JPH01161895A - 電磁遮蔽パネル - Google Patents

電磁遮蔽パネル

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JPH01161895A
JPH01161895A JP32097987A JP32097987A JPH01161895A JP H01161895 A JPH01161895 A JP H01161895A JP 32097987 A JP32097987 A JP 32097987A JP 32097987 A JP32097987 A JP 32097987A JP H01161895 A JPH01161895 A JP H01161895A
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JP
Japan
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panel
electromagnetic shielding
wire mesh
mesh
opening
Prior art date
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Pending
Application number
JP32097987A
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English (en)
Inventor
Takanari Terakawa
隆成 寺川
Akira Ishii
石井 侃
Yoshiaki Kurihara
栗原 義昭
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
ABE DENZAI KK
NIKKO KASEI KK
Tokyo Keiki Inc
Original Assignee
ABE DENZAI KK
NIKKO KASEI KK
Tokyo Keiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、壁面材、天井材等のパネル、特に、窓、ダク
ト等の付設に適した電磁遮蔽パネルに関する。
[従来の技術] 従来、オフィス空間を仕切るために、組立式間仕切り用
壁面パネルが利用されている。この間仕切り用壁面パネ
ルは、一定面蹟のパネルであり、広面植の間仕切りを行
う場合には、アルミニウム等のチャンネル材を柱として
複数のパネルを連結するようにしている。
[発明が解決しようとする問題点] ところで、近年、急速に普及をみているオフィス用コン
ピュータ機器およびその周辺機器、コンピュータ制御フ
ァクトリ−・オートメーション機器において外部雑音信
号による誤動作か問題となっている。これらの機器その
ものについては、E M I (Electro−Ma
gnetic Interference)規制がされ
て、外部に不要な電磁波を放射しないように義務付けら
れている。しかしながら、機器外部から到来する電磁波
電力、例えば、監視・管制レーダのレーダ波、船舶用レ
ーダのレーダ波、放電加工機の放電雑音、電車架線のパ
ンタグラフ・スパーク雑音、高周波加熱、加工機の漏洩
波等々による誤動作を防止することは、コスト的には困
難であった。前記オフィス用コンピュータ等の機器を外
部から不時に到来する電磁波電力から保護し、誤動作を
防ぐためには、ビル空間内あるいは工場内を任意の広さ
で電磁波遮蔽空間とする必要があり、しかも組立解体が
容易で、経済的にも安価である必要がある。
しかしながら、上述した従来の間仕切り用壁面パネルは
、本来、空間を仕切るのみの機能を目的としたもので、
電磁波を遮蔽する目的で使用されることはなく、従って
、電磁遮蔽機部という点では不完全であった。また、こ
れら間仕切り用壁面パネルで、スチールなど金属板を用
いたものは。
付随的に遮蔽機能を有するものの、表面が焼き付は塗装
されており、連結部に電気的−触を保つ配慮がなされて
おらず、パネル相互の接合部では良好な電磁遮蔽が行え
なかった。
一方、従来から組立式に近い工法によるいわゆるシール
ドルームの存在は周知であるが、壁面パネル相互の連結
部に電気的接触の完全性を期し、電磁波遮蔽性能を60
dB以上に保つべく設計されているため、施工コストお
よび各構成部材の製作コストが高く、しかも任意の広さ
をもつ電磁遮蔽空間を作るべく設計されていない。
したがって、本発明の目的は、上記問題を解決し、オフ
ィス用コンピュータ機器およびファクトリ−オートメー
ション機器の外来電磁波電力による誤動作防止、あるい
は高周波加熱・加工機、放電加工機の漏洩電磁波電力の
遮蔽、特に窓、ダクト等における電磁遮蔽に適した電磁
遮蔽パネルを安価に提供することにある。
[問題点を解決するための手段] 本発明による電磁遮蔽パネルは、開口を有する板状部材
と、 該板状部材に固着された導電性の網状部材とを備え、 該網状部材は、上記板状部材の開口から露出した状態で
