JPH01158922A

JPH01158922A - 窓ガラスの汚れ除去方法

Info

Publication number: JPH01158922A
Application number: JP31816387A
Authority: JP
Inventors: Tokiro Yamamoto; 山本　巴喜郎
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1987-12-16
Filing date: 1987-12-16
Publication date: 1989-06-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は窓ガラスの表面に固着した粘着物や水垢等の落
ちにくい汚れを簡単に落すことが可能な窓ガラスの汚れ
除去方法に関する。

（従来の技術）一般に窓ガラスは風雨によって運ばれた砂塵の付着、雨
水に溶けた水垢成分の堆積、工事現場等から飛来する粘
着物等の付着によって汚れる。これらの窓ガラスの汚れ
除去方法としては洗剤や薬品等を使用する方法、サンド
ペーパー、へらや鋭利な刃物等を用いて手で掻き落した
り、或いは削り落す除去方法等がある。

（発明が解決しようとする問題点）しかし、前記洗剤や薬品は通常の汚れを落せても水垢成
分や粘着物等の汚れが完全に落ちにくく、特に水垢成分
の堆積による汚れは特殊な薬品で落すことが出来ても使
用に当り人体に危険を伴い、またサンドペーパー、へら
や鋭利な刃物等を用いて手作業で除去する方法では、汚
れを除去する際の力の入れ具合が難しく、つまり力の入
れ具合が少ないと何時までも汚れは除去出来ず、逆に力
を入れ過ぎると汚れが除去されてもガラス表面に傷を付
けたり、非常に多くの気配りと労力を要し、殆ど窓ガラ
スの表面に固着した水垢成分や粘着物の汚れは除去出来
ずに残り視界を損うことになる。このため窓ガラスの清
掃業者に於てはこれら窓ガラスの表面に固着した水垢成
分や粘着物の汚れを簡単に除去する方法の要望が強かっ
た。

（問題点を解決するための手段）本発明は上記従来要望に応えるために成されたものであ
り、つまり９７００以上のサンドペーパーを取付けた高
速の電動サンダー等の研磨機を使用し、前記サンドペー
パーを高速に揺動して窓ガラスの表面に固着した汚れを
傷付けずに美麗に落す除去方法であり、従来の常識から
するとガラス面に摺接させれば当然傷が付くと思われる
従来の発想を根本から変えて行うものである。

（作　用）このように９７００以上のサンドペーパーを取付けた高
速の電動サンダー等の研磨機を使用し、窓ガラスの表面
に固着した汚れにサンドペーパーを当てて高速に揺動さ
せることにより、汚れは窓ガラス面から突出した部分か
らサンドペーパーの粒子で徐々に削り取られて粉となっ
て除去されるのである。この時、サンドペーパーが高速
で揺動するためサンドペーパーの各粒子も振動してあた
かも先端が面上を呈し、ガラス面に加わる面圧は高速に
揺動されるほど弱く均一化され、サンドペーパーを使用
し手作業で行う時の如き粒子がガラス面に強く当てられ
たり或いはへらや刃物等を使用した時のように局部的な
押圧もなく、しかもガラス面上に付着が突出した汚れは
一粒子の振動の速さに関係することなく削り取られ、ガ
ラス面には傷が付かずに汚れを除去することが可能とな
る。

（実施例）以下本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、予め
洗剤や薬品等を使用して窓ガラス（３）の表面を清掃し
ておく、先ず、窓ガラス（３）の表面に固着した水垢成
分や粘着物の汚れ（４）を確認する。その後、９７００
以上のサンドペーパー　（１）、好ましくは＃８００〜
＃１２００のサンドペーパー（１）を高速の電動サンダ
ー等の研磨機（２）に取付ける。この取付けられたサン
ドペーパー（１）を汚れ（４）部分に当接させ、研磨４
１！　（２）を作動してサンドペーパー（１）を高速で
揺動させる。すると、突出した汚れ（４）が徐々に削り
取られて粉となり、完全に除去してサンドペーパー（１
）が窓ガラス（３）に当っても高速で揺動しているため
窓ガラス（３）に加わる圧力は極めて小さく、従って窓
ガラス（３）の表面にはサンドペーパー（１）による傷
は付かぬため汚れ（４）のみを除去出来るのである。尚
、この時、＃７００以下のサンドペーパー（１）を使用
すると、窓ガラス（３）に目で確認出来る極細な傷が付
いてしまう、また窓ガラス（３）の表面へ水を吹き付け
て除去作業することにより、窓ガラス（３）と、高速で
揺動するサンドペーパー（１）の粒子間に極めて薄い膜
ができ［第２図（ａ）参照］、サンドペーパー（１）の
粒子が直接ガラス面に接触せず完全に傷を防止出来る。

