JP2021196468A - メガネ超音波洗浄器及びメガネ超音波洗浄方法 - Google Patents

メガネ超音波洗浄器及びメガネ超音波洗浄方法 Download PDF

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Abstract

【課題】メガネ超音波洗浄器において、水を使用せずに、レンズの貫拭き取りのいらない、乾式の洗浄器及び洗浄方法を提供すること。【解決手段】メガネ超音波洗浄器にあって、凹部3を持った容器2と、この容器2に取りつけられた超音波振動素子6と、を有している。それから容器2の凹部3内に、ガラスを原料とする球形の玉材11が収納され、メガネ4を玉材11内に潜り込ませて、超音波振動素子6を稼働させ、メガネ4を洗浄する。【選択図】図1

Description

本発明は、メガネに付着する汚れを取るメガネ超音波洗浄器及びその洗浄器を用いるメガネ超音波洗浄方法に関するものである。
メガネには、指紋や汗、涙などの皮脂やたんぱく質の汚れや、空気中の塵や埃などが付着する。そのような汚れがメガネのレンズに付着すると、レンズの透明性が低下して視界が悪くなる。そのため、メガネのレンズの汚れを落として清浄に保つことは重要である。
メガネを洗浄する方法としては、織布(クロス)を用いる方法、超音波による洗浄、洗剤、あるいは洗浄剤を使用する方法が知られている。超音波による洗浄は特許文献1に示すようなもので、洗浄水槽2内に水を充満し、必要によっては洗剤が投入され、メガネを入れ、もって超音波を稼働することで、超音波振動ににより、メガネに付着した汚れが落とされる。それから、メガネを水から引き上げ、水分を布やティッシュペーパーで拭きとっている。
特開2003−251288号公報
前述したごとく、超音波による洗浄には、洗浄後に水分をふき取る工程を必要としていた。手の不自由な人、高齢者が他人の手を借りず、きれいな眼鏡をかけていられるようにする目的ではあるが、そもそも水分の拭き取りを必要としないメガネの超音波洗浄器及びその洗浄方法を提供しようとするものである。
このため、この発明のメガネ超音波洗浄器は、凹を持った容器と、この容器に取りつけられた超音波洗浄器と、容器内に収容された玉材とより成ることを特徴としている(請求項1)。従って、容器内には、水ではなくそれに代わる玉材が用いられ、それに超音波振動を与えられ、メガネのレンズの汚れが落とされる。
前記玉材は、金属材料を除く原料により作られ、例えばガラスを原料としていることにある(請求項2,3)。従って金属材料では、メガネのレンズ面を傷つけてしまうが、それ以外の原料、ガラスを原料とすることで、その不都合を回避できる。また、玉材をセラミックを原料とすることも可能である。
前記玉材は、球形で、直径が1mm〜4mmの範囲内であること(請求項4)。好ましくは直径が1mm〜3mmの範囲内にある(請求項5)。従って、径の一定の範囲に保持することで、洗浄効率を高められる。
また、玉材は、中心に貫通穴を有していることにある(請求項6)。従って、玉材の表面積の拡大となり、洗浄効率の向上に寄与している。
メガネ超音波洗浄方法は、前記請求項1記載の眼鏡超音波洗浄器の容器内に洗浄すべきメガネを入れ、且つ玉材内に潜らせ、しかる後に超音波振動器を稼働させることで行われる(請求項7)。従って、水を使用しなくとも、超音波振動の玉材により汚れが削り取られ、視界がクリアとなる。
請求項1の発明によれば、メガネの超音波洗浄器にあって、乾式の洗浄を提供できる。このために、超音波洗浄後に、後処理としての布やティッシュによる拭き取りを不要とする利点を持っている。
請求項2,3によれば、容器内に収納される玉材は金属材料を除くもので、好ましくはガラスを原料としていることにある、これによりメガネのレンズ面が損傷することが防がれる。
請求項4,5によれば、玉材は球形で、直径1mm〜4mmの範囲内に、好ましは1mm〜3mmの範囲内にあり、この範囲内の径であれば洗浄が良好に行われる。
請求項6によれば、玉材の中心に貫通穴を有していることから、玉材の表面積の拡大となって洗浄効率の向上に寄与している。
請求項7によれば、メガネ超音波洗浄器の容器内に洗浄すべきメガネを入れ、かつ玉材内に潜らせ、しかる後に超音波洗浄器を稼働させてメガネに付着する汚れを洗浄することができ、水を用いることなく、それに代わる玉材により行われ、洗浄後の後処理を不要とする利点を持っている。
この発明に係るメガネ超音波洗浄器の斜視図である。 このメガネ超音波洗浄器に用いられる玉材の説明図で、aは原寸大の図、bは5倍に拡大した図、cは拡大断面図である。 は、洗浄前のレンズに指紋を付けた状態の写真1である。 は、洗浄後の写真2である。 は、洗浄を1,000回した後の写真3である。 は、洗浄前のレンズに指紋を付けた状態の写真4である。 は、洗浄後の写真5である。 は、洗浄を1,000回した後の写真6である。
