JPH01159359A - 溶融めっき浴浸漬ロール用軸受支持装置 - Google Patents
溶融めっき浴浸漬ロール用軸受支持装置Info
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- JPH01159359A JPH01159359A JP18737188A JP18737188A JPH01159359A JP H01159359 A JPH01159359 A JP H01159359A JP 18737188 A JP18737188 A JP 18737188A JP 18737188 A JP18737188 A JP 18737188A JP H01159359 A JPH01159359 A JP H01159359A
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C23/00—Bearings for exclusively rotary movement adjustable for aligning or positioning
- F16C23/06—Ball or roller bearings
- F16C23/08—Ball or roller bearings self-adjusting
- F16C23/082—Ball or roller bearings self-adjusting by means of at least one substantially spherical surface
- F16C23/084—Ball or roller bearings self-adjusting by means of at least one substantially spherical surface sliding on a complementary spherical surface
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Rolls And Other Rotary Bodies (AREA)
- Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
- Coating With Molten Metal (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、溶融めっき浴内に浸漬されるロールを回転自
在に支持するための軸受支持装置の改良に関するもので
ある。
在に支持するための軸受支持装置の改良に関するもので
ある。
(従来の技術)
溶融めっき浴内には鋼板搬送安定用のイグジットロール
や、鋼板方向転回ロール(ポットロール)等の回転部品
が設置されている。
や、鋼板方向転回ロール(ポットロール)等の回転部品
が設置されている。
こうしたロールの軸受押に従来はすべり軸受が使用され
ていたが、■軸受押の摩擦抵抗が大きい為、ロールの回
転不良が発生する、■軸受押の隙間が大きい為、ロール
の振動が激しく、鋼板表面への押圧、スリ疵が発生する
、■このすべり軸受の材質が鋼やステンレス鋼である為
、溶融めっき液による侵食が著しい、等様々な問題があ
った。
ていたが、■軸受押の摩擦抵抗が大きい為、ロールの回
転不良が発生する、■軸受押の隙間が大きい為、ロール
の振動が激しく、鋼板表面への押圧、スリ疵が発生する
、■このすべり軸受の材質が鋼やステンレス鋼である為
、溶融めっき液による侵食が著しい、等様々な問題があ
った。
そこで、実開昭61−90852号公報に開示されてい
るように5i3Ni 、SIC% A1102等のセラ
ミックス製の転がり軸受が提案されているが、軸受自体
をセラミックス製としても、これを支持する軸受支持装
置が第4図に示すように金属による直接支持である為、
なお以下に述べるような欠点がある。
るように5i3Ni 、SIC% A1102等のセラ
ミックス製の転がり軸受が提案されているが、軸受自体
