JPH01157119A - 半導体回路 - Google Patents

半導体回路

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JPH01157119A
JPH01157119A JP62315620A JP31562087A JPH01157119A JP H01157119 A JPH01157119 A JP H01157119A JP 62315620 A JP62315620 A JP 62315620A JP 31562087 A JP31562087 A JP 31562087A JP H01157119 A JPH01157119 A JP H01157119A
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橘川 五郎
Kazumasa Yanagisawa
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は、半導体回路に関し、特に低電力化および出力
電位の制御方法に工夫が施されたECL(Emitte
r  Coupled  Logic)回路に関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来、エミッタフォロワ形式の高速バイポーラECL回
路としては、例えばLSIハンドブック(pp、137
〜138)に記載されているような回路構成のものが広
く用いられている。
第9図は、従来のエミッタフォロワ形式ECL回路の基
本構成図である。
第9図において、INI、IN2は入力端子、■□は定
電流源の電流、vE):は負電源の電圧、R工はコレク
タ抵抗、RTは終端抵抗、VTは終端用負電源の電圧、
OUTは出力端子、 Q□l Q2+ Q3はNPNバ
イポーラトランジスタである。
第9図の回路において、トランジスタロ工が導通、Q2
が非導通のときの出力端子OUTの出力電位をvol、
とし、逆にトランジスタQ2が導通。
Qoが非導通のときの出力端子OUTの出力電位をVO
t、とじた場合、VOHI VOLの値は次式(1)お
よび(2)で表わされる。
voH=−よりHR□−vB5 ・・・・・・・ (1
)VOL=  IIRI  IBLRx  vBIE 
 # + +  (2)ここで、IBMはトランジスタ
Q2の非導通時にQ、のベースを流れる電流であり、V
BEはトランジスタQ、のベース・エミッタ間順方向電
圧であり、11は定電流源電流であり、IBLはトラン
ジスタQ2の導通時にQ3のベースを流れる電流である
上式(1)は、アース電位から、IBHとR工の積(つ
まり、コレクタ抵抗R工での電圧降下分)とトランジス
タQ、のベース・エミッタ間の電圧降下分とを差し引い
た値であり、これがQ2非導通時の出力電圧である。ま
た、上式(2)は、アース電位から、Q2を通過する電
流11とR1との積と、R工を介してQ、のベース・エ
ミッタを流れる電流とRよとの積と、トランジスタQ3
のベース・エミッタ間の電圧降下分を差し引いた値であ
り、これがQ2の導通時の出力電圧である。
ところで、ECL回路の出力振幅(VORVOL)は、
概ねIよとR□との積に等しく、通常O,aV以上必要
である。すなわち、一般には、V o Hは−(0,8
〜0..9)Vであって、高出力のため論理′1″であ
り、約−VBHの値であるのに対して、 ′vOLは−
(1,6〜1.7)V’t’あッテ、低出力ツタめに論
理′O″である。出力の論理振幅は約0.8V (= 
l VBE) テto ル。ft t−3,V T バ
ー (1、8〜2 )■である。
次に、第8図は、従来のECL回路を複数個並列接続し
た場合の図である。
第8図に示すように、ECL回路をチップ間、または同
一チップ内で複数個結合し、論理処理を行う回路として
、ワイアドオア接続が広く用いられている。これは、複
数個のエミッタ出力を互いに接続し、終端抵抗RTで終
端用電圧vTに終端するものである。
このような従来の回路では、多数の非選択回路の出力を
