JPH01274670A - インバータ装置 - Google Patents

インバータ装置

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JPH01274670A
JPH01274670A JP63101551A JP10155188A JPH01274670A JP H01274670 A JPH01274670 A JP H01274670A JP 63101551 A JP63101551 A JP 63101551A JP 10155188 A JP10155188 A JP 10155188A JP H01274670 A JPH01274670 A JP H01274670A
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voltage
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capacitor
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Masahito Onishi
雅人 大西
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、直流電源から交流電源を得るためのインバー
タ装置に関するものであり、さらに詳しくは、直流電源
に接続された2つのスイッチング素子の駆動用電源電圧
を直流電源から得るようにしたインバータ装置における
始動時の特性改善に関するものである。
[従来の技術] 第13図は従来のインバータ装置の回路図である。直流
電源Vの両端には、一対のスイッチング素子Q I、 
Q 2の直列回路が接続されている。スイッチング素子
Q、、Q、は例えば電力用のMOS)ランジスタにて構
成される。各スイッチング素子Q + +Q2はドライ
ブ回路1.2の出力V I、 V 2によりそれぞれオ
ン/オフ駆動される。一方のスイッチング素子Q1の両
端には、負荷回路Zが接続されている。負荷回路Zとし
ては、例えばインダクタンス素子L0とコンデンサC0
のLC共振回路を含む放電灯点灯装置が接続される。
スイッチング素子Q、の両端に接続された抵抗R1,コ
ンデン″+r0.1の直列回路は上側回路の電源回路で
あり、直流電源■の両端に接続された抵抗R2,コンデ
ンサC2の直列回路は下側回路の電源回路である。各コ
ンデンサC+ 、 Czには、電圧規制用のツェナダイ
オードZD、、ZD、がそれぞれ並列接続されている。
コンデンサC2にて給電される発振回路3は、高レベル
と低レベルとに交番する2つの信号vA、vBを出力し
ている。信号VBはドライブ回路2に入力され、信号v
Aは信号伝達回路を介して、ドライブ回路1に入力され
る。
信号伝達回路は、トランジスタTr+〜Tr4及び抵抗
R3,R4よりなり、トランス等の絶縁素子を用いない
で信号伝達を行っている。信号伝達回路のトランジスタ
Trlは抵抗R1を直列に接続されて、コンデンサC6
の両端に接続されている。トランジスタTr+のベース
・エミッタ間には、カレントミラー回路4を構成するよ
うにトランジスタTr、が接続されている。トランジス
タTr、のベースは、トランジスタTr=のコレクタに
接続されている。トランジスタTrsにはカレントミラ
ー回路5を構成するようにトランジスタTr4が接続さ
れている。カレントミラー回路4.5を構成するトラン
ジスタTr、、Tr、及びT r 3 、 T r 4
としては、通常同じ特性のトランジスタが用いられ、そ
れらの電流利得hfeが非常に高いとすると、カレント
ミラー回路を構成する一方のトランジスタに流れる電流
は他方のトランジスタに流れる電流と同じになると考え
ることができる。つまり、カレントミラー回路5の出力
電流IAは、予め定められた定電流IA’と同じになり
、スイッチング素子Q2の両端電圧vQ2が時間的に大
きく変化しても、それに関係なく、一定の電流をトラン
ジスタTrlに流すことができる。このとき、トランジ
スタTrzに流れる電流と同じ電流がトランジスタTr
+にも流れて、抵抗R5に電流I3(ζIA)が流れ、
抵抗R1に電圧■、が生じて、ドライブ回路1に高レベ
ルの信号が入力される。信号vAが低レベルのときには
、ドライブ回路1に低レベルの信号が入力される。
第14図は第13図回路の動作波形図である。
時刻t0で信号VA(第14図(a))が高レベルにな