をセラミックス製としても、これを支持する軸受支持装
置が第4図に示すように金属による直接支持である為、
なお以下に述べるような欠点がある。
(発明が解決しようとする課題)
第4図に示すように、従来の軸受支持装置Aはセラミッ
クス製転がり軸受Bを外嵌状に支持しており、このまま
高温下の溶融めっき液中に浸漬すれば、金属製である軸
受支持装置Aの方が熱膨張率が大きいため、転がり軸受
Bは重力方向あるいは荷重の作用する方向に偏ってしま
う。そして軸受支持装置Aの転がり軸受Bに対する支持
がこの偏った所の接触面の1点だけとなってしまって、
転がり軸受Bに大きな荷重が作用するため、余り大きな
荷重を作用させる事ができない。
クス製転がり軸受Bを外嵌状に支持しており、このまま
高温下の溶融めっき液中に浸漬すれば、金属製である軸
受支持装置Aの方が熱膨張率が大きいため、転がり軸受
Bは重力方向あるいは荷重の作用する方向に偏ってしま
う。そして軸受支持装置Aの転がり軸受Bに対する支持
がこの偏った所の接触面の1点だけとなってしまって、
転がり軸受Bに大きな荷重が作用するため、余り大きな
荷重を作用させる事ができない。
また、軸受支持装置Aの熱膨張及び転がり軸受Bの偏り
に伴ってこれらの境界部に隙間が生じると、ここに溶融
めっき液が侵入する。この状態で転がり軸受B及びこれ
を外嵌状に支持する軸受支持装置Aを溶融めっき液中よ
り引き揚げると、前述した隙間に侵入した溶融めっき液
は、ここに封入されたまま溜って温度の降下と共に凝固
する。
に伴ってこれらの境界部に隙間が生じると、ここに溶融
めっき液が侵入する。この状態で転がり軸受B及びこれ
を外嵌状に支持する軸受支持装置Aを溶融めっき液中よ
り引き揚げると、前述した隙間に侵入した溶融めっき液
は、ここに封入されたまま溜って温度の降下と共に凝固
する。
一方、これまで膨張していた軸受支持装置Aは温度の降
下によって冷却され収縮を始めると、内部の転がり軸受
Bは圧縮作用を受けて割れを生じ、再使用不可能となっ
てしまう等の問題があった。
下によって冷却され収縮を始めると、内部の転がり軸受
Bは圧縮作用を受けて割れを生じ、再使用不可能となっ
てしまう等の問題があった。
本発明は上記した問題に鑑みて成されたものであり、■
転がり軸受に過大な荷重を作用させず、しかも安定的に
支持し、かつ調芯性を失うことなく使用でき、■繰返し
使用が可能なように取付け、取外しが容易に行えるよう
にする、溶融めっき浴浸漬ロール用軸受支持装置を提供
せんとするものである。
転がり軸受に過大な荷重を作用させず、しかも安定的に
支持し、かつ調芯性を失うことなく使用でき、■繰返し
使用が可能なように取付け、取外しが容易に行えるよう
にする、溶融めっき浴浸漬ロール用軸受支持装置を提供
せんとするものである。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するために、本発明の溶融めっき浴浸漬
ロール用軸受支持装置は、ロールの両端支軸部に夫々嵌
着されるセラミックス製転がり軸受と、これらころがり
軸受を夫々後述する軸受押え部材とで抱持状に支持すべ
く、その先端に複数個の軸受支持部材を可揺動に枢着し
たアームと、前記複数個の軸受支持部材と対向する転が
り軸受外周面を弾発的に押圧すべく、その先端に軸受押
え部材を枢着したアーム及び該アームの付勢手段を具備
させているのである。
ロール用軸受支持装置は、ロールの両端支軸部に夫々嵌
着されるセラミックス製転がり軸受と、これらころがり
軸受を夫々後述する軸受押え部材とで抱持状に支持すべ
く、その先端に複数個の軸受支持部材を可揺動に枢着し
たアームと、前記複数個の軸受支持部材と対向する転が
り軸受外周面を弾発的に押圧すべく、その先端に軸受押
え部材を枢着したアーム及び該アームの付勢手段を具備
させているのである。
また、ロールを安定して支承するために、転がり軸受と
軸受支持部材及び軸受押え部材間に調芯機構を付加する
ことが効果的である。
