JP2003502069A - アミノ酸キレートで強化された穀草穀物穀粒 - Google Patents

アミノ酸キレートで強化された穀草穀物穀粒

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Abstract

(57)【要約】 金属アミノ酸キレートで被覆された穀草穀物穀粒、穀草穀物穀粒のミネラルまたは金属による強化の方法、および被覆組成物を記載している。他の金属またはミネラルによる強化とは違い、穀草穀物穀粒は、個々の粒子が粉々になることなしに、鉄、カルシウム、亜鉛および/または他の金属がアミノ酸キレートの形で被覆されうる。さらに、被覆された穀粒は、安定で、風味がよく、生体利用性の高い金属を含有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】発明の分野 本発明は、穀草穀物穀粒強化のための組成物および方法に対して向けられる。
より具体的には、本発明は、強化された穀草穀物穀粒を作成する組成物および方
法であって、個々の穀粒が、安定で風味がよく、そして非常に生物利用可能であ
る金属アミノ酸キレート含有化合物で被覆されている、前記組成物および方法に
関する。発明の背景 穀草は、食用穀物(種子)を生じる、イネ(grass)科由来のいかなるも
のでもよい植物と定義される。より一般的な穀物のいくつかには、オオムギ(b
arley)、トウモロコシ(corn)、アワ(millet)、オートムギ
(oats)、キノア(quinoa)、イネ(rice)、ライムギ(rye
)、モロコシ(sorghum)、トリチカレ(triticale)、コムギ
(wheat)およびマコモ(wild rice)が含まれる。さらに、穀草
穀物は、一般的に安価であり、容易に入手可能なタンパク質供給源であり、そし
て高炭水化物含量を有するため、世界中で基本食品とみなされている。
【0002】 多様な穀草穀物を比較すると、世界の食料の高い割合がイネに基づく。典型的
な1年の間の世界の年間イネ産生は、5および6億メートルトンの間である。イ
ネのこの量は、年間少なくとも10万トンのイネを提供する世界中の50カ国か
ら得られる。米国イネ産生は、近年、800万メートルトンを越え、総世界産生
の1および2%を占める。米国におけるイネの消費は、多くのアジア各国に比較
して小さいが、過去10年間に渡り、消費は30%増加してきている。これは、
部分的に、健康を改善するためのイネへの一般的な興味のためである。
【0003】 一方、コムギもまた、世界の食料の高い割合を構成する。実際、基本食品とし
てのコムギの地位は、イネのみに続き、第2位である。コムギの大衆性の1つの
理由は、他の穀草と異なり、コムギが、パン作成に必要な弾性を提供するタンパ
ク質であるグルテンを比較的多量に含むことである。こうしたものとして、コム
ギは、典型的には挽いて小麦粉にされ、そしてパンなどの多様な食品に用いられ
る。したがって、コムギは一般的に挽かれるため、鉄および他のミネラルで強化
することが容易である。逆に、典型的には粉に挽かれないイネおよび他の穀粒は
、強化するのがより困難である。
【0004】 穀草、例えばイネの1つの可能な強化法は、多様な穀草穀物が育つ植物または
草を強化することである。この理論は、土にミネラルを添加することにより、植
物または草がこれらのミネラルを取り込み、そしてそれらを各穀粒に渡すであろ
うというものである。穀草穀物の第二の可能な強化法は、実際の穀粒を、望まし
いビタミンおよび/またはミネラルで被覆することである。
【0005】 穀草穀物は、多くの異なるビタミンおよびミネラルで強化されてきている。例
えば、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンEおよびB複合ビタミンはすべて、穀
草穀物の強化剤であった。強化剤として用いられるミネラルには、鉄、カルシウ
ム、亜鉛、マンガン、銅および他の必須ミネラルが含まれてきている。鉄および
鉄化合物の多様な型を考慮し、元素の鉄、硫酸第一鉄およびフマル酸第一鉄が、
好ましい鉄強化剤として、過去、用いられてきている。どの鉄強化剤を使うか選
択する際、特に明るい色の食品を強化する場合、鉄化合物の色および風味が主な
考慮事項である。したがって、鉄の非常に生物利用可能である型は、生じる色変
化および金属性の風味に関連するまずさのため、利用が望ましくない可能性があ
る。例えば、硫酸第一鉄などのより可溶性である鉄化合物は、非常に生物利用可
能であるが、これらはしばしば、色のよくないそして風味のない穀物を生じる。
【0006】 多様な目的のためのイネおよび他の穀物の被覆は、新しい概念ではない。米国
特許第5,702,745号において、あらかじめゼラチン化されたイネ穀物を
、乳化剤で被覆することを伴う、貯蔵安定性ですぐ食べられるイネ製品の作成法
を開示する。本被覆の目的は、優れた触感、外観およびフレーバーを提供するこ
とである。言い換えると、該被覆はビタミンおよび/またはミネラルの搬送のた
めでない。さらに、米国特許第4,687,669号において、強化イネまたは
オオムギの産生法が開示される。該特許では、油またはワックス被覆を、イネま