低電位にして、1ケの選択回路の情報r1r、tO1が
出力端子OUTに得られるようにしていた。従って、多
数の非選択回路にも常に電流工、〜Inを流し、かつ入
力IN2□〜lN2nを高電位にする必要があった。な
ぜなら仮に非選択回路の電流をゼロにすると、非選択回
路のエミッタ出力は高電位になってしまうため、選択回
路からの情報111.、t09 が無視されてしまう。
従って、非選択になった場合には、Q、、Q、、Q。
を必ず導通させて、電流I工〜Inを流す必要がある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
第9図において、ECL回路の消費電力を低減させるた
め、種々の方法が考えられている。いま、低電力化のた
めに、定電流源の電流工、の値を小さくすると、規定の
出力振幅を得るためにはR1の値を大きく設定する必要
がある。例えば、定電流が4mAで、抵抗R□が250
Ωの場合に対し、電流を半分の2mAにしたときには抵
抗R4を500Ωにする必要があり、また電流を1mA
にしたときには抵抗RTをIKΩにする必要がある。
一方、前人(1)より明らかなように、VoHはエミッ
タフォロワ・トランジスタQ、のベース電流IBHと抵
抗R工の積に影響される。エミッタフォロワQ3のVO
Hに対する出力電流を工。9とすると。
出力終端条件がRT=50Ω、VT=−2Vの場合、出
力電流I。Hは約24mAとなる。なお、前人(1)中
のIauXR工は1次式で置き替えられる。
rBHxR1= (IoH/hFi)XRt’ ・・・
 (3)なお、hFEは、バイポーラトランジスタの電
流増幅率である。この場合、バイポーラトランジスタQ
3の高耐圧化のため、hFEが小さくなったり。
上述したような低電力化のためにR工を大きくした場合
には、上式(3)および前人(1)より、出力電圧Vo
Hが低下し、ECLの出力レベル仕様を満たせなくなる
という問題がある。
次に、第8図に示すように、従来の205回路で、ワイ
アドオア論理をとるために、選択時も非選択時にも常に
一定の電流工、〜工。を流す必要があるため、消費電力
が増加するという問題がある。
本発明の第1の目的は、複数個の205回路のエミッタ
フォロワ出力をワイアドオアで結合した回路において、
非選択回路の消費電流をゼロにすることができるととも
に、低電位出力が可能な半導体回路を提供することにあ
る。
また、本発明の第2の目的は、205回路とエミッタフ
ォロワを接続した回路において、上記205回路を低電
流にした時にも、出力の高電位が低下しないような半導
体回路を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明の半導体回路は、カレ
ントスイッチとエミッタフォロワよりなる回路を複数個
並列にエミッタ結合して論理回路を構成した半導体回路
において、上記カレントスイッチのスイッチ電流をオン
・オフする第1のスイッチング手段と、該カレントスイ
ッチの負荷抵抗と上記エミッタフォロワのベースとの間
に挿入された第2のスイッチング手段とを有し、複数個
のうち非選択時のカレントスイッチでは、上記第1と第
2のスイッチング手段を共にオフすることにより、上記
エミッタフォロワの出力電位を低下させることに特徴が
ある6 〔作  用〕 本発明の第1の実施例においては、205回路とエミッ
タフォロワ回路の結合点、つまりエミッタフォロワ・ト
ランジスタのベースにMOSトランジスタを挿入すると
ともに、205回路のカレントスイッチ電流が流れる点
、つまり定電流源の近辺に電流をオン・オフするための
MOSトランジスタを挿入する。これらのオン・オフ機
能を付加した構成を有する並列ECL回路のうち非選択
回路では、カレントスイッチ電流をゼロにするとともに
、エミッタフォロワのベース入力に挿入されたMOSト
ランジスタをオフにして、エミッタフォロワ・トランジ
スタを非導通にすることにより、エミッタ出力には、終
端抵抗を介して終端電圧に等しい値が低電位出力として