この場合に汚れ（４）も極めて薄い膜と同程度の厚さが
残るが［第２図（ｂ）参照］、この膜が極めて薄いため
汚れ（４）が殆ど目立たずあたかも完全に除去された如
く見える。

（発明の効果）このように本発明の汚れ除去方法は９７００以上のサン
ドペーパー（１）を取付けた高速の電動サンダー等の研
磨機（２）を使用し、従来危険と思われていたサンドペ
ーパー（１）を高速に揺動することにより、水垢成分等
の汚れ（４）を除去可能とさせると共に窓ガラス（３）
の表面に傷付くことが無くなり、従来からの要望に応え
るに至ったのである。しかもこの汚れ（４）を除去する
作業は短時間で労力を掛けずに、且つ気配りも余り使わ
ず簡単に行うことができ、ガラス面にサンドペーパー（
１）を高速に揺動させる従来にない極めて単純な発想で
大きな効果を発揮する。

尚、本発明の方法は窓ガラス（３）だけでなく、例えば
ホウロウバス、タイル、石、陶器等の平面部の汚れ除去
にも有効である。

【図面の簡単な説明】第１図は本発明の方法により窓ガラスの表面に固着した
汚れを傷付けずに美麗に落す状態を示す説明図、第２図
（ａ）、（ｂ）はガラス面に水を吹き付けて除去する方
法を説明した要部拡大図である。（１）−Φ・サンドペーパー（２）・・・研磨機（３）
・拳・窓ガラス　　　（４）・−・汚れ手続補正書（自
発）昭和６３年１月２７日特許庁長官　小　川　邦　夫　殿３補正をする者氏名品采己六ｉ４代理人明細書の「特許請求の範囲の欄」、「発明の詳細な説明
の欄」及び「図面」。１１゛ ”　ｔ（）・（補正の内容）ｌ）明細書の特許請求の範囲を次の通り補正する。「窓ガラス（３）の表面に固着した汚れ（４）を除去す
る際に、９４００以上のサンドペーパー（１）を取付け
た高速の電動サンダー等の研磨機（２）を使用し、前記
サンドペーパー（１）を高速に揺動させて前記汚れ（４
）を除去することを特徴とする窓ガラスの汚れ除去方法
、」２）明細書第３頁第２行目のｒ＃７００以上」をｒ＃４
００以上」に補正する。３）明細書第３頁第１０行目のｒ＃７００以上」をｒ＃
４００以上」に補正する。４）明細書第４頁第１２行目〜１３行目の「その後、＃
７００以上のサンドペーパー（１）、好ましくは＃８０
０〜＃１２００の」を「その後、９４００以上のサンド
ペーパー（１）、好ましくは＃６００〜＃１２００の」
に補正する。５）明細書第５頁第５行目のｒ＃７００以下」をｒ＃４
００以下」に補正する。６）明細書第５頁第１８行目のｒ＃７００以上」をｒ＃
４００以上」に補正する。以上＠／図第２図

Claims

【特許請求の範囲】

窓ガラス（３）の表面に固着した汚れ（４）を除去する
際に、＃７００以上のサンドペーパー（１）を取付けた
高速の電動サンダー等の研磨機（２）を使用し、前記サ
ンドペーパー（１）を高速に揺動させて前記汚れ（４）
を除去することを特徴とする窓ガラスの汚れ除去方法。