、かつ、上記表面部材および上記板状部材の周縁部から
外方に突出してなることを特徴とするものである。
上記網状部材の露出の態様としては、上記開口の全面に
露出している場合と、上記開口の縁部にのみ露出してい
る場合とが考えられる。
上記導電性の網状部材の一例は金網であるが、適度な弾
性および加工性を有するものであれば他のものでもよい
0例えば、カーボン繊維の織布、金属薄板に多数の孔を
設けて可撓性をもたせたいわゆるパンチングメタル等も
用いることができる。
また、一般に芯材に対して表面部材を装着してパネルを
構成するが、場合によっては、表面部材は必要とされな
い。表面部材がスチール板、導電性フィラーを充填され
た合成樹脂板等の導電性(非電磁波透過性)を有するも
のであり、かつその導電性表面部材と上記網状部材との
電気的接触が得られる場合には、網状部材は、板状部材
の全域にわたって存在する必要はなく、少なくとも平板
状部材の周辺部および開口部にあればよい。上記表面部
材が電磁波透過性を有する場合には、上記網状部材は、
上記板状部材の全域にわたって存在する必要がある。
本発明のパネルは、壁面材に限らず、天井材にも用いる
ことができる。
[作用] 本発明は、従来の間仕切り用壁面パネルに電磁遮蔽用金
網を組込むことにより、連結組立の際。
容易に電気的接触を保つことを可能にするとともに、窓
あるいはダクト等の開口においても良好な電磁遮蔽を図
れるようにしたものである。すなわち、金網のような導
電性網状部材は、電磁波を遮断する作用(その網目が小
さいほど、より高周波の電波を遮蔽することができる)
を有し、かつ、適度な可撓性および弾性を有するのて、
開口および相互接続部において接触状態を良好に維持す
るのにも好適である。
また、本発明による電磁遮蔽パネルによれば、電磁遮蔽
を目的とするパネル相互の連結は極めて容易に行える。
したがって、これを利用してシールトルームを作成すれ
ば、所望の広さの遮蔽空間が安価な施工コストで容易に
提供できる。
さらに、本発明の電磁遮蔽パネル自身は、従来の間仕切
り用壁面パネルに簡単な変更を加えることにより製造で
きるので、製造コストも低減される。したがって、予防
的な用途においても、広く電磁遮蔽パネルを利用できる
ようになる。
本発明の電磁遮蔽パネルを利用したシールドルームの電
磁遮蔽能力は、従来の高価なシールドルームの偉力には
及ばないまでも、特に、近年急速に普及しているオフィ
スコンピュータおよびその周辺機器、あるいはファクト
リ−オートメーション機器における外部雑音に起因する
誤動作を防止するには、充分であり、その経済性、融通
性、組立の容易さ等の点では、従来のシールドルームに
勝る。
[実施例] 以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施例につい
て詳細に説明する。
く第1実施例の構成〉 第1図は、本発明による電磁遮蔽パネルの一実施例の一
部の斜視図であり、第2図はその分解斜視図である。
MS2図から分かるように1本実施例のパネルでは1表
面部材2および8の間に、板状部材である芯材6を配設
し、さらにこの芯材6と表面部材2および8との間に導
電性の網状部材である金網4を配設する。本実施例では
、表面部材2および8はスチール板で形成し、その各辺
は、芯材6を包み込むように、内方に折曲げている。表
面部材2.8は、スチール板に限らず、合成樹脂、ベニ
ヤ化粧板等であってもよい、芯材6としては。
第7A図に示すようなペーパーハニカム14、第7B図
に示すような石膏ボード12.その他。
積層合板、アスベスト、ゴム等種々の材料のものを用い
つる。金網4は、その線径および網目の大きさについて
種々のものを利用できるが、本実施例の金網4の線径は
約0.lSm5、網目の線間隔は約1.5■會である。
金網4の大きさは、第1図に示すように、金網4の自由
端がパネル側部から突出する大きさに設定する。パネル
のどの辺から金網4を突出させるかは、その用途によっ
て自由であるが、汎用性をもたせるには、すべての辺(
4辺)から突出させることが望ましい。また、突出させ
る長さは、金網の折曲げの態様に応じて自由に選定でき
る。表面部材2.8および芯材6の対応する位置には、
開口5が設けられている。この間口5は、窓あるいはダ
クト等の付設用に使用される。
第2図の各要素は、接着剤等により、互いに接合されて
、第1図に示すようになる。開口5からは金網4.7が
露出される。第2図における金網4.7の角部は、接合
後、各辺の自由端の折曲げ等を容易にするために切除す
る。勿論、支障がなければ角部をそのまま残しておいて
もよい。1枚の金網を利用するかわりに、2枚の金網を
交差して用いるようにしてもよい、金網4とスチール板
2との電気的接続が良好である場合には、金網4は、少
なくともパネル1の周辺部に存在すればよい。
開口5から露出する金網4.7は、後述するように、用
途によって第3図に示す如く、開口5の中心部を欠いて
もよい。すなわち、金!f44.7は開口5の縁部付近
