JPH01156060A - 塩化ビニル系樹脂成形品 - Google Patents

塩化ビニル系樹脂成形品

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JPH01156060A
JPH01156060A JP31644787A JP31644787A JPH01156060A JP H01156060 A JPH01156060 A JP H01156060A JP 31644787 A JP31644787 A JP 31644787A JP 31644787 A JP31644787 A JP 31644787A JP H01156060 A JPH01156060 A JP H01156060A
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JP
Japan
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vinyl chloride
chloride resin
resin molded
molded product
film
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JP31644787A
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Kazuya Kinoshita
一也 木下
Atsushi Obayashi
厚 大林
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Mitsubishi Kasei Vinyl Co
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Mitsubishi Kasei Vinyl Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、塩化ビニル系樹脂成形品に関する。
さらに詳しくは、可塑剤などの表面移行を防止し、成形
品表面の汚染を防止した塩化ビニル系樹脂成形品に係わ
るものである。
「従来の技術−1 塩化ビニル系樹脂は、比較的安価で、化学的変化をおこ
しにくく、可塑斉ダをその量を変えて配合することによ
り、硬質から軟質まで広範囲に性質を変えることができ
る。そして例えば硬質のパイ  ”プ、床材、シート、
フィルム、軟質のビニルクロス、繊維、壁材、シート、
農業用フィルム、一般用フィルム日用品雑貨等、硬軟と
もに多くの用途がある。
しかし、可塑剤を配合した塩化ビニルM 144脂成形
品は、長期間経過すると、可塑剤が成形品表面にブリー
ド・アウトし、他の物質に移行したり、水や溶剤などに
抽出されるなどして、好ましくない現象を呈するという
欠点がある。
例えば、A B S 81脂、耐衝撃性ポリスチレン又
は一般用ポリスチレン等のスチレン系樹脂よりなるテレ
ビジョン、ビデオデツキ、パーソナルコンピユータ−等
の電気製品のハウジングに軟質塩化ビニル系樹脂成形品
が接触すると、ハウジングに可塑剤が移行する。この移
行により、ハウジングには汚染斑が生じたり、亀裂が生
じたりして美観を損ね、商品価値を著しく低下させ、場
合によっては機能を低下させることもある。
また、塩化ビニルM樹脂よりなる成形品が、床材、壁材
などの内装材料、テント、農業用フィルムなどの屋外で
使用されるものである場合は、成形品表面にブリード・
アウトした可塑剤に、塵埃が付着して汚染されるという
欠点がある。成形品が包装用に使用されるフィルムであ
る場合には、ブリード・アウトした可塑剤がフィルムへ
の印刷性を低下させたり、ヒートシール法によって接着
した部分の強度を低下させる。
これらの問題を解決する方法として塩化ビニル系樹脂成
形品の表面を、特定の樹脂や塗料で被覆する手法が提案
されている0例えば特公昭46−29639号公報、特
公昭50−28117号公報等には、塩化ビニルM樹脂
成形品の表面に、アクリル系樹脂を塗布する方法が提案
されている。
更に、特公昭52−6214号公報には、官能基を有す
るビニルモノマー共重合体の溶剤溶液に、インシアネー
トまたはメラミン樹脂を架橋剤として加え、ポリ塩化ビ
ニルフィルムに塗布し、フィルム上で部分架橋させる方
法が提案されている。
しかしながら、上記改良法に従って成形品表面に形成さ
れる被膜は、いずれも熱可塑性樹脂を主体としたもので
あるため、使用時または使用前の保管の際の雰囲気温度
が高い場合には、可塑剤等の成形品表面へのブリード・