得られるようにする。一方、動作時、つまり選択時には
、正規のカレントスイッチ電流を流すとともに、ベース
入力部のMOSトランジスタをオンにすることにより、
205回路の入力信号に応じた′1″、′O′の電位を
発生することができるようにした。
次に、本発明の第2の実施例においては、205回路の
カレントスイッチ負荷抵抗と並列にMOSトランジスタ
を挿入して、このMOSトランジスタのオン抵抗を入力
信号に応じて変化させる。
これにより、出力に高電位を与える場合には、MOSト
ランジスタのオン抵抗を下げることにより、負荷抵抗と
MOSトランジスタで構成された並列抵抗の値を小さく
する。この結果、実効的な負荷抵抗が下がるので、前人
(1)に従って、VoHを上昇させることができる。一
方、出力に低電位を与える場合には、MOSトランジス
タのオン抵抗を上げるか、オフとすることにより、実効
的な負荷抵抗をR□ と等しくする。この結果、従来の
回路と同じように、VO,を発生させることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を、図面により詳細に説明する。
第1図は、本発明の第1の実施例回路の動作原理を示す
図である。
第1図では、複数個並列に接続されたECL回路(カレ
ントスイッチとエミッタフォロワ)の1組のみが示され
ており、他は記載が省略されているが、並列に接続され
た複数個のECL回路は全て第1図と同一構成である。
第8図に示す従来例の回路に比べて、スイッチS1と8
2を付加した点が、本実施例の新しい構成である。
第1図の回路において、この回路が非選択のときには、
スイッチS1.S2を共にオフにすることにより、カレ
ントスイッチ電流をオフにするとともに、エミッタフォ
ロワをオフにする。これによって、非選択の場合には、
入力INI、IN2の如何にかかわらず、電流がゼロと
なるため、その回路での消費電力はゼロとなり、また出
力OUTの電位は終端抵抗RTを介して終端電圧vTの
値となる。
一方、選択時には、スイッチS1.S2をオンすること
により、カレントスイッチ電流を流すとともに、エミッ
タフォロワをオンにする。この場合の出力は、入力IN
I、IN2に応じて′I′。
′0′の電位が得られる。これらの出力電位は。
11′のとき−VaHとな’J、’O’ のと@−I、
XR1−V、、となる。すなわち、11′のときには、
ECL回路のトランジスタQ8がオン、Q2がオフとな
るため、カレントスイッチ負荷抵抗R工を流れる電流は
殆んどゼロであり、従って出力電位は。
エミッタフォロワQ、のベース・エミッタ間順方向電性
降下分v8F:たけアース電位より低い電位となる。ま
た、 ′0′のときには、ECL回路のトランジスタQ
2がオン、Q□がオフとなるため、抵抗R1にはカレン
トスイッチ電流工□が流れ、従って、出力電位は、抵抗
R工での電圧降下分I、XR1とエミッタフォロワQ、
のベース・エミッタ間電圧降下分vB6だけアース電位
より低い電位となる。
ECL回路を並列に複数個ワイアドオア接続したとき、
1つの組が選択されると、その組におけるgll、lQ
j が出力され、その他の組の出力は低電位となって出
力に無関係となる。
このような構成にすることによって、非選択時には消費
電流をゼロにしたまま、エミッタフォロワ出力に低電位
が得られるので、ワイアドオア結線も可能になる。
第2図は、本発明の第1図の具体例を示す回路図である
第2図においては、スイッチS1 とカレントスイッチ
電流源をnMOsトランジスタMNIで構成し、スイッ
チS2 をPMOSトランジスタMP1で構成する。そ
して、これらのMOSトランジスタMNI、MPIを制
御電圧φ。7.T−で制御する。非選択時には、φ。、
を低電位に、1謬を高電位にすることにより、トランジ
スタMNI、MP1を共にオフにする。このようにして
、カレントスイッチの電流をゼロにしたまま、出力に終
端抵抗vTの低電位出力を得る。なお、エミッタフォロ
ワのベース・エミッタ間に並列に設けられたnMOSト
