JP3173434U - 表面付着物除去具 - Google Patents

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Abstract

【課題】表面付着物の除去の効果を向上し、時間短縮、労力削減を可能にする表面付着物除去具を提供する。
【解決手段】表面付着物除去に用いる混合物10は、重量比25wt%〜45wt%のコロイド物質と、重量比10wt%〜20wt%の樹脂と、重量比15wt%〜30wt%の粉末状研磨剤と、安定剤、および繊維を含む。混合物中の研磨剤は付着物を表面でかき集め、コロイド物質がかき集めた付着物を粘着することで表面を清掃し、また、繊維は混合物の整体性を維持し混合物が押し出されるまたは引き伸ばされることにより変形した際の破裂を防ぐ。この混合物をスポンジまたは発泡材料に付着させる。
【選択図】図1

Description

本考案は、表面の汚物除去を行う物品に関連する。特に表面の頑強な付着物を素早く取り除き、表面を傷つけることのない混合物に関するものである。
一般の自動車を室外に一定時間置くと、自動車の表面には埃、砂粒、その他微粒子が付着する。これらの付着物は水のみによる洗浄で取り除くことは難しい。比較的簡単な清掃方法として、水に石鹸や洗剤などを混ぜて表面に吹付けた後、清潔な布やスポンジなどでふき取ることでこれらの付着物を取り除く方法がある。この方法は、一部の付着力の弱い微粒子を取り除くことはできるが、表面に付着力の強い微粒子がある場合、この方法では取り除くことはできず、かえって表面を傷つけてしまう。
これまでのこの種の付着物の除去方法として、古くはサンドペーパーで表面を研磨していた。この方法では表面を破壊することで付着物を取り除いているのである。ここ数年、粗いワックスで表面を研磨し付着物を取り除く場合が多い。この方法も同様に表面を破壊する原理で付着物を取り除いている。粗いワックスが表面を破壊する程度はサンドペーパーよりも低いものの、作業時間も長く、労力もかかる。
ここ数年市場に美容用粘土があるが、これは主に粘土そのものの粘着性を利用し、表面付着物を粘着するものである。この美容用粘土を用いる方法は、粗いワックスに比べ時間の短縮にはなるが、除去効果は理想とは言えず、表面を傷つけやすい。
本考案は、表面付着物除去に優れた効果を発揮する混合物を提供し、時間短縮、労力削減を可能とすることを課題とする。
前述の課題を解決するため、本考案による表面付着物除去に用いる混合物は主に次の成分から構成される。
A)重量比 20wt%〜45wt%のコロイド物質(colloid material)
B)重量比 10wt%〜20wt%の樹脂(resin)
C)重量比 20wt%〜35wt%の粉末研磨剤(abrasive materials)
D)安定剤(stabilizer)
本考案によれば、表面付着物除去に優れた効果を発揮する混合物を提供し、時間短縮、労力削減を実現することができる。
図1は、本考案の実施形態における斜視図であり、混合物をスポンジに取り付けたものを示している。 図2は、本考案の実施形態における断面図である。 図3は、本考案の実施形態における部分拡大図であり、混合物が表面の付着物質を除去している状態を示している。 図4は、図3の続きであり、混合物が表面の付着物質を除去している状態を示している。 図5は、本考案の混合物を布地に取り付けたものを示している。 図6は、本考案の混合物を手袋に取り付けたものを示している。 図7は、本考案の混合物をロール紙に取り付けたものを示している。 図8は、本考案の混合物を埃取りモップに取り付けたものを示している。
本考案の構造および特徴を詳しく説明するため、以下に実施形態を図を挙げて説明する。図1は本考案の実施形態における斜視図であり、混合物がスポンジに取り付けられている状態を示している。図2は本考案の実施形態における断面図である。図3は本考案の実施形態における部分拡大図であり、混合物が表面の付着物を除去している状態を示している。図4は、図3の続きであり、混合物が表面の付着物を除去している状態を示している。図5は、本考案の混合物を布地に取り付けたものを示している。図6は、本考案の混合物を手袋に取り付けたものを示している。図7は、本考案の混合物をロール紙に取り付けたものを示している。図8は、本考案の混合物を埃取りモップに取り付けたものを示している。
本考案の実施形態が示す表面付着物除去に用いる混合物は主に以下の成分で構成される。
A)重量比 20wt%〜45wt%のコロイド物質(colloid material)
B)重量比 10wt%〜20wt%の樹脂(resin)
C)重量比 10wt%〜30wt%の粉末状研磨剤(abrasive materials)
D)安定剤(stabilizer)
E)少量の繊維(fibers)
同コロイド物質は、常温では固体(solid)、軟質(soft)および粘着性(adhesion)を有するものである。同コロイド物質はシリカゲル(silicone gel)、医療用粘着剤、コロイド溶液、ゴムなどを用いることができる。同コロイド物質は本考案の混合物の主要成分であり、その作用は、その他成分にも含まれ、作業時の緩衝性および粘着性をもたらす。
同樹脂は、本混合物に適度な粘度(adhesion)、弾力性(elasticity)、粘着性(coherence)をもたせる。環境保護の視点から、同樹脂は天然樹脂(nature resin)を採用することが望ましい。