たはオオムギ上に堆積させる。該被覆は、洗浄中も損なわれない(intact
)ままであり、そして加熱に際し融解するよう設計される。
【0007】 さらに、鉄で穀物産物を強化することもまた、新たな概念ではない。実際、米
国特許第4,931,292号において、pH 1(胃で見られるpH)近くの
可溶性に関し、優れた特性を有し、生物利用可能であり、そしてほとんど無色で
ある、穀物の鉄強化のための特定の種類の複合リン酸鉄(III)の使用が開示
される。該特許は、具体的に、強化することが可能な食品として、粉、朝食シリ
アルおよびイネをあげる。本発明の例または好ましい態様は、式Fe38(NH 4 )(PO46・6H2Oを有するリン酸鉄(III)の複合体と、食品製品を合
わせることによる強化である。本化合物は、ヒトにおいて、カルボニル鉄より生
物利用可能であることが示されている。さらに、該特許は、強化穀物の外観およ
び風味は、非強化食品と比較して、大部分変化しないままであると主張する。
【0008】 キレートを用いた強化は、生物学的利用能を増加させる別の方法である。用語
「キレート」は、しばしば、誤解され、または一般的なまたは広範囲な様式で、
適用されてきている。真のキレートは、合成の厳密な必要条件から生じる、限定
された構造を有する。キレート化が起こるために、リガンド対金属イオンの適切
なモル比、pHおよび反応物の可溶性を含む、適切な条件が存在しなければなら
ない。キレート化が起こるためには、すべての構成要素が溶液中にあり、そして
共有結合が発展するため、適切な電子的立体配置を有する必要がある。
【0009】 キレート化は、結合の伸長化または結合形成により引き起こされる吸収ピーク
のシフトの比較を通じ、赤外スペクトルにより、構成要素の混合物から確認し、
そして区別することが可能である。ミネラル栄養素の分野に適用されるような、
商業的に利用される、主張される2つの「キレート化」製品がある。第一のもの
は、「金属プロテイネート(proteinate)」と称される。米国飼料管
理局協会(American Association of Feed Co
ntrol officials)(AAFCO)は、「金属プロテイネート」
を、アミノ酸および/または部分的に加水分解されたタンパク質を用いた可溶性
塩のキレート化から生じる産物と定義してきている。こうした産物は、特定の金
属プロテイネート、例えば銅プロテイネート、亜鉛プロテイネートなどと称され
る。この定義は、キレート化が実際に存在することを保証するいかなる必要条件
も含まない。化学的反応物の可能性に基づき、いかなるものでもよい大きな度合
いに発生するキレート化の可能性に関し、いくつかの真の制限がある。例えば、
適切なリガンドとしての部分的に加水分解されたタンパク質の含有およびこうし
たリガンドに関する「および/または」という用語は、もっぱら部分的に加水分
解されたタンパク質および可溶性塩から作成された産物が、アミノ酸および可溶
性金属塩を合わせることで作成された産物と、同一の生化学的および生理学的特
性を有するであろうことを暗示する。こうした主張は化学的に正しくない。部分
的に加水分解されたタンパク質リガンドは、数千ダルトンの範囲の分子量を有す
る可能性があり、そしてこうしたリガンドおよび金属イオンの間のいかなる結合
も、複合体またはイオン引力のある型でしかない、すなわちこうしたリガンドの
カルボキシル部分にごく近接して金属がひきつけられている可能性がある。
【0010】 1960年代および1970年代に金属プロテイネートとして市場取引された
いくつかの製品は、真のキレートであったが、これは、AAFCO金属プロテイ
ネート定義の採用前であった。金属プロテイネートとして現在市場取引されてい
る製品の解析により、すべてではないにしても、大部分が、金属塩および加水分
解されたタンパク質の混合物、または金属塩および加水分解されたタンパク質の
間の複合体であることが明らかになった。大部分は、不純な産物であり、解析が
困難で、そしてタンパク質構成および/またはミネラル含量が一定でない。
【0011】 アミノ酸キレートは、適切に形成された際、金属イオンとα−アミノ酸のカル
ボキシル酸素、およびα−アミノ基の間の反応により形成される、1つまたはそ
れ以上の五員環を有する、安定な産物である。こうした五員環は、金属原子、カ
ルボキシル酸素、カルボニル炭素、α−炭素およびα−アミノ窒素により定義さ
れる。実際の構造は、リガンド対金属モル比に応じるであろう。リガンド対金属
モル比は、少なくとも1:1、そして好ましくは2:1であるが、特定の例では
、3:1または4:1であってもよい。最も典型的には、アミノ酸キレートは、
リガンド対金属比2:1で、以下の式:
【0012】
【化1】
【0013】 にしたがい、表すことが可能である。上の式において、RがHである場合、アミ
ノ酸は最も単純なα−アミノ酸である、グリシンである。しかし、Rは、タンパ
ク質由来の他の20程度の天然発生アミノ酸の他のいずれを表してもよい。これ
らはすべて、カルボキシル酸素およびα−アミノ窒素の配置に関し、同一の立体
配置を有する。言い換えると、キレート環は、各例で、同一の原子により、定義