ると、カレントミラー回路5のトランジスタTr、に電
流IA’が流れ、これと同じ電流IA(第14図(C)
)がトランジスタTr、に流れる。この電流IAがカレ
ントミラー回路4のトランジスタTr2に流れて、これ
と同じ電流がトランジスタTr+に流れる。これによっ
て、抵抗R1に電圧が印加され、電圧V。
(第14図(d))が高レベルとなって、ドライブ回路
1の出力V + (第14図(g))により、スイッチ
ング素子Q、がオンする0時刻t、で信号vAが低レベ
ルになると、電流IAが停止し、ドライブ回路1の入出
力電圧V、、V、が低レベルとなるので、スイッチング
素子Q1がオフする。
次に、時刻t2で信号Ve(第14図(b))が高レベ
ルになると、ドライブ回路2の出力v2(第14図(f
))が高レベルとなって、スイッチング素子Q2がオン
する。このとき、信号vAは低レベルであるので、トラ
ンジスタTr=、Tr4よりなるカレントミラー回路5
には電流IAが流れない、このため、カレントミラー回
路4のトランジスタT r 、はオフし、電圧V、は低
レベルとなって、ドライブ回路1の出力V、が低レベル
となり、スイッチング素子Q1はオフとなる0時刻t、
で信号VBが低レベルになると、ドライブ回路2の出力
V2が低レベルとなり、スイッチング素子Q2はオフと
なる。
以下、同様の動作を繰り返し、負荷回路Zには交番する
電圧が供給される。
この従来例では、定電流信号IAをカレントミラー回路
4,5を介して伝達しているので、ベースドライブ用の
トランスや、フォトカブラ等の絶縁素子を用いないで、
下側の発振回路3から、上側の電位の異なるドライブ回
路1ヘトライブ信号を伝達することができ、IC化に適
した方式と言える。
[発明が解決しようとする課題] 上述の従来例において、下側回路の電源供給用のコンデ
ンサC2は直流電源■から抵抗R2を通じて給電され、
ツェナーダイオードZD2により常にほぼ一定電圧を保
つが、上側回路の電源供給用のコンデンサC1は下側ス
イッチング素子Q2がオンしている期間t、〜t、にの
み充電される。つまり、コンデンサCIの電圧VC1は
スイッチング素子Q2がオンしている期間には上昇し、
スイッチング素子Q1がオンする期間には下降する。イ
ンバータ装置が動作し始めるときには、コンデンサC2
は抵抗R2を通じて常に電流が供給されているから、そ
の電圧■c2は速やかに上昇するが、コンデンサC7は
スイッチング素子Q2のオン・オフ動作に伴って次第に
その電圧VC,が上昇して行く、この始動過程において
、ドライブ回路1の出力V、が高レベルのときには、コ
ンデンサC1はスイッチング素子Q、ヘエネルギーを供
給しており、ドライブ回路1の出力■、は第1411f
fi(g)のように低下して行くことになる。負荷回路
2が共振回路を含む場合、駆動信号vA、vBの周波数
を負荷回路2の固有振動周波数よりも高く設定して動作
を安定させているので、時刻t、でスイッチング素子Q
、がオフしたときには負荷回路Zに流れていた電流が流
れ続けようとし、スイッチング素子Q1の電圧vQ2が
反転してスイッチング素子Q2の逆方向へ電流が流れる
。このため、時刻t、からスイッチング素子Q2がオン
している時刻t3までコンデンサC1の電圧vc、は上
昇し、時刻t、でスイッチング素子Q2がオフし、電圧
■Q2が反転してスイッチング素子Q、に逆電流が流れ
る。このとき、ドライブ回路1はスイッチング素子Q、
へ駆動電圧を供給しないので、エネルギー消費はほとん
どなく、コンデンサC1の電圧vc1は余り低下せず、
時刻t4でドライブ回路1の出力v1は高レベルとなる
ので、スイッチング素子Q、ヘエネルギーを供給し、再
び低下し始める。
したがって、スイッチング素子Q2へは安定した電圧が
供給されるが、スイッチング素子Q、については、その
電源供給用のコンデンサCIの電圧vc、がスイッチン
グ素子Q2のオン・オフ動作に伴って断続的に上昇する
ことになるので、スイッチング素子Q、への電圧供給は
安定しない、また、このコンデンサC1の電圧vc1が
段階的に上昇して行く場合に、ドライブ回路1の出力V
、も第14図(g)に示すように、段階的に上昇して行
く。
スイッチング素子Q、、Q、のオン・オフ動作によって
負荷回路Zにエネルギーが供給されるのであるが、スイ
ッチング素子Q、、Q、の両方が動作しているときは、
直流電源Vによって負荷回路2には定常電流が流れよう
とし、スイッチング時のロスを除けば、スイッチング素