ランジスタMN2は、非選択時のベース電位をフローテ
ィング状態にしないためのものである。このMN2は、
ベースと766間、あるいはベースとvT間に挿入して
もよい。
一方、選択時には、φ。、を高電位に、T−を低電位に
することにより、MNIにカレントスイッチ電流を、ま
たMPIにエミッタフォロワトランジスタQ3のベース
電流を、それぞれ流し、入力INI、IN2に応じた出
力OUTの電位を得るのである。
第3図は、第2図の変形例を示す回路の構成図である。
第り図においては、カレントスイッチ電流として、バイ
ポーラトランジスタと抵抗を組合わせた定電流源を用い
ている。破線で囲まれた回路ブロック1は、定電流源用
バイポーラトランジスタのベース印加電圧vC8の発生
回路である。また、回路ブロック2は、出力OUTの否
定側エミッタフォロワ回路(Q、、Q、)と、負荷抵抗
(R□)に並列に挿入されたPMOSトランジスタMP
2より構成され、後述するように、出力の高電位を上昇
させるためのものである。すなわち、回路ブロック2は
、第2の実施例(第4図〜第7図)を第1の実施例に組
込んだものである。従って、回路ブロック2については
、第2の実施例でさらに詳細に説明する。
簡単に動作を述べると、待機時には、第2図の場合と同
じように、制御電圧φ。、が低電位、口が高電位となり
、カレントスイッチとエミッタフォロワの電流源ベース
電圧はゼロとなるため、カレンI・スイッチ電流とエミ
ッタフォロワ電流はゼロとなる。また、出力OUTは、
終端電圧vTと等しい値が得られる。
一方、動作時には、制御電圧φ。、が高電位になるとと
もに、φ0.が低電位となるため、トランジスタMN3
とMPIがオンとなり、カレントスイッチと付加された
エミッタフォロワQ4には所定の電流10.I2が流れ
る。従って、入力INI。
IN2に応じた出力OUTを得ることができる。
破線の回路ブロック2の役目は、動作時のOUTの高電
位を上昇させることである。これは、入力電圧INIが
IN2より高電位のとき、出力に高電位の′1′を出力
させるが、消*’?a流を低減させるためにカレントス
イッチの電流値11を小さくすると、一定の出力振幅を
出すための負荷抵抗R1が大きくなり、ベース電流によ
る電圧降下が大きくなって、その結果、OUTの高電位
が下がってしまう。そこで、INIがIN2よりも高電
位の時には、付加エミッタフォロワ・トランジスタQ4
をオフにして、トランジスタMP2のゲート電位を低く
することによりMP2をオンさせ、負荷抵抗R1とトラ
ンジスタMP2のオン抵抗で決ま把実効的な負荷抵抗を
下げて、出力トランジスタQ、のベース電位降下vB6
を減少させ、それにより出力OUTの高電位を上昇させ
るのである。
次に、出力OUTが低電位の時には、トランジスタQ□
にカレント電流工、が流れず、エミッタフォロワ・トラ
ンジスタQ4の出力により、MP2のゲート電位を高く
するため、MP2は殆んどオフとなり、その結果、この
OUT低電位に与える影響は殆んどない。
第4図は1本発明の第2の実施例を示すECL回路とエ
ミッタフォロワの原理構成図である。
第4図の回路においては、ECL回路の負荷抵抗R□と
並列にPMOSトランジスタMPIを設けて、このMP
IのゲートをECL回路と別個に設けた増幅器AMPの
出力で制御する。これにより、カレントスイッチの電流
値工、を小さくしても、出力OUTの高電位を低下させ
ることなく、11+、(Q+ を出力することができる
入力INIがIN2より高電位の場合、トランジスタQ
□がオン、Q2がオフになる。また、入力INIがIN
2より高電位のため、AMPの出力は低電位になり、ト
ランジスタMPIをオンにする。このようにして、抵抗
R工とトランジスタMP1の並列接続により実効抵抗が
下がるので、トランジスタQ、のベース電流による電位
降下も減少する。従って、負荷抵抗R□の抵抗値が大き
くなったり、あるいはトランジスタQ3のベース電流1
.が多くなっても、出力電位V。Hの低下を防ぐことか
できる。
逆に、入力INIがIN2より低電位の場合には、トラ