アウトを防1卜するのに充分でなく、所望の性能を発揮
し得ないという欠点があった。
これらの欠点を改良するために、例えば特開昭55−1
6182+3号公報には、塩化ビニル系樹脂成形品の表
面に、エネルギー線照射により重合するエポキシ樹脂組
成物に由来する被膜を形成する方法が提案されている。
また、特開昭56−53070号公報には、ポリ塩化ビ
ニルフィルムの片面または両面に、光または電子線で硬
化しうるa、β−不飽和基を有するカルボン酸誘導体を
塗布して、この塗布液に由来する被膜を形成する方法が
記載されている。
しかしながら、これらの改良法によっても、成形品表面
への可塑剤ブリード・アウトを防止し、成形品表面の汚
染を防止するには、充分ではないというのが実状である
[発明が解決しようとする問題点1 本発明者らは、かかる状況にあって、塩化ビニル系樹脂
成形品に配合される諸添加剤、特に可塑剤の表面移行防
止性にすぐれ、耐汚染性ならびに防塵性を備え、しかも
、その効果が持続する表面に被膜の形成された塩化ビニ
ル系樹脂成形品を提供することを目的として、鋭意検討
した結果、本発明を完成するに至ったものである。
[問題点を解決するための手段」 上記の問題点は本発明に係わる塩化ビニル系樹脂成形品
を使用することにより解決される。すなわち、本発明の
要旨とするところは、塩化ビニル系樹脂成形品表面に、
珪素原子に直結する加水分解性基を有するンラン化合物
と無機シリカゾル、さらにプラス転移温度が35・28
0℃の範囲にあるアクリル系樹脂とを配合した被覆組成
物に由来する被膜が形成されてなることを持金とする塩
化ビニル系樹脂成形品に存する。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明において塩化ビニル系樹脂とは、ポリ塩化ビニル
のほか、塩化ビニルが主成分を占める共重合体を含む。
塩化ビニルと共重合しうるllj 猜体化合物としては
、塩化ビニリデン、エチレン、プロピレン、アクリロニ
トリル、マレイン酸、イタ −コン酸、アクリル酸、メ
タクリル酸、酢酸ビニル等があげられる。これら塩化ビ
ニル系樹脂は、乳化重合法、懸濁重合法、溶液重合法、
塊状重−合法等の従来公知の製造法のうち、いずれの方
法によって製造されたものであってもよい。
上記基体となる塩化ビニル系樹脂には、柔軟性を付与す
るために、この樹脂100重f1gに対して、1重量部
以−ヒ、好ましくは20−、60重量部の可塑剤が配合
される。可塑剤の配合量を上記範囲とすることにより、
■的の軟質塩化ビニル成形品に、すぐれた柔軟性と機械
的性質を付与させることができる。
可塑剤としては、例えば、ノー11−オクチル7タレー
F、ジー2−エチルへキシル7タレート、ジベンジル7
タレート、ジイソデシル7タレート、ジドデシル7タレ
ート、ジイソデシル7タレート等の7タル酸誘導体;ノ
オクチル7タレート等のイソフタル酸誘導体;ノーn−
ブチルアジペート、ノオクチルアノペート等の7ノピン
酸誘導体;ジ−n−ブチルマレート等のマレイン酸誘導
体; トリー〇−ブチルシトレート等のクエン酸誘導体
;モノブチルイタフネート等のイタコン酸誘導体;ブチ
ルオンエート等のオレイン酸誘導体;グリセリンモノリ
シルレート等のリシ/−ル酸誘導体;その池、トリフレ
ノルホスフェート、トリキシレニルホスフェート等のリ
ン酸、エステル系可塑剤、エポキシ化大豆油、エポキシ
樹脂系可塑剤等があげられる。
本発明に係わる塩化ビニル系樹脂成形品がテント、農業
用フィルムなどの屋外で使用されるものである場合必要
に応じて紫外線吸収剤が配合される。
使用しうる紫外線吸収剤は、特に種類は問わないがベン
ゾフェノン系紫外線吸収剤又はベンゾトリアゾール系紫
外線吸収剤が特に好ましく、具体的には次のようなもの
があげられる。
ベンゾフェノン系紫外線吸収剤−一2−ヒドロキシ−4
−メトキシベンゾ7ヱノン、2.4−ジヒドロキシベン
ゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−n−オフ)キシベン
ゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−2I−カ
ルボキンベンゾフェノン、2.2′−ジヒドロキシ−4
,41−ノットキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−
4−ベンゾイルオキシベンゾ7エ/ン、2,2°−ジヒ
ドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキ
シ−4−メトキシ−5−スルホンベンゾフェノン、2.