にのみ露出すればよい。
金網4.7は、必ずしもその双方か必要てはなく、場合
によってはその一方だけでもよい。
〈第1実施例の使用態様〉 つぎに、本発明の第1実施例電磁遮蔽パネルの使用例を
説明する。
第6図は、アルミニウム、スチール等の導電性の支柱(
チャンネル材)10を用いて、2つのパネルlを相互に
接続した状態を示している。パネル1の側部から突出し
た金網4は、折曲げられて、支柱10の側面と機械的に
、かつ電気的に接続される。金網は適度な弾性を有する
ので、金網4と支柱lOとの間に隙間が生じることなく
、常時、良好な接触状態が維持される。
このようなパネル相互の接続状態により、複数のパネル
の連結部の電磁遮蔽を良好に行うことができる。
第14図は、第1実施例の電磁遮蔽パネルとともに使用
して好適な床構造を示すものである。すなわち、床30
は、アスベスト、積層合板等の床材36に、周辺部が床
材36の側部から張り出すようにして、金網32および
34を組込んだものである。
第14図に示すような床30とパネルlとの良好な電磁
遮蔽を目的とした接続は、第15A図および第15B図
に示すように、それぞれ、パネルlの下端部または側面
部において双方の金網を直接接続することにより行える
。第15A図の例では1重力を利用してパネルlの金網
と床30の金網とを接続できる利点がある。
第8図に、金網4のみを有する第1実施例のパネル11
および前記支柱lOを利用して構成したシールドルーム
の囲いの平面図を示す。
第1実施例のパネルは、第6図に余したようなチャンネ
ル材10を支柱としてではなく梁として利用することに
より、天井材としてもそのまま用いることができる。
これらの構成によって、簡易電波暗室を構成することか
できる。したがって、外部からの到来電磁波はスチール
板2(外側の表面部材か電磁波透過性であれば金網4)
および支柱10により、良好に遮蔽される。
さらに、第8図において、表面部材8を電磁波透過性の
材料とし、かつ、芯材6を電波吸収材で形成した場合、
シールドルーム内部で発生した電磁波は表面部材8を透
過し金網4で内方へ反射されるが、電波吸収材である芯
材6の往復透過時にエネルギーが吸収される。内部での
放出電磁波はパネルで反射される都度、そのエネルギー
が吸収され、減衰していく。上記電波吸収材は、電磁波
を損失材料に吸収させ電磁気エネルギーな熱エネルギー
に変換する働きをするものであり、その例としては、発
泡スチロール、発泡ウレタン、ゴム等の材料にカーボン
粒子または#amを混入したものが挙げられる。その他
、耐熱性、耐候性を考慮して、例えば、けい酸カルシウ
ムと石灰を混合してなる成形材、A L C(Auto
claved Light−weightConcre
te)、起泡コンクリート等の無機多孔質の基材に、カ
ーボン、フェライト、カーボニール鉄等の1種類または
2種類以上の粉末を混入したものとしてもよい、この基
材の密度は、表面反射を小さく抑えるために約0.5g
/cm’以下とすることが望ましい。
〈第2実施例〉 本発明の第2実施例の構成およびその使用態様を第9図
および第1O図により説明する。なお。
両図において、開口5は示していないが、第1実施例と
同様である。
本実施例は天井材に適した電磁遮蔽パネルてあり、第9
図から分かるように、パネルの周縁部が外方に延出して
いる点で第1実施例と異なる。すなわち、外側表面部材
91は芯材6の周縁より張出し、内側表面部材93は外
側表面部材91の延出部に沿って延びている。金網4は
両表面部材の周縁部から外部に突出している。図では金
網4のみを示しているが、第1図に示したと同様に金網
7を設けてもよい。また、両表面部材の周縁延出部は一
方の表面部材にのみ設けるようにしてもよい。
第2実施例のパネルは、壁面パネルとして利用した第1
実施例パネル11と、第1O図に示すように互いの金網
4を相接触した状態で螺子等の周知の固着手段により相
互接続される。これにより天井材と壁面材との接続部で
の良好な電磁遮蔽が実現される。
く第3実施例〉 本発明の第3実施例の構成およびその使用態様を第11
図ないし第13図により説明する。
第11図は第3実施例のパネルの特徴部である一方の表
面部材94の部分斜視図である。
本実施例は、図から分かるように、パネルの周縁部に、
フック部51を有する点で第1および第2実施例と異な
る。第11図の例では、フック部51は表面部材94と
一体形成されている。
フック部51は、第12図に示すように表面部材とは別
個のフレーム部材55の一部として提供されるようにし
てもよい、この場合、フレーム部材55は、螺子または
接着剤等により表面部材に固着される。可能であれば、
一方の表面部材を省略して、フレーム部材55を直接芯
材6に接合するようにしてもよい。フック部51の形状
は、図では断面0字型のものを示しているが、7字型。
L字型等、後述する落下防止金具に係止可能な形状であ
ればよい。
第13図に上記フック部51を有する第3実施例のパネ
ルの使用態様を示す。代表として第11図の表面部材9
