JPH0116160B2 - - Google Patents
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- JPH0116160B2 JPH0116160B2 JP2895286A JP2895286A JPH0116160B2 JP H0116160 B2 JPH0116160 B2 JP H0116160B2 JP 2895286 A JP2895286 A JP 2895286A JP 2895286 A JP2895286 A JP 2895286A JP H0116160 B2 JPH0116160 B2 JP H0116160B2
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- sugar
- powder
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- chlorella algae
- refined sugar
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Landscapes
- Seasonings (AREA)
- Saccharide Compounds (AREA)
- Coloring Foods And Improving Nutritive Qualities (AREA)
- Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、クロレラ藻体の有効成分を含有する
粒状加工糖の製造法である。
粒状加工糖の製造法である。
グラニユー糖を粉砕し、必要により、該粉砕糖
の固結を防ぐために、コーンスターチを適量添加
する加工糖(粉糖)の製造法は、従来周知に属す
る。また、生理活性作用、整味作用などを持つ、
クロレラ藻体、またはクロレラ藻体熱水抽出など
のクロレラを、麺、醤油、味噌その他の食品また
は健康用錠剤に使用されていることは一般に周知
であるが、クロレラ藻体、該藻体熱水抽出液を、
加工糖に使用することは無かつた。
の固結を防ぐために、コーンスターチを適量添加
する加工糖(粉糖)の製造法は、従来周知に属す
る。また、生理活性作用、整味作用などを持つ、
クロレラ藻体、またはクロレラ藻体熱水抽出など
のクロレラを、麺、醤油、味噌その他の食品また
は健康用錠剤に使用されていることは一般に周知
であるが、クロレラ藻体、該藻体熱水抽出液を、
加工糖に使用することは無かつた。
本発明者は、精製糖を、単に粉砕処理して粉糖
を得るだけでなく、また、エネルギー源として有
用な砂糖が、近時消費者の健康志向の風潮の為、
必要以上に商品価値が低減されつつある現状に鑑
み、砂糖の特性を生かすと共にクロレラを利用し
て健康志向に適合する粒状加工糖の製法について
研究した結果、本発明を達成したのである。
を得るだけでなく、また、エネルギー源として有
用な砂糖が、近時消費者の健康志向の風潮の為、
必要以上に商品価値が低減されつつある現状に鑑
み、砂糖の特性を生かすと共にクロレラを利用し
て健康志向に適合する粒状加工糖の製法について
研究した結果、本発明を達成したのである。
本発明者は、精製糖500gに対して、緑色粉末
色素剤を100〜250mg、クロレラ藻体熱水抽出を1
〜10g、水1〜5c.c.の割合で混和した混合液を、
精製糖が変質しない程度の温度で加温されつつ、
かつ撹拌されている精製糖に噴霧することから成
り、緑色粉末色素剤が、クロレラ藻体乾燥粉体に
抹茶(ひき茶)を適量添加して磨砕処理して成る
微粉末であることを特徴とする粒状加工糖の製造
法である。
色素剤を100〜250mg、クロレラ藻体熱水抽出を1
〜10g、水1〜5c.c.の割合で混和した混合液を、
精製糖が変質しない程度の温度で加温されつつ、
かつ撹拌されている精製糖に噴霧することから成
り、緑色粉末色素剤が、クロレラ藻体乾燥粉体に
抹茶(ひき茶)を適量添加して磨砕処理して成る
微粉末であることを特徴とする粒状加工糖の製造
法である。
本発明での精製糖とは、グラニユー糖、精製白
双、車糖上白その他白色の精製糖(粒状態)など
を意味する。また、緑色粉末色素剤調整での磨砕
処理は、クロレラ藻体乾燥粉体(80mesh程度)
を200メツシユ以上、好ましくは、300メツシユ以
上の超微粉末とすることを意味し、該処理は、ク
ロレラ藻体乾燥粉体に、該粉体10部に対し、抹茶