2’、4.4’−テトラヒドロキシベンゾ7エ/ン、2
.21−ジヒドロキシ−4,4′−ジメトキシベンゾフ
ェノン、2−ヒドロキシ−5−クロルベンゾフェノン、
ビス−(2−メトキシ−4−一ドロキシー5−ベンゾイ
ルフェニル)メタン。
ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤−一 2−(2’−
ヒドロキシフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’
−ヒドロキシー5′−メチルフェニル)ベンゾトリアゾ
ール、2−(2’−ヒドロキシ−5゛−メチルフェニル
)−5−カルボン酸ブチルエステルベンゾトリアゾール
、2−(2”−ヒドロキシ−5′−メチルフェニル)−
5,6−ジクロルベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒ
ドロキシ−5′−7チルフエニル リアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5°−L−ブチ
ルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(
2 ’ーヒドロキシー5゛−t−ブチルフェニル)ベン
ゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5゛−アミ
ノフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2゛−ヒドロ
キシ−3’.5’−ツメチルフェニル)ベンゾトリアゾ
ール、2−(2”−ヒドロキシ−3’,5’−ツメチル
7ヱニル)−5−メトキンベンシト’J 7ゾール、2
−(2°−メチル−41−ヒドロキシフェニル)ベンゾ
トリアゾール、2−(2’ーステ7リルオキシー3”、
5’−ツノチル7エ二ル)−5−メチルベンゾトリアゾ
ール、2−(2’ーヒトロキシ−5−カルボン酸フェニ
ル)ベンシト1J7ゾールエチルエステル、2−(2°
−ヒト四キシー31ーメチル−5°−t−ブチル7ヱニ
ル)ベンゾトリアゾール、2 −(2 ’ーヒドロキシ
ー39。
s’−y−t−ブチルフェニル)−5−クロロベンゾト
リアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3゛−を−フチ
ルー5’−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリア
ゾール、2−(2°−ヒドロキシ−51−ノドキシフェ
ニル)ベンゾトリアゾール、2−(21−ヒドロキシ−
3’,5’−ノーt−ブチル7エ二ル)−5−クロロベ
ンゾトリアゾール、2−(2゛−ヒトaキシ−5゛−シ
クロヘキシル7エ二ル)ベンゾトリアゾール、2−(2
’−ヒドロキシ−4’,5’−ツメチルフェニル)−5
−カルボン酸ベン/)リアゾールブチルエステル、2−
(2’−ヒドロキシ−3’,5”−ジクロル7ヱニル)
ベンゾトリアゾール、2 −(2 ’−ヒドロキン−4
’,5’−ノクロルフェニル)ベンゾトリアゾール、2
−(2゛−ヒドロキシ−3°、5゛−ツメチルフェニル
)−5−エチルスlレホンベンソトリアソール、2−(
2゛−ヒドロキシ−4゛−オクトキシフェニル)ベンゾ
トリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5゛−メトキ
シフエニル)−5−メチルベンゾトリアゾール、2−(
2’−ヒドロキシー5′−メチル7ヱニル)−5−カル
ボン酸エステルベンゾトリ7ゾール、2−(2°−7セ
トキシー5゛−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール。
上記紫外線吸収剤の配合量は、基体の塩化ビニルP、樹
脂100重量部に対し、0.05〜5重量部の範囲が好
ましい。
また前記塩化ビニル?、樹脂は、防曇性が要求される場
合等、必要に応じて、界面活性剤が配合される。その具
体例としてはソルビタンラウレート、ソルビタンミリス
リテート、ソルビタンパルミテート、ソルビタンステア
レート、ソルビタンイソステアレート、ンルビタンベヘ
ネート、ソルビタンオレート、ソルビタンヒドロキシス
テ7レート、ソルビタンパルミテートのエチレンオキサ
イトイ寸加物、ソルビタンステアレートのエチレンオキ
サイド付加物などの脂肪酸のソルビタンエステル類、ポ
リオキシエチレンノニルフェニルエーテル類、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル キシエチレン脂肪酸エステル類、シュ〃ーエステル類、