軸受支持部材及び軸受押え部材間に調芯機構を付加する
ことが効果的である。
また、転がり軸受の内輪がロールの支軸部との熱膨張差
で割れないようにするために、ロールの支軸部と転がり
軸受とのはめあいをすきまばめとすることが好ましい。
で割れないようにするために、ロールの支軸部と転がり
軸受とのはめあいをすきまばめとすることが好ましい。
また、軸受支持部材及び軸受押え部材から転がり軸受を
取外し易くするために、これらの間に耐熱性及び難ぬれ
性を有するパツキン材を介設することが好ましい。
取外し易くするために、これらの間に耐熱性及び難ぬれ
性を有するパツキン材を介設することが好ましい。
(作 用)
本発明に係る軸受支持装置は、転がり軸受の支持を、複
数の軸受支持部材と軸受押え部材とで弾発的に抱持する
といういわゆる開放型としたので、転がり軸受と軸受支
持装置の熱膨張差や熱変形による過大な力が作用するこ
とに起因する割れの問題は解消される。また、交換時に
浴中の溶融めっき液を随伴させることがないので、これ
ら溶融めっき液の凝固に起因する転がり軸受の割れの問
題も同時に解消される。
数の軸受支持部材と軸受押え部材とで弾発的に抱持する
といういわゆる開放型としたので、転がり軸受と軸受支
持装置の熱膨張差や熱変形による過大な力が作用するこ
とに起因する割れの問題は解消される。また、交換時に
浴中の溶融めっき液を随伴させることがないので、これ
ら溶融めっき液の凝固に起因する転がり軸受の割れの問
題も同時に解消される。
また、転がり軸受と軸受支持部材及び軸受押え部材間に
調芯機構に付加することにより、仮にロールの支軸部が
熱変形したり、使用時の軸方向のブレに対しても円滑な
ロール回転が得られる。
調芯機構に付加することにより、仮にロールの支軸部が
熱変形したり、使用時の軸方向のブレに対しても円滑な
ロール回転が得られる。
更に、ロールの支軸部と転がり軸受とのはめあいをすき
まばめとすることにより、これらの熱膨張差が吸収でき
、転がり軸受の内輪の円周方向応力を和らげることがで
きる。
まばめとすることにより、これらの熱膨張差が吸収でき
、転がり軸受の内輪の円周方向応力を和らげることがで
きる。
(実 施 例)
以下本発明を第1図〜第3図に示す一実施例に基づいて
説明する。
説明する。
第1図は本発明に係るロールの軸受支持装置として、イ
グジットロールの軸受支持装置の一実施例を一部断面し
て示すものである。
グジットロールの軸受支持装置の一実施例を一部断面し
て示すものである。
第1図において、■は溶融めっき液2中に浸漬されて被
めっき鋼板Cを安定搬送させるイグジットロールであり
、このイグジットロール1の両端支軸部3には夫々セラ
ミックス製転がり軸受Bを遊嵌している。
めっき鋼板Cを安定搬送させるイグジットロールであり
、このイグジットロール1の両端支軸部3には夫々セラ
ミックス製転がり軸受Bを遊嵌している。
すなわち、これら支軸部3と転がり軸受Bの内輪b1と
のはめあいを、支軸部3とセラミックス製転がり軸受B
との熱膨張差を考慮して第3図に示すようなすきまばめ
としているのである。
のはめあいを、支軸部3とセラミックス製転がり軸受B
との熱膨張差を考慮して第3図に示すようなすきまばめ
としているのである。
これによって溶融めっき液(460°C前後)2中での
転がり軸受Bの応力発生を緩和しているのである。
転がり軸受Bの応力発生を緩和しているのである。
4は溶融めっき液2の上方に位置する基端側を枢着され
たイグジットロールアームであり、前記基端側には例え
ばばね5を内装したばね箱6が載設されており、また溶
融めっき液2内に浸漬された部分の先端には例えばL字
状の軸受用ベースプレート7が取付けられている。そし
て、この軸受用ベースプレート7は、後述する押えアー
ムをその中間で枢着する、押えアーム用支持片8をその
上端部に、また中央及び下方突出部の内側、すなわち前
記イグジットロールアーム4の反対側には、夫々支持片
9が取り付けられている。