される。米国飼料管理局協会(AAFCO)はまた、アミノ酸キレートの定義も
発行している。これは、公式には、アミノ酸1から3(好ましくは2)モルに対
する金属1モルのモル比で、配位共有結合を形成する、可溶性金属塩由来の金属
イオンとアミノ酸の反応から生じる産物と定義される。加水分解されたアミノ酸
の平均重量は、およそ150でなければならず、そしてキレートの生じる分子量
は、800を越えてはならない。産物は、キレートを形成する特定の金属により
、例えば鉄アミノ酸キレート、銅アミノ酸キレートなどと同定される。
【0014】 金属原子が、金属の酸化状態はいうまでもなく、結合を受け入れることが可能
である理由は、キレート化の性質のためである。式Iにおいて、一方の結合は、
カルボキシル酸素から形成されることが注目される。他方の結合は、該結合に用
いられる電子の両方を提供するα−アミノ窒素により形成される。これらの電子
は、d−軌道の利用可能な空間を埋める。この種類の結合は、供与結合または配
位共有結合として知られ、そしてキレート化では一般的である。したがって、+
2の通常の原子価を持つ金属イオンは、完全にキレート化されると、4つの結合
により、結合されることが可能である。記載される方式で、二価金属イオンをキ
レート化すると、該キレートは、結合電子に完全に満たされ、そして金属原子(
と共に分子全体)上の電荷はゼロである。この中性さが、金属アミノ酸キレート
の生物学的利用能に貢献する。
【0015】 アミノ酸キレートはまた、単一のアミノ酸の代わりにペプチドリガンドを用い
て形成することも可能である。より大きいリガンドは、形成されるキレートの直
接の同化には大きすぎる分子量を有するため、これらは、通常、二ペプチド、三
ペプチドおよびときに四ペプチドの形であろう。一般的に、ペプチドリガンドは
、タンパク質の加水分解により得られるであろう。しかし、慣用的な合成技術ま
たは遺伝子操作により調製されたペプチドもまた、用いてもよい。リガンドが二
または三ペプチドである場合、式[C(O)CHRNH]eHの遊離基が式Iの
窒素原子に結合した水素の1つを置換するであろう。Rは式Iに定義されるよう
にHであってもよく、またはいかなる他の天然発生アミノ酸の残基であってもよ
く、そしてeは、1、2または3の整数であってもよい。eが1である場合、リ
ガンドは二ペプチドであろうし、eが2である場合、リガンドは三ペプチドであ
ろうし、そして以下同様である。
【0016】 アミノ酸キレートの構造、化学的性質および生物学的利用能は、文献、例えば
、Ashmeadら, Chelated Mineral Nutritio
n, (1982), Chas. C. Thomas Publisher
s, イリノイ州スプリングフィールド; Ashmeadら, Intest
inal Absorption of Metal Ions, (1985
), Chas. C. Thomas Publishers, イリノイ州
スプリングフィールド; Ashmeadら, Foliar Feeding
of Plants with Amino Acid Chelates,
(1986), Noyes Publications, ニュージャージ
ー州パークリッジ;米国特許4,020,158; 4,167,564; 4
,216,143; 4,216,144; 4,599,152; 4,77
4,089; 4,830,716; 4,863,898およびその他に引証
されている。さらに、飲料の形でヒトに投与するためのビタミンおよびアミノ酸
キレートの、風味をつけた発泡混合物が、米国特許4,725,427に開示さ
れる。
【0017】 ミネラル栄養素の分野におけるアミノ酸キレートの1つの利点は、これらのキ
レートが、これらが単にアミノ酸であるかのように、能動輸送により、腸および
粘膜細胞で容易に吸収されるという事実に起因すると考えられる。言い換えると
、ミネラルは、アミノ酸をキャリアー分子として利用し、単一の単位としてアミ
ノ酸と共に吸収される。したがって、活性部位に関するイオンの競合および他の
ものによる特定の栄養を供給するミネラル元素の抑制に関連する問題が避けられ
る。これは、体が適切な量を吸収するため比較的大量に搬送しなければならず、
吐き気、下痢および他の不快につながる可能性がある、硫酸鉄などの化合物に関
し、特にあてはまる。それでも、鉄は、多くの生理学的機能に非常に重要なミネ
ラルであるため、そして典型的なヒトに摂取される非強化食品は、十分な量の鉄
を欠いているため、強化は、人々に、鉄の最低一日必要量をもたらす、最適な方
法の1つでありつづけている。
【0018】 上述の観点において、穀草穀物穀粒を、鉄、カルシウム、亜鉛および/または
他のミネラルで強化するための組成物および方法を提供するのが有用であろう。
より具体的には、非粉末化または損なわれていない穀草穀物穀粒を、アミノ酸キ
レートで被覆するための組成物および方法を提供するのが有用であろう。アミノ
酸キレートの止め具(closing)メンバーとして搬送される場合の、金属
の増加した生物学的利用能のため、穀草穀物穀粒を強化するのにより少ない量の