図1は本発明のメガネ超音波洗浄器により、メガネの洗浄状態が示されているが、まずメガネ超音波洗浄器1の構造を説明すると、長方形の容器2で、内側に金属製の部材で作られた凹部3を有していて、この凹部3内に洗浄時にメガネ4が収納される。
メガネ超音波洗浄器1の凹部3の底部の裏面に超音波振動を発信する超音波振動素子6が取り付けられている。7は装置の稼働スイッチ、8はタイマー稼働スイッチである。9は蓋である。
メガネ超音波洗浄器1の凹部3内に収納されている玉材11は、ガラスを原料として作られ球体で、直径が1mm〜4mm、好ましくは、1mm〜3mmである。なおガラスは石英、炭酸ナトリウム、石灰石などを原料として高温度に熱して溶融、冷却して製造したものである。
この玉材11は、必要によっては、中心に貫通穴12を持っている。これにより、玉材11の表面積の増大が図られている。色は無色で良いが、色を着色したものでも良い。この玉材11は直径が2mmほどであるから、多数個、例えば400gが凹部3内に収納されている。
メガネを洗浄するには、まず、メガネ超音波洗浄器1の容器2の凹部3内に玉材11を収納する。それから、メガネ4を入れ且つ玉材11内に潜らせる。それから、稼働スイッチ7を押し、装置を稼働させる。必要によっては、タイマー稼働スイッチ7を押し稼働時間2〜5分ぐらいにセットする。稼働が完了したら、メガネ4を凹部3内から取り出すと、メガネ4のレンズ面の汚れが落とされ、そのまま掛けることができる。
メガネ洗浄試験を行っているので、その試験結果を添付する。
試験例1
メガネ超音波洗浄器1の凹部3内に直径2mmのガラスの玉材11を入れ、メガネ4は故意に指紋を付けたプラスチック製レンズを用い、一分間洗浄結果を目視で洗浄効果を確認した。
一分間洗浄後結果、指紋がすっきりと消え、視界がクリアになった。
洗浄前の写真 1[図3]と、洗浄後の写真 2[図4]を提出する。
同一のメガネで5分間洗浄を1,000回行い(83.3時間)目視にてレンズ、フレームへの傷付きと変形の有無を検証した。レンズ、フレームへの傷付き及び変形は起きていない。
洗浄後の写真 3[図5]提出する。
試験例2
直径2mmのガラス玉材11を70%、直径3mmのセラミックス玉材11を30%混合
一分間洗浄後結果、指紋がすっきり消え、視界がクリアになった。
洗浄前の写真 4[図6]と、洗浄後の写真 5[図7]を提出する。
同一のメガネで5分間洗浄を1,000回行い(83.3時間)目視にてレンズ、フレームへの傷付きと変形の有無を検証した。レンズ、フレームへの傷付き及び変形は起きていない。
洗浄後の写真 6[図8]を提出する。
試験例1,2からみて、2mmのガラス玉材がベストであるが、他の玉材(セラミックス)の3mmの混合でも良く、比率は7:3もしくは8:2の混合が好ましい。
それから、玉材11を金属製でないセラミックスなどの原料も使用可能であり、使用の結果は、目視によりレンズの汚れが防がれる作用効果が得られている。
最後に玉材を3mmのガラスにすると、洗浄効果は2mmのガラスを用いる場合に比して、多少洗浄能力は低下するが、メガネの使用には十分に耐えることができる。
1 メガネ超音波洗浄器
2 容器
3 凹部
4 メガネ
6 超音波振動素子
7 振動スイッチ
9 蓋
11 玉材
12 貫通孔

Claims (7)

  1. 凹部を持った容器と、この容器に取り付けられた超音波振動素子と、容器内に収納された玉材とより成ることを特徴とするメガネ超音波洗浄器。
  2. 玉材は金属材料を除く原料により作られることを特徴とする請求項1記載のメガネ超音波洗浄器。
  3. 好ましくは、玉材はガラスを原料としていることを特徴とする請求項1記載のメガネ超音波洗浄器。
  4. 玉材は球形で、直径が1mm〜4mmの範囲内にあることを特徴とする請求項1,2又は3記載のメガネ超音波洗浄器。
  5. 好ましくは、玉材は直径が1mm〜3mmの範囲内にあることを特徴とする請求項1,2又は3記載のメガネ超音波洗浄器。
  6. 玉材は、その中心に貫通穴を有していることを特徴とする請求項1乃至5記載のメガネ超音波洗浄器。
  7. 前記請求項1記載の構成を持つメガネ超音波洗浄器の容器内に洗浄すべきメガネを入れ、且つ玉材内に潜らせ、しかる後に超音波振動素子を稼働させてメガネを洗浄することを特徴とするメガネ超音波洗浄方法。

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