セルロースエーテル類などがあげられる。
これら界面活性剤は、1種でも2種類以上を混合して用
いてもよい。
更に前記塩化ビニル系樹脂には、必要に応じて、成形用
の合成樹脂に通常配合される公知の0(脂添加物、例え
ば、光安定剤、酸化防止剤、熱安定剤、滑剤、顔料、無
機フィラー、染料等を配合できる。
これら樹脂添加物は、通常の配合量、例えば塩化ビニル
系樹脂100重量部に対し、IO重置部以下で使用する
ことができる。
しかして、可塑剤を含め、その他公知の0(脂添加物を
配合し、成形用の塩化ビニル系樹脂配合組成物とするに
は、通常の配合、混合技術、例えぼりポンプレンダ−、
バンバリーミキサ−、スーパーミキサーその他の配合機
、混合機を使用す・る方法を採用することができる。
塩化ビニル系樹脂配合組成物を成形して、本発明の塩化
ビニル系樹脂成形品にする場合の形状については特に制
限はない.しかし、被膜を形成する工程の容易さからシ
ート状、フィルム状、板状、あるいは管状の形態のもの
が適している.これらの成形法としては、通常行われる
、例えばカレンダー成形法、押出成形法、インフレーシ
ョン成形法、射出成形法等のなかから適宜採用される。
本発明に係わる塩化ビニル系樹脂成形品は、表面に珪素
原子に直結する加水分解性基を有するシラン化合物と、
無機シリカゾル、さらにガラス転移温度が35〜80℃
の範囲にあるアクリル系樹脂とを配合した被覆組成物に
由来する被膜が形成されてなることを特徴とするもので
ある。
シラン化合物は、珪素原子に直結する加水分解性基を有
・するものが使用できる。
例えば、アミノメチルトリエトキシシラン、N−β−7
ミノエチル7ミノメチルトリノトキシシラン、γー7ミ
ノプロビルトリメトキシシラン、N−(トリメトキシシ
リルプロピル)−エチレンノアミン、N−(ジメトキシ
メチルシリルプロビル)−エチレンノアミン等のアミ/
アルキルアルコキシシラン キシシラン、γーグリシドキシプロビルメチルノメトキ
シシラン、β−(3.4−エポキシシクロヘキシル)二
チルトリメトキシシラン、β−(3,、1−エポキシシ
クロヘキシル)エチルメナルノメトキシシラン等のエポ
キシアルキルアルコキシシラン; γーメルカプトプロ
ピルトリメトキシシラン、γーメルカプトプロピルメチ
ルジメトキシシラン等のメルカプトアルキルアルフキシ
・シラン;テトラメトキシシラン、テトラエトキシシラ
ン、テトラブトキシシラン、トリメトキシネオペントキ
シシラン、ジメトキシノネオベントキシシラン等のテト
ラアルフキジシラン; メチルトリメトキシシラン、メ
チルトリエトキシシラン、エチルトリエトキシシラン、
エチルトリエトキシシラン等のアルキルトリアルコキシ
シラン; ノメチルノメトキシシラン、ジメチルジェト
キシシラV等のノアルキルジアルコキシシラン; γ−
クロロプロピルトリメトキシシラン、3,3.3−)リ
クロロプロビルトリメトキシシラン等のハロゲン化アル
キルアルコキシシラン; メチルトリアセトキシシラン
、ジメチルノアセトキシシラン等のフルキルアシロキシ
シラン; トリメトキシシラン、トリエトキシシラン等
のヒドロシラン化合物;ビニルトリットキシシラン、ビ
ニルエトキシシラン、ビニルトリス(β−7トキシエト
キシ)シラン、アリルトリエトキンシラン、γ−(メタ
)アクリロキシプロピルトリメトキシシラン、γ−(メ
タ)アクリロキシプロピルトリエトキシシラン、γ−(
メタ)アクリロキシプロピルメチルジメトキシシラン等
の不飽和基含有シラン化合物の単量2体もしくは重合体
、さらにはその加水分解物が用いられる。
加水分解物は、例えば、酸ないしアルカリ触媒存在下、
アルフキジシランに少量の水を添加することによって6
0パす100%加水分解されたものが用いられる。これ
らシラン化合物の中で特に、テシラアルフキシシランの
単量体もしくは重合体あるいはその60〜100%加水
分解物が好ましい。
又、上記シラン化合物は、2種以上を併用しても差支え
ない。
本発明において無機シリカゾルは、5iO2(シリカ)
のコロイド粒子状分散液で、水〃ラスを原料とした種々
の製゛造方法、例えば水ガラスを酸で分解し透析法(電
気透析法)によって不純物を除去する方法、イオン交換
樹脂を用い水ガラスからシリカゾルを得る方法の他に、
シリカゲルを少量のアルカリ存在下加熱することにより
ゾルを得る解膠法、あるいはケイ酸エステル、硫化ケイ
素、四塩化ケイ素等の加水分解によって製造されたもの
である。
使用する無機シリカゾルは、その平均粒子径が5〜15
0論μの範囲のものが好ましい。平均粒子径が150m
μを超えると、塗膜が白く失透して、成形品が透明の場
合好ましくない。又、5−μに満たないときは、無機シ