4を用いたパネルについて示しである。
この例では広い面積を有する天井の施工例を示すもので
あり、天井材としてのパネルを支持する支持部材87は
、壁面パネル86に固定されている。この壁面パネル8
6は、通常、既設の天井に埋込まれたボルトによって吊
り固定されている。
図で矩形断面をもつ支持部材87は天井材を螺子88に
より配設固定するためのものである。各パネルの金網4
は隣り合うパネルから延長突出されており、互いに重ね
合わされた状態で、固定部材82および螺子88により
固定され、互いにffi%的接触を保つべく施工されて
いる。この固定部ν82は、アルミ板、スチール板等の
導電性材料てあり、継目における遮蔽性能の向上という
観点から望ましいが、電気的接触は金網4によって一応
保たれているので、プラスチックなど非導電性材料を用
いても差し支えない、天井材の落下防止措置は、上記フ
ック部51が落下防止金具80に係止されるように施工
し、金具80を固定部材82とともに支持部材87に固
定することで果たされている。金具80は、剥き出しの
ままでもよいが、美観を保ちたいときには装飾部材81
を接着剤等で固定配設してもよい。
本実施例によれば、パネルを連設して任意面積を有する
電磁遮蔽天井を創設することができる。
〈第4実施例〉 第16図に、金網4がパネル表面に露出された型のパネ
ル71を用いた本発明の応用例を示す7金網4を有する
パネル71と金網を有さないパネル71”とは、断面コ
字状のフレーム材75に取付けられて、両パネルの間に
空胴部73を有する複合的なパネルを構成する0両パネ
ルは、対応する位置に等しい大きさの開口5を有する。
ただし、パネル71の開口5の全面には金網4が張られ
た形となっている。この複合パネルは、防音用あるいは
断熱用として有効である。パネル71において、金網4
は空胴部73側には表面部材を省略している。芯材6に
充分な構造強度があり、かつその表面が化粧加工されて
ような場合には、反対側の表面部材も省略することは可
能である。
第16図において、前記フレーム材75の上辺は螺子8
4により角パイプ型の支持部材87に取付けられる。支
持部材87は、既設の天井等から吊り固定されたパネル
86に固定されている。連設した他の支持部材87には
螺子88により落下防止金具80が取付けられ、この金
具80に天井材9のフック部51が係止される。パネル
71と天井材9とは共にその周縁部から突出した金網4
を有し、両全網4の対向辺部は重ね合わされて固定部材
82および支持部材87間に押圧挟持される。金具80
は剥き出しのままでもよいが、美観を保ちたいときには
装飾部材81を装着するようにしてもよい。
〈各実施例の応用例〉 まず、上記各実施例のパネルを窓付膜用に利用する応用
例を第4A図および第4B図により説明する。
第4A図は、第1図に示したような開口5全体に金網を
有するパネルを利用した電磁遮蔽窓構造を示す、一方、
第4B図は、第3図に示したような開口5の中央部の金
網を欠いたパネルを利用した電磁波遮蔽構造を示す。
第4A図では、窓部材56かパネルに対し、その開口5
を塞ぐようにパネル両面から取付けられ、周知の固着手
段により固定される。ここては固着手段としてボルト、
ナツト54a、54bを用いている。窓部材56は、通
常のガラス52とガラス枠53とからなる。この例では
、開口5における電磁遮蔽機能は、開口5全面を覆う金
網4.7により達成される。ガラス枠53は導電性、非
導電性のいずれでもよい。
第4B図では、第4A図の例と同様、窓部材57がパネ
ルに対し、その開口5を塞ぐようにパネル両面から取付
けられ、周知の固着手段により固定される。ただし、こ
の例の窓部材57は、金網4.7と同等の金網が埋込ま
れたガラス58とこのガラス58を挟持する導電性のガ
ラス枠59a、59bとからなる。この例では、開口5
の縁部の金網4.7の端辺が外方に折曲げられ、ガラス
枠59bと接触固定される。同時に、ガラス枠59a、
59bとガラス58の周端部との隙間には導電性のシー
ルドガスケット材が詰め込まれる。
つぎに、上記各実施例のパネルをダクト付設用に利用す
る応用例を第5A図および第5B図により説明する。こ
こでのダクトは、ファン、冷暖房のための通風を目的と
するものであり、壁面材または天井材としてのパネルに
設けられる。
第5A図は、第1図に示したような開口5全体に金網を
有するパネルの応用例を示す。第5A図において、開口
5を覆うようにパネル両面にダクト61を当接させ1周
知の固着手段(図では単に線63で示している)により
その取付部64をパネルに対して固定している。パネル
の開口5は全面に金網4,7が張られているので、通風
機能とともに良好な電磁遮蔽機能を有する。
第5B図は、第3図に示したような開口5の中央部の金
網を欠いたパネルの応用例を示す、第5B図において、
金属ダクト66には、第7A図に示したと同様の構造の
金属ハニカム67をダクト内周に接触させて取付けてい
る。ただし、金属ハニカム67の各小開口は、金網4.