ンジスタQ1がオフ、Q2がオンになる。
また、入力INIがIN2より低電位のため、AMPの
出力は高電位になり、トランジスタMPIはオフないし
それに近い状態となる。その結果、カレントスイッチ電
流11は殆んど抵抗R工だけに流れ、従来のECL回路
と同じように、出力電位voLは、 VOL=  I x RlI BLRx  Vnpとな
る。この場合にも、エミッタフォロワトランジスタQ3
のベース電流IBLによる電位降下は存在す゛るが、出
力がV。Lの時、前述の終端条件ではIol、斗5mA
で、ベース電流(rBL= I OL/ h FIE)
は少なくなる。また、仮にこの電位降下により出力V。
Lが下がることになっても、出力振幅(■。□−VoL
)の増加、つまり回路動作マージンの増加につながるの
で、問題はない。
第4図の回路構成により、カレントスイッチ電流■、が
小さく、かつ負荷抵抗R1が大きな値であっても、トラ
ンジスタMPIによる等価抵抗減少の効果によって、出
力高電位V。Hの低下を阻止することができる。また、
出力低電位V。Lに対しては、従来のECLu路と同じ
ように、トランジスタUPIの効果を無視して設計する
ことができる。
第5図は、第4図の具体例を示す回路構成図である。
第5図においては、第4図のAMPを、pM。
SトランジスタMP4.MP5およびn M OSトラ
ンジス5MN4.MN5から構成される回路、いわゆる
カレントミラー回路にした例が示される。
カレントミラーアンプの出力は、完全にOV(High
時)あるいはVHg(Low時)のレベルが得られるの
で、トランジスタMPIを完全にオンおよびオフするこ
とが可能である。
第6図は、第5図の変形例を示す回路構成図であり、バ
イポーラ回路で第4図のAMPを構成し。
たちので、第3図の回路ブロック2内の回路構成と同じ
である。
第3図でも述べたように、第6図では、ECLu路の出
力に対して、否定側より別個のエミッタフォロワ回路(
Q、、Q、)を設け、その出力でトランジスタMPIの
ゲートを制御している。この場合、ゲート電圧はバイポ
ーラ回路の出力であるため、第5図の回路の場合はど大
きくとれないので、MPIを完全にオン・オフすること
はできないが。
ゲート電圧の応答速度が速いのが利点である。抵抗R2
の値をバイポーラトランジスタが飽和しない程度にR1
の値より大きくとれば、トランジスタMPIのゲート電
圧の変化も大きくできるので、よりMPIのオン抵抗を
下げることができる。
′ 例えば、カレントスイッチ電流 11=2mA、R
,=”500Ω、R2=7500.バイポーラの電流増
幅率り、Fl=50、MPIのゲート幅とゲート長を2
00μm、および1.5μmとした時、出力V。Hの発
生時のベース電流は約70%がMPIを流れ、30%が
R2を流れる。MPIの寄与により、出力電位V。l(
は、付加されないときに比べて約150mVも上昇する
。また、MPIを付加しても、ECLu路としての遅延
時間は殆んど影響がない。
このようにして、他の特性を損うことなく、高電位出力
V。Hのみを改善することが可能である。
第7図は、第6図のさらに変形例を示す回路構成図であ
る。
すなわち、第7図では、第6図の回路をさらに拡張し、
ECLu路の肯定側と否定側の両方の負荷抵抗と並列に
pMOSトランジスタを組込んで、  いる。この例で
は、両側の出力を取り出す場合に好適であって、R□と
R2の各々に並列にトランジスタMPI、MP2を設け
、これらのMPI、MP2をそれぞれのエミッタフォロ
ワの出力により制御するのである。これにより、第6図
と同じ効果を相補出力に対して得ることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、複数のECLu
路のエミッタフォロワ出力をワイアドオア接続した回路
において、エミッタフォロワ・トランジスタのベースと
カレントスイッチ電流源にそれぞれスイッチを設けるこ
とにより、待機状態のECLu路の消費電流をゼロにし