たイグジットロールアームであり、前記基端側には例え
ばばね5を内装したばね箱6が載設されており、また溶
融めっき液2内に浸漬された部分の先端には例えばL字
状の軸受用ベースプレート7が取付けられている。そし
て、この軸受用ベースプレート7は、後述する押えアー
ムをその中間で枢着する、押えアーム用支持片8をその
上端部に、また中央及び下方突出部の内側、すなわち前
記イグジットロールアーム4の反対側には、夫々支持片
9が取り付けられている。
10は前記夫々の支持片9にその中央屈曲部を枢着され
たベルクランクであり、このベルクランクlOの両端に
、夫々転がり軸受Bを支承する軸受支持部材11が枢着
されている。
たベルクランクであり、このベルクランクlOの両端に
、夫々転がり軸受Bを支承する軸受支持部材11が枢着
されている。
本実施例ではベルクランクlOを軸受用ベースプレート
7の中央及び下方突出部の内側に夫々1個宛枢着し、こ
れらベルクランク10の両端に枢着された4個の軸受支
持部材11と、後述する押えアームの先端に枢着された
軸受押え部材12とで転がり軸受Bを抱持状に支持して
いる。
7の中央及び下方突出部の内側に夫々1個宛枢着し、こ
れらベルクランク10の両端に枢着された4個の軸受支
持部材11と、後述する押えアームの先端に枢着された
軸受押え部材12とで転がり軸受Bを抱持状に支持して
いる。
ところで、これら軸受支持部材11と軸受押え部材12
とで転がり軸受Bを常に正常に抱持するためには、例え
ば第1図に示す如く、軸受支持部材11は夫々均一な距
離及び中心に対して均一な角度をもって配置し、イグジ
ットロール1の自重とイグジットロール1に作用する外
力との合力Fの方向が、角度θをもって配置した夫々の
支持片9に枢着されたベルクランク10の互いに隣設す
る軸受支持部材11を枢着するビン13.13間となる
如く、軸受支持部材11及び軸受押え部材I2を配置す
ることが好ましい。
とで転がり軸受Bを常に正常に抱持するためには、例え
ば第1図に示す如く、軸受支持部材11は夫々均一な距
離及び中心に対して均一な角度をもって配置し、イグジ
ットロール1の自重とイグジットロール1に作用する外
力との合力Fの方向が、角度θをもって配置した夫々の
支持片9に枢着されたベルクランク10の互いに隣設す
る軸受支持部材11を枢着するビン13.13間となる
如く、軸受支持部材11及び軸受押え部材I2を配置す
ることが好ましい。
なお、ここで外力とは押えアームにより転がり軸受Bを
押圧する力や、被めっき鋼板Cの張力によりイグジット
ロールlに作用する圧力等をいう。
押圧する力や、被めっき鋼板Cの張力によりイグジット
ロールlに作用する圧力等をいう。
また、軸受支持部材11を枢着するベルクランク10は
どちらか一方とし、他方は軸受用ペースペレート7に直
接枢着してもよい。
どちらか一方とし、他方は軸受用ペースペレート7に直
接枢着してもよい。
14は前記押えアーム用支持片8に、その中央部を揺動
自在に枢着された押えアームであり、この押えアーム1
4の一方先端は転がり軸受Bを複数点で支持する前記軸
受支持部材11と対向する位置にあり、ここに前記した
ように転がり軸受Bを押圧する軸受押え部材12が揺動
自在に枢着されている。また、他方先端は前記ばね箱6
の上方に位置しており、ここに調整ボルト15が螺貫せ
しめられ、その先端で前記ばね箱6の内部のばね5を押
圧している。
自在に枢着された押えアームであり、この押えアーム1
4の一方先端は転がり軸受Bを複数点で支持する前記軸
受支持部材11と対向する位置にあり、ここに前記した
ように転がり軸受Bを押圧する軸受押え部材12が揺動
自在に枢着されている。また、他方先端は前記ばね箱6
の上方に位置しており、ここに調整ボルト15が螺貫せ
しめられ、その先端で前記ばね箱6の内部のばね5を押
圧している。
すなわち、他方先端に設けられた調整ボルト15のばね
箱6内部への突出長さを調整することによってばね5の
付勢力を調整し、この付勢力の作用で押えアーム14を