(ひき茶)を1〜3部の割合で添加して磨砕する
ことによつて、クロレラ藻体乾燥粉体を超微粉末
とすることができるのである。そして、粉砕機と
しては、ストーンミルその他の微粉砕機、または
超微粉砕機を適宜使用することができる。なお、
このようにクロレラ藻体乾燥粉体を極めて微粉砕
するのは、このものを使用して得た、本発明での
混合液を粒状精製糖に噴霧したとき、該精製糖の
表面に良好に被着され、被膜の形成が容易となる
と共に得られる粒状加工糖の使用に際して、上記
精製糖の風味を損じさせないためである。
双、車糖上白その他白色の精製糖(粒状態)など
を意味する。また、緑色粉末色素剤調整での磨砕
処理は、クロレラ藻体乾燥粉体(80mesh程度)
を200メツシユ以上、好ましくは、300メツシユ以
上の超微粉末とすることを意味し、該処理は、ク
ロレラ藻体乾燥粉体に、該粉体10部に対し、抹茶
(ひき茶)を1〜3部の割合で添加して磨砕する
ことによつて、クロレラ藻体乾燥粉体を超微粉末
とすることができるのである。そして、粉砕機と
しては、ストーンミルその他の微粉砕機、または
超微粉砕機を適宜使用することができる。なお、
このようにクロレラ藻体乾燥粉体を極めて微粉砕
するのは、このものを使用して得た、本発明での
混合液を粒状精製糖に噴霧したとき、該精製糖の
表面に良好に被着され、被膜の形成が容易となる
と共に得られる粒状加工糖の使用に際して、上記
精製糖の風味を損じさせないためである。
クロレラ藻体熱水抽出液は、精水1に対し、
クロレラ藻体を200〜250g懸濁した懸濁液を、80
〜100℃で80〜90分間程度の熱処理した後、遠心
分離処理等により、クロレラ藻体を分別して得た
抽出液を意味する。そして、該クロレラ藻体熱水
抽出液は、アミノ酸、水溶性蛋白質、糖類、核酸
関連物質等が含有されていて、生理活性作用、健
康増進作用、整味作用等の特有効果を有すること
が一般的に知られており、動物成長因子(C.G.
F)又はクロレラエキス(C.F)等と呼ばれてい
る。
クロレラ藻体を200〜250g懸濁した懸濁液を、80
〜100℃で80〜90分間程度の熱処理した後、遠心
分離処理等により、クロレラ藻体を分別して得た
抽出液を意味する。そして、該クロレラ藻体熱水
抽出液は、アミノ酸、水溶性蛋白質、糖類、核酸
関連物質等が含有されていて、生理活性作用、健
康増進作用、整味作用等の特有効果を有すること
が一般的に知られており、動物成長因子(C.G.
F)又はクロレラエキス(C.F)等と呼ばれてい
る。
本発明での混合液の組成分の各使用量を、精製
糖500gに対して、緑色粉末色素剤を100〜250mg
としたのは、100mg未満では着色剤としての効果
が少なく、250mgを超えては緑色に着色すること
なく茶褐色に着色する恐れがあるからであり、ク
ロレラ藻体熱水抽出液を1〜10gとしたのは、該
抽出液が、緑色粉末色素剤中のクロレラ藻体乾燥
粉末と相まつて特有の効果を奏するのに適量であ
るからであり、かつ、この液は色素剤の退色防止
にも効果を持つているのである。また、水を1〜
5c.c.としたのは、混合液の濃度を好適に保持させ
るのに適量であるからである。
糖500gに対して、緑色粉末色素剤を100〜250mg
としたのは、100mg未満では着色剤としての効果
が少なく、250mgを超えては緑色に着色すること
なく茶褐色に着色する恐れがあるからであり、ク
ロレラ藻体熱水抽出液を1〜10gとしたのは、該
抽出液が、緑色粉末色素剤中のクロレラ藻体乾燥
粉末と相まつて特有の効果を奏するのに適量であ
るからであり、かつ、この液は色素剤の退色防止
にも効果を持つているのである。また、水を1〜
5c.c.としたのは、混合液の濃度を好適に保持させ
るのに適量であるからである。
また、撹拌されつつ、かつ精製糖が変質しない
程度の温度(30〜60℃)で加温されている精製糖
に、上記組成の混合液を噴霧する噴霧処理とは、
精製糖を粉砕することなく撹拌し、かつ、該撹拌
されている精製糖を、加温によりカラメル化する
ことなくして、また、該精製糖が噴霧された混合
液によつて溶融状態となり、団塊状にされること
なくして、乾燥されている該精製糖に、混合液を
均質に被着させることであり、クロレラの有効成
分含有液が均質に被着され、かつ精製糖の姿を損
じず、淡緑色の加工糖を得ることを意味する。
程度の温度(30〜60℃)で加温されている精製糖
に、上記組成の混合液を噴霧する噴霧処理とは、