金属を用いることが可能であり、それにより、望ましくない副次的作用および風
味のなさを減少させることが可能である。本発明の目的および概要 本発明の目的は、金属が非常に生物利用可能である金属強化穀草穀物穀粒を提
供することである。
【0019】 本発明の別の目的は、アミノ酸キレートで強化された、風味がよい穀草穀物穀
粒を提供することである。 本発明のさらに別の目的は、穀草穀物穀粒の利用が、アミノ酸キレートに含ま
れる単数または複数の金属の最低一日必要量を提供することが可能であるように
、1つまたはそれ以上のアミノ酸キレートで強化されている穀草穀物穀粒を提供
することである。
【0020】 これらおよび他の目的は、金属アミノ酸キレートで被覆された穀草穀物穀粒を
提供することにより、達成することが可能である。好ましい穀草穀物には、オオ
ムギ、トウモロコシ、アワ、オートムギ、キノア、イネ、ライムギ、モロコシ、
トリチカレ、コムギまたはマコモが含まれる。該被覆は、安定化剤、および1:
1から4:1のリガンド対金属モル比を有する金属アミノ酸キレートで構成され
る。体に利用されるいかなる金属を用いてもよいが、鉄、カルシウム、マグネシ
ウム、亜鉛、銅、マンガンおよび/またはクロムが好ましい金属である。同様に
、いかなるアミノ酸リガンドを用いてもよいが、グリシンが好ましいリガンドで
ある。これらの金属アミノ酸キレートを含む被覆は、アミノ酸キレートが、能動
輸送を介し、損なわれていない分子として腸および粘膜細胞を通じて吸収され、
そして続いて、ミネラルまたは金属イオンが、必要に応じ、体に用いられること
が可能であるように、多様な組織に輸送されるため、望ましい。発明の詳細な説明 アミノ酸キレートを用いた穀草穀物の強化および該穀草穀物を作成する方法を
扱う本発明が開示され、そして記載される前に、本明細書に開示される特定の加
工工程および成分は幾分異なっていてもよいため、本発明が該加工工程および成
分に限定されないことを理解すべきである。本明細書に用いられる専門用語は、
特定の態様のみを記載する目的で用いられることもまた、理解すべきである。本
発明の範囲は、付随する請求項およびその同等物によってのみ限定されることが
意図されるため、該用語は、限定することを意図しない。
【0021】 本明細書および付随する請求項において、単数形“a”、“an”および“t
he”は、内容が明らかに別に指示しない限り、複数の対象を含むことに注目す
べきである。
【0022】 本明細書において、「テースト不含」、「風味がよい」または「改善された風
味」は、穀草穀物穀粒を被覆するまたは強化するための組成物が、実質的に、金
属性のまたは望ましくない後味を欠くことを意味する。言い換えると、本発明に
用いられるキレートは、消費する温血動物宿主、すなわち動物またはヒトにとっ
て許容可能なテーストを有する。これは、アミノ酸キレートで被覆した穀草穀物
穀粒が、フレーバーまたは後味を完全に欠いているということではない。
【0023】 「金属アミノ酸キレート」または「ミネラルアミノ酸キレート」は、典型的に
は、キレートされる金属、並びにアミノ酸のカルボキシル酸素基およびα−アミ
ノ基両方との間の配位共有結合により定義される。こうしたものとして、止め具
メンバーとしての金属を用い、複素環が形成される。しかし、pHレベルが低下
するにつれ、環構造がそれでも存在する可能性があるが、カルボキシル酸素およ
び金属留め具メンバーの間の結合は、より共有でなく、そしてよりイオン性にな
る。したがって、本発明の目的のためのアミノ酸キレートは、環構造を形成する
アミノ酸および金属で構成されるいかなるキレートまたは複合体にも関する。
【0024】 「生物利用可能である」は、本発明の金属供給源が、キレートアミノ酸と共に
、能動輸送を介し、腸壁を横断し、血流に直接、損なわれずに輸送されることが
可能であることが立証されている、アミノ酸キレート化型にあることを意味する
【0025】 これを考慮すると、本発明は、1)金属アミノ酸キレートで被覆された穀草穀
物穀粒;2)金属アミノ酸キレートを含む溶液で、穀草穀物穀粒を被覆する方法
;および3)穀草穀物穀粒を被覆するための金属アミノ酸キレートを含む被覆溶
液に対して向けられる。
【0026】 本発明において、穀草穀物穀粒に適用される被覆(または穀粒を被覆するのに
用いられる溶液)は、金属アミノ酸キレートおよび安定化剤で構成される。金属
アミノ酸キレートのリガンド対金属モル比は、1:1から4:1(好ましくは2
:1)であるべきであり、そして安定化剤は、限定されるわけではないが、ヒド
ロキシプロピルセルロースおよびエチルセルロースを含む、親水性または中性ヒ
ドロコロイドガムであるべきである。
【0027】 金属アミノ酸キレートの構成要素に関し、単数または複数の金属は、鉄、カル
シウム、マグネシウム、亜鉛、銅、マンガンおよび/またはクロムであってもよ
い。どの金属が多様な穀草穀物穀粒を強化するのに用いられるかに応じ、金属は
、重量約0.001%から2%で、穀粒上に存在するべきである。例えば、カル
シウムは、この範囲の上限近く、すなわち重量約0.1から2.0%で存在する
であろうし、そして亜鉛および鉄は、この範囲の下限近く、すなわち重量約0.