子Q、、Q2のストレスは、オン電圧により発生するこ
とが多い、スイッチング素子Q2については、最初から
十分な駆動電圧を加えることができるので、オン電圧v
Q2を低く抑えることができるが、スイッチング素子Q
1は駆動電圧が最初は小さく且つ安定していないため、
オン電圧VQIは同図(k)に示すように、時刻t0〜
t、の間において、高くなってしまう、このようなスイ
ッチング素子Q、のオン電圧Vglの上昇は、スイッチ
ング素子Q、の温度上昇の原因となり、負荷回路Zに大
電流を供給したい場合には特にストレスが大きくなり、
スイッチング素子Q、の劣化や破壊の原因となっていた
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、始動時においても安定した駆動
信号をスイッチング素子に供給し、スイッチング素子の
劣化の少ない信頼性の高いインバータ装置を提供するこ
とにある。
[課題を解決するための手段] 本発明にあっては、上記の課題を解決するために、第1
図に示すように、第1及び第2のスイッチング素子Q、
、Q、の直列回路を直流電源Vに接続し、第1のスイッ
チング素子Q1の駆動用電源電圧vclが第2のスイッ
チング素子Q2のオン時に充電されるようにしたインバ
ータ装置において、第1のスイッチング素子Q、の駆動
用電源電圧VcIが十分に上昇するまでは、第1のスイ
ッチング素子Q1をオフ状態、第2のスイッチング素子
Q2をオン状態とする制御回路を設けたことを特徴とす
るものである。
[作用] 本発明にあっては、このように、第1のスイッチング素
子Q、の駆動用電源電圧vcIが十分に上昇するまでは
、第1のスイッチング素子Q、をオフ状態、第2のスイ
ッチング素子Q2をオン状態とする制御回路を設けたの
で、インバータ装置を始動する際に、第1及び第2のス
イッチング素子Q 1. Q 2の駆動用電源電圧を共
に十分に高い電圧とすることができ、したがって、各ス
イッチング素子Q、、Q、のオン電圧を低くして、損失
を低減することができるものである。
[実施例1] 第1図は本発明の第1実施例の回路図である。
以下、その回路構成について説明する。コンデンサC2
の両端には、抵抗R1とコンデンサC3の直列回路が接
続されている。抵抗R6とコンデンサC3の接続点は、
AND回路G+の一方の入力に接続されると共に、NA
ND回路G2の一方の入力番こ接続されている。AND
回路G1の他方の入力には、発振回路3の信号vAが入
力されており、AND回路G1の出力VC1が抵抗R4
を介してカレントミラー回路5のトランジスタTr、、
Tr、に入力されている。NAND回路G2の他方の入
力には、発振回路3の信号V、がNOT回路G3を介し
て入力されており、NAND回路G2の出力Vatが抵
抗Rsを介してドライブ回路2に入力されている。その
他の回路構成については、従来例と同様であるので、対
応する部分には同一の符号を付して重複する説明は省略
する。
第2図は本実施例の動作波形図である。以下、本実施例
の動作について説明する0本実施例の回路は、上側回路
の電源電圧Vc1が十分な電圧に達するまでは、スイッ
チング素子Q2をオン状態、スイッチング素子Q、をオ
フ状態に保持するものである。抵抗R6とコンデンサC
3よりなる時定数回路の電圧Vc3がAND回路G+及
びNAND回路G、のスレショルド電圧vthに達する
時間は、コンデンサC1の電圧VcIがスイッチング素
子Q2のオンにより通常の電源電圧となる時間よりも長
く設定されるか、或いは同じ程度に設定されている。
時刻toで発振回路3の出力信号vAは高レベルとなる
が、時定数回路におけるコンデンサCコの電圧vc、は
低レベルであり、AND回路G1の出力VC+は低レベ
ル、NAND回路G2の出力vc2は高レベルとなり、
ドライブ回路1の出力V、が低レベル、ドライブ回路2
の出力v2が高レベルとなって、スイッチング素子Q、
がオフ状態、スイッチング素子Q2がオン状態となり、
この状態を続ける0時刻t、で信号VBが高レベルとな
っても同じ状態を続ける。
次に、時刻t、でコンデンサCsの充電電圧vCコが高
まり、AND回路G、及びNAND回路G2の一方の入
力が高レベルとなり、信号vAがそのままAND回路G
、の出力Vc1となり、信号V、がそのままNAND回
路G2の出力VG2となる状態に変化する。このとき、
信号VBが高レベルのため、時刻t4までスイッチング
素子Q2はオンし続ける。