たまま、出力に低電位が得られる。また、個々のECL
u路においても、消費電流の低減のため、カレントスイ
ッチ電流を小さくし、かつ負荷抵抗を大きくした場合、
負荷抵抗と並列にMOSトランジスタを設けることによ
り、出力の高電位を上昇させることができるので、低消
費電流またはバイポーラトランジスタの電流増幅率が低
い場合でも、ECLu路として必要な高電位出力を得る
ことが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例を示す回路原理図、′第
2図は第1図の具体例を示す回路構成図、第3図は第2
図の変形例を示す回路構成図、第4図は本発明の第2の
実施例を示す回路原理図、第5図は第4図の具体例を示
す回路構成図、第6図は第5図の変形例を示す回路構成
図、第7図は第6図のさらに拡張例を示す回路構成図、
第8図は従来のワイアドオアによる複数個のECLu路
の図、第9図は従来のECLu路とエミッタフォロワの
組合わせ回路図である。 ■Il:I2:電源電圧、VOt、:低電位出力、Vo
HC高電位出力、hFE:バイポーラトランジスタの電
流増幅率、INI、IN2:入力端子、■、r:終端電
圧、RT:終端抵抗、VBE:: トランジスタのベー
ス・エミッタ間順方向電位降下、Vcs:定電流源駆動
電圧、OUT :出力端子、R□負荷抵抗、φ。、。 [=制御信号、Q、〜Q、:バイボーラトランジスタ。 第   1   図 第  2   図 t 第   3   図 VBE 第  4   図 VBE 第   5   図 ER 第  6   図 VEE 第   7   図 第   8   図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、カレントスイッチとエミッタフォロワよりなる回路
    を複数個並列にエミッタ結合して論理和回路を構成した
    半導体回路において、上記カレントスイッチのスイッチ
    電流をオン・オフする第1のスイッチング手段と、該カ
    レントスイッチの負荷抵抗と上記エミッタフォロワのベ
    ースとの間に挿入された第2のスイッチング手段とを有
    し、複数個のうち非選択時のカレントスイッチでは、上
    記第1と第2のスイッチング手段を共にオフすることに
    より、上記エミッタフォロワの出力電位を低下させるこ
    とを特徴とする半導体回路。 2、上記第1と第2のスイッチング手段は、いずれもM
    OSトランジスタで構成され、該MOSトランジスタの
    ゲートに制御信号を加えることにより、各スイッチング
    手段をオン・オフすることを特徴とする特許請求の範囲
    第1項記載の半導体回路。 3、上記カレントスイッチでは、該カレントスイッチの
    負荷抵抗と並列にMOSトランジスタを接続し、該カレ
    ントスイッチの入力信号に応じて、上記MOSトランジ
    スタのオン抵抗を変化させ、出力が高電位のときには該
    オン抵抗を下げ、出力が低電位のときには該オン抵抗を
    上げるか、該MOSトランジスタをオフにするかのいず
    れかにすることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    の半導体回路。 4、上記カレントスイッチは、負荷抵抗に並列に接続さ
    れたMOSトランジスタの制御回路として、MOSトラ
    ンジスタよりなるカレントミラー回路を用いたことを特
    徴とする特許請求の範囲第3項記載の半導体回路。 5、上記カレントスイッチは、肯定側と否定側の一方ま
    たは両方の負荷抵抗と並列にMOSトランジスタを接続
    し、該カレントスイッチの入力信号に応じて、いずれか
    一方のMOSトランジスタのオン抵抗を、該カレントス
    イッチの出力により制御することを特徴とする特許請求
    の範囲第3項または第4項記載の半導体回路。
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