JPH01160376A - インバータ装置 - Google Patents

インバータ装置

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JPH01160376A
JPH01160376A JP62316936A JP31693687A JPH01160376A JP H01160376 A JPH01160376 A JP H01160376A JP 62316936 A JP62316936 A JP 62316936A JP 31693687 A JP31693687 A JP 31693687A JP H01160376 A JPH01160376 A JP H01160376A
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Masahito Onishi
雅人 大西
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、一対のスイッチング素子を有し、−方のスイ
ッチング素子と同電位の発振回路から電位の異なる他方
のスイッチング素子へトランス等の絶縁素子を介さずに
信号伝達を行うようにしたインバータ装置に関するもの
である。
(背景技術) 第7図は従来のインバータ装置の回路図であり、第8図
はその動作波形図である。直流電源■の両端には、スイ
ッチング素子sw、、sw2の直列回路が接続されてい
る。スイッチング素子SW、、SW2は例えば電力用の
MOSトランジスタやダイオードを逆並列接続された電
力用のバイポーラトランジスタにて構成される。各スイ
ッチング素子sw、、sw2は、ドライバ回路1.2の
出力信号■。
■2によりそれぞれオン・オフ駆動される。一方のスイ
ッチング素子SW2の両端には、インダクタンスL0を
介して、負荷ZとコンデンサC0との並列回路が接続さ
れている。負荷Zとしては、例えば放電灯が用いられる
゛、負荷2が放電灯であるときに、インダクタンスL0
、コンデンサC0の共振回路を用いるのは、放射ノイズ
等の関係から負荷電流の波形を正弦波状にするためであ
る。各スイッチング素子SW、、SW2の電流11.I
2は、第8図(m) 、 (4)に示すように、負方向
から始まり、正方向で遮断している。これは、インダク
タンスL0、コンデンサC0による共振回路の共振周波
数よりも、スイッチング素子sw、、sw2のドライブ
周波数を高く設定しているためである。このように設定
すると、例えばスイッチング素子SW1がオフしたとき
に、負荷回路による共振電流は、スイッチング素子SW
2をまず負方向に流れることになり、続いてスイッチン
グ素子SW2の正方向に流れる。スイッチング素子SW
2がオフする時にも同様に、負荷回路による共振電流は
スイッチング素子SW、をまず負方向に流れ、続いてス
イッチング素子S W +の正方向に流れる。このとき
、各スイッチング素子sw、、sw2の素子電圧V5.
V、は、夫々がオフする時に高電圧へ移行する。
直流電源■の両端に接続された抵抗R1,コンデンサC
5の直列回路は発振回路5及びドライバ回路2を含む下
側回路の電源回路であり、スイッチ   ゛ング素子S
Wlの両端に接続された抵抗R2,コンデンサC2の直
列回路はドライバ回路1を含む上側回路の電源回路であ
る。コンデンサC3、C4はスイッチング素子SW、、
SW2の容量成分である。
コンデンサC8にて給電される発振回路5は、2つのド
ライブ信号vA、v日を出力している。ドライブ信号v
Aはドライバ回路2に入力され、ドライブ信号VBは信
号伝達回路を介して、ドライバ回路1に入力される。信
号伝達回路は、トランジスタT r + + T r 
z + T r 3 、 T r 4、ダイオードD+
、抵抗R5よりなり、トランス等の絶縁素子を用いない
て信号伝達を行っている。トランジスタTr。
Tr、はカレントミラー回路3を構成し、トランジスタ
T r 3 + T r 4はカレントミラー回路4を
構成している0発振回路5から出力されるドライブ信号
V8は、カレントミラー回路3の一方のトランジスタT
rlに入力され、カレントミラー回路3の他方のトラン
ジスタTr2の出力は、カレントミラー回路4の一方の
トランジスタTr3に入力されている。カレントミラー