7の網目と同等の大きさであることが望ましい、また、
金属ダクト66の側面がパネル開口5の金網4.7と接
触した状態で、ダクト66とパネルとは取付具65を介
して周知固着手段(図では線63.68で示している)
により互いに固定される。この構成により、開口5は通
風機能とともに良好な電磁遮蔽機能を有する。
[発明の効果] 本発明によれば、従来の間仕切り用壁面パネルに簡単な
変更を加えることにより、窓あるいはダクト等の開口部
においても、良好な電磁波遮蔽機能を提供しつる電磁遮
蔽パネルを極めて安価に提供できる。したがって、予防
的な用途においても、広く電磁遮蔽パネルを利用できる
ようになる。本発明の電磁遮蔽パネルは、壁面材として
のみでなく、天井材としても利用できる。また、パネル
に組込む導電性網状部材を外周側部から突出させるたけ
て、連結部においても良好な電磁遮蔽を行える電磁遮蔽
パネルを提供てきる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれ本発明による電磁遮蔽パ
ネルの一実施例の部分斜視図およびその分解斜視図、第
3図は第1図の電磁遮蔽パネルの変形例を示す説明図、
第4A図および第4B図は本発明の電磁遮蔽パネルを窓
付膜用に応用した応用例を示す説明図、第5A図および
第5B図は本発明の電磁遮蔽パネルをダクト付設用に応
用した応用例を示す説明図、第6図は本発明の電磁遮蔽
パネルの相互接続構造を説明するための説明図、第7A
図および第7B図は芯材の材料を説明するための説明図
、第8図は支柱を利用して第1図の電磁遮蔽パネルを連
結することにより構成したシールドルームの囲いの平面
図、第9図は本発明の第2実施例の部分断面図、第1O
図はその使用態様を説明するための説明図、第11図は
本発明の第3実施例の主要部の部分斜視図、第12図は
第3実施例の変形例を示す斜視図、第13図は第3実施
例のパネルの使用態様を説明するための説明図、第14
図は本発明の電磁遮蔽パネルとともに使用しうる床構造
を示す部分斜視図、第15A図および第15B図は本発
明の電磁遮蔽パネルと第14図の床との接続構造を説明
するための説明図、第16図は本発明の第4実施例を説
明するための説明図である。 l・・・電磁遮蔽パネル 2.8・・・表面部材 4.7・・・金網 5・・・開口 6・・・芯材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)開口を有する板状部材と、 該板状部材に固着された導電性の網状部材とを備え、 該網状部材は、上記板状部材の開口から露出した状態で
    、かつ、上記表面部材および上記板状部材の周縁部から
    外方に突出してなることを特徴とする電磁遮蔽パネル。
  2. (2)上記網状部材は、上記開口の全面に露出している
    特許請求の範囲第1項記載の電磁遮蔽パネル。
  3. (3)上記網状部材は、上記開口の縁部にのみ露出して
    いる特許請求の範囲第1項記載の電磁遮蔽パネル。
JP32097987A 1987-12-18 1987-12-18 電磁遮蔽パネル Pending JPH01161895A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0399487U (ja) * 1990-01-30 1991-10-17
JPH06120683A (ja) * 1992-10-07 1994-04-28 Mitsubishi Electric Corp 電子部品または電子機器を収納する箱または蓋からなる筺体及びその製造方法
CN102561457A (zh) * 2012-03-22 2012-07-11 秦世昌 棚取旱地水
JP2021072403A (ja) * 2019-11-01 2021-05-06 株式会社大栄製作所 電磁波シールドルーム

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