001から0.1%で存在するであろう。さらに、単数または複数のリガンドは
、アラニン、アルギニン、アスパラギン、アスパラギン酸、システイン、シスチ
ン、グルタミン、グルタミン酸、グリシン、ヒスチジン、ヒドロキシプロリン、
イソロイシン、ロイシン、リジン、メチオニン、オルニチン、フェニルアラニン
、プロリン、セリン、スレオニン、トリプトファン、チロシンおよび/またはバ
リンであってもよく、開示されるアミノ酸のいかなるものでもよい組み合わせに
より形成されるジペプチド、トリペプチドおよびテトラペプチドが含まれる。上
に列挙されるアミノ酸リガンドのいずれを用いてもよいが、グリシンが好ましい
リガンドである。こうしたものとして、好ましい組み合わせには、鉄(II)ビ
スグリシネート、鉄(III)トリスグリシネート、ビスグリシン酸カルシウム
およびビスグリシン酸亜鉛が含まれる。
【0028】 オオムギ、トウモロコシ、アワ、オートムギ、キノア、イネ、ライムギ、モロ
コシ、トリチカレ、コムギおよびマコモは、本発明で用いてもよい、最も一般的
な穀草穀物のいくつかである。しかし、穀粒として損なわれていない限り、すべ
ての穀物穀粒が本発明の範囲内であり、芽(germ)および/または殻(hu
sk)が除去されている穀粒が含まれる。
【0029】 最後に、二酸化チタンなどの着色剤も、適切な場合、所望により含んでもよい
。例えば、白いイネを鉄(II)ビスグリシネートで被覆する場合、二酸化チタ
ンの使用は、変色を減少させる漂白剤として作用する。
【0030】 好ましい態様の1つの例として、イネまたは他の穀物の穀粒を、鉄(II)ビ
スグリシネートを含む化合物で被覆してもよい。本化合物は、以下のような式I
Iにより表すことが可能である:
【0031】
【化2】
【0032】 ビスグリシン酸カルシウムおよびビスグリシン酸亜鉛もまた、Feに関し、そ
れぞれCaおよびZnで置換することにより、表すことが可能である。さらに、
式IIに第三のグリシン環を付加することにより、鉄(III)トリスグリシネ
ートもまた、表すことが可能である。
【0033】 穀草穀物穀粒を金属アミノ酸キレートで被覆する方法は、いくつかの方法によ
り、達成することが可能である。例えば、イネを鉄(II)ビスグリシネートで
強化することが望ましい場合、被覆は、キレート、安定化剤および所望により着
色剤を含む溶液を、穀草穀物穀粒にスプレーすることにより、あるいは該溶液に
該穀粒を浸すことにより、調製し、そして適用することが可能である。適切に調
製された場合、被覆は、触感において、実質的に検出不能であり、そして風味が
よい。
【0034】 本質的に、穀草穀物をアミノ酸キレート被覆で強化する方法は、以下のとおり
である。第一に、穀草穀物、並びにアミノ酸キレートおよび安定化剤を含む溶液
を提供する。次に、穀草穀粒あたりの金属アミノ酸キレートの望ましい濃度を達
成するため、アミノ酸キレートを含む、既知の量の溶液で、穀草穀物穀粒の一部
またはすべてを被覆する。その後、一般的に知られる方法により、水分を減少さ
せる。最後に、特定の金属に関する最低一日必要量を満たす、混合された穀草穀
粒の1回の提供量における金属アミノ酸キレートの適切な量を提供するであろう
比で、強化穀草穀物穀粒を、非強化穀草穀物穀粒とあらかじめ混合することが望
ましい可能性がある。本工程が続く場合、強化対非強化穀草穀物穀粒の好ましい
比は、重量約1:5から1:100である。しかし、被覆溶液がより少ないアミ
ノ酸キレートを含む可能性があるか、またはより濃縮された溶液を多量の穀草穀
物穀粒に適用することが可能であるような、いくつかの調製は、本工程を必要と
しない可能性がある。
【0035】 穀草穀物穀粒を被覆するのに用いられる溶液は、安定化剤を金属アミノ酸キレ
ートと乾燥ブレンドし、そして均質な液体が形成されるまで、該混合物を、水性
溶液、例えばイソプロピルアルコールおよび水と混合することにより、調製する
。スプレー法を用いて被覆を適用する場合、1つの態様は、穀粒を被覆パンに入
れ、熱風を穀粒に吹き付け、そして熱風を流しながら均質な液体をスプレーする
ことを含む。これは、穀粒があらかじめ決定された度合いまで飽和されるまで、
続けなければならない。強化穀草穀物穀粒の色を改変することが望ましい場合、
1)パンに熱風を吹き付ける工程の前に、穀草穀粒を着色剤、例えば二酸化チタ
ンで覆う工程および2)穀草穀粒に均質な液体をスプレーした後に、着色剤で穀
草穀粒を覆う工程が続いてもよい。
【0036】 浸す方法を用いて被覆を適用する際、穀粒をまず、上述の均質な液体に浸し、
そして水分があらかじめ決定されたレベルに達するまで、慣用的な乾燥技術を用
い、乾燥させなければならない。必要な場合、穀草穀物穀粒は、震蘯により、分
離しなければならない。所望により、二酸化チタンまたは他の着色剤を強化穀草
穀物穀粒と混合し、穀粒の色を改変してもよい。
【0037】 以下の実施例は、穀草穀物穀粒のための金属アミノ酸キレート被覆を調製する
組成物および方法を例示する。具体的には、実施例は、イネを金属アミノ酸キレ
ートで強化するための、2つの既知の被覆態様、すなわちスプレー法および浸す
方法を説明する。これらの実施例は、本発明の限定とみなしてはならず、現在の
実験データに基づき、どのように穀草穀粒のための最適に知られるアミノ酸キレ
ート被覆を作成するかを単に例示するものである。
【0038】