本研磨剤は、炭酸カルシウム(calcium carbonate)、酸化鉄(iron oxide)、礬石(alumina)、シリコンカーバイド(silicon carbide)、石英(quartz)などを用いることができる。本考案の混合物10に数種類の研磨剤を使用することが望ましい。異なる研磨剤は異なる結晶形状の特性を持っており、各種異なる表面付着物を除去することができるからである。同研磨剤の粒径は、対象物の表面および付着物の種類により決定する。原則として同研磨剤の粒径が0.1mm以下の状況では、粒径が大きいほど付着物の除去効果は高まるが、表面を傷つけやすい。反対に粒径が小さいほど対象物の表面は傷つきにくいが、付着物除去の効果は低下する。考案者の実験によると、本研磨剤の平均粒径は0.001mm 以下が望ましい。傷がつかないよう特に保護が必要な対象物表面、例えば自動車の塗装表面などは、研磨剤の粒径が0.0003mm以下であることが望ましい。
安定剤の添加は、対象物表面が高温のために本考案の混合物の性質および混合物の潤滑と粘度調整作用に影響するのを防ぐためである。また、同安定剤には絶縁体(insulator)の作用があり、本混合物中の各成分の化学変化を防ぐ。実施形態中、同安定剤は、生石灰(calcium oxide)、蝋(wax)、礬石(alumina)、消石灰またはその他性質が安定している物質、熱容量(heat capacity)の高い物質を用いることができる。
特に説明が必要なのは、本混合物に蝋の成分がある場合、本考案の混合物で表面を拭くと、表面に少量の蝋が残留することである。そのため、対象物表面に作業後、塗装作業が必要な場合、残留した蝋の塗装作業への影響を防ぐため、本考案の混合物中の蝋の成分をできるだけ減らす必要がある。
繊維の添加は、本考案の混合物の整体性を維持するためであり、混合物が押し出されるまたは引き伸ばされることにより変形した際の破裂を防ぐ。繊維は、綿糸や生糸などを用いることができる。
図1および図2は、本考案の実施形態において表面付着物除去に用いる混合物10がスポンジまたは発泡材料20に固定されている状態を示しており、本混合物10の表面にはウェーブ12がある。
本考案の混合物10を用いてある対象物表面90を拭いたところ、図3が示すように、混合物10の表面には対象物の表面90に付着していた付着物91の一部があり、これは付着物が押し出されたことで付着物91の一部が包み込まれている。これはコロイド物質 14の粘着性により付着物91を粘着したことによる。また、異なる結晶形状の研磨剤16は、微粒子91の表面に接触し、使用者がこのスポンジ20を動かすと、図4が示すように、研磨剤が「シャベル」に似た作用(spade effect)を生じる。これにより付着物91は対象物の表面を移動し、コロイド物質14と樹脂により付着物91を粘着する。また、同コロイド物質14の表面には摩擦により静電気作用が発生し、付着物91を吸着する。これにより使用者は大きな力を加えることなく、本考案の混合物10が簡単に付着物91を取り除くのである。
スポンジ12の作用は使用者が持ちやすく、清掃作業に有利になることに加え、圧力緩衝および圧力を均等に分散する作用がある。
ここで特に説明が必要なのは、本混合物を用いてある対象物の表面を清掃する時、使用者は力を加える必要はなく、軽くふき取るだけで表面の頑強な付着物を取り除くことができることである。
本考案の混合物10は(図5が示すように)布地22、または(図6が示すように)手袋24、その他物質に設置することができ、清掃作業に有利である。
また、本考案の混合物10は、(図7が示すように)ペーパー26の表面に塗布することができ、このペーパーは巻いて筒状にすることができる。使用者は必要に応じてペーパー26を必要なサイズに切り取り、清掃作業を行うことができる。
図8は、本考案の混合物10を埃取りモップ28に塗布したものであり、表面の降塵を除去することができる。その除去原理は前述したものと類似しており、ここでは静電気反応による除去効果が大きい。
本考案の混合物は無水状態で付着物除去の作業を行うことができる。もちろん水または水中に石鹸や洗剤を加えて除去作業を行うことができ、その場合、より優れた効果がある。
清掃作業完了後、清潔な水や石鹸水を利用して混合物に付着した微粒子を洗い落とし、繰り返し使用することができる。また、本考案の混合物の各成分はいずれも天然無毒性の物質のため、環境保護の要求にも非常に適している。
本考案の混合物が除去することができる物質は、工業ダスト、固体微粒子、コールタール、塗装時のばい煙と粉じんなどである。作業可能な対象物は、自動車の塗装表面、自転車、家具、ガラス、金属などである。
以下は各種表面の汚れに対し、異なる方法と本願の混合物とにより清掃した比較結果である。
1.自動車塗装表面の頑強な付着物、塗装時の埃、鉄錆などの除去比較
Figure 0003173434
2.ガラス表面の汚れの除去
Figure 0003173434
3.プラスチック表面の汚れの除去
Figure 0003173434
4.表面の降塵除去
Figure 0003173434
10 混合物
12 ウェーブ
14 コロイド物質
16 研磨剤
20 発砲材料
22 布地
24 手袋
26 ペーパー
28 埃取りモップ
90 作業対象物の表面
91 付着物