回路4の他方のトランジスタTr4は抵抗R1を直列に
接続されて、コンデンサC2の両端に接続されている。
各トランジスタT r +〜Tr<の電流増幅率hfe
が十分に大きいものとすると、ドライブ信号VBによっ
てトランジスタTr。
に流れる入力電流1口′とほぼ同じ電流が信号伝達電流
IBとしてトランジスタT r、 、 T r 、に流
れ、また、トランジスタTr、に流れる信号伝達電流I
とほぼ同じ電流がトランジスタTr4に出力電流工。
となって流れる。ドライブ信号VBが高レベルのときに
は、トランジスタT r + 、 T r 2が導通し
て、信号伝達電流I日が流れ、トランジスタTr3.T
r4も導通する。トランジスタTr<が導通すると、抵
抗R3に出力電流■4が流れ1.抵抗R3の両端に電圧
降下が生じて、ドライバ回路1の入力信号V。
が高レベルとなる。ドライブ信号VBが低レベルのとき
には、ドライバ回路1の入力信号v4は低レベルとなる
。なお、各カレントミラー回路3゜4のトランジスタT
r、〜Tr4は高速動作を行うために、不飽和領域で動
作している。
ダイオードD1はトランジスタTr2がオフしたときに
、トランジスタTr2のコレクタ・エミッタ間の浮遊容
量成分Csに充電された蓄積電荷を放出するバイパス経
路を形成して、トランジスタTr3のベース・エミッタ
間逆電圧を低減するために設けられている。
この従来例では、トランスや、フォトカブラ等の絶縁素
子を用いないで、発振回路5とは異電位側のドライバ回
路1に、ドライブ信号VBに同期した入力信号■、を伝
達することができ、制御回路のIC化に適した構成とな
っている。しかしながら、この従来例にあっては、ドラ
イブ信号■8が低レベルであるときに、素子電圧V、が
上昇すると、コンデンサC2及びカレントミラー回路4
における一方のトランジスタTr2を介して、トランジ
スタTr2の容量成分Csへの充電電流が流れて、これ
が信号伝達電流■Bのような作用をなし、誤動作を生じ
ることがあった。
以下、第8図を参照しながら、この動作について説明す
る。まず、時mtoでドライブ信号VB(第8図(b)
)が低レベルになると、カレントミラー回路3.4の電
流IB’、IB、I<(同図(c) 、 (d) 、 
(e))が流れなくなり、ドライバ回路1の入力信号V
 4 (同図(f))が低レベル、ドライバ回路1の出
力信号V+(同図(h))が低レベルとなり、スイッチ
ング素子SW、はオフする。このとき、素子電圧V 3
 、 V s (同図(i)、(j))はスイッチング
素子SW+、SW2の容量成分C3、C<によって傾斜
的に変化し、その電流は時刻り以降は負荷回路の共振作
用によって負方向の電流■2(同図(1))となって流
れ、時刻【2以降は、ドライブ信号VA(同図(a))
が高レベルとなることによりスイッチング素子SW2が
オンして、正方向に流れる。素子電圧■、゛の低下に伴
い、カレントミラー回路3のトランジスタTr2の浮遊
容量Csの充電電圧VS(同図(k))も同期して低下
し、この容量成分Csからの電荷の放電は、ダイオード
D、及びコンデンサC2を介して行われる0時刻t3に
おいて、ドライブ信号vAが低レベルとなると、ドライ
バ回路2の出力信号Vz(同図(g))が低レベルとな
り、スイッチング素子sw2がオフし、負荷回路の共振
作用によって素子電圧■、は上昇して行く、このとき、
容量成分Csがカレントミラー回路4を通じて充電され
、その充電電圧■6も上昇していく。ここで、カレント
ミラー回路4から容量成分Csへの充電電流は、ドライ
ブ信号VBによる信号伝達電流■Bと同じ経路に流れる
ことになるので、出力電流工、が流れて、ドライバ回路
1への入力信号V、のレベルが上昇し、時刻t4でドラ
イバ回路1の出力信号V1が高レベルとなる。故にスイ
ッチング素子Swlはオンとなるが、この時点では素子
電圧V、、V、は変化している途中であるため、容量成
分C、、c 4の急速な充放電が行われる。この電流は
波高値の高いもので、スイッチング損失となり、時には
スイッチング素子sw、、sw2の破壊や雑音の発生原
因となったりする0時Mts以降はドライブ信号VBが
高レベルとなるので、スイッチング素子sw1はオンし
続け、電流Il(第8図(m))が正方向に流れ払0時
刻t6でドライブ信号VBが低レベルとなり、再びスイ