【実施例】実施例1 以下は、スプレー法を用い、鉄(II)ビスグリシネートで白いイネを強化す
るための方法である。まず、ヒドロキシプロピルセルロース70グラムを、Al
bion Laboratories社製で商標FERROCHELTMにて販売
されているような鉄(II)ビスグリシネート70グラムと乾燥ブレンドした。
乾燥成分に、4.536キログラムの水および1キログラムのイソプロピルアル
コールを、完全でそして優れた攪拌下で混合した。本産物を、溶液が透明でそし
て均質になるまで混合した。次に、50ポンドのイネおよび250グラムの二酸
化チタンを、回転する被覆パンに置いた。パンをその後、均質な被覆がイネを覆
うまで回転させた。鉄(II)ビスグリシネートを含む溶液をイネ上にスプレー
しながら、パンに熱風を吹き付けた。全溶液をイネ上にスプレーしたとき、さら
に50グラムの二酸化チタンをパンの内容物に添加し、1バッチを完了した。こ
の方法から、50ポンドのイネが、鉄(II)ビスグリシネートで強化され、該
イネは重量約0.061%の鉄含量を有した。推奨される比率は、イネ1ポンド
当たり、鉄14ミリグラムである。したがって、被覆されたイネ50ポンドを、
非被覆イネ950ポンドと混合した。被覆イネを非被覆イネとこの比率で均質に
混合することにより、混合イネ1ポンド当たり、鉄約14ミリグラムの鉄含量を
有するイネ混合物を産生した。実施例2 以下は、浸す方法を用い、鉄(II)ビスグリシネートで、白いイネを強化す
るための方法である。まず、エチルセルロース200グラムを、二酸化チタン1
00グラムおよびAlbion Laboratories社製で商標FERR
OCHELTMにて販売されているような鉄(II)ビスグリシネート70グラム
と乾燥ブレンドした。次に、これらの乾燥成分を、9.126キログラムの水と
、完全でそして優れた攪拌下で、透明でそして均質な溶液が得られるまで混合し
た。該液体をその後、均質な被覆が得られるまで、50ポンドのイネ上に注いだ
。イネをその後、12.5%の水分まで乾燥するまで、75℃の強制空気乾燥オ
ーブンに入れた。イネをその後、震蘯し、いかなる塊も個々の穀粒に分解した。
さらに100グラムの二酸化チタンを回転するパン中でイネに添加し、1バッチ
を完了した。この方法から、50ポンドのイネが、鉄(II)ビスグリシネート
で強化され、該イネは重量約0.061%の鉄含量を有した。推奨される比率は
、イネ1ポンド当たり、鉄14ミリグラムである。したがって、被覆されたイネ
50ポンドを、非被覆イネ950ポンドと混合した。被覆イネを非被覆イネとこ
の比率で均質に混合することにより、混合イネ1ポンド当たり、鉄約14ミリグ
ラムの鉄含量を有するイネ混合物を産生した。実施例3 白いイネをカルシウムビスグリシネートにてスプレー法を用いて強化する方法
を示す。まず、350グラムのヒドロキシプロピルセルロースを、7.71キロ
グラムのAlbion Laboratories社製で登録商標CALCIU
M TASTE FREEのカルシウムビスグリシネートとを乾燥ブレンドした
。その乾燥物に、22.815キログラムの水と4キログラムのイソプロピルア
ルコールを加え、完全でそして優れた攪拌下で液が透明で均一になるまで混合し
た。次に、250ポンドのイネを回転する被覆パンの載せた。パンに熱風を吹き
かけつつ、カルシウムビスグリシネートを含有する液を、液すべてが均一に供給
されるようにイネ上にスプレーした。イネを10%未満の水分まで乾燥し、一バ
ッチを終了させるために被覆パンから除去した。このプロセスにより、カルシウ
ム含量として登録商標CALCIUM TASTE FREE中の重量基準で約
0.88%を含有する、カルシウムビスグリシネートにて強化された250ポン
ドのイネが得られた。推奨比率は、1ポンドのイネに対して1000ミリグラム
のカルシウムである。それゆえ、次に被覆イネ250ポンドを未処理イネ750
ポンドと混ぜ合わせた。この比率で被覆イネと未被覆イネを均一に混合すること
によって、混合イネ1ポンド当たり約1000ミリグラムのカルシウム含量を有
するイネ混合物が得られた。実施例4 白いイネを亜鉛ビスグリシネートにてスプレー法を用いて強化する方法を示す
。まず、70グラムのヒドロキシプロピルセルロースを、70グラムの亜鉛ビス
グリシネートとを乾燥ブレンドした。その乾燥物に、4.563キログラムの水
と1キログラムのイソプロピルアルコールを、完全でそして優れた攪拌下で混合
した。液が透明で均一になるまで混合した。次に、50ポンドのイネと250グ
ラムの二酸化チタンを回転する被覆パンの載せた。パンは均一にイネが被覆され
るまで回転させた。パンに熱風を吹きかけつつ、亜鉛ビスグリシネートを含有す
る液をイネ上にスプレーした。全液をイネ上にスプレーしたのち、一バッチを終
了させるためにパンに50グラムの二酸化チタンを加えた。このプロセスにより
、亜鉛含量として重量基準で約0.061%を含有する、亜鉛ビスグリシネート
にて強化された50ポンドのイネが得られた。次に強化されたイネ50ポンドを
未処理イネ950ポンドと混ぜ合わせた。この比率で被覆イネと未被覆イネを均
一に混合することによって、混合イネ1ポンド当たり約14ミリグラムの亜鉛含
量を有するイネ混合物が得られた。実施例5 白イネを鉄(II)ビスグリシネートにてスプレー法を用いて強化する方法を
示す。まず、70グラムのヒドロキシプロピルセルロースを、70グラムのAl