リカゾルの安定性に欠けるので好ましくない。
これら無機シリカゾルが、単独であっても22種以上の
併用であってもかまわない。
本発明においてアクリル系O(脂とは、アクリル酸ある
いはメタクリル酸のアルキルエステル類からなる単量体
混合物を共重合して得られる重合体をいう。
アクリル酸あるいはメタフルル酸のアルキルエステル類
としては、メチルアクリレート、エチルアクリレート、
11−プロピルアクリレート、1so−プロピルアクリ
レート、11−ブチルアクリレート、1sO−ブチルア
クリレート、シクロヘキシルアクリレート、2−エチル
へキシルアクリレート、デシル7クリレート、ドデシル
アクリレート、トリデシルアクリレート、ステ7リルア
クリレート等のようなアクリル酸のC1〜C22のアル
キルエステル類二メチルメタクリレート、二チルメタク
リレート、n−プロピルメタクリレート、1so−プロ
ピルメタクリレ−)sn−ブチルメタクリレート、1s
o−ブチルメタクリレート、シクロヘキシルメタクリレ
ート、2−エチルへキシルメタクリレート、デシルメタ
クリレート、ドデシルツタクリレート、トリデシルメタ
クリレート、ステアリルメタクリレ−)等のようなメタ
クリル酸の01〜C2□のアルキルエステル類:その他
ヒドロキシメチル7クリレート、ヒドロキシメチルメタ
クリレート、2−ヒドロキシエチルアクリレート、2−
ヒドロキンエチルメタクリレート、2−ヒドロキシプロ
ピルアクリレート、2−ヒドロキシプロピルメタクリレ
ート、3−ヒドロキシプロピルアクリレート、3−ヒド
ロキシプロピルメタクリレート、2−ヒドロキシブチル
アクリレート、2−ヒドロキシブチルメタクリレート、
4−ヒドロキンブチルアクリレート、4−ヒドロキシブ
チルメタクリレート、2−ヒドロキシペンチル7クリレ
ート、2−ヒドロキシペンチルメタクリレート、6−ヒ
ドロキシへキシル7クリレート、6−ヒドロキシへキシ
ルメタクリレート等があげられる。
単量体混合物には、これら単量体と共重合可能な他の単
量体を配合することかで訃る。
共重合可能な単量体としては例えば、分子内に1個もし
くは2個以上のカルボキシル基を含むa1β−不飽和カ
ルポン酸化合物があり、アクリル酸、メタクリル酸、イ
タフン酸、マレイン酸、アコニット酸、クロトン酸等が
あげられる。
又、例えばスチレン、アクリロニトリル、メタクリロニ
トリル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、アクリルア
ミド、メタクリルアミド、n−ブトキシアクリルアミド
、n−ブトキシメタクリルアミド等を配合することがで
きる。
アクリル系樹脂は、これら単量体の2種以上を所定量組
み合せて有機溶媒とともに重合缶に仕込み、重合開始剤
、必要に応じて分子量調節剤を加えて、撹拌しつつ加熱
し、重合する。この際、使用しうる重合開始剤としては
、a、a−7ゾビスイソプチロニトリル、ベンゾイルパ
ーオキサイド、クメンハイドロパーオキサイド等のラジ
カル生成触媒があげられ、分子ti1節剤としてはブチ
ルメルカプタン、n−ドデシルメルカプタン、tert
−ドデシルメルカプタン、β−メルカプトエタノール等
があげられる。
重合に用いる有機溶媒としては、メタノール、エタノー
ル、n−プロパツール、インプロパツール、n−ブタノ
ール、5ee−ブタノール、tert−ブタノール、+
17ミ°ルアルコール、イソアミルアルコール、ter
t−7ミルアルコール、n−ヘキシルアルコール、シク
ロヘキサノール等のアルコール類;ベンゼン、トルエン
、キシレン等の芳ftK炭化水素類;酢酸エチル、酢酸
ブチル等の酢酸エステル類;アセシン、メチルエチルケ
トン、メチル−〇−プロピルケトン、メチルイソブチル
ケトン、ノエチルケトン、2−ヘキサノン、3−ヘキサ
ノン、ノーn−プロピルケトン、ツインプロピルケトン
、ジ−n−アミルケトン、シクロへキサノン等のケトン
類;テトラヒドロ7ラン等があり、これらは1種もしく
は2種以−L混合して使用することができる。
本発明におけるアクリル系樹脂は、そのガラス転移温度
(Tg)が35〜80℃の範囲内のものでなければなら
ない、このようなTgのものは、使用する単量体の種類
及び使用量(配合量)の選択によって得られる。しかし
て使用するアクリル系樹脂のTgが80℃を超えると、
このような樹脂を含む被覆MLr&物から形成される被
膜は可視性が不充分で好ましくない。またTgが35℃
に満たないときは、このような樹脂を含む被覆組成物か
ら形成される被膜は軟質塩化ビニル系樹脂フィルム中可
塑剤等の配合剤の表面への滲み出しを防止するのに充分
でなく好ましくない。
前記シラン化合物とp&磯シリカゾルを配合するにあた