ッチング素子SW1がオフして、以下、この繰り返しで
負荷回路に高周波電力を供給するものである。
以上の説明から分かるように、この従来例にあっては、
ドライブ信号VBが低レベルであっても、素子電圧V、
の上昇によって容量成分Csへの充電電流が流れて、こ
れが恰も信号伝達電流IBのように作用するために、ス
イッチング素子SW1がオンしてしまうという問題があ
り、信頼性の改善が望まれていた。
(発明の目的) 本発明は上述のような点に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、信号伝達回路の容量成分への
充電電流が恰も信号伝達電流のように作用することを防
止して、信頼性を向上せしめたインバータ装置を提供す
ることにある。
(発明の開示) 本発明に係るインバータ装置の構成を、第1図実施例に
ついて説明すると、直流電源■に第1及び第2のスイッ
チング素子sw、、sw、の直列回路を接続し、第1及
び第2のスイッチング素子SW+、SW2にてスイッチ
ングされた出力により交流駆動される負荷回路を備え、
第1のスイッチング素子SW、をオン・オフさせる第1
のドライブ信号VBと、第2のスイッチング素子SW2
を第1のスイッチング素子SW1と同時にはオンしない
ようにオン・オフさせる第2のドライブ信号■Aとを発
生する発振回路5を、第2のスイッチング素子SW2と
同電位側に備え、発振回路5から第1のスイッチング素
子SW、に第1のドライブ信号V日を絶縁素子を介さず
に電流信号■8として伝達する信号伝達回路(カレント
ミラー回路3,4)を備えて成るインバータ装置におい
て、信号伝達回路の容量成分Csへの充電電流が流れて
いる間は、第1のスイッチング素子SW1をオンさせる
信号■、の伝達を禁止するゲート回路(A N Dゲー
トG、)を設けたことを特徴とするものである。
本発明にあっては、このように、信号伝達回路の容量成
分Csへの充電電流が流れている間は、第1のスイッチ
ング素子SW1をオンさせる信号V、の伝達を禁止する
ようにしたので、容量成分Csへの充電電流によって第
1のスイッチング素子SW1が間違ってオンするような
不都合を防止できるものである。
以下、本発明の実施例について説明する。なお、実施例
回路において、従来例回路と同一の機能を有する部分に
は同一の符号を付して重複する説明は省略する。
爽jiJLL 第1図は本発明の一実施例の回路図であり、第2図はそ
の動作波形図である0本実施例にあっては、第7図従来
例において、ドライバ回路1への入力信号■、をAND
ゲートG+の一方の入力とし、ANDゲートG1の出力
をドライバ回路1の入力信号V9としたものである。A
NDゲートG、の他方の入力には、素子電圧V、が上昇
して安定したときに高レベルとなるゲート信号V8が入
、力されている。このゲート信号■、を作成するために
、抵抗R4、Rs 、 Rs及びトランジスタTrsを
設けている。抵抗R4、Rsの直列回路は、スイッチン
グ素子SWtの両端に接続されている。抵抗R6の両端
には、直流電源Vの電圧Vから素子電圧■、を差し引い
た電圧(V  V3)を分圧した電圧信号V。
が得られる。抵抗R,とトランジスタTrsの直列回路
は上側回路の電源となるコンデンサC2の両端に並列接
続されている。トランジスタTr5のベースは抵抗R,
,Rsの接続点に接続されている。
前記ゲート信号■、はトランジスタTrsのコレクタ電
位として得られるものである。素子電圧■。
が上昇して安定すると、電圧(V  Va)を分圧した
電圧信号vフは低レベルとなり、トランジスタTrsが
オフとなり、ゲート信号■8は高レベルとなる。素子電
圧V、が上昇している途中の状態では、電圧(v  V
3)を分圧した電圧信号V、は低レベルではないので、
トランジスタT r sがオンとなり、ゲート信号■、
は低レベルとなる。したがって、素子電圧V、が上昇し
ている途中の状態では、たとえ、入力信号v4が高レベ
ルとなっても、ドライバ回路1の入力信号V、が高レベ
ルとなることはないものである。
以下、第2図を参照しながら上記の動作について詳説す
る6時刻t。において、ドライブ信号VB(第2図(b
))が低レベルになると、電流T B’ r I B(
同図(c) 、 (d) )が流れなくなり、ANDゲ
ートG1の入力信号V4(同図(e))が低レベルとな
