JPH01159709A

JPH01159709A - 床上搬送システム用ポイント

Info

Publication number: JPH01159709A
Application number: JP63265949A
Authority: JP
Inventors: Georg Uttscheid; ゲオルク　ウトシェイド
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1987-10-30
Filing date: 1988-10-21
Publication date: 1989-06-22
Also published as: CA1308184C; DE3736886C1; DE3871323D1; EP0313940A3; ATE76456T1; ES2032923T3; EP0313940A2; DD283433A5; US4924776A; EP0313940B1

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野及び従来の技術］この発明は、床面よりも下にある案内レール中に突出す
るとともに、かじ取り機構と接続する案内ピンを備えた
、電気式自動搬送車を有する床上搬送システム用ポイン
トに関する。この種の床上搬送システムは、西ドイツ特
許出願第３４０４８０５号明細書により公知である。

［発明が解決しようとする問題点］従来の床上搬送システムでは、案内レールの分岐部で進
路を制御する点で問題があった。電気式搬送車は、一方
又は他方の分岐案内レールへリモートコントロールによ
り選択的に移動されるようになっている。この発明は、
電磁石式ポイントを用いることによりこの問題を解決す
るものである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明による電磁石式ポイントは、床面よりも下にある
案内レールのある分岐点に面する側壁に電磁石を設けた
ものである。これらの電磁石は、選択的にかつ交互に励
磁可能である。案内ピンの前方には、少なくとも一部が
強磁性体である案内シューな回転自在に取り付けである
。

〔実施例］以下、本発明について、添付図面を参照しながら説明す
る。

第１図に示した従来の電気式搬送車は、西ドイツ特許出
願第３４０４８０５号明細書に詳細に開示されている。

この搬送車は、運ぶべき物品をのせる平荷台を備える。

この平荷台ｌＯは、縦方向軸線として回転自在な旋回台
１２を、その前部に設けである。この旋回台からは前方
方向に向って、かじ取りアーム１４が突出する。かじ取
りアームには、前輪１６が設けられる。前輪１６の車軸
は、電動機（図示せず）と直結される。さらに、このか
じ取りアーム１４には、集電器１８を取付ける。集電器
１８は、床面よりも下にある案内レール２０内の接触レ
ールと接触する。かじ取りアーム１４の前端には、案内
レール２０中に突出する案内ピン２２を設ける。更に、
かじ取りアーム１４の前端に、片持アーム２４を回転自
在に接続する。この片持アームには、その前端から下向
きに伸びるシャフト２６を設ける。

このシャフト２６の下端には、案内シュー２８を回転自
在に結合する。この案内シュー２８は、第３図に示すよ
うに、ボートのように長く伸びた形状を有する。案内シ
ュー２８は、全体としてまたは少なくとも一部が鉄又は
その他の強磁性体で構成され、電磁石により吸引力を受
けるようにする。案内シュー２８の先端は、先細になっ
ている。シャフト２６は、案内シュー２８の中心に結合
される。案内シューは、はぼ案内ピン２２まで後方に伸
びている。かじ取りアーム１４を、持上げ装置３０によ
り持上げることにより、集電器１８と案内ピン２２と案
内シュー２８とを、床面よりも下にある案内レールから
取り出せるようになっている。

第３図は、床面よりも下にある案内レール２０のポイン
ト部を示すものである。本発明によるポイントは、分岐
点すなわち岐路の部分に設けられ、分岐レール３２が、
案内レール２０から右側へ分かれていく、移動の方向は
、右から左に行くものとする。案内レールの左側壁（移
動方向に向って）は、連続した直線状の側壁である。案
内レール２０の右側壁は、ポイント部では湾曲している
。この湾曲部の両端は、直線状の壁部と続いている。ポ
イントの後には、くさび状部材３４を設ける。このくさ
び状部材は、分岐点の後で二つの側壁を構成する。数個
の電磁石４２を、ポイント部３６の両側壁に、すなわち
直線状の側壁３８と湾曲した側壁４０とに次から次へと
設ける。電磁石４２は、電源と制御器とに接続される。

各電磁石は、磁気コア４４とコイル４６とからなる。

磁気コアは、磁極が側壁に位置するように、側壁まで伸
びる。コイルの上には、絶縁層４８を設け、この絶縁層
の上にはカバープレート５０を設ける。第４図には、案
内シューが全方向に渡って回転自在な様に水平方向の回
転軸線をもつ継手５２をも、案内シュー２８の縦方向シ
ャフト２６に設けた場合を示しである。