っては、固形分重量比で前者が99.51XJ60対後
者が0.5〜40(両者の合計量を100とする)の割
合がよく、特に好ましいのは、99〜70対1〜30で
ある。
前者の配合割合がこれより少ないと、アクリル系樹脂と
配合して形成される被膜の可塑剤等の移行防止性、耐汚
染性の効果が充分でなく、又、逆にこれよりも多いと、
アクリル系樹脂と配合して塗布後、形成される被膜がも
ろくなり、又白濁化して、光線透過率を低下させるので
好ましくない。
一方、上記シラン化合物と無機シリカゾルを調製した組
成物とアクリル系樹脂との配合割合は、固形分重量比で
、シラン化合物と無機シリカゾルとの組成物5〜90対
アクリル系樹脂95〜10(両者の合計量を100とす
る6)の割合がよく、特に好ましいのは10〜80対9
0〜20である。
この範囲内であると、シラン化合物と*mシリカゾル及
びアクリル系樹脂との相乗効果が発揮される。シラン化
合物と無機シリカゾルとを7I4製した組成物の配合割
合がこれより少ないと、形成された被膜の耐汚染性、防
塵効果が充分でないので好ましくない。
又、逆にシラン化合物と無機シリカゾルの配合割合がこ
れより多いと、形成された被膜のべたつきかりどく、可
塑剤等の移行防止性、耐汚染性及び防塵効果が充分発揮
できないので好ましくない。
上記被覆組成物は有機溶媒に溶解して用いることができ
る。
有機溶媒としては、メタノール、エタノール、イソプロ
ピルアルコール等のアルコール類、ヘプタン、シクロヘ
キサン等の脂肪族炭化水素類、べンゼン、トルエン、キ
シレン等の芳香族炭化・水素類、アセトン、メチルエチ
ルケトン、メチルイソブチルケトン等のケトン類、酢酸
エチル、酢酸n−ブチル等の酢酸エステル類等を単独も
しくは2種以、Lの併用で使うことができる。
上記被覆組成物には、これら成分の他に、補助的な成分
、例えば酸化防止剤、中和剤、紫外線吸収剤、光安定剤
、帯電防止剤、顔料、染料、滑M等を配合することがで
きる。
上記被覆組成物を塗布し塩化ビニル系樹脂成形品表面に
被膜を形成するには、成形品の形状に応じて公知の各種
方法が適用される。例えば、溶液状態で被膜を形成する
場合は、ドクターブレードコート法、グラビアロールコ
ート法、エヤナイフコート法、リバースロールコート法
、ティブコート法、カーテンロールコート法、スプレィ
コート法、ロッドコート法等の塗布方法が用いられる。
また、溶液状態とせず上記被覆組成物を単独の被膜とし
て形成する場合は、共押出し法、押出しコーティング法
、押出しラミネート法、ラミネート法が用いられる。
被膜形成法として、塗布方式を用いた場合の溶剤の乾燥
方法としては、例えば自然乾燥法、熱風乾燥法、赤外線
乾燥法、遠赤外線乾燥法等があるが、乾燥速度、安全性
を勘案すれば熱風乾燥法が有利である。この場合の温度
条件は50〜150℃の範囲とし、暗闇は10秒〜15
分の間で選Jffのがよい。
上記被覆組成物を塩化ビニル系樹脂成形品の表面に塗布
して被膜とする場合の塗布蟻は、塗布方式で、乾燥固化
後の量として、0 、1 g/ m”v 10g/論2
の範囲とするのが好ましい。0.1g/論2より少ない
と、塩化ビニル系樹脂成形品中の可塑剤の表面移行を防
止する効果が不充分である。また、   ゛10g/e
a2以上であると、被覆量が多過ぎて、経済的に不利と
なり、特に被覆される塩化ビニル系樹脂成形品がフィル
ム状の構造物である場合は、その機械的強度が低下する
ことがある。したがっで、通常ハ、0.5g/si2〜
5g/m2/)llllffld’最も好ましい、なお
、上記被覆組成物を被覆する前に、塩化ビニル系wm威
形品の表面を予め、アルクールまたは水で洗浄したり、
プラズマ放電処理、あるいはコロナ放電処理したり、他
の塗料あるいはプライマーを下塗りする等の前処理を施
しておいてもよい。
又、本発明に係わる塩化ビニル系樹脂成形品は、後処理
として被膜面を水に浸漬するか、もしくは水蒸気と接触
させると、耐汚染性への効果がさらに向上する。その場
合、酸ないしアルカリ存在下で処理するとより一屑性能
が向上する。
[発明の効果1及び[作用1 本発明に係わる塩化ビニル系樹脂成形品は、その表面に
特定の被膜が形成されており、この被膜が成形品に配合
された可塑剤等の各種樹脂添加物の滲み出しを防+1−
するので耐汚染性に優れるものである。従って本発明の
塩化ビニル系樹脂成形品は美麗な外観を長く維持するこ
とができ、電機器具、内装材、農業用資材等、様々な分
野で利用でき、その産業上の利用価値は大きい。
「実施例」 以下、本発明を実施例にもとづいて詳細に説明するが、
本発明はその要旨を超えない限り、以下の例に限定され
るものではない。