Claims (10)

  1. 表面付着物除去に用いる混合物であって、
    当該混合物は、
    A)重量比 25wt%〜45wt%のコロイド物質(colloid material)、
    B)重量比 10wt%〜20wt%の樹脂(resin)、
    C)重量比 15wt%〜30wt%の粉末状研磨剤(abrasive material)、
    D)安定剤(stabilizer)、および
    E)繊維(fibers)を含み、
    混合物中の前記研磨剤は付着物を表面でかき集め、前記コロイド物質が当該かき集めた付着物を粘着することで表面を清掃し、また、前記繊維は混合物の整体性を維持し混合物が押し出されるまたは引き伸ばされることにより変形した際の破裂を防ぐ、混合物。
  2. 請求項1に記載した混合物において、
    前記コロイド物質として、シリカゲル、医療用粘着剤またはコロイド溶液を用い、
    前記研磨剤として、炭酸カルシウム、酸化鉄、礬石、エメリーまたは石英を用いる、混合物。
  3. 請求項1に記載した混合物において、前記研磨剤は、形状の異なる結晶を含む、混合物。
  4. 請求項1に記載した混合物において、前記研磨剤の平均粒径を 0.001mm以下とした、混合物。
  5. 請求項1に記載した混合物において、前記安定剤として、生石灰、蝋、礬石または消石灰を用いる、混合物。
  6. 請求項1に記載した混合物において、前記繊維として、綿糸または生糸を用いる、混合物。
  7. 請求項1に記載した混合物をスポンジまたは発泡材料に付着させた、表面付着物除去具。
  8. 請求項1に記載した混合物を布地に付着させた、表面付着物除去具。
  9. 請求項1に記載した混合物をペーパーに付着させた、表面付着物除去具。
  10. 請求項1に記載した混合物をモップに付着させた、表面付着物除去具。
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