本発明によるポイントの動作を説明する。１！気式搬送
車が、ポイント部に近ずくと、一方の側の電磁石又は他
方の側の電磁石が選択的に励起される。ここで、第３図
における上方の電磁石、すなわちポイントの湾曲した側
壁にある電磁石を、励起したとする。磁性材料からなる
案内シュー２８が、電磁石の吸引作用の働く範囲内に入
るやいなや、案内シューは、側壁と接触する。側壁の箇
所では、電磁石は、露出させてもよい、しかしながら、
非磁性材料からなるカバープレート５６を設けるのが好
ましい。後者の場合、案内シュー２８は、このカバープ
レート５６と接触し、これに沿ってスライドする。この
ため、かじ取りアーム１４にトルクが加わり、かじ取り
アームは、案内ピン２２と共に向きを変・える、この変
向動作は、電気式搬送車の前進運動の最中に生ずる。最
終的には、案内シューは、ポイントの末端に到達してそ
の先端部を分岐レール３２に入れることになる。このた
め、案内ピン２２もまた、分岐案内レール中に入り込む
。以後の前進動作では、この分岐案内レール３２が、か
じ取りアーム１４の向きを変えるように案内作用を引き
継ぐ。

案内シュー２８が、ポイント部を通過した後では、電磁
石の通電をやめる。順次配置された電磁石４２のすべて
を同時に励磁してもよい、また、次から次へと順次励磁
するようにしても良い、電気式搬送車が、直線方向に移
動する場合には、第３図に示した電磁石４２を励磁する
。すると、案内シュー２８は、ポイント部の直線状の内
側壁と接触し、電気式搬送車は、その直線状移動方向を
維持する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、床上搬送システム用の従来の電気式搬送車の
側面図を示すものであり、第２図は、本発明による修正
を加えた、第１図の電気式搬送車の一部の側面図を示す
ものであり、第３図は、床上搬送システムの案内レール
のポイント部の平面図を示すものであり、第４図は、第
３図の線ＩＶ　−ＩＶにおける断面図を示すものである
。２０・・・案内レール、２２・・・案内ピン、２８・・
・案内シュー、３６・・・ポイント部、３８及び４ｏ・
・・側壁、４２・・・電磁石特許出願人　ゲオルク　ウトシェイド

Claims

【特許請求の範囲】１）床面よりも下にある案内レール中に突出するととも
に、かじ取り機構と接続する案内ピンを備えた、電気式
自動搬送車を有する床上搬送システム用ポイントにおい
て、電磁石（４２）を、床面よりも下にある案内レール（２
０）のポイント部（３６）に面する側壁部（３８、４０
）に、複数個設け、これら電磁石を、選択的にかつ交互
に励磁可能にし、さらに、少なくとも一部が強磁性体か
らなる案内シュー（２８）を、案内ピン（２２）の前方
に回転自在に取付けたことを特徴とするポイント。２）複数個の電磁石（４２）を、側壁部（３８、４０）に次から次へと設けたことを特徴とする
請求項１記載のスイッチ。３）案内シュー（２８）を、案内ピン（２２）の前方で
中央に設けた縦方向シャフト２６を中心として回転自在
としたことを特徴とする、請求項１又は２記載のスイッ
チ。４）案内シュー（２８）を、さらに、少なくとも一つの
水平方向軸線を中心として、好ましくは、二つの直交す
る水平方向軸線を中心として回転自在としたことを特徴
とする、請求項３記載のスイッチ。５）水平方向軸線を中心として回転自在となる継手部（
５２）を、縦方向シャフト（２６）に設けたことを特徴
とする、請求項４記載のスイッチ。６）案内シュー（２８）を、案内ピン（２２）とともに
、床面より下にある案内レール（２０）から取り出せる
ようにしたことを特徴とする、請求項１ないし５のいず
れかに記載のスイッチ。７）電気式搬送車に、電動機構の付いた車輪（１６）と
案内ピン（２２）と案内シュー（２８）とを備えた旋回台（１２）を前部に設けたこと
を特徴とする、請求項１ないし６のいずれかに記載のス
イッチ。