実施例1〜6、比較例1〜7 蒸遺じ74亙)ばT春1− ポリ塩化ビニル(P=1400)  100重量部ノオ
クチル7タレ一ト(可塑剤)  50 〃シリクレシル
ホス7エイト(可塑剤) 5 〃エポキシ化大豆油(安
定剤)     1 〃バリウムー亜鉛系複合安定剤 (安定剤)           1.S//ステアリ
ン酸バリウム      0.2 〃ステアリン酸亜鉛
(滑剤)      Q、4  〃2−ヒドロキシベン
ゾフェノン (紫外線吸収剤)       0.6 〃ンルビタン
パルミテート・ブaピレン オキサイド付加物(防曇剤)     2.0  #を
それぞれ秤量し、スーパーミキサーで10分間攪拌混合
した。
得られた樹脂組成物を、180℃に加温したミルロール
上で混練し、カレングーロールにて、・厚さ0.15%
の軟質塩化ビニル樹脂フィルムを調製した。
乙ヱ」Jら1帆IE!2J13L A、温度計、撹拌機、還流冷却器お上び仕込用ノズルを
備えた反応器に、メチルメタクリレート45重量部、イ
ソプロピルアクリレート35重量部、2−ヒドロキシエ
チルメタクリレート15重量部、アクリル酸5重量部、
ベンゾイルパーオキサイド1重量部、メチルエチルケト
ン200重量部を仕込み、窒素ガス気流中で攪拌しつつ
、80℃で7時間反応させ、アクリル系樹脂溶液を得た
これをアクリル系樹脂(A)とする。
B、A項に記載した例で使用したのと同じ反応器に、メ
チルメタクリレート60重量部、n−ブチルメタクリレ
ート2811量部、2−ヒドロキシエチルメタクリレー
ト10重量部、メタクリル酸2重量部、ベンゾイルパー
オキサイド1重量部、メチルエチルケトン200重量部
を仕込み、A項に記載したのと同様の手順で反応させ、
アクリル系樹脂溶液を得た。これをアクリルl?S樹脂
(B)とする。
C,A項に記載した例で使用したのと同じ反応器に、メ
チルメタクリレート70重量部、エチルアクリレート2
0重を部、シクロヘキシルアクリレート10重量部、ベ
ンゾイルパーオキサイド1重量部、メチルエチルケトン
200重量部を仕込み、A項に記載したのと同様の手順
で反応させ、アクリル系樹脂溶液を得た。これをアクリ
ル系樹脂(C)とする。
D、A項に記載した例で使用したのと同じ反応器に、メ
チルメタクリレート70重量部、2−ヒドロキシエチル
メタクリレート25重量部、アクリル酸5重量部、ベン
ゾイルパーオキサイド1重量部、メチルエチルケトン2
00重量部を仕込み、A項に記載したのと同様の手順で
反応させ、アクリル系樹脂溶液を得た。これをアクリル
系樹脂(D)とする。
E、A項に記載した例で使用したのと同じ反応器にメチ
ルメタクリレート45重量部、エチルアクリレート35
重量部、シクロヘキシルアク−Jレー)20重量部、ベ
ンゾイルパーオキサイド1重量部、メチルエチルケトン
200重量部を仕込み、A項に記載したのと同様の手順
で反応させ、アクリル系樹脂溶液を得た。これをアクリ
ル系樹脂(E)とする。
各樹脂のガラス、転移温度は、第1表に示すとおりであ
り、次式により算出した値である。
[Tg:  疎水性アクリル系樹脂のガラス転移温度(
絶対温度) T g I % T g 2、・・・Tgn;  各成
分1.2・・・nのホモポリマーのガラス転移温度(絶
対温度)Wl、W2、・・・Wn;  各成分1.2・
・・nの重1分率をそれぞれ示す1 恢1!リレ虞工 第1表に示した種類及び量のシラン化合物と無機シリカ
ゾル及びアクリル系樹脂とを配合し、これに固形分が2
0重量%となるようにインプロピルアルコールを加え、
被覆組成物を得た。ただし、比較例2にあってはシラン
化合物を配合しなかった。又、比較例3にあっては無機
シリカゾルを配合しなかった。又、比較例4にあっては
アクリル系樹脂を配合しなかった。比較例5にあっては
、シラン化合物と無機シリカゾルを配合しなかった。
前記の方法で調製した被覆組成物を基体フィルムの片面
に#5バーフーターを用いて、各々塗布した。塗布した
フィルムを130℃のオープン中にて1分間保持して、
溶剤を揮散させた。得られた各フィルムの被膜の量は約
3g/u2であった。ただし、比較例1にあっては被膜
を形成しなかった。
ム4にんへ44 以下の方法においてフィルムの性能を評価し、その結果
をtjSi表に示す。
透明性 波長555論μにおける直光線透過率(日立製作所製、
EPS−2U型使用。)測定結果の表示は、次のとおり
とした。
◎・・・光線透過率が90%以トのもの。
○・・・  〃 70〜89%の範囲のもの。
Δ・・・  〃 50〜69%の範囲のもの。
×・・・  〃 50%未満のもの。
可塑剤移行試験 131!ltiのフィルムを、各/z 10cmX’l
 Oem角に切断し、被膜が形成されている面に、厚さ