そして、時刻t、でスイッチング素子Q2がオフし、時
刻tsでスイッチング素子Q1がオンとなる。このとき
、コンデンサC1の電圧Vc1は十分に上昇しているた
め、スイッチング素子Q1の両端電圧VQIは低いオン
電圧となり、したがって、スイッチング素子Q1のスト
レスは低減されることになる。
[実施例2] 第3図は本発明の第2実施例の回路図であり、第4図は
その動作波形図である0本実施例では、コンデンサCI
の電圧vc、の上昇を実際に検出し、検出された電圧v
c、が低い場合には、スイッチング素子Q1をオフ状態
、スイッチング素子Q2をオン状態に維持するものであ
る。このために、コンデンサC1の両端には、抵抗R1
を介してフォトカプラPCの発光素子が接続されている
。フォトカプラPCの受光素子は抵抗R6を介してコン
デンサC2の両端に接続されている。フォトカプラPC
の受光素子と抵抗R6との接続点はNOT回路回路の入
力に接続され、このNOT回路G4の出力VG4がAN
D回路G、及びNAND回路G2の一方の入力とされて
いる。その他の構成については実施例1と同様である。
以下、本実施例の動作について説明する。第4図に示す
ように、時刻t0で信号vAが高レベルとなるが、コン
デンサC1の電圧■c1が低いため、抵抗R1とフォト
カプラPCに流れる電流は少なく、フォトカプラPCの
出力側の電圧vR6は高いレベルにある。このため、N
OT回路G4の出力VC4が低レベルとなり、AND回
路G1の出力VCIは低レベル、NAND回路G2の出
力VC2は高レベルとなっている。この状態は、フォト
カプラPCの出力側の電圧vR6がNOT回路回路のス
レショルド電圧vthよりも低くなるまで続くものであ
り、時刻t2で信号7日が高レベルとなっても、この状
態を続ける。
次に、時刻1.でフォトカプラPCの出力側の電圧vR
sがNOT回路G4のスレショルド電圧vthを下回っ
たとすると、NOT回路G4の出力VC4が高レベルに
変化する。このときより、AND回路G、の出力VCI
、NAND回路G2の出力VC2はそれぞれ信号vA、
信号VBと同様の信号となり、スイッチング素子Q l
、 Q−が発振回路3がらの信号vA、vBにより駆動
される0時刻t、より信号VBが高レベルであるので、
スイッチング素子Q2がオンし、スイッチング素子Q1
がオフしている。
時刻t、で信号VBが低レベルとなり、スイッチング素
子Q2がオフして、スイッチング素子Q、の両端電圧V
Q2は負荷回路2の作用により高レベルとなる6時刻t
5で信号vAが高レベルとなり、ドライブ回路1の入出
力電圧V s 、 V rが高レベルとなるが、このと
きには、コンデンサc1の電圧vc。
が十分に高い電圧となっているため、スイッチング素子
Q、の両端電圧vQ1は低いオン電圧とすることができ
るものである。
[実施例3] 第5図は本発明の第3実施例の回路図であり、第6図は
その動作波形図である0本実施例では、実施例2と同様
に、コンデンサC3の電圧vc、を実際に検出し、コン
デンサC1の電圧vclが十分な電圧に上昇するまでは
、スイッチング素子Q。
をオフ状態、スイッチング素子Q2をオン状態とするも
のであるが、実施例2と異なるところは、検出信号の伝
達手段をフォトカプラPCによる絶縁タイプの信号伝達
手段ではなく、抵抗R6〜R。
とトランジスタTrs〜Tr;による非絶縁タイプの信
号伝達手段に変えたことである。
以下、本実施例の動作について説明する0時刻t0で信
号vAが高レベルとなるが、コンデンサC1の電圧vc
1が低いため、トランジスタTryに流れる電流■7及
び・トランジスタTrsに流れる電流I。
が低い値となる。したがって、抵抗R8の電圧V。
がトランジスタTrsがオンさせるのに十分な電圧に達
していないため、トランジスタTrsがオフとなり、ト
ランジスタTrsのコレクタ電位が上昇し、NOT回路
回路の出力Vc4は低レベルとなっている。このため、
AND回路G1の出力Vc、は低レベル、NAND回路
G2の出力VC2は高レベルとなって、ドライブ回路1
の入出力電圧V、、V、が低レベル、ドライブ回路2の
出力電圧V、が高レベルとなって、スイッチング素子Q
1がオフ状態、スイッチング素子(Lがオン状態となる
。故に、コンデンサC1の電圧vc1は速やかに上昇し
て行く0時刻t2で信号VBが高レベルとなるが、この
状態は変化しない。
次に、時刻t、でコンデンサC1の電圧vc、が十分に
上昇し、トランジスタTrγ、Trsに流れる電流I?
