構成された温風暖房装置であって、
    前記空気流路の前記第1流路部には、第1空気吸入口から吸入された空気に含まれた微粒子を特定極性に帯電させるための第1帯電手段が設けられており、また、前記空気流路と前記高温空気流路との前記合流部又はその近傍には、前記特定極性と反対極性の電場を付与するための第1電極部又は接地された第1導電部が設けられており、前記第1流路部を流れる空気中の微粒子は、前記第1帯電手段によって前記特定極性に帯電され、前記特定極性に帯電された微粒子が、前記第1電極部又は前記第1導電部により静電的に吸引されて前記空気流路と前記高温空気流路との前記合流部に流れることを特徴とする温風暖房装置。
  2. 前記第1空気吸入口は前記装置ハウジングの背面上部に設けられ、前記温風吹出し口が前記装置ハウジングの前面下部に設けられ、前記空気流路の前記第1流路部は前記装置ハウジングの上端部にて前記装置ハウジングの前記背面側から前記前面側に延びた後前記温風吹出し口に向けて下方に延びており、前記高温空気流路は前記第1流路部の下側に配設されて前記第1流路部に接続されており、前記第1流路部の外側内面に前記第1帯電手段が配置され、前記第1流路部の内側内面に第2電極部又は第2導電部が配置されていることを特徴とする請求項1に記載の温風暖房装置。
  3. 前記装置ハウジングの前面には、空気を吸入するための第2空気吸入口が設けられ、前記第2空気吸入口から前記空気流路の前記第2流路部に延びる第2空気流路が設けられており、前記第2空気流路に、前記第2空気吸入口から前記第2空気流路を流れる空気に含まれた微粒子を特定極性に帯電させるための第2帯電手段が設けられ、前記第2帯電手段の特定極性と反対極性の電場を付与するための第3電極部又は接地された第3導電部が、前記空気流路の前記第2流路部の高温領域に設けられ、前記第2空気流路を流れる空気に含まれた微粒子が前記第3電極部又は前記第3導電部により静電的に吸引されて前記第2流路部の高温領域に流れることを特徴とする請求項1又は2に記載の温風暖房装置。
  4. 前記第2空気流路には、更に、前記第2帯電手段の特定極性と反対極性の電場を付与するための第4電極部又は接地された第4導電部が設けられ、前記第2帯電手段が前記第2空気流路の下側内面に配置され、前記第4電極部又は前記第4導電部が、前記第2空気流路の上側内面に配置されていることを特徴とする請求項3に記載の温風暖房装置。
  5. 前記装置ハウジングの背面には、空気を吸引するための第3空気吸入口が設けられ、前記第3空気吸入口から前記空気流路の前記第2流路部に延びる第3空気流路が設けられ、前記第3空気流路の下側内面に、空気に含まれた微粒子を特定極性に帯電させるための第3帯電手段が設けられ、前記第3空気流路の上側内面に、前記第3帯電手段の特定極性と反対極性の電場を付与するための第5電極部又は接地された第5導電部が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の温風暖房装置。
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