その中央枢着部を支点として回動せしめ、この回動力に
より、一方先端に枢着した軸受押え部材12で前記軸受
支持部材11の反対側から転がり軸受Bを弾発的に押圧
するのである。
箱6内部への突出長さを調整することによってばね5の
付勢力を調整し、この付勢力の作用で押えアーム14を
その中央枢着部を支点として回動せしめ、この回動力に
より、一方先端に枢着した軸受押え部材12で前記軸受
支持部材11の反対側から転がり軸受Bを弾発的に押圧
するのである。
ところで、前記軸受支持部材11及び軸受押え部材12
の転がり軸受Bの外輪b2と接触する内面を、例えば第
2図(ロ)に示すような凹彎曲状とし、一方前記外輪す
、を5彎曲状として調芯機能を付加すれば、溶融めっき
液2中に浸漬した際の熱変化や、軸方向のプレに対して
も安定してイグジソトロール1を支承することができる
。なお、調芯機構は、第2図(ロ)に示すものに限らず
、外輪b2の外周に更に5彎曲状の球面軸を外嵌したも
のであってもよいことは勿論である。また、本実施例で
は軸受支持部材11及び軸受押え部材12と外輪b2の
両者の接触面を全て彎曲状としたものを示したが、これ
に限らず、第2図(ハ)に示す如く接触面の一部のみを
彎曲状としたものでもよい。
の転がり軸受Bの外輪b2と接触する内面を、例えば第
2図(ロ)に示すような凹彎曲状とし、一方前記外輪す
、を5彎曲状として調芯機能を付加すれば、溶融めっき
液2中に浸漬した際の熱変化や、軸方向のプレに対して
も安定してイグジソトロール1を支承することができる
。なお、調芯機構は、第2図(ロ)に示すものに限らず
、外輪b2の外周に更に5彎曲状の球面軸を外嵌したも
のであってもよいことは勿論である。また、本実施例で
は軸受支持部材11及び軸受押え部材12と外輪b2の
両者の接触面を全て彎曲状としたものを示したが、これ
に限らず、第2図(ハ)に示す如く接触面の一部のみを
彎曲状としたものでもよい。
また、本実施例では前記軸受支持部材11及び軸受押え
部材12の転がり軸受Bの外輪btと接触する面及び転
がり軸受Bとイグジットロール1の当接面に、第2図(
イ)(ロ)及び第3図に示すように例えばグラファイト
パツキン等の耐熱性及び難ぬれ性を有するパツキン材I
6を介設し、転がり軸受Bを取外し易くした構造を開示
している。
部材12の転がり軸受Bの外輪btと接触する面及び転
がり軸受Bとイグジットロール1の当接面に、第2図(
イ)(ロ)及び第3図に示すように例えばグラファイト
パツキン等の耐熱性及び難ぬれ性を有するパツキン材I
6を介設し、転がり軸受Bを取外し易くした構造を開示
している。
本発明によるロールの軸受支持装置は以上説明したよう
な構造であり、転がり軸受Bの一方外周面を分割構成さ
れた軸受支持部材11で支持し、また、これに転がり軸
受Bを介して対向する他方外周面を軸受押え部材12で
弾発的に押圧するという、いわゆる抱持状に転がり軸受
Bを支持するものである。
な構造であり、転がり軸受Bの一方外周面を分割構成さ
れた軸受支持部材11で支持し、また、これに転がり軸
受Bを介して対向する他方外周面を軸受押え部材12で
弾発的に押圧するという、いわゆる抱持状に転がり軸受
Bを支持するものである。
なお、本実施例ではイグジットロールの軸受支持装置に
ついて説明したが、これに限らず、ポットロールの軸受
支持装置としても適用可能である。
ついて説明したが、これに限らず、ポットロールの軸受
支持装置としても適用可能である。
(発明の効果)
以上説明したように本発明に係る軸受支持装置は、転が
り軸受の支持を複数の軸受支持部材と軸受押え部材とで
弾発的に抱持するといういわゆる開放型としたので、転
がり軸受と軸受支持装置の熱膨張差や熱変形による過大
な力が作用することに起因する割れの問題は解消される
。また、交換時に浴中の溶融めっき液を随伴させること
がないので、これら溶融めっき液の凝固に起因する転が
り軸受の割れの問題も同時に解消される。
り軸受の支持を複数の軸受支持部材と軸受押え部材とで