bion Laboratories社製で登録商標FERROCHELの鉄(
II)ビスグリシネートと乾燥ブレンドした。その乾燥物に、4.563キログ
ラムの水と1キログラムのイソプロピルアルコールを加え、完全でそして優れた
攪拌下で混合した。液が透明で均一になるまで混合した。次に、1000ポンド
のイネを被覆パンに載せた。パンに熱風を吹きかけつつ、鉄(II)ビスグリシ
ネートを含有する液をイネ上にスプレーした。被覆イネを10%未満の水分まで
乾燥した。この時点でイネは包装しうる状態であった。イネ1バッチは一般的に
実施例1に示されたように鉄(II)ビスグリシネートの量の約1/20量で被
覆されているので、強化されたイネと強化されていないイネを混合する必要はな
かった。このプロセスによって、イネ1ポンド当たり約14ミリグラムの鉄含量
を有するイネが得られた。
【0039】 本発明は、ある好ましい態様について述べているが、当業者はさまざまな修正
、変更、削除、および置換が本発明の精神からそれることなしに行ないうること
を理解できるであろう。例えば、同様な手順は、マコモまたは他の穀類に着色剤
あり、またはなしにて適用されうる。さらに、他の金属アミノ酸キレートは他の
穀草穀物穀粒を被覆するのに用いることができるであろう。それゆえ、本発明は
、添付の特許請求の範囲に記載した範囲によってのみ制限されることが意図され
ている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B05D 7/00 B05D 7/00 K (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,C H,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM,DZ ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH,GM, HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,KE,K G,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT ,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN,MW, MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,S D,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR ,TT,TZ,UA,UG,UZ,VN,YU,ZA, ZW Fターム(参考) 4B018 LE02 MD03 MD04 MD05 MD19 MD20 MD49 ME02 MF08 4D075 AA01 AB01 BB24Z DA11 DB70 DC50 EA07 EC02 EC08

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属アミノ酸キレートで被覆された穀草穀物穀粒であり、前
    記被覆が、安定剤と;リガンド:金属のモル比1:1から4:1を有する金属ア
    ミノ酸キレートとによって構成される穀草穀物穀粒。
  2. 【請求項2】 前記穀粒が、オオムギ、トウモロコシ、アワ、オートムギ、
    キノア、イネ、ライムギ、モロコシ、トリチカレ、コムギ、マコモおよびこれら
    の組合せからなる群より選択される、請求項1に記載の穀草穀物穀粒。
  3. 【請求項3】 前記リガンドが、アラニン、アルギニン、アスパラギン、ア
    スパラギン酸、システイン、シスチン、グルタミン、グルタミン酸、グリシン、
    ヒスチジン、ヒドロキシプロリン、イソロイシン、ロイシン、リシン、メチオニ
    ン、オルニチン、フェニルアラニン、プロリン、セリン、スレオニン、トリプト
    ファン、チロシンおよびバリンからなる群より選択される天然産のアミノ酸;お
    よび、前記これらのアミノ酸のいずれかの組合せによって形成されるジペプチド
    、トリペプチドおよびテトラペプチドである、請求項1に記載の穀草穀物穀粒。
  4. 【請求項4】 前記金属が、鉄、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、銅、マ
    ンガン、クロムおよびこれらの組合せからなる群より選択される、請求項1に記
    載の穀草穀物穀粒。
  5. 【請求項5】 前記安定剤が、ヒドロコロイドガムである、請求項1に記載
    の穀草穀物穀粒。
  6. 【請求項6】 前記金属が、前記穀粒上に0.001重量%〜2重量%存在
    する、請求項1に記載の穀草穀物穀粒。
  7. 【請求項7】 前記リガンドがグリシンであり、前記金属が鉄であり、前記
    鉄が前記穀粒上に0.001重量%〜0.1重量%存在する、請求項1〜請求項
    6の1項に記載の穀草穀物穀粒。
  8. 【請求項8】 前記リガンドがグリシンであり、前記金属がカルシウムであ
    り、前記カルシウムが前記穀粒上に0.1重量%〜2重量%存在する、請求項1
    〜請求項6の1項に記載の穀草穀物穀粒。
  9. 【請求項9】 前記リガンドがグリシンであり、前記金属が亜鉛であり、前
    記亜鉛が前記穀粒上に0.001重量%〜0.1重量%存在する、請求項1〜請
    求項6の1項に記載の穀草穀物穀粒。