、1.も大きくなり、抵抗R1の電圧■、がトランジス
タTr5をオンさせるのに十分な電圧に達し、トランジ
スタTrlがオンする。このため、トランジスタTr5
のコレクタ電位が下がり、NOT回路回路の出力VC4
が高レベルとなるので、AND回路G、の出力VC+、
NAND回路G回路比力■c2はそれぞれ信号vA、v
Bと同じになり、AND回路G1の出力Vclは低レベ
ル、NAND回路G2の出力vctは高レベルの状態を
続ける0時刻t、で信号VBが低レベルになると、スイ
ッチング素子Q2はオフし、負荷回路Zの作用によりス
イッチング素子Q2の両端電圧vQ2は上昇する0時刻
t、で信号vAが高レベルになると、AND回路G1の
出力VCI、ドライブ回路1の入出力電圧V、、Vtが
高レベルとなり、スイッチング素子Q1がオンする。
このときには、コンデンサC3の電圧■c、は十分に高
い電圧となっているため、スイッチング素子Q1の両端
電圧vQlは十分に低いオン電圧となる。
[実施例4] 第7図は本発明の第4実施例の回路図であり、第8図は
その動作波形図である0本実施例にあっては、コンデン
サCIの電圧vc1を上昇させるために、コンデンサC
1の充電をスイッチング素子Q2のオンによることなく
、他のスイッチング素子により行うものである。このた
めに、スイッチング素子Q2の両端に、抵抗R9を介し
てトランジスタTr、を接続している。このトランジス
タTr。
のベースには、抵抗R,とコンデンサC5よりなる時定
数回路におけるコンデンサC5の電圧を電圧検出回路G
、にて検出し、NOT回路G7で反転した電圧vc、が
抵抗R3゜を介して印加されている。
電圧検出回路G、の出力■c6は、AND回路回路。
Gsの一方の入力に接続されており、AND回路回路、
0%の他方の入力には、発振回路3の信号vA。
V、がそれぞれ入力されている。AND回路G1゜G、
の出力V G+ 、 V C1はそれぞれスイッチング
素子Q、、Q2の駆動信号となっている。
以下、本実施例の動作について説明する0時刻t0で信
号vAが高レベルとなるが、時定数回路のコンデンサC
3の電圧■c、が低いため、電圧検出回路G、の出力V
c、は低レベルとなり、AND回路回路+ 、 G s
の出力” G l + V Csが低レベルとなって、
スイッチング素子Q、、Q、は共にオフしている。
このとき、NOT回路回路の出力VG1は高レベルとな
り、トランジスタTrsはオン状態となっている。この
ため、抵抗R1とR1を通じてコンデンサC3が充電さ
れ、その電圧vc、が速やかに上昇していく0時刻t2
で信号VBが高レベルとなるが、この状態は変化しない
次に、時刻taでコンデンサCコの電圧vc3が電圧検
出回路G6のスレショルド電圧vthよりも高くなり、
電圧検出回路G、の出力VGsが高レベルとなる。この
ときまでにコンデンサCIの電圧VC+が十分上昇でき
るように、抵抗R1とコンデンサC2の時定数を適当な
値に選定しておく、電圧検出回路G6の出力VaSが高
レベルとなることにより、AND回路G1の出力VCI
とAND回路回路の出力vG、はそれぞれ信号V^、v
日と同様となり、スイッチング素子Q 3. Q *が
動作できるようになり、スイッチング素子Q、がオフ状
態、スイッチング素子Q2がオン状態となる。同時に、
NOT回路回路の出力VG1は低レベルとなり、トラン
ジスタTr、がオフ状態となる。この時刻t、までは、
スイッチング素子Q、、Q、がオフ状態であるので、ス
イッチング素子Q * 、 Q 1の両端電圧V 、、
 、 V 、、は、直流電源VからコンデンサCIの電
圧vc、を減じた電圧を、抵抗R6とR9で分圧した電
圧となり、第8図(k)、(4)に示すように変化する
0時刻t4でスイッチング素子Q2はオフ状態となり、
その両端電圧vQ2が高レベルとなり、スイッチング素
子Q、の両端電圧vQIは低レベルとなる。このときに
は、負荷回路2の作用によりスイッチング素子Q、に逆
電流が流れるため、スイッチング素子Q。
の両端電圧vQlはマイナスとなる0時刻tsでは信号