弾発的に抱持するといういわゆる開放型としたので、転
がり軸受と軸受支持装置の熱膨張差や熱変形による過大
な力が作用することに起因する割れの問題は解消される
。また、交換時に浴中の溶融めっき液を随伴させること
がないので、これら溶融めっき液の凝固に起因する転が
り軸受の割れの問題も同時に解消される。
また、転がり軸受と軸受支持部材及び軸受押え部材間に
調芯機構に付加することにより、仮にロールの支軸部が
熱変形したり、使用時の軸方向のブレに対しても円滑な
ロール回転が得られる。
調芯機構に付加することにより、仮にロールの支軸部が
熱変形したり、使用時の軸方向のブレに対しても円滑な
ロール回転が得られる。
更に、ロールの支軸部と転がり軸受とのはめあいをすき
まばめとすることにより、これらの熱膨張差が吸収でき
、転がり軸受の内輪の円周方向応力を和らげることがで
きる。
まばめとすることにより、これらの熱膨張差が吸収でき
、転がり軸受の内輪の円周方向応力を和らげることがで
きる。
また更に、転がり軸受の外周複数点を支持する多点支持
にすることにより大きな荷重が作用しても分散される等
、高価なセラミックス製転がり軸受を可及的損傷なく何
度も使用することができるという、大なる効果を発揮す
ることができる。
にすることにより大きな荷重が作用しても分散される等
、高価なセラミックス製転がり軸受を可及的損傷なく何
度も使用することができるという、大なる効果を発揮す
ることができる。
第1図は本発明に係るロールの軸支持装置を一部断面し
た正面図、第2図(イ)は要部を拡大した正面図、(ロ
)は調芯機構の説明図、(ハ)は(ロ)の他の例を示す
図、第3図はロールの支軸部と転がり軸受のはめあい状
態の説明図、第4図は従来のロールの軸受支持装置の説
明図である。 Bは転がり軸受、lはイグジットロール、3は支軸部、
4はイグジットロールアーム、5はばね、7は軸受用ベ
ースプレー1・、8は押えアーム用支持片、9は支持片
、10はベルクランク、11は軸受支持部材、12は軸
受押え部材、I4は押えアーム。 特許出願人 住友金属工業株式会社 第2図 (ハ) 第3図
た正面図、第2図(イ)は要部を拡大した正面図、(ロ
)は調芯機構の説明図、(ハ)は(ロ)の他の例を示す
図、第3図はロールの支軸部と転がり軸受のはめあい状
態の説明図、第4図は従来のロールの軸受支持装置の説
明図である。 Bは転がり軸受、lはイグジットロール、3は支軸部、
4はイグジットロールアーム、5はばね、7は軸受用ベ
ースプレー1・、8は押えアーム用支持片、9は支持片
、10はベルクランク、11は軸受支持部材、12は軸
受押え部材、I4は押えアーム。 特許出願人 住友金属工業株式会社 第2図 (ハ) 第3図
Claims (4)
- (1)溶融めっき浴内に浸漬配置されるロールの支持装
置であって、ロールの両端支軸部に夫々嵌着されるセラ
ミックス製転がり軸受と、これらころがり軸受を夫々後
述する軸受押え部材とで抱持状に支持すべく、その先端
に複数個の軸受支持部材を可揺動に枢着したアームと、
前記複数個の軸受支持部材と対向する転がり軸受外周面
を弾力的に押圧すべく、その先端に軸受押え部材を枢着
したアーム及び該アームの付勢手段を具備してなること
を特徴とする溶融めっき浴浸漬ロール用軸受支持装置。 - (2)転がり軸受と軸受支持部材及び軸受押え部材間に
調芯機構を付加したことを特徴とする請求項1記載の溶
融めっき浴浸漬ロール用軸受支持装置。 - (3)ロールの支軸部と転がり軸受とのはめあいをすき
まばめとしたことを特徴とする請求項1又は2記載の溶
融めっき浴浸漬ロール用軸受支持装置。 - (4)軸受支持部材及び軸受押え部材と転がり軸受との
間に、これらで挟持すべく耐熱性及び難ぬれ性を有する
パッキン材を介設したことを特徴とする請求項1、2又
は3記載の溶融めっき浴浸漬ロール用軸受支持装置。
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