  10. 【請求項10】 前記金属アミノ酸キレートが、鉄(II)ビスグリシネー
    ト、鉄(III)トリスグリシネート、カルシウムビスグリシネート、亜鉛ビス
    グリシネートおよびこれらの組合せからなる群より選択される、請求項1〜請求
    項6の1項に記載の穀草穀物穀粒。
  11. 【請求項11】 前記被覆が、さらに、二酸化チタンを含有する、請求項1
    〜6の1項に記載の穀草穀物穀粒。
  12. 【請求項12】 前記親水コロイドガムが、ヒドロキシプロピルセルロース
    およびエチルセルロースからなる群より選択される、請求項5に記載の穀草穀物
    穀粒。
  13. 【請求項13】 金属アミノ酸キレートを含有する被覆で穀草穀物穀粒を強
    化する方法であって、 (a)穀草穀物穀粒と; (b)リガンド:金属のモル比1:1から4:1を有する金属アミノ酸キレー トおよび安定剤によって構成される被覆溶液とを用意し; 前記穀粒を前記溶液で被覆する; 各工程を含む方法。
  14. 【請求項14】 被覆溶液を用意する工程が、 前記安定剤と前記金属アミノ酸キレートとをブレンドし; 均質な液体が形成されるまで、前記ブレンドを水性溶液と混合する; 各工程を含む、請求項13に記載の穀草穀物穀粒を強化する方法。
  15. 【請求項15】 前記穀粒が、オオムギ、トウモロコシ、アワ、オートムギ
    、キノア、イネ、ライムギ、モロコシ、トリチカレ、コムギ、マコモおよびこれ
    らの組合せからなる群より選択される、請求項13または請求項14の1項に記
    載の穀草穀物穀粒を強化する方法。
  16. 【請求項16】 前記リガンドが、アラニン、アルギニン、アスパラギン、
    アスパラギン酸、システイン、シスチン、グルタミン、グルタミン酸、グリシン
    、ヒスチジン、ヒドロキシプロリン、イソロイシン、ロイシン、リシン、メチオ
    ニン、オルニチン、フェニルアラニン、プロリン、セリン、スレオニン、トリプ
    トファン、チロシンおよびバリンからなる群より選択される天然産のアミノ酸;
    および、前記これらのアミノ酸のいずれかの組合せによって形成されるジペプチ
    ド、トリペプチドおよびテトラペプチドである、請求項13または請求項14の
    1項に記載の穀草穀物穀粒を強化する方法。
  17. 【請求項17】 前記金属が、鉄、カルシウム、マグネシウム、亜鉛、銅、
    マンガン、クロムおよびこれらの組合せからなる群より選択される、請求項13
    または請求項14の1項に記載の穀草穀物穀粒を強化する方法。
  18. 【請求項18】 前記リガンドがグリシンである、請求項13または請求項
    14の1項に記載の穀草穀物穀粒を強化する方法。
  19. 【請求項19】 前記金属アミノ酸キレートが、鉄(II)ビスグリシネー
    ト、鉄(III)トリスグリシネート、カルシウムビスグリシネート、亜鉛ビス
    グリシネートおよびこれらの組合せからなる群より選択される、請求項13また
    は請求項14の1項に記載の穀草穀物穀粒を強化する方法。
  20. 【請求項20】 前記安定剤が親水コロイドガムである、請求項13または
    請求項14の1項に記載の穀草穀物穀粒を強化する方法。
  21. 【請求項21】 前記安定剤が、ヒドロキシプロピルセルロースおよびエチ
    ルセルロースからなる群より選択される、請求項13または請求項14の1項に
    記載の穀草穀物穀粒を強化する方法。
  22. 【請求項22】 前記水性溶液が、エタノール、イソプロピルアルコール、
    水およびこれらの組合せからなる群より選択される員によって構成される、請求
    項14に記載の穀草穀物穀粒を強化する方法。
  23. 【請求項23】 被覆する工程が、さらに、 被覆表面上に前記穀草穀物穀粒を置き; 前記穀草穀物穀粒上に前記均質な液体を噴霧し; 前記穀草穀物穀粒を乾燥させる; 各工程を含む、請求項14に記載の穀草穀物穀粒を強化する方法。
  24. 【請求項24】 被覆する工程が、さらに、 噴霧する工程の前に、前記穀草穀物穀粒を二酸化チタンで覆い; 前記穀草穀物穀粒に前記均質な液体を噴霧した後、前記穀草穀物穀粒を前記二
    酸化チタンで覆う; 各工程を含む、請求項23に記載の穀草穀物穀粒を強化する方法。
  25. 【請求項25】 被覆する工程が、 前記穀草穀物穀粒を前記均質な液体に浸軟させ; 予め決められた水分レベルまで、前記穀草穀物穀粒を乾燥させる; 各工程を含む、請求項14に記載の穀草穀物穀粒を強化する方法。
  26. 【請求項26】 前記予め決められた水分レベルが、1%から20%である
    、請求項25に記載の穀草穀物穀粒を強化する方法。
  27. 【請求項27】 前記穀草穀物穀粒を前記予め決められた水分レベルまで乾
    燥させた後、二酸化チタンを前記穀草穀物穀粒と接触させる、請求項25または
    請求項26の1項に記載の穀草穀物穀粒を強化する方法。
  28. 【請求項28】 前記被覆工程に続く工程が、前記被覆された穀草穀物穀粒
    を未被覆穀草穀物穀粒と1:5から1:100の重量比で予め混合する工程を含
    む、請求項13または請求項14の1項に記載の穀草穀物穀粒を強化する方法。
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