vAが高レベルとなり、AND回路回路の出力V+CI
、ドライブ回路1の入出力電圧V、、V、が高レベルと
なって、スイッチング素子Q1がオンする。このときに
は、コンデンサCIの電圧Vc+が十分に高くなってい
るため、スイッチング素子Q、の両端電圧vQ1は十分
に低いオン電圧となり、電力損失が少なくなる。
なお、トランジスタTr、と抵抗R1によるコンデンサ
CIの充電手段の代わりに、第9図に示すように、トラ
ンジスタTr、、Tr、よりなるカレントミラー回路7
を用いるものとすれば、抵抗R1゜によって調整された
一定の電流をトランジスタTr。
に流すことができるため、抵抗R1による電圧分担の役
割をトランジスタTrsに担わせることができる。また
、トランジスタTr@、Tr、はバイポーラトランジス
タに限らず、FET等であっても良い。
第10図はドライブ回路1.2の回路例を示す。
図中、電源端子Vccとアース端子GNDの間には、コ
ンデンサC3又はC2による電源電圧が供給される。こ
のドライブ回路においては、電源端子Vccとアース端
子GNDの間に、抵抗R1+とトランジスタQコの直列
回路、抵抗RCtとトランジスタQ4の直列回路、及び
トランジスタQ s 、 Q =よりなる相補動作型エ
ミッタフォロワ回路が接続されており、入力端子Aにベ
ースを接続されたトランジスタQ、のコレクタ出力は、
トランジスタQ、のベースに接続され、トランジスタQ
、のコレクタ出力は、トランジスタQ = 、 Q s
よりなる相補動作型エミッタフォロワにより低インピー
ダンス化されて、出力端子Bに出力される。このドライ
ブ回路は入力端子Aが高レベルであるときに、トランジ
スタQ、がオン、トランジスタQ4がオフ、トランジス
タQ%がオン、トランジスタQ6がオフとなって、出力
端子Bが高レベルとなるものであり、入力端子Aが低レ
ベルであるときには、出力端子Bは低レベルとなる。
第11図は発振回路3の回路例を示す、この回路は、タ
イマー回路8よりなる無安定マルチバイブレータとTフ
リップフロップFFよりなる分周回路とから成り立って
いる。タイマー回路8は、汎用のタイマーIC(NEC
!μPD15555)で構成されている。この汎用タイ
マーICは、周知のように、トリガ端子(2番端子)が
(1/3)Vcc以下になると、トリガされて出力端子
(3番端子)が高レベルとなり、放電端子(7番端子)
は高インピーダンスとなる。また、スレショルド端子(
6番端子)が(2/ 3 )Vecになると出力端子(
3番端子)が低レベルとなり、放電端子(7番端子)も
低レベルとなる。電源電圧Vccは、抵抗RI3及び可
変抵抗VRとコンデンサC4の直列回路に印加されてお
り、抵抗RI3と可変抵抗VRとの接続点は放電端子(
7番端子)に接続され、可変抵抗VRとコンデンサC4
との接続点はトリガ端子(2番端子)とスレショルド端
子(6番端子)に接続されている。
これによって、出力端子(3番端子)からは、矩形波の
発振出力が得られるものであり、その発振周波数は、抵
抗RI3及び可変抵抗VRとコンデンサC1の時定数に
よって決まり、デユーティファクターは、抵抗RI3と
可変抵抗VRの比率で決まる。
第11図の回路では、可変抵抗VRの抵抗値を抵抗R1
3の抵抗値よりもかなり小さく設定して、高レベルの期
間が長く、低レベルの期間が短い発振出力が得られるよ
うにしている。
この無安定マルチバイブレータの発振出力は。
分周回路により分周される0分周回路は、Tフリップフ
ロップFFを備えており、その出力Q、QはANDゲー
) G + + 、 G lzの一方の入力にそれぞれ
接続されている。また、トリガ入力Tには、前述の無安
定マルチバイブレータの発振出力が接続されている。ト
リガ入力Tが低レベルから高レベルに立ち上がる度に、
TフリップフロップFFの出力は反転し、出力Q、Qか
らは無安定マルチバイブレータの発振出力を2分の1に
分周したデユーティファクター50%の矩形波が得られ
る。一方、無安定マルチバイブレータの発振出力は、A