0.5醜輪のポリスチレンシートを密着させた。この状
態で、2kgの荷重をかけ、60℃に保持したオープン
内に、48時間放置した。
ついでオープンから取り出し、荷重をとり、ポリスチレ
ンシートを剥離したのち、13種類のフィルム各々の減
量を副室した。
この減量は、数値が小さいほど、フィルム表面からの可
塑剤の移行が少ないことを示す。
耐汚染性 13種類のフィルムを、各々10cmX 10cm角に
切断し、被膜が形成されている面に、静電複写機によっ
て印刷された紙の印刷面を重ね、これを〃ラス板に挟持
した後10011/曽2の荷重をかけて、50℃の条件
下に72時間保持した。fi待時後紙とフィルムを剥離
し、フィルムのインキによる汚染を目視観察した。この
評価基準は次のとおりである。
◎・・・インキが全く認められないもの。
○・・・被膜の一部に、インキの痕跡が認められるもの
Δ・・・被膜の273以上にインキの痕跡が認められる
もの。
×・・・被膜全面にインキの痕跡が認められるもの。
剥離性(べたつき性) 13種類のフィルムを、各々幅5c曽、長さ2゜C−に
切断し、長い方向に対して直角の方向に5CI11間隔
で交互に折り返した。この状態で上から2kgノ衡重を
かけ、50℃に保持したオープン内に1暗闇放置した。
そして、オーブンから取り出し、荷重をとり、フィルム
を引き剥がし、その際の剥離性を観察した。この評価基
準は次のとおりとした。
O・・・全く抵抗がなく、容易に剥がれるもの。
Δ・・・や)抵抗があるもの。
×・・・非常に抵抗があり、剥がすのに力を要するもの
被膜の柔軟性 各フィルムを、幅5 ctms長さ15cmに切断し、
長さ方向に対して直角の方向に、2c論の開隔で交互に
折り返した。この状態で、上がら2kgの荷重をかけ、
15℃に保持した恒温槽内に24時間放置した。ついで
、荷重をとり、フィルムの折り目をのばして、被膜の外
観を肉眼で観察した。
結果を、11表に示す、この試験での評価基準は、次の
とおりである。
◎・・・折り目部分の被膜に、変化が全く認められない
もの。
Δ・・・折り目部分の被膜に、クラックが認められるも
の。
X・・・折り目部分の被膜に、クラックが着しく認めら
れるもの。
防塵性 13種類のフィルムを、三重県−志郡の試験圃場に設置
したパイプハウス(111103輪、奥行5醜、棟高1
 、5 m、屋根勾配30度)に被膜を設けた面をハウ
スの外側にして被覆し、昭和60年11月から昭和62
年10月までの2年間展張試験を行った。展張試験中の
フィルムを経時的に回収し、波長555輸μでの光線透
過率を、分光光度計(日立製作新製、EPS−2U型)
によって測定した。
測定結果の表示は、次のとおりとした。
◎・・・光線透過率が80%以上のもの。
0・・・光線透過率が65〜79%の範囲のもの。
Δ・・・光線透過率が45〜64%の範囲のもの。
×・・・光線透過率が45%未満のもの。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)塩化ビニル系樹脂成形品表面に、珪素原子に直結
    する加水分解性基を有するシラン化合物と無機シリカゾ
    ル、さらにガラス転移温度が35〜80℃の範囲にある
    アクリル系樹脂とを配合した被覆組成物に由来する被膜
    が形成されてなることを特徴とする塩化ビニル系樹脂成
    形品。
  2. (2)シラン化合物がテトラアルコキシシランの単量体
    もしくは重合体あるいはその加水分解物である特許請求
    の範囲第1項記載の塩化ビニル系樹脂成形品。
  3. (3)無機シリカゾルの平均粒子径が5〜 150mμの範囲である特許請求の範囲第1項記載の塩
    化ビニル系樹脂成形品。
JP31644787A 1987-12-15 1987-12-15 塩化ビニル系樹脂成形品 Pending JPH01156060A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4957818A (en) * 1987-08-14 1990-09-18 Mitsubishi Kasei Vinyl Company Molded synthetic resin product

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US4957818A (en) * 1987-08-14 1990-09-18 Mitsubishi Kasei Vinyl Company Molded synthetic resin product

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