精製糖を粉砕することなく撹拌し、かつ、該撹拌
されている精製糖を、加温によりカラメル化する
ことなくして、また、該精製糖が噴霧された混合
液によつて溶融状態となり、団塊状にされること
なくして、乾燥されている該精製糖に、混合液を
均質に被着させることであり、クロレラの有効成
分含有液が均質に被着され、かつ精製糖の姿を損
じず、淡緑色の加工糖を得ることを意味する。
使用する装置としては、傾斜球形の回転容器型
のもので、容器内の精製糖を30〜60℃程度に保持
する装置を備えていると共に開口部内に混合液を
噴霧するノズルを備えて成るものが好ましい。
のもので、容器内の精製糖を30〜60℃程度に保持
する装置を備えていると共に開口部内に混合液を
噴霧するノズルを備えて成るものが好ましい。
クロレラ藻体乾燥粉末8部に対し、抹茶を2部
を混和して、これを石臼で300メツシユに微粉砕
して緑色粉末色素剤を得て、この色素剤9gを、
クロレラ藻体熱水抽出液300gと水180c.c.との混和
液に均一に混合し、撹拌して混合液を得た。
を混和して、これを石臼で300メツシユに微粉砕
して緑色粉末色素剤を得て、この色素剤9gを、
クロレラ藻体熱水抽出液300gと水180c.c.との混和
液に均一に混合し、撹拌して混合液を得た。
グラニユー糖30Kgを、傾斜球形回転容器型混合
機に送入して、加温し50℃を保持しつつ、かつ、
臨界回転数より80%程度低い回転数で、グラニユ
ー糖を粉化しないようにして撹拌しつつ、これに
上記混合液を噴霧した。
機に送入して、加温し50℃を保持しつつ、かつ、
臨界回転数より80%程度低い回転数で、グラニユ
ー糖を粉化しないようにして撹拌しつつ、これに
上記混合液を噴霧した。
得られた加工グラニユー糖は、淡い緑色のサラ
サラした、グラニユー糖様のもの(粒状加工糖)
であつた。
サラした、グラニユー糖様のもの(粒状加工糖)
であつた。
本発明によれば、グラニユー糖自体の甘味以外
にも、味をまろやかにし、又こくを向上したりす
る等の整味効果を持ち、かつ健康にも益すると共
に淡緑色の美麗な加工糖が得られるのである。
にも、味をまろやかにし、又こくを向上したりす
る等の整味効果を持ち、かつ健康にも益すると共
に淡緑色の美麗な加工糖が得られるのである。
Claims (1)
- 1 加工糖の製造において、精製糖500gに対し
て、緑色粉末色素剤を100〜250mg、クロレラ藻体
熱水抽出液を1〜10g、水を1〜5c.c.の割合で混
和した混合液を、精製糖が変質しない程度温度下
で撹拌されている精製糖に噴霧することから成
り、緑色粉末色素剤が、クロレラ藻体乾燥粉体に
抹茶を適量添加して磨砕処理して成る微粉末であ
ることを特徴とする粒状加工糖の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2895286A JPS62186800A (ja) | 1986-02-14 | 1986-02-14 | 粒状加工糖の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2895286A JPS62186800A (ja) | 1986-02-14 | 1986-02-14 | 粒状加工糖の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62186800A JPS62186800A (ja) | 1987-08-15 |
JPH0116160B2 true JPH0116160B2 (ja) | 1989-03-23 |
Family
ID=12262746
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2895286A Granted JPS62186800A (ja) | 1986-02-14 | 1986-02-14 | 粒状加工糖の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS62186800A (ja) |
-
1986
- 1986-02-14 JP JP2895286A patent/JPS62186800A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62186800A (ja) | 1987-08-15 |
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