NDゲートG、、、G、、の他方の入力に接続されてい
る。
各ANDゲートG、、、G、1の出力は、それぞれ、ス
イッチング素子Q 3. Q !の駆動信号VA+Va
となる。したがって、この駆動信号は、一方が高レベル
で他方が低レベルである第1の期間と、一方が低レベル
で他方が高レベルである第2の期間とが交番する信号と
なり、第1の期間と第2の期間との間に、両方の出力が
共に低レベルである第3の期間が存在する。この第3の
期間は、スイッチング素子Q 、Q 2が共にオンにな
らないようにするためのデッドオフタイムであり、オン
状態のトランジスタのキャリア蓄積時間等を考慮した短
い時間で良く、第11図の回路では、無安定マルチバイ
ブレータの発振出力が低レベルである期間によって決定
されている。
また、スイッチング素子Q、、Q、としては、例えば、
第12図(a)に示すように、バイポーラトランジスタ
にダイオードを逆並列接続した回路や、第12図(b)
に示すように、内部に寄生ダイオードを有するパワーM
OSFET等を用いることができる。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明にあっては、第1及び第2
のスイッチング素子の直列回路を直流電源に接続し、第
1のスイッチング素子の駆動用電源電圧が第2のスイッ
チング素子のオン時に充電されるようにしたインバータ
装置において、第1のスイッチング素子の駆動用電源電
圧が十分に上昇するまでは、第1のスイッチング素子を
オフ状態、第2のスイッチング素子をオン状態とするよ
うにしたから、第1のスイッチング素子の駆動用電源電
圧が素早く上昇し、第1のスイッチング素子のスイッチ
ング動作が完全に行われるため、電力損失の少ない信頼
性の高いインバータ装置を提供できるという効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例の回路図、第2図は同上の
動作波形図、第3図は本発明の第2実施例の回路図、第
4図は同上の動作波形図、第5図は本発明の第3実施例
の回路図、第6図は同上の動作波形図、第7図は本発明
の第4実施例の回路図、第8図は同上の動作波形図、第
9図は同上の変形例の要部回路図、第10図は本発明の
第1乃至第4実施例に用いるドライブ回路の具体回路図
、第11図は本発明の第1乃至第4実施例に用いる発振
回路の具体回路図、第12図(a)、(b)は本発明の
第1乃至第4実施例に用いるスイッチング素子の具体例
を示す回路図、第13図は従来例の回路図、第14図は
同上の動作波形図である。 Q、、Q、はスイッチング素子、■は直流電源、C3は
コンデンサである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1及び第2のスイッチング素子の直列回路を直
    流電源に接続し、第1のスイッチング素子の駆動用電源
    電圧が第2のスイッチング素子のオン時に充電されるよ
    うにしたインバータ装置において、第1のスイッチング
    素子の駆動用電源電圧が十分に上昇するまでは、第1の
    スイッチング素子をオフ状態、第2のスイッチング素子
    をオン状態とする制御回路を設けたことを特徴とするイ
    ンバータ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0421363A (ja) * 1990-05-14 1992-01-24 Mitsubishi Electric Corp インバータ装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6070980A (ja) * 1983-09-27 1985-04-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd インバ−タ装置の駆動回路

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