り、ドライバ回路1の入力信号V S (同図(h))
及びその出力信号V + (同図(j))が低レベルと
なって、スイッチング素子SWlがオフする。このとき
、負荷回路に流れていた電流は、スイッチング素子SW
、の負方向に流れて、スイッチング素子SW2の素子電
圧V ) (同図(k))は傾斜的に減少する。素子電
圧V、が減少することにより、電圧(V  V3)が上
昇し、電圧信号V7(同図(r))は低レベルではなく
なるので、トランジスタTrsがオンして、ゲート信号
VS(同図(g))は低レベルとなる0時刻t1でドラ
イブ信号VA(同図(a))が高レベルになると、スイ
ッチング素子SW2がオンして、電流I2(同図(n)
)が正方向に流れる。やがて、時刻t2になると、ドラ
イブ信号vAは低レベルとなり、ドライバ回路2の出力
信号V2(同図(i))が低レベルとなって、スイッチ
ング素子SW2はオフとなる。このとき、負荷回路を流
れていた電流は共振作用により流れ続けようとし、スイ
ッチング素子SW1を負方向に流れ、素子電圧■、が上
昇して行く、これに同期して、容量成分Csの充電電圧
VS(同図(1))も上昇して行く、容量成分Csの充
電電圧v6の上昇に伴う充電電流により、ドライブ信号
■8が低レベルであるにも拘わらず、電流IBが流れて
、ANDゲートG1の入力信号V 4 (同図(e))
のレベルが上昇し、時刻t3では入力信号V、が高レベ
ルとなるが、充電電圧V6の上昇中においては、電圧信
号V、は低レベルではなく、トランジスタTr5がオン
しており、ゲート信号■8は低レベルであるので、入力
信号V、はANDゲートG、を通過せず、ドライバ回路
1の入力信号vgは高レベルにはならない。したがって
、ドライバ回路1の出力信号V、が高レベルになること
もなく、スイッチング素子SW1が正方向にオンするこ
とはない。
時刻t4でドライブ信号V日が高レベルとなり、電流t
D+に応した電流IBが流れ、且つ、素子電圧V、が上
昇を完了して電圧信号v7が低レベルになると、トラン
ジスタTr5がオフしてゲート信号V8が高レベルとな
り、入力信号■4がANDゲートG1を通過して、ドラ
イバ回Fa1の入力信号V、が高レベルとなる。このた
め、ドライバ回路1の出力信号V、が高レベルとなって
、スイッチング素子S W +がオンして、電流I+(
同図(、))が正方向に流れる0次に、時刻t、でドラ
イブ信号V日が低レベルとなってスイッチング素子SW
lが再びオフし、この繰り返しによって、負荷Zに電力
が供給されるものである。
以上のように、本実施例にあっては、容量成分Csの充
電電圧V6と同期する素子電圧V、が上昇を完了してい
ないときには、ゲート信号V@を低レベルとして、ドラ
イバ回路1への入力信号■。
を低レベルに保持するようにしたので、従来例のように
、素子電圧V、の上昇途中でドライバ回路1の出力信号
V、が高レベルとなるような不都合は防止できるもので
ある。
K11え 第3図は本発明の第2実施例の回路図であり、第4図は
その動作波形図である0本実施例にあっては、カレント
ミラー回路3.4を含む信号伝達回路と等価なダミーの
信号伝達回路を設けて、このダミーの信号伝達回路に電
流Icが流れているときには、ANDゲートG1の信号
通過を禁止するようにしたものである。
ダミーの信号伝達回路は、トランジスタTrg。
T r 、 、 T r、、ダイオードD2、及び抵抗
R7よりなり、これらは、それぞれトランジスタT r
 y 、 T r 41Tr2、ダイオードD、、及び
抵抗R1と同一の特性の素子を使用し、且つ、同一の接
続関係で接続しである。ただし、トランジスタTraの
ベース・エミッタ間はショートさせである。抵抗Rtの
両端に生じる電圧信号■、と、抵抗R1の両端に生じる
電圧信号V、は、NANDゲートG2に入力されている
。NANDゲートG2の出力は、ゲート信号V、とじて
、ANDゲートG、の片側の入力とされている。
この回路にあっては、トランジスタTrsは、トランジ
スタTrzの容量成分Csとほぼ同じ容量成分Cs’を
持つことになる。故に、素子電圧V、の上昇時には、容
量成分Cs及びCs’への充電電流による不必要な出力
は、電圧信号v4とv7に共通に現れることになり、こ
のとき、NANDゲートG2から出力されるゲート信号
■8は低レベルとなる。また、ドライブ信号VBが高レ
ベルとなって、電流r 、+ 、 1.が流れたときに
生じる正規の出力は、電圧信号■4にのみ現れ、電圧信
号V、には現れない、このとき、NANDゲー) G 
2から出力されるゲート信号v8は高レベルとなる。
以下、第4図を参照しながら、上記の動作について詳説
する0時刻計。において、ドライブ信号VB(第4図(
b))が低レベルとなると、電流I B’ 、 I。
(同図(c)、(d))が流れなくなり、電圧信号V 
4(同図(「))は低レベルとなり、ドライバ回路1の
入力信号V S (同図(i))及び出力信号V + 
(同図(k))は低レベルとなり、スイッチング素子S
W1はオフする。このとき、素子電圧V、(同図(1)
)はスイッチング素子SW、、SW2の容量成分C,,
C,によって傾斜的に減少して行く、負荷回路に流れて
いた電流は共振作用により流れ続けようとし、スイッチ
ング素子SW2を負方向に流れる。また、容量成分Cs
及びCs’の電荷は、ダイオードD、及びD2を通じ、
コンデンサC2を介して放出される。時刻t、でドライ
ブ信号’V A(同図(a))が高レベルとなり、出力
信号V2(同図(j))が高レベルとなって、スイッチ
ング素子SWzがオンして、電流I2(同図(n))が
正方向に流れる0時刻計2になると、ドライブ信号vA
が低レベルとなり、スイッチング素子SW2はオフし、
負荷回路に流れていた電流は共振作用により流れ続けよ
うとし、スイッチング素子SW1を負方向に流れること
になる。素子電圧■、は、先程とは逆に傾斜的に増加し
て行き、容量成分Cs、Cs’の各充電電圧V s 、
 V + o (同図(m) )もそれぞれ上昇して行
く、このとき、電流I 8. Tc(同図(d) 、 
(e) )により、カレントミラー回路4.6のトラン
ジスタTr4.Trrに電流が流れ、時刻t3にて電圧
信号V 4 、 V 7 (同図(f)、(g))が共
に高レベルとなる。これにより、ゲート信号ve(同図
(h))は低レベルとなるため、電圧信号V 4 (同
図(f))が高レベルであるにも拘わらず、ドライバ回
路1の入力信号V S (同図(i))は低レベルに保
持され、スイッチング素子SW1はオンしない。
時刻t4で容量成分Cs、Cs’は充電完了となり、電
流ICが流れなくなり、電圧信号V、は低レベルとなる
。したがって、ゲート信号■、は高レベルとなる。一方
、ドライブ信号V日が高レベルとなり、電流HD+に基
づく電流I、が流れることにより、電圧信号V4は高レ
ベルを維持し続ける。この電圧信号V、はANDゲート
G1を通過して、ドライバ回路lの入力信号V、となり
、ドライバ回路1の電圧信号V、が高レベルとなること
により、スイッチング素子sw、がオンとなり、電流工
+(同図(0))が正方向に流れる。その後、時刻t、
でドライブ信号VBが再び低レベルとなり、以下、この
繰り返しにより負荷Zに高周波電力を供給するものであ
る。
このように、本実施例にあっては、実際の信号伝達回路
と等価なダミーの信号伝達回路を設けて、容量成分Cs
への充電電流が流れている期間中は、スイッチング素子
SWIがオンされないようにしたので、信頼性を高くす
ることができるものである。
K1λl 第5図は本発明の第3実施例の要部回路図である0本実
施例にあっては、第3図の回路におけるトランジスタT
r、を、トランジスタTr2の容量成分C3とほぼ同じ
容量のコンデンサC,に置き換えたものであり、その他
の回路構成及び動作については、第3図の回路と同様で
ある。この場合にも、素子電圧■、の上昇による容量成
分Csへの充電電流を、コンデンサC8への充電電流と
して検出することができ、同様の効果が期待できるもの
である。
大110゜ 第6図は本発明の第4実施例の要部回路図である0本実
施例にあっては、信号伝達回路として、不飽和領域で動
作するカレントミラー回路3.4の代わりに、飽和領域
で動作するスイッチング回路を用いている。この信号伝
達回路にあっては、トランジスタTr、は抵抗R1を直
列に接続されて、コンデンサC2(図示せず)の両端に
接続されている。トランジスタTrnのベース・エミッ
タ間には、抵抗R5が接続されている。トランジスタT
r4のベースは、トランジスタTr2のコレクタに接続
されている。ドライブ信号VBが高レベルのときには、
抵抗R8を介してトランジスタTr2にベース電流が流
れて、トランジスタTr2がオンする。このとき、抵抗
R1を介して電流が流れ、抵抗R9に生じる電圧により
、トランジスタTr4がオンし、抵抗R1に電流が流れ
、抵抗R1に信号v4が生じて、信号伝達が行われる。
ドライブ信号VBが低レベルのときには、信号■4も低
レベルとなる。
このような信号伝達回路においても、トランジスタTr
zがオフしている状態において、そのコレクタ・エミッ
タ間の容量成分Csへの充電電流により、信号V、が高
レベルとなることがあるので、本発明を適用する意義が
ある。そこで、本実施例にあっては、トランジスタT 
r 7 、 T r @、ダイオードD2、及び抵抗R
9゜よりなるダミーの信号伝達回路を設けている。これ
らは、それぞれトランジスタTr、、Tr、、ダイオー
ドD1、及び抵抗R5と同一の特性の素子を使用し、且
つ、同一の接続関係で接続しである。ただし、トランジ
スタTr、のベース・エミッタ間はショートさせである
0本実施例の動作は第3図回路と同様である。
なお、フルブリッジ構成のインバータ装置、つまり、第
3及び第4のスイッチング素子の直列回路を直流電源V
と並列に接続し、負荷回路を第1及び第2のスイッチン
グ素子の接続点と第3及び第4のスイッチング素子の接
続点との間に接続し、互いに対角方向のスイッチング素
子を同時にオン・オフし、負荷回路に交番する電流を供
給するようにしたインバータ装置においても、本発明を
適用することができる。
(発明の効果) 本発明は上述のように、直列接続された第1及び第2の
スイッチング素子を有し、第2のスイッチング素子と同
電位の発振回路から電位の異なる第1のスイッチング素
子へ絶縁素子を介さずに信号伝達を行うようにしたイン
バータ装置において、信号伝達回路の容量成分への充電
電流が流れている間は、第1のスイッチング素子をオン
させる信号の伝達を禁止するゲート回路を設けたので、
信号伝達回路の容量成分に流れる充電電流により第1の
スイッチング素子が間違ってオンするような不都合を防
止でき、信顆性の向上を図れるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の回路図、第2図は同上の動
作波形図、第3図は本発明の第2実施例の回路図、第4
図は同上の動作波形図、第5図は本発明の第3実施例の
要部回路図、第6図は本発明の第4実施例の要部回路図
、第7図は従来例の回路図、第8図は同上の動作波形図
である。 ■は直流電源、sw、、sw、はスイッチング素子、3
,4はカレントミラー回路、5は発振回路、vA、v8
はドライブ信号、Cs、Cs’は容量成分、G、はAN
Dゲートである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)直流電源に第1及び第2のスイッチング素子の直
    列回路を接続し、第1及び第2のスイッチング素子にて
    スイッチングされた出力により交流駆動される負荷回路
    を備え、第1のスイッチング素子をオン・オフさせる第
    1の信号と、第2のスイッチング素子を第1のスイッチ
    ング素子と同時にはオンしないようにオン・オフさせる
    第2の信号とを発生する発振回路を、第2のスイッチン
    グ素子と同電位側に備え、発振回路から第1のスイッチ
    ング素子に第1の信号を絶縁素子を介さずに電流信号と
    して伝達する信号伝達回路を備えて成るインバータ装置
    において、信号伝達回路の容量成分への充電電流が流れ
    ている間は、第1のスイッチング素子をオンさせる信号
    の伝達を禁止するゲート回路を設けたことを特徴とする
    インバータ装置。
JP62316936A 1987-12-15 1987-12-15 インバータ装置 Expired - Lifetime JP2731526B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0743420A (ja) * 1993-07-26 1995-02-14 Nec Corp 多ピン半導体